2010年9月30日木曜日

大神神社の神様から皆様へ

先日の記事【大和神社の神様から皆様へ】でご紹介しましたが、奈良県天理市の『大和神社』を参拝した後、そのまま国道169号線を南下して、奈良県桜井市の『大神神社』へと向かいました。





そして、こちらでも霊媒が御神籤を引いたところ、これまでと関連する内容の和歌が綴られておりました。



秋去らば いまも みるごと
妻ごひに かしまむ やまぞ
この原の うへ

(このクジ運の人は なぜか小さな「吉」を摑んで放さないが それがまた 不安のたね 思ひなほして新しいみちをミチを歩めば 更に「大吉」を摑む相あり
心も言葉も皆朴を保つべし)

こちらの御神籤についても、大神神社の神様のお話を伺うこととしました。





■ 大神神社の神様との対話

大神神社の神様
御神籤では『運』として表現しておりますが、そもそも『運』とは自ら招き寄せているので、日々の行いの結果――日々の考え方とか活動の結果ですので、その辺を踏まえておく必要がある。
ここでは小さな『吉』を掴んで放さないとしておりますが、何か自分にとって一つ好ましいことがあった時に、次に何かがあっても「これがあれば大丈夫」と思い込んでしまいます。
たとえば、ある商売で成功したとします。
ある一つの商品が大当たりして一時的に儲けたとしたら、その商品にしがみついて、新たな商品を開発しようと言うことが出来ないタイプの人ですね。
逆に、その商品だけに頼ってしまっているから、「もし売れなくなったらどうしよう」という不安が常に付きまとう。

管理人
言い方を変えると『一発屋芸人』みたいなものですか?

大神神社の神様
そうですね。
今商売がうまくいっているので、そこで儲けたお金を元手に新たな商品を開発しようとか、更にその商品を改良してよいものを作ろうとか、発想を変えて新しいものを生み出す努力をする。
そうすることで、「売れなくなったらどうしよう」という不安が無くなります。
まあ、「それが当たらなかったらどうしよう」という不安は付きまとうかも知れません。

管理人
「当たらなかったらどうしよう」ではなくて、出来るだけ当たるものを作り出す為に、例えば『マーケットリサーチ』を行って市場の動向を掴む。
お客様のニーズを事前に把握することによって、ある程度「当たらないかも知れない」というリスクを下げることは出来ますね。

大神神社の神様
そして、そうすることによって新しい『運』をたぐり寄せることが出来ますね。

管理人
ここで個人的に注目したいポイントがあるのですが、一番最後の所ですね。
『心も言葉も皆朴を保つべし』
下らない小細工をして、「あいつを出し抜いてやろう」などと妙なことを考えても…。

大神神社の神様
そういうやり方をしても、満足のゆく結果を得られない。

管理人
そういうことですね。

大神神社の神様
とにかく「運がよい、悪い」と言いますけれども、『運』とは自分の意志とは関係ないと思われがちですけど、『運』とは自分の意志や行動によってたぐり寄せられるものなので、『宿命』と『運命』を混同されている方が多いようです。
『宿命』の部分は動かし様がないけれども、『運命』は変えられるのですよ。
それはその時々の自分自身の対応によって、変化する可能性がありますよ。
生まれた時から臓器が病に冒されていたり、体の一部が無いという場合は、自分で選んでその環境に身を置いたといえます。
それは『宿命』に当たる部分ですが、後の選択によって起きてしまったものは『運命』の部分なので、可能性は他にもありました。
その辺を混同されませんように。

管理人
そうですか。

霊媒M
その点は私も気になっていました。
混同していて、その違いがよくわかっていないのかなと。

管理人
よくわかっていないと言うより、余り突き詰めて考えていないのかな。
何となくの雰囲気でその様な言葉を使ってしまっているけれども、正確な意味までは理解できていない。
そして「何となくこういうものなのではないか」で止まってしまっている。

霊媒M
それはともかく、『運命』と『宿命』は違いますよ――ということを伝えたいのだと思いますよ。
『運命』には幾つもの可能性がありますよ――と述べていますので。

管理人
その時によって可能性はあるけれども、ある一つの可能性を叶える為には、普段よりも一層の努力を積み重ねないと叶わない場合もあるでしょう。
何もしなければ何もしないまま流れてしまう道もあるでしょう。
可能性はあっても、多くの努力を積み重ねないと実現できない可能性もあって、自分では努力しているつもりでも、客観的には足りていない場合もあります。
でも、自分では十分努力をしているのに出来ないじゃないか、これは『宿命』だ――と結論づけてしまう場合があるのではないでしょうか。
自分の努力が足りていないと結論づけたくない…。

霊媒M
これは自分の経験から思っているのですか、「こうしたい」と思っていても叶わない時は、実は自分が心から望んでいる訳ではない場合があって、「何とかしよう」と努力を傾けることが出来ていない。
そんなものは変わるはずがない。
それこそ『絵に描いた餅』を「食べたい、食べたい」と言っているだけで、具体的には餅を手に入れる努力をしていない。

管理人
それが、努力をしていないのか…。

霊媒M
自分なりには努力をしているつもりでも、あとで関心が無くなってから振り返った時に、「あれは真剣に望んでいた訳ではないな」と思ったことがあって、それでは思っていても叶う訳がないと言う結論が出ました。
それはその時の状況に憧れていただけですね。
本当に欲しいものとは違っていたと思う。
本当に欲しい場合は諦められないから、あらゆる方法を使ってでも手に入れようと思う。

管理人
ちょっと余談が入りましたが、以上でよろしいでしょうか。

大神神社の神様
はい。

(2010年9月24日)





今回の京都・奈良の霊的スポットを訪ねる旅では、元々霊媒の要請によって“とある場所”を訪ねるのが目的でした。
しかし霊媒によると、京都は元々街全体が神域と言っても良い状態にあるようですし、数多くの気になる霊的スポットが存在します。
そこで、この機会に京都・奈良の気になる霊的スポットを巡り、その途上で本来の目的地にも立ち寄ろうと言うことになりました。
そして、大神神社を後にした私たちは、いよいよ本来の目的地へと向かいます。

【Silvercord】管理人 

2010年9月29日水曜日

大和神社の神様から皆様へ

先週、京都・奈良の霊的スポットを訪ねた折、奈良県天理市の『大和神社』を参拝しました。





その際、霊媒が引いた御神籤がこちらです。



霜いくたび おけど かれざる
松が枝の ときわの 色の
うつくしき かな

(なにごとにも心動かず常業を守ってゆくときは 思いがけぬ幸をうることあり
いろいろと迷うときは人にたぶらかされて身のおき所にも苦しみます)


読んでいると、こちら(記事【『明治天皇』と名乗る霊から皆様へ】で紹介した御神籤)と似通った印象を受けましたので、早速大和神社の神様のご意見を伺うこととしました。





■ 大和神社の神様との対話

管理人
大和神社で霊媒が引いた御神籤に和歌が綴られておりましたが、これは大和神社の神様からのメッセージと受け取ってよろしいのでしょうか。

大和神社の神様
はい。

管理人
それは霊媒に向けてのメッセージでしょうか。

大和神社の神様
そうではない。

管理人
では、誰に向けてのメッセージでしょうか。

大和神社の神様
これは皆様へ向けて…。
霊媒M:これは私たちを通しているので、【銀の紐】の読者の皆様へのメッセージですね)

管理人
では、私たちを通して、神様の言葉に耳を傾ける皆様へのメッセージと言うことですね。

大和神社の神様
そうですね。

管理人
それでは、今のこの時期にこのメッセージを伝えようとした意図を教えて頂けますか。
なぜ、今このメッセージなのか。

大和神社の神様
何かと心が弱くなる傾向が見られるので…。

管理人
心が弱くなる傾向が見られるので、心がけについてのアドバイスと言うことでしょうか。

大和神社の神様
そうですね。

管理人
えっと、それで終わってしまうのですか…。
これまでに霊媒が他の神社で引いた御神籤にも、ほぼ似たような意味合いのメッセージが綴られているのですが、神様を始めとした霊界の住人の皆様から見て、私たち地上界の住人の様子についての共通見解なのでしょうか。
だから類似した内容のメッセージなのでしょうか。

大和神社の神様
皆様が道を歩いていたとしたら、今の皆様は結局、一見整備されていて通り易そうな道が破壊されてゆく様を見て憂えているのですが、実は道は他に幾つもあって、細くて険しい道であっても、その道は先へ通じている。
そしてその険しさも、登り始める前に準備を整えることで、軽減される。
そういう部分に目を向けられないでいる方が、どうやら苦しみの思いを抱いているようです。
道は他にもある。
道は何本も通じていて、たどり着くのは同じ場所。
ただ、たどり着くまでの道程にそれぞれ特徴があって、それぞれに良さと苦労する部分がある。
だけど皆様は整備されて楽に進める道ばかりを見て、その道が破壊されてしまったと嘆いています。
だからもう少し他の道に目を向けることが出来れば、今の自分が何をすればよいのかが見えてきますよ。
大切なのは目的地にたどり着くことで、最終的には同じ場所にたどり着ける。
それぞれの道によって色々とあるのですが、準備を万端に整えておけば命が脅かされるほど険しいという訳ではないので、今見ているものだけではない、別のものにも目を向けられるようになるとよいですね。

管理人
皆様、同じような話をしていますね。
視野を広げましょう、色々な方向から観察しましょうとか。

大和神社の神様
主要道と脇道があって、主要道が工事中だったら脇道を迂回して目的地を目指しますね。

管理人
これは霊媒の受け取り方の問題もあるのかも知れませんが、これは自分の経験に基づいて揺るぎなき確信を得ていれば恐れるものはないけれども、何か足りていないものがあれば迷いもあり恐れることもありますよ――ということだと受け取りましたが、いかがでしょうか。
ただ、ここでは経験云々については触れていません。
「なぜこうなってしまうのか」をもう少し考えてみると、経験の違いが大きい。
――経験の違いと言うよりも、経験に学ぶことを知っているかどうか。
要は同じことをしていても、人によって注目する箇所が違うから、その経験から得るものは人によって違いますよね。

大和神社の神様
要するに「最終的にこうなりたい」という目的がある場合、目的を達成する為にはどうするかを考えるタイプの人と、一度道が閉ざされていると思うと目的が見えなくなってしまって、道が阻まれてしまったという部分にばかり気持ちが行ってしまって、「最終的に目的地にたどり着けばいいんだ」という部分が抜けてしまう(人がいる)。

管理人
そこを見極められるかどうかは経験に因りますよね。

大和神社の神様
そう、そういうこと。

管理人
自分が目的としていたものが、今自分が取り組んでいる方法では達成の見込みが無くなってしまいました。
そこで諦めずに、他の方法はないかと試行錯誤して、別の方法を見つけて、何とか目的を達成することが出来ました。
一度そういう経験を積んだ人は、その後、別の問題についても同様の取り組みをしようと…。

大和神社の神様
別の方法を考える。
その人にとっては「目的を達成する」ことが大切であるから、何もやり方、その目的地にたどり着く手段が一つの方法である必要はない。

管理人
この迷ってしまうと言うのは何なのかというと、目的を達成する為に試行錯誤するという経験が足りない。
とにかく「こうすればうまくいく」、いわばマニュアル通りにやればうまくいくよ、今までそうやってきたでしょう。
そういう人がマニュアル通りではうまくいかなくなった時に、どうすればよいのかがわからないのですよね。
では、マニュアルがないけれどもどうやって解決しようか、そこは過去に積んだ経験の影響が大きくて、その経験をどうやって積むのかというと、一言では言えなくて、自分の過去を振り返ってみるのは重要だと思います。
そこから何か掴めるものがあるのかなと。
――ちょっと脇道に逸れてしまいましたが、何か付け加えることはありますか。

大和神社の神様
大丈夫です。

(後略)

(2010年9月24日)





霊媒によると、今回の旅で訪れた他の場所と比べても、大和神社からは強い力を感じると述べておりました。
地元の方からとても大切にされているのではないか、とのことでした。
一度に多くの参拝者が訪れることは想定していないようでしたので、駐車場もこぢんまりとしたものでしたが、同地を訪ねるならば是非立ち寄りたい、おすすめの場所の一つです。

【Silvercord】管理人 

2010年9月27日月曜日

二葉姫稲荷神社の神様の願い

京都の『賀茂別雷神社(上賀茂神社)』を参拝した折、ちょうど隣接するように鎮座する『二葉姫稲荷神社』に足を運びました。



霊媒によると、鳥居を潜った辺りから急に手を引っ張られるように感じたそうです。
引き込まれるけれども与えられているような感じだと述べております。



どうやら、二葉姫稲荷神社の神様のお招きに預かったようですので、参拝の際に霊界通信を行う為の繋ぎをつけ、その後宿に引き上げてから改めて話を伺いました。





■ 二葉姫稲荷神社の神様との対話

霊媒M
最初にきたイメージは、天に向かって恵みを請う姿のイメージが浮かびました。
それが、太陽に向かって。
飢え乾くことがないように、恵みを得られるように、天に向かって祈りを捧げているイメージです。
そして、大願成就したいと言っています。

管理人
その大願とは何でしょうか。
その「飢え乾くことがないように、恵みをお与え下さい」というのが大願でしょうか。

霊媒M
「偏りがあると争いが起きる」と言っています。
だから、偏ることがない世界を実現できれば…

管理人
それが大願。
偏ると争いが起こると言うことですが、何が偏ると争いが起こるのでしょうか。

二葉姫稲荷の神様(霊媒M)
恵み多き土地と枯れた土地。
逆に多すぎて水害とか、災害が起きてしまう地域とか。
そういうものを解決するヒントは、近代の技術である程度極端な偏りを緩和することが出来てきている。
あとは人の気持ちが動くかどうか。
ある程度出来るだけの力があって、実際にそういうものが活かされつつある状況がある中で、そういう技術的なものがこれからの世の中の安定に大きく影響する。
日本は今はある程度安定していて豊かなので、心の恵みを得られるように。
そして世界を見た時に、満足に食事が出来ないような地域もあるから、日本人の心が豊かになることで、物質的に貧しい人々――「今日食べるものに困っているような人々の生活を改善する」ことが出来る。
でも、ただ「やってあげる」というのでは駄目。

管理人
やってあげると言うよりは、まず困っている人が自らそれを求めて行動を起こさないと、物事は始まらないでしょう。
逆に、幾ら傍から見て困っているように見える人がいても、その人にとって過ぎたものを周りから与えてしまったために、ちょっと考え方を誤ってしまうと言う経験を日本はしているので、本人が実際に求めて行動を起こすのであれば、過剰にならない程度に支援するのはいいと思います。

二葉姫稲荷の神様(霊媒M)
ただ単に「困っているからやってあげればいいじゃないか」と言うことではない。
本当に何とかしたいと思って、その国なりに試行錯誤しているのであれば、協力して、いずれその国の人たちは自分自身で出来るようになってゆく。
それを繰り返すうちに、最初は関心がなかった国の人々もだんだん関心を持ち始める。
「あそこの国はだんだんよくなってきたよ」と。

管理人
だから、それがまさに『自由と繁栄の弧』に代表される価値観外交なのだと思います。
私たちと価値観を共有する国に人々と共に、たとえば経済なり、安全保障なりで率先して協調行動をとっていきましょうと。
それをまず関心の強い国との間で率先して推進することで、目に見える成果を上げていけば、最初は関心の無かった国々も徐々に注目してゆきます。
そういうことでしょうか。

二葉姫稲荷の神様(霊媒M)
はい。
それで結局は、安定した世界を築いてゆく。
そういう方向に向かえるように気持ちを豊かに持って、落ち着いて物事を見られるように――という意味での恵みをお与え下さいということです。

管理人
要は『自由と繁栄の弧』の祈願のようなものでしょうか。
そういう社会が実現されますようにと言うことですね。
そういう仕組みで世界のすべての国が結ばれますようにと。
それが大願と言うことですね。

二葉姫稲荷の神様(霊媒M)
そうやって結びつきあうことで争いもなくなるから、今泣く羽目に遭っている人々が安心して暮らせる社会になる。

管理人
そうですね。
ただ、それだったら今泣いている人が率先して行動しなくては駄目だね。
では、二葉姫稲荷の神様は『自由と繁栄の弧』が実現されるように祈っておられると。
だからそれに向けて、我々にも「もう少し努力して下さいね」と言うことでしょうか。

霊媒M
だから、たぶん日本がきっかけになるから、日本人の気持ちがもう少し豊かで冷静なものになるように祈っている。
日本人の気持ちの部分がもう少し変化しないと、今の状態から一歩前に進むのは難しい。
だから、そういうきっかけが出来るようにお願いしているようです。
何かがあった時に、「はっ!」と気づけるように、後押しするような働きがあるように祈願しているみたいです。

管理人
では、私たちも某Blog(=【銀の紐】)を通じて色々なメッセージを発信していますけれども、それと似たようなものでしょうか。
同志みたいなものですね。

霊媒M
「私はそうやって、私の立場で出来ることを行っています」ということだと思います。

(2010年9月22日)





後日、インターネットで『二葉姫稲荷神社』を検索すると、ちょっと怖い体験をしたという心霊スポット的な扱いのサイトが目立ちました。
しかし、対話の内容をご覧になれば明らかなのですが、二葉姫稲荷神社の神様は、私たちの暮らす世界が豊かで安定した社会になるように祈願を続けておられます。
当Blogでしばしば取り上げるテーマとも関連の深いものでしたので、関心を持っておられる皆様に是非お伝えしたいと思ったのではないでしょうか。

【Silvercord】管理人 

2010年9月26日日曜日

それぞれの立場から見た戦争

今回は、以前投稿した記事【連合国が抱える第二次世界大戦への責任と、市丸少将からの手紙】のコメント欄にお寄せ頂いた皆様のご意見・ご感想を拝見していて、「是非一言述べておきたい」と希望する霊界の住人の方がおられましたので、ご紹介したいと思います。

最初は靖国神社に集う英霊の方で、生前はかなり高い階級にあった方のようです。





■ 靖国神社に集う英霊の方のコメント

日本は戦争をしたんだ。
米国が一方的に加害者である訳ではないんだ。
日本は米国と戦うと決めた時点で、一方的な被害者ではないんだ。
戦争をすると決めた時点で、加害者の立場にも立ったという考えです。
戦争はそういうものだと思います。
確かに米国は卑怯な手を使ったのかも知れないけれども、日本はそれをあえて、その相手と戦うことを決めた。
その時点で、一方的に米国人を責めることが出来る立場ではありません。
その事を言いたかった。
それから、私たちも大勢の米国人を殺しました。
米兵を殺しましたが、その人たちの家族にとっては、私たち日本兵は敵です。
そういう人たちが、いつまでも恨みの気持ちをぶつけ合っていたらどうなりますか。
戦争はいつまでもなくならないと思いますよ。
憎しみが増すばかりで。

(2010年9月21日)





続きまして、広島に原爆が投下された際に被災された方の霊のコメントをご紹介します。
同じ被災者の皆様の霊団を代表して、当Blogをご覧の皆様にお伝えしたいことがあるようです。





■ 広島の原爆投下で被災された霊の方のコメント

私たちは原爆に焼かれて死にましたが、たとえ自分たちを殺した相手であっても、その人が自分たちと同じ目に遭うことを見ているのは辛い。
その時のことを、痛みを、苦しみを思い出す。
だから、「そういうことをこの世界からすべて無くしてしまいたい」というのが願いであって、復讐したいとは思わないし、自分たちを傷つけた人たちを傷つけようとも思いません。
私たちはそういう光景を見る度に何度も焼かれるんだ。
何度もその苦しみを繰り返すことになるから、それだけはもう二度とこの世界のどこにも起きて欲しくないんだ。
たとえ、たとえ憎いと思える相手であったとしても、それは望まない。
コメントの中でも「思い出すのではないか」と書いていた方がいたけれども、まさにその通りで、そういう人たちに触れる度に何度も繰り返すんだ。
だから、「同じ思いを味わわせてやりたい」という思いは、私たちを逆に苦しめるのですよ――ということを知っておいて欲しい。
たとえどんな人でも同じ目に遭って欲しくない。
この苦しみを知っているからこそ、同じ目に遭う人は出て欲しくない。
それほどの苦しみだ。
特に、瞬間的に亡くなった人は自分ではわからない。
瞬時に命を失ったので、苦しみという感覚はない。
やっぱり、火傷を負いながらしばらく生き残った人が苦しい思いをしているので、そういう人は特にそのような思いが強い。
だから、私たちのことを思って下さるのなら、同じ苦しみを味わう人が出ないようにして欲しいです。

(2010年9月21日)





冒頭で述べた記事については、ご覧の皆様から様々な意見をお寄せ頂きました。
霊界の住人からのメッセージをきっかけとして、霊的知識についての理解を深めるために積極的な意見交換が行われる様子は、霊界の住人の皆様としても非常に好ましく感じておられるようです。
しかし、霊界の住人にも様々な立場や、これまでに積み重ねてきた経験の違いがありますので、意見交換や議論の流れによっては「一言述べておきたい」と思う場合もあるようです。
特に、日本がこれから乗り越えてゆかなくてはならない『戦後体制からの脱却』に関連するテーマですので、霊界の住人の見解を述べることによって、私たちが理解を深めるための参考にしてもらいたいとの意図があるのではないでしょうか。

【Silvercord】管理人 

2010年9月25日土曜日

とある場所から(その3)

今回の旅先からは最後の投稿となります。

まずはこちらから。



次にこちら。



そしてこんなところや…。



こんなところを訪ねました。



さて、どこを訪ねたのか、ご覧の皆様はお分かりになりますか。

【Silvercord】管理人 

2010年9月23日木曜日

『明治天皇』と名乗る霊から皆様へ

今回は、旅の途上から急遽皆様に充てたメッセージを預かりましたので、ご紹介したいと思います。
これまでにも、神社に宿る神様が私たちに対してメッセージを送る際におみくじを利用する例を紹介したことがありますが、今回も御神籤を通じて皆様宛のメッセージを預かりました。

まずはこちらです。



そしてもう一つはこちらです。



旅先からの投稿ですので、使用機材の関係で画像が見辛いかもしれません。
さて、双方の御神籤を見比べたところ、非常に関連性の深い御歌が綴られております。
気になりましたので、霊媒を通じて上記御神籤の神社の神様に伺いましたが、特にご意見を伺うことは出来ませんでした。
しかし、 御神籤の片方が明治天皇御製でしたので、今度は『明治天皇』と名乗る霊にご登場願い、お話を伺うことに致しました。





■ 『明治天皇』と名乗る霊から皆様に伝えたいこと

管理人
この度は霊媒が引いた御神籤に明治天皇御製が綴られておりましたので、お伺いしたいと思います。
以前も神様が私たちに向けて何らかのメッセージを送る道具として御神籤が使われる経験をしましたが、今回もその様な意図があったのでしょうか。
何らかのメッセージであるとしたら、それは誰に充てたものでしょうか。

明治天皇霊
こちらをご覧の皆様に伝えたいことがあります。
気の持ち方によって、関心の向く場所が変わるので、同じ状況下にあっても、人によって物の捉え方が大きく変化してきます。
そして、今の日本国民の皆様は、とても悲観的なように見えますが、どのような思いで日々を過ごしているのかによって、同じ状況下であっても幸福に思う人もいれば、不幸に感じる人もいますよ。

管理人
つまり、日々の出来事の悲観的な部分ばかりに注目するのではなく、もっと色々な方向から見る必要があるということでしょうか。
見方を変えれば、明日への展望も開けてきますよと。

明治天皇霊
悲観している人は、対策を施さないままの状態の未来を悲観しています。
今はまだ結果が出ているわけではないから、今から対策を行えば、ある程度その影響を軽減した形の未来に導ける可能性があるので、その可能性に目を向けて実践したほうが良い。
その方が気持ちが軽くなる。
何もしないから不安に囚われてしまう。
そして、動いているのだけど不安がある人は、自分の行動に対して「何かが足りない」とか、「何かが違う」という思いがある。

管理人
では、その疑問を徹底的に調べて解決しましょうということですね。

明治天皇霊
そうやって一つずつ解消することによって、一歩ずつ前に進む。
そうすると心配事も一つずつ解消されてゆく。

(2010年9月23日)





今回も様々な場所を訪ね、また今回初めて伺う話やオフレコ話など、色々な話を伺うことが出来ました。
そして今回の記事では、ご覧の皆様に取り急ぎお伝えしたい話をピックアップしました。
しかし、旅はまだ続きます。
いよいよ明日、この旅の最大の目的地へと向かいます。

【Silvercord】管理人 

2010年9月22日水曜日

とある場所から(その2)

昨日の投稿に引き続いて、今日はこちらを訪ねました。
ここはどこでしょう。



ちなみに、昨日はこの様な場所へ足を運びました。
どこなのかお分かりになりますか。


【Silvercord】管理人 

とある場所から

昨日、とある場所の風景を撮影しました。
さて、ここはどこでしょう。


【Silvercord】管理人 

2010年9月20日月曜日

日米安保と憲法改正について

今回は、記事【50年先・100年先の未来を考えた時に】のコメント欄からお寄せいただいた匿名様の質問について、『岸信介』と名乗る霊からの回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

はじめてコメントいたします。
今回の記事のタイトルを受けてひとつご質問がございます。

今年は日米安保改定から50年です。
当時岸信介総理は「安保改定が評価されるには50年かかる」とおっしゃったそうですが、今年がまさにその50年目です。
日米安保を命がけで成し遂げられた岸総理の目には、50年をむかえた現在は民主党が政権を握っており日米の関係も徐々に危うくなっている日本はどのようにうつりますか。

それからやはり気になるのはお孫さんの安倍晋三元総理や岸信夫参院議員への思いです。
私は岸総理がなし得なかった憲法改正をぜひ安倍晋三氏に実現してもらいたいと願っておりますが岸総理は現在の安倍晋三氏をどのように見ておられますか。
私は岸信介総理をとても尊敬しております。
どうぞ差し支えない範囲でかまいませんのでよろしくお願いいたします。





■ 『岸信介』と名乗る霊の回答

「初めてお話をさせていただきます。
このような機会に恵まれた事に感謝いたします。

日米安保改定についてご質問という事ですので、お話をさせていただきます。
日本が安保改定当時に求めていた一定の役割は、この50年の間にきちんと果たされてきたと思っております。
今は日米両国のみならず、世界の状況が当時からは大きく変化しておりますから、問題が起きてくるのは当然の事のように思います。
問題が起きてくるという事は、それだけ両国の関係が成長し、今までのままの枠では収まりきれなくなったということです。
それは決して悪い事ばかりを意味しているわけでは無いと思います。
寧ろ、何時までも同じままで何も起きないという事の方が心配になってしまいます。
それは、成長していない事と同義のように思いますから。
皆様は問題が起きると、そればかりに目を奪われてしまいがちですが、問題が起きるという事は一歩前進するということだと思います。
それまでは気付く事の無かった事柄に気付くきっかけを与えられたのですから、それは成長の証であると思うのです。
人はそうして一歩ずつ前進してゆくのだと思います。
日本はまた一歩前に進む機会を与えられています。
その機会を活かすことが出来るのか否かは、これからの皆様の選択に掛かっていると思います。

憲法改正については、誰が成し遂げるのかについてはあまり注目しておりません。
日本はこれから何を求め、何を成し遂げんとするのか、その為に必要な事は何であるのかという事の方がとても大切であると思います。
孫は確かに可愛いですし大切な存在だと思いますが、政治的な事と肉親の情は切り離して考える必要があると思います。
彼らが何を成し遂げるのかは、これからの彼らの行動次第だと思います。」

(2010年9月19日)





この度は『岸信介』と名乗る霊から初めてのコメントを頂きましたが、記事【日本人を信じよう】の文末で述べた事情がありますので、非常にあっさりした内容に止まってしまいました。
霊界通信の回数を重ねるにつれて徐々に解消されてゆくと思いますので、しばらくの間はご了承願いたいと思います。
また、岸信介霊ご自身は、今後も機会があれば話をしていただける意向の様ですので、ご質問やご意見・ご感想などがありましたら、お気軽に下のコメント欄からお寄せ下さい。

【Silvercord】管理人 

2010年9月19日日曜日

日本人を信じよう

前回の投稿からしばらくご無沙汰しておりましたので、久しぶりの記事投稿となります。
今回は、記事【50年先・100年先の未来を考えた時に】のコメント欄からお寄せいただいた匿名様の質問について、『中川昭一』と名乗る霊の回答を預かっておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

初めてコメントさせて頂きます。
私は日本国の現状を憂いている一人ですが、それ以上に日本人の堕落した精神性に大きな失望を覚えています。日本を護ること、それは先祖が遺してくれた土地を、自然を、財産を、文化を、護り次の世代に渡すことの筈です。がしかし、私の周りには、自分さえ好ければ…、儲かりさえすれば…と考えている人が少なくない。それも世代を問わず。昔から日本人に伝えられてきた道徳心は、武士道精神は何処へ行ったのでしょう。そんな難しい精神性でなくても、単に「素直に、謙虚に、人のため」という日本人古来の心さえ失われなければよいのですが。

その失われた中に日本人の誇りや価値観もあると思います。最近日本国内の山林を支那人が買い漁っている問題がニュースにも採り上げられていますが、ただ儲かればよいというだけで先祖伝来の土地を外国人に売り渡すこと、それは日本人の誇りを売り渡すことと同義と考えます。また現国内法にはこれを規制する法律がありません。このままではおそらく日本の各地の水源から水が汲み上げられて輸出され、樹木も悉く伐採されて国外に持ち去られることでしょう。まさに中川昭一氏が心配されていたことが現実の事となってきました。

私のパソコンの壁紙の一つに中川氏の「おまえら、日本を頼んだぜ…」と書かれたものがあるのですが、それを視ると心が締め付けられます。できるなら中川氏にお尋ねしたいと思います。この堕落してしまった日本国民が立ち直るには如何にすべきか。そして先祖から手渡された日本の土地を、自然を、財産を、文化をを如何に護り次の世代に渡すべきか。情けない質問で申し訳ありませんが。





■ 『中川昭一』と名乗る霊の回答

「返事が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
あれこれと考えているうちに大分時間が過ぎてしまいました。
あなたからの質問を読んでみて、自分なりに思ったことをお話してみたいと思います。

あなたのご心配はとても良く理解出来ます。
ですが、私は日本人の精神性が堕落しているとは思っていません。
ただ今までは、『国が失われるかもしれない』というような心配をしなくても、ある程度安定した生活を送れていたので、一時的に危機管理能力が薄れているだけであると思います。
それは逆に言えば、国民一人ひとりがその様な心配をする必要が無いように日夜働いてきた人たちがいるということになります。
今は状況が変化し、それらの人々の働きだけでは抑えきれなくなっているのでしょう。
人は誰でも、本当に危機的状況であると思えるような場面になれば、積極的に護るようになります。
どんな人間でも危機的な状況に見舞われれば、自分自身や家族など、愛する人たちの身は護りたいと思うものです。
その為には日本を護る必要があると思えば、自然にその様な行動を取るようになります。
今はまだ、その様な心境になるほどには危機感を感じていないというのが現状なのでしょう。

誇りは確かに大切なものですが、それだけでは生活をする事は出来ません。
中国人に土地を売ってしまったという人たちが、ただ単に私利私欲のためだけにそうしたとも思えません。
中には私利私欲で動いている人もいるのかもしれませんが、それが全てでは無いと思います。
人それぞれに様々な事情を抱えていたでしょうし、それを責める事は出来ません。
それに、水源地などという話となると、これはもう行政が関わる問題であると思うので、それらの問題を一個人の責任として負わせてしまうのは、少々酷な事のように思います。
寧ろ、きちんと対策しきれていなかった行政側の責任であると受け止めています。

悲観して物事を悪い方へ悪い方へと考えるようになると、本当にその様になってしまいます。
言霊というように、言葉にした時からそれは力を持ちはじめます。
それならば、もっと明るい未来を思い描き、言葉にして力を増してゆきたいものです。
悲観するあまり一番大切なものが見えなくなってしまう事は出来れば避けたいところです。
一番大切なのは、皆さんが自身の日常生活を大切に護る事です。
国民一人ひとりの生活が安定していれば、国が脅かされるリスクは減ります。
国民生活の向上や安定は、国家の安定に繋がります。
『衣食足りて礼節を知る』を体現するのは、これからの未来であると思います。
『衣食足りて』考えに余裕が出来て『礼節を知る』の部分に目を向け始めたからこそ、世間の問題に気を配れる人が増えてきたのだと思いますから、まだまだこれからです。

日本人であるあなたが日本人の力を信じられなくてどうしますか?
日本人である誇りを知るあなたが日本人の持つ力を疑っていては、日本は一歩も前に進めなくなってしまいます。
あなた自身が『日本人は堕落してしまった』という思いの呪縛から解き放たれなければ、何も成し遂げることは出来ません。
逆の立場になったときの事を考えてみてください。
『この人は堕落している』と思っている人と接していても、あまり良い気持ちはしないと思います。
それらの思いは態度や言葉の端々に表れるでしょうから。
先ずあなた自身が、日本人が具え持つ精神性や底力を信じる必要があると思います。
今のあなたを育んできたのは、この日本という土地である事を良く考えてみると良いと思います。
本当にあなたの言う精神性が失われていたのなら、その様な価値観は影も形も無かったでしょうから、今のあなたは存在していなかったでしょう。
もしその様な世の中なのであれば、例え書物などで知識を得ても理解する事は出来なかったと思われます。
信じる事が出来ればいつかあなたの理想は成就する可能性が生まれますが、信じることが出来なければ欠片ほども成就する事は出来ないでしょう。
信じきれないと言う事は、最初から諦めている事と何ら変わりがありませんから。
あなたが見ている日本人の姿だけが全てではありません。
他の視点から観察した時には、もっといろいろな側面が見えてくると思います。
自分の枠に囚われず、もっと広い視野を持てるように、一歩引いた視点から世の中を観察してみると良いと思います。

それともう一つ、誇りというものは自分自身が大切にするもので、人に『誇りを持て』と要求出来るようなものでは無いと思います。
人生経験を積む中で自然に湧いてくるものなのだと思います。」

(2010年9月19日)





質問をいただいた匿名様及び当Blogをご覧の皆様には、大変お待たせをいたしました。
今回記事の投稿が滞ってしまったのは、記事【現政権の今後】にてお伝えしましたように、私が記事の更新に使用していたパソコンの不調により、記事の更新やコメントへの返信などの作業がスムーズに行えない状態になってしまったことがあります。
その点については、先日思い切ってニューマシンを投入しましたので、記事の作成・投稿に関する不自由な状態は解消されました。
ちなみにこの記事も『Intel Core i7』搭載のニューマシンから投稿しております。

また、このところ霊界通信に時間が掛かっている件について、「霊界の住人が他の作業に忙しい」というだけではない事情があることも判明いたしました。
以前、本家サイト『銀の紐を越えて』にて【メッセージ88】としてご紹介しているのですが、これまで霊媒Mとの通信を通じて霊界通信の技術を鍛錬してきた霊団が新たな役目を担って旅立ち、代わりに霊界通信の技術をこれから習得する霊団が、今後の霊媒Mとの霊界通信を仲介して参ります。
その為に、通信の内容が伝わりにくくなったり、特に特定の名を名乗る霊との通信においては、文面に見え隠れする微妙な感情的ニュアンスの表現が後回しにされてしまうため、以前と同じ名を名乗っている霊でも、以前とは違った印象のコメントに感じられる場合が出てくるかもしれません。
今後、霊界通信の回数を重ねるにつれて徐々に解消されてゆくとは思いますが、当面は通信に時間が掛かったり、何となく印象が違うと感じられる場合もありますので、ご了承ください。

【Silvercord】管理人 

2010年9月8日水曜日

現政権の今後

今回は、記事【「最近のコメント」欄を作りました】のコメント欄にお寄せ頂いた匿名様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。




■ 匿名様の質問

日本の近未来について、ご意見をお伺いしたいのですが。
民主党の代表選挙の模様を見ていると、日本にとってはもちろん、相手国にも実は有害な譲歩を繰り返す菅氏と、子ども手当てを満額支給すると財源のことも考えずに主張し、米軍基地は国外に移設すると簡単に言い張り、また、自らの不正資金疑惑については何の説明も出来ていない小沢氏の争いで、とても不毛なものに思えます。
これが今の日本の与党です。
これから先、衆議院の任期が切れるまでの数年間も、こんな党に政権を委ねる現状を、日本は続けていくしかないのでしょうか。
以前のブログで、菅氏について、霊界の方々はあまり重要視していない様に書いてあったと思いますが、日本のことを本当に考えてくれる首相が安定政権を持つことが出来る日は来るのでしょうか。今の日本にその可能性がどの程度あるのか、霊界の方々のご意見をお聞きしたいです。





■ 霊界の住人の回答

「彼らが一日本国民として日本の将来を考えることが出来ないのであれば、任期満了まで政権を維持することは難しいと思われます。
日本を維持しているのは日本国民であり、一部の政治家だけの力で維持出来るものではありません。
その日本国民が認めたからこそ、今の彼らは権力を手に出来ているのですから、その国民から与えられた権力を笠に着て無責任な態度をとり続ければ、当然、国民の不満はたまります。
国民が日本を支えているのですから、その国民にそっぽを向かれてしまえば政権運営は難しくなるでしょうね。
日本を健全に運営する為の大切なパートナーである官僚に対する態度を見ても、とてもこのまま政権を維持出来るとは思えません。
自民党政権であったころの影響がまだ残っている1年目は耳触りの良い言葉で誤魔化す事が出来ても、2年目からは彼らの思い通りには事が運ばないと思われます。
大多数の国民生活に大きな影響が出てくる事でしょうから。
一部の人々しか実感出来なかった様々な影響が徐々に全体へと広がり、ついには国民の不満が爆発する事になると思われます。
それに、現政権には、維持出来なくなった日本を抱えて建て直すという気も無いようですから、自分達の手に負えなくなれば、あっさりと手を引く事になると思います。
それが何時になるとは言えませんが、そう遠くは無い未来であると思われます。
さて、その兆候はすでに見え隠れしている状態ですから、後は国民の皆様の選択次第となるでしょう。」

(2010年9月6日)





9月に入ってから、今まで主に使用してきたパソコンが不調となり、急遽サブ機のモバイルパソコンで作業せざるを得なくなっております。
その為、しばらくの間は記事の更新や、皆様からお寄せいただいたコメントへの返信が滞り気味となるかもしれません。
早急に何らかの措置を取りたいと考えておりますが、復旧までにしばらくのお時間をいただきたいと思います。

【Silvercord】管理人 

2010年9月1日水曜日

50年先・100年先の未来を考えた時に

今回は、記事【戸隠神社の役どころと神様が降り注いだエネルギー】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問について、『吉田茂』と名乗る霊からの回答を預かっております。





■ 匿名様の質問

吉田茂氏にお伺いしたいのは
中国、韓国が大事なビジネス相手、隣国であるというのは理解していますが
現在の日本の外交は、ほぼ中国、韓国へ偏っての力の入れ様を感じ
その分その他諸外国とは疎遠になりつつあるような気がします。

これはいずれ米国の影響から脱却し、日、中、韓共同体として
やっていくための準備だという説もあれば、
ただ単に金儲けのため、中共内通者による日本中国化の陰謀説、
様々な説があります。

限られた国への依存が高くなると資源の少ない日本はその国の影響をもろに受け、
その国の顔色をうかがいながら接していくことも増えるでしょうから
後々に外交上不利になることが増えるのではと私は考えています。
リスク分散として普段から遠近関係なく様々な国と交流を盛んにすべきだと思うのですが
現在ビジネスとしては中国との間で大きな金額が動いていますので
今の日本にとっては前記のように中、韓に絞るのが理想的な外交状態なのでしょうか?
吉田茂氏はどのようにお考えでしょうか?

それと大磯邸の全焼火事はただの事故でしょうか?
これはもし支障があるならば無回答でもかまいません。





■ 『吉田茂』と名乗る霊の回答

「50年先、あるいは100年先の未来の姿を考えたときに、本当に今の状態はバランスが取れているのか考えてみる必要があると思います。
表面的な印象や一時の感情だけで物事を推し量ると、手痛い竹箆(しっぺ)返しをくらう結果となります。
あなたが仰っておられるように、リスクを考えるならば極端な偏りは避けたいところです。
折角米国とバランスの取れた関係を築くことが出来たとしても、中国や韓国の影響を強く受けてしまうのではあまり意味が無いように思います。
そもそも、何の根拠を持って中国や韓国との関係強化が必要であると判断しているのでしょうか?
現状を見る限り、今の体制下での中国や韓国と必要以上に強い関係を結ぶことにはあまりメリットは無いように思います。
適切な距離を保ってこそ安定した関係を維持出来るのだと思いますが、それを自らの手で壊すことに何の意味があるのか私には理解出来ません。
外交戦略としてもビジネスとしても、今現在の関係が本当に日本と相手国の将来の為になるのか、改めて考えてみる必要があるのではないのでしょうか?
目先の関心事に振り回されて見誤ると、多くを失う結果になります。
重大な局面であればこそ、じっくり腰を据えて考える時間を持つ必要があるでしょう。
慢心することなく、分相応を常とし、己を律する事を忘れず、我が身を省みる事を心掛けたいものです。
本当に現状が最良であるのか、常に己に問うてみる事が大切であると思います。
自信と慢心を見誤る事がありませんように。」

(2010年8月31日)





今回は、戦後日本の礎を築く為に尽力され、また第92代内閣総理大臣麻生太郎氏の祖父としても知られている『吉田茂』と名乗る霊の回答をご紹介しましたが、この吉田茂霊を始め、生前内閣総理大臣を務められた方は、霊界においては『歴代首相の霊団』として、主に現職の首相が首相としての職務を遂行する為の支援・補助を目的として活動されているようです。
そして、この『歴代首相の霊団』は明確に役割分担をしており、その中でも『田中角栄』と名乗る霊が広報を担当しているとのこと。
その為に、歴代首相に話を伺う際は田中角栄霊を通じて話を伺う機会が多かったのですが、今回吉田茂霊のご意見を直接伺えたのは非常に貴重な機会だったと思います。
なお、匿名様の質問の最後にある大磯邸の火事の件に付いては、余り話をする意味を感じていないようでした。

【Silvercord】管理人