2014年3月26日水曜日

神々は人間の成長を促す為にこの様な作業をしているらしい[小ネタ]

今回の記事は、前回に続けて[小ネタ]二つ目となります。
今年に入ってから、日本国内でも海外でも、何かと騒がしい動きが表面化しているように思いますので、それらの新たな事態が発生する度に、関連する話題で霊媒Mと雑談をする機会があります。
その中には、前回投稿した記事【『河野談話』検証の後に目指すもの[小ネタ]】や、他にもオフレコの話題などが含まれるのですが、今回ご紹介するのは、とあるオフレコの話題について霊媒Mと雑談を交わしているうちに、関連事項として取り上げられたものです。





■ 霊媒Mと連携している霊界の住人の方との会話にて

以前『銀の紐を越えてα』に投稿した記事【宇宙の構造と神々や人間が目指すもの[メッセージ修正版01]】にて、人間の目的についてや、宇宙が輪廻を繰り返している事、人間と神々の役割の違い、そして神々の目的についてなどのテーマについて、大まかな内容をご紹介しました。
その中に、人間の成長(正確には「人間に宿る霊」の成長)を促す作業が神々の役割の一つであり、それは神々の目的にとっても必要不可欠な作業であるとの説明がありました。
また、『銀の紐を越えて』にて掲載中の記事【この通信文を読まれる皆様へ(霊的知識の教科書:序)】や、記事【肉体と霊体(霊的知識の教科書:9)】などによって、霊と物質が融合したままで過ごす環境(=今私たちが存在している“地上界”)や、霊と物質の融合と分離の状態変化(=人間に例えると誕生と死)は、神の働きに依る所であるとの見解が示されました。

そこで、管理人にはとある疑問が浮かびました。
「霊の世界では、霊的成長度や関心の方向性が似通ったもの同士で集まる傾向があるそうだが、いわゆる“地上界”では、霊的成長度や趣味趣向の異なる者が、一箇所に混在している。
その環境は、自分が未知の新たな知見を得るには都合良さそうに見えるが、果たして本当にそうなのか?
例えば、ぱっと見には明らかに進歩の跡が見えるようでいて、実は意外と同じ事を飽きもせずに繰り返している――そんな場面に気づく事が、最近目立つような気がする。
特に歴史を頭に思い浮かべながら、現在の時事問題などを観察していると、「~は昔からこんな事ばかりを繰り返している」とか、「こんな構図は昔どこかで見たな」と感じる場合が少なくない。
人間個人としては成長しているのかも知れないけれども、国や民族レベルで見ると、それこそ何百年も同じ事を繰り返しているのではないかと思う事例もあるくらいだ。
神々が人間の成長を促す為に活動しているのなら、ちょっと効率が悪い気がするのだが、神々はその辺をどの様に見ているのだろうか?」

こちらの疑問について、霊媒Mと連携している霊界の住人の方は、概ね以下のように述べておりました。
『まず、この宇宙すべてを統括する神様でも理解の及ばない部分はあるが、宇宙を統括する神様の方針に基づいて、今の地球では以下のような活動を行っている。
まず、人間に宿る霊の成長度を、分かっている霊と、成長中の霊と、未熟な霊の3種類に分けた時、この3種類の割合が一定になるように調整している。
その上で、上記3種類の割合をどの程度にすれば、全体として最も早い成長を促せるのか、割合を変えて試行錯誤している所だ。
分かっている霊と未熟な霊の割合は同程度で、成長中の霊との割合をどの程度にすると最も早く成長を促せるのか、割合を変えながら何回も繰り返し試している。』

言わば、多くの一般の人々の中に、一定数の聖人君子と悪党を置いて、一般の人々が双方を見比べながら、自分自身で聖人君子への道を選択するような環境を作り出そうとしている、とでも考えればよいのでしょうか。
そこで管理人はこの様な質問をしました。
「分かっている霊と、成長中の霊、未熟な霊とは、それぞれがどの様な基準で決まってくるのか。
また、今までに試した中で分かった事と、今現在がどの様な状態なのか。」

それに対して霊界の住人は、概ね以下のように回答しました。
『分かっている霊というのは、人間として必要な経験をほぼ積み終えて、もうすぐ次の段階へ進める人々。神になる為の最終試験(記事【神となるための最終試験】参照)に臨んでいる人もその中に含まれる。
未熟な霊というのは、今回の誕生で初めて人間としての経験を積む霊のこと。
学んでいる霊とは、既に人間としての経験を積んでいる霊で、主にこの霊の成長を促すのが課題となる。
分かっている霊と未熟な霊の割合が多すぎると、学んでいる霊は自分で判断するのではなく、双方の霊の意見に流されて二つに分裂してしまう。
現在は、分かっている霊と未熟な霊の割合が少ないのだが、割合が少なすぎるからなのか、上手く影響を及ぼせていない。
どちらかというと未熟な霊の方に引き寄せられているようだ。』

未熟な霊に引き寄せられているという事は、言わば悪党が蔓延る世の中になっているという事です。
現状は学んでいる霊の成長に失敗しているという事なのでしょうか。
「それは不味いのではないか。
まさか、今回は失敗したので、一旦リセットして、もう一回最初からやり直すのか?」

それに対して、霊界の住人は以下のように回答しました。
『否、最初からやり直しはしないが、分かっている霊と未熟な霊の割合をもう少し増やした方がいいだろう。
バチカンの拠点を開放したので、そちらの方で分かっている霊の数が増えて行くだろう。』

そこで管理人が「――と言う事は、既に拠点が開かれている日本も、分かっている霊の数は多いのか」と聞くと、霊界の住人は『他の土地よりは多いが、3種類のどの霊もいる(*注1)』とのことでした。
その他、幾つかの細々した話題にも触れましたが、大まかには以上の様な話がありました。





*注1:
3種類のどの霊もいる――というのは、話のニュアンスとして『他の土地よりも日本の方が、分かっている霊の数が多いと言っても、日本国民全体から見れば極一部であり、大多数の国民は学んでいる霊に分類される』様です。

上記の記事をご覧になった皆様は、どの様な感想を持たれましたか。
神々が人間の成長を促す役目を担っているなら、何らかの働きかけをしているのだろうとは想定しておりましたが、今回の話は管理人にとって“思いも寄らない話”でした。
ただ、霊界の住人の皆様は「自分自身でよく考えて判断する事」の重要性を、『銀の紐』に掲載中の記事などを通じて繰り返し述べておりますので、霊的成長度の異なる人々を一箇所に集めた上で、その中の人が自ら考えて、より成熟したお手本に学べるような環境を作りだろうと試行錯誤している――その様に考えると、この様な働きかけもありなのかも知れないと思います。
もっとも、管理人には神々の働きかけを確認する術がありませんし、神々は上記の話以外にも様々な働きかけをしているのかも知れません。
今回の記事につきましては、あくまでも[小ネタ]ですので、「もしかしたら神々がその様な働きかけをしているのかも知れない」という程度に受け止めておくのが、ちょうど良いのかも知れません。

Silvercord管理人 





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2014年3月11日火曜日

『河野談話』検証の後に目指すもの[小ネタ]

今までは、霊媒が霊界の住人の皆様の声を直接代筆する形をとる『霊界通信』と、霊媒を通訳に見立てて、霊界の住人と管理人の対談の模様を記録した『交霊会』という形式を使って、霊界の住人の皆様のメッセージを紹介して参りました。
しかし、上記の方法だけでは、ご覧の皆様にご紹介出来る記事の数が限られてしまいます。
また、些細な雑談の延長として語られた話の中にも、ご覧の皆様にとって、様々な物事を考えるきっかけとして頂けそうな話を伺う機会もあります。
あくまでも雑談の一部分ですから、正確な会話の内容を再現するわけにはいきませんが、管理人の記憶に基づいて会話の趣旨をまとめて、[小ネタ]として掻い摘んで紹介する事と致しました。

こちらは実験的な試みですので、今後どの程度続けるのかは未定ですが、日頃の時事問題に関する話題も取り上げておりますので、ご覧の皆様にも関心を寄せて頂けるのではないでしょうか。





■ とある霊界の住人の方との会話にて

先日、霊媒Mと雑談をしていたのですが、その際に「緊迫したウクライナ情勢について、霊界の住人の皆様はどの様に見ているのか?」という話題が出ました。
とある霊界の住人の方は、
『元々そうなる可能性のあった出来事が、ついに隠し切れなくなって表に現れてしまった。欧州には他にも多くの対立関係が存在していて、いずれも当面の解決は難しいので、今後の欧州情勢は不安定になるのではないか』
と言う趣旨の意見を述べておりました。

その後、「今は日本も、韓国との関係がギクシャクして、外交上不安定な状態にある」という話の流れになり、そこから、今国会でも質疑された『河野談話』の検証についての話題となりました。
そこで管理人は、これから『河野談話』が検証されるとして、その先に予想される事態の展開についての疑問点を尋ねてみました。

管理人にとっての疑問とは、
「今後、政府により『河野談話』が検証され、何らかの結果が明らかになったとして、その中で不当と思われる事実が示された場合、世論は責任追及の姿勢を強める可能性がある。
また、安倍政権は『戦後レジームからの脱却』を標榜しているので、今まではタブー視してきた『日本の歴史的不祥事とされる他の出来事』についても再検証して、日本が着せられてきた歴史的な濡れ衣を晴らし、名誉回復を図ろうとする動きが活発になるのではないか。
そうなった場合、政府はどの様な“落としどころ”を想定しているのか?」
という点でした。

慰安婦問題に例えれば、国内における責任追及の対象は、問題の談話を発表した河野洋平氏や、政治問題化するきっかけとなった朝日新聞社と、問題とされる記事を書いた記者、慰安婦訴訟に関わった弁護士、学術的側面から政治問題化を支援する役割を果たした研究者などに及ぶ可能性が想定されます。
また、過去に政府が行ったいい加減な対応が、後の外交上の不利益を醸成する原因になったと示された場合、外交政策上の失政の責任を政府に問う動きが強まるかも知れませんし、当時の与党である自由民主党の責任を追及する動きが起こるかもしれません。

現在の日本には、慰安婦問題以外にも、過去の歴史的な事件を政治問題化され、日本に対する外交上の圧力として利用されている事例がありますので、それらについても順次検証と責任追及の動きが本格化する可能性もあります。
そうすると、国民の責任追及の声が政権崩壊を誘発し、戦後の日本政治を牽引してきた自由民主党の解党を求めるようになるかも知れません。
かといって、既存の他政党に政権担当能力があるとは思えませんので、自民党崩壊後の受け皿となる政党が台頭するまでは、その場の勢いに任せて自民党の責任を追及しては、却って国民が自らの首を絞める結果に繋がります。
それらの可能性を考慮すると、政府による『河野談話』検証と、その後の慰安婦問題の取り扱いは、それ以外の様々な問題に飛び火する可能性を秘めていると思うのです。

その様な疑問を、上記の霊界の住人の方にぶつけた所、やはり同様の懸念を持っている様でした。
更に続けて、
『しかし、最近になってこれらの問題に関心を持つ国民が増えたので、「日本は今まで、無実の罪を着せられて、不当に貶められてきた」と認識した人々が、怒りに任せて責任追及や名誉回復の動きを強めたら、もはや押し止めようがなく、行く所まで行き着くしかない。
政府の側には、その様な判断をしなくてはならなかった事情があるのだが、その事情を説明して国民に理解を求めるのは難しい。
政府と国民とでは、物事を判断する際の優先順位や物の見方に食い違いがあって、それはお互いの立場の違いから生じている。
国民は、日常生活に密接する事柄を通じて政府を見るが、政府には、国民の目が届かない所での地道な作業もあって、その様な部分も踏まえた総合的な判断をする。
国民の目が届かない所での作業について、国民に説明するにしても一筋縄ではいかないので、現状では国民と政府の食い違いを修正するのは難しい。
最終的には行く所まで行き着いて、政府の身動きが取れなくなって国民生活に支障が現れてから、ようやく国民が政府に対する責任追及の矛を収めて、建設的な取り組みが出来る様になるのではないか。
今はこの様に見ている。』
と、述べておりました。

仮に政府が何らかの“落としどころ”を用意したとしても、国民の気持ちが収まらないまま暴走してしまうのではないか――というのが、霊界の住人の方の意見でした。
思い返してみれば、今年になってから『銀の紐』に投稿した幾つかの記事でも、御神籤を通じて繰り返し「冷静に物事を判断しましょう」、「慎重に行動しましょう」というメッセージを発しておりました。

ご覧の皆様はどの様に考えますか。
そして、日本の今後を考えた時に、どの様な解決が望ましいと思いますか。

Silvercord管理人 





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