2011年10月28日金曜日

国民と天皇の心の繋がりは深い

今回は、記事【日本の偏りと中国の偏り】のコメント欄にお寄せ頂いたたらこ様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ たらこ様の質問

NHKが来年の大河ドラマ『平清盛』のサイトにて、皇室を王家と記載しています。
NHKの言い分は、花園上皇の日記に「王家」と書いてあったため平安時代後期までは皇室=王家だと主張する研究家の意見を取り上げたということだそうです。
当時の王家と現代の王家とは意味合いが違うし、NHKお得意のすり替えで皇室を貶める意図があるような気がしてなりません。
NHKが反日なのは今に始まったことではないですが、それに対する国民の意識も低いのではないかと感じています。ほとんどの日本人は皇室が王家と書いてあろうが気にしないし、皇室があってもなくても自分には関係ないと考えているのではないでしょうか?結局、それがマスコミの堕落に拍車をかけているように思えるのです。
戦後の日本人にとって、皇室という存在は、それ以前の日本人ほどに敬う対象でも、心に占める割合が大きいものではなくなってしまったのではないでしょうか?
天皇陛下が祭祀をつかさどるというこを知らない人も多いです。
このサイトでは、天皇の役割について述べておられますが、ほとんどの日本人が、皇室への敬意と愛情を失ってしまった現状でも、それは機能するものなのでしょうか?
それとも、日本人の心の奥底には、皇室との繋がりが今でもきちんとあるのでしょうか。
霊界の皆様は、その点についてどうお考えでしょうか?
もし宜しければ、コメントをいただけたら嬉しいです。
どうぞ宣しくお願い致します。





■ 霊界の住人の皆様の回答

天皇の役割では、国民との心の繋がりだけでは推し量れない部分にも作用するものを取り扱っているので、人間達を取り巻く環境が大きな変化でもしない限り、きちんと機能し続けることでしょう。
災害時などに被災地へご訪問しておられる様子を観察していると良く分かると思いますが、国民と天皇の心の繋がりはとても深いものであるように思います。
あなたが仰っておられるように、普段は無関心な方もおられるでしょう。
それでも皇室への敬意と愛情は完全には失われておらず、心の奥底ではきちんと繋がりがあると思われます。
いつでも変わらず存在しておられるから、「自分が心配しなくても何も変わることは無いだろう」という、無意識下での安心感が人々を無関心にさせているものと思われます。
手の内にあるうちは関心を寄せる事も無く、いざ失われそうになると急に心配になり、現状を維持しようと努める姿は、日常生活の中でも観察する事が出来ると思います。
「いつもと変わることは無いだろう」という、根拠の曖昧な思いに囚われている場合に人は無関心になるものです。
自らの手で守らなければ失われる可能性もあるのだという事を自覚すれば、何時までも無関心ではいられなくなると思われます。
今現在きちんと自覚できていない方が大勢おられると思うのでしたら、今後は自覚して大切に守れる方が増えるようにすれば良いのです。
中には、ご自身の生活に追われ、それどころでは無いという方もおられると思いますが、日本が安定する事で国民の暮らしも安定してくれば、自然に周囲へ気を配れるようになり、様々な事柄に関心を持ち始めると思います。
ですから、日本が一日も早く安定できるよう、各々できる事に努めるのも大変重要な事だと思います。
それと同時に、生活がある程度安定して、無関心であった方々が周囲へ関心を持ち始めたときに、きちんと正しい情報がそれらの人々に届けられるように環境を整えておく事も大切な作業であると思われます。
そのために今できる事を考え、未来へ繋げる方法を模索してみましょう。
日本という国を語るとき、天皇の存在は決してはずす事のできない、本当に日本にとって重要な存在(霊的な役割を考えれば、世界にとっても重要な存在であるといえます)なのです。
ですから、日本において天皇とは一体どのような存在であるのかという事を、きちんと教育できる環境を整えた方が良いと思います。
いつの時代でも必ず一定数は否定派が存在しているものですが、それらの方々の意識を変える事は難しいので、天皇を大切に思える仲間を増やす事で守ってゆきましょう。

(2011年10月27日)





マスメディアについては、これまでにも記事【メディアをコントロールしたい心理】や、記事【日本のマスコミは自らの首を絞めている】、それから【鄧小平霊がマスメディアの問題について語る(その1)】【鄧小平霊がマスメディアの問題について語る(その2)】【鄧小平霊がマスメディアの問題について語る(その3)】など度々取り上げておりますので、未見の方は併せて参考にして頂ければと思います。

Silvercord管理人 





10月28日現在回答待ちの質問

ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問のうち、以下のものについては回答待ちとさせて頂いております。
中には長期間お待たせしている質問もございますが、只今順次回答しておりますので、今しばらくお待ち下さい。

2011年10月27日木曜日

私には明確な意思があり、目標があった

今回は、記事【日本は法治国家である】のコメント欄にお寄せ頂いたたらこ様の質問について、『三島由起夫』と名乗る霊の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ たらこ様の質問

三島さんは自殺にあたるのですよね。
霊界では、自殺というのは重い罪にあたり、自殺した時のままの苦しい感情を持った状態で、かなりの長期間(それがどれくらいなのかはよくわかりませんが・・)過ごさねばならない、と聞いたことがあるのですが、三島さんもそのような時期を過ごされたのでしょうか?
記事を読んだ印象からは、三島さんは案外早く霊界に復帰されたように感じるのですが、それは三島さんが人生の苦しみから逃げるためではなく、日本のためを思い決行されたことによるのかどうか、疑問に思ったためコメントいたしました。
たとえ自殺という形でも、本人の意識の持ち様で、霊界での状況もまた変わってくるのでしょうか。





■ 三島由起夫と名乗る霊の回答

返事が遅くなって、大変申し訳ない。
今回、ようやく回答できる時間をいただけた事に感謝したいと思う。
それでは早速話をしよう。

あなたがご指摘のように、本人の意識次第で環境は大きく様変わりする。
命に対する罪という意味では、自殺も他殺も同様に重いものだろう。
しかし、自殺者も殺人者も横並びに同じ状況で過ごすわけではない。
死後に暮らす環境は、個人個人が持つ意識に大きく左右されるのだ。
霊界で一番問題視されるのは、己の行動の意味するところを理解出来ない事だ。
生前の己の行動の意味を理解できなければ、何時までも同じ場所で留まり続け、苦しみ悩む時期が続く。
それこそ、何千年も何万年も同じ場所に留まり続ける者も居る。
それとは逆に、己の人生を通じてその意味を悟る事が出来れば、長い間苦しむ必要は無い。
苦しみも喜びも、個人が持つ意識が作り出すものだ。
世の中に絶望し、苦しみから逃れるために死を選んだ者たちは、死んでも苦しみから開放されるわけでは無い事を自覚した時、更に絶望することが多い。
だから苦しみが増し、生前以上に悩む日々を送る者も多いのだ。
苦しみから開放されない今を絶望するのではなく、「どうせ逃れられないなら立ち向かってやろうじゃないか」と、前向きな思考に転換できれば、その人は苦しみから解放される。
そのように考えられる時点で、自らの意思で一歩前へ踏み出したことになるからだ。
苦しみという殻を己の意志で打ち破った瞬間といえるだろう。
何時までも過去に囚われ、新たな未来を思い描けないようだと、今ある苦しみから解放されることは無いようだ。
私には明確な意思があり、目標があった。
死後にも遣るべき事は沢山あると感じた。
私は自らの意思で一歩前へと踏み出したのだ。
だからこそ、今の自分がいるのだと思っている。

(2011年10月26日)





今回の記事については、以前投稿した記事【輪廻転生について】【輪廻転生について(その2)】も参考になると思います。
こちらの記事のコメント欄にて、自殺についての管理人の見解も述べておりますので、併せてご覧下さい。

Silvercord管理人 





10月27日現在回答待ちの質問

ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問のうち、以下のものについては回答待ちとさせて頂いております。
中には長期間お待たせしている質問もございますが、只今順次回答しておりますので、今しばらくお待ち下さい。

2011年10月26日水曜日

自ら発信する努力を怠らない事

今回は、記事【日本の本気を見せる必要がある】のコメント欄にお寄せ頂いた、匿名様とぬこぬこ様からの関連する二つの質問について、英霊の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

第二次世界大戦中に日本人(日本軍)は他国へ侵略し悪いことをした、今でも反省していない、謝罪しろ・・・と韓国や中国の方々に言われています。日本国内にも自虐的歴史観を持つ人が多数いて、いまだに8月15日前後になると○○談話みたいな話が出てきます。

こちらのブログを拝見するようになり、靖国神社等へ参拝するようになりました。私の単なる思い込みかもしれませんが、靖国に祀ってある英霊の皆様が従軍慰安婦や南京大虐殺等を顔色変えずに行ったのか?あの時代の日本人はもっと気骨で礼儀正しく、同じアジア人を苦しめたのであろうか?もしかしたら、中には悪い軍人がいて、ひどいことをしたかもしれないけど、かなりの部分でコリアンや中国人のでっち上げがあったのではないか?と思うようになったのです。
靖国神社で出陣するさいに書いた母上あての手紙などを拝見すると、日本の軍人さんはもっと礼儀正しい、士気高い人たちだったのでは?と思うことがあります。
歴史の教科書や書籍を読むと、「日本人はこんなにひどいことをしたんだ~」と書いてあるものもあれば、田母神さんのように「アジアを解放するための戦争で決して日本人は野蛮ではない」というふうに書かれている書籍もあります。
文部省が日本人にきちんと歴史を教えないことが一番の原因です。そして、またコリアンや中国人がお金目当てに勝手に嘘を言っている部分もあると思えるのですが、実際のところはどうなのでしょうか?
私としては日本人として真実を知りたいと思っていますし、祖父たちが戦争に徴兵されているので、仮にコリアンや中国のでっち上げであれば、祖父たちに濡れ衣を着せたことになると思うので、ある意味許せない部分があります。

私個人の意見としては、もしかしたら中には悪い軍人もいたかもしれない。ですが中国人やコリアンが言っているほど大げさな事件はなかったのかもしれない・・・と思っているのですが。
どうなのでしょうか?正直なところ、結論を出すことができないまま、この年まできてしまいました。
もしご回答いただけるのであればよろしくお願いします。





■ ぬこぬこ様の質問

上記の方々もおっしゃっているとおり、いわゆる「日本の過去の蛮行」というものに心底ウンザリしています。
反日教育をしている国の人達が話を大袈裟にしたり、でっち上げたりしているならまだしも、「日本の残虐行為」が未だに世界共通の認識になっているのに耐えられないのです。
震災時、世界中の人々が日本人の行動に感心したという話をよく聞きます。
でもそれと共に「過去は日本人はひどい事をしたけど今は素晴らしい」という感想や、「過去の残虐な植民地支配の歴史を水に流して今は・・・云々」の様な感想も少なからず耳にします。
戦争や占領、併合があれば美談ばかりではないのは理解していますし、
目を覆いたくなるような事も沢山あったでしょう。
でも、それはどこの国の歴史でも同じようなことがあったのではないですか。
「日本の残虐行為」を声高に喚きちらしている中韓米豪の方がよっぽど残虐ではないですか。
自分達を正当化したいからと日本を嘘をついてまで長年貶め続けて、あまりにも酷いです。人としてやってはならないことのはずです。
いつまで日本人は我慢しなければならないのでしょうか。

拠点が開放されることにより真実も明らかにされていくとのことですが、もしこのような真実もはっきり明らかにされるとしても、今まで嘘をばら撒いてきた国々はそれを必死で止めようとしたり、ごまかそうとするのでは・・・と思っています。
日本をずっと貶めている国、震災時に自国の政治の為に嘘を流して貶めようとした国、国内の反日勢力が代償を払う時は本当に来るのでしょうか。
世界中の誰にもわかる形で真実が明らかになるのでしょうか。
現在、個人個人がコツコツと草の根運動のように周知していく活動をしていますが、相手は国家ぐるみです。かなり厳しい活動です。
心穏やかに、細かい事はなるべく気にしないように日々を送ろうと心がけてはいるのですが、この事を考えると悲しいやら悔しいやらでかなり落ち込んでしまいます。

大変お忙しいかとは思いますが、いつかお返事をいただければと思います。よろしくお願いいたします。





■ 英霊の皆様の回答

お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。
今回ようやく回答できる事になりました。
ちょうど関連のあるご質問もいただいた事ですし、お二方のご質問をあわせて回答させていただきたいと思います。

戦争当時の日本を悪に仕立てなければ、自らの非を問われる存在が居りました。
日本が力を持ち、世界への影響力を強める事に対して危機意識を持っていたのです。
だからこそ日本に汚名を着せ、弱体化させ、監視する事にしたのです。
先の戦争は、田母神氏が仰っておられる「アジアを開放するための戦争」というのは本当のことです。
それは、歴史的経緯を調べる事で自ずと理解できるでしょう。

あなたが仰っておられるように、日本にも様々な考えを持った方々が居りました。
私たちは別に聖人君子ではありませんから、時には失敗もしましたし、間違いを犯すこともありました。
泣いたり、笑ったり、時には怒ったり、些細な事で一喜一憂するようなごく普通の人間でした。
そんな、どこにでも当たり前にいるような人間である私たちが、皆様が眉を顰めてしまうような行為を嬉々として行うことなど、どうしてありえましょうか。
いくら戦争とはいえ、人を殺める事に恐れを感じない事などありませんでした。
ですが、殺さなければ殺されるという実にシビアな環境下では、何時までも怯えて震えているわけには行きません。
一人のミスが部隊全体を窮地に陥れてしまいますから、常に覚悟を決めて行動していたと思います。
人を殺める事に何も感じない者などいるのでしょうか。
今まで生きていた人間が、一瞬にして死んでしまうのです。
敵も味方もみんな私の目の前で死んだのです。
負傷し、苦しみ呻いている者も大勢いました。
その光景は地獄絵図と言っても過言では無い状況でした。
これほど恐ろしい事はありません。
それでも戦い続けなければなりませんでした。
戦わなければ殺されてしまいます。
生き残った仲間達と共に、私は必死に戦い続けました。
妻や子の姿を思い浮かべ、彼女たちの無事を祈りながら必死に戦ったのです。
結局、私は妻や子のもとへ帰ることは出来ませんでした。
命が尽きるその時まで、私は戦い続けたのです
「何としても守りたい」
そんな思いを抱えた、一人ひとりの日本国民が戦っていたのです。

無意味に大量虐殺するような無駄をする余裕は、当時の日本にはありませんでした。
とにかく物資が不足していたのです。
武器や弾薬は大変貴重なものでした。
本当に必要な場面でしか使えません。
ですから、罠を仕掛けたり、誘導して追い込んだり、とにかく工夫をして戦っていました。
それに、私たちが戦っていたのはあくまでも敵兵であり、民間人ではありませんでした。
ですから、民間人を大量虐殺することなど、とてもではありませんが考えられません。

外国に言われ放題の状態を我慢する必要はどこにも無いと思います。
日本は日本として、諸外国へ向けてメッセージを発信し続ければ良いのです。
言いたい人間はどんなに状況が変わっても言い続けるでしょうし、彼らの言動に日本が振り回される事は無いと思います。
日本が自ら発信する努力を怠らない事が重要なのだと思います。
外国の方は自分達に都合の良い情報を発信するでしょうから、外国とはそういうものだと思って、日本も負けずに発信し続ければ良いと思います。
偽りは偽りなのですから、どんなに頑張っても事実にはならないのです。
草の根でも何でも、諦めずに事実を発信し続ける事です。
そして、日本国内での認知度を上げることに努めましょう。
外国は所詮外国ですから自分達の思い通りにしようとするのは当然なのですから、日本国として情報を発信できる環境を整えることに努め、諸外国に対して毅然とした態度で情報発信を出来るような人物を政権の座に据えましょう。
どんなに些細に思える事柄でも、行動した分だけ、昨日より今日、今日より明日と、確実に影響力は増しているはずです。
一年前と現在を比べてみればよく分かると思います。
諦めずに努力し続ければ、必ず成就する時が来るのです。

(2011年10月25日)





かねてより日本の近現代史に関心を持ち続けている者の一人として、この様なテーマに目を向ける方が増加しつつある現状を好ましく思います。
また、英霊の皆様の回答への補足として、記事【ヒトラー霊が読者の皆様の質問に答える(その2)】の中で、アドルフ・ヒトラーと名乗る霊が最後に述べているコメントもご覧頂ければと思います。
同時に、「日本の残虐行為」を声高に喚き散らしているのがどの様な人々で、その国はこれまでにどの様な歴史を刻み、また現在どの様な状態にあるのかを具に観察すれば、自ずと真実は導き出されるのではないでしょうか。

Silvercord管理人 





10月26日現在回答待ちの質問

ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問のうち、以下のものについては回答待ちとさせて頂いております。
中には長期間お待たせしている質問もございますが、只今順次回答しておりますので、今しばらくお待ち下さい。

2011年10月24日月曜日

今の日本はリーダーが不在

今回は、記事【日本としてのまとまりが無いので成果を得られない】のコメント欄にお寄せ頂いた匿名様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

英霊の皆様、お話頂きありがとうございます。
ところで、日本国民全員が同じ意識になって纏まる、と言う事はありえないですよね。日本国民がかなり纏まったのは東日本大震災の直後だったと思いますが、この纏まりがあっても、目に見えて成果が出たのかな、と考えた時にその結果に今は疑問を持ちざるを得ません。

復興しようと言う同じ思いで纏まったとしても、その方向性までは同じではないので、ある人は脱原発の方に意識が行き、ある人は被災地の復興と言いながらそれ以上の事をやろうとして未来志向過ぎる復興を望み、復興と言う一つの事だけでも纏まる事が出来ません。

そこでご質問してもよろしいでしょうか?
今、日本は霊界の方から見てどのくらい纏まっているのでしょうか?そして、どのくらい纏まれば成果を出す事が出来るのでしょうか?






■ 霊界の住人の皆様の回答

お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。
それでは、早速お返事をさせていただきたいと思います。

あなたが仰っておられるように、国民全員が全く同じ意識になるという事は出来ません。
震災直後は皆様の気持ちもかなり纏まっていたと思いますが、大規模な災害でしたし、復興を遂げるためには長い時間が必要なことでしょう。
とはいえ、復興が終わるまで生活を止めるなどという事は出来ませんから、被災者の皆様の生活を一日も早く安定させる必要があります。
どんなに力を尽くしたとしても個々人で出来る活動には限りがありますし、復興ペースも遅くなってしまいます。
人は限界が見えてきた時に気持ちが挫けそうになってしまいますから、それら個々人の力を纏め、強力にサポートできる存在が必要です。
国民の意識をある程度纏めるためには、やはり政府が具体的な政策を示す必要があるでしょう。
今の政府の様子を観察しておりますと、あまり有効に機能していないように思われます。
これでは、せっかく日本には実力があったとしても、その力を存分に発揮する事は出来ません。
今の日本はリーダーシップを存分に発揮すべき時であるにもかかわらず、肝心のリーダー自体が不在状態なのです。
国のリーダーとして相応しい人物をトップに据える必要があるでしょう。

復興に際しての方針が纏まらないのは、情報不足が一番の原因であると思われます。
情報が充分に発信されていないために、一体何が問題で、何を最優先すべきなのかが分からないのです。
やはり、より正確な情報発信は必要不可欠でしょう。
福島第一原発の事態収束に向けた取り組みは復興事業であると思いますが、脱原発は復興事業ではなくエネルギー政策の一選択肢に他なりません。
脱原発が復興に繋がると思っている方がおられるとしたら、情報の混乱から最優先すべき事柄が理解できていない証拠かもしれませんね。
より正確な情報発信がされている事が、やはり一番大切な事だと思います。
そして、国のリーダーがきちんと具体的な復興計画を国民へ示す事が大変重要です。
有権者の内の最低でも三割の方が自らの意思でリーダーを支える事で、どっちつかずの方々も関心を持ち始めることでしょう。
三割以上の人数を集めて形だけ装っても全く意味がありませんから、心から国民に支持されるリーダーが必要になります。
ですから、復興を一日も早く実現するためには、最低でも三割の有権者が支えたいと思えるリーダーに交代する事が必要かもしれませんね。
復興のために協力しようと思っている国民は少なからずおられるのですから、それら国民の思いを纏め、具体的な方向性を示せるリーダーが今一番求められていると言えるでしょう。

(2011年10月24日)





霊界の住人の皆様の回答には「今の日本はリーダー不在である」とありますが、リーダーがリーダーシップを発揮することを、必ずしも好ましく思わない日本国民が少なからず存在するという実態に目を向ける必要があります。
日本のリーダーに相応しい人物を追い落とし、リーダーにしてはならない人物に国を委ねてしまう、愚かな選択を繰り返してきた結果が日本の現状を招いております。
ですから、リーダーが求められるのはもちろんですが、日本を束ねるリーダーとしての資質を持つ人物を見極め、その人物にきちんとリーダーの役割を委ねて、彼の活動を下支えすることの出来る賢い国民こそが、今最も求められるのではないかと思います。

Silvercord管理人 





10月24日現在回答待ちの質問

ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問のうち、以下のものについては回答待ちとさせて頂いております。
中には長期間お待たせしている質問もございますが、只今順次回答しておりますので、今しばらくお待ち下さい。

2011年10月22日土曜日

伝統や文化を継承する価値

今回は、記事【狡さと賢さは別物】のコメント欄からお寄せ頂いたはつゆき様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ はつゆき様の質問

疑問に思う点が一部上手く伝わらなかったので、改めて設問させて頂きます。時間のある時で構いませんので、お返事頂けると嬉しいです。
「今現在の欧州諸国と中国を単純に比べる事は出来ません。
何故なら、その行動の中心にある概念が全く異なるものであるからです。」
というお答えを頂きましたが、欧米と中国では何故「中心にある概念が全く異なる」のでしょうか?
古代ローマ帝国も、古代中国も、それぞれ人類の叡智と讃えられるほど素晴らしいものでした。そして欧州も中国も戦乱が絶えない地域です。(西のEU圏は安定してますが、東側の一部地域は平和とは言い難い状態だと聞いてますので、あえて現在形にしました)

なのに欧州では古代ローマからの叡智を受け継ぎ、中国は何もかも潰して奪うだけです。
拠点の閉じた過酷な地域・偉大な歴史という共通項があるのに、この差はいったい何故だろう?と疑問に思っています。
何千年もただ奪って壊すだけを繰り返す中国には、美しいものを愛する心や、心の繋がりという概念が育たない理由があるのでしょうか?





■ 霊界の住人の皆様の回答

長い間お待たせいたしまして、大変申し訳ございませんでした。
回答する予定であった方はまだ都合がつかないそうですので、代わりに私どもがお答えさせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

個々の人々を観察してみれば、美しいものを愛する心や、心の繋がりを大切にしておられる方々は、中国にもおられると思います。
ですが、国として観察した時に、それらの概念は失われてしまうようです。
伝統や文化などを継承する事の意味を理解していないと、破壊することに疑問を感じません。
どんなに素晴らしい伝統や文化が目の前に繰り広げられていたとしても、それらの価値を理解していなければいとも簡単に破壊してしまうことでしょう。
一体何に価値を見出し、大切に継承してゆくのかという事が一つの転換点になると思います。
価値を見出す基準になるのは、やはり生まれ育った環境が大きく影響します。
いつも奪って壊すことを繰り返していると、その環境の中で育った人たちには奪って壊すのは当たり前の事として認識されるようになるでしょう。
一方、素晴らしい伝統や文化は継承する事が当たり前の環境で育った人たちは、素晴らしいと思ったものは大切に守り、後の世代にも伝えようとする事でしょう。
長い時間をかけて繰り返されてきた人々の営みが、国家を形作るという事なのだと思います。
今の中国は、奪って壊すという概念を継承していると考える事が出来るかもしれません。
中国が、破壊を繰り返すのではなく、素晴らしいものは継承し後世に伝える国になるためには、国策として取り組む必要があると思われます。
その取り組みを継続させることが出来れば、或いは変われるのかもしれません。
ですが、大変残念な事に今の中国には国家意識が薄いようですので、国策として取り組むこと自体が難しいかと思われます。
民間レベルでは後世に伝わるものもあるかと思いますが、国としては難しいでしょう。

(2011年10月21日)





はつゆき様の質問の中で、「欧州では古代ローマからの叡智を受け継ぎ、中国は何もかも潰して奪うだけ」とありますが、欧州でもルネサンス以前とその後ではかなり状況が異なるのではないかと思います。
他にも、過去の叡智を後の世代に順当に受け継いでいるとはいえない地域は多々あるように思います。
尤も、最近の数百年については、その点欧州地域はうまく対処してきたといえるのかもしれませんが。

Silvercord管理人 





10月22日現在回答待ちの質問

ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問のうち、以下のものについては回答待ちとさせて頂いております。
中には長期間お待たせしている質問もございますが、只今順次回答しておりますので、今しばらくお待ち下さい。

2011年10月20日木曜日

孫正義氏について

今回は、記事【神社の鳥居を車で潜って良いのか?】のコメント欄にお寄せ頂いた松永弾正様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 松永弾正様の質問

脱原発であるとか、再生可能エネルギーなどの問題で、
孫正義という人物が、度々メディアに登場しています。
神様や霊団の方々は、彼をどのように評価されているのでしょうか?

彼に関して調べてみると、
例えば在日同胞(孫正義は在日韓国人)に対して、
自社の携帯電話サービスを廉価に提供したり、
電力利権を手にするために、脱原発に名乗りを上げたりだとか、
あるいは、韓国の原子力産業を利するために、
日本の原子力産業の足を引っ張ろうとしているだとか、
早い話が、在日同胞や韓国を利するために、
日本の足を引っ張ろうとしているように思えます。

ただ一方で、彼は悪運が強いようにも思えます。
例えば、ソフトバンクが経営破綻するのではと言われながら、
未だ生きながらえていますね。

孫正義という人物は、何らかの役割があって天佑を、
得ているということでしょうか?
単刀直入に申せば、彼は必要悪としての使命があるのでしょうか?

例えば菅直人が、「このような人物を首相にしてはいけない」と、
日本人が学ぶために首相をやっているように、
そのような(必要悪としての)役割が、
孫正義という人物にも与えられているのでしょうか?

孫正義という人物の評価、是非お聞かせください。





■ 霊界の住人の皆様の回答

孫正義氏についての評価をということですが、私どもから見ますと、彼は経験から学び取る能力が低い方であるように思いますね。
彼のこれまでの蓄積が今現在の彼自身の姿であり、彼の会社であると思います。
経営破綻するのではと囁かれるほどに会社が追い詰められているという事は、彼のこれまでの行い(経営方針)に誤りがあるという証です。
それでも生きながらえているのは、彼が必死に足掻いているからです。
どのような手を使ってでも生き延びてやろうと、必死に足掻いている結果として今があるのでしょう。
悪運が強いのではなく、形振り構わず行動している結果なのだと思います。
ですが、それも長くは持ちません。
一体何が自分や会社を追い詰める原因となったのか、問題の根本原因を全く把握していないからです。
彼なりに努力をしてはいるのですが、その方向性を誤っているとしか言いようがありません。
原因を見極める作業をせずに小手先でごまかしているだけですから、何れは今あるものも失われると思われます。
反省するのは苦手なタイプと申しましょうか、往生際が悪いと申しましょうか、自分の失敗を認められないのかもしれません。
失敗をしたという事は、成長する機会が与えられたという事です。
失敗を通して何かを学び取るのか、それとも今までのままの行動を繰り返すのか、それは本人次第という事になります。
彼の今現在の行動パターンを観察しておりますと、これまでと何も変わっていないように見えますから、自分の行動を省みて成長しようという考えは無いのかもしれません。
その様な方は、何度でも同じ失敗を繰り返します。
失敗は繰り返すごとに解決するための条件が厳しくなり、あまり何度も繰り返していると乗り越えなければならないハードルが非常に高くなってしまいます。
何時までも自分の所業から目を背けていると、気付いた時には自分の力では支えきれない程に大きな事態に発展しているという事もあるのです。
彼は一体どの時点で自分の過ちに気付くのでしょうね。

(2011年10月20日)





前回投稿した記事【近況について】にて、霊媒Mを通じた霊界通信の通信網の管理の引継ぎが行われている事情についての説明がありましたが、上記回答と前後して、霊界の住人の皆様より引継ぎ作業が無事終了したとの連絡がありました。
現在回答待ちとさせて頂いている質問についても、今後順次回答して参りますので、しばらくお待ち下さい。

Silvercord管理人 





10月20日現在回答待ちの質問

ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問のうち、以下のものについては回答待ちとさせて頂いております。
中には長期間お待たせしている質問もございますが、今後順次回答して参りますので、今しばらくお待ち下さい。

2011年10月12日水曜日

近況について

前回の記事を投稿してから一ヶ月になりますが、ご覧の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
当Blogにて度々お伝えしている『霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点開放』のプロセスが、いよいよ最終段階に突入し、霊界側に新たな動きがあったようです。
そこで今回は、霊媒Mにとって霊界通信のパートナーともいえる霊界の住人の方のコメントを頂きましたので、ご紹介したいと思います。





■ 霊界の住人のコメント

いつもお世話になっております。
私は、こちらの霊媒と霊界側との間にある通信網を管理する組織でまとめ役を仰せつかっているものです。
私どもはこれまで、こちらの霊媒(=霊媒M)の育成と平行して、バチカンにある拠点開放に伴い、需要増加が見込まれる通信霊及び通信網を管理する技術霊を育成するためにサポート役を務めさせていただいておりましたが、この度無事に彼ら通信霊及び通信網を管理する技術霊たちの育成を終了する事ができました。
これも偏に皆様にご協力いただいた成果でございます。
まことにありがとうございました。
今年末にはバチカンの拠点が完全に開放されることになります。
彼らはこれまでこちらの霊媒を通じて研修を受けていたことになりますが、これからはバチカンの拠点が管轄している地域内にて新たに通信網を築き、霊媒と霊界の間を取り持つ作業をする事になります。
今後、私どもが彼ら研修霊に代わり、こちらの霊媒と霊界側を繋ぐ通信網を維持管理させていただくことになります。
私どもは、九月の中ごろより研修霊たちと間で引継ぎ作業を開始いたしました。
その結果として通信が一時的に不安定化しており、霊媒との意思疎通が充分に行えない状態になっておりました。
そのために詳しい事情を皆様にご説明申し上げる事が難しく、今日までお時間をいただく結果となってしまいました。
『銀の紐』及び『銀の紐を超えて』にてご質問をいただいている皆様には長い間回答をお待ちいただくことになってしまい、大変ご迷惑をおかけしております。
あと一週間ほどで引継ぎ作業が完了いたしますので、回答を再開させていただける環境が整います。
それまで、もうしばらくお待ちくださいませ。
これ以降、通信網を維持管理する組織が交代する事はございませんので、余程の事がなければ安定した通信環境を築く事ができます。
通信網の状態が安定していても、霊媒の体調不良などによる通信の不安定化の可能性は常にございますので、そこのところをご了承いただけるとありがたく思います。
皆様には何かとご不便をおかけしておりますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(2011年10月11日)





『銀の紐を越えて』掲載記事【霊界通信の難しさ(メッセージ34)】などにもあります様に、『銀の紐』を通じた活動の目的の一つとして、バチカンの拠点開放後に備えて、少しでも多くの霊界の住人が霊界通信の技術を習得する為の研修の意味合いがありました。
しかし、上のコメントにあります様に、霊界側での研修は無事終了したようですので、今後は霊界通信の環境が安定化し、これまでにも増して充実した内容の通信が行えるのではないかと、密かに期待しております。

Silvercord管理人 





10月12日現在回答待ちの質問

ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問のうち、以下のものについては回答待ちとさせて頂いております。
上記記事にもあります様に、霊界の住人の皆様から回答を頂ける体制を整えつつありますので、今しばらくお待ち下さい。