なぜ将門の首塚を訪れたのかというと、霊媒を通じて何度となく霊的存在と対話を重ねるうちに、『祟り神』といわれる将門の本質に興味を持ちました。
平将門の死から千年以上の時が流れておりますが、それ程の長期間に渡って祟り続ける怨霊など存在しない――との実感があるので、現代において尚祟り神として恐れられ、一方で信仰の対象となっている将門と首塚について、霊的な視点から観察してみたいと考えたのです。
その結果は、当初の私の想像とは異なり、かつ日本にとって非常に重要な役割を担う存在であることが明らかになりました。
将門を関東の守護神として扱うのは、ある意味本質を突いていたのです。
文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。
では、2009年11月2日収録の『将門の首塚の役割(その1)』をご覧下さい。
管理人:
将門の首塚について、霊媒が「その場所に霊が漂っているなどと言うことではなくて、その場所自体に意味がある」と言っているのですが、その場所が持つ意味について教えて下さい。土地本来が持っているエネルギー…日本であれば、日本自体を循環しているエネルギーがあって、そのエネルギーの流れ道でも、所々に圧力がかかり過ぎて脆くなる地点と言うか、力が加わる地点が所々にある。
その脆くなりやすい地点からエネルギーが必要以上に噴出しないように、霊的な楔(くさび)を打ち込んでいる場所。
管理人:
今、その情報を送って頂いているのは、どういう方なのでしょうか。
通信霊(霊媒M):
日本を管理しているといっても、霊界から働きかけるのではなくて、地上界側に降りて管理している霊団。
管理人:
以前、皇居にも管理する存在がいるという話を伺ったのですが、それと関係があるのですか。
通信霊(霊媒M):
皇居の場合は霊界から注がれるのだけど、どちらかと言えば土地自体が発しているエネルギーなので、そこには確かに霊が宿っているのだけど、別の枠組みになる。
管理人:
それは、いわゆる産土(うぶすな)の神様のことですか。
通信霊(霊媒M):
霊界から送られたエネルギーは、地上界に馴染む形に変換されて、変換されたものが循環しているのだけど、馴染ませた後に循環するエネルギーを管理する必要がある。
滞りなく巡るように。
管理人:
では、今の話をもう一度整理すると、皇居にいる神様は、霊界から皇居へ注がれる霊的エネルギーを管理しているのだけど、その後一旦地上界に馴染む形に変換されると。
その変換された後のエネルギーの流れを管理していると言うことですか。
霊界からのエネルギーの流れが動脈とすれば、馴染むように変換したものが静脈に例えられる。
だから、そこで馴染むようにする為に、その土地で必要なものと混じる。
管理人:
その様な、管理をする存在がいると――それを踏まえて、首塚からは、そのエネルギーが溢れていると。
仮に、そのエネルギーがパイプの中を流れていると例えたら、その圧力がかかりやすい場所からパイプが破れてしまわないように、特別に厳重な保護が施してあるようなイメージでよいのでしょうか。
霊媒M:
保護と言うか…。
管理人:
それとも、ガス抜きしているような感じ?
霊媒M:
ガス抜きと言うよりは、栓のようにして楔を打っているイメージだから…。
管理人:
いずれにしてもその流れを制御する為の要?
通信霊(霊媒M):
そう。
それが抜けると結界が壊れる。
管理人:
結界が壊れる…。
ちなみに結界が壊れてしまうと?
通信霊(霊媒M):
エネルギーが噴出するので、そこに力が溜まって爆発するような感じで、他に回る分のエネルギーが細くなるなどの弊害が出る。
爆発したところは噴出しすぎて、エネルギー多すぎると腐ってしまう。
細くなったところは枯れてしまう。
管理人:
噴出しすぎると、例えばどの様な弊害が出ますか。
私たちの認識できるような現象として、どの様な影響が現れますか。
通信霊(霊媒M):
人の感情に作用するとしたら、エネルギーが細くなったところは、活気が無くなってやる気を失っていく。
エネルギーが爆発してしているところは、過敏になり過ぎて、感情的になってしまう。
管理人:
殺伐とした雰囲気になるのかな?
通信霊(霊媒M):
戦争に突入して行くような時の感じは近いのではないか。
人々の感情が抑えきれなくなって爆発してしまう。
管理人:
逆に世間の雰囲気が殺伐としてきた場合は、そういったエネルギーの滞りが出来ていると考えていいのかな。
原因はともかく。
通信霊(霊媒M):
問題がない時は穏やかに流れるので、楔が抜けかけて綻びが出始めると弊害は出る。
管理人:
弊害が出てくると不味いと言うことで、祟りではないけれども『そこには触れるな!』というような、注意を促すような働きかけがあるのでしょうか。
通信霊(霊媒M):
原則として、そういう場所を人間が社会生活を営む為の場としてはならない。
管理人:
首塚は諸にそういう場所だと思うのですが。
通信霊(霊媒M):
あそこを、お参りをする様な場所としてではなくて、あそこに会社を建てて仕事をしたり、家を建てて暮らすのは良くない。
管理人:
今、将門の首塚とは楔のような場所だと言う話なのですか、実際に見てきましたけど、あの狭い面積の、限られた場所の範囲内だけが、周囲から切り離されて特別な空間として存在していれば、それでよいのでしょうか。
実際に、壁を一つ隔てた向こう側には大きなビルが建ち並んでいるので、そういう影響はないのか気になるのですが。
通信霊(霊媒M):
霊的な意味では、その土地が守られていればよいが、そこから噴出しているエネルギーが、周囲のビルで活動している人に及ぼす影響はあるかも知れない。
管理人:
そういう意味での影響はあり得ると。
ただ、実際にその土地がそのまま維持されていれば、楔としての役割は保ち続けていられると。
通信霊(霊媒M):
はい。
管理人:
今、精神的な影響がどの様に出るのかを伺いましたが、精神的な部分以外ではどのような影響が出るのでしょうか。
通信霊(霊媒M):
土地で言ったら、エネルギーが噴出しているところでは災害が多くなる。
その影響でエネルギーが細くなったところでは枯れてしまう。
管理人:
枯れてしまうと言うのは、干ばつじゃないけれども…。
作物が実り難くなったり、雨が降り難くなるといった影響は出る。
管理人:
結局そのエネルギーは、言葉を換えれば『生命力』じゃないですか。
だから、それが過剰な場合と、不足している場合ということですね。
通信霊(霊媒M):
世界の流れで見ると、いわゆる先進国では過剰。
それで、途上国はだんだん良くなっているけれども、まだ貧乏で周囲の援助がないと暮らせないところは、エネルギーが弱すぎる。
自力では回っていかないくらい、人の気持ちも土地も痩せている。
管理人:
と言うことは、歴史的な流れを踏まえて言うと、ここに来て霊界と地上界を繋ぐ拠点が新たに開放されることになりました(*注1)と。
そうすると、地上に注がれるエネルギーの量が、拠点が増えた分だけ増えますよね。
つまり、そのエネルギーはこの地上に存在する全ての生命が、個々の活動の度合いに応じて消費するという事じゃないですか。
そして、より複雑な生命活動をしている存在ほど、エネルギーの消費量は多い。
そういう生物の数が増えるほど、エネルギーの需要が増えてくるので、需要に合わせてエネルギーの供給を増やして行かなくてはならない。
そこで、徐々にエネルギーの供給量を増やしていく為に、新たな拠点を開放していっているのが現在の状況である――と言うことでよろしいでしょうか。
通信霊(霊媒M):
要するに、(霊的エネルギーを)通しているのは人間の身だから、限界がある。
管理人:
今人間と言ったけれども、覡(かんなぎ)としての天皇のこと(*注1)でしょう?
人間として存在しながら、同時にそういう役割を担っているのだから、肉体としての能力の限界があるのでしょう?
通信霊(霊媒M):
そう。
管理人:
では、話を進めると、仮に地上界に注がれる霊的エネルギーが過剰になると、地上が全体として災害が頻発すると言うことでよろしいですか。
通信霊(霊媒M):
器の側に受け止めるだけの容量がないと、そうなる。
(過剰なエネルギーが)溢れるので。
管理人:
霊が成長することとは、より多くの霊的エネルギーを消費して、より幅広い活動が出来るように進歩して行く過程だと。
――大体大まかな流れは分かりました。
(『将門の首塚』の役割(その2)へつづく)
*注1:
現在、霊界と地上界の繋ぎ目であるバチカンの拠点開放活動が行われております。
世界に六カ所存在すると言われる拠点のうち、これまでは日本の拠点(東京の皇居を中心とする)のみが開かれておりましたが、人間の霊的成長に伴って、新たな拠点開放の必要性が出てきたのです。
なお、霊界から注がれる霊的エネルギーを、人間などの生物に反応する性質に変換する役割を担っているのが、覡(かんなぎ)としての天皇であり、この度開かれたバチカンの拠点では、ローマ教皇が覡の役割を担うこととなります。
詳しくは、
【日本の役割(メッセージ13)】
【バチカンの拠点が開放される理由(メッセージ44)】
【覡としての天皇の役目(『昭和天皇』と名乗る霊からのメッセージ1)】
【皇居について(日本のパワースポット3)】
日本を管理している霊団の皆様(霊媒M) & 【Silvercord】管理人
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