2011年5月31日火曜日

音楽を司る神

大変お待たせ致しました。
今回は、記事【Vocaloidと音楽作り】のコメント欄からお寄せ頂いたあんず様の質問について、『神武天皇』と名乗る霊の回答を預かりましたので、ご紹介したいと思います。





■ あんず様の質問

(前略)

西洋音楽の発達は宗教、特にキリスト教とのかかわりがとても深いのですが、
宗教と関わりが無くても、現在私たちが演奏したり聴いたりして楽しんでいる音楽は、
その多くが天上界からの贈り物のような気がしています。
そして作曲者たちに霊的なエネルギーが注がれて出来上がった曲が
たくさんあるような気がするのです。
特に日本の雅楽などは、天から射して来る光が音になるとはこういうことなのかと
子供ながらに敬虔な気持ちになったことを覚えています。
J.S.バッハやベートーベンがもし今の世にいたなら、
きっとこのエントリーで語っていらっしゃる英霊様のように、
現代の機器の存在を知り、更なる創作意欲を燃やし、
意欲的な創作活動をしているかもと思いました。

最後に質問なのですが、「音楽を司る神様」というのもいらっしゃるのでしょうか?





■ 『神武天皇』と名乗る霊の回答

大変お待たせいたしました。
こちらのご質問に回答する予定の方が、なかなかお返事できる目処が立たないと仰っておられるので、私が代わりにお返事をさせていただきたいと思います。

結論から申しますと、音楽を司る神というのは存在しております。
音楽を心から愛し、その喜びを人間の皆様と共有したいと考え、様々な思いやアイデアなどをインスピレーションとして皆様へ働かけております。
感性が鋭い方々は、それら神々からの贈り物を敏感に感じ取っている事でしょう。
人間の皆様と神々の心が通じ合った時にそれらの力は発揮され、心から溢れ出るように旋律を奏でたくなるのです。
心から渇望し、奏でずにはいられない衝動に駆られるようです。
その様にして、人々の心を揺さぶるような素晴らしい作品が誕生するのです。
神々にとって、皆様と共に作品を創作する楽しみは、言葉では言い表せないほどの喜びであるのです。

(2011年5月31日)





長期間に渡ってお待たせしてしまいましたが、今回はあんず様の質問に回答を頂きました。
これからも『神武天皇』と名乗る霊の回答が届き次第、順次ご紹介したいと思いますが、現在お預かりしている質問の中には、『神武天皇』と名乗る霊が回答するには向かないものもあるようですので、そちらについては引き続きお待ち頂かなくてはなりません。
その点はご容赦願います。

【Silvercord】管理人 





5月31日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年5月28日土曜日

過去の失敗から学び取る努力

今回は、記事【己を知らないということ】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問について、『神武天皇』と名乗る霊の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

神様の菅直人さん評はまさにその通り。
と、納得したのですが、私自身も、
『視野の狭い』人で、実は今悩んでます。
何かアスペルガーのような障害なのかなとか…悩んだり。
そのせいで、仕事のボンミスが絶えず人間関係も余り上手く行かなくなり…
自分では一生懸命でも、 回りにも能力不足に見える。
菅さん評がまるで自分の事のように思えて来ました。
どうしたら、視野を広げ成長出来るんだろうか…
頑張っても空回りの自分はだんだん、『自分の存在価値』
が分から無くなって苦しいです。
菅さんのような人が人に迷惑をかけずに成長するには
どんな事が必要なのでしょうか。
アドバイスを頂けると幸いです。





■ 『神武天皇』と名乗る霊の回答

あなたのコメントを拝見して受けた印象といたしましては、ご自身の事、そして周囲との係わりについて、ご自身の目で観察し、あなたなりの結論を導き出しているというものです。
あなたご自身に何か出来ていない部分がある為にミスが発生し、周囲との関係も上手く行かないというのが、あなたが導き出した結論であると思います。
そして、今の状況を改善する為に、もっと視野を広げたいという目標も定まっているようです。
さて、それでは具体的に何をすれば良いのでしょうか?というところで行き詰っているようですね。
何をすれば良いのかを知りたければ、今までどのような状況下でミスが発生していたのかをよく分析してみる事です。
そこには必ず、一定の法則があるはずですから。
その法則こそがあなたの躓きの根本原因であると思われますから、そこを見極めることが出来れば改善は可能です。
一体何に気をつければ良いのか、自ずと見えてくると思います。

自覚を持って成長を望み、そこへ向けて努力を重ねているのであれば、誰でも必ず成長する事ができます。
自覚の無い方は経験から学びを得るなど想像することができませんから、成長も亀の歩みになってしまいます。
自覚のある方が一回で覚えられる事でも、自覚の無い方は何回も同じ経験を積み重ねてやっと自覚が芽生えるのです。
自覚が無い間は失敗の原因が自分にある可能性を探る事すらしないので、改善する事が難しいのです。
回数を重ねるうちにようやく自覚が芽生え、失敗の原因が自分にある可能性を探る必要性に気付くのです。
一度気付いてしまえば、自発的に様々な可能性を探り始めますから成長は早いです。
最初のうちは分からない事の方が多くても、自覚が芽生えてさえいれば、常に周囲へアンテナを張って改善できる方法を探りますから、解決も時間の問題となるでしょう。
後は、どれだけ真相に迫ることができるかですね。

存在価値の証明は、あなたご自身が現実に存在しているという事実だけで充分であると思います。
価値の無いものが誕生する事はありませんから。
人は誰でも、自信が持てないと自分の存在価値を疑ってしまう傾向にありますので、仕方の無い事であるのかもしれませんが、思い通りにならないもどかしさの中で多くの経験を積み重ね、それらの経験から様々な学びを得るのが人間の本分でありますから、例え社会の中で要領よく暮らせないからと言って、ご自身の存在価値を疑う必要はありません。
社会の一員として役立てる存在になりたいと自分の成長を願い、努力を重ねるのは大変良いことだと思いますが、存在価値を疑って萎縮する必要はありません。
必要以上に罪悪感を抱く事は、自分の行動や言動に責任を持つこととは全く異なるものなのです。
失敗しないように気を配り努力を重ねる事も大切なことですが、失敗に真正面から向き合い、改善の方法を探り、過去の清算に努める事も大切な作業であると思われます。
完璧などありえない以上、誰にでも失敗は付き物であるのですから、大切な事は、同じ失敗を繰り返さないように過去の失敗から多くを学び取る努力なのです。

(2011年5月28日)





以前お預かりした質問の回答を長らくお待ち頂いておりましたが、この度『神武天皇』と名乗る霊から回答を頂ける事となりました。
回答が届き次第、順次投稿致します。
ただし、『神武天皇』と名乗る霊にも回答出来る質問と回答出来ない質問があるとの事ですので、回答出来ない質問については、引き続きお待ち頂きたいと思います。

【Silvercord】管理人 





5月28日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年5月26日木曜日

己を知らないということ

この度の高知巡りの最後にご紹介するのは、高知市の『小津神社』です。



こちらも霊媒の希望により参拝する事と致しました。
御祭神は「須佐之男命」及び「大綿津見命」とのことです。
さて、こちらでは霊媒が御神籤を引きました。


「ゆきくれて まよえる 野辺の ほそみちに さやけき 月の かげは さしけり」
目上の人のひきたてにより思いがけぬ幸福があります
心を引き立て奮発して一心につとめなさい
けれどあまり勢いにまかせて心におごり生ずると災あり


そこで、小津神社の神様にご登場願い、御神籤の解説を手始めにお話を伺う事と致しました。






■ 小津神社の神様との対話

小津神社の神様
こちらの内容は読んで頂ければ分かる内容になっております。
今まで、過去にも様々な方がお話しして居られたと思いますが、この中だと「これから良い方向に進んでいきますよ」言うようなことが書かれているのですが、人は良い状態になると段々過去の記憶が薄れてきて、慢心してしまいやすいので、やはり上り調子の時ほど気を引き締める必要があります。
そこがきちんと出来ないと、せっかく上り調子になってもトラブルが起きて、動きが停滞してしまうことになるので、そこを気をつけると良いと思います。
努力すればよい方向に行くと言うことですね。
こちらの目上の人というのは、人間ではなくて、神々の後押しがあると受け取って頂いて構いません。
だから今の日本が抱えている問題を解決できる方法は見つかります。
問題は、解決する方法が見つかって、徐々に上向いてきた時ですね。
そこで慢心してしまうことがないように、気をつけましょう。

管理人
この御神籤に込められている意味合いは、今現れている問題は解決できるという前提に立って、解決する際のアドバイスと言うことで良いでしょうか。
今の段階では、どうしたら今抱えている問題を解決したら良いのかがはっきりせずに試行錯誤している状態だと思いますが。

小津神社の神様
試行錯誤をしているという時点で、色々「可能性を探っている」ということなので、必ず答えは導き出されるでしょう。
「右往左往しているだけで、実際に全く動いていない」という訳ではないので、必ず解決策は見つかりますし、事態を収拾できる時は来ます。
試行錯誤であって、右往左往ではないので大丈夫です。

管理人
御神籤については以上です。
さて、今回こちらの小津神社に参拝したのは、霊媒が是非訪ねたいとの話があったからなのですが、「先を見据えた注意喚起」と受け止めればよいのでしょうか。

小津神社の神様
今の内から心に留めておくと、もし横道に逸れることがあっても軌道修正しやすいので。

管理人
実際の所、まだそこまで気が回っている人は余りいないと思いますが…。

小津神社の神様
当事者はもちろんのこと、まだ難しいと思いますが、周囲で支える人間には可能なことだと思いますよ。

管理人
周囲で支えている人間の方が問題ですね。

小津神社の神様
それは、その方にも寄りますし…。
とにかく、気持ちとしては「一日も早い復興を」というのが共通認識の様ですので。

管理人
「早く復興する」のが共通認識で宜しいのですか?

小津神社の神様
日本国民の共通認識として。

管理人
あの『菅政権』がですか?

霊媒M
菅政権について聞きますか…。

小津神社の神様
彼らは、自分が何をしているのかが、今一つ分かっていないようです。
自分自身の行動自体を、自分で理解していません。
それが混乱の原因になっています。
己が何者であるのかを理解していません。

管理人
己が何者であるのか――ですか?
それは菅首相が、自分が今首相である――首相とはそもそもどういう立場で、どのような働きをしなくてはならない役割なのかを理解していないので、首相としてやらなければならない行動がきちんと出来ていない――と言うような話なのでしょうか。

小津神社の神様
それ以前の問題です。
一人の人間として、己が何者であるのかが分かっていません。

管理人
ちょっとよく分からないのですが。
何について言っているのか。

小津神社の神様
自分自身を知らない。
自分自身の考えであるとか、下手をしたら感情ですらも読み誤っている。

管理人
感情というと、怒るとか、泣くとか、笑うと言うことですよね。
自分自身の感情の動きを読み誤っていると言うことですか?

小津神社の神様
それすらも、きちんと認識できていない。
とにかく自分自身のことを全く理解できていない――という印象です。
そう言う方がいないこともないですが、かなり珍しいです。
かなり極端な形で現れています。
多少は誰にでもあります。
自分の中で混乱することは誰でもありますが、それが顕著な形で現れています。

管理人
それは性格的な問題ですか?

小津神社の神様
経験ですね。
性格ではない。
経験が足りていない。
彼が対応できる精一杯なのでしょう、今は。

管理人
では、彼は彼なりに、今置かれている状況の中で精一杯対応しようと尽力しているつもりなのですか?

小津神社の神様
彼自身は、ちゃんと対応できているつもりなのですが、足りていないので、周囲から見ると全く動いているようには思えないという形になって現れているのだと思います。
自分が分からないと言うことは、自分の立ち位置が認識できないと言うことなので、物事に対処しようがないのです。
それが今の状況を生み出している原因になっていると思います。
意地悪をしようとか、悪さを働こうと考えている訳ではないのです。
広い視野で観察できる方から見ると、色々ともどかしいというか、イライラしてしまう状況になってしまうようです。
未熟であるが故に、己に資質が足りていない事に気づけない――その事が分からない。
それが、更に状況を停滞させる要因になっているように思います。

管理人
以上ですか。

小津神社の神様
菅首相については以上です。
悪さをしようとしている訳ではないが、あれが精一杯。

管理人
首相が務まる器ではないと言うことですね。
分かっていることではありましたが、改めて解説をして頂いたという所ですね。

小津神社の神様
自分自身が分かっていないので、周囲で促しても難しいことがあるでしょう。
周囲の方は大変苦労されていると思います。
分かっていないのに、出来ていないのに、分かっている、出来ていると思い込んでいる。
ですから「保身」とよく言われるのですが、あれは保身でやってはいないですね。
視野が狭くて、経験が足りないので、出来ているつもりになってしまっている、分かっているつもりになってしまっている。
まあ、そんなところでしょうか。
人の行動を観察すると、その様な場合が多いです。
本人は、わざと敵対しようとしている訳ではないのですが、自分が起こした行動によって、周囲との関係がどのように変化して行くのかを想像できないことによって生じてしまっている。
そう言ってしまうと、全てがそうですね。
実現したい物は人それぞれ違っているので、ある方が実現したいと思っていることと、別の方が実現したいと思っていることが反発しあう事柄であった場合に、そう言う問題が生じているようです。
それは決して相手を貶めようとか、意地悪をしようと思っているのではなくて、自分が安定して暮らす為に動いた結果です。
世の中全て、そういう考え方の行き違いにより衝突していると言うことですね。

(2011年5月2日)





高知巡り関連記事は、こちらが一応最後となります。
但し、他にも写真を何枚か撮って参りましたので、後日番外編を投稿するかも知れません。

ところで、三月から四月にかけては記事の投稿が滞りがちになってしまいましたが、霊界の住人の皆様の活動が震災対応を重視した影響である事は、既に過去記事で述べた通りです。
福島原発は予断を許さない状況が続いているとは言え、地震や津波の被害については、遅ればせながらもようやく復旧に向けて動き始めたと言うところでしょうか。
そんな私たちの歩みを見て、様々な神様や霊界の住人の皆様は、色々な問題を目の前に頭を抱えつつ試行錯誤を繰り返す私たちの姿に、未来への大きな希望とそこへ向かう際に役立つ道標を示してくれました。
これらのアドバイスをどの様に活かして行くのかは、これからの私たちの考え方次第です。

【Silvercord】管理人 





5月26日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年5月25日水曜日

神明宮の神様との対話について

今回は、先日投稿した記事【技術的には被害を抑制する事が可能】について、霊媒から補足説明のコメントが届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 霊媒Mによる補足説明

この度は、私の力不足で配慮に欠いた表現をしてしまい、被災者の皆様をはじめ、読者の皆様には大変申し訳なく思っております。
ご不快に思われた方もおられる事でしょう。
神様の真意とは異なる形で伝わってしまった側面もございますので、改めまして補足説明をさせていただきたいと思います。
神様方は決して被災者の皆様やお亡くなりになられた皆様の思いを軽く考えているわけではありませんし、人間的な感情の部分を無視しているわけでもないのですが、その御心が上手く伝わるような表現が出来なかったのは私の力不足としか言いようがありません。
神様方は、被害の規模を単純に人数のみで判断しているわけでもありませんし、お亡くなりになられた方々がご家族にとって掛け替えのない命である事も当然承知しており、震災の影響をとても憂いておりました。
それと同時に、被災者の皆様が一日も早く安心して暮らせる生活基盤を築く必要性も強く感じておられるようでした。
被災者の皆様が自分達で努力するにも限界があります。
とてもではありませんが、自力で全てを支える事は出来ません。
これから先もずっと生きていく為にはどうしても助けが必要です。
そして、被災者の皆様を支える事が出来るのは、被災地域外に暮らす国民の皆様だけなのです。
そのためにも、被災者の皆様を周囲で支えている国民の皆様まで、被災者の皆様と共に嘆き悲しんで共倒れしてしまう事だけはどうしても避けなければなりません。
被災者の皆様が、一日も早く安定した生活を取り戻せるように支え続ける必要があるのです。
そのためには、日本国民自身が自分達の持つ力を総動員して復興へ向けて動き出す必要があります。
折角、日本には支えられるだけの体力があるにも関わらず、気力が伴わずに押しつぶされてしまっては元も子もありません。
様々なネガティブな情報が飛び交う中で、曖昧な情報に振り回されて疑心暗鬼になっていても事は解決しません。
今目の前に提示されている課題を一つひとつクリアしてゆく必要があります。
そのために大切な事は何であるのか、目を向ける必要があるのはどこであるのかを、神様方は私たち日本国民に伝えたかったのだと思います。
私自身には充分すぎるぐらいに、そのお心遣いは伝わってきていたのです。
対話中にも私自身が「上手く表現ができていない」と言っているように、今回お話したテーマに絡めて、神様の御心をどのような言葉に置き換えて良いか分からずに表現しきれなかったのです。
いくら私には神様方の御心が伝わっていても、上手く表現できていない以上、文章を読んで判断するしかない皆様には分かるはずも無く、本当に皆様にも神様にも大変申し訳なく思います。

神様方も私たち人間と同様の経験を経て今があるお方なので、人間の思いは痛いほどに理解しておられます。
ご自身のお考えを貫く為に人間の気持ちを無視するような事はありません。
ですから、そこのところだけはどうぞ誤解なさらないでいただきたいのです。
今回のお話で垣間見えた一面だけが神様方の全てではありませんし、私の力不足がそもそもの原因でありますから、そこのところをご理解いただけるとありがたく存じます。

(2011年5月24日)





これまでにも折にふれて述べて参りましたが、『霊界通信』には多くの困難が伴います。
霊媒は、霊界の住人の皆様の意思を、可能な限り忠実に伝えようと努めている様ですが、人間同士の意思の伝達の際にも度々勘違いや行き違いがある様に、時と場合によっては霊界の住人の皆様の意向を上手く受け取れない場合もあるようです。
また、『霊界通信』によってもたらされる情報には、私たちが使用している言葉に翻訳する事が難しい部分が含まれている場合もありますので、霊媒の理解度や表現力によって随分と異なった印象となる場合もあります。
霊媒も未だ成長途上でありますし、『霊界通信』とはその様な物なのだとご理解頂き、これからもお付き合い頂ければと思います。

【Silvercord】管理人 





5月25日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年5月24日火曜日

「急いては事をし損じる」から「急がば回れ」で

さて、今回ご紹介するのはこちらです。


と言う事で、今回は幕末の日本にとって非常に大きな影響を及ぼした人物『坂本龍馬』と名乗る霊にご登場願い、お話を伺いました。





■ 『坂本龍馬』と名乗る霊との対話

管理人
龍馬さんにとっては、久々に土佐の景色を(霊媒の意識を通じて)見たのではないかと思いますが、いかがでしょうか。



坂本龍馬霊
町並みは全く違うけれども、海は余り変わりがない感じがします。
町は全然発展して、暮らしやすい感じになっています。
別に当時が暮らしにくかったという訳ではないけれども、便利になっているとは思います。

管理人
でも、海の様子とか、余り変わっていない部分もあって、懐かしさも感じたのでしょうか?

坂本龍馬霊
懐かしさと言うよりも、人間の営みは目まぐるしく変化しているけれども、自然の営みは緩やかに変化しているという印象を受けました。

(中略)

管理人
では、今行っている作業について説明して頂けますか。

坂本龍馬霊
日本にとっての変わり目の時期であると思うから、色々と手助けしたいと思って、今は日本に留まって活動しています。

管理人
その活動の内容について、もう少し詳しく教えて頂けますか。

坂本龍馬霊
まだ具体的には動いていない。
準備の段階。
まだ具体的に動き出す時期に来ていません。
下準備を今の内にしておいて、いざ動き出せる状態になった時に力を発揮できるように、色々細々とした事をしています。

管理人
以前お話を伺った時(*注1)には、『霊界の情報屋』の様な活動をしているとのお話だったのですが、そちらはどうなったのでしょうか。

坂本龍馬霊
そちらは別に任せられるのがいるから其奴に任せて、自分は日本のことに力を入れたい。

管理人
そうすると、以前は龍馬さんも『情報屋』の様な活動をされていたので、霊媒との意思疎通の機会も時々しかない位忙しくしていたと伺っていたのですが、最近は頻繁に話が出来る状況にあるのは、次の作業を行う為に留まっているからでしょうか。
その中で、霊媒との遣り取りを通じて、何か行いたい作業があると言うことでしょうか。
つまり、霊媒を通じて情報発信をすることが、龍馬さんの目的にとって何か意味があるのでしょうか。

坂本龍馬霊
それは違う。
ただ、(霊媒は)元々関心を持っていてくれた人だから、「これは良いぞ」と言うことで、折に触れて話が出来ればよいと思っていた。
そもそも「何かを伝える」という形で成就する様な作業ではないから、話をするのは、どちらかと言えばメインではない。

管理人
そういう質問をしたのは、霊媒を通じて私たち人間に対して色々な働きかけをしたいと希望される方のお招きに預かる機会が多かったので、龍馬さんの場合はどうなのかが聞きたかったのです。

坂本龍馬霊
伝えたからどうにかなるという作業ではないから、そこはちょっと違うんだ。

管理人
そうですか。
その作業について聞いてみたい様な気もしますが、ちょっと私たち人間の理解を超えた部分がありそうですので、可能であればまた別の機会に伺う事としましょうか。
ところで――。

坂本龍馬霊
とりあえず、今言っておきたいことを先に言っておく。

管理人
では、先にそのお話を伺ってから、質問や意見があればその後で伺います。

坂本龍馬霊
物事が動く時は、無理に推し進めようとしなくても進んで行くようになるから、今は焦らないで、確実に行う様に心掛けた方が良い。
今抱えている問題に対して焦りは禁物で、焦ることで見落とす部分が出て、余計な作業が増えることにもなりかねないから、ゆっくりに見えても確実に行える方法を考えた方が良い。
「急いては事をし損じる」から、「急がば回れ」で、確実性を求めた方が良い。
そこが気になっていた。

管理人
気になること――と言うことでお話を伺ったのですが、今、焦っている気持ちが見えると言うことでしょうか。

坂本龍馬霊
その通り。
こういう時は、特に「早く何とかしたい」という思いが働くから、どうしてもね。
焦りから余計な作業を増やしてしまったり、何か見落としてしまっていたり、もっと落ち着いていれば出来た事をし損ねてしまいかねないから、気をつけた方が良い。

管理人
私もそう思います。
焦ってやろうとしても、焦れば焦るほど作業の精度・確実性が落ちるし、精度が落ちるとミスが起きやすくなる。
そして一度ミスが起きると、修復する為に二倍・三倍の時間と手間暇がかかるのですね。
そういう経験は、普段日常生活を送る中で私たちが何回も繰り返していて、分かっている筈だと思うのですが、でもいざという時に出来ないと言うことは、やはりその点についての理解が足りていないのだと、個人的には思います。

坂本龍馬霊
人間誰しもそういうことはあるさ。

管理人
普段の日常生活の中で恙なく行っている人であっても、なかなか行えない場合がありますよね。
だから、普段出来ていることがなぜ行えないのか、不思議に思う部分はあります。

坂本龍馬霊
見えてないのだよね。
核心の部分が見えていないから、出来ないのではないの。

管理人
自分の身の周りで起きている出来事と、もっと大きな――例えば国のレベルで起こっている出来事との間で、物事の構図は似通っていても、スケールの違いに惑わされて錯覚してしまう部分はあると思います。
だから、身の回りの出来事についてはきちんと対処していけているのだから、ほんのちょっとしたきっかけですぐに気づくのではないかと思うのですが。

坂本龍馬霊
まあ、おいおいだな、そういう人は。

管理人
ただ、そこを気づくか気づかないかは結構大きな違いで、既に事態は動いていますよね?
動いているので、早めに上手く対処すれば、その影響は最小限に留まりますよね。
でも上手く対処できないと、どんどん被害が拡大してしまう。
早ければ早いほど良いのだけど、気づくまでに時間がかかれば、その分だけ事態は悪化してしまう。
その時間の差って、結構大きいと思うのですが。

坂本龍馬霊
理屈はそうなのだけど、それは分かっている人間から見るとそうなのだけど、分からない人間から見ると、自分の行動が被害を拡大させているとは思いも寄らないと思うよ。

管理人
本人は別に「悪いことをしている」と思わなくても、傍から見ると、分かる人が見ると、「なぜこんな時にそんなことを…」と思いますよね?

坂本龍馬霊
何が違うかというと、「何を守りたいのか」とか、「何を維持したいのか」の範囲が、個人個人で違うよね?
広い範囲で物事を見られる人は、その「全体を守りたい・維持したい」と思うから、色々見えてくる物があるのだろう。
例えば、自分の家族だけとなると、隣の家族はその考えの中にはないから、自分たちの生活を維持する為には、隣の人が傷ついても気にならない――と言う場合もあるでしょう。
まあ、そういうことだと思うよ。

管理人
それはあると思いますけれども、仮に自分の家族を守る為に隣の家族が傷つくような状況が放置されていたとすると、結局その影響は自分自身にも及びますよね、いずれは。
そこに気づければ、自分自身の身を守る為には、自分の身の周りの人のことも考えて行かないと、最終的な解決には結びつかないと思いますが。

坂本龍馬霊
でもそれは、一度やってみた人間が分かることだから、分かっていないというのはそう言うことで、分かっていない人間を動かすのは難しい。
分かっている人間が動いてしまった方が早いよ。
分かっている人間が動いて、実績を上げて、注目されることによって、そういう考え方の認知度を上げて行くのが現実的ではないの。

管理人
ただ、そういう分かっていない人は、先を見て動こうとする人の足を引っ張るものなんです。

坂本龍馬霊
それでもやるしかないのでしょう?
誰かがやらなければ動き出さないのだから。
誰かが先陣を切って、道を切り開く、開拓する必要はあるよね。

管理人
かつて、龍馬さんも道を切り開く立場に立った人間だけに…。

坂本龍馬霊
それはどうかな?

管理人
でも、後から振り返ってみると、少なくとも龍馬さんを始め、志を共有する仲間達みんなの働きで、新たな時代の礎を築いたじゃないですか。
その延長として今がある訳で。

坂本龍馬霊
ただ、自分がやっていた時は、それが良いと思ったからやっていただけで、大それた思想があってやっていたというのとも違う。
その時はそうするのが良いと思っていたからやっていた。

管理人
それで良いと思いますけれども。

坂本龍馬霊
それが功を奏したから、今の人達に「坂本龍馬は素晴らしい人だね」と言われるのは、たまたま自分が良いと思って行ったことが、後の時代に影響を与えるような結果が現れて行く中で、それに結びつくような関係を持つことが出来たから評価されているのだろう。

管理人
またまたご謙遜を。
確かに自分が良いと思うことをやったという部分もあるのでしょうけど、後の時代に影響を及ぼしたと言うことは、その良いと思った時点で既に時代の先を読んでいたのだと思います。

坂本龍馬霊
それは自分以外の人間が評することであって、自分がどうこう言うことではない。
実際にこうして話せば、皆変わらないと思う。
普通に友人と話すのと変わらないと思う。
今の時代にも、後の時代に繋がってゆく様な考えを持っている人はいるけれども、まだ埋もれて気づかれていないだけではないの。

管理人
いつの時代にもそう言う人はいると思いますけれども。
ただ、そのまま時代に埋もれてしまうのか、それとも少し後の時代でも良いから、「かつてこういう人がいました」と発掘される、発見される…。

坂本龍馬霊
と言うより、発掘も何も、そう言う人間は動かずにはいられないから、必ず何某かの形で時代の流れに関わりを持って行くものだから、何らかの形で歴史に残って行くと思うよ。

管理人
今、発掘とか発見と言ったのは、そう言う先読みの出来る人物は、時代の大きく移り変わる時期には脚光を浴びやすい環境にあると思うのですね。
ただ、ある程度時代の流れが落ち着いてしまうと、周りから見るとちょっと変わり者のままで、時代の流れに埋もれて終わってしまうのではないかと思います。

坂本龍馬霊
それはそれで良いのではないの?

管理人
良いのですけど、龍馬さんの話を聞いていると、時代の先を良く読んでいた人なのだと思うので、もしもっと別の落ち着いた時代に生まれていたら、「ちょっと変わった人だよね」というまま一生を終えていたのかなと。
またそれも人生だと思いますけど。

坂本龍馬霊
それで済むなら、それでも良いじゃない。
必要ではないから、多分埋もれて行く。
そういう状態の良さもあるだろうし…。

管理人
現状に閉塞感があるから、今抱えている問題を解決する為にはどうしたらいいのだろうというように、新しい発想を求めるじゃないですか。
だから、ちょっと先を見るとか、今までとは違う発想を求めるとか、そう言った部分に注目が集まるのでしょうね。
いつの世もそう言う人ばかりが主導権を握っていては、なかなか世の中が定まらないと思いますが。

坂本龍馬霊
それこそ昨日も言ったけれども(*注2)、軟弱だろうが、アホタレだろうが、安心して暮らせる社会なんて素晴らしいじゃないか。
いつもピリピリ警戒していなければならない社会なんて、生きづらいよ。

管理人
それは龍馬さんの言葉だったのですか?

坂本龍馬霊
あの時代に、大変な時代に生きてきた人は、それなりに志を持って動いていた部分はあるけれども、その裏側で起きた色々な悲しい、辛い出来事も全部見てきているから、世の中が乱れる時など無い方が良いし、結局泣くのは庶民で――そう言うことを考えると、今のままではどうしようもない状態になるから動き出すのであって、どうしようもないという程でなければ、その方が幸せだと思うよ。

管理人
そうでしょうか?

坂本龍馬霊
そう思うよ。
それこそ今の時代なら、やってみたいことは沢山ある。
そういう色々なことを追求できるし。
暗殺される心配もなく。

管理人
そうですね――今の時代も、本当のところをいうと、暗殺される可能性が全くないこともないという風の噂もあるみたいですけど。

坂本龍馬霊
まあ、自分が良いと思ったことをやるのが一番良いよ。

管理人
そうですね。

坂本龍馬霊
人生一度きりだから。
自分が良いと思って、遣り甲斐を感じながら出来ることだったら、良いのじゃないかと思うけどね。
それは時代とか関係ないと思うし。
ああいう時代に生まれたから有名になったと言うだけだし。
そもそも有名かどうかは余り関係がないし。
それに有名になった人の裏には命を落とした人達がいるから、今の風潮はちょっと違うのかなという気はしている。
そんなに格好いいこと何かないよ。
血生臭い物だよ。
ああいう乱れた世の中で起きる事なんて、物語の主人公みたいに格好良い物ではないよ。

管理人
龍馬伝』の龍馬さんみたいにですか?

坂本龍馬霊
あれは創作物だから、あれで良いのではないの?

管理人
でも、何か思うところがあるみたいですけど…。

坂本龍馬霊
まるで別物だと分かって見るなら良いのではないの。
昔の時代にあった出来事をお芝居にしてしまうと美化されてしまう。
良い部分だけが強調されて、その裏にあった闇の部分が段々薄れていってしまう。
でも、そう言う部分もしっかり見据えていかないと、また同じ事を繰り返してしまうのではないの?

(2011年5月2日)





*注1:
以前、記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その3)】にて、『京都霊山護国神社』に参拝した際の模様を簡単にご紹介しましたが、『坂本龍馬』と名乗る霊との通信はこの頃より以前から、度々行っておりました。
但し、これまでは諸般の事情により伏せて参りましたが、この度の高知県巡りを機に公開する事と致しました。


*注2:
今回の旅の間も、『坂本龍馬』と名乗る霊や、他の霊と管理人との間で雑談の機会が度々あり、その全てを記録している訳ではありません。
ここで言及している部分は、現地での移動中に雑談形式で伺った話について引用しております。


さて、今回は『坂本龍馬』と名乗る霊にご登場願い、色々なお話を伺いました。
記事にもある様に、以前はなかなかお話を伺う機会に恵まれなかったのですが、活動内容が変わってしまったようですので、これからはお話を伺う機会も増えるのではないかと密かに期待しております。
ところで、予めお断りしておきますが、これまでに当Blogに登場された歴史的に有名な方を名乗る霊と同様に、生前の状況についての話を伺う事は無理(霊界通信の制約により説明仕切れない)との事ですので、予めご了承下さい。

【Silvercord】管理人 





5月24日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年5月17日火曜日

途中で諦めないこと、周囲と連携すること

高知巡りの途上、『若宮八幡宮』を参拝致しました。




参拝を終えて、こちらでも霊媒が御神籤を引きました。


「春風に 池の氷も とけはてゝ のどけき 花のかげぞ うつれる」
春の日に暖かに和らぎ花さき匂う如く今迄の悪い運も開けて栄える御籤です
心正しく行いを直にし色を慎み信神して人に慈しみを施こせ
幸いよいよ添う



神の教
神の教を忘れてよその、小道まような、枝道に
身びいき身勝手の事ばかりを考えて、我儘にのみ振るまえば、神様の御心に遠ざかって、神様から離れ、不幸を招く基となる。常に思いやりの心深く、人を憐み、人を助けて、地上に平和の高天原を現すべく世界作り固めの御役目大事と働く事が、誠の神の教である。


御祭神は誉田別命(応神天皇)、息長帯比売命(神功皇后)、市杵島姫命、湍津姫命、田心姫命、相殿に高龗神(雨の神)とのことですので、以前当Blogにて紹介致しました『応神天皇』と名乗る霊にご登場願い、お話を伺うことと致しました。





■ 『応神天皇』と名乗る霊との対話

管理人
今日は若宮八幡宮に参拝しまして、その際に霊媒が御神籤を引きましたので、話のきっかけとして御神籤の解説をお願いしたいと思います。

応神天皇霊
こちらには、今までの悪い運も開けて栄えるという風に書かれているのですが、人とは好ましくない状況に陥った時に何とかしようと行動を始めるものです。
行動を始めれば、必然的に状況は変化します。
そういうことで、今まで好ましくなかった状況も、徐々に改善されて好ましい状況に変化して行くので、ただ何もせずに待っていたからと言って状況が変化する訳ではなくて、自分なりの働きかけがあったり、その働きかけによって生まれた周囲との関係や交流の影響が、好ましい結果を招き寄せると言えると思います。
それで、心配事が薄れて来ると危機感も一緒に薄れてしまって、以前であれば良く心配り出来ていたことが疎かになりがちになるので、周囲への関心も大切にして、以前と変わらずに良い環境を実現できるように関心を払う必要があると思います。

管理人
以上でしょうか。
では、裏側も見て頂いて、何か付け加えることがあればお願いします。

応神天皇霊
これこそ正に好ましい状況になって、危機感の無くなった方が陥りやすい例えであると思います。
私たちが暮らす世界でもそうですが、皆様が暮らす世界なら尚のこと、周囲の方々との協力が、安定する為には不可欠だと思いますし、安定することによって安心して暮らせる様になります。
ですから、自分の行動を顧みる必要がありますし、周囲の方の思いを気遣えるような気持ちを忘れないようにしたいものですね。

管理人
御神籤については以上でしょうか。
それでは、応神天皇様には以前お話を伺いまして、その後鶴岡八幡宮の大銀杏が倒壊してしまったり、結界が開かれるなどという話がある中で、この度震災に遭ってしまいました。
今から当時を振り返ると、あるいは現在この様な事態に遭う可能性を想定してお話をされていた側面があるのではないかと感じます。
そこで、一年ほど前の当時から見た一年後の想定と、実際に訪れた今現在の状況を比べてみた感想をお伺いしたいのですが。

応神天皇霊
今の段階では、そういった結論を出せる時期ではないと思います。
まだ途中…。

管理人
では、私自身の個人的な考えを言いますので、それについての感想を聞かせて頂けますか。
今回、大きな地震や津波に襲われてしまって、日本全国的に大きな影響が出ています。
私自身は、仮に今回の災害は避け得なかったとしても、やり方次第ではもう少し被害の規模を抑制できる可能性があったと思うのですね。
ところが何か足りない部分、どこか誤ってしまった部分があって、そこに気づけなかった為に被害が拡大してしまった側面があると思います。
その点については、いかがでしょうか。

応神天皇霊
そうですね。
これは経験が無い為に知識がありませんでしたので、関心を持つことが出来なかったというのが一点あったと思います。
その部分については未熟であったと言うことなのですが、それは避けようのないもの、仕方のないもので、一番大切なのはこの状況を踏まえて、今何が出来るのかを考えることが出来るかどうか。
出来なかったことについて、反省して未来へ繋げる為の判断材料にするつもりなのであれば、過去を振り返って検討してみるのも良いことなのですが、ただ悔やんだり、自分自身を追い詰めてしまったりという形では、余り宜しくない方向に世の中が進んでしまいます。
今大変な思いをしている原因となった事柄に対して、どう対処して行くことで、将来的に乗り越えて行こうと考えるか。
そういった部分を考える事が出来るかどうか、という方が大切だと思います。

管理人
今、過去を振り返ることについてお話がありましたが、今起きている現象があって、その原因を見極める為には過去を振り返る必要があると思います。
とても重要なプロセスだと思うのですが。

応神天皇霊
そういう形で、未来へ繋げる為の材料として振り返る――何が足りていなかったのだろう、何が必要だったのだろう、と考える為の材料とするのであれば、素晴らしいことだと思います。
ただ、どうしても悔やむ材料にしてしまう方が居られるので――まあ、しばらくの間は仕方がないでしょうが、落ち着いてきたら、少しずつ「何が足りなかったのか」、「どうすれば同じ事が起きないように出来るのか」を考えるようになって行ければ宜しいのではないでしょうか。
ただ、余りいつまでも過去を引き摺って、自らの境遇を嘆き続けるのは、ご自身にとっても周囲の方々にとっても宜しい状況とはいえないので、ある程度落ち着いたら、少しずつ将来について考えてみることが大切だと思いますね。
そこで重要なのは、被災された皆様が「そろそろ将来的なことを考えて動こうか」と思った時に、周りの皆様が「動ける材料」が提供できるというのでしょうか――「動こうと思った時に、動ける環境を維持している」という事も大切なので…。

管理人
例え話ですが、「被災してしまいました。財産も流されて仕事もありません」という方に対して、「とりあえず仮設住宅に住んで下さい。仕事が無ければ生活保護で面倒を見ます」ではなくて、「復興事業を行いますので、それに携わって下さい。お給料を支払いますので、それで生活を再建して下さい」と言うことですよね、考え方の方向性としては。

応神天皇霊
そうですね。
今まで皆様は、労働をして生活を成り立たせてきた方が殆どだと思いますが、遣り甲斐とか自信を持つといった、心の充実がとても大切なので、ただ生活出来ればいいという問題ではなくて、「そろそろ何かしようかな」と思った時に、そういう思いを汲み取って、また自分の力で生活を成り立たせて行けるように、環境を整えて行くことが大切だと思います。

管理人
被災された方にとって、そういう環境を提供した方が良いよ――という時に、今の政府はその様な方向には動いていないですよね。

応神天皇霊
それはですね、「とりあえず物質的に支えればいいだろう」という考えを元にしているからだと思うのですね。
やはり人は気持ちに張りがないと、生きていることを実感できなくなって、心が病んでしまうので、そこの所をもう少し汲み取って頂けると、もう少し現実的な対応が出来るようになると思うのですが、そこはこれからの課題になると思いますね。

管理人
実際に、政府に対する不満の声が上がってきているように見受けられますが、いかがでしょうか。

応神天皇霊
政府の動きについて、満足できていない方に対しては、「政府の動きが止まってしまっている」――そこで動きが止まっていませんか?
何か他の方法を探ることも出来ると思うのですが。

管理人
別の言葉で表現すると、「政府に対する突き上げが足りない」と言うことですか?

応神天皇霊
物事は全て繋がっておりますね。
今の政府がやっていること、懸命に取り組んでいるものは、皆様の行動の裏返しでもあるので、皆様ご自身が今まで何をしてきたのかを、もう一度冷静に考えてみる必要があると思います。
提案する、要望を伝える、というのは大切なことですから、どんどん行って良いと思うのですが、具体的に動いている方は、不満を持っている方全体の内の少数派であると思うのですね。
だから、実際に活動を起こしている方がどのように考えているのか。
やり方はあると思うのですね。

管理人
ここまでは政府に対する不満を持っている方々についてのお話でしたが、今度は政府の方々についてはいかがでしょうか。

応神天皇霊
目の前の事で手一杯、すぐ目の前に見えていることに対処するだけで手一杯になってしまっている様なので、もう少し周囲の方を信頼して、お任せ出来る所はお任せして、全体を把握出来るように努力されると、良い結果に繋がると思いますけれどもね。

管理人
それが出来るのであれば既にやっていると思いますが。

応神天皇霊
こればかりはその方のご意志になってしまうので、私もアドバイスは出来るのですが、強制は出来ないのです、立場的には。
ですから、いつ気づいて頂けるのかが肝心なところですが、大勢の方が今の政府の方々に働きかけているので、何かきっかけがあれば気づいて頂けると思いますが……なかなか難しい状況ではありますね。

管理人
まぁ、そういったところですよね。
では、何か付け加えることがあれば、それを伺って終わりにしたいと思いますが。

応神天皇霊
どのような事柄に対してもそうなのですが、何か一つ目標を見つけて、それを実現させる為に動き出してしまえば、必ず実現することが出来ますから、途中で諦めないこと。
そして、周囲との連携を大切にすること。
一人だとやはり挫けやすくなってしまうので、周囲の方々と協力し合いながら、励まし合いながら、諦めずに目標の達成に向けて努力して下さい。
必ず実現できますから。
諦めなかった者だけが実現できる事ですから。

(2011年5月1日)





最後に、『応神天皇』と名乗る霊から私たち、そしてご覧の皆様へのアドバイスを頂きました。
誰にとっても、どの様な状況にある方にとっても参考になると思いますので、日々様々な取り組みをされる際に心の隅に留めておいて頂ければと思います。

【Silvercord】管理人 





5月17日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年5月15日日曜日

『日本を護りたい』思い

本日は、こちらを訪ねた際のエピソードについて、ご紹介したいと思います。



こちらは、高知県護国神社です。
参拝当日は雨天の為、人影も殆ど見られませんでしたが、余計な雑音が無い状態の方が、霊媒にとっては都合が良かったようです。

さて、無事参拝を終えてから、霊媒が御神籤を引きました。


「苔むせる松が枝に 千年の鶴鳴きて 晴れたる空に 御世を寿ぐ」
神様のお助けを戴いて常盤の松に鶴の舞う如く、福徳の日に増して、望事は心のままになりますが
身を持ち崩すと災いを招きます
心を正しく正直にし
明るく倖せな運勢を拓きましょう



神の教
花の木陰にねる様な気持ち、感謝、感謝の礼ごころ
神様、御先祖様に、今日一日を無事に過させて頂いた、有がたさの御礼を申して、明日の一日を、清く正しく生き貫く事を御契い申し、御祈り申して、安らかな眠りの床につきましょう。心の幸福は感謝の念から湧き出て、身の幸福は祈りによって倍加する。





■ 『高知県護国神社に宿る英霊』の方との対話

管理人
今日は高知県護国神社に伺いまして、霊媒は「招かれたのではないか」と述べております。
それではお話を伺うきっかけとして、参拝の際に霊媒がお神籤を引いたのですが、まず御神籤に書かれたメッセージの解説をお願い致します。

英霊
これは読んだままの意味を素直に受け取ってもらえれば良い。

管理人
読んだままといっても、今この時期にそのメッセージが送られる意味があると思うのですが、いかがでしょうか。

英霊
この内容に関しては、いつの時期でも、多くの神様や霊が繰り返し述べていることと同じだ。
今の時期だからこそ注意したい部分もありますが、常日頃から心掛けたいことが書かれています。

管理人
なぜ、「今の時期に」というお話をしたのかというと、普段、取り立てて心配事もなくて、毎日が淡々と送れている状況の中では、「いつでも心掛けた方が良いですよ」と言っても、なかなかそこまで思い至らない方も多いのではないかと思うのですね。
一方、今は何かと色々と問題になる出来事が目立っている時期ですので、普段は気にしていなかったような物事にも関心が向きやすいのではないかと思います。
そこで、「今この時期に」という話を振ってみたのですが?

英霊
基本は変わらない。

管理人
基本をきっちりと抑えていれば、いざ問題が発生しても慌てる必要はないのですが、今現実に慌てふためいている人が多いと思うのですね。

英霊
問題に思うことが起きた時は、己の心に問いかけなさい。
不安になったり、パニックに陥ってしまう人は、自分自身がどうしたいのか、どうなりたいのかがよく分かっていないので、自分自身を見つめ直して、自分の考えを良く理解しておく。
まずはそこから始めましょう。
そして、自分自身の考えを理解した上で、周囲との関わりを考える。
よく観察して、関わりを持った時の影響を考える。
そこまで出来れば、大体の問題は解決します。
何かがあった時に自分を見つめ直すという作業が、なかなか難しい人が多いようですので、まず自分自身を見つめ直して、自分の考えを整理するところから始めると良いでしょう。

管理人
わかりました。
ありがとうございます。
では、御神籤の裏側についてはいかがでしょうか。

英霊
感謝する気持ちを持って、日々過ごしましょうという様なことが書いてあるのですが、物事には何でも裏表があるので、どの部分を見つめるのかによって感じ取り方が変わってきます。
感謝できる部分を見つけられる、そういう視点で物事を見ることが出来る人は幸いである。
同じ物事を見ても、「不幸だ」と感じる人と「幸福だ」と感じる人がいる。
それはどの部分を見つめているのかで、同じ物を見ていてもどの側面を見ているのかで解釈が変わって来るからだ。
感謝できる心というのは、安定と喜びをもたらすので、更にそれらの心が満たされている人は、常に周囲にもその満たされたものを無意識のうちに分けている。
一つ一つの言葉や行動にそれらの思いが現れるので、更に喜びや安定といった物が引き寄せられて来る。
喜びは喜びを引き寄せる。
だから、どの側面を見ているのか、どの部分を感じ取っているのか、これは重要ですね。
逆に、「なんて不幸なのだ」「なんて辛いことばかりなのだ」という事ばかりを考えていると、そういうものばかりが引き寄せられてしまうから、自分で自分を追い詰めてしまう結果になるので、それこそまさに不幸なのではないか。
「不幸なことにあった」という事象ではなく、そう思ってしまう自分自身の心が更に不幸を引き寄せてしまう、手繰り寄せてしまうから、その心のあり方が私には不幸に思える。

管理人
御神籤については以上でしょうか。
では、話のきっかけとして御神籤の解説をお願いしたのですが、今回高知県護国神社に伺ったのは、霊媒から「護国神社を訪ねたい」との希望を受けたのがきっかけでした。
そして実際に伺ったところ、霊媒が「神社の拝殿の上から、拝殿に向かってエネルギーが降り注いでいて、それが光の柱のように見える」という話をしていたのですが、護国神社には何か特別の役割があるのでしょうか。
それとも、今の時期の特別な状況に対応した反応であって、普段はその様なことはないでしょうか。

霊媒M
これは震災が関係しているようですね。

英霊
震災が起きたことで、国民の皆様の心に変化が現れていて、特に護国神社なので、エネルギーの質として、今特に日本の皆様が必要とする――「活力を取り戻したい」とか「護りたい」と思う時に向いているエネルギーが特に扱われている場所なので、皆様のお心に応えて。

管理人
お心に応えて?

英霊
不安で萎縮してしまっている人もいるのですが、それとは逆に、懸命に活動している方々も居られるので、そういう方の気持ちに応える形でエネルギー量が増している。
それだけ必要とされていると言うことです。

管理人
護国神社を通じて、そういったエネルギーが伝わって行くと言うことでしょうか。

英霊
今の時期、靖國神社のエネルギーは凄いはずだ。

管理人
では、今靖國神社や、全国の護国神社を参拝することによって、そういった「明日への活力」を得ることが出来るということですね。
今、霊界でも重点的に力を注いでいると言うことでしょうか。

英霊
そうですね。
日本を護りたい、日本を良くしたいという皆様の思いに応えて、もちろん私たちも日本を良くなって欲しいという思いがありますので、その思いが重なったことで、より強力なエネルギーを活用しやすい状態になっています。

管理人
では、今、霊媒が実際に確認したのは高知県護国神社なのですが、もし今の時期に霊媒が靖國神社や他の護国神社を訪ねると、やはり光の柱が立っているように見えるのでしょうか。

英霊
そうですね。
多分、強く感じ取れると思います。
それだけ必要とされていると感じている。

管理人
良いお話を伺いました。
以前【銀の紐】で、震災を受けた英霊の皆様の活動について簡単に紹介したのですが、それに追加できるような良い話を伺えたと思います。
他に付け加えることはありますか?

英霊
皆様ご自身の持つ力を信じて、これからも挫けることなく、未来への希望を持って過ごせるように、いつも傍で支えておりますので、挫けそうになった時にはお出で頂けるか、地域によってお出でになれない場合は、心を向けて頂けるだけでもお力になることは出来ますので、その事を心に留めておいて頂ければと思います。

(2011年5月1日)





震災に関連する話が続きます。
こちらの記事は、以前投稿した記事【『東北地方太平洋沖地震』を受けた霊界側の動きについて(その2)】や、記事【『東北地方太平洋沖地震』を受けた霊界側の動きについて(その3)】に付け加えて、日本国内の被災地ではない場所における英霊の皆様の働きかけについてのお話を伺うことが出来ました。
靖國神社も、全国各地の護国神社も、英霊の皆様を始め「日本の行く末に関心を持つ霊が集う場所」ですので、この様な時こそ靖國神社や護国神社に参拝されてはいかがでしょうか。

【Silvercord】管理人 





5月15日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。


2011年5月14日土曜日

Bloggerの不具合による影響について

既にご存じの方もおられると思いますが、当Blogを設置しているBloggerの不具合により、5月12日から13日にかけて、記事やコメントの投稿が出来ない状態が断続しておりました。
現時点で不具合は解消されている様ですが、ご覧の皆様から投稿されたコメントのうち、5月12日、13日付の分が削除されてしまいましたので、取り急ぎご連絡致します。
上記期間内にコメントを投稿された皆様には、ご迷惑をおかけ致しました。

【Silvercord】管理人 

四国の『要の土地』を訪ねる

この度高知を訪ねることになった目的の一つは、四国の『要の土地』と思われる場所を実際に訪ねて確認することでした。
訪ねたのはこちら――。



高知県高岡郡大豊町にある八坂神社境内に聳える、国の特別天然記念物『杉の大杉』です。



霊媒によると、二株の杉の巨木の中間が要の土地の中心で、天上に向かって伸びる光の柱を、ご神木が左右から守護している様に見えるそうです。



そして、こちらが八坂神社です。







■ 『杉の大杉』に宿る神様との対話

管理人
以前から、霊媒より「四国の要の土地」の可能性がある場所を見つけたので、実際に現地を訪れて確認したいとの話を伺っておりました。
そこは高知県にある『杉の大杉』というご神木で、国の天然記念物に指定されております。
そして、ご神木が要の土地を守護するような位置に聳えております。
さて、質問があれば回答して頂けるとのことですが、私たちも既に何カ所かの要の土地を訪ねて回り、その都度お話を伺っておりますので、基本的な部分については一通り伺っていると認識しております。
そこで、四国の要の土地に焦点を絞ったお話を伺いたいのですが、まず、これからお話をして頂けるのはどのような方なのでしょうか。

霊媒M
ご神木に宿っている神様のようです。
それが、右側と左側で別々の神様が宿っています。

管理人
別々の神様ですか。
では、実際に『杉の大杉』を訪ねた際に、霊媒が「他の要の土地と比べるとパワーが弱い」と述べていたのですが、なぜ他の要の土地と比べるとパワーが弱いのか、何か事情があれば教えて頂けますか。

杉の大杉の神様
比較的安定していて、人々に馴染みやすいエネルギーが出ている。
結果として、実際に発しているパワーの大きさの割に、それほど強く感じられない。
反発してしまうのか、吸収してしまうのかの違いで、人間に吸収されやすく、活かしやすいエネルギーの状態。
四国の要は比較的安定していて、人に馴染みやすいので、結果として弱く感じられたのかも知れません。

管理人
それは、霊媒の感じ方?

杉の大杉の神様
人にとっては暮らしやすいのだけれども、大きく飛躍するとか、大きく成長する状態ではないです。
比較的穏やかな状態。

管理人
よく言えば安定しているけれども、言い方を変えると活動的ではない、エネルギッシュな感じではない――どちらかというと新しい物を求めていくと言うよりは、マンネリのような……。
ちょっと違いますか。

杉の大杉の神様
まあ、マンネリと言うより、心地の良い状態が保たれています。
もの凄く強く感じる場所とは、人間の体とはある意味反発しているというか――馴染むのに時間がかかるようなエネルギーは、その分人間の体に負担がかかりやすいので、もの凄く強く感じるのかも知れない。
でも、そういうエネルギーが出ている場所は、その土地に住む人々は、何か新たな物、変化を強く求めているからこそ、いままでとは違ったエネルギーが発せられているので、それは悪い状態ではない。

管理人
それは良い・悪いで判断する物事ではないですね。

杉の大杉の神様
それを言ったら、どのような状態でも単純に語れるわけではなくて、その時々に応じて、人間にとっての成長に繋がる物ではある。
その状態をどのように受け止めて行くのかが大切であって――要するに、単純化した基準を作って選り分けるような物ではない。
今何が目の前で起こっているのかという事と、自分はそれをどういう風にしていきたいのかという所と、その目標を達成する為には何が足りないのか、何が余分なのかを見ておく。
自分が何を目標としているのかをきちんと理解しておくことが重要。

管理人
今回は要の土地に話題を絞りたいと思うのですが、実際に『杉の大杉』を訪ねてみると、他の『要の土地』とは異なっていて、人口の多い場所の近くにあるというわけではない様です。
ただ、地理的には四国のほぼ中央と言って良い場所だと思います。
あの場所が要の土地であると言うことにはそれなりの意味があると思うのですが、四国はどちらかというと海沿いに疎らに人が暮らしているので、要の土地からエネルギーが四国全体に作用する際に都合がよいのでしょうか。
四国の要の土地の、他の要の土地との立地条件の違いについて、教えて頂けますか。

杉の大杉の神様
要の土地と言うだけではなくて、本州から離れていることにも関係している。
本州の大本とのやりとりをする為の中継の役割も担っている。

管理人
ちょっと宜しいですか。
本州の場合は、皇居に「霊界と地上界を繋ぐ拠点」があります。
そこから流れてきた霊的エネルギーを、覡役の天皇陛下が、より馴染みやすい性質に変換します。
そこで人に馴染みやすい性質に変換された後に、各地の「要の土地」に宿る楔役の霊を通じて、その地方に暮らす人々にとって更に馴染みやすいように微調整されます。
以上が、これまでに霊界の住人の皆様から伺った「要の土地」の役割、位置づけについての大まかな説明となりますが、宜しいですか。
本州の場合はその様な仕組みになりますが、海を隔てた四国や九州、北海道や沖縄にも当て嵌まると思いますが、同じ一つ続きの土地ではなくて、海を隔てた土地の場合は、ただ「要の土地」と言うだけではなくて、それとは別の役割を共に担っている?

(霊媒が説明に窮している様子)

杉の大杉の神様
だから、ただ単にそこでエネルギーの微調整をしているだけではなく、その地域一帯を取りまとめる役割も担っている。

管理人
(本州から)海を隔てると、そういう役割も必要なのですか?

杉の大杉の神様
土地が離れていることに意味がある。
今は橋を架けて繋げてしまっているけれども。

管理人
では、土地が離れていることにどのような意味があるのですか。

霊媒M
今一つ伝わってきません。

管理人
では、それは時間をおいて再度聞くこととしましょう。
日を改めた方が良さそうな気がします。

杉の大杉の神様
物質と霊がくっついてこの世界が成り立っているけれども、どういう物質で構成されているのかが違うと、物質に合わせて変化させている。

管理人
それは、地理的条件と言うことなのかな?
土地が変わると、気候が変わるでしょう?
乾燥していたり、湿っていたり、暑かったり寒かったり。
それぞれの場所の条件によって、エネルギーの調整にしても微妙に変えて行かなくてはいけない――その辺に関係あるでしょうか。

杉の大杉の神様
あなた方お二人は同じ人間だけれども、人間として見たら同じだけれども、個々の存在として見たら全然違うので、必要とするエネルギーも変化してくる。
そして、別の思考を持って動いている。

管理人
そうすると、本州は本州で一体?
(要の土地毎に)別の思考ではなくて。

杉の大杉の神様
日本全体が同じ一族であっても、本州は一つの家族で、他の土地は親類に例えられるくらいの違いはある。

管理人
うーん。
言わんとするところは分からなくはないのですが、余りしっくり来ないですね。
この件については、改めて別の機会に伺った方がよいと思いますので、中途半端になってしまいますが、今日はこの辺で一端打ち切りにしたいと思います。

(2011年4月30日)





今回は、霊界の住人の皆様が震災対応に尽力されている最中でしたので、一旦は延期も考えましたが、この度の訪問先に縁のある霊界の住人の皆様のお話も伺える様でしたので、思い切って訪問しました。
結果、今回も得る所の大きな旅となりましたので、記事をまとめ次第随時投稿して参ります。

【Silvercord】管理人 





5月12日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年5月11日水曜日

技術的には被害を抑制する事が可能

今回は、記事【改めて考えてみたいこと】の続編として、土佐神社に関する記事の後編をお届けしたいと思います。
当初、私たちは土佐神社の神様のお招きに預かったと思っていたのですが、どうやら別の神様の強いお招きがあったようです。





■ 神明宮(土佐神社の末社)の神様との対話

霊媒M
境内にあった末社の神様に強く引き寄せられました。
ここですね。



管理人
こちらは神明宮とのことですね。

神明宮の神様
現地でも少し話したのですが、震災に遭ったことで、気持ちが挫けそうになっている側面が見られるのですが、現実の被害状況を見た時に、本来であればもっと大きな影響を受ける様な災害でした。
それでも、この規模の災害としては、被害の規模は小さめに抑えられています。
ただ、今までにはない被害の大きさだった為に、「もの凄く大きな災害であった」という所に気持ちが向いてしまっている。
もっと大きな被害が出てもおかしくない災害だった。
今は当事者になってしまったので、客観的にしてみることは難しいだろうと思います。
他に抱えている問題もあるし。
但し、震災の規模の割に、被害の程度は皆様が感じているほどではない。
だから、それほど落ち込むほどでもなくて、本来であればもっと大きな被害が出てもおかしくない震災を受けて、この程度の被害に押し止められたと言うことは、それだけ力を尽くして対策をしてきた結果なので、自分たちが持つ力を信じて、今まで考えないで過ごしてきた物についても目を向けて、持てる力を発揮して、更に強固な物にして行くように心掛けると良いでしょう。

管理人
よろしいですか。
この度の震災は、災害の規模からすると、被害の程度は比較的抑制されている、小規模に収まっているとの事なのですが、実際に我々が災害の規模と被害の程度を比べて判断する時に、その比べる対象となる物がなかなか思いつかないのですね。
実際に経験している中では、被害の規模は充分に大きい。
だから、相対的に抑制されていると言われても、比較する対象がないので、判断がつきません。
経験している中では、とても大きな災害であると言うことなのですね。

神明宮の神様
ここは難しいところです。

管理人
今の話は、地震が起きました、それに伴って津波が襲いました、という部分についての話なのだと受け止めておりますが、そこから派生して原子力発電所が危険な状態にありまして、その危険な状態がなかなか収まっていかないまま一ヶ月以上経過しているのですが、その点については何かございますか?

神明宮の神様
こればかりは皆様がどう対応するのかにかかってきてしまうので、私たちは私たちの立場で出来る限りのことを行っていますが、それをどう受け止め、どのように活用するのかは、皆様が自分たちで実現して行く物なので、皆様は何を選択するのかという話になってきます。
暮らしている世界が違いますので、直接何かをする訳にはいきません。

管理人
霊界の住人の皆様が様々な活動をされているという話は伺っております。
一応ここまでのお話は分かりましたが、その真意がどの程度伝わるのかを考えると、なかなか難しいですね。

霊媒M
上手く表現が出来ていない。

管理人
上手く表現が出来ていないと言うよりは、これまでの私たちの経験の中で、「これまでにもっと酷い時があったじゃない。確かに地震の規模は大きかったし、津波の被害も広範囲に及んだ。でも、あの時に比べれば何とかなるよ」と例えて比べる対象になる経験がなかなか思い当たらないのですね。

神明宮の神様
これだけ広い範囲で立て続けに被災する機会がなかったので、比べる材料がないと言うのは分かります。

管理人
そこで比べる材料がないので、実際に大きな被害が出ている現状を見て、「実は想定される被害より小規模に収まった」と言っても、なかなか説得力を持たないのですね。
ただ、「被害の程度が抑制された」という見解の裏付けになる事実もあって、巨大な防潮堤を設置した海辺の町が、津波の被害を免れた例もあるのですね。
逆に、津波が防潮堤を越えて町を押し流した場合もありましたが。
そこで、同じ津波に襲われても、甚大な被害を受けた場所もあれば、軽微な被害に留まったところもある。
その両者の違いはどこにあるのだろう――どうして被害が拡大したのだろう、どうして被害が抑制されたのだろう――その点を深く追求し、適切な対策を施すことによって、仮に今度同等の災害に襲われたとしても、今回よりも被害を抑制できるだろうし、災害からの復旧・復興も迅速に行える様な備えを用意しておける。

神明宮の神様
既に、技術的には可能になっている。
後は、それを実行するかしないか。
力は既にある。
技術的には可能となっているけれども、実際にやろうと決断をしてきたか、無駄だと言ってそういう対策を省いてきたか――そこの違いが出てしまった。
もう過去を悔やんでもしようがないから、次に新しく町を作る時に、そういう点を考慮して作れば、将来的に安心して暮らせるようになる。
実際に被害を最小限に食い止めることが出来た町があるのだから、技術的には出来るのだから、これから取り組んで行けば、暮らしやすい安全な町が築けますよ。
福島の原発については皆様の選択によるので、私たちの立場で出来ることは行っているので、後は皆様が何を選択するか。

管理人
如何に菅直人を黙らせるか?

神明宮の神様
黙らせるというか、きちんと対応してもらうか。

管理人
それは無理でしょう。
彼らはきちんと対応していると思っているのでしょう。
その結果として今があるのだから。
やはり現場の人間が一番事情をよく分かっているのだから、今最前線で尽力されている方々にとって一番動きやすい環境を作る為に、周りの人がどのように支えるかという部分が問われているのだけれど、そこをとりまとめる立場の政府がきちんとマネージメント出来ていないと言うことでしょう?
政府にも言い分はあるのだろうけど、今最優先させなくてはならないのは何か、その目的を達成させる為に必要な環境は整えてあげないと。
口先で「やれ」と言って怒鳴りつければ物事が動くのではなくて、今現場で動いている人が動きやすい環境を整えるのが、マネージメント役のやらなくてはならない仕事でしょう。
まずそれをやらなくてはお話にならない。

神明宮の神様
結局、より多くの方が何を望むかというところが大きく影響してくると思われます。
まず皆様の意識が変わる必要がある。
責任を問うと言うことは、自分自身にも責任が問われてきますよ。
なかなか思うようにならないので不安になる気持ちは分かるのですが、やはり自分自身も責任を持って行動できる・発言できるという風になっていかないと、世の中はなかなか改善されていかないと思います。
相手の方が悪くて、私自身は被害者で悪くないと言うことでは、世の中は動いていきません。

管理人
そうですね。
誰が良いとか悪いとかは、余り関係ないですね。

神明宮の神様
今何が問題で、その問題を解決する為には何ができるのか、何をすれば良いのか。
そこに善悪はないです。

管理人
その善悪を云々しても良いけれども、物事には優先順位があって、まず今の目の前にある問題を片付けるには何をしなくてはならないのか、そこに力を注いで、問題が解決して落ち着いてから、誰が良い悪いとやってくれればいいのですが。

神明宮の神様
善悪とはあくまでも主観なので、立場によっては判断が真逆になってしまう。
そういうあやふやな感情、曖昧な感情で問題を見つめても、なかなか解決策は見えてこない。
今何が起きているのか、そして何が出来ていて何が出来ていないのかをきちんと把握して、足りていない部分を補っていく。
あるいは必要のない部分を取り除いて行くという風に、現実の物として一つずつ作業をこなしていけるように組み立てる。
一つ一つ作業をこなすというのは、パズルのピースを一つ一つ埋めていくような物で、ある一つのピースが見つからない時にただ「無い、無い」と騒いでいてもそこが埋まるわけではなくて、ピースを見つける為にあらゆる可能性を考えて探して行かないと、いつまでもピースは埋まらなくてパズルも完成しない。
ピースの見つかりそうな可能性の高い場所から順序立てて探して行かないと、なかなか前には進めないと思います。
徐々に冷静になっている人も増えていますが、「出来ない、出来ない」で留まっている人も多い。
なぜ出来ないのかを、まず確かめて、そして出来ない原因となっている物を出来るようにするには、何が必要で何がいらないのかを考えて、それが分かったら足りない部分は補って、不必要な部分は削って行くように努めると、比較的早く問題は解決できます。

(2011年4月30日)





今回の記事は、内容的に誤解を招きかねない微妙な部分を含んでいた為、記事として公開するか否か、霊媒との間で議論となりました。
しかし、私たち人間とは別の視点から見ると、この様な見方も出来るのだと言う点をご紹介するという意味で、敢えて公開することと致しました。
霊媒も「上手く表現できていない」と述べております様に、神様の真意を何処まで表現できているかは分かりませんが、今の私たちにとって重要な指摘を含んでおりますので、慎重に読み込んで頂ければと思います。

【Silvercord】管理人 





5月11日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年5月10日火曜日

改めて考えてみたいこと

今回は、高知県を巡る旅の第一弾として、土佐一ノ宮『土佐神社』をご紹介したいと思います。
御祭神は味鋤高彦根神と一言主神であり、消失した社殿を戦国武将の長宗我部元親が再建、江戸時代には藩主の山内氏の保護を受けていたようです。




さて、参拝を終え、霊媒がこちらの御神籤を引きました。


「吹きあるゝ 嵐の風の 末遂に 道埋るまで 雪はふりつむ」
親類まで災をして思うに任せず心痛する事多し
何事も時の来るまで天にまかせて
静かに身を慎んで居れば雪の朝日に消える様に楽しい時あり今は何も控えよ



神の教
かわる此世にかわらぬ物は、神のめぐみと日の光り
私共を御いつくしみ下さる神様の御心は、大空に照り渡る太陽の光りの様にいつ迄立っても変らない。それなのに、ともすれば、私共の心が神様からはなれる。神様にそむいて逃げまわる。屹度其時、心に暗いかげがさす。不安が伴なう。不幸が出来、不幸が湧いて来る。

この御神籤の文面には見覚えがありましたので、土佐神社の神様にご登場願い、まずは御神籤の解説からお願い致しました。





■ 土佐神社の神様との対話

管理人
今日は高知県の土佐神社に参拝しましたが、その際に霊媒が引いたお神籤の文面に見覚えがありました。
そこで確認したところ、昨年末に滋賀県の日吉大社(記事【年明けと共に日本の夜が明ける・補足】)に参拝した際に、やはり同じお神籤を引きました。
時期的にも、昨年末と今年の春と言うことで、これまでには、これほど短い期間で同じ文面の御神籤を引く機会はありませんでしたので、敢えて今このお神籤を引いたことについて、何かコメントはありますか。

土佐神社の神様
自分の身近に感じていなかったような問題に対しては対処しやすいのですが、いざ我が身に降りかかってくると、一歩引いてみていた時には出来ていた物が出来なくなってしまう――という風になりやすいので、今の状況の中でもう一度この御神籤の内容について考えてもらいたかった。

管理人
つまり、震災の前と後で、自分に災害の及ぶ可能性など想像もつかなかった時点では冷静に考えることが出来ていても、実際に災害の発生した今は、自分の身の周りにも様々な影響が及ぶと――そうなった今、もう一度考え直してみましょうということでしょうか。

土佐神社の神様
そうですね。
そういうことで、敢えて同じ内容の御神籤を引くことになりました。
これは結構重要なので、よく考えてみてほしいと思います。
その上で、どのように行動を起こしたらよいのかを、よく考えてみてください。

管理人
御神籤については以上でしょうか。
では、今回土佐神社に参拝しましたのは、これまでにも私たちが様々な神社に参拝した際と同様に、霊界の活動の必要性に応じてお招きに預かったのではないかと想像しているのですが、今伺った御神籤に関するメッセージを伝えるのが主な目的なのでしょうか。

霊媒M
ちょっと(回答が)来ないですね。

(ここからは土佐神社境内で撮影した写真を見ながら話を進める)

(2011年4月30日)





今回は、土佐神社に関する記事の前編をお届けすることに致しました。
近日中に後編を投稿致しますので、しばらくお待ち下さい。

【Silvercord】管理人 





5月10日現在回答待ちの質問

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2011年5月4日水曜日

今回訪ねたのは…

記事【GWのとある午後】に掲載の写真は『高知駅』でした。

記事【空を見上げると】に掲載の写真は『高知城の石垣』でした。



記事【移動中】に掲載の写真は、足摺岬に立つ『中浜万次郎像』でした。



そして、記事【街角の風景】に掲載の写真は『土佐電鉄の路面電車』でした。

と言うことで、今回は高知県内を巡りましたが、初めて四国を訪ねてみて、色々と新たな発見がありました。
その際の模様は、記事をまとめ次第随時ご紹介したいと思います。

【Silvercord】管理人 





5月4日現在回答待ちの質問

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2011年5月3日火曜日

街角の風景

風情がありますね。


では、私たちはそろそろ家路へと向かいます。
解答は後ほど投稿します。

【Silvercord】管理人 





5月3日現在回答待ちの質問

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2011年5月2日月曜日

移動中

とある場所に立ち寄りました。


【Silvercord】管理人 





5月2日現在回答待ちの質問

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空を見上げると


巨大な構造物が聳え立っていました。

【Silvercord】管理人 





5月2日現在回答待ちの質問

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