2012年1月13日金曜日

自分たちの選択が国の未来を左右する

今回は、記事【目に見えない力に対する恐れがある】に続いて、『竹下登』と名乗る霊に伺ったお話の後編をご紹介したいと思います。





■ 『竹下登』と名乗る霊との対話

(記事【目に見えない力に対する恐れがある】からの続き)

管理人
では、今日本との関係でギクシャクしている国の人々について、心理的な側面から見たお話をして頂きましたが、ここでちょっと視点を変えてみたいと思います。
先日初詣に参りまして、その際に「日本は今年の前半に外交関係で選択を迫られる」という話がありまして、日本が抱える外交懸案の中でも、中国については気をつけた方が良いと言うことでした。
そこでギクシャクしていて、余り上手くいっていない中国との関係について伺いたいと思います。
中国が幾ら経済成長著しいと言っても、その状態をいつまでも続けることは出来ないという観測が以前からありました。
ところが最近になって中国経済はバブル状態にあって、バブルが崩壊しているという話も出て来始めております。
経済的に危ないと。
そして経済成長を優先させた為に、行き過ぎた経済活動による環境への負荷が掛かっております。
例えば工業製品を作る際に発生した有害物質を垂れ流して土壌や水質汚濁、大気汚染を深刻化させていたり、干ばつや砂漠化が広範囲に拡大しているようです。
中国の、国を支える土台がかなり深刻な状態にあると思うのですが、竹下さんはどのように見ておりますか。

竹下登霊
改善の余地はまだ残されていると思うのだけど、それをするには、今の政治のやり方では難しいだろうね。
今の路線で行っても、なるべくしてなるような形に収まるのでないの。

管理人
「なるべくしてなる」とは、人が生存できない土地になると言うことですか?

竹下登霊
その問題を解決するように動いていないのだから、しようがないよね。

管理人
今の政府に問題がある、今のままでは駄目だよねと言うことですが、彼らがその問題を解決する為の方法とは、どのような物がありますか?

竹下登霊
幻想を捨てるのだね、まず。
変な幻想や野望を捨てるのだね。
現実を見ないで、大きな事だけ思い描いていても実現する訳がないのだから、ちゃんと現実を見なさいよと言う話だね。
大将が敵地に切り込みに行っている間に、本拠地が兵糧攻めに遭っているみたいな物だよ。
自分の本拠地をもっとよく見て、安定させることを考えないと――外ばかりを見て、外の良い物を奪ってきても、本拠地が奪われたら意味がないだろう。

管理人
中国は「国内に植民地を抱えている」という様な言い方をされる場合もあります。
民工と言われる工場労働者は安給料で酷使されていると。
それでも都会の工場で働ける人はまだましで、田舎ではそこまでの収入を得られる仕事もないとか……。

竹下登霊
それは何でかと言ったら、あの人達は何か勘違いをしているけど、国内の人間を養う為に回っているシステムではないからそういうことになっているのではないの?
要するに金儲けの先が外国相手でしょう。
で、今外国はどうなっているの。
それでは上手くいく訳がないでしょう。
余り外国の力にばかり頼っていると、世界情勢が不安定になった時に、真っ先に煽りを食うのだから。
だから今グローバルと言っているけれども、あれはちょっとおかしな話だよね。
何故わざわざ外国の影響を受けやすいシステムを作ろうとしているのかね。
まぁ、鎖国をしている訳ではないから、ある程度影響を受けるのはしようがないのだけど、わざわざ外国の影響を受けやすくなるシステムを作ろうとして、どういうつもりなのかね。
全く訳が分からないね。

管理人
今の話は、程度の違いはあれども、日本国内にも似たような部分があると思います。
では国内で経済を回すにはどうしたらよいかというと、国民が十分な収入を得て、それを使わないと経済が回りませんよね。

竹下登霊
だから労働の基本を忘れてしまっているのかね。
労働って何の為にするの? とか。
お金が全ての、お金中心というか。
でもお金だけでは何も出来ないよね。
最終的にはお金で生きて行ける訳ではなくて、水だったり、食料だったりする訳で。
所詮お金はそういう物だけど、そこを勘違いするようなシステムを生み出している連中に上手く乗せられてしまっている。
日本も例外ではないけれども、まぁそんな感じだな。
それが分かっていてそのシステムを利用するのと、見失って、後戻り出来なくなっているのではえらい違いだから。
どうも見失っているような気がするね。

管理人
では、中国については以上でしょうか。
それでは朝鮮半島の国々についても同様に伺いたいのですが。

竹下登霊
まぁ、あそこは地理的に中国の影響が強いからね。

管理人
では、中国の影響が強いと言うことで、北朝鮮から伺いましょうか。
それとも韓国から聞いた方が良いのかな。
経済的な側面から見ると、今の中国と韓国には似たような部分があると思うのです。
通貨の価値を低く抑えることによって、一部の企業が作った製品を安く海外の市場に売る。
一部の企業にとっては、その状態が心地よいのかも知れないけれども、それは国民の利益には直接繋がっていない。
海外から何かを輸入する時には高く輸入しなくてはならないし、生産した物を安く売っているので、給料も上がらない。

竹下登霊
そもそも「何の為に商売をしているの?」という話になると思うよ。
商売って、サービスや物を提供することで対価を得て、それを元手に生活をしているのでしょう。
生活出来ない仕組みを作っても、しようがないよね。
まぁ、でもこれは日本にも言えることだね。

管理人
程度の違いはありますけど。

竹下登霊
ちょっと良くない方向に流れているね。

管理人
でも、日本の場合はまだ恵まれている部分があるので、実際にその状況を改善する方法はあって、適切な手段をとって、断固とした姿勢でしばらくの間継続して実施すれば、情勢を転換することは出来ると思います。
ただ、韓国はそこまでの、国の基礎的な体力が不足しているので、ちょっと難しいかなと思います。

竹下登霊
地理的にと言うか、周辺国の事情に巻き込まれているという印象を受けるのだよね。
自分の足で立つ前に干渉を受けてしまうから、なかなか自立出来ない状況が生まれているのではないかという気がする。
自分たちの力で作り上げた物ではなくて、予め用意されている物の上に乗っているだけだから、上手く出来なくて壊れるのは必然だと思うし。
彼らがその事に気づいているかどうかは分からないけれども。
「日本が隣にあるのは幸福だ」と言われることもあるけれども、日本が隣にあるが故に外部からの干渉があったという感じはするよね。

管理人
ただ、その話を始めると、歴史を遡って流れで追いかけなくてはならないので、一筋縄ではいかないかな。
そして歴史の流れを追いかけてみると、干渉せざるを得ない日本側の事情はあった訳で……。

竹下登霊
だから地理的に干渉されやすい場所にあって、なかなか自分たちの力でやってゆく意識が芽生える前に、外国の手が入ってしまう。
それが今のような状態を生んでしまっている様な気がする。

管理人
それは北朝鮮についても同じですか。
見た目で比べるとかなり異なっているようですが。

竹下登霊
結局、北朝鮮と韓国に分かれてしまったのも、外国による干渉によるからね。
そういうことを考えると、まぁ一緒なのじゃないかね。
それで、まだそれらの干渉してくる国々に対応出来るだけの力を持っていない。
まぁそういうことなのだろうね。
日本が遣ること、これからやるべき事は沢山あるよね。
日本が戦争に突入するきっかけとなった出来事についても、解決されていないよね、まだ。

管理人
その戦争とはどの戦争でしょうか。
明治以降に朝鮮半島に介入を始めた頃からでしょうか。

霊媒M
その辺の経緯は私に歴史の知識がないので……。

竹下登霊
アジアの地域は植民地化されてきたでしょう?
直接欧米が入り込んで、植民地とする事は無くなったのだろうけど、世界全体の構造としてみると、彼らの都合が中心になって作られているという印象を受ける。
そう考えると、当時日本が目指していた物はまだ完成されていない。
実現されていない。
発展途上というか。
まだまだアジアの国々だけではなくて、有色人種の国々の、世界における発言力は低いと言う印象を受ける。
自分たちに有利なシステムで雁字搦めにすることで身を守っている所を見ると、彼らの怯え・恐怖心の現れなのかも知れないけれども、まだあの戦争は続いているのではないかと言う気にさせる状態だよね。
実際に戦闘行為は行っていないけれども、そういうシステムを作り上げている。

管理人
そして日本もそこに乗っかっていますよね。
乗っかっているというか、その枠の中にいますね。

竹下登霊
乗っからないことには、どうにもならない。
今でこそ経済大国と言われるくらいに――バブル崩壊以降は宜しくないけれども、それくらいに経済成長してきたけれども、では対等に見られているかというと、決してそうではないと思う。
それは彼らの警戒心とか恐れなのかも知れないけれども、日本の方が格下であると思いたいという心が見え隠れするのだよね。
交渉しているとよく分かるよ。
そう思いたいのだろうね。
日本に取っては上か下かなどどうでも良いのだけど。

管理人
それは実際に交渉の場に立ち合わないと分かりませんね。

竹下登霊
だから臆病なのだろうね。
絶対に認めないのだろうけど。

管理人
認めないというか、口先でどう言おうが、行動が伴っていなければ……。

竹下登霊
虚勢を張っているのが見え見え。
大口を叩いて脅してくるというのは、虚勢を張っているのだから。
本当に日本が大したことはないと思っているのなら、その様なことはしないで、適当にあしらっているのだろうから。
だから、敗戦したとは言っても、あの戦争はまだ終わっていないのかな。
水面下ではまだ続いているよ。

管理人
ただ、一見すると彼らの作り上げた枠に乗っているようでも、確実に彼らは拠点を失っていますよね。
今話していてふと思ったのですけど、もし欧米諸国が大まかにそういう心理状態だったとすると、日本と対面した時の中国や朝鮮半島の国々も、姿勢は全く同じですよね。

竹下登霊
姿勢は一緒だけど、(欧米は)やり方が巧妙だよね。
やり方が巧妙だから、全く見栄えが変わってくる。
こちらとしても中国や韓国、北朝鮮辺りだとストレートだから分かりやすい。
まぁ、臆病だから巧妙になるのかも知れないけれど、常に自分の方が立場が上でありたいという願望が透けて見える。
だから変に挑発しておいて、こちらが本気にして対応したら「待ってくれ」となるのは、まぁそういうことなのではないの?
頭でっかちのガキを相手にしているような感じだよね。
覚え立ての理屈をこね回しているガキ。
中国や朝鮮半島というと、理屈も通らない感じ。
その分分かりやすいけどね。
それで厄介なのは、外交交渉をする時でも、一対一で話し合っているつもりでも、別の国が背後に見え隠れするとか、純粋に一対一ではない場合もあって。
それは多分、日本の背後にはアメリカがいるのと同じ様な物なのかも知れないけれども。
だから交渉と言っても、背後の国との関係を考えながら話をする。
それは皆やっているだろうけど、一筋縄では行かないよね。

管理人
そんな一筋縄ではいかない隣国について、今年の前半に日本の外交政策上で波風が立つよという話も聞いているのですが、やはりその辺の一筋縄では行かない国々がきっかけになるのだと予想するのですが、それらの国々との間で表面化する外交懸案に対して、日本はどのように対処すればよいでしょうか。

竹下登霊
妙な構造を作り上げてくれたからね。
グローバルなんていう物を遣ってしまったから、一国の影響が複雑に入り乱れるやり方をされてしまったから、何を遣るにしても面倒くさい。
国の運営という物を考えていない。

管理人
では、外交以前に政府を何とかしないと駄目だというお話でしょうか。
周りで幾ら何を言おうが、最終的に決定するのは政府なので。

竹下登霊
政府がしっかりしていなければ、外交どころではないし、外交が出来なければ舐められっぱなしで、日本はどうなるか分からないよね。
本当にもっと危機感を持った方が良いのに、国民は。
「自民党は悪だ」と言っても構わないけど……。

管理人
その悪と言っている自民党が支えてきた部分は全く無視していますからね。

竹下登霊
言うのは構わないのだけど、「自分の尻に火がついている」状況で、そんなことを言ってもね。
もう本当にこの辺でいい加減「自分たちの選択が国の未来を左右する」と言うことを自覚して欲しい。
あくまでも政治家は国民の代弁者であって、国民が望んでいないことを形には出来ない。
しようとすると選挙で落とされてしまう。
国民は、それがどういう意味を持つのかを自覚して欲しい。
お父さん・お母さんではないのだから、政治家は。
小さな案件だったら政治的に処理することは出来るけれども、国全体の問題となったら、国民全員でそのツケを払わないとならないことになる。
その辺の認識が足りないのではないかな。

管理人
今の現職の代議士ではとても口に出せないような本音ですね。
そういうことを言えば、選挙で落とされてしまいます。

竹下登霊
でもそれは本当のことだ。

(2012年1月4日)





今回は『竹下登』と名乗る霊が携わっている活動に関連して、日本に取って厄介な隣国について、それから今後の日本についてのアドバイスを伺いました。
生前の竹下登氏については、自民党田中派から竹下派(経世会)の領袖となり、またリクルート事件東京佐川急便事件への関与が疑われるなど、政治家としては余り良い印象はなかったのですが、今回の対話を通じて「やはり首相を務めたのだから、一廉の人物だったのだろうか」と改めて見直すきっかけになったと思います。
ご覧の皆様はどの様な感想を持たれましたでしょうか。

Silvercord管理人 

2012年1月11日水曜日

目に見えない力に対する恐れがある

今回は、第74代総理大臣を務められた『竹下登』と名乗る霊のお話を伺うことが出来ました。
こちらの対話はかなり長くなってしまいましたので、前編・後編の二回に分けてご紹介したいと思います。





■ 『竹下登』と名乗る霊との対話

管理人
最初に伺いたいのは、亡くなった後にいつ目覚めたのかと言うことと、また生前に首相を務められたので、歴代首相の霊団の一員として活動されていると思いますが、現在どのような作業に携わっているかを教えて頂けますか。

竹下登霊
目覚めたのは、(亡くなってから)一年半くらいしてからかな。
その後九ヶ月くらい振り返りの作業をして、そのまま今の活動に入った。

管理人
それでは、今はどのような活動をされているのでしょうか。

竹下登霊
今は、日本と、中国とか朝鮮半島とか、周辺国だよね。
それらの関係の調整の為に、それらの国の霊と連携して動いているのだけど、芳しくないね。

管理人
芳しくないですか。

竹下登霊
こちらの事情にお構いなしに、人間は動くからね。
なかなか働きかけに応じてくれる人間は限られているよね。
それが重要なポストに就いている人物が気づいてくれれば、事は動かしやすいのだけれども、全然関係ないところにいる人が気づいても難しいよね。
国を動かせる立場にいる人間に働きかけられる様になるまでに時間か掛かるから、難しいね。

管理人
今、周辺国の国毎に守護する霊団といえばいいのでしょうか…。

竹下登霊
やっぱり、我々と似たような組織があって……。

管理人
あぁ、政治的な働きかけを専門で取り扱う霊団があるのですね。
そことの連携を図る為の役割を担っていると。

竹下登霊
日本はまだ比較的ましな方だよ。
お隣の国は大変そうだよ。

管理人
周辺国との調整役と言うことですが、中国とか朝鮮半島と、その他には?

竹下登霊
台湾は外せないだろう。
あとインド。
あとベトナムも近いからねぇ。
とにかく日本の近くにある国は、大体連携を取っているよね。

管理人
その近くにある国というのはどの辺りの国々なのかという、大まかなイメージを予め伺いたいと思ったのですが。

竹下登霊
中東の国々よりは東側。

管理人
中東は含む、含まない?

竹下登霊
全く関わりがない訳ではないけど、別枠になる。

管理人
そうすると中東は含まず。

竹下登霊
中東は別口で交流するというか、交渉する。

管理人
そうするとインドより太平洋側よりの諸国という感じでしょうか。
あとオーストラリアとかニュージーランドはいかがでしょうか。

竹下登霊
オーストラリア・ニュージーランドは、アジアではないからねぇ。

管理人
では、こういう理解の仕方が合っているかどうかは分かりませんので、確認したいのですが、チベットにある『霊界と地上界を繋ぐアジアの拠点』が管轄する区域が該当するのかなと思います。
中東はエルサレムの拠点の管轄ですし、オーストラリアはアメリカの拠点の管轄だと聞きましたので。
いかがでしょうか。

竹下登霊
まあ、そうなのかなぁ。
部分的には違いがあるかもしれないね。

管理人
では大まかにはそういうイメージと言うことですね。
それで今、アジアの周辺国と日本が連携する為の調整役をされているというお話で、なかなか上手くいっていないという事なのですが、一番上手くいっていないのはどこでしょう。

竹下登霊
まぁ、現実の世界を見れば分かるだろうけど、中国と朝鮮半島の人々は、霊の働きかけについて鈍感なのかねぇ。
多分、まだ目に見える物に対する思い入れとか、執着が強いのだろうね。
だからどうしても、目で見えない、五感で感じ取れない物には疎いのだよね。

管理人
同じアジア圏でも、中国と朝鮮半島に住む人々だけ、特別の何か理由があるのでしょうか。

竹下登霊
個々の人間で見たら、敏感な人も鈍感な人も色々あるよ。
ただ政治的なことに関わっている人に限っては、特に鈍感だと思うんだよね。
物とか、金とか、権力とか、そういう物しか見てないのだろうね。
で、そういう物の背後にある物とか、裏で働いている力とかは気にしていないのだろう。
日本は昔から、験を担ぐとか、目に見えない力を信じるとことがあるけれど。
多分興味がないのだろうね。
彼らに取ったら、富をもたらしてくれる物ではないから。
目に見えないものよりも、手で触って実感できる物の方が信じられるのではないの。
物事を観察している時に、一つの原因から結果が出るまでの間を観察するサイクルが非常に短い。
だから長い時間をかけてずっと経緯を追って行くと、実は目に見えない何かの働きかけが感じられるような現象が見られる場合でも、観察する対象をずっと経緯を追ってみることが苦手らしいから、目に見えない力が働いているのではないかと思われる現象に気づくことが出来ないのだろう。

管理人
それが日本との間で関係がギクシャクしている原因になっているのでしょうか。

竹下登霊
すぐに結果が欲しい人達だからね。
額に汗して少しずつ成果を上げるのではなくて、すぐに結果が欲しい。
だから基本的に気質が合わない。

管理人
そういう気質を持っていると竹下さんが分析するのは、中国と朝鮮半島の人達ですよね。
それ以外のアジア諸国の人達は、程度問題はあると思いますけれども、彼らほど唯物的というか、即物的ではないということですか。

竹下登霊
古くから続いている国は、どこの国でも宗教的な物は発展しているよね。
だから目に見えない物に対する畏怖の念は、大抵持っている場合が多いと思うんだよね。

管理人
ただアジアの諸国は歴史の長い国って、それほど数は多くないですよね。
欧米の植民地であった時代があるのですから。

竹下登霊
そこの民族としてはずっと受け継がれているだろうから、元々持っていた宗教観というか信仰心は持っているだろう。

管理人
ただそれをいうと、今の中国に住んでいる人達も、朝鮮半島に住んでいる人達も条件は同じではないのかと思うのですが。
ちょっとその説明では、現状を見ると余りしっくり来ないなぁと思うのですが、何か特別の原因があるのでしょうか。

竹下登霊
個々の人間を見ると持っている人もいるのだけど、政治を動かしている人物にそういう認識はない様だ。
無いと言うよりは、畏怖の念を自分たち以外の対象に持たれることを恐れると言う感覚があるのかなぁ。
だから利用して、自分たちの思い通りにする為に使うことはあっても、自然に広まる物を許せる環境にはない。

管理人
他のアジア圏の国々と比べても、ちょっと特異・変わっているように見えるので、そうなってしまう特別な理由があるのかなと気になって聞いてみたのですが。

竹下登霊
そういう力に対する恐れがある。
我々日本人から見ると、恐れの対象と言うよりは、生活の一部のような感覚があるから。
恐れ多いという意識はあるかも知れないけれども、純粋に恐れる・怖がるという感覚は余りないように思うんだ。
ただ彼らはそういう力の働きに対して、異常に恐れているところがあるのじゃないかな。

管理人
それはこういう理由だからと、はっきりとは言えないと言うことですか?

竹下登霊
自分が感じた印象だから、それは原因かどうかは分からない。
ただそんな風に見えるよ。


(記事【自分たちの選択が国の未来を左右する】へ続く)

(2012年1月4日)





今回は『竹下登』と名乗る霊に登場願いまして、対話のきっかけとして「現在携わっている作業」についてのお話を伺いました。
対話の冒頭で触れておりますように、生前に日本の首相を務められた方は、死後『歴代首相の霊団』の一員として、主に現職の首相の職務を霊的側面から支援する活動に携わっております。
それと同様の霊団が他の国々にもあり、竹下登霊は主にアジア諸国で同様の作業に携わる霊団と連携する為の調整役を務めているとのことでした。
前編の記事では、竹下登霊の活動の大まかな全体像について説明して頂きましたが、後編ではより詳細な部分についての話を伺います。

Silvercord管理人 

2012年1月9日月曜日

皆が自分の手で自分の目を塞いでいる

今回は、第82代・83代の総理大臣を務められた『橋本龍太郎』と名乗る霊のお話を伺うことが出来ましたので、対話の様子をご紹介したいと思います。





■ 『橋本龍太郎』と名乗る霊との対話

管理人
亡くなられた後に、意識が戻ったのはいつ頃なのでしょうか。

橋本龍太郎霊
二年前くらいに活動を始めた。

管理人
活動を始めたというのは、死後の目覚めがあって、生前の振り返りの作業があると思いますが、それが終わったのが二年前ですか?

橋本龍太郎霊
そこから遡って一年位の間に生前を振り返った。

管理人
分かりました。
現在はどのような作業に携わっているのでしょうか。

橋本龍太郎霊
今は国内の安定の為の調整――実際に活動している方へ向けての調整の為の補助。

管理人
調整というのは何の調整でしょうか。

橋本龍太郎霊
皆さんが言っていることですが、今は政治が機能していません。
ですからまず政治を機能させる必要があります。
その為に色々働きかけています。

管理人
そうすると、霊的な側面から働きかける為に、何か調整をする必要があると。

橋本龍太郎霊
まだ基礎が出来ていないので、基礎を作る為の準備として、色々と動かないとならない状況です。

管理人
では調整と言うよりは、今国内の政治に色々と問題があるので、その問題を解決する為に働きかけなくてはならない事柄があると。
その為の準備をしていると言うことでしょうか。

橋本龍太郎霊
働きかけなければいけない事柄があるので、その為の準備と言うよりは、自分が本格的に動き出せる様になる為の準備として、その下地を整える作業をしています。

管理人
では、まだ具体的な活動には関わっていないと言うことですか。

橋本龍太郎霊
まだ動き出せないです。

管理人
では、まだ具体的な活動を始めていなくて、その為の準備段階にあると言うことですが、今後具体的な活動を始める時には、どのような活動をされる予定なのでしょうか。

橋本龍太郎霊
私の判断の誤りが、今の日本の状態に大きく関わっている――尾を引いているので、そこを改善する為のお手伝いをしたいと思っているのですが、今は政治が機能していない状態で、お手伝い以前の問題なので、まず政治が機能する状態を作らなくてはいけないので、その為に動いている。

管理人
と言うことは、生前に――おそらく橋本内閣で行った政策に問題があったと言うことなのだと思いますが、その政策とは何でしょうか。

橋本龍太郎霊
皆さんがよく分かっていると思います。

管理人
よく分かっているのですけど、まず一つ目は、ちょうど橋本内閣の時に消費税の増税をしております。
その事を指しているのでしょうか。

橋本龍太郎霊
それ以外にもターニングポイントになったことがある。

管理人
「財政構造改革法」を成立させて、財政再建路線に舵を切ったようですが。

橋本龍太郎霊
――財政で失敗した。
閉塞感を生んでしまった。

管理人
それは消費税の増税とセットになっているから、余計に影響が大きかったのだと思いますが。

橋本龍太郎霊
舵を切るのが早すぎた為に、持ちこたえられるだけの体力がまだついていなかったと言う風に判断している。

管理人
なので、その時の政策がきっかけとなって、閉塞感が現在まで継続していると。

橋本龍太郎霊
そういうことです。
それを解消する手段が見えている人はいるので、そういう人達に働きかけて、実現できればよいと考えています。
ただ、依然として状況は厳しいです。

管理人
ちなみに、その問題を解決する手段とは何でしょうか。

橋本龍太郎霊
これは本来なら行われていてしかるべきなのに、おかしい。
震災が起きたのに、おかしい。

管理人
震災が起きたのだから、本来なら行われていなければおかしい物とは何でしょうか。

橋本龍太郎霊
復興の為に国債を刷って、動き出していなければおかしい。

管理人
しかし、その復興事業が充分に行われていないと。

橋本龍太郎霊
「やる気があるのか?」と問いたいくらいのレベルだ。

管理人
では、そのくらい全く行われていないと言うことでしょうか。
それはきちんと行わなくては駄目だと言うことだと思いますが、その点を充分に分かっていて、今働きかけている対象になっているのは、例えばどのような方でしょうか。

橋本龍太郎霊
……。

管理人
具体的に誰々に対してと言うことは言えないのですね。
今準備をされているという話だったので、実際に動いている訳ではないと思いますが。

橋本龍太郎霊
まずそういう人達が動ける環境を整えないと、動き出せない。

管理人
ではまとめると、橋本さんは生前総理であった時に、自分自身で失策と思う政策判断があって、その影響が現在まで続いているので、その状態を改善したいと言うことでしょうか。
では、ここでちょっと話は変わりますが、橋本さんも日本の首相を務められたので、今は恐らく日本の歴代首相の霊団の一員として活動をされていると思いますが、いかがでしょうか。

橋本龍太郎霊
そうですね。
その中での一つの役目としての働きになります。

管理人
そうすると、今ご自身の個人的な思い入れといった話を伺いましたが、ちょっと視点を変えまして、今の日本の状態と、今年一年くらいの日本の展望について、何かご意見というかアドバイスはありますでしょうか。

橋本龍太郎霊
皆が自分の手で自分の目を塞いでいる状態です。
今年はしっかりと目を開いて、目の前にある状況をよく見ましょう。
自分の置かれている状況を良く見極めましょう。
自分で目を塞いで見失っている状態に見えます。
辛い現実から目を背けたい思いは誰にもありますが、いつまでも目を背けていると、自分自身が更に辛い思いをする羽目になるので――去年の状況を踏まえると、酷なことかも知れませんね。
でも、それでも見据えて、しっかり前を向いて行かなければ、状況は何も変わらない。
変えたければ、自分が足を一歩前に進めないと、何も変わらない。
そう思うので、一歩前に進む為にまず目を開きましょう。

管理人
分かりました。
では、他に何か付け加えることはありますか。

橋本龍太郎霊
今自分たちがやろうとしていることの、影響の及ぶ範囲が大きい事柄であるほど、成果が現れるには時間が掛かる。
でも成果がなかなか見えてこないからと言って、途中で痺れを切らして諦めてしまったら、成果は絶対に現れない。
これは当然のことだけど。
実現したかったら、大変でも、辛いことがあって一休みすることがあっても、やはり再び前に進む努力をしないと、実現は出来ないよ。

(2012年1月4日)





今回は『橋本龍太郎』と名乗る霊に登場願いまして、主に「現在霊界で行っている作業について」と、「今年の日本へのアドバイス」についての話を伺いました。
現在でも橋本政権時の政策判断に問題があったとの論評をされる場合がありますが、それをご自身でも自覚し、霊界の住人となってからも改善に努めたいと考えているようです。

Silvercord管理人 

2012年1月7日土曜日

大将に命を預けられるのか?

今回は、以前投稿した記事【散歩道と寄り道】の後日談となります。
その際に『遠江國一宮小國神社』に参拝した事は、記事【一呼吸置いて、落ち着いて世の中を観察しよう】でも紹介しましたが、今回はもう一つの目的地『西山本門寺』についてです。

こちらには『信長の首塚』があると聞きましたので、せっかく静岡県を訪ねるなら立ち寄りたいと考えました。



こちらが、信長公首塚を築いた際に植えたとされる大柊です。



さて、この度は諸事情により、『西山本門寺』を訪ねてから『織田信長』と名乗る霊に話を伺うまでに、多少の時間が空いてしまいましたが、年を跨いでようやく話を伺うことが出来ました。





■ 『織田信長』と名乗る霊との対話

管理人
今信長公は霊界でどの様な作業に携わっているのかを教えて頂けますか。

織田信長公
主に日本と西洋の関わりに関して――西洋人はえげつない手を使うから、日本を守護する上では、せっかく統一して日本という国として運営されていても、外国からの干渉で乱されてはどうしようもないので、その辺りの対応というか調整を行っている。

管理人
その活動をされているのは、特定の活動に携わる霊団があって、その霊団の仲間と共に作業をされているのでしょうか。

織田信長公
そう言うことになる。

管理人
今「西洋はえげつない」というお話がありましたが、そうしましたら日本の現状や西洋諸国との関係についての話を伺うことにしましょうか。
まず、西洋というのは欧米諸国と言うことでしょうか。
アメリカを含む?

織田信長公
アメリカは含んでいない(*注1)のだな。

管理人
では、欧州諸国と言うことで宜しいでしょうか。
それでは、これは昨年末になりますが、『霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点』が完全に開放された(記事【『霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点』が完全開放されました】参照)と言うお話を伺いました。
それと時機を合わせるように、ちょうど欧州諸国で、今まで機能してきた社会の仕組みが上手く作用しなくなってきて、中には経済的に破綻する国も出始めております。
その影響が日本にも及ぶ可能性があると思うのですが、先日別の霊界の住人の方に伺った話(記事【頭脳が働いていない】参照)によると、欧州諸国の影響もあるだろうけれども、日本に取って最も大きな影響を及ぼすのは別の国だと言うことでした。
そこで、これから欧州の混乱が予想される中で、信長公は日本への影響をどの様に見ておりますか。

織田信長公
直接というよりは、欧州諸国が手をつけている国々……。

管理人
手をつけている国とは?

織田信長公
欧州諸国と貿易などの関わりの深い国々で、日本とも関わりのある国々を通じての影響の方が大きい。
西洋の国々が直接という事は――連鎖的な反応の方を警戒した方が良い。
日本はアメリカの影響が大きかったと言うことがあるのだと思う。

管理人
まあ、地理的には(欧州と日本の距離が)離れていますからね。

織田信長公
だから直接と言うよりは、西洋の国々と関わりのある国が影響を受けることによって、それらの国々と日本の関わりがあれば、そこに大きな影響が出る。

管理人
ということは、日本としては、欧州諸国の影響についてはそれほど深刻に捉えなくても良い言うことでしょうか。

織田信長公
でも深刻でないというのは、どうかなぁ……。

管理人
その連鎖的反応というのが、どの国を通じて連鎖的反応が及ぶのかによって、日本の受ける影響が変わってきますね。

織田信長公
他の人(*注2)も言っていただろう?
グローバルなんて推し進めるから。
自分の足元を固めた上で付き合うのが基本だろうが。
踏ん張れる体力もないのに、やたらにそう言うことを遣ると、引き摺られて駄目になる。

管理人
でも、それが良いよと言われて導入した当時には、危険性を見極めている人が少なかった。

織田信長公
日本はそれを遣る必要がなかった状態だと思うのだけど。

管理人
ただ、私はちょっと別の視点から物を見ていて、グローバリズムに弊害はあったけれども、あの時期に世界中でその様な“国と国との関わり合いの仕組み”が導入されることには意味があったと考えるのですね。
何故かというと、世界中の――全ての国々とは言いませんけど、共通性のある経済の仕組みを導入しました。
それは主に経済という枠の中の出来事でしたが、世界中の様々な国々が共通する価値観で物事を判断する様になる為の下地が出来た。
それによって、以前は互いに接触することの無かった国の人々との交流が生まれて、今までは付き合いの無かった人々の人となりを知るきっかけとなった。
それは結構大きなポイントだと思うのです。
確かに弊害はあって、いつまでも続けられる訳ではないけれども、そういう機会を得ることによって、例えば日本人と外国人の違い――人間にはそれぞれ個性があるけれども、それぞれの国に住む人毎に共通する特徴があると思います。
そういう自分たちと相手の国の人々の違いを知る機会を得るきっかけとなったと言う意味では、ちょっと先を見据えれば、今その様な出来事が起きる意味はあったのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

織田信長公
その先を認識して、その状況を利用して、それなりの成果を上げているのだったら、それはそれで大きな意味があると思うが、どうも無意識のうちに経験して、どこが引き時かが分からなくて引っ張られている――という感じがする。

管理人
他の人はそうかも知れませんが、私はちょっと別の視点から見ていましたというお話でした。
それを活かすということで言うと、ちょっと時期が早すぎると思います。
しかし、ちょっと早いタイミングでもその様な経験が出来た為に、今後の世界の繁栄と安定を築く為の仕組みを、日本が主導して他の国々に提案して行く際に、非常に参考になる経験だったと後に評価されるようになるのではないかと思います。
結局あそこで失敗したからこそ、日本はその失敗した部分を改善した仕組みを提案することが出来るのではないでしょうか。

織田信長公
まあ、それは今後の働き次第。

管理人
そうですね。
まあ、そういう社会がある程度形になった姿を、自分自身が生きている間に見るのは無理かな、と思いますが……。

織田信長公
でも人というのは、何だかんだ言って強い生き物だよ。
だから、一度転けたくらいでは諦めないんだ。
諦めが悪いのだよ。
必ずいつかは理想とするところを実現して行くのではないの?
ただそれがいつの時期になるのかというと、その時代に生きている人間の考えに左右される。

管理人
では、他の方(*注2)にも伺っているのですが、今年の日本の展望について、信長公のご意見を聞かせて頂けますか。

織田信長公
大将を誰にするか。
自分が所属する大将を誰にするのかは、自分の命を預けられる人間かどうかと言うのを決める、大事なことだよ。
今の日本の大将――総理大臣――あの人に命を預けられるの?
という所から考えて見た方が良いのではないの。

管理人
まあ、所詮はお試し総理ですから、お話になりません。

織田信長公
だからそこが重要で、大将が誰なのかをきっちり抑えて、しっかりした判断を下さないと、「何でこんなところで命を落とさなければならないんだ」という思いをする羽目になる。
戦乱の世だったら、大将が馬鹿なら部下は皆無駄死にする羽目になる。
今は戦はしていないけれども、戦をしていなくても、例えば生活が成り立たなくて生きていくのが大変であれば、それなりに色々あるだろう。
そういうことが全て関係してくるから。
自分の命が掛かっていることをもっと自覚しなさい。
軽く考えたら駄目だ。

管理人
別に私が軽く考えている訳ではないですけどw

織田信長公
失敗した時には厳しい割に、選ぶ時には気楽に選んでいるという印象があって、「そんなに簡単に選んで良いの? お前の大将だぞ」という、「命に関わるんだぞ」という危機意識をもっと持たないと、今その影響で泣いている国民が大勢いるのが分かるから、本当にそれで良いのかを問いたい。

管理人
ここで一言コメントしておきたいのですが、今は国民が直接総理大臣を選べる仕組みにはなっていません。

織田信長公
(総理大臣を)直接は選んでいないかも知れないが、その大将になる可能性のある人物を選出しているのだよ。
「何故こんな人間を選出しているのだ!」と言う話に繋がってくる。

管理人
確かに、仰る通りですね。
そうすると、外国がどうこうという以前に、まず自分の国の中身をもう一度見直さないと駄目だと言うことですね。

織田信長公
外を向いてフラフラ振り回されているようでは、何を遣ったって上手くいかないから。
まず自分の足元をしっかり固めないと。
舐められっぱなしだよ、そうしないと。
まあ、やることなすことえげつないし、考えていることと言えば小狡いから、そのつもりで付き合うには国が団結していないと――。

管理人
それは欧州諸国についてですね。

織田信長公
――足元を見られるから。

(2012年1月4日)





*注1:
『織田信長』と名乗る霊からの補足として、「西洋はえげつない」の西洋には米国を含むのですが、現在行っている活動の対象としては、米国は含まれていないのだそうです。

*注2:
上記の対話を収録した折に、別途『竹下登』と名乗る霊と、『橋本龍太郎』と名乗る霊に話を伺っております。
その際の収録の都合により、『織田信長』と名乗る霊の話を伺った順番が後になるので、この様な表現となりました。
なお、『竹下登』と名乗る霊と、『橋本龍太郎』と名乗る霊に伺った話については、現在公開に向け編集作業を行っておりますので、しばらくお待ち下さい。


さて、 今回織田信長公には、上記記事とは別に、彼が生前に経験した出来事についての話も伺いました。
しかし、こちらの話題については非公開を前提として伺いましたので、恐らくこのままお蔵入りになってしまうでしょう。
ただ、ここで一言申し上げたいのは、私たちが歴史的事実として知っている出来事の裏には、そういった私たちにとっての“常識”を覆す真相が隠されている場合もあるのだと言うことです。

Silvercord管理人 

2012年1月5日木曜日

一呼吸置いて、落ち着いて世の中を観察しよう

今回は記事【散歩道と寄り道】にて、昨年末に小國神社を参拝した事を紹介しました。


その際に、小國神社の神様からお話を伺っておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 小國神社の神様との対話

管理人
今回は夏に引き続いて小國神社に参拝しましたが、その際に霊媒が御神籤を引いておりますので、話を始めるきっかけとして御神籤の解説をお願い致します。


第37番 運勢|末吉
他人と合わずあらそいがおこります。
自分の心を和やかにもち交際すること。
だんだんに運がひらけて行くでしょう。
あせらぬことです。


小國神社の神様
これは来年、年が明けてからの心構えとしてお伝えしたいのですが、今年は日本では大変大きな災害があって、その後にも各地で災害が起きて、何かと困難が多い年であったと言えると思います。
その影響で気持ちに余裕を無くしてしまって、目の前で起きている現象を正確に捉えることが出来ていないように見受けられます。
そのままでは、物事を改善したいと思っても、問題に対する正確な認識が出来ていない為に、的外れな事を行ってしまう可能性があるので、ここで一呼吸置いて、落ち着いて世の中を観察することが大切だと思います。
その上で今後の対策をしっかりと考えるようにした方が良いでしょう。

管理人
仰ることはご尤もだと思いますが、実際に現状を見ると、原因は色々とあると思いますが、本当に一呼吸置いて観察していても大丈夫なのだろうかと言うような、切迫した状況が色々と見えてきてしまっていると思うので、焦りが見えてしまうのは仕方ないと思うのですが、いかがでしょうか。

小國神社の神様
それはとてもよく分かるのですが、落ち着いていられないからと言って「どうしよう、どうしよう」と頭の中がパニックになっていると、本当に大切な物が見えなくなってしまう。
結果として自分たちが望まない結果を生み出してしまうことになるので、追い詰められている時ほど、ちょっと立ち止まって自分を落ち着かせる、そう言う作業はとても大切だと思います。
そして、それを遣ることによって、その後の作業が捗るので、結果としては迅速に動けることになると思います。

管理人
まあ、言われることはご尤もですね。
では、その次についてはいかがでしょうか。

「言」
徳ある者必ず言あり。
言ある者、必ずしも徳あらず。
仁者は必ず勇あり。
勇者必ずしも仁あらず。


小國神社の神様
これは人を見る時と言うか、判断する時に注意したいことですね。
一番大切な物、一番重要な部分は何でしょうか――と言う部分を見ておくことが大切です。
何が一番大切なのかを、まず自分の中で把握しておく。
その上で人と接する機会がある時に、その大切なことを中心において、しっかり見極めると良いと思います。

管理人
では、裏についてはいかがでしょうか。
まずおしえですね。


教え
礼儀とは、尊敬や親愛の気持ちを素直に形にあらわすことである。


小國神社の神様
これは周囲の者と付き合う時の基本ですね。
変に誤魔化そうとしたり、何か装うことで実際よりも大きく見せるような姿勢は余り宜しくないですね。
自分自身がそう言う人と出会った時にどう思うかを考えると分かると思います。

管理人
これは読んだままですね。
では、天のみこえはいかがでしょうか。

天のみこえ
くろがねの 的いし人もあるものを
つらぬきとほせ 大和だましひ


小國神社の神様
これは、今自信を失っている方がとても大勢居られるのが気になります。
皆様が築いている社会は人間同士の付き合いなので、皆人間であって、怪物である訳でも無ければ神である訳でもないので、皆様の力で解決できる方法はあるし、またそれだけの力が日本には備わっているので、自信を持って自分たちの望みを叶える為に励んで欲しいと思います。

管理人
今年は特に震災があって、気持ちが塞ぎがちになるので、強く意思を持って、目的を持って復興の為に頑張りましょうと言うことでしょうか。
では、御神籤については以上でしょうか。
ここで話は変わりますが、そもそも小國神社に初めて参拝した時に、『年明けと共に日本の夜が明ける』というお話を伺っておりまして、それから一年が経ちました。
そこで日本の夜明けの状況を、小國神社の神様がどのように見ておられるのかを伺いたいと思います。

小國神社の神様
予想されていたことが誰の目にも明らかに見える状態になった。
これは予め分かっていたことで、それがただ覆い隠されて見えていなかった、闇に隠れて見えていなかっただけなので、夜が明けて、闇に隠されていたあらゆるものが明らかになったので、ではこれからどうしましょうかと言う話なのだと思います。

管理人
それではまず一年前の話から始めると、まず夜が明けたばかりの状況は余り良くないというか、色々と問題があるのだけれども、時間が経つにつれて物事が改善に向かいますよという話だったと思います。
これは私の個人的な印象なのですが、確かに夜が明けることによって、日本が抱える色々な問題が目の前に明らかになったと思います。
ただ、明らかになってしまったことによって、問題を解決しようという方向に向かうのではなくて、こんなに酷いのかと逆に落ち込んでしまうと言うか、慌てふためいてしまってどうしたらよいか分からないというか、せっかく問題点が明らかになってきたのに、その後改善する為の手段をなかなか打てないでいると思うのですが、どの辺が上手くいっていないと思いますか。

小國神社の神様
上手く行っていないというよりは、全体の内の極一握りの方が改善する方法を模索して実行に移されている状態ですね。
それに対して、改善の為に尽力されている方を支援するのではなくて、「大変だ、大変だ。どうしよう」というパニック状態に陥っている方が大半という状況である為に、改善策を一所懸命試みている方々の成果が現れにくくなっている。
やはり、より多くの方々の支援があって、そう言う改善策は初めて功を奏するので、そこが一つの原因であると思います。

管理人
そうすると御神籤の解説の最初に同じような話をされていたので、それがここに繋がるのですね。
そして七月に参拝した折には、「今の日本には明確な目的が示されていないので、努力をする方向性をはっきりさせる必要がある」という話を伺っておりますが、その努力をする方向性をはっきりさせて改善に取り組む方が極少数に限られているので、それ以外の慌てふためいている方がもう少し何とかならないと、なかなか物事は上手く改善して行かないという話は今伺ったのですが、ここでちょっと話を変えます。
つい先日『霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点』が完全に開放されたという話を伺いました。
それとちょうど時期を合わせるようにして、今欧州では経済的な混乱が起こっています。
そしてこのままではEUが分裂するのではないかというような話も出てきております。
今後世界的な混乱が予想されるのですが、そうすると日本も大きな影響を受けるでしょう。
その様な現状を踏まえて、小國神社の神様は来年一年間の日本の見通しをどのように見ておられますか。

小國神社の神様
国民の意思に左右される部分が大きいと思うのですが、現状をきちんと把握して、将来的な目標を見据えて動けるようになれば、今国民が振り回されている問題も改善する可能性が広がって行くでしょう。
物事は「どうしよう、どうしよう」では進まないので、「これを実現したい」という意思を一人一人がしっかり心に持っていること、そしてその為に出来ること、今の自分に出来る範囲でよいので、今出来ることをしっかり行っていくのが重要だと思います。

管理人
今我々が抱えている問題をきちんと把握して、改善に向けて働きかけている方が極一部にいるという話を伺いましたが、その極一部の方から見て、どうして良いかよく分からない人々が結果的に足を引っ張ったり、上手く結果に結びつかない状況を作っていますよね。
そうすると改善に取り組んでいる方から見ると、なかなか物事が上手くいかない焦りや苛立ちも募ってくると思うのです。
そこで「どうしよう、どうしよう」という方の自覚を待つというのでは時間も掛かるし、それだけでよいのかと言う疑問もあるのですね。
最終的にはその方が気づくしかないとは思うのですが、そこでその方達はしようがないからと放っておく訳にもいかないと思うので、とりあえず問題点をきちんと分かっている方が、そこまで気づいていない方に対してどのように働きかければ、自覚を促すきっかけが作れると思いますか。

小國神社の神様
慌てている人達、パニックになっている人達は、やはりパニックになる原因があるのですから、その原因を取り除ける方法があるよと示すことで、少し気持ちが落ち着くのではないかと思います。
そう言う方法があるなら協力しようという方は大勢出てくると思いますよ。

管理人
「この方法が効果的だよ」という、何かしらの結果が示せればいいのですが、今はそこまで行っていないですよね。
その結果が出ればと言うよりも、その結果を導き出す前の段階だと思うのですね。

小國神社の神様
やはり方法を示そうとしている方々が焦ったり余裕がない様では、なかなか結果に結びつきません。
分かって活動されている方は、なかなか思うように事が運ばないという焦りがあると思いますが、焦るとやはり見落としが出てきますので、如何に冷静さを保てるかが一つのポイントになってきます。

(後略)

(2011年12月27日)





実は、この対話には続きがありまして、管理人が「慌てふためいてパニックになっている方の自覚を促す為に、何か良い方法はないのか」という趣旨で更に尋ねてみましたが、小國神社の神様から上記の内容を越える回答は得られませんでした。
但し、霊媒が「話の後半については、小國神社の神様の言葉を受け止め切れていない」と述べておりますが、現在の日本が抱える問題を改善に導く為には避けられない点であると思いますので、機会を改めて話を伺えればと思います。

Silvercord管理人 

2012年1月4日水曜日

頭脳が働いていない

前回投稿した記事【『相手と自分は違う』事を認識しよう】にて紹介しましたが、初詣の最初に靖國神社へ参拝した後、霊媒Mと管理人は明治神宮へ参りました。


霊媒によると、「靖國神社と同様に、初詣として明治神宮に参拝するのも意味がある」とのことでしたので、場所を変えてお話を伺うことと致しました。





■ 明治天皇及び昭憲皇太后と名乗る霊との対話

管理人
お話を伺うきっかけとして、初詣の折に霊媒が御神籤を引いたのですが、今回の御神籤は昭憲皇太后御歌でしたので、昭憲皇太后様より御神籤についてのお話を頂けるそうですが。


大御心 昭憲皇太后御歌



おこたりて磨かざりせば光ある 玉も瓦にひとしからまし

(なまけて磨くことを怠ったならば、立派な光をもつ宝石も、瓦や石ころと同じで、何の役にも立たなくなります。)

(知能も熱心に磨かなくては光を発しません)


昭憲皇太后霊
日本についてお話ししたいのですが、日本というのは元々良い素質を持っていて、その素質を活かすことが出来れば、多くの物事を成し遂げる力がある国だと思いますが、その事を意識して活動していないので、上手に活かすことが出来ていない状況だと思います。
元々持っている本来の資質が表に現れることで成果を上げている分野もあるのですが、それらの力を自覚して、力の発揮し時をきちんと見極めて、力を有効に活かして活動することで、もっと大きな成果を上げられる国だと思います。
自分たちの持っている力を良く理解しておくことと、その力を更に磨くことがとても大切だと思います。

管理人
では、御神籤については以上でしょうか。
それでは、ここからのお話は明治天皇様に伺います。
実は、この度初詣で明治神宮に参拝したのは霊媒の指示だったのですが、「今年の日本の成り行きに影響する」という事でしたので、その点についてお話を聞かせて頂けますか。

明治天皇霊
今年の前半に皆様が何を選択するのか、その選択によって、今年の後半の流れが大きく変わります。
今年の前半に、政治的な動きに変化が見られそうですが、その際に何を選択するのかが非常に重要になってくるので、よく考えて選択するように心掛けると良いでしょう。
その際の選択次第で、今年の後半は徐々に安定した方向に向かうことが出来ます。
方向性が見えてきます。
選択する際に判断を誤ってしまうことがないように、自分自身のこととしてよく考える事が大切でしょう。

管理人
別途、靖國神社の英霊の皆様に「今年の前半は、日本を取り巻く外交関係で、波風が立つ可能性がある」という話を伺ったのですが(記事【『相手と自分は違う』事を認識しよう】)、今のお話の政治的な問題とは外交関係の問題なのでしょうか。

明治天皇霊
外交関係もそうなのですが、内政問題への影響も出てきますので、全てを含めてよく観察しておく必要があると思います。

管理人
では、もう少し具体的に伺っても宜しいでしょうか。
今のお話では、日本が主体的にどのような外交政策を決定するか、もしくは政府が決定した外交政策について国民がどのように受け取るのか、どのように判断するのか――と言う意味で、内政にも影響するという意味だと思います。
そこで、今の日本が抱えている外交上の懸案事項が幾つかありますが、この点については特に注意して見ておいた方が良いと言う点がありましたら、教えて頂けますか。
第一は、今日本政府は『TPP』という国際間の経済的な取引の枠組みに参加すると言っておりますが、その問題。
第二は、北朝鮮の支配者が亡くなりましたので、それに伴う混乱と周辺地域への影響について。
第三は、欧州諸国が現在経済的な混乱状態に陥りつつありまして、その影響は日本にも及ぶと考えますので、それに対して日本がどのように捉え、またどのように対処するのかという点について。
第四は、中国の経済状態がかなり深刻な段階に入りましたという話が、マスメディアの報道でも注目されるようになってきました。
経済規模の大きな隣国の話ですので、当然ながら日本にもその影響が及ぶと予想されます。
それに対して、今の内からどのように対処するのかを準備しておかないと拙いという趣旨ですね。
今挙げた国の中で一番注目したいのはどこでしょうか。
もしくは、それ以外で何か注目点がありましたら、教えて頂ければと思います。

明治天皇霊
やはり中国の動向は気をつけておいた方が良いと思います。
影響が大きいので。

管理人
では、他の国についてもそれなりの影響はあるものの、中国ほどの影響ではないと言うことでしょうか。

明治天皇霊
北朝鮮については、あの国は繰り返しているので、今までの経緯をしっかりと把握しておけば……。
ただ、政府が今動ける方々ではないので、そこが心配ですね。
まあ、どの問題に対してもきちんとした判断が出来ないと言うのは、影響が大きい。
日本にとって一番の問題は、外国で何が起きているのかよりも、日本の政治がきちんと機能しているのか、きちんと政治的な判断が出来ているのかという点が一番重要で、外国で起きることは国内の――政治と言えば国を運営する上で要となってきますので、そこが混乱しているのは重大な問題だと思います。
外国の問題は政治が対応して行くのが基本だと思いますので、外国の出来事と言うよりは、国内の政治を安定させるにはどうしたらよいのかと言うところが一番の注目点です。
要するに、日本としては対応できる力を持っていても、政治的な判断が誤ってしまうと、全部が後手後手に回ってしまって、きちんと対処できなくなってしまう。

管理人
つまり、それを遣る能力を持っていても、「それを遣ろう」という判断が出来ないので、せっかく持っている能力を発揮できないと言うことですね。

明治天皇霊
頭脳部分が働いていない。

(以下略)

(2012年1月1日)





霊媒が明治神宮で引いた御神籤は、日本の現状を上手く言い当てていると思います。
一旦「この物事を行う」と決断すれば、きちんと成し遂げるだけの能力を備えているのに、「何をどうすれば良いのか」を判断し、「こうしよう」と決断することが出来ていません。
それではせっかくの能力も宝の持ち腐れですよ――といったところでしょうか。
一方、靖國神社の御神籤には、私たちの今後が吉と出るか凶と出るかは、私たちの心掛けと努力次第であり、物事を進展させれば良い結果に結びつくけれども、進めることが出来なければ状況は悪化します。
思慮深さを備えつつも決断と行動が幸せに結びつくとありました。
こちらはまるで、昨年までに私たちの身の回りに起こった出来事を受けて、「ではあなた方はこれからどうするのですか」と、判断を突きつけられているように感じました。
さて、ご覧の皆様はどの様な感想を持たれましたか。

Silvercord管理人 

2012年1月3日火曜日

『相手と自分は違う』事を認識しよう

霊媒Mと管理人は、本年最初の活動として初詣に靖國神社へ参りました。


霊媒によると、初詣の最初に靖國神社へ参拝することに意味があるようなのですが、場所を変えて『靖國神社に集う英霊の皆様』に話を伺うことと致しました。





■ 靖國神社の集う英霊の皆様との対話

管理人
本日は靖國神社へ初詣に参りまして、その際に霊媒が御神籤を引きました。
そこで話の始めとして、御神籤の解説からお願いします。


第四十四番|吉

このみくじにあう人は
碁に黒白の石が 置いてあるように 吉凶はないが
心づかいと 努力があれば
後にはすべて良くなる
物事先ずれば良く おくれゝば利なし
神仏の御加護を信じ 熟慮断行すれば 幸せ来る


英霊
今の日本がやるべき事は決まっているのですが、思うように事が運んでいないようです。
遣るべき事が決まっているならば、その遣るべき事が行える状況を作る必要があります。
その状況を作る為に、今必要なこと、今遣るべき事が何であるのかをよく考えて、一つ一つ確実に事を成し遂げて行くように努力してみて下さい。

管理人
遣るべき事は決まっているとのことですが、何でしょうか?

英霊
去年大震災があって、その事によって日本国内に色々な影響が出ていますので、それらの影響を解消する為に遣ることは決まっていると思います。
分かっているにもかかわらず、状況が余り変化しているようには見えない。
改善されているようには見えないので、ではなぜ改善されているように見えないのか、一体何が遣るべき事を妨げているのかをきちんと見極めて、その妨げを取り除く必要があるでしょう。
その妨げとは何であるのかをよく観察して、そこを解決すれば、本来遣らなくてはならないことがスムーズに運ぶようになるでしょう。

管理人
分かりました。
では、裏側についてはいかがでしょうか。


みおしへ

たとへば、秋の夕暮のけしきは、色もなく音もなし。
いづくにいかなる故あるべしとも覚えねど、すずろに涙こぼるるがごとし。
これを心なきつらの者は、さらにいみじと思はず、ただ目に見ゆる花紅葉をぞめで侍る。

(花も紅葉も、また鳥のさえずりも、限りなく美しい。大きな価値だ。しかし、その美しいものも、やがてははかなく色とかたちとを失なってしまう。
われわれの心をうち、心を洗い、心をなぐさめ、はげますのは、決して目や耳に直接うったえる美しさのみではない。そのいわくいいがたいものを“もののあわれ”という。)

鴨長明


英霊
ものの本質を見極めるには、表面的なものではない、本質的な部分を見極める目を持つことで、世の中の状況やその中にある自分自身の立ち位置がはっきりと見えてくる。
派手に見える分かりやすいものに振り回されてしまうと、目が曇って、色眼鏡越しに世の中を見るようになってしまうので、どんなものでも本質を探って見極める作業は大切です。

管理人
そうですね。
その点はとても大切ですね。
では、御神籤については以上でしょうか。
それでは、今回の初詣で靖國神社に参拝したのは霊媒の指示があったからなのですが、何か「今年の日本の成り行きに関係がある」と聞きました。
その点についてのお話を伺いたいのですが。

英霊
去年は、自然の営みと人々の働きによる影響が顕著に表れた年であったと思われますが、今年は人と人の関わりによる影響――個人と言うよりは国同士という様な影響が現れる年になると考えられますので、是非こちらの方に、靖國神社の方に先にお出で頂きたかった。

管理人
国と国との関係と言うことですが、今日本の抱える外交関係は、今までは比較的上手くいっていたものが、最近になって問題として表面化して部分があると思うのですが、その問題が今後の日本にとって好ましくない方向に進展する可能性があると言うことでしょうか。

英霊
今年の皆様の選択により、吉にも凶にもどちらにでも変わる可能性がある。
何を選択するのかが非常に重要になってきます。
何を望むのか。
政治的な問題は人間同士の関わりなので、人と人の関わりというものをよく考えて、今までよりももっと丁寧に扱う必要がある。
政治に携わってきた人々は、直接そう言う現場で働いてきたので、多少意識が違うのだけれど、一般の国民にとっては遠い世界のことというか、余り意識していない、軽く考えている印象があるので……。

管理人
今までは、国と国との間で情報を伝達する手段が限られていたので、外交関係を取り扱う政府の当局者間では、密な情報交換がされていたとしても、その国に住む国民の間では必ずしもそうではなかった。
しかし最近になって、ある国の国民が他国に住む人々について、内輪で「○○国の人々は××だ」という話をしていても、その話が○○国の国民に直接伝わるようになってしまった。
互いに、相手の国民が何を考えているのかが容易に知ることが出来るようになってしまった。
そう言う環境の変化にきちんと適応できていないと言うことでしょうか。
そうすると、相手国には知られたくないのだけど、自分たちの内輪の話として交わされていたような物事が、相手の国の人々に知られてしまった為に、思わぬ反発を招くといった様な事柄なのでしょうか。

英霊
そう言うケースもあると思いますが、それ以前に、外国なら外国と日本の関わりを意識していないから、何を推し量るにしても自分の感覚で「こうだろう」という判断を下してしまうが、実は相手の国の人々は全く別の感性を持っていて、違うことを考えている。

管理人
自分の国の人々と他の国の人々とでは、物の感じ方や考え方が違うのは当たり前なのだけど、自分たちの仲間内で話すのと同じような感覚で相手に接していると、意図している訳ではなくても相手に誤ったメッセージを送り、誤解を招いている場合があると言うことでしょうか。

英霊
誤解を招いている場合もありますし、自分たちが相手の言葉の意図を誤解して受け止めていたりと、お互いの認識の違いの為に衝突するような現象かあると思われます。
人間同士で付き合う基本は「相手と自分自身は違う」という所をしっかり認識しておく事なのですが、国同士の付き合いでも、相手を知り、己を知り、そうして初めて安定した関係が築けるのですが、その点の認識がまだ甘いのかなと思います。
「違うことを認識する」というのは差別などと言う話ではなくて、上手に付き合う為の基礎となりますので、良く相手を知った上で付き合うことが大切だと思うのですが、まだまだ――やはり外国へ行ってみないと分からないと言うことなのかも知れませんが。

管理人
ただ、かつてと比べると日本を訪れる外国人の数は増えていますし、日本に永住する方も増えていますので、日本国内にいても外国人と接する機会は増えていると思います。
そうすると、今年は外交関係で波風が立ちそうな可能性があるので、予めその点を強調しておきたいと言うことでしょうか。

英霊
最終的に行き着く先は同じでも、その時の選択によって、比較的安定して最終目的地に辿り着く事も出来れば、散々乱れて大変な思いをして最終目的地に辿り着くこともあるので、出来れば比較的安定した道を選んだ方が安心して過ごせると思いますので、こうしてお話ししているのですが、経験しないと分からないこともあるので難しいですね。

管理人
実際に経験してみなくては分からなくても、予めこういった話を聞いているのといないのとでも違うと思いますので、この様な話を伺うこと自体には意味があると思います。
それでは、他に何か付け加えることがなければ、本編の話としては以上としまして、ここからはおまけの話を伺いたいと思います。
以前、新潟県の弥彦山の要の土地で、神様のお務めをされていた霊の方の中で、靖國神社に活動拠点を移された方がおりましたが、その後の状況についてお話を聞かせて頂けますか。

靖國に集う弥彦山の霊
非常に有意義な時間を送らせて頂いております。
これまではずっと戦後を引き摺って来た状態だったので、靖國のあり方もこれまでのままで良かったのですが、戦後の精算を済ませたら一歩前進して、一段階段を上って、もう一歩成長するというか、前に進む必要があると思います。

管理人
戦後の精算はこれからだと思いますが、今は今後を見据えた準備を進めつつ、現在の靖國での作業にも携わっていると言うことでしょうか。

靖國に集う弥彦山の霊
靖國神社の作業と言うよりは、新しい体制を作る為の準備に専念しています。

管理人
分かりました。
それでは、戦後の精算にある程度の目処が立った段階で、またお話を伺いたいと思いますので、その時にはまたよろしくお願いします。
それからもう一つ別の話を伺いたいのですが、これは英霊の皆様の方が宜しいのでしょうか。
先日、靖國神社の神門が放火されるという事件がありましたが、何かコメントはありますか。

英霊
(放火をした)ご本人がどういう思いでされたのかは分かりませんが、一歩踏み出す前の膿を出すというか、悪い物が表に出る、それを象徴する事件だったのではないかと考えております。
良くなる前は必ず酷くなりますので、そのままどんどん悪くなるとは思わないで下さい。
信仰の対象となっている場所は、例え壊されてもすぐに再建されるので、壊すという行為には余り意味がないと思います。

(2012年1月1日)





当Blogをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
本年も昨年同様にお付き合い下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

さて、上記記事の中で補足しておいた方が良いと考える点について、この場で簡単に追記致します。
まず、御神籤の表面に『物事先ずれば良く おくれゝば利なし』とありますが、これは「私たちがこれから行わなくてはならないことは既に明らかになっており、やるべき事を先に進めてこそ事態が改善に向かう。これ以上何もせずに先送りを続けていても、事態は悪化する一方だ」と読むのだそうです。
また、今年の日本は外交関係で波風が立ちそうだとの事ですが、特に今年の前半に外交上の問題で選択を迫られることになるようです。
そして、今年の後半については、次回投稿予定の記事で取り上げますので、少々お待ち下さい。

Silvercord管理人