2015年8月7日金曜日

多国籍軍の兵士達(その2)[小ネタ]

今回は、前回投稿した記事【多国籍軍の兵士達[小ネタ]】の続編となります。
前回の記事では、多国籍軍を率いる米司令官が負傷したところで終わりましたが、その後霊媒より「実はその夢に続きがある」との話がありましたので、ご紹介します。

※ 今回の記事は「小ネタ」枠ですので、霊媒Mから聞いた話を、管理人の記憶に基づいて再構成しました。





■ 霊媒Mが見た夢の続き

傷を負っていた米司令官を目の前にして、取り乱していた自衛隊員の元に、自衛隊司令官がやってきます。
自衛隊司令官がその場の状況を一通り見て確認すると、自衛隊員の目の前で一つ柏手を打ちます。
「パンッ!」と辺りに響く柏手の音に、取り乱していた自衛隊員は「はっ!」として動きを止め、即座に正気を取り戻します。
続けて自衛隊司令官が水槽の脇に歩み寄ると、手にしていた白いイルカを水槽の中に放ちます。
白いイルカは、米司令官を襲ったイルカやクジラの群れに近づいてゆき、それと共に白いイルカが眩しい光を発してゆきます。
白いイルカの光を恐れて、他のイルカやクジラは逃げてゆきますが、いつの間にかその先に魚取り用の網が仕掛けられていて、逃げ出したイルカやクジラは皆網に絡め取られてしまいました。
そして白いイルカは自衛隊司令官の元に戻ってきますが、その口に何かをくわえていました。
米司令官から左目を抉り取ったイルカが、白いイルカから逃げる際にその目を落としたので、白いイルカが回収してきたのです。
白いイルカの口から目を掴んだ自衛隊司令官は、そのまま自衛隊員の手に渡しながら言います。
「君の手で直してあげなさい」
左目を受け取った自衛隊員が頷いて、米司令官の傷跡に左目を宛がうと、傷跡は残ってしまったものの、抉られてしまった左目は正常な機能を取り戻しました。
そこで米司令官は自衛隊司令官に対する見方を改めます。
米司令官と自衛隊司令官が対等の立場で、共同で多国籍軍を率いることとなったのです。

(2015年8月4日)





以上の話は、霊媒Mが霊界の住人から聞いた話だとのことです。
本当は、前回の話と今回の話を一つ繋がりの物語として夢を見ていたらしいのですが、霊媒Mが後半部分を忘れてしまったとのことで、後日とある霊界の住人に教えてもらったのだそうです。
また、霊媒Mの感想として、「自衛隊司令官は最初から一連の事態の成り行きを予想していて、予めそれに備えていたのではないか?(だから魚取り網を準備できた)」と述べていました。
前回の記事についても、ご覧の皆様から様々な解釈を寄せていただきましたが、それを踏まえて今回はどの様な解釈をされるのか、管理人も注目したいと思います。

Silvercord管理人 





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