2015年11月8日日曜日

夢の中まで追いかけて[小ネタ]

前回の記事に続いて、今回も霊媒が見た夢について紹介します。
霊媒の話によると、今回の夢と前回の夢には関連があるとのことですので、前回の夢についての記事【とあるコンビニ店の話[小ネタ]】と併せてご覧下さい。

今回の記事は小ネタ枠になりますので、管理人の記憶に基づいて内容を再構成しております。





■ 霊媒が見た夢

霊媒は夢の中で、どこかへ向かって走ってゆく女の人の後を追いかけていました。
霊媒は女の人に向かって「そちらへ行くと危険だよ」といって止めようとしましたが、女の人は「子供の様子が心配だから」といって、霊媒の声を無視して走っていきます。
その時、霊媒は何故か「あと五分くらいで地震が来るので、そちらへいくと危険だ」と思っていたのだそうです。
かといって、わざわざ危険な方へ走ってゆく女の人を見捨てられずに、女の人の後を追いかけました。
その時、霊媒と女の人は、どこかの通路を走っていたのですが、ふと女の人が、通路の脇にあった、路地のように小さい通路の入り口に入りました。
霊媒もその後を追って、小さい通路の入り口の所へ来ると、ちょうどそこでテレビ番組の撮影を行っていました。
司会のお笑い芸人二人組が、どこかの大学教授の様な人に話を聞いているところで、大学教授は「次に地震が来たら完全に崩れる。もう、持ちこたえられないだろう」などと言っていました。
霊媒が小さい通路のところの壁を見ると、既に大きな亀裂が入っていたのですが、壁の亀裂は拳が入りそうなくらい大きなもので、修復をした気配もありませんでした。
また、この入り口には扉が無く、人が一人やっと通れるぐらいの狭さで、地下に続く長い階段が伸びていました。
階段のある通路は、電灯も無く真っ暗でした。
まるで隠しておきたいみたいにひっそりと存在しており、とても広い開けた場所だったのに人通りもほとんど無い通路でした。
その通路のことも、通路にある出入り口も、その辺りを行き交う人はあまり気にかけていないようでした。
もし目についたとしても、何かの作業用の通用口ぐらいにしか感じていなかったのかもしれません。
しかし、その時の霊媒は、先に小さな通路を潜っていった女の人が心配だったので、思い切って小さな通路に飛び込み、そのまま通路に沿って下の方へ降りていきました。
霊媒はそのまま、前を走る女の人の後を追って、いつの間にかとある建物の脇へ辿り着いていました。
霊媒はその建物を、韓国の放送局「KBS」の社屋と感じたようです。
また、KBSの建物の裏側には高い崖が聳えていて、霊媒が追いかけてきた女の人は、その崖をよじ登っているところでした。
そこでまた霊媒が「そちらへ行くと危険だから」と叫ぶと、女の人は「子供がこの先に居るから」と答えたそうですが、内心では「帰りたくても帰ってこれない。それだけの時間が残されてなさそうだから」と感じていたようです。
そこで霊媒は、女の人を追いかけるのを諦めて、慌てて来た道を引き返します。
霊媒は「あと五分くらいで地震が来る」と思っていたので、早く安全地帯へ避難しなくてはなりませんでした。
霊媒が再び走って、KBSの建物の前を通り過ぎると、ちょうど建物から男性二人・女性一人の韓国人のグループが出てきたところでした。
韓国人グループはのろのろと歩きながら、「もうすぐ地震が来るからどうしようか?」と相談し合っていました。
そのうちの一人が「日本に飲み屋を作ってあるから、そこに行ってのんびり酒でも飲みながら様子を観察していれば良いよ」というようなことを話していました。
そして「店の名前は美保って言うんだぜ」と言っていました。
霊媒は「そんなにゆっくり歩いていて間に合うのか?」疑問でしたが、急いでその場を後にします。
更に来た道を走って戻ると、見た目は小ぎれいでしっかりした作りだけれども、全く人気の無い学校に辿り着きました。
改めてよく見ると、学校の校舎と体育館が並んで建っていて、校舎と体育館の間に細い通路が通っていました。
また、学校の先が崖のような傾斜になっていましたが、KBSの脇にあった崖よりもなだらかで、学校から崖の上に向かって細い道が延びています。
そして、崖の上には、都会の巨大な鉄道駅の様な建物が建っています。
霊媒は崖の上の建物を見て「あそこに辿り着けば大丈夫だ」と思ったので、とにかく急いで学校の中を通り抜け、通路に沿って崖を駆け上がり、何とか駅の様な建物に辿り着きました。
建物の中に入って通路を歩いていると、その通路には学生やビジネスマンなど、多くの人が行き交っているのに、その人の流れを邪魔するように、通路の真ん中に二軒の屋台が建っていました。
しかも、霊媒から見て、手前の屋台は通路の真ん中よりやや左側に建っており、奥側の屋台は真ん中よりやや右側に建っていて、いかにも人の流れを妨害する意図が感じられる配置です。
霊媒は「福岡の屋台の様な作り」だと感じたようですが、手前側の屋台は黄色の看板に「美保」と書いてあったそうです。
店の名前だと思いますが、人の名前を暗示するのではないと感じたそうですが、何を意味するかは分からなかったようです。
ちなみに、奥側の屋台は緑色の看板で、特に名前等は見当たらなかったようです。
そこで霊媒は「さっき韓国人三人組が言っていた飲み屋とは、この屋台のことだったのか」と気づいたそうです。


(2015年11月6日)





今回霊媒が見た夢は、大まかには以上の内容なのですが、いかがでしたでしょうか。
なお、上記の夢についての霊媒の所見として、以下のように述べています。

・夢の最初の時点で、霊媒は「あと五分くらいで地震が来る」と認識していたのですが、夢の終わりの時点では、まだ地震は来ていません。
・夢の最初で走っていた場所は、最後に帰ってきた駅の様な建物の中なのだそうです。
・駅の様な建物が建っている、崖の上の場所が日本で、崖の下が朝鮮半島ではないかとのことです。
・KBSの建物の脇にあった崖の上は中国のようです。
・朝鮮半島(二つの崖に挟まれた窪地)には、学校とKBSの建物しかないのですが、それ以外の土地はカサカサに乾燥していて、人の気配が感じられなかったようです。
・日本側の崖下に建っていた学校は、霊媒の話では小学校とのことで、「建物の作りは日本の学校のようにしっかりしているのに、なぜ朝鮮半島の側にあるのか?」と疑問に思ったようです。
・学校にも人の気配はなかったようです。
・女の人を追いかける時に通った小さな通路(入り口の壁に亀裂がある)は、恐らく学校の敷地のどこかに繋がっているらしいのですが、追いかけている時には学校に気づかず、帰りも避難する途中で慌てていたので、小さな通路が何処に繋がっているのか、詳しくは分からなかったようです。
・夢の最後に出てくる二軒の屋台のうち、手前の「美保」の店が韓国民団で、奥側は朝鮮総連ではないかと感じたようです。
・この夢のキーワードは「地震」で、夢の登場人物は皆地震の発生を予感していましたが、文字通りの地震ではなく、「地震で大地が揺れるように、物事が大きく動く」意味だと感じたようです。
・特に朝鮮半島に関わる問題と思われるのですが、日本に住んでいる人たちは事態を深刻に捉えており、逆に韓国の人たちは「いざとなれば日本に逃げれば良い」と、事態を甘く見ている印象だったようです。

前回に引き続いて、今回も霊媒が見た夢を肴に、頭の体操として解釈に挑戦してみてはいかがでしょうか。

Silvercord管理人 





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