『アドルフ・ヒトラー』と名乗る霊が、
【ヒトラー内閣・ナチス党主要人物について】をご覧頂いた皆様からの質問に答える企画の第二弾として、くろりん様から以下の質問を頂きました。
くろりん様:
質問をお願いいたします。
ガス室の存在、虐殺されたユダヤ人の数について捏造説が有りますが本当でしょうか?
管理人:
なるべく質問の意図に沿う回答を得たいと思いますので、質問事項の具体的な部分について確認させて頂けますか。
ガス室については、『当時のアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に、囚人を殺害する為の施設としてのガス室があったのか』という内容でよろしいでしょうか。
また、ユダヤ人虐殺については、例えば『ニュルンベルク裁判において、“400万人がアウシュビッツ強制収容所で死亡した”と認定しましたが、本当に400万人を殺害したのか?』という内容でよろしいでしょうか。
くろりん様:
説明が足りなくて申し訳有りません。
そのような内容でお願いいたします。
■ ユダヤ人を強制収容所に収容した目的について
ヒトラー霊:
まず一つ抑えておきたいことは、ユダヤ人を収容したのは一般市民による迫害から守る為であるという所が一つ。
我々が迫害しようと思って集めた訳ではない。
当時の状況として迫害は確かにあったのですが、一つの場所に集めることによって彼らを守る意図があった。
そして、国外に出てもらって、その後ドイツに一切干渉しないでもらいたいと言うことが最終目的だったので、虐殺すると言うことはまずありません。
そして、犯罪者に対しては、罪を罰するという意味での処刑は行なっていました。
管理人:
では、虐殺ではないと…。
ヒトラー霊:
虐殺は、それをする意味がない。
管理人:
例えば、ヒトラーさんが直接指示していなくても、現場サイドの判断でその様なことが行なわれた可能性はありますか。
ヒトラーさんは当時のドイツにおける最高権力者なのだから、本来であればご自身が裁可しない限り、その様な重大な措置は実施されないはずなのだけど、これまでにも政権内部で権力闘争があったという話も伺っているので、ヒトラーさんには与しない別の派閥の人々が、ヒトラーさんの手の届かないところで暴走して、虐殺が行なわれた可能性はないのでしょうか。
ヒトラー霊:
『虐殺をする』と言うことの意味を分かっていたので、それはあり得ない。
戦争をしている間柄とはまた違う立場なので、そういう状態の――犯罪者の処刑はしていた。
だから、そういうのをもしかしたら、『無抵抗な人を虐殺した』とすり替えている部分はあるでしょう。
管理人:
では、意図的にその様なことはしていないと言うことですね。
ヒトラー霊:
自分の知る限りでは、無いと言うことですね。
管理人:
それでは、それに付け加えて伺いたいのですが、強制収容所とは、いわば刑務所のような施設ではないですか。
そこで戦争も末期になると、収容所の管理者が自分達の身の安全を考えることに忙しくて、収容所に収容された人々にまで気が回らなくなって、そのまま収容所が放棄された結果、餓死してしまったという可能性に付いてはいかがでしょうか。
ヒトラー霊:
もし、放棄された状況であれば逃げ出すことが出来るはずだから、餓死するまでそのままでいる事は考えられない。
管理人:
では、更に関連した質問ですが、そもそも収容所に多くの人を集めていた理由の一つとして、安価な労働力を手っ取り早く確保したかったからではないかという話があります。
当時のヒトラー政権で軍需大臣を務めたシュペーアさんも、その辺りの事情を認識していながら、例えば、ある時期までに特定の数の兵器を生産しなくてはならない場合に、求められた要求を満たす為に収容所の人々を兵器工場の労働力として使われていたのではないか。
その際に酷使されたことが原因で、亡くなった方がかなりいるのではないかというのですが。
ヒトラー霊:
民族性の為なのか、労働力としては余り役に立たない。
管理人:
何故その様な話をするのかというと、ニュルンベルクの裁判でシュペーア氏がユダヤ人虐殺に関与したのではないかと罪を問われた際に、具体的な罪状としてその様な事例が取り上げられた様です。
そこで、ニュルンベルク裁判の内容のどこまでが事実で、どこからが偽りなのかを探りたいと思いました。
100%事実であると言うことはないにしても、100%偽りであるとも言えないと思うのですね。
ヒトラー霊:
ユダヤ人と言われている人達は、他人に使われて労働することを嫌う。
だから、余り工場で働くようなことには向いていない。
管理人:
では、組織的に工場労働に駆り立てることは行なっていない?
ヒトラー霊:
(霊媒Mが「個人的な感情なのだろうね」と前置きして)
とにかく、一切関わりたくなかった。
だから、余計なことをしないで、一刻も早く外に追い出したかった。
管理人:
この話については、この程度でしょうか。
人数が何人と聞かれても、何とも言いようがないですよね。
ヒトラー霊:
大体、とんでも無い!
無抵抗な人間を殺したなら、罪に問われて当然だ。
だが、犯罪者を裁いて、何が虐殺だ!
(霊媒Mが「怒っていますよ」と付け加える)
処刑された人は、犯罪を犯した人だ。
管理人:
では、あくまでも「刑の執行」という目的で――。
ヒトラー霊:
それに、犯罪を犯したユダヤ人と一般のユダヤ人は分けて収容していた。
その辺を混同して、虐殺と騒いでいる。
管理人:
確かに、虐殺という話を言うと、戦争末期に連合国軍がドイツの
ドレスデンに無差別爆撃を行なったのは有名ですし、日本も東京を始めとした諸都市を無差別爆撃されております。
この様な大量虐殺を行なっている当事者が、他人の行いを咎め立て出来る立場にはないだろうと思うのですが、この話については以上でしょうか。
(中略)
ヒトラー霊:
「ユダヤ人が差別されて、虐殺された」と言われているけれども、差別意識の強い人間の方が「差別、差別」と騒ぐ。
彼ら自身の差別意識が強かった。
管理人:
分かりました。
今の日本にも似たような状況があるので、関心のある人は共感できるのではないかと思います。
ヒトラー霊:
それから、戦争をしていた当時のドイツはヒトラーの独裁が酷かったと言われるけれども、ではその酷かったドイツの国民――戦後東と西で割れてしまったけれども、今のドイツを見たときに、そんなに差別的なことを平気で支持してきた人達が、あれだけの国を築けるのかどうかをよく考えて、今のドイツを見て判断して欲しい。
一人の独裁的な人がポッと出てきて、「あいつらは邪魔だから」と言って虐殺するような、そんなことをする人を支持した人達が、あれだけの国を築けるだろうか、あれだけの技術力を持って発展できるだろうかという部分を考えて欲しい。
独裁者が築いたような国はそんなに発展できないはずだから。
それは、今の日本にも言えるのじゃないか。
とにかく、そこがどういう国なのか、そこに住んでいるのがどの様な人達なのかをよく見て、聞いて、触れて判断して欲しい。
民族の性質など、コロッと180度変われないから、培ってきた文化などがあるから誤魔化しは絶対に効かない。
今ある姿をよく見て判断すれば、分かって頂けると思います。
管理人:
そこの部分が、とってつけたような言葉に惑わされて判断を誤ってしまうようでは、まだまだですねと言うことでしょうか。
(2010年2月6日)
くろりん様の質問に対するヒトラー霊の回答は以上です。
ヒトラー霊の主張としては、「ユダヤ人虐殺など行なっていない」という事ですので、対話の中では明言されておりませんが、虐殺の為にガス室を作ったりしないでしょうし、虐殺した人数を語るなど論外だと言うことなのでしょう。
この点については、ヒトラー霊の見解とは別に、様々な研究者によって「ナチスによるユダヤ人虐殺」説への疑問が提示されておりますので、追々真実が明らかになって行くのではないでしょうか。
少なくとも、ニュルンベルク裁判時点における「ユダヤ人虐殺」の事実認定には誤りがあると判断して良さそうです。
ヒトラー霊 & 【Silvercord】管理人