2011年1月20日木曜日

初詣の御神籤から

既に記事【初詣】でもご紹介しましたが、今年の元日は『明治神宮』と『東郷神社』を参拝致しました。
その際に引いた御神籤が、当Blogをご覧の皆様へのメッセージとなっているようですので、順番にご紹介したいと思います。







最初にご紹介するのは、明治神宮です。
明治神宮は明治天皇・昭憲皇太后をお祀りしておりますので、御神籤も明治天皇御製及び昭憲皇太后御歌からなっております。
今回は、こちらの明治天皇御製について、『明治天皇』と名乗る霊にご登場願い、解説をお願いいたしました。






明治天皇御製
折にふれて
さまざまのうきふしをへて呉竹の
よにすぐれたる人こそなりけれ


明治天皇霊
竹のように多くの節を持つ――様々な出来事、苦難にあっても折れることなく対処できるようになるためには、多くの経験の中から様々な事柄を学ぶ必要があります。
様々な苦難を経験して、初めて竹のような強さを得ることが出来ますので、乗り越えた苦難の数に応じて、人は竹のようにしなやかに成長して行く物です。
己の力量を知らずして、苦難を乗り越えることは出来ません。
己を知り、更なる成長を求めて精進されるのがよろしいでしょう。

(2011年1月1日)







続きまして、明治神宮の近くにある東郷神社に参拝し、こちらでも御神籤を引きました。
この御神籤については、御祭神である『東郷平八郎』と名乗る霊に解説をお願いいたしました。



定めなき 風にまかする 菊の香は
夜昼もなく 暁もなし

職責を果たさんと励んでゐる時良心は菊の香のようにただようものです。功利を追ふことを慎みなさい。損得を秤るのは人間で、神は人の良心をはかる。職務にやゝ熱心が足りない。


東郷平八郎霊
己に利することを求める心には、独りよがりな身勝手な心が反映された姿であって、己を利することのみに囚われている状態の時は、周囲に対して目が向いていない状態であるので、周囲への無関心が自分に返ってきます。
『神は人の良心をはかる』とありますが、対人関係でも同じ事で、利益追求ばかりをしている人間の周りには心の繋がりがありません。
心が繋がっていないことによって、一時は繁栄することが出来ても、何か一つ綻びが出来た時に脆く崩れ去ってしまう。
己の為すべき事をよく理解して、そこへ向けて精進して行く、真摯に取り組む姿勢は、その姿そのものが人を引きつけ、幸いを引き寄せます。
利益とは、得ようと思ってかき集める物ではなく、己の心掛けによって後から付いてくる物であることを知りましょう。

(2011年1月1日)





本来でしたら、年明け早々にもご紹介したいと思っておりましたが、プライベートの事情により、公開が遅れてしまいました。
何とか一月中には間に合いましたので、この御神籤に込められた言葉を、今年一年を過ごされるに当たって参考にして頂ければと思います。

【Silvercord】管理人 





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