2010年3月31日水曜日

戦後史の清算と皆様の選択(結界話Q&Aその4)

『日本を覆っていた結界』についての質問と回答の紹介を続けましょう。
今回は、匿名様から寄せられた下記の質問について、結界を守っていた神様に所属する霊団の皆様からの回答を預かっております。





■ 匿名様の質問

結界が開放されたことが一般の人々にもわかるようになるのは、政治的なことからでしょうか?経済的なことからでしょうか?

身近なことでないと理解できない人が多くなっていると思いますので、やはり食料やエネルギーの不足で気づかされるのでしょうか?
それとも、他国からの攻撃でもあるのでしょうか?

悪い方にばかり考えてしまって申し訳ありません。
どう足掻いてもなるようにしかならないので、今の自分にできることをコツコツと続けていこうと思います。
日本人の無意識の選択が、日本の穢れを祓うことにつながると信じています。





■ 結界を守っていた神様に所属する霊団の回答

「今回の結界解放の目的は日本国内における戦後の清算でありますので、全ては戦後六十年以上も歪め続けられた日本の戦争史と係わってきます。
歪められてきた歴史認識を正すような出来事が、これから後に誰の目にも明らかになる形で次々と発生するでしょう。
その出来事には当然、政治的な事柄も経済的な事柄も含まれてきます。
何しろ、戦後は日本に対して歪めた歴史を盾に取って、今まで好き勝手に振舞ってきた国々が少なからず存在していますから。
それらの国々は、日本に対して政治的にも経済的にも様々な影響を及ぼしてきました。
それらの歪んだ卑しい行いを正し、他国の脅威から日本を守ることが出来るのは国民である皆様だけなのです。
その為にも、国民である皆様ご自身が、日本の戦争史についての正しい知識を持つ必要があるのです。
聡い皆様であれば、もうその片鱗を窺い知る事が出来ていると思うのですが、如何でしょうか?
皆様ご自身が今後の選択を誤る事が無ければ、一時的には影響が現れるとしても、極端に過酷な結果になる事はありません。
もしも、日本が今後過酷な状況に置かれるとしたなら、それは国民である皆様の今の選択が誤りであったことの証明なのです。
国民である皆様が日本で安心して暮らせる未来へと導くためにも、今一度、皆様ご自身が日本の未来の為に出来る事を考えてみてください。
より多くの国民の皆様が、あなたのように積極的に活動出来るようになれば、日本の未来は明るいものとなる事でしょう。」

(2010年3月25日)





今回は、結界に関する様々な質問をお寄せ頂いておりますが、結界の解放に伴う影響に不安を感じておられる方が多い様に感じました。
上の回答にもありますように、想定される影響にはポジティブな側面もネガティブな側面も含まれますが、ポジティブな側面を活かすのか、それともネガティブな側面の影響に悩まされるのかは、正に上記の回答が述べるように、私たちの選択と行動によって決定します。
これまでにも当Blogを通じて、結界解放についての情報を紹介して来たのは、ご覧の皆様にはネガティブな影響を抑制して、ポジティブな影響を有効に活用して頂きたいと考えたからでした。
予め大難を想定して準備を整えておくのと、大難を小難に変える為の手段を講じるのと、どちらを優先させた方が良いのかと言うことです。
私は大難を小難に変える手段を優先した方が良いと考えますが、皆様からの質問を拝見していると、大難を避けられないと考える方が非常に多いとの印象を受けました。

【Silvercord】管理人 

2010年3月30日火曜日

霊界から皆様へ

今回は、当Blogに書き込んで頂いた皆様のコメントについて、霊界の住人の皆様からのメッセージが届いておりますので、こちらをご紹介します。





■ 私どもが伝える意味

私どもがこうしてお伝えしている情報は、皆様には確認の仕様が無い事でしょう。
ですから、読んだからと言って無理に参考にする必要はございませんし、従う必要も無いのです。
決して、皆様に対して義務を求めている訳ではございませんから。
皆様が何を信じ、どのような選択をするのかは、皆様ご自身だけの権利であり責任なのです。
私どもは皆様に対して間接的に情報をお伝えして注意を促す事は出来ますが、皆様の選択の結果までは責任の範囲外の事でございますので、皆様ご自身の周囲で起きている現実と照らし合わせて結論を導き出してください。
その結果、もしも私どもの言葉とは異なった結論を導き出したのだとしても、それは皆様方ご自身の選択であり、他の者がその決断を犯すことは出来ないのです。
私どもが皆様にお伝えしている情報には強制力はございませんから、それを守らなければ地獄に落ちるなどという代物ではございません。
皆様の生活がより安定して豊かになる為に役立つと思われる知恵やヒントなので、実際に役立つと思われたら実践してみれば良いと思います。

(2010年3月29日)





本家サイト『銀の紐を越えて』でも【霊界通信の難しさ(メッセージ34)】などを通じて、霊界通信と付き合う際の注意事項をお伝えして参りましたが、最近になって当Blogや本家サイト『銀の紐を越えて』をご覧になられる方が増えている様に思いますので、改めて注意を促しておきたいと言うことなのでしょう。
これは、当Blogや本家サイト『銀の紐を越えて』ばかりでなく、程度の違いはあれども全ての霊界通信に共通して言えることですので、充分心得た上で、霊界通信から得た知恵を皆様の生活に役立てて頂ければと思います。

【Silvercord】管理人 

2010年3月29日月曜日

未来の選択ともしもの備え(結界話Q&Aその3)

『日本を覆っていた結界』について、皆様から寄せられた質問と、霊界の住人からの回答の紹介を続けましょう。
今回はこちらの質問について、『結界を守っていた神様に所属する霊団』の皆様からの回答を預かっております。





■ 匿名様からの質問

今回、日本に掛けられていたという結界が開放されたそうなんですが、多分、一般人に対しても、結構過酷な状態に追い込まれるんじゃないかなって心配しております。

チラシの裏関係でも、”今後食料危機に対処できるように備蓄には気を配っておいてくれ”などの書き込みを見受けられますが、そういった危機的状態に今後どのように対処していけばいいのか、明かせる範囲でお聞かせいただきたいです。





■ 結界を守っていた神様に所属する霊団の皆様の回答

「過酷な未来になるのか否かは、皆様の今の選択にかかってきます。
皆様ご自身が何を求め、未来に何を望むのか?
それが一番重要な事ですね。
もし皆様が過酷な状態に陥ったのだとしたら、それは結界が開かれたからではなく、例え意図していなかったとしても、皆様ご自身が過酷になる未来を選択したという事になります。
要するに、皆様の選択次第で結果を変える事が可能であるという事です。
皆様ご自身がどのような未来を望むのか、そして、その未来へと導くために今出来る事は何であるのかを良く考え、実行する必要がありますね。
不安を抱える事は誰にでも出来ますが、望む未来へと導くための方法を考え、実行出来る方はまだまだ少数派のようです。
今皆様が成すべき事は、訪れるかもしれない危機に怯える事ではなく、そのような危機的状態に陥らないために、今自分たちで出来る事は何であるのかを考え、行動に移す事ではないのでしょうか。

備えは身を助ける事に繋がりますから、確かに大切な事ではあります。
あらゆる事態を想定して、常に備えをしておく必要はあるでしょう。
ですが、まだ危機を回避出来る余地が残されている状態であるにも拘らず、必要以上に怯えて危機が訪れるのをジッと待っているのでは意味がありません。
危機に際しての備えだけに時間を費やし、危機回避の可能性を潰してしまうのは愚かな行為だと思います。
今一度、危機を回避するためにあなたに出来る事は何であるのかを考えてみてください。
危機的状態に陥る可能性の核心部分にあるものは、一体何なのでしょうか?
その核心部分にある不安材料となっているものを軽減する事が出来れば、訪れるかもしれない危機も軽微なものになります。
そうなれば、備えも軽微なもので済みますね。
危機に際しての備えばかりに目を向けるのではなく、もしものために備えながらも、危機回避のために今出来る事を実行する必要があると思います。」

(2010年3月25日)





私たちの未来に影響を及ぼす要素として、主に『運命』と『宿命』の二つの要素があります。
『宿命』は私たち人間の力では変えようがありませんが、『運命』は私たちの行動によって変化させる事が出来ます。
例えて言うと、この度日本を覆っていた結界が開かれたのは、神々や霊界の住人が取り扱う範疇の出来事ですから、『宿命』と捉えることが出来ます。
『宿命』は人間の力で変えることは出来ませんから、結界の解放によって否応なく、『戦後からこれまでの間曖昧な状態にあった歴史的事実が白日の下に晒される』事になるでしょう。
そういった『宿命』の作用自体に善し悪しはありません。
しかし、それら歴史の清算を望ましいと思う方もいれば、都合が悪いと考える方もいるでしょう。
そこで、私たちにも変える余地がある『運命』の出番となるのです。
大まかな傾向として、『歴史の清算』と『曖昧であったものが明確になる』方向性を辿りますので、その方向性では都合が悪いという方は、長期的に見れば退けられて行くでしょう。
ただし、そこへ至るまでの過程をどの様に経るかと言う部分に大きな影響を与えるのが、ここで述べる『運命』の部分なのです。

例えば、ある目的地へ向かう時に、道が二手に分かれていたとします。
片方の道は最初はなだらかですが、その先に険しい山が聳えています。
もう片方の道は、最初はやや厳しい傾斜なのですが、その先が小高い丘になっていって、ある程度の高さまで登ってしまえば、その後は余りきつくなさそうです。
どうせ同じ目的地に辿り着くのですから、誰もが皆小高い丘の道を選ぶのかと言えば、必ずしもそうとは限りません。
その道の先がどうなっているかなど気にも留めずに、目先のなだらかさに囚われて山の道を辿る人が少なくないのです。
さて、この例を個人に当て嵌めた場合は、どちらの道を選ぼうと自己責任ですが、それが一つの国であった場合はいかがでしょうか。
また、この例で言えば、『もしもの備蓄』とは、山登りに備えて必要な道具や物資を整えておく事に当たりますが、隣にもっと楽な道があるのなら、山道に備える前に小高い丘の道を辿ろうとする努力を優先させた方が良いと私は思います。
皆様はどの様に思いますか。

【Silvercord】管理人 

2010年3月25日木曜日

中川昭一霊から、国民の皆様へのメッセージ

この度、『中川昭一』と名乗る霊より、国民の皆様へのメッセージを預かりましたので、取り急ぎご紹介したいと思います。





■ 中川昭一霊より、日本国民の皆様へのメッセージ

「やっとそちらの世界に対しての支援策が整ったので、これからは本格的に活動を始めようと思う。
今まではウォーミングアップのつもりでみんなにいろいろ話してきたけど、これからは政治的な活動に対する支援が中心になってくると思う。
日本の状態が落ち着くまでしばらく話す機会が減ると思うが、いつもみんなと共に戦っている事を忘れないで欲しい。
嬉しい時も苦しい時も、いつもみんなと共にいる。
一緒に日本の未来を守っていこう。」

(2010年3月23日)





昨秋より準備を進めてきた中川昭一霊が、いよいよ本格的な活動を開始するようです。

【Silvercord】管理人 

2010年3月23日火曜日

結界と天皇・嘘偽り(結界話Q&Aその2)

前回は、皆様からお寄せ頂いた質問の回答に先立って、『日本を覆っていた結界』について、それから結界が開かれることの意味について、概要を説明いたしました。
それを踏まえて、今回からは皆様から寄せられた質問に対する、霊界の住人からの回答をご紹介します。





■ 匿名様からの質問

2月23日の記事
>大東亜戦争の痛手から日本が復興する為の策として、戦後すぐの時期にその様な霊的処置が施されたそうです

とありましたが、なぜ霊的処置をとらなければいけなかったのでしょうか?また、結界の内容とはなんなのでしょうか?

>これまでに嘘偽りを重ねて誤魔化しの人生を歩んできた者は、自らの行いの結果を清算する時期が来たと覚悟するべきでしょう

これは個人レベルで、己の過去と向き合う出来事が増えてくる、ということでしょうか?
ちょっとドキドキしますが・・・

また私は霊感が無い人間なのですが、そういった人間にもはっきりと”結界が切れた”と感じ取れる事象・変化がこれからは起こってくるのでしょうか?

あと最近世界中で自然災害が多発していますが、これは世界の雛形といわれる日本の結界が切れることによる影響なのでしょうか?

また今後の情勢に対する心構えなどがありましたらご教授ください。





■ 結界を守っていた神様に所属する霊団の皆様の回答

「結界の内容や何故そのような処置を施したのかに関しては、【改めて、結界解放に伴う影響(結界話Q&Aその1)】で語られておりますので、そちらでご確認いただきたいと思います。
あと付け加えておきたいのが、何よりも、(終戦後間もなくの頃の)国民である皆様のご意思が『早く復興して戦争以前の生活を取り戻したい』というものでございましたので、その声に応える形で霊的処置を施したという事もございます。
それともう一つは、天皇の身体を通して霊的エネルギーが皆様の世界へと送り出されている事に伴う、天皇(この記事では昭和天皇)ご自身の身体の限界に配慮した処置であるとも言えるのです。
戦争に伴い、世界中で霊的エネルギーの消費量は爆発的に増加しました。
その結果、大量のエネルギーを通していた天皇の身体への影響は甚大なものであったと言えます。
ですが、戦後も天皇にはまだ役目が残っている状態でした。
ですから、天皇の身体の負担を軽減する意味でも結界を張る必要があったのです。
世の中が不安定になり乱れるほどに、霊的エネルギーをその身に受けている天皇の身体の負担は大きくなります。
ただでさえ、世界規模の戦争を経験したばかりの状態で、また新たに日本国内での紛争の火種を残す事は、天皇の身体を酷使する事に繋がります。
当時、世界で唯一霊的拠点を構えていた日本で、覡を務めていた天皇の身体が酷使される事態は何としても避ける必要があったのです。
当然の事ながら、外国で起きた数々の戦争も、天皇の身体に影響を与えてきました。
ですが、霊的拠点が存在している日本国内が脅威に脅かされるよりは負担が軽減されます。
霊的エネルギーは皆様の生活に密接に関係しており、決して欠かすことの出来ないものであり、 そのエネルギーの調整をしている天皇の役目はとても重要なものなのです。
ですから霊界としても、地上界において重要な役割を果たしている天皇を失うわけには行かなかったのです。
世界各国の戦後の復興にも、霊的エネルギーが大量に消費されたのですから尚の事です。

個人の嘘偽りは常にご自身に付き纏っており、どんなに時代や常識が変化しても逃れることは出来ません。
他人の目はごまかせても、ご自身からは決して逃れることは出来ないのです。
いつの時代も、ご自身が吐いた嘘偽りの意味を理解する時が来るまで、決して逃れることは出来ないのです。
ご自身の中で昇華して初めて、そこから一歩前に踏み出すことが出来るのです。
それが、霊的成長というものなのです。
今回の結界解放は戦後の清算がテーマですから、主に、立場を利用して歪めた戦争史を広め、利権を貪ってきた者達に当てはまる事になります。
当然の事ですが、人を貶める嘘偽りは、必ずご自身の人生に悪影響を及ぼす事になります。
因果応報、決して逃れることは出来ません。
時には人助けに方便としての嘘を交える事もございますが、それらの行為は人間関係にとっての潤滑剤となり得ますので、ご自身で責任を持ってご発言しているのでしたら許される範囲のものであると言えます。
嘘は新たな嘘を招く結果となり収拾がつかなくなりますので、例え方便だとしても、よく時と場合を弁えた上で責任の取れる範囲内で実行しましょう。

今回の結界解放に伴う変化に関してですが、その影響を確認するのに霊感の強さは関係ありません。
どのような方でも、ハッキリと分かる形で世の中の価値観が変化してゆきます。
影響はもう、徐々に出始めております。
世の中の出来事を具に観察していれば、誰でも感じ取る事が出来る変化です。

自然災害と今回の結界解放は関係ありません。
自然災害というものは、霊的エネルギーの乱れにより生じるものです。
人間の側が安定した形で霊的エネルギーを利用できるようになれば、災害の被害に遭う事はなくなるのです。
災害が多いという事は、いくら科学が進歩したといっても、まだまだ知らない事が沢山あるということですね。
何れは科学で解き明かす事ができるでしょうが、それまでには多くの経験を積む必要があるでしょう。

今後の情勢に対する心構えをという事ですのでお答えいたします。
価値観というものは、大半の方が正しいと思うものが主流となります。
そして、その主流となった価値観によって情勢は変化してゆきます。
ですから、あなたは何を信じているのか、これからの未来に何を望むのかを良く考え、きちんとあなたご自身の答えを出しておく必要があります。
そして、あなたの考えがハッキリしたところで、その時々の情勢に合わせ、あなたの思いを実現するために出来る事を一つずつ実行してゆけば良いのです。
何事に関しても言えることなのですが、ご自身の考えが曖昧ですと、何を実行すれば良いのか分からなくなってしまいますので、まずはご自身の考えや思いというものをきちんと整理して、ハッキリと認識しておく事が重要です。
ご自身が何を求めているのかをきちんと把握していれば、何か事が起きた時でも適切な対応をすることが出来るのです。」

(2010年3月23日)





ここで、私からも補足しておきたいと思います。
まず、嘘偽りについてですが、霊団の皆様の指摘に加えて、「今後私たち日本国民自身が、現在よりも嘘偽りに対して厳しい姿勢で接する様になる」と考えております。
他人の嘘を誤りとして正すつもりなら、まず自分自身が嘘をつかない、そして偽らない姿勢を示さなくてはなりません。
自分自身が平気で嘘をつく人が、他人に嘘をつかれたと咎め立てても、周囲の人々の賛同を得ることは出来ません。
匿名様を始め、当Blogをご覧の皆様は、他国に都合の良い歴史の嘘を受け入れてしまった為に、日本がこれまでに随分と不当な扱いをされてきた事を充分認識しておられるでしょう。
嘘が日本にとって大きな損失をもたらしたとの意を強くするのですから、嘘偽りに厳しく対処する人が増えるのではないでしょうか。

また、自然災害と霊的エネルギーの関係については【『将門の首塚』の役割(その1)】が参考になると思います。

【Silvercord】管理人 

2010年3月21日日曜日

改めて、結界解放に伴う影響(結界話Q&Aその1)

先日【結界は完全解放されたそうです】の記事にて、『日本を覆っていた結界』についての質問を募集しましたが、ご覧の皆様から様々な質問をお寄せ頂きました。
当初の予想よりも多くの質問を頂きましたので、今後何回かに分けて、順次質問と回答をご紹介したいと思います。

さて、今回お寄せ頂いた質問を受けて、霊界の住人の皆様は、『日本を覆っていた結界』の本来の目的や役割と、皆様が想像しているものとはかなりの食い違いがある――との印象を持ったようです。
そして、皆様からの質問に対する回答に先立って、この度六十余年に渡って『日本を覆ってきた結界』の役割と目的についての説明を加える必要がある――と判断したようです。

そこで、『日本を覆っていた結界』を守っていた神様に所属する霊団の皆様からのメッセージを預かりましたので、皆様からの質問と回答に先立ってご紹介したいと思います。





■ 結界の解放に伴う影響

「結界解放に伴う影響に対して大きな誤解があるようでございますので、まずは大まかにご説明させていただきたいと思います。
今回の結界解放の意味はただ一つ、『日本国内における戦後の清算』です。
今までは敢えて視界をぼやかしていた為に、おぼろげに認識する事しかできず、事実がありのままクリアに見えることはありませんでした。
その影響から、『ごく一部の関心のある方のみが事実を知っている』という状況が生まれてしまったのです。
それでも、視界が遮られているために、事実の一部しか見えてはいないのです。
それでは何故そのような処置が施されたのでしょうか?
日本が戦争に巻き込まれること無く、回復に専念できるようにするためです。(*注1)
戦時中の疲弊により、大きな傷を負った日本は国力も乏しくなってしまいました。
その反面、日本における米国の影響力は甚大なものでした。
ですから、未来に望みを繋げるためにも、まずは戦時中に負った傷を癒し、国力を回復させる必要があったのです。
ただ、回復に専念するために一部視界を遮られた形となってしまいましたので、結果として歴史認識を正す機会を逸してしまいました。
第二次大戦後、敗戦国である日本は、連合国側に都合の良い歴史認識を押し付けられる形となり、現在に至ります。
そして、日本人の誤った歴史認識につけ込み、自分達の都合のいいように利用し、日本を貶め、利益を貪っている国々があります。
それらの誤った歴史認識を正すために、事実が誰の目にも明らかになるというのが、今回の結界解放に伴う影響です。
主にアジア方面に対する視界が開け、日本人が今まで脅かされてきた脅威から解放される方向へと向かいます。
当然、連合国の中心的役割を担っていた欧米諸国に対する視界も開けますが、今、現実問題として脅威となっているのがアジア方面の国々であることから、主にそちらへの視界が開かれる事となります。
今まで覆い隠されてきた偽りが白日の下に晒され、利益を貪っていた者たちは言い逃れできない状況へと追い込まれる事になります。
今、日本国内で在住外国人により引き起こされている諸問題も、何れは鎮静化することでしょう。
彼らの策略は実現途中で暴かれ、完成される事無く泡と消えてしまうでしょうから。
事実が明かされた後に、日本国民である皆様が何を選択するのかで、その影響が皆様ご自身に及ぶ事となります。(*注2)
その影響が、皆様にとって好ましいものであるのか否かは、皆様の選択にかかっています。
戦後の清算がされることにより、日本は名実共に自立する事になり、世界の中に置ける日本としての自由度は増す事になります。
ですが、その分、世界に置ける日本の責任が増す事となり、必然的に国民の皆様の責任も増してきます。
今まではあらゆる方面で米国の庇護下にありましたが、これからは日本一国で世界と渡り合う必要が出てくるのです。
自由を得るという事は、何事にも自力で対応しなければならなくなるという事なのです。
そこのところを忘れてはなりません。
果たして皆様は、何を選択するのでしょうか?
私どもに出来る事は支援であり、皆様を救済することではありません。(*注3)
救済してしまっては、皆様の暮らす世界が存在する意義が無くなってしまいますから。
皆様の望みに応じて適切な時期に情報をお伝えし、皆様のご意思を実現する為の補助をすることが私どもの役割なのです。
あくまでも、選択をするのは皆様ご自身であることを忘れないで下さい。
それと後一つ、戦後六十年以上も続いてきた歴史認識ですから、一朝一夕に全てが変わるなどと言う奇跡はございません。
皆様の今現在の選択が、日本の未来の姿に繋がって行くのだという事を覚えておきましょう。

次回からは、皆様お一人お一人のご質問にお答えしたいと思っております。
それでは次回、またお会いしましょう。」

(2010年3月21日)





*注1:
もしも、戦後間もない日本が結界で覆われなかったとしたら、日本国民の歴史認識が歪められることはなかったかも知れません。
その代りに、WGIPを始めとしたGHQの占領政策に対する反発も一層高まったでしょうから、日本の主権回復時期が更に遅れたかも知れませんし、新たな紛争が勃発して、日本が一方の当事者となっていたかも知れません。
その様な可能性を考慮すると、現在の日本の繁栄の代償として、一時的に国民の歴史認識が歪んでしまったのは、被害の程度としては軽微に収まったとの見方も出来るのではないでしょうか。
また、当時の日本は霊界と地上界を繋ぐ拠点として唯一機能している場所でしたから、拠点としての役割を果たす為に、日本を早急に復興する必要がありました。
更に、戦後日本が急激に復興し、瞬く間に世界第二位の経済大国へと成長を遂げた姿は、同じく戦後新たに独立した諸国が成長する為の筋道を示しました。
日本を見習って努力すれば、国が豊かになる――その具体的な手段と効果を、日本は他に先駆けて実践して見せることで、世界各国に対して証明して見せたのです。
その様な戦後日本の歩みを、『日本はアジアの実践的先駆者であった』と簡潔かつ明快に示した麻生外相(当時)の洞察力に、非常に驚きかつ頷いた記憶が思い起こされます。

*注2:
昨秋以来、当Blogを通じて『中川昭一』と名乗る霊がメッセージを発信し続けてきたのは、結界の解放に伴って様々な事実が明らかになった時に、 日本国民の皆様が日本の行く末にとって好ましい選択が出来る様に、その為の下地作りという意味がありました。
その働きかけは着実に効果を発揮しつつある一方、本来の意図とはかけ離れた、徒に恐怖と混乱を煽るような風潮も一部で見掛けられます。
様々な事情があるとはいえ、私たちが十分な説明を行なっていない為に、誤った憶測を呼んでいる側面もあると考えて、今回この様な機会を設定しました。
是非、上記メッセージを熟読され、この度結界が解放された意味についての理解を深める参考にして頂ければと思います。

*注3:
『天は自ら助くる者を助く』という言葉があります。
ここで述べているのはその事で、何を為すにもまず自助努力が求められるのですが、この点に関して、霊界の住人の皆様がどの様に見ているのか、補足説明を加えておきたいと思います。
霊界の住人の皆様は、基本的にはいつでも私たち人間に対して支援の手を差し伸べております。
その支援の手に気付くか気付かないのかは、あくまでも人間の問題です。
そして、霊界の住人が差し伸べる支援の手は、「その支援がその人の霊的成長に寄与するか」という基準に則って決定しているので、人間の予想とは全く異なった方向からの支援もあり得ます。
そこで、人間が霊界の住人からの支援の手を見分ける為に不可欠の要素が『自助努力』なのです。
自助努力を傾けて、人間が特定の対象に意識を集中している時には、感覚が研ぎ澄まされます。
普段なら見過ごしてしまいそうな『霊界からの支援の手』を、正確に見分けることが出来る様な精神状態に置くことが出来るのです。

【Silvercord】管理人 

2010年3月18日木曜日

結界は完全解放されたそうです

以前投稿した記事【ついに結界が開かれます】でご紹介した『日本を覆っていた結界』は、当初の予定通り3月11日には完全解放されたと、霊界の住人の皆様からの連絡がありました。

この結界の件については、投稿時点の予想を上回る反響がインターネット上で見られ、また鎌倉の鶴岡八幡宮の大銀杏倒壊とも時期的に重なったことなどから、様々な憶測を呼んでいる側面も伺えます。
そこで、当Blogとして現時点で明らかに出来る情報を明確に示した方がよいと判断しました。

但し、現在は事態が進行中であり、適切な時期が訪れるまでは伏せておいた方がよい情報もあります。
提供できる情報は断片的なものとなってしまうかも知れませんが、読者の皆様に取って関心のある情報を出来る限りお届けしたいと思いますので、3月20日23時59分までの期間限定で、ご覧の皆様からの質問を募集したいと思います。
是非結界に関連して聞きたいことがあると言う方は、下のコメント欄に質問事項をご記入下さい。

今回募集する質問事項については、結界に関連する内容に限定させて頂きます。
また、現段階では伏せておきたい事柄については回答を差し控える場合もあることを、予めご了承下さい。

【Silvercord】管理人 

2010年3月12日金曜日

鶴岡八幡宮の大銀杏について

当Blogをご覧の皆様は既にご存じかも知れませんが、先日この様なことがあったそうです。
【源実朝ゆかりの「隠れ銀杏」折れる(MSN産経ニュース)】

それに関連して、【中川昭一霊からのメッセージ(その6)】に、匿名様から以下のような質問が寄せられました。





■ 匿名様の質問

こんにちは、ここのメッセージとは関係ないことですが、
昨日(=3月10日)鎌倉鶴岡八幡宮の大イチョウが倒れてしまいました
長く親しんでいただけに残念な思いです。
これは結界が開かれたことと何か関係があるのでしょうか。





この点については、【ついに結界が開かれます】にて、日本を覆っていた結界の解放作業が2月20日から始まり、3月10日頃までに開かれる予定であることを述べておりますが、これら二つの記事に関連する憶測がインターネット上に流れているようです。
実は、匿名様の質問を受ける前に、私も大銀杏の倒壊についての感想を霊界の住人に伺っておりましたが、『応神天皇』と名乗る霊からのコメントを頂きましたので、ご紹介します。





■ 鶴岡八幡宮の大銀杏倒壊について

「大銀杏が倒れた事自体には何ら意味はありません。
ただの寿命でしょう。
ですが、長年に亘りこの世界の変化を見届けてきた樹木が寿命を迎えたことには、それなりの意味があるように思います。
一つの時代が終わり、新たな時代が始まる予兆と言ってもいいように思います。
今まで当たり前であった価値観が変化し、新しい価値観が創出されてゆく。
一つの世代が退き、新たな世代が世界を担ってゆく。
これから起きるであろう世界の変化を象徴しているかのようです。」





以上のように、応神天皇霊によれば「何ら意味はない」とのことでした。
なお、これは私の個人的な印象ですが、結界が開かれた途端に何かが一変してしまうのではなく、今後しばらくの時間を掛けて少しずつ分かりやすい方向へと変化してゆくのだと思います。
昨日と今日を比べても、その変化は微々たる物かも知れませんが、今日と一ヶ月後、今日と二ヶ月後を比べてみると、かなり明確な変化の軌跡を辿ることが出来るのではないかと想像するのですが、皆様はどの様に思いますか。


 おまけ:2月撮影の大銀杏

















 


大銀杏を別の向きから













 【Silvercord】管理人

2010年3月7日日曜日

中川昭一霊からのメッセージ(その6)

先月ご紹介した【中川昭一霊からのメッセージ(その5)】について、ご覧の皆様から様々なご意見を頂きました。
皆様の反応を見た『中川昭一』と名乗る霊は、更に説明を加える必要があると感じたようです。





■ 相手を知る作業

前回話したことなんだけど、どうも言葉足らずで行き違いがあったような印象を受けたので、ここでで補足しておこうと思う。
今後、どうも、まるで振り子が真逆に振れたかのような動きが起きそうな気配があるものだから、前回は敢えてあのような表現をした訳なんだけど、どうやら、こちらが意図した形では伝わりにくかったみたいだな。
霊媒さんが真面目な子でね、あまり気にするもんだからさ、今回は改めて、既に様々な活動をしているみんなへ向けての、まあ、これはお願いかなあ――をしようかと思うんだ。

自民党が前回の衆院選で政権を退く事になったのは、政治を司る者の意識と国民の意識の差を埋める為の肌理(きめ)細やかな配慮が出来ていなかったのが原因だと思っている。
国民の皆さんには本当に申し訳ない事をしてしまったと思う。
もう少し上手く立ち回ることが出来ていれば、今のような事にはならなかっただろう。
この経験を活かして、今後も俺なりにみんなの力になりたいと思っている。
これからもよろしくな。

それでだな、様々な活動をしているみんなにも、自民党と同じ轍を踏みそうな人たちもいるみたいだから、話しておこうと思う。
みんなの場合は、今現在日本で起きている様々な現象に気付いている人たちと、メディアの言いなりになっているような無関心な人たちの意識の差って事になると思う。
人って言うのは、充分に配慮しているつもりでも、つい自分の思考に偏ってしまって、相手がいる事を忘れてしまいがちになると思うんだ。
自分と相手がいて初めて交流が成り立つわけだけど、見ているものが異なっている場合は、相手を知る作業というのが必要不可欠だと思うんだ。
相手の視野や思考を熟慮した上で、自分の視野や思考との差を探ることで、適切な対応策が見えてくると思うんだよな。
なかなか骨の折れる作業だと思うけれど、この作業が出来ているのと出来ないのでは、雲泥の差があると思う。
相手の目線に立ち、「どうしたらそういう考えになるのか?」と、相手になったつもりで考えてみる。
その作業の先に見えてくるものは、きっとみんなの活動を助けてくれる事だろう。
無関心な人たちも、決して自分の生活が破壊される事など望んではいないはずだから、耳を傾けてくれるきっかけが出来れば、状況は大分好転してくるものと思われる。
その時に、相手が聞いてくれるような工夫をする必要があるだろう。
そして無関心な人たちが耳を傾けるきっかけが、徐々に出来上がりつつあると思う。
現政権が自ら墓穴を掘っている状態だからな。
俺も出来る限りみんなに協力するけれど、成果が出るかどうかはみんなの活動の仕方にかかっている事を忘れないでくれ。
みんなは充分に理解していると思うが、焦りはかえって余計な手間と時間を取る結果となってしまう。
大変なときこそ、冷静さを心掛けるようにしたいものだ。

(2010年3月4日)





前回投稿した記事【霊媒から皆様へ】でも述べておりますが、霊界通信の送り手が発信した情報を、受け手の霊媒が100%正確に受け取れるわけではありませんので、この点を充分考慮した上で霊界通信と付き合う必要があります。
そして、霊界通信を通じて得る情報の精度を上げる為には、いわゆる“さにわ”と呼ばれる方との問答を通じて、通信の送り手の真意を探る必要があります。
そういう意味で、中川昭一霊の前回のメッセージに対する読者の皆様の反応を受けて、中川昭一霊が更に補足説明を加えるという一連の流れは、私が霊媒を通じて霊界の住人と対話を行なう状況にも似ていて、とても興味深く拝見しております。

【Silvercord】管理人 

2010年3月5日金曜日

霊媒から皆様へ

最近、当Blogに投稿した記事に対して、ご覧の皆様からコメントを返して頂く機会が増えております。
皆様から頂いたコメントを受けて、霊媒Mより「皆様に伝えたいことがある」との話があり、コメントを預かりました。
そこで、今回は霊媒Mからのコメントをご覧頂きたいと思います。





■ 霊媒から皆様へ

いつも【銀の紐】を閲覧してくださり、まことにありがとうございます。
楽しみにして下さっている方もおられるようですが、「文章表現が稚拙で理解し難いのでは?」と、大変気になっております。
ご本家サイト【銀の紐を越えて】)の方とは異なり、霊的なことよりも政治的な内容の方が多く、政治に詳しいわけでもない素人の私が文章に置き換えるのにも限界があるのです。
ご本家サイト【銀の紐を越えて】)を閲覧された方にはお分かりの事と思われますが、多少は予備知識があった霊的な内容ですら一杯一杯で、初期の頃は本当に酷いものでした。
慣れていない頃には、充分に送り手の思いを受ける事すら儘(まま)なりませんでしたから、ただ単語を繋ぎ合わせたようなものでした。
最近は大分慣れてきて、直接霊の意識を受けている私自身には送り手の感情が結構ストレートに伝わってくるようになったのですが、それを的確に表現するには、まだまだ経験も知識も足りません。
霊が私に思いを伝えてくる時には、声で話して聞かせてくれるわけでも、文章を見せてくれるわけでもなく、感情を感覚的に流し込まれる感じなのです。
ですから、私の知識の及ばない事柄に関しては、相手がどんなに必死になって訴えてきても文章にすることが出来ないのです。
私の知識量では表現しきれない事は、まだまだ沢山あります。
その上、私には文才もありません。
このブログを管理していただいている方にさにわ役もお願いしているので、対談形式でお話しする際は、読解力にも文才にも長けているさにわ様にとても助けられているのですが、普段は別行動をしているので、基本的には私が一人で霊の思いを文章に置き換える作業をしています。
私なりには努力しているつもりなのですが、なかなか思うようにならないのが現状です。
どうしても、稚拙で大雑把な表現になってしまいます。
受けた霊の思いを余すことなく表現する事は出来ません。
私はもともと論理的に物事を考える事が苦手なので、どうしても感性で物事を捉え、考えてしまいます。
今でもかなり頑張っている方なのですが、本当に皆様にも、霊の皆様にも大変申し訳なく思っております。
最近では、本当に閲覧してくださる方が増えてきて、私の文章表現力では対応しきれないほどに知識が豊富な方もおられるようです。
もっと的確な表現が出来れば良いのでしょうが、言葉が足りないために少々行き違いがあるように思われます。
ですから、メッセージに疑問を持ったり、内容がおかしいと思った時には質問をしていただけると助かります。
言葉のやり取りを繰り返す事で、少しずつではありますが、送り手が言わんとしている事に近づけると思います。
皆様に少しでも霊の言葉が伝わりやすくなるように、これからも努力してゆきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それともう一つお話しておきたいのですが、霊媒能力と言っても万能ではありませんし、私の精神状態や体調に左右されたりして大変不安定なものです。
先ほどもお話したように、私の場合は、身体に霊を憑依させて話したり書いたりしてもらうわけではなくて、私の意識に直接思いを伝えてくるという形ですので、霊が思いを伝えてきている時も私個人の意識はきちんとある状態なのです。
ですから、霊の意識と私の意識が同時に自分の中に存在している状態になりますので、どうしても霊と自分の意識の境目の判断がつき難く、メッセージの中に私の考えが入り込んでしまう事もありえるのです。
それに、下手に私自身の知識が長けていると、それはそれで弊害になることも、霊界側から指摘を受けています。
詳しすぎる事で、霊が伝えたい事が表現されるのではなく、私の意識の方が強く作用してしまう危険性が高まってしまうそうなのです。
ですから、敢えてあまり詳しい知識を有していない私を通してメッセージを伝えてくるという事らしいのです。
私自身、どの程度まで知識を仕入れればいいのか、どこからが行き過ぎた知識になるのかはまだ分かっていない状態ですので、今のところは少しずつ知識を仕入れている状態です。
そのような事も考慮に入れた上で、メッセージの内容についてご判断いただけるとありがたいと思います。
メッセージを読んでみても、納得できないし受け入れられないという方もおられるでしょう。
それはそれで構わないと思いますし、私がこのような活動をしているのは私の価値観を押し付けるためではございませんし、メッセージの送り手自身もそれは同じ事だと思いますので、皆様は皆様の思う通りに行動なさるのが一番だと思っております。
ただ、迷ったり困った時などに参考にしていただけることもあると思いまして、霊が伝えてくる思いをこうして綴っております。
このブログでお伝えしている事は、あくまでも一つの参考意見として考えていただければ幸いです。
逆に、盲信してしまって、何も考えずに全面的に受け入れられると困ってしまいますので、必ずご自身の価値観と照らし合わせて良く考えてみるようにしてください。
考えた結果、参考にできると思った事は参考にしていただきたいと思いますし、違うと思うのであれば無理に参考にする必要は無いと思います。
霊界通信は決して万能では無いし、霊媒である私もただの人間であり、間違える事もあるのだという事を良く覚えておいていただけると助かります。

(2010年3月3日)





霊媒が述べていることは、私たち人間が霊界通信に触れる上で常に頭に入れておかなくてはなりません。
基本中の基本であり、とても重要な事柄です。
本家サイト『銀の紐を越えて』でも【霊界通信の難しさ】【霊界通信を読む際の姿勢】など、何回か取り上げておりますが、当Blogをご覧の皆様の中には、まだ本家サイト『銀の紐を越えて』をご覧頂いていない方もおられるようですので、重ねて皆様にお伝えしたいと言うことなのでしょう。
尤も、今ご紹介した本家サイト『銀の紐を越えて』の記事は、今から2年以上前に掲載した物ですので、その当時と比べれば、霊媒の能力は明らかに向上しております。
しかし、それでも、霊界の住人が発信した情報を100%正確に受け取れるわけではありません。
霊界通信とはその様なものであることをご理解頂ければと思います。

霊媒M & 【Silvercord】管理人 

2010年3月2日火曜日

応神天皇霊との対話

先月の事になりますが、とある霊界の住人の招きに応じて、とある場所を訪ねました。


全国的にもある程度名の知られた場所なのですが、お分かりになりますか?
こちらは、鎌倉の鶴岡八幡宮です。
そして、今回私と霊媒が鶴岡八幡宮を参拝することになったのは、御祭神である『応神天皇』と名乗る霊からのお招きによるのだそうです。
この度は突然のお招きでしたが、まず「何故?」との疑問が頭に浮かびましたので、それをきっかけとして様々な話を伺うことが出来ました。





■ 日本の国の中にある穢れ


管理人
今回、お招きに預かり、鶴岡八幡宮を参拝したのですが、どの様な経緯でその様な話になったのかについて、聞かせて頂けますか。

応神天皇霊
日本の国の中にある穢れが膨らんで、それがピークに達して、今年弾ける。
その影響が、日本に暮らしている人達に大きな影響が出る。
大切な仕事をして頂いている方々なので、是非御守したいと思って、お呼びしました。

管理人
この度お招き頂いた方が応神天皇様と言うことなのですが、他の歴代の天皇様と共同で活動されているのでしょうか。

応神天皇霊
今上天皇を直接支援しているのは、近代の明治以降の歴代天皇で、それ以前の歴代天皇に関しては、日本の各地にバランスよく分散して、要の地を守っている霊のサポート――そういう形で、今上天皇が受けている霊的エネルギーのバランスを保つ為の支援をしている。
とにかく、今までに溜まってきた穢れというものが満タンになるまで、許容範囲内の間は溜まり続ける。
それが目一杯溜まってしまうと、国民にも不満が出て、上手く運営できなくなる。
そうなると、その穢れも、国民の不満が高まることによって更に膨れあがって、支えきれなくなって弾ける。

管理人
それが今?

応神天皇霊
それが今年。
今年弾ける。

管理人
その弾けることと、日本に結界が張られていると、その結界を外すことと、どの様な関係があるのでしょうか。

応神天皇霊
結界が解かれることによって、穢れの原因となってきたもの、穢れの元となっていたものの正体が明らかになる。
それで原因を知ることによって、以後同じ事を繰り返さないようになる。

管理人
では、今は結界が解かれる為の作業が行なわれている最中だと思いますが、結界が解かれる前、例えば去年などは、何となくここがおかしいのではないかと、朧気には感じていても、「これが悪い」「こういう風に変えなければ」と明確に意識できる状態にはなかった。

応神天皇霊
聡い人にしか理解できない状態だった。
全ての人に分かる形で――。

管理人
社会全体として、その様な理解が進むと言うことですか。

応神天皇霊
誤魔化しようがないくらいに、はっきりと明らかになる。

管理人
それは宜しいですね。

応神天皇霊
そうやって少しずつ、この国に暮らす民が学んで成長できるように、力を注いでいる。

管理人
ちなみに、その時期が今この時期になったのは、ちょうど今バチカンで霊界と地上界を繋ぐ拠点を開放する作業を続けている(ほぼ完了に近いけれども)最中じゃないですか。
その動きとも密接に関係していると言うことなのでしょうか。

応神天皇霊
それは関係していて、日本国内で今抱えている問題を、そのまま抱えたままでは、バチカンの拠点解放に伴う変化に対応できない。
まず、(日本の)内に抱えている問題を解決する必要がある。
バチカンと連携を取るのは、その後の話になる。
とにかく国内にある膿を全て出し切って――。

管理人
ただ、膿と言っても。
私が別の方から話を伺った中で、この前の戦争が終わって「負けました」となった時に、敢えて日本に結界を張って、特定の部分が見えないように閉ざしてしまいましょうという動きが霊界側であったと伺っております。
そうすると、そこまで穢れが溜まってきてと言う話は、ちょっとしっくり来ないのですが。
結界を張った時点で、そのままの状態が何十年も続けば、程度の違いはあるにせよ大まかにどの様な傾向が現われるのかは、予め想定できたのではないかと思うのですが。

応神天皇霊
その時の状況によって程度に差は出るけれども、この様な事態に陥るだろう事は予め想定されていた。

管理人
当初の予想と比べて、実際に結界を張って時間が経った時に、「これは当初の予想より酷い」と感じているのか、それとも「まあ、この様なものでしょう」と感じているのかについては、いかがでしょうか。

応神天皇霊
『自ら選択する意識が薄れてしまっている』と言うところに、非常に危機感を覚えていて、割合的にここまで差が出るのは、想定していた中でも悪い状況。

管理人
その差が出るというのは、人によって差が出ると言うことでしょうか。

応神天皇霊
先ほど「聡い人は何となくでも気がついている」と言ったけれども、国民全体に占める聡い人の割合が少なすぎる。
もう少しいてもおかしくないだけのものを日本は持っているにもかかわらず、自ら考えて選択することを放棄している人が大勢いるので、このまま余りこの状況を許していては、拠点自体の存続にも影響が出てしまう。
その様なことにならないように事前に阻止をするけれども、そのくらいに思慮の足りない人が多すぎるという印象です。

管理人
まあ、余り考えなくても何とかなってしまう社会を作り上げてしまいましたからね。

応神天皇霊
では、何故余り考えなくても何とかなる社会と言う形で運営されているのか、この日本という国が成り立っているのかと言うことを考えてみると、その恩恵の裏には多くの人の働きがあったからだと言うことに気付けるはずだ。

管理人
そうですね。
今は正にそれに気付くよい機会だと思います。
これで気付けなければちょっと救いがないというか、重症ですね。

応神天皇霊
日本で当り前にある色々な制度が、世界で当り前にあると勘違いしている様な人が――勘違いと言うより考えすらしない、それはあって当り前という前提で物事を考えているので、他の国にはその様なものが無くて大変な思いをしている人が大勢いるのだという事には思いも及ばない。
そういう盲目的な感覚の人が多すぎる。
それで目先の取り分が減ると、「政府や官僚が悪い」と大騒ぎをする。
そういう人が働いて維持してきたのではないですか。
確かに不正を行なう人もいたけれども、それは一部でしょう?

管理人
それが面白いところで、不正を行なったと叩かれるのは大抵偉い人なのですけど、実際に不正を行なっているのは下っ端の連中が多かったりします。

応神天皇霊
上の人が叩かれるのは監督責任があるから。

管理人
監督責任があるのは当然なのだけど――それが法的な問題に及べば、刑事事件として扱われるのだけど、法的な問題にまで至らなくても、組織としての規律が維持されるような形の運用が出来ているのかどうか、疑問はあります。

応神天皇霊
そういう事はいつの時代にもあって、日本は個人のモラルに頼っている部分が大きいから、それだけモラルについての意識が高かったから、制度的な部分で細かく厳しいルール作りがされていない。
そして、ルール作りが大雑把なので、不正を働こうと思えば抜け道が出てきてしまう。
それはモラルが低下していると言うこと。

管理人
モラルが低下してきているのはともかくとしても、モラルの低下による問題が起きた場合に、「モラルが低下するとこんなに酷い目に遭いますよ」と歯止めになる仕組みが組織の中で担保されていないと、モラルの低下による問題が起きても、問題を起こした本人は余り咎められることもなく流されてしまえば、その結果モラルの低下は別に問題ではないと受け取ってしまうと非常に拙い。

応神天皇霊
それは問題が起きる度に一つずつ対処して行くことで、これからの課題でしょう。
それと共に、幼少期からの道徳教育がとても重要になってくる。
それこそ今の政権が『子供手当を配る』と言っているけれども、そんなことをするよりは、きちんとした教育を受けることの出来る様な制度作りをした方が、学校や幼稚園や保育園が子供達をしっかり守って、健やかに成長できるような制度作りの為にお金を使った方がよいのではないでしょうか。
その為には親自身の気持ちも安定している必要がある。
そして親の気持ちが安定するには、安心して働けてお給料をもらって、自分の労働の対価として得た給料で安心して暮らせるような仕組みというか、制度作りをする必要がある。
親が安心して暮らしている状態だと、子供も安心して暮らせるから、子供の精神の育成という意味でも、とてもよい影響を与える。
健全に育つ。
保護を受けて卑屈に暮らしている人――事情がある場合は仕方がないとしても、そうでなくてぶら下がって生きている人の元で育った人の子供は、卑屈に育つ。
それは良くない。
だから、ただ「お金を配ればよい」というわけではなくて、労働をして、労働の成果として喜びを得る形にした方がよい。
それが、健全な人間らしい暮らしを守る。

管理人
それは、分かる人はよく分かっていると思いますけど。
例えば、教育基本法を改正して、教員免許を更新制にしたことで、教員が常に教育の質を高める様な仕組みにしたのだけど、現政権は再び教育制度を変えようとしています。

応神天皇霊
国民全員の命に関わることを、私利私欲の為にねじ曲げようとした人が受ける因果は、並みのことではない。

管理人
今ちょうど、膿が充満して弾けかかっている状態だと言うことですけど、そこで弾けるのはよいのですが、その時に私利私欲の為に国のあり方をねじ曲げた人達が、傍から見て「この人達は今まで私利私欲の為にこれほど酷いことをしてきたのだから、それに見合う厳しい処罰を受けても仕方がないよね」という状況になれば、ちょっと表現は悪いかも知れないけれども、今まで不満を持っていた人達にとって少しは『溜飲が下がる』と思います。
悪いことをした人が相当の報いを受けたと確認できれば、そこで一旦冷静になって「ではこれからどうしましょうか」と、次の展開について考える余裕が出て来ると思います。
ただ、そこで目に見える形が現われないと、「何故あんなに酷いことをした連中が処罰されないのか。ふざけるな!」と、余計に混乱した状態を招くのではないかと懸念しているのですが。

応神天皇霊
膿を上手に吸収して、健全な部分にかからないように処理しないと、健全な部分に影響が出る。
その辺の手腕は、民主党政権以後の政権にかかってくる。
その膿をどの様に収拾するのかにかかってくる。

管理人
この先どちらの方向に進むのか、その方向性ははっきりしているのだけど、なかなか国民の中で合意形成が出来ない。
ある人は右へ行きたいと言い、ある人は左へ行きたいという。
なかなか一致した行動が取れないのは問題。
今の政権が問題になっているけれども、弾けてしまうことでとても不安定な状態に置かれてしまうじゃないですか。
その隙を突いて、周辺の国が日本に対して何らかの干渉をしよう――手を下そうと思うかも知れない。
もちろん、相手の置かれた状況にもよるので、一概には言えませんが、そういう隙を見せてしまうような不安定な状態に置かれてしまうことについては、ちょっと神経質に構える必要があると思うのですね。

応神天皇霊
そこは、今の野党である自民党がかなり気を配って立ち回っている姿が見える。
その自民党を国民が支援して、支えられるかどうかにかかってくる。
現与党以上に忙しく働いている様子が見える。
ただ、多少は日本に取ったら余計な影響を一時的に受けるのは仕方がない。

管理人
余計な影響とは?

応神天皇霊
民主党政権になった影響。
だから、それがなければもっとスムーズに物事が進んでいたのだけれども。

管理人
そういうことですか。
ただ、スムーズに進むのが必ずしも良かったのかなという疑問もあります。
今は結構厳しい状況にあると思いますけど、すんなりいくと言うことは、それなりに見る目のある人が沢山いてこそ、物事がすんなりと運ぶのであって、今は逆に少し痛い目を見るけれども、誰にでもはっきりと目に見える形が現われた方がよいと思うのですね。

応神天皇霊
だから、それはこの前の選挙結果ではっきりと現われたでしょう。
聡い人が多ければ、自民党がそのまま与党として政権を担っていたはずだ。

管理人
それともう一つあるのは、自民党が一旦政権を離れることによって、これまでに自民党が政権を運営する為には必要だったかも知れないけれども、今となっては障害でしかない様々なしがらみを清算する事が出来ている。
いままでは政権党としての自民党を支持していたけれども、野党になることによって色々なものが離れて行っているので、そういった過去のしがらみを清算しているという意味では、これまで党内で抱えていた問題を片付ける良い機会だと思うのですね。
そう考えると、果たしてスムーズに進んでいた方が良かったのかどうか、判断の難しいところだと思います。

応神天皇霊
ただ、国民が賢ければ、そういう問題の処理が今ほど大変な事態にはならなかった。
全ては国民の意識の部分にかかってきているところが大きい。
だから、自覚を持って選挙にも参加しているかとか――。

管理人
ただ選挙に参加すると行っても、投票日に指定の投票所に行って、誰か一人の候補者の名前を書けば良いという簡単な話ではないですからね。
その人が当選したら、ちゃんと議員としての活動をしているかどうかを監視して、不十分であればクレームを入れなくてはならないし、逆にちゃんと活動しているのであれば激励のメッセージを送るのも必要でしょう。
それから政党にしても、今は税金から政党助成金も出ていますけど、支持政党の活動を支援する為の献金も、自分の出来る範囲でする必要があるでしょう。

応神天皇霊
そういう形にだんだんなっていく。
そうしないと癒着して、利権で動く議員が増えるので、国民一人一人が支えて行く必要がある。

管理人
逆に、今急にではなくて、ここへ来るまでの流れの中で、人によっては国民のごく一部の人が「こういう問題があるのだけど」というアクションを起こすことによって、反応を返す議員もいるのですね。
どこかの業界団体ではなく、どこの誰かは分からない一国民の働きかけに対して、「それは問題だと思いますから調べて見ましょう」といった反応が返ってくると、この議員は聞く耳を持っているのだなと、関心を持つようになる。
その様な例がだんだん増えて行っているように思います。
本当は民主主義の制度として、その様なことは当り前に行なわれていなくてはおかしいのだけど、なかなか今まではその様なことが出来ていなかった。

応神天皇霊
制度に人間の意識が追いついていなかった。

管理人
だから代議士と言うけれども、あくまでも政治で取り扱うテーマを決めるのは国民であって、代議士は国民の意見を一定の方向へ集約したものを、国の政策として具体化するのが役割ですよと、お互いの役割分担を明確に認識しておかないといけませんね。

応神天皇霊
これは国民が肝に銘じておく事なのだけど、一つの枠の中で守られている以上、守られている中でのルールを守る事が最低条件。
ルールを守るからこそ、安全が約束されていると言うことを自覚して、日々生活することが大事である。
守られていることが当り前になってしまっていて、ルールを守ると言う義務とか、自分が負っている責任についての意識が飛んでしまっている人が多いように見えるので、その点をきちんと自覚してもらいたい。
そうやってルールを守っているからこそ、安心して暮らせる社会が築ける。
逆に言うと、ルールが守れない人が多ければ、不安な社会になる。
それをちゃんと知っていれば、ルールを破る事をしようとは思わないはずだ。
誰だって安心して暮らしたいだろうから。

管理人
それは、ルールを守らなかった時にも咎められずに、スーっと流されてしまったからじゃないですか。
特に明文化されていなくても、「そんなことを守るのは当り前だよ」という人ばかりの時には上手く機能していた。
でも、その中に「何だ、別にルールなんて守らなくても大したことはない」と考える人が現われて、それを見過ごしてしまうと、周りで見ている人が「あいつら上手くやっているから、俺たちもやろう」と、だんだん周りへ広がって行ってしまう。

応神天皇霊
それを組織的に行なっているのが鳩山政権。
これは非常に問題だ。
国民の意識が「ルールを犯す」と言うことに対して麻痺しているからこそ、この様な事態が起きたのだ。

管理人
そうですね。
恥ずかしいことですね。

応神天皇霊
それが選挙の時点で明らかにされていないまま選出されたなら、まだ理解できるけれども、事前にそういう疑惑のある人物が立候補していたにも拘わらず、しかもその様な人物が重要なポストに就いていたのに、当選して、しかも与党になってしまった。

管理人
しかも、そのうちの一人は首相ですよ。
行政の最高責任者ですよ。

応神天皇霊
それは国民が「ルールを破る」と言うことに対して余りにも無頓着だから。
それが脱税だの、汚職だのと言うとピンと来ないのであれば、では「自分の家族が殺されました。その犯人の疑いのある人物を選挙で勝たせるのですか」という話になる。

管理人
でも、脱税でも同じ話ですよ。
首相とは、行政の責任者です。
では、税金を徴収するのは誰ですか?
行政(=国税庁)ですよね。
その責任者が脱税を行なっているのに、なぜ税金を納めろと言えるのですかと言う話です。

応神天皇霊
国民の立場からすると、その様な話はピンと来ないだろうと思ったので。

管理人
そういう話は言われています。
税金を集める側の最高責任者が率先して脱税を犯しているのに、国民に「税金を納付して下さい」とは言えないでしょうと。
まず、お宅の最高責任者から税金を徴収したらいかがですか? と笑われてしまいますよ。

応神天皇霊
だから結局、今目の前に犯罪を犯している者がいるのに、過去に犯罪を犯した人を引き合いに出して「この人は悪くない」というのは、違うでしょう。

管理人
それは本当は、過去に犯罪を犯したとしても、既に犯した罪に応じた刑に服したのであれば、「その人は罪に応じた刑を受けて、自身の行為の責任を取ったのだから、あなたもその責任を取りなさい」という話なのだけど、実際には法が厳正に執行されていないように見える部分もある。
だから、実際には「あの人は罪に応じた刑を受けているのだから、あなたも罪に見合う責任を取りなさい」と言い切れないもどかしさがある。

応神天皇霊
それから、基準が“他人の目”になっている。
自分以外の人間が、全ての判断基準になっているから、自分の良心に照らし合わせて考えるのではなくて、他人がどう見るのか――だから、「バレなければいい、咎められなければいい」、そういう感覚で何でも考えてしまう。
やったことはやったことで、消せないのですよ。
例え他人が咎めなくても、自分自身が一番よく分かっているでしょう?

管理人
それはやはり分からないのですよ。

応神天皇霊
きちんと清く生きている人は困らない。
自分で選択して生きている人、自分に責任を持って生きている人は、何かを決断する時には、よく考えてから行動を起こすから、あらゆる可能性を考える。
だから、自分で事前にあらゆる場合に対する対策をきちんと立てておけるから、どうしようもなく困るという状況にはならない。

管理人
これは外国では必ずしも当て嵌まるとはいえないと思いますけど、少なくとも日本においては、宗教思想的なものを背景とした道徳観と言えばいいのかな――利己的な物の考え方や行動は良くないですよという言い方をするのですね。
それも一面的には正しいのだろうけど、もの凄く足りていない部分があって、却って誤解を招く部分があるのですけど、そういう考え方が社会の共通認識として定着してしまうと、「自分、自分」となるのは良くないと。
だから逆に「周りはどう見ているのか」を先に気にしてしまう。

応神天皇霊
何でもそうだけれど、まず基礎がしっかりしていないと、すぐに壊れてしまうでしょう?
自分があって、相手がいて、自分の考えがあって、相手の考えがあって、初めて交流が成り立つ。
それが基本ではないですか。

管理人
そうなんです。
だからまず最初に自分があって、その次に相手があって、そこで初めてお互いの人間関係が生まれるのだけど、その「自分自身が最初にいるんだよ」という意識がすっぽり抜け落ちてしまうと言うか、極度に自己を抑制してしまう感覚が社会で影響力を持っているのかなと思います。

応神天皇霊
でもその中心に自分自身がきちんとしていないと――中心に自分を据えた上で、他人の目から見た自分なり、評価なりを観察して、自分なりに考えるという作業をしないと。
中心に自分がいて、「自分がこの様に行動したら、周りの人がどう考えるだろうか」と言う風に考えるようにしていかないと、まず他人の目から入ってしまうと、他人の考え方、価値観に流される。
そこには自分がないから、自分と相手の考えを比べたときに、自分はどう判断するか、どの様に行動するか――例えば、自分がやり過ぎたと感じたときに、自分なりに調整するという作業が出来ない。
中心に自分がいなくて、ただ周りの人がこの様に言っているから、その話に乗っておこうと。

管理人
それだと、成長がないのですね。
ロボットと同じで、「こうしなさい」と命令を与えたら、一日でも二日でも同じ作業を延々と繰り返しているのが、当り前。

応神天皇霊
だから、自分の考えがあって、他人の考えがあって、その間にあるギャップの中から自分なりの判断を下すという作業をしないと…。

管理人
何故この様な話をしているのかというと、今の話で出た現政権の話でいうと、「現政権には問題がある」と。
問題意識を持っている人の中でも、受け取り方・受け止め方に温度差があって、今までは政治家や官僚に任せきりでいたら、いつの間にか癒着とか汚職が問題という話になった。
だから、自分達有権者はもう少し声を上げて、具体的に行動していかないと行けない――そういう考え方の人もいれば、日本はもう少しカリスマ性を持った、「この人にならついて行ける」と思える指導者がもう少し出てこないと難しい――そういう受け止め方をしている人もいます。
そこで、「この人に任せておけば…」という人を探すのは、これまでに重ねた失敗と同じ事をもう一度繰り返すのかという話で、未だにそういう話をする人は、本質的な部分が見えていないのだろうと思うのだけど、そういう意見に賛同する人はかなりいるという印象があります。

応神天皇霊
旗振り役になる人間は、最初の段階では必要だろうと思うけれども、カリスマ的な人物に全てを依存するのは、非常に危険な考え方。

管理人
そこで、現状について問題意識を持つ人の中でも、「もっと頼れる人がいないか」という意見の人が見受けられるので。

応神天皇霊
今の状況に問題はあると思っているけれども、自分から動いて何とかしようという意識のない人達なのだろう。
依存体質から抜けられない人達。

管理人
結局それだと、仮に今抱えている問題を何らかの形で解決しましたと、一度抜け出しても、同じ問題をまた繰り返すことになるじゃないですか。

応神天皇霊
結局、依存体質からは抜け出せない。

管理人
それでは、意味がないと思うのです。
まあ、旗振り役は良いでしょう。
何か行動を起こすにしても、各人が思い思いに勝手な行動を始めても、無駄な部分が出てきたり、互いに行き違いも出てくるので、行動する目的とか方向性をある程度集約して、行動に対する成果がより大きくなるように方向付けをする役割の人は必要だと思います。
そこで大まかな方向性を示したら、後は個人の責任で、各々が主体的にその目的を目指して行けば良いのであって…。

応神天皇霊
分かりやすく言うと、旗振り役がいてくれると目標が明確になるという考え方を持っている人は、登山に例えると、先導する人はいて欲しいと、でも、自分達の力で登ろうという人達。
そして、カリスマに導いてもらいたい人達は、誰かがロープウェイでも作って、自分達は楽をして頂上まで登りたいと言う人達。
要するにそれだけの違いがある。
自分の足で登ろうと思うか、楽をして頂上まで行こうと思うか。

管理人
だから、現状に問題があるという認識は一致していても、「それに対してどうするの?」となった時に、カリスマが現われればいいなという人と、自分達が動いて何とかして行かないとと言う人では、噛み合わないじゃないですか。
そういう、現状に問題意識を持っている人の間でも、その後の対策を打つという部分で、うまく行っていないのかなと思います。

応神天皇霊
それは、やはり自ら動かなければ何も得ることは出来ないということを知らないと、多分考え方が変わることはないでしょう。
自力で何とかしようという感覚が芽生えていない、誰かに何とかしてもらおうという意識が強い人達。

管理人
そうなんですけど、ここに来て、現状に危機感を持つ人達が増えている様です。
例えば、民主党が政権を取るまで、政治には関心がありませんでした。
でも、民主党が政権を取ったことによって、先行きどうなるか不安を感じて調べてみたら、色々と問題のあることが分かりました。
自分でも動いて何とかしなくてはダメだと思って、今はポスティングを行なっています――とか、その手段の善し悪しはともかく…。

応神天皇霊
手段はともかくとして、「自分が動かなくては」と思えることが重要です。

管理人
私もそう思います。
後は、某市民団体のデモや街宣活動に参加するとか。

応神天皇霊
あとは、Blogを通じて自分の意見表明をするのでも良いし、動画サイトなどを通じて情報発信をするのでも良い。
とにかく、自分に出来ることをやってみる――そういう意識を持つのは大切なことだと思います。

(後略)

(2010年2月6日)





今回の記事は、先日投稿した【ついに結界が開かれます】との関連で、「日本の国の中にある穢れが膨らんで、それがピークに達して、今年弾ける。」との、応神天皇霊からの警告とアドバイスのご紹介となります。
話の順番としては今回の対話の方が先になるのですが、対話記録(音声)のテキスト化に時間がかかってしまったので、公開の順番が入れ違ってしまいました。
どちらの記事も関連しておりますので、併せてご覧頂ければと思います。
また、結界が完全に解放され、事態がある程度進展した段階で、改めてこの度の『日本を覆っていた結界』について、霊界の住人の皆様から詳しい話を聞かせて頂く予定になっております。

応神天皇霊 & 【Silvercord】管理人