訪ねたのはこちら――。
高知県高岡郡大豊町にある八坂神社境内に聳える、国の特別天然記念物『杉の大杉』です。
霊媒によると、二株の杉の巨木の中間が要の土地の中心で、天上に向かって伸びる光の柱を、ご神木が左右から守護している様に見えるそうです。
そして、こちらが八坂神社です。
■ 『杉の大杉』に宿る神様との対話
管理人:
以前から、霊媒より「四国の要の土地」の可能性がある場所を見つけたので、実際に現地を訪れて確認したいとの話を伺っておりました。
そこは高知県にある『杉の大杉』というご神木で、国の天然記念物に指定されております。
そして、ご神木が要の土地を守護するような位置に聳えております。
さて、質問があれば回答して頂けるとのことですが、私たちも既に何カ所かの要の土地を訪ねて回り、その都度お話を伺っておりますので、基本的な部分については一通り伺っていると認識しております。
そこで、四国の要の土地に焦点を絞ったお話を伺いたいのですが、まず、これからお話をして頂けるのはどのような方なのでしょうか。
霊媒M:
ご神木に宿っている神様のようです。
それが、右側と左側で別々の神様が宿っています。
管理人:
別々の神様ですか。
では、実際に『杉の大杉』を訪ねた際に、霊媒が「他の要の土地と比べるとパワーが弱い」と述べていたのですが、なぜ他の要の土地と比べるとパワーが弱いのか、何か事情があれば教えて頂けますか。
杉の大杉の神様:
比較的安定していて、人々に馴染みやすいエネルギーが出ている。
結果として、実際に発しているパワーの大きさの割に、それほど強く感じられない。
反発してしまうのか、吸収してしまうのかの違いで、人間に吸収されやすく、活かしやすいエネルギーの状態。
四国の要は比較的安定していて、人に馴染みやすいので、結果として弱く感じられたのかも知れません。
管理人:
それは、霊媒の感じ方?
杉の大杉の神様:
人にとっては暮らしやすいのだけれども、大きく飛躍するとか、大きく成長する状態ではないです。
比較的穏やかな状態。
管理人:
よく言えば安定しているけれども、言い方を変えると活動的ではない、エネルギッシュな感じではない――どちらかというと新しい物を求めていくと言うよりは、マンネリのような……。
ちょっと違いますか。
杉の大杉の神様:
まあ、マンネリと言うより、心地の良い状態が保たれています。
もの凄く強く感じる場所とは、人間の体とはある意味反発しているというか――馴染むのに時間がかかるようなエネルギーは、その分人間の体に負担がかかりやすいので、もの凄く強く感じるのかも知れない。
でも、そういうエネルギーが出ている場所は、その土地に住む人々は、何か新たな物、変化を強く求めているからこそ、いままでとは違ったエネルギーが発せられているので、それは悪い状態ではない。
管理人:
それは良い・悪いで判断する物事ではないですね。
杉の大杉の神様:
それを言ったら、どのような状態でも単純に語れるわけではなくて、その時々に応じて、人間にとっての成長に繋がる物ではある。
その状態をどのように受け止めて行くのかが大切であって――要するに、単純化した基準を作って選り分けるような物ではない。
今何が目の前で起こっているのかという事と、自分はそれをどういう風にしていきたいのかという所と、その目標を達成する為には何が足りないのか、何が余分なのかを見ておく。
自分が何を目標としているのかをきちんと理解しておくことが重要。
管理人:
今回は要の土地に話題を絞りたいと思うのですが、実際に『杉の大杉』を訪ねてみると、他の『要の土地』とは異なっていて、人口の多い場所の近くにあるというわけではない様です。
ただ、地理的には四国のほぼ中央と言って良い場所だと思います。
あの場所が要の土地であると言うことにはそれなりの意味があると思うのですが、四国はどちらかというと海沿いに疎らに人が暮らしているので、要の土地からエネルギーが四国全体に作用する際に都合がよいのでしょうか。
四国の要の土地の、他の要の土地との立地条件の違いについて、教えて頂けますか。
杉の大杉の神様:
要の土地と言うだけではなくて、本州から離れていることにも関係している。
本州の大本とのやりとりをする為の中継の役割も担っている。
管理人:
ちょっと宜しいですか。
本州の場合は、皇居に「霊界と地上界を繋ぐ拠点」があります。
そこから流れてきた霊的エネルギーを、覡役の天皇陛下が、より馴染みやすい性質に変換します。
そこで人に馴染みやすい性質に変換された後に、各地の「要の土地」に宿る楔役の霊を通じて、その地方に暮らす人々にとって更に馴染みやすいように微調整されます。
以上が、これまでに霊界の住人の皆様から伺った「要の土地」の役割、位置づけについての大まかな説明となりますが、宜しいですか。
本州の場合はその様な仕組みになりますが、海を隔てた四国や九州、北海道や沖縄にも当て嵌まると思いますが、同じ一つ続きの土地ではなくて、海を隔てた土地の場合は、ただ「要の土地」と言うだけではなくて、それとは別の役割を共に担っている?
(霊媒が説明に窮している様子)
杉の大杉の神様:
だから、ただ単にそこでエネルギーの微調整をしているだけではなく、その地域一帯を取りまとめる役割も担っている。
管理人:
(本州から)海を隔てると、そういう役割も必要なのですか?
杉の大杉の神様:
土地が離れていることに意味がある。
今は橋を架けて繋げてしまっているけれども。
管理人:
では、土地が離れていることにどのような意味があるのですか。
霊媒M:
今一つ伝わってきません。
管理人:
では、それは時間をおいて再度聞くこととしましょう。
日を改めた方が良さそうな気がします。
杉の大杉の神様:
物質と霊がくっついてこの世界が成り立っているけれども、どういう物質で構成されているのかが違うと、物質に合わせて変化させている。
管理人:
それは、地理的条件と言うことなのかな?
土地が変わると、気候が変わるでしょう?
乾燥していたり、湿っていたり、暑かったり寒かったり。
それぞれの場所の条件によって、エネルギーの調整にしても微妙に変えて行かなくてはいけない――その辺に関係あるでしょうか。
杉の大杉の神様:
あなた方お二人は同じ人間だけれども、人間として見たら同じだけれども、個々の存在として見たら全然違うので、必要とするエネルギーも変化してくる。
そして、別の思考を持って動いている。
管理人:
そうすると、本州は本州で一体?
(要の土地毎に)別の思考ではなくて。
杉の大杉の神様:
日本全体が同じ一族であっても、本州は一つの家族で、他の土地は親類に例えられるくらいの違いはある。
管理人:
うーん。
言わんとするところは分からなくはないのですが、余りしっくり来ないですね。
この件については、改めて別の機会に伺った方がよいと思いますので、中途半端になってしまいますが、今日はこの辺で一端打ち切りにしたいと思います。
(2011年4月30日)
今回は、霊界の住人の皆様が震災対応に尽力されている最中でしたので、一旦は延期も考えましたが、この度の訪問先に縁のある霊界の住人の皆様のお話も伺える様でしたので、思い切って訪問しました。
結果、今回も得る所の大きな旅となりましたので、記事をまとめ次第随時投稿して参ります。
【Silvercord】管理人
5月12日現在回答待ちの質問
記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。
- 記事【狡さと賢さは別物】のコメント欄からお寄せ頂いたはつゆき様の質問「欧州と中国で、行動の中心にある概念が異なる理由」について
- 記事【日本は法治国家である】のコメント欄からお寄せ頂いたたらこ様の質問「三島由紀夫氏が死後霊界でどの様に過ごしたのか」について
- 記事【Vocaloidと音楽作り】のコメント欄からお寄せ頂いたあんず様の質問「音楽を司る神様」について
- 記事【Vocaloidと音楽作り】のコメント欄からお寄せ頂いたしゅうなす様の質問「政治家の方への霊界からの働きかけ」について
- 記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】のコメント欄からお寄せ頂いたあやめ様の質問「霊的な視点から見た『東北地方太平洋沖地震』発生の理由」について
- 記事【パニックによる人災を防ごう】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問「『東北地方太平洋沖地震』による、記事【『国境を管理する霊団』からの警告】への影響について」
2 件のコメント:
四国はバランスが取れている土地と聞いたことがあります。
四方に中央からきちんと根が張られているような意味です。
ミクロからマクロへと雛型といったものがあるとすると、日本の在り様を先駆けて具現する実験場みたいなところかなと考えたことがあります。少なくとも古代に於いてはそれらしい意味合いを持っていたかと。四国の霊場巡りは有名ですが、そういった場でもあり、霊的な部分と物質的な部分をどう混在、共存させていくかという今後の課題に関わる土地なのかなとも思いました。
baseheat様
今回訪れたのは、日程の都合もあって高知県内に限られましたが、コメントにある四国遍路の由来に目を向けると、四国にある他の県にも興味が湧いて参ります。
なお、記事中でも述べておりますが、『杉の大杉』に宿る神様と霊媒の意志疎通がうまくいっていない部分がありましたので、いずれ機会を見て再度話を伺いたいと考えております。
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