2009年12月31日木曜日

行く年と来る年

2009年8月に初めての記事を投稿した当Blogは、無事に大晦日を迎える事が出来ました。
私と、霊媒Mにとって、2008年はスピリチュアルサイト【Silvercord】を通して霊的知識を伝える活動を始めた年でした。(【Silvercord】は2011年4月より【銀の紐を越えて】に移行)
そして、2009年は当Blog【銀の紐】を通して、霊界の住人の皆様の『日本を守りたい』という強い意思表示について、志を共有される日本国民の皆様に向けてお伝えし、また、『日本を守る』という共通の目的に向かって、互いに意思疎通を図る為の媒介として、一定の役割を果たせたのではないかと考えております。

2009年は、自民党に変わって民主党が政権を担うという、日本のあり方を大きく変えてしまう事態が起こりました。
その結果としてどの様な事態が進行しているのかは、既に皆様も充分にご存じのことと思います。
先の衆議院選挙の直後、私は【衆議院選挙を終えて】と題した記事を投稿しましたが、基本的な見解については現在でも変わっておりません。
ただ、その後の状況の変化に伴って、新たに付け加えておきたい点がありますので、かいつまんでご紹介したいと思います。


■ 2010年は心が生まれ変わる年

霊媒によると、「2010年は心が生まれ変わる年」になるのだそうです。
心が生まれ変わるとは、日本国民の皆様の意識の持ち方が、全体として変わって行くことを指すのだそうです。
その大まかな流れとして、小泉政権から麻生政権までにかけては、新たな時代に向けて順応しようとする改革派と、古きよき時代の思い出にいつまでも浸っていたい守旧派との主導権争いが明確になった時期と言えるでしょう。
その間、様々な側面で改革派と守旧派の鍔迫り合いが続いていたのですが、基本的な方向性は改革派の優勢で進んでおりました。
しかし、そのまま時代が移り変わって行くのを受け入れられない守旧派の足掻きが、民主党政権を誕生させたのだと考えております。

この様に述べてしまって、単純に改革派=自民、守旧派=民主と決めつけてしまえるほど、単純な事情ではありません。
様々なレベルのあらゆる組織内で、今後の時代の主導権を巡る衝突が起きているのです。
尤も、それは世代間の対立とも呼ばれ、程度の多少はあれ、いつの時代にも起きている現象ではあります。
ただし、今回の場合は、世界的な価値観の転換という背景の元に事態が進んでいるので、対立の図式がより明確に現れてしまうのです。

ここで述べる“価値観の転換”とは、本家サイトや当Blog流の言葉を使うと、『霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点解放』に伴う霊的成長の影響の現れです。
具体的に並べると、以下の特徴が観察できると思います。
  1. 自由度の拡大に応じた自律的な秩序維持の姿勢
  2. バランス感覚の重視
  3. 物質的対象から霊的対象への関心の持ち方の変化
これらの変化は、今後全世界的な傾向として徐々に表面化して行くでしょうが、特に今回新たに開放される拠点のお膝元である欧州諸国において、際だった影響が現れることでしょう。
そう言った意味で、この度の世界的な経済不況の影響が最も深刻に現れるのは欧州諸国になります。


■ 霊的エネルギーの供給を絶たれた中国

以前投稿した記事【天皇陛下と中国国家副主席会見の裏側】にて、あらゆる生命活動に不可欠の霊的エネルギーの、中国への供給が絶たれることが霊界で決定されたと、ご紹介しました。
そこで、その後入手した関連情報についても述べておきたいと思います。
本来は中国に向けて送られるはずだったエネルギーは、中国の周辺諸国に向けて送られることになります。
具体的には、東南アジア諸国や中東諸国に向けて、これまでより多くのエネルギーが送られることになります。
恐らく2010年は、霊的エネルギーの供給を絶たれた中国と、より多くのエネルギーがもたらされる周辺諸国との明暗が表面化する年となるでしょう。


■ 『日本を守る』為の活動の行方

さて、日本にとっての2010年は、今後の飛躍に向けての産みの苦しみを味わう年となるでしょう。
既に述べたように、全体としては時代の変化に適応して行く以外の選択肢は無いのですが、そのタイミングが早まるか、遅れるか、或いはすんなりと変化して行くのか、苦痛を伴いながら変化して行くのかは、日本国民の皆様一人一人の意識の持ちようによって変化するでしょう。
ちなみに、当Blogではお馴染みの『中川昭一』と名乗る霊の見立てによると、これまでの所順調に推移しているとの事です。
ただし、今はまだ『油断は禁物』の時期であって、来春の中川昭一霊が本格的に活動を始める頃に一つ目の山が、そして夏の参議院選挙の頃に二つ目の山が訪れることになります。
そして、中川昭一霊の呼びかけに応じて、個々に『日本を守る』為の活動をされている皆様にとっては、来春の中川昭一霊の活動開始までの間に、どの程度の下地作りをして頂けるのか。
更に、夏の参議院選挙にかけては、実態の伴わない民主党政権の幻想をどの程度打ち砕けるかにかかっております。

この段階で、この様な形で事の経緯を明らかにするのは、一見表には現れにくいけれども、既にそれなりの勝算があるから述べているのであって、中川昭一霊と志を共有する皆様の活動は、一見目立たなくとも着実に成果を得つつあるのだ――と言うことをお知らせしたいからです。


■ 富士山が噴火するかも…と言う噂

さて、インターネット上では、最近『富士山が噴火するかも知れない』という類の話を耳にするようになってきましたが、ここまでの一連の話と無関係ではありません。
霊媒の元にも『大正天皇』と名乗る霊より、以下のメッセージが届いております。
「もし、来夏になっても民主党の支持率が高かった場合、富士山の噴火を伴う直下型地震が首都圏を襲い、首都圏が壊滅する可能性がある。既にあらゆる手段を講じて、その可能性を注意喚起している」
ですから、大正天皇霊の働きかけを何らかの形で受け取った方が、富士山の噴火について言及するという事は当然ありうるでしょう。
現時点では殆ど可能性がない、確率にして1%程度だろうとの話ですが、その様な可能性が未だにあり得ることを念頭に置いておかなくてはなりません。


■ 谷垣総裁の下支えを

さて、マスコミ報道によると、民主党に政権を明け渡して以降、自民党を離党する議員が続出したり、自民党内部で意思統一が図れずに混乱したりと、マスメディアによる相変わらずのネガティブ報道を差し引いても、精彩を欠いていると言う印象を受けておられる方も多いのではないでしょうか。
「谷垣氏のリーダーシップが足りない」などという批判があるとも聞きます。
ただし、谷垣氏個人について申し上げれば、この度の自民党総裁就任については、相当の覚悟を固めて臨んでおりますので、是非とも激励の声を届けて、下支えをして頂ければと思います。
以前【それぞれの靖国参拝】として、谷垣総裁と麻生前首相が靖国神社へ参拝した件について取り上げましたが、谷垣氏は自民党再生へ向けた仕事に政治生命をかけております。
一部で「自民党のイメージは悪くなりすぎたので、自民党を解党して新党を立ち上げてはどうか」という声や、自民党内でも「党名を変えた方が良いのではないか」という声があるようです。
しかし、私たちや霊界の住人の皆様は、その様な考えを支持しません。
自民党の政権運営に問題があって、その為に様々な弊害が生じていたのは事実ですが、その他の政党には政権担当能力が無く、「一度やらせてみて、駄目だったら戻せばよい」という、安易で無責任な姿勢で国政を弄んだ結果、どれほど自分の身の周りに悪影響をもたらすのか――について、この際痛みを伴う経験を持って学ぶ為にも、今回ばかりは自民党の復権が求められるのです。

【Silvercord】管理人 

2009年12月30日水曜日

『要の土地』の二箇所目が判明しました

以前の投稿で、【『将門の首塚』の役割】について霊界の住人の皆様より話を伺いました。
その中で、「将門の首塚とは、生命活動に欠かせない霊的エネルギーが、日本全国に滞りなく循環する為の『要となる土地』の一つである」という説明がありました。
そして、「将門の首塚と同様の『要の土地』が、日本全国に七箇所存在する」ことが述べられました。
更に、「『要の土地』のうちの一箇所が神戸にあり、そこで霊的エネルギーの流れを制御する役目を担った『楔となる霊』に起きた異変が原因となって、阪神淡路大震災が引き起こされた」ことも…。

以上の話を受けて、急遽神戸取材を行なった結果、将門の首塚と同様の役割を担う『要の土地』の二箇所目が特定できました。

詳細なレポートは後日に譲るとして、今日は取り急ぎ第一報をお届けしたいと思います。


さて、神戸にある『要の土地』は、↓こちらに関わりがあります。




それから、もう一箇所↓




或いは、地元の方は“ピンッ!”と来たかも知れませんね。

こちらについての詳しい情報は近日中にお届けしたいと思いますが、残念ながら年を跨いでしまいますので、取り急ぎご報告まで。

【Silvercord】管理人 

2009年12月29日火曜日

松岡利勝霊との対話

以前、【出雲の神様からのメッセージ(解説編)】で、このメッセージは『松岡利勝』と名乗る霊から届いたと述べておりますが、この段階では松岡霊と霊媒との間の意思疎通が曖昧で、余り詳細な話が出来る状態ではありませんでした。
その時点では、松岡霊が霊界通信に余り慣れていないようでした。
しかし、その後霊媒との間で通信を重ね、細かな調整を加えて行くに伴い、かなり詳細な話を伺える程度になったと思います。

文中の( )内は、文章を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年12月8日収録の『松岡利勝霊との対話』をご覧下さい。





管理人
この前と比べて、霊媒との意思疎通がはっきりするようになってきたようですが。

松岡利勝霊
だいぶ安定してきている感じがします。

管理人
実は、先日、霊媒から「松岡さんから色々と話を聞いています」というメールを受け取ったのですが、どの様な話をされたのかが気になったので、伺いたいのですが。
繰り返しになって申し訳ありません。

松岡利勝霊
こうして、「通信役として働いてみないか」ということで、今は日本の神様の霊団でお手伝いをしているのだけれども、神様からそういう依頼をされて、今回、こういうお話をする機会が出来た。
この仕事を受ける前は、政治には一切関わりたくなくて、とにかく自己中心的な人間に振り回されて思うように動けなかったという思いが強かったので、煩わしくて余り関わりたくなかった。
それでも、短い間とはいえ政治家として活動してきた時期があるので、「気にはなる」という思いは心の奥底にあった。
多分、私自身が前に進む為には、その思いをきちんと清算する必要があったのだろうと思います。
そこの所を神様が察して、今回の役目を自分に回してきたのだろうと思っているので、今では自分としても安定していて、この役目を与えられたことに感謝しています。
政治家をやっていると、国益を考えて動いている人間はどうしても邪魔されて、自分の思い描いている政策がなかなか前に進まないので、迷惑している。
国民の皆様には、政治家自身をよく観察して、余り変な人間は政界の場へ送り出さないで欲しい。
その為に、皆さん自身の生活にももの凄い影響が出ているのですよ。
政治家自身も動きにくいし、官僚も動きにくいし、そういう政治家が多いから官僚との癒着などという問題が出てくる。

管理人
ただね、そうは言うけれども、その政治家が所属している政党はどこですか?
今は、松岡さんは亡くなってしまったけれども、生前は自民党に所属していたでしょう?
そして、自民党の中にもそういう人は沢山いたんですよ。

松岡利勝霊
いました、いました。
だから本当に迷惑した。

管理人
そこで、国民の皆さんにそういう人を送り出さないでくれと言われても、自民党の立てる候補者、特に今は小選挙区制だから、一つの選挙区に一人の候補者しか立てないでしょ。
そうすると、自民党と民主党の政策を比べると自民党の政策の方が好ましいから、自民党の候補者を応援したいと思っても、その候補者が「ちょっとどうよ?」という人だった場合でも、その人に投票するしかないじゃないですか。
だから、その前に、候補者選定の時点で問題があるじゃないですかと返されると…。

松岡利勝霊
そうなんだよな。

管理人
そうなんです。
だからその辺は、今の政治を取り巻く状況の中で、一つのジレンマとなっていて…。

松岡利勝霊
やはり、それぞれの政治家のバックにつく団体がいて、どうしてもその団体の意向に沿った形の政策を推し進める形になってしまうけれども、ある特定の団体が力をつけて、自分達の好きに政治を動かす為にくっついてしまう、そういう良くない影響が出ていた。
そういう団体の影響が強ければ、そういう団体の影響が強い地域であれば、邪魔な人間は有能でも潰すことが出来る。
そういう部分は問題ではないか。

管理人
少し広い視野で物事を見ていくと、ある特定の団体が利益を追求する際に、そのベースになる日本と言う国自体がある程度安定して繁栄しているという前提があって、初めて、その中で利益の分け前をどれだけ自身の手元に引き寄せるかという話が出来るのであって、そのベースになる日本の安定なり繁栄を揺るがせてしまえば、分け前の元となる利益の総量が減少してしまう。
そうなってしまうと結局、幾ら自分の手元に沢山引き寄せようとしても、元になるパイの大きさが小さくなってしまえば、得られる利益の分け前も限られてしまう。
そう言うところになかなか考えが思い至らない人達は可哀想だと思います。

松岡利勝霊
そう言う裏工作をするところには、(朝鮮)半島系の人が入り込んでいることが多い。
日本人とは感覚が全く違う。
日本にとっては致命的かなという感じがしている。
自力で生み出すとか、育てるという感覚が余りなくて、良いところから引っ張ってくる、奪い取ると言う感覚なんだ。
それでは良くならないんだけれども、そう言うのが支配しようとしてのさばっているような感じがする。
しかも、かなり政治の中枢に入り込んで、幅利かしているような印象がある。
そう言うのには散々邪魔されたから。

管理人
これは松岡さんに限らないのだと思いますけど、そう言う事例があるのであれば、何故表に出さないのですか。
それはかねがねからの疑問に思っていたのですが。
何らかの形で表に出す――特に、今の世の中であれば、表に出す手段は色々あると思います。
それとも、そういう活動をしていたのだけれども、その活動の成果が表に出る前に先手を打たれたと言うことなのでしょうか。

松岡利勝霊
逃げられないように外堀を固めてからでないと、表には出せない。
逃げる準備をする時間を与えることになるから、中途半端な状態では表に出せない。
では、きっちり外堀を固めてからと言うと時間がかかるし、こちらの動きに気付かれると動けなくなってしまう。
――動いてはいた。

管理人
外堀を固める動きをしていたと言うことで良いのですか。

松岡利勝霊
でも、結局は阻止されてしまった。
自殺などと言うのは嘘ですから。
やろうとしていること、やりたいことは沢山あったから、自殺などは考えなかった。

管理人
その、外堀を固める動きをしていたという点についてなのですが、松岡さんが単独で動かれていたのでしょうか。
それとも、同じように「これは何とかしなくてはいかん」と思って、一緒に活動している人がいたのでしょうか。

松岡利勝霊
自分の中で確証が持てるまでは、余り人には漏らせなかった。
漏らすことで、実は自分に敵対する勢力に協力している人であった場合に、困ったことになるから、基本的には単独で動いていた。

管理人
例えば、生前はどういう関係だったかは分からないけれども、知識もあって、関心も深くて、つてもあった…やっぱり亡くなってしまった中川昭一氏…あの人も農水大臣だったこともあるのだから、それに中川さんは日本の行く末を考えて動いてきた人だし、時期的に同じ内閣の閣僚だった時期もあるじゃないですか。
中川さんに話をしていれば、相談に乗ってくれて、共に動いていた可能性もあったと思いますけど、いかがでしょうか。

霊媒M
中川さんが何か言っている。

管理人
なんですか。

中川昭一霊
何かを抱えていそうだとは思っていたけれども、ちょっと頑なな感じて、明かしてはくれなかった。

管理人
そうですか。
では、それに対して松岡さんはいかがでしょうか。

松岡利勝霊
確定事項ではないのに、煩わせるのはどうかと思った。
皆も他に仕事などを色々抱えているので。
あとは、自民党内にもそう言う人がいたから、どこからどう漏れるかという心配が一番にあった。
例え話した相手が漏らさなくても、どこからどう漏れるかという心配が常にあった。

管理人
その当時はそう考えて、自分自身で単独で動いたと。
結局、松岡さんの活動を快く思わない人によって消されてしまったのだと思うけれども、ここで整理する意味で、ちょっと繰り返しになるかも知れないけれども、松岡さんに手をかけたのは、農水関連で松岡さんの動きには同調できないという人達なのでしょうか。

松岡利勝霊
農水関連とは限っていない。

(中略)

霊媒M
だから、松岡さんの場合はたまたま見つけたような感じだね、どうやら。
最初のきっかけはそうでも、その後も継続して調査していたみたいだから、話しぶりによると。

管理人
そうなると、そこをきっちり落とす為なら、(松岡利勝氏と中川昭一氏が)お互いに目的意識を共有しあえる関係になったのかも知れないのにね。
今となっては、別の立場で、同じ霊媒を通じて活動しているのだから、それはそれで良いのだろうけど。
それにしても、政治家が自殺することはまず考えられないか。
そう言う人がいないとは言わないけど。

松岡利勝霊
いないとは言わない。
そんな人だったら、役職がつくような所まで行けない。
まず、何かの口封じであることを疑った方が…。
有能な政治家は、常に現状で出来ることを考える。
だから、自殺なんてあり得ない。

管理人
プラグマティスト、現実主義者なんでしょ?
今現在こういう状況です。
ここからどうしようか。

松岡利勝霊
そうでなければ政治の世界ではやっていけない。
だから、互いに国益を考えていて、でも担当している部分が違うから意見がすれ違う場合は、話し合いで解決することだから、そう言う対立は普通にあるし、良いことだと思う。
そう言うこととは関係なく、自分の利益の為だけに動いて妨害されるのは忌々しい。
そのくらい本当に嫌だった。
しかも(政治家には)そう言う人が多い。

管理人
何故そう言う人に限って政治家になるのでしょうね。
そう言う人が多いのだとしたら。

松岡利勝霊
そう言う人の方が動かしやすいから、力のある人が好きにしようと思って協力する。
だからそれだけのものが得られる。
実際にそんなもので動かされる人は、一政治家としてはそんなに優秀ではない。
ちょっと鼻先にニンジンをぶら下げられて、それだけで言うことを聞く人だから、それだけのものを与えてもらえる。
だからその人の実力で得ているものではない。

管理人
これは、松岡さんを始め、これまでの話に出てきて頂いた元代議士の方や、歴代首相の霊団の方に伺いたいの事があります。
この前の衆議院選で当選した、小泉元首相の息子の進次郎氏のBlogを見始めたのですが、彼の印象について聞かせて頂けますか。

松岡利勝霊
まだ固さがある。
でも、父親に似たところがあるみたいだから、大丈夫じゃないか。

管理人
それは、変わり者と言うことですか?

中川昭一霊
ちょっと生真面目過ぎるところがあるから、もっと肩の力を抜いて出来る様になれば良いんじゃないか。

管理人
何故この様な事を聞くかというと、この前の国会で、議員になりたてと言いつつ、委員会で一時間くらいの時間を与えられて閣僚を相手に質問をしていた(*注1)のだけど、イメージ先行で親の七光りで当選したのかと思いきや、結構やるねという印象だったのですよ。
逆に言うと、今の閣僚が余りに情けないと言うことなのだけど、そこで印象を聞いてみたいと思いました。

中川昭一霊
今の勢いで行くと、途中でへばってしまうので、肩の力を抜いて、もう少しゆったりと構えられると良い。
ただ、今は一生懸命なのだろうね。

(中略)

松岡利勝霊
やっぱりずっと蟠っていたものを伝えることが出来たので、すっきりした。

(後略)





*注1:
今更な気はしますが、ニコニコ動画より。
第173回国会 衆議院内閣委員会(2009年11月18日) 小泉進次郎
その1 → その2 → その3

松岡利勝霊 & 中川昭一霊 & 【Silvercord】管理人 

2009年12月24日木曜日

中川一郎霊との対話

今回は、『中川昭一』と名乗る霊の父である、『中川一郎』と名乗る霊との対話の機会を持つことが出来ました。
先日、霊媒を通じて突然送られたメッセージ(【中川一郎霊からのメッセージ】)は既にご紹介しておりますが、そのメッセージを送ることになった目的などについて伺いたいと思ったのです。
当初は、既に通信が繋がっている中川昭一霊からの親子繋がりなのかと、安易に考えていた面もあるのですが、実はもう少し異なる、明確な目的の元に、今回の通信が可能となったようです。

文中の( )内は、文章を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年12月8日収録の『中川一郎霊との対話』をご覧下さい。





■ 中川一郎霊がメッセージを送ることになった理由と、現在の活動について


管理人
先日、霊媒を通じて送られたメッセージを読ませて頂いたのですが、メッセージの内容に移る前に、何故このメッセージを送りたいと、読んでもらいたいと思ったのか。
このメッセージを発信した目的について伺いたいのですが。

中川一郎霊
事実ではないことが、当り前のことのように通ってしまう。

管理人
その、事実ではないこととは、何を指しているのですか?
――例えば、このメッセージの中には、私の死因についてと言うことで、今世間では自殺と言うことになっておりますが、実はそうではないよと、そういうことを指しているのでしょうか。

中川一郎霊
そういうものもあるし、世の中全体が偽りの情報で溢れている。
それが悪意に満ちている。
そして、それを何も疑わずに受け止めている人が大勢いる――と言う現状は問題が大きい。
そう思ったので、また時間も経っているので、私の本心をお伝えをすることで何かのきっかけになればと考えて、今回お話しさせて頂きました。

管理人
あの、今の話を仲介している霊媒を通じた霊界通信のルートは、霊界側でかなり厳重に管理されているという印象なのですね。
今現在、私たちに確認する術はないのですが。
実際に霊界通信を行なっている中で、誰しもがこのルートを使って話が出来るわけではない。
そこで、今回中川一郎さんが、この話をされる上でこのルートを使えているのには、それなりの理由があると思います。
そこで伺いたいのですが、今は、どの様な活動をされているのでしょうか。

霊媒M
通信自体は歴代首相の霊団のご厚意によると言っているけれども、活動は別のところで行なっているみたい。

管理人
その活動を具体的に挙げて頂けますか。

霊媒M
――人が手を繋いでいる様子が見えるのだけど、はっきりとは伝わってこない。
人が手を繋ぎ合っている、そういうイメージが伝わってくる。

管理人
では、その点をもう少し細かく伺っていきたいと思います。
まず、今回は歴代首相の霊団のご厚意で…と言うお話ですけど、歴代首相の霊団とは別の活動、直接は関わりのない活動と言うことでよろしいですか。

中川一郎霊
連携は取っていますが、別の活動です。

管理人
それは政治に関わる活動ですか。
要は、生前の仕事に関係しているのかどうかなのですか。

中川一郎霊
日本に留まらず、世界で活動している。

管理人
その活動の分野は何でしょうか。
生前の仕事に絡めて言うと、政治に関連して世界で活動するというと、例えば外交関係があげられますが、どの様な分野の活動でしょうか。

中川一郎霊
――麻生さんの言う『自由と繁栄の弧』に関わる活動です。

管理人
一言で言うと、自由と繁栄の弧が出来るように、その下地作りをしていると言うことでしょうか。

中川一郎霊
まあ、そういうことです。

管理人
では、『自由と繁栄の弧』に共感を持っているところに対しては、それが具体的な形になるように働きかけて行きましょうと。
そして、現在は余り関心がないところについても、もう少し関心を持ってもらえるように働きかけましょうと言うことでしょうか。

霊媒M
だから、最初に来たイメージが『手を繋いだ人が朝日を見ている』様子だった。
もの凄く抽象的だったけれど、そういうことだそうです。

管理人
『自由と繁栄の弧』ね…。
それは、世界を股にかけていると言っても、今後の日本にとって、もちろん日本にとってだけではないけれども、とても重要な役どころではないですか。

中川一郎霊
この政策が完成されることによって、世界の価値観が全く変わってしまう。
それはとても大きな進歩だと思う。

管理人
ちなみに、その活動はいつ頃からされていたのでしょうか。
亡くなられてからなのか、もしくは生前に政治活動をされていた頃から、その様な活動を志されていたのかという点については、いかがでしょうか。

中川一郎霊
実際に政治家であった頃には、世界の価値観がそこまで成長していなかったので、それが実現可能となってきた頃、その少し前から霊界でプロジェクトが組まれて、活動が始まった。

管理人
そのプロジェクトが始まったのは、私たち人間の時間感覚で言うと、いつ頃なのでしょうか。

中川一郎霊
死んでから目覚めるまでに五年くらい経って、それからしばらく経ってから霊界で動きがあった。

管理人
そのしばらくとはどの位の期間なのでしょうか。
何故この様な事を聞くのかというと、霊界側でプロジェクトが組まれて活動が始まってから、私たちの人間社会に反映されるまでにどの位の時間差をおいて現れるのかを確認する良い機会と思いましたので。

中川一郎霊
目覚めてから、一年は経っていなかったと思う。(*注1)

管理人
では、一年としましょう。
そうすると、その時期について調べてみると、何か分かることがあるのかな。
ところで、今活動されているプロジェクトで、その活動を専門でされている方はどの位いるのですか。

中川一郎霊
少数精鋭で、それぞれの主要な国の文化に精通している人が――それは現場で活動する人なのだけど、各国に一人ずつ選出されている。
それ以外の裏方は大勢いる。

管理人
その活動をされている方は、どの様な経歴の方なのでしょうか。
生前にされていた職業・経験については。
やはり、政治家とか外交官の方でしょうか。

中川一郎霊
政治家とか…生前貿易商をやっていた方がいる。
外交官はいない。
政治家だった人はいる。

管理人
その政治家の方は、私が名前を聞けば「あぁ、その人知っている」と思うような方でしょうか。

中川一郎霊
結構古い時代の人だから、分からないだろう。

管理人
では、それはいいです。
でも、政治家とか貿易商の方がその活動に関わっている。
そして、その一員として中川一郎さんも共に活動をしていると言うことですね。
そこで、その様な活動の結果として現れたのかどうかは、現時点の私には何とも言えないのですが、実際にそれを明確な形で示したのが麻生さんだと思います。
はっきりと「こういう外交政策をとります」と示したのは。
麻生さん自身は、これまでも日本はそういう活動を、明示的にではないけれども、大まかに言えばそういう外交政策をとってきたと言う話をしていますけれども、誰にでもはっきり分かるように明文化した意味は大きいと思います。
そういう意味では、「よく見ているな」と思います。

中川一郎霊
あと、ちゃんと人の意見を聞いている。
周りの人の意見を吸い上げることの出来る人だ。

管理人
人の扱いが上手いですよね。
外務大臣の時もそうだし、その前の総務大臣の時もそうなのだけど、部下である官僚の扱いが上手いなという印象があります。
さすが元経営者だなと。
やはり、霊界側で活動した成果として、麻生さんがそういう形を示したと言うことなのでしょうか。

中川一郎霊
はっきり世界に対して発したと言うこと。

管理人
それも活動の一つであると言うことですか。

中川一郎霊
まだ具体的に動き出していないにしても、「その様な価値観があるんだよ」とはっきり示したのは大きいと思う。

管理人
そして今、中川一郎さんの息子である中川昭一さんが、まだ亡くなられてそれ程経っていませんけれども、「麻生さんの活動を支援する」という目的を持って、日々技術の習得に励んでいるというお話ですけど、生前からもそういう活動に付いて、中川昭一さんと、麻生さんとの間で、お互いに共有できる認識があったと思います。
だからこそ、今でも「助けたい」とか「支援したい」という強い思いがあるのでしょうね。
そこで伺いたいのですが、息子さんが生前に政治家として活動していた段階から、『自由と繁栄の弧』を作るのは大切だよ、重要だよという様な働きかけをしていたのでしょうか。

中川一郎霊
働きかけると言っても、元々物事を自分の目で見て判断できる能力を持っているから、一々気付かせたりする必要はなかった。
それは麻生さんについても言える。

管理人
どちらかというと、彼らは彼らなりの見識なり、経験に基づいて観察力・洞察力を働かせた結果、「これは大切だ」、「これを実現していこう」という結論になったと言うことでしょうか。

中川一郎霊
世の中のありのままの姿を、ちゃんと見極めることの出来る人なら、分かることだ。

管理人
私の場合、それを実際に見たのは、麻生さんの講演の記録をみた時に、これは凄いと一瞬でピンッ!ときたのですが、聞く前まではそういう発想はありませんでした。
その前からそういう発想があったのは、素直に凄いなと思います。
でも、霊界ではそれ以前からプロジェクトを組んで活動していたという事になりますから。

中川一郎霊
そうなります。

管理人
残念ながら、霊界の住人の皆様とこうして話をすることが出来る様になったのは、その話の後ですから。
当時は、予めそういう情報を得る立場にありませんでしたから。

中川一郎霊
やはり、政治に関わるか、官僚になっていれば、その様な情報に常に接する機会があっただろうから、もう少し違った視野で観察できたかも知れない。

管理人
一応、そういう価値観を示されたときに、その意味をある程度理解できたと思うので、現状ではそれで良いのかなと思います。
ただ、その点を理解している人の数はまだまだ限られていて、せっかく政府が方針を掲げたにも拘わらず、今度政権が変わってしまって、新しい政権は「東アジア共同体を作りましょう」などと言っているので、『自由と繁栄の弧』を作る流れは当面停滞してしまうのでしょうね。

中川一郎霊
今はそれぞれの国が、サブプライムの影響で余裕がないので、どちらにしても停滞気味にはなる。

管理人
余力がないと、なかなかそこまでは手が出せませんか。

中川一郎霊
自分達の安心が確保できて、初めて周りに目が向くものだから、今はどちらにしろ進み具合は遅くなっただろう。

管理人
それにしても、まさかその様な活動をされている方とは思いませんでした。
このメッセージには出てきませんから。

中川一郎霊
とりあえず、言いたいことだけをお話しさせて頂きました。


■ 鳩山首相と小沢民主党幹事長について


管理人
では、このメッセージの中から伺いたいことを、幾つかピックアップしていきたいのですが――一番最後の所の、鳩山首相と、民主党の小沢幹事長についてのコメントがあるのですが、この点についてもう少し詳しく伺ってもよろしいでしょうか。

中川一郎霊
はい。

管理人
では、『鳩山首相はとても貪欲な方ですから、外見の気弱さに騙されないように注意した方が良いように思います』と言うことなのですが、これは「人によっては、こういう風に見ている人もいるよ」と言う、一つの例えとして聞いて頂きたいと思います。
鳩山氏の考え方というか言動を聞いていると、『あの人、精神的におかしいんじゃないの?』と捉える人もいるのですね。
いかがでしょうか。

中川一郎霊
精神的におかしいのではなくて、自己防衛本能が働くというのか、とにかくその場その場で取り繕おうとするので、繋ぎ合わせると支離滅裂になってしまう。
そういうことなんだと思いますよ。

管理人
そうなんですけど、その度合いが余りに露骨すぎて、まともな人間ではこの状況を許容できないのではないの?
そういうことを平気でやってしまう人は、精神的にまともではないのじゃないのと思うのですが。

中川一郎霊
彼は、本当に世間知らずで、政治家をやるような資質を持った人ではないのに、誤った道を選択したのではないかと思える。
だから、辻褄が合わないことを言ったり、したりしてしまう。
それで、世間知らずで力はないのだけれども、もの凄くどん欲で執着心が強いように思う。
度が過ぎると、周りから嫌われてしまう。

管理人
まさに今、そうなりつつあります。

中川一郎霊
これは多分、執着心が強い故のおかしさなのだろう。

管理人
もっとも、その人個人がやったことについてその報いを受けるのであれば、それは彼自身が責任を負えば済む話でしょう。
ただ、それが一国の首相であって、彼の言動が国政を左右するような発言である場合、それでも国内の問題ならともかく、外国との関係についてそれをやられてしまうと、日本としては非常に不味い。

中川一郎霊
現にやっているし、付けいられる隙を自ら作ってしまっている。
外国としては、利用しようとは思っても、信頼の置けるパートナーと言う感覚では見ていないし、この政権が続くとは思っていないでしょう。
――ちょっと酷すぎる。
首相一人がおかしいならまだしも、周りも皆ちょっとおかしいので、フォローが効かない。

管理人
それを選んだのは国民ですから、国民がおかしいと言うことですかね。
しかも、選挙前からその危険性を警告していた人が少なからずいたのに。

中川一郎霊
今でも惑わされている人がいるというのは、ちょっと関心がなさ過ぎなのではないか。

管理人
関心がなさ過ぎるというか、情報の扱い方を知らないのが致命的なのだと思います。
例えば、一つの事柄について判断する際にも、複数の情報源から得た情報を比較・総合して判断するとか、或いは二次情報である報道の元となる一次情報にアクセスできる場合は、一次情報にまで遡って判断するなど、情報を注意深く扱う事の重要性が、まだまだ認識されていないように思います。

中川一郎霊
それから、例えば情報源がTVに限定されていても、冷静に考えられる人は違和感を持つのではないか。
そのくらい露骨になってきている。

管理人
まあ、観察する側にとっては、露骨なのは逆に分かりやすくて良いと思いますが。

中川一郎霊
それなのに気付かないのは、自分から積極的に動くのが苦手な人達なのかな。

管理人
それは、本当に気付かないのでしょうか。
仮に気付いていても、それまでの自分の判断が間違っていたことを認めることになるじゃないですか。
それを認めたくない人がいるのではないでしょうか。
自分達の間違いを認めたくないばかりに、現実に目を瞑っている人がいるのではないでしょうか。

中川一郎霊
仮に認めなかったとして、それで状況が良くなるのでしょうか。
頑なになればなるほど状況は悪くなるばかりで、自分の生活が苦しくなる一方だと思います。

管理人
でも、それは気付こうが気付くまいが、自分の生活は苦しくなるばかりなら、まだしも自分達に都合の良い夢を見ている方がマシと考える人もいるでしょう。

中川一郎霊
でも、気付いたら気付いた時点から対応策を考えて動き出すことが出来るから、動き出すなら少しでも早い方が良い。

管理人
そうなんですけど。

中川一郎霊
その辺の考え方の違いが大きいのでしょう。

管理人
意外と、そういう考え方の出来ない人が多いように見受けられます。

中川一郎霊
やはり、気持ちはどんどん切り替えていかないとなかなか前に進めないから、周りの状況も良くなっていかない。
そういう切り替えの早さは必要だ。
これは誰にでも必要だ。

管理人
そうですね。
必要なのは理屈では分かっていても、それを認めたくないと言う人は少なからずいるのではないかと思う。
そういう人が少なからず、かなりの割合でいるのではないか。
だからこそ、今のような膠着状態が続いているのではないでしょうか。

中川一郎霊
その辺は理解できない。
切り替えることで何か失うことがあるのですか。
決してその様なことはないと思います。

管理人
それは経験の違いではないでしょうか。
経験が足りないので、今まで自分の信じてきたものが間違っているのかも知れないとなった時に、その今まで信じてきた時間が無駄になってしまう様な錯覚に襲われてしまうのではないか。
でも本当は、その時間をかけて経験を積み重ねてきたからこそ、今その間違いに気付いたのではないか――そういう肯定的な捉え方が出来るのだけど、経験が足りないのでそういう捉え方が出来ない。
そういうことだと思います。
だから、気持ちを切り替えることが出来ない。
自分の非を認めることになるから。
そこから一歩突き抜けると、確かに自分の判断の誤りはあったけれども、そこで気付いてやり方を変えることでステップアップできるなら、それでいいじゃない。
そういう方法に方向転換できれば良いのですけど。

中川一郎霊
人は失敗しながら成長していくものだけど、そういう価値観を今は教わっていないのかな?

管理人
教わっていないと思います。
今の日本の社会は、失敗に対して寛容ではない仕組みがあると思います。
例えば、米国の名だたる企業の創業者でも、かつて何度も破産したという話を聞きますが、日本の場合は一度会社を潰すと、再起するのは難しい様に思います。

中川一郎霊
昔は、板前さんも包丁で怪我をしたら一人前というように、怪我するくらい包丁を扱うようでないと成長できない。
そういう価値観は元々はあった筈なんだ。

管理人
全てがそうだとは言わないけれども、一度失敗してしまうと、その失敗の清算から再起までにかける労力が、例えば米国と比べると、日本の場合は余計に労力がかかる印象があります。

中川一郎霊
そういう意味では、海外の人はドライというか、日本人は情で動く部分があるので、その点が弊害になっているのだろう。
本来なら、同じ情でも『情に厚い』のなら良いのだけど、『情に脆い』人が増えているのかな。
『情に厚い』人なら、時には言い難いこと、厳しいことでもきちんと言える。
逆に『情に脆い』とほだされちゃって、何でも相手の言うことを聞いてしまうので、物事の全体を見て結果の部分だけを修正して行くと言うことが出来なくなってしまう。

管理人
今の日本人がその状態じゃないですか。
正に情にほだされている。
「可哀想だから」とか。

中川一郎霊
では、「何故その可哀想な状態になったのか」によっても対応が変わってくるし、可哀想な状態の中でどの様な活動をしているのかとか、色々な要素が絡んでくる。
とにかく、一つの現象だけを見て全てを決めてしまう、全体を捉えることが出来ないという教育をしているのは、非常に大きな問題だと思う。
もっと全体から物事を捉えられるような考え方が出来る様な教育が必要。

管理人
でも、それは難しいですよ。
教育を与える側にそれがないから。

中川一郎霊
これは、人生経験がとても重要なものだから、その世界だけしか分からない状態の人が、人を育てるのは難しいかも知れないですね。

管理人
そういう人は特定の知識や技術を教えることは出来ても、人間性を高めるような教育は難しい。

中川一郎霊
本当は、そういうことは両親が教える。

管理人
教えると言うよりは、親が実践してみせるものでしょ。

中川一郎霊
自然に学び取って行くものというのかな。

管理人
親が実践して見せて、子供はそれを見て「ああ、そうなんだな」と自覚して行くのでしょう。
今時の親は子供の知らないところで仕事をしているから、なかなか難しいですね。
子供時代の半分以上を育児施設で育ちましたと言う人もいるくらいだから。
――ということで、話を元に戻します。
小沢氏については『小沢氏の方が余程空疎で、心の中は虚無そのものといった感じです』という事ですが、私たちの認識としては、今の民主党政権のキーマンというか、核になる人物が小沢氏であると受け取っているのですが。

中川一郎霊
本当に彼自身の力であの地位を得たのですか――というと、必ずしもそうだとはいえないと思います。
彼にそれだけの力はないと思います。
ようするに、彼の中身は空っぽで、マリオネットのようなものだ。
だからこそあれだけのものが与えられた。
裏返せばね。
そんなに黒い噂が沢山ある人の元に、それだけの人が集まるでしょうか。
信頼を寄せて。

管理人
集まるというか、実際にその人達が選挙で支持されましたが。

中川一郎霊
それは表面的なものに惑わされている部分が大きい。

管理人
でも、表面的に見ても、選挙の前の段階でも『不正献金疑惑』など、色々あったにも拘わらず、選挙で選ばれてしまった。
表面的なものすらまともに見ていないのだろうと思いますが。

中川一郎霊
まあ、宗教の教祖様にお布施を施している信者の信教に近いものがあるのでは、と言う気はします。

(中略)

中川一郎霊
彼には自由はないのではないかと思える。
それ程雁字搦めじゃないの。
一般的には悪の象徴のように言われているけれども、意外と彼の中はカラカラに乾いた砂漠みたいだ。
そんなにどん欲に金を集めてやろうとか、地位を得てやろうというものは感じられない。

管理人
であれば、今の政治に関わることには、余り関心はない?

中川一郎霊
いいなりに動いている感じで、彼自身がない。

管理人
今の話ではないけれども、どこかの教祖様のいいなりになった信者のような…。

中川一郎霊
立場的にちょっと違う。
どちらかというと、教祖に祭り上げられて縛り付けられているという感じですか。
そして、実権を握っている者は裏にいる。
だから、御輿に乗っているだけというような…。

管理人
では、小沢氏が御輿に乗っているのですか?
そして、鳩山氏も御輿に乗っているのですか?

中川一郎霊
その組織が非常に警戒して、何重にも予防線を予防線を張っているのでしょう。


(中略)

管理人
今日の所はこのくらいでしょうか。
では、今日は貴重なお話をありがとうございました。





*注1:
恐らく、昭和天皇が崩御され、時代が昭和から平成に移り変わった前後の時期と思われます。
中川一郎霊の話に基づけば、『自由と繁栄の弧』を作る為の霊界からの働きかけは、平成の時代の訪れと共に始まったと言えそうです。

中川一郎霊 & 【Silvercord】管理人 

2009年12月22日火曜日

中川昭一霊との対話(その2)

この度は、『中川昭一』と名乗る霊より、「自分が現在いる場所についての話がしたい」との希望により、対話の機会を持つことになりました。
本題はもちろんのこと、現在の日本が置かれている状況についてなど、今回もなかなか興味深い話を伺うことが出来たと思います。
この時は、中川昭一霊以外にも、『中川一郎』と名乗る霊や、『松岡利勝』と名乗る霊の話を伺っておりますので、順次公開していきたいと思います。

文中の( )内は、文章を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年12月8日収録の『中川昭一霊との対話(その2)』をご覧下さい。 





管理人
この度は、中川昭一さんから、是非お話ししたいことがあるとのことですが。

中川昭一霊
今、自分がいるのがどういう場所なのかをお話ししたい。
まず、霊界通信を送る時には、分かりやすく『霊界』と言う表現をしているけれども、実際には純粋に霊の世界ではなくて、地上界よりは成熟しているけれども、やはり肉体と霊体が融合した形で存在している世界。

管理人
その肉体を構成している要素は、地上界の肉体とは…。

中川昭一霊
それよりも、もっと細かい。
地上界はもっと荒い。

管理人
では、ここから順番に伺っていきたいのですが、人間が生まれるのと同じような形で、今の境涯に生まれ変わったという捉え方でよろしいのでしょうか。

中川昭一霊
それが、地上界とは違って、『人が子供を産んで育てる』という感覚というか、システムはない。
そして、地上界とは違って、記憶を持ったまま存在できる。

管理人
では、当然のこととして、生前にどの様な目的を持って生まれてきたか――とか、それ以前の事も今では分かっていると言うことですか。

中川昭一霊
そういう記憶を持って活動する中から学び取る、そういう世界。
細かいシステムはまだ分からないけれども、地上界と表面的には殆ど変わらないような雰囲気。
ただ、科学がもの凄く進んでいる。

管理人
では、科学が進んでいると言う部分で、何か事例を紹介して頂けますか。

中川昭一霊
例えば、地上界では『仙人は霞を食べて生きる』というけれども、その様な形でエネルギーを取り込めてしまう。
その仕組みが解明されている。
それで、生きる為に働くのではなくて、自分のやりたいことの為に働くのが、この境涯では当り前だ。

管理人
やりたい事というか、働くことの中に自分の関心の矛先が向いている?
「身体を維持する為」ではなくて、「自分の知的好奇心を満足させる為」に働くというか…。

中川昭一霊
身体を維持することを、それ程重視しなくても暮らせる世界。

管理人
それ程重視しなくてもと言うことは、何かしらの制約はある?

中川昭一霊
地上界と比べれば全然縛りはないように感じられるけれども、この境涯にはそれなりの縛りはあるのだろう。
ただ、自分にはまだ詳しくは分からない。

管理人
それは、今後その世界で色々と体験を重ねる中で、学んで行くのだろうと言うことですね。
では、話を先に進めましょう。
これまでにも、生前人間とした暮らした方が亡くなった後に、「今いる境涯はこの様な世界ですよ」という情報を伝えてくれた方は沢山いて、そういった情報が書物になって残されていますけれども、それらの書物を通じて、ある程度の予備知識を持っていると言うのが、現在の私の立場だと認識しております。
その前提に立った上で質問をしますけれども、まず、現在の境涯についての話の前に、中川さんが亡くなられた直後の時には、歴代首相の霊団の方が出迎えにこられたという話は、以前伺いました。
その後、中川さんの、いわゆる『守護霊』の方には会いましたか。

中川昭一霊
『守護霊』という存在なのかはよく分からないけれども、案内役の方はいた。

管理人
では、亡くなられた後、首相霊団の方と別れてから、案内役の方はいると。
色々面倒を見てくれていると。
こちらで聞いている限りでは、「霊として地上界に向けて働きかける為の技術を習得する為に、現在は修行を重ねている最中だ」と認識しておりますが、その活動に案内役の方はどの様に関わってきているのでしょうか。

中川昭一霊
案内役の方は、死んでから、新たな世界へ送り出す為の間の期間に、お世話をしてくれた。

管理人
あの、バーバネルさんが、新たに亡くなった方の世話をしていると言う話がありました(*注1)けれども、それと似たような活動をされている方と捉えればいいのかな。
では、守護霊さんとは別の方のようですね。
未だに会っていないと言うことですか。
そちらの方面には余り関心がないのかな。

中川昭一霊
明確な目的があって、そこに向かって動いてしまっているので…。

管理人
特に、その目的が地上界に向けて働きかけることでしょ。
ですから、守護霊が出てくる場面ではないのかな。

中川昭一霊
本人が迷った時とか、行き詰まった時に手を貸してくれる。

管理人
人によって違うとは思いますけど、死んだ後に、守護霊の方が――教師というか、教え諭す役割を担ってくれて、修行を重ねて行く方もいると伺っておりますけれども、その様な関わり方はしていないと言うことですか。

中川昭一霊
多分、そういう関わり方をする人は、自分の中に迷いを持っている人だろう。
そして、自分には迷いはない。
やるべき事が見えていて、着々と準備を進めている。

管理人
とりあえず、こちらから伺っておきたいのはその程度なのですが、ここまでで話し足りないことはありますか。

中川昭一霊
これは自分のいる世界のことではなくて、地上界のことなのだけど、今の日本の置かれている状況を分かりやすく説明すると、
『巨大なネズミ取りがあって、その中にチーズが置かれています。
そのチーズには虫が集っています。
そのチーズを狙っているネズミが、チーズの前にいます。
そのチーズをネズミごと狙っている猫が、ネズミの背後にいます。
そのチーズを表しているのは日本で、ネズミを表しているのが朝鮮半島で、猫を表しているのが中国です』

管理人
それで、その巨大なネズミ取りの入れ物を表しているのは?

中川昭一霊
それは、巨大な罠ですから、中国と朝鮮半島…中国と繋がりがある所を一網打尽にしようとしている。
そういう巨大な罠がある。
中国が手を出したら、自らの手が挟まれて、傷を負うことになります。
ちなみに、チーズに集っている虫は在日(=在日韓国/朝鮮人)です。

管理人
あぁ、はい。
そういうことですか。

中川昭一霊
分かりやすく表現すると、そうなります。

管理人
その罠が気になる所ですね。

(中略)

中川昭一霊
北朝鮮という国を見てきたのだけど、あの国は国民がまるで家畜扱いされている。
これほど酷い国はないのではないか――という、酷い怒りを感じた。
それで、拉致被害者の方の様子も気になったので見てきたのですが、現段階では口にすることは出来ません。

管理人
出来ません?

中川昭一霊
影響が大きすぎると言うことですね。

管理人
それでは、どの様な影響が大きいのかは分かりませんが。

中川昭一霊
とにかく、今は口にする段階ではない。
一応、「見てきました」という報告まで。
でも、本当に、あれが人間の住んでいる国とは思えない。
ましてや、かつては日本国民として過ごした人々が築いた国とは思えない。
それ程酷い。

管理人
では、拉致被害者の方については、今は話す段階ではないと言うことですが、北朝鮮の酷い現状について。
今の中川さんは、生前よりはかなり視野が広まっているだろうから、何故北朝鮮の方がその様な状況に置かれているのか、その因果関係についてある程度分かるのではないかと思うのですが、その点について話して頂けますか。

中川昭一霊
これは、政治家だったら容易に想像がつくことだと思うのだけど、国は国民一人一人の意識によって形が出来上がっているから、国民が求める必要がある。
結局、あの様な形で成り立っているのはどうしてかというと、色々あるだろうから一概にはいえないのだけど、個々の責任において活動するという感覚が目覚めていないのだろう。

管理人
まだ、自我が弱いと言うことですか?

中川昭一霊
だから、支配されることに甘んじてしまう。
そういう人の割合が大きいのだろうと言うのが、結論。

管理人
これは、北朝鮮の内情について、外側に漏れ伝わってくる情報の断片から推測したものでしかないのだけど、今の北朝鮮が置かれた状況は、日本が併合する以前の李朝時代の状況をそのまま再現しているのではないかという意見があって、私もその様に思う一人なのですが、いかがでしょうか。

中川昭一霊
それは全くその通りで、日本人として暮らしていた経験や知識が全く生きていない。
非常に残念なことだけれども、全く生きていなくて、まだ韓国の方が少しは、何某かのものがあるのかなという気はします。

管理人
そうですね。

中川昭一霊
やはり、自ら努力して得たものではなくて、他人から与えられたものだから、成長がなかったのだろう。
やはり、自ら試行錯誤して作り上げて行く経験は重要である。

管理人
そうですか。
では、ここで話題を変えます。
先日霊媒から、中川一郎さんからのメッセージを受け取ったという風に伺って、そのメッセージも拝見したのですが、実際にそちらの世界に行かれてから、お会いになりましたか?

中川昭一霊
はい。
会いました。

管理人
その中で、差し支えのない範囲でよろしいのですが、どの様な話をされたのかを聞かせて頂けますか。

中川昭一霊
プライベートな話は控えさせて頂きたいのですが、政治的なものに関しては、ほぼ同意見だった。

管理人
同意見というのは、生前の中川さんが取り組んでいた様々な政策について、同意見だったと言うことですか?

中川昭一霊
政策に留まらずに、心構えについても共感できるものだった。

管理人
では、生前の政治活動について、お父さんはどの様に言っておられましたか。
例えば「よく頑張った」と労っていたとか…。

中川昭一霊
「苦労をかけた」というのが一番に来た。

(中略)

管理人
まだ、お父さんが亡くなられた時も、政治家として脂が乗っていた時期じゃないですか。
まだまだこれからという。
その様な時期に、人間としての活動にピリオドを打たなくてはならなくなってしまった。
やはり、やり残した無念な思いもあっただろうし、それがあったので、後継という形で昭一さんが急遽選挙に出られたじゃないですか。
そういう意味での「苦労をかけた」と言うことなのでしょうか。

中川昭一霊
そういうことでしょうね。

管理人
ご自身としては、急にお父さんの跡を継ぐという形ではなくて、政治を志す可能性はあったのでしょうか。
政治家の前には銀行員をされていたそうですが。

中川昭一霊
いずれはそういう可能性もあったのだろうけれども、まだ先の話だと思っていた。

管理人
それが、突然その様なことになったという印象なのでしょうか。

中川昭一霊
この頃のことは、自分にとっては余りよい感情がない。
余り話したくない。

管理人
では、その話はここまでとします。
こちらとしては以上なのですが、言い残したことはあるでしょうか。
もっとも、今後も折に触れてこの様な機会を持ちたいと思いますが、今日はこのくらいでよろしいですか。

中川昭一霊
はい。

管理人
では、今日はこのくらいで終わりたいと思います。
どうもありがとうございました。





*注1:
『シルバーバーチの霊訓』でお馴染みのシルバーバーチ霊が、霊界通信を行なう上でのパートナーとなった霊媒として有名な、モーリス・バーバネル氏の事。
これは未公開ですが、以前霊媒を通じてバーバネル氏の現状について伺ったところ、「死後しばらくの間は霊界の様々なところを転々とした後、現在は『死んで肉体から離れたばかりの霊のお世話をする』役割を担っている」との話を聞いておりました。

中川昭一霊 & 【Silvercord】管理人 

2009年12月21日月曜日

『将門の首塚』の役割(その3)

今回の記事は、【『将門の首塚』の役割(その1)】【『将門の首塚』の役割(その2)】の続編であり、将門の首塚についてはこれが最終回となります。
前回までの対話では、将門の首塚の役割や、日本全国に点在する“要となる土地”についての話を伺いましたが、今回はそれらの話を補足するような内容となります。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年11月2日収録の『将門の首塚の役割(その3)』をご覧下さい。





(『将門の首塚』の役割(その2)のつづき)

管理人
それから、将門の首塚の土地そのものが担っている役割について、直接の関わりはないかも知れませんが、何故この場所が将門の首塚として祀られるようになったのでしょう。
平将門とどの様な関わりがあったのでしょうか。

霊媒M
あそこ(=将門の首塚の敷地)に由来が書いてあったでしょう?

管理人
由来は書いてあったけれども、霊界から見てそういう意味合いのある土地なら、別に将門ではなくてもよかったのでは?
歴史を辿れば、将門でなくとも同様の役割を担える人物はいるでしょう。

霊媒M
将門がその土地を管理していると考えたら?

管理人
そうなのですか?
逆にそこを聞きたいのですが。

霊媒M
――そういうものだと思っていた。

管理人
そういうものと思っていたではなくて、そこを確認しておきたいのですが。

霊媒M(通信霊)
楔(くさび)自体が、エネルギーと言うよりは霊。
人柱ではないけど、霊が楔としてその場に留まっている。

管理人
では、将門さんが人柱として留まっているのでしょうか。

霊媒M
はっきりとはしないけれども、そういうことではないか。

管理人
はっきりしないと。
何か、隠しておきたい事情があるのでしょうか。

霊媒M
分からないけれども、はっきりとは伝わってこない。
そこから解放されるまでは、その場に留まっている。

管理人
解放されるまで、とは…。

霊媒M(通信霊)
その役目が終わる時まで。
途中で交代することはあるかも知れないけれども、人間が住んでいる間は解放されない。

管理人
別にその様なことは知らなくてもいいよ…と言うことなのかな。

霊媒M
そうかも知れない。

管理人
でも、知らなくてもいいよと言われても、その仕組みがどうなっているのかを理解しているのと、理解していないのとでは、大きな違いがあると思う。
一を語るときに、一を知っていれば良いというのでは、理解の程度が限定的になるけれども、一を語るときに十を知っていれば、より多くの視点から様々な知識を援用できるので、同じ一を語るにしても理解の程度が変わってくるのではないか。

霊媒M(通信霊)
楔となる霊というのは、その霊自体がその身にエネルギーを浴びて調整している。
地震(=阪神淡路大震災)が起こった時に交代しているかな?

管理人
地震については後ほど聞きます。
――と言うことは、霊界から送られた霊的エネルギーを受けて変換しているのが天皇じゃないですか。
そして、天皇が変換したエネルギーを更にその後で、いわゆる覡(かんなぎ)の様に調整する役割の霊がいる。

霊媒M
それが、将門なんじゃない?
多分。

管理人
多分?
どうなのでしょう。

霊媒M
将門なのでしょう。
多分。

管理人
多分?
――楔という意味はそういうことなのですね。
何となく分かってきた。

霊媒M
元々こちら(=霊媒)が知識を持っていることではないから、対話を通じて徐々に意味合いが分かって来る。

管理人
でも、そう考えてみると、仕組みとしては入れ子構造の様になっている。
つまり、霊界から送られたエネルギーを変換する存在がいて、そこで変換されたエネルギーを更に細かいレベルで調整する存在がいる。
それで、役割としては双方共似通っているのだけど、それぞれの役割に応じて受け持っている範囲が異なる。
電気で例えると、発電所と変電所があるでしょう。
霊界からドンと霊的エネルギーが送られるのが発電所だとすれば、天皇はその先にある生物が霊的エネルギーを受けやすい性質に変換するのだから、役割としては変電所に近い。
そして、更に流れていった先に、例えば家庭に入る少し手前には、電柱の上に変圧トランスがついているけれども、それがそれぞれの要になる土地に宿っている楔の役目を担った霊と言うことになる。
その様なイメージに近いのでしょうか。

霊媒M(通信霊)
はい。
それで、さっきの神戸の地震についてだけれども、今まで楔としての役割を担っていた霊では、許容範囲を超えてしまった。

管理人
つまり、需要が増えすぎたので、対処しきれなくなってしまった?

霊媒M(通信霊)
その霊では対処しきれなくなったので、“ドンッ!”と来た。
その後、もっと強力な別の霊に入れ替わっている。

管理人
ちなみに、日本でも巨大地震の発生しやすい場所があるのですが、その場所の近くに要となる土地、楔となる霊のいる場所があるのでしょうか。
必ずしも地震という形で現れるかどうかは、何とも言えないのだろうけれども…。

霊媒M(通信霊)
これは、調整役の霊だけの問題ではなくて、その土地に住む人とその土地を守る神様との関係もあるし、一概にそういうことは言えない。
例えば、広島の厳島神社では、神様とその土地に住む人の関係がうまく行っていない(*注1)為に、よく水害に見舞われて神社が被害に遭うけれども、地震が発生しやすいから近くに楔となる霊がいるかというと、一概にそういうことではない。
複雑な仕組みがある。

管理人
その複雑な仕組みは、人間に説明しようとしても、理解の範疇を超えている?

霊媒M(通信霊)
発しても、器側(=霊媒)が受け止められるようになるまでに時間差がある。
例えて説明することは出来るけれども、元々そういう仕組みを理解していない場合には、その例えに辿り着くまでに時間がかかる。

管理人
今の段階で適切な説明をするには、例えようがないと言うことでいいのかな。

霊媒M(通信霊)
はい。

管理人
では、今説明が出来る範囲内ではその様な仕組みだと言うことですね。
そこで、神戸の地震の件ですけど、今まで楔として調整役を務めていた霊では対処しきれなくなった原因は、エネルギーの需要と供給のアンバランスだと言うことなのですが、それは、単純に需要が増え過ぎて供給が追いつかなくなったのか、或いは需要に合わせて供給量を増やそうとしたところ、それに失敗してしまったのかという点については、いかがでしょうか。

霊媒M(通信霊)
例えば、家庭用の電気で電圧が決まっているでしょう。
家庭用が100Vだとしたら、100Vしか通してはいけない所に120V通ってしまったとか…。

管理人
でも、その120Vはどうして通ってしまうのですか?
100Vしか通さないところには、100V以上通らないようにする為に調整しているのではないですか?

霊媒M(通信霊)
繋ぎすぎると大変なことになる。
制御する方はその状態を維持しようとしても、引き出す側がそれ以上のものを引き出そうとするので、制御しきれなくなる。

管理人
――と言うことは、今の電気の話に例えると、家庭用の電気の使用契約を、最初は10Aにしていました。
そしてしばらくの間は問題なく使えていたのだけど、ある時新しい家電品を購入して、全ての家電品の電源を入れた時にブレーカーが落ちてしまった。
そのままでは不便で使えないので、新たに20Aの契約にしたところ、全ての家電品を同時に使えるようになったと、そういうことですね。
そして、ブレーカーの落ちた瞬間が地震の発生したタイミングで、その前に新たな家電品を購入するような動きがあったのだと。

霊媒M(通信霊)
はい、そういうことですね。

管理人
ちなみに、その動きが何かは分かりますか?
恐らく人の動きに連動するのだろうけど。

霊媒M
あの、トヨタ(=トヨタ自動車)が外国人を大量に雇用したのは、いつですか?

管理人
それは、調べれば分かると思うけれども、今は分からない。

霊媒M
もし、それが地震の起こる前なら、関係があるかも知れない。

管理人
つまり、外国人労働者の流入ですか。
この十年…十年ではきかないかも知れないけれども、中国人の永住者か急激に増えているようです。
それに、永住者でなくとも、外国との間で人の移動が増えれば…。

霊媒M(通信霊)
観光などで一時的に入ってくる場合は、影響がない。
後から日本に入ってきて暮らします――という人が増えすぎる場合は、影響がある。

管理人
増えすぎるというのは、どの位なのですか。

霊媒M(通信霊)
国内で生まれたり亡くなったりは想定の範囲内なので、どうとでも対処可能だけれども、外国から入ってくる人が急激に増えると、対処しきれなくなる。

管理人
そうすると、首都圏の場合はどうなのでしょうか。
首都圏は日本人の人口も多いけれども、その分流入する外国人の数も多いと思うのだけど。
割合は分からないけれども、人数としては多い。
――と言うことは、今の政権は外国人を大量に受け入れようとしているけれども…。

霊媒M(通信霊)
沖縄に移民を入れる構想をしている(=【民主党:沖縄ビジョン】)けれども、それを本当にやったら沖縄がどうなるか分かりませんよ。
沖縄の楔が壊れますよ。
米軍の場合は、日本にとって必要だからこそ、存在を許容されているのだから。

管理人
多分、後の働きの為には、日本は余り手を汚さない方がいいのでしょう。
だから、アメリカが汚れ役を買ってくれている方が、都合がよいのでしょう。
その関係を理解していればこそ、安易な反米をやってはいけないのだけど。
そこは上手くフォローしてあげないと。

(後略)





*注1:
日本でも有名な神社の一つである『厳島神社』ですが、厳島神社に使えておられる方や、地域住民の方と、厳島神社の神様の行き違いにより、厳島神社の神様は本来の力を発揮できずにいるようです。
私たちが厳島神社を訪れたのは今年の5月でしたが、現在でも余り状況に変化はないようです。
このテーマについては、本家サイト『銀の紐を越えて』で公開しておりますので、併せてご覧頂ければと思います。

【厳島神社における霊界事情(日本のパワースポット7)】

霊媒M & 【Silvercord】管理人 

2009年12月15日火曜日

天皇陛下と中国国家副主席会見の裏側

既に皆様もご存じの通り、民主党のごり押しによって行なわれた【天皇陛下と中国国家副主席との会見】ですが、これまでは民主党に対して好意的な見方をされていた方の中からも非難の声が上がり始めているようです。
さて、この度の会見について、急遽霊媒からの連絡を受けました。

まずは、こちらのメッセージをご覧下さい。





『彼らの行動全てが霊界に対しての挑戦であり、その考え方は誤りであると気付いていただくためにも、今まで彼らが受けていた恩恵の元を断ちます。
そうする事で自らの無力を知るでしょう。
彼らの思い上がりにも、そろそろ終止符を打つべき時がきたという事です。
彼らがもう少し謙虚であれば継続して支援し続けたのですが、今となっては仕方がありませんね。
影響としては、土地全体の生命力の衰えによる不活発化が促進されます。
病や飢餓による死者の増加や旱魃による不作、各産業の衰えなど多岐にわたります。
不作の上に家畜も流行り病や飢えで死んでしまうでしょうから、飢えを凌ぐための殺人も増えるでしょうね。
彼らの土地に生存しているあらゆるものが衰え、多くの命が失われます。
世界各国との関係の衰えも促進されますね。
これが、日本にある拠点の守人であり、覡(かんなぎ)である天皇を政治利用した結果ですね。
当然、バチカンからの支援もありません。』

(2009年12月15日)





霊媒によると、このメッセージの送り主は、霊界と地上界を繋ぐ拠点に関わる霊団らしいとのことですが、現時点では詳しいことは分かりません。
一つだけはっきりしているのは、この度の事件をきっかけとして、霊界から地上界に向かって注がれる霊的エネルギーのうち、中国に対してのエネルギー供給を絶つことに決定され、それが霊媒を通じて当Blogで告知する許可を得たと言うことです。

恐らく、その為の手続きの一環として、天皇陛下と習近平氏との接触が必要だったのでしょう。

インターネット上でも、「習近平氏がお持ち帰りになった」との囁きが聞こえておりますが、より具体的には上記の現象が中国全土を見舞う事になるのでしょう。
例え意識せずとはいえ、彼ら中国人は、自らの手で自身の息の根を止める事になるのです。

【Silvercord】管理人 

2009年12月13日日曜日

『将門の首塚』の役割(その2)

今回の記事は、先日投稿した【『将門の首塚』の役割(その1)】の続編となります。
前回の対話では、将門の首塚の役割についての説明がありましたが、今回も引き続き将門の首塚についての話を伺います。
どうやら、将門の首塚と同様の役割を受け持っている土地が、日本全国に存在するようなのですが…。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年11月2日収録の『将門の首塚の役割(その2)』をご覧下さい。





(『将門の首塚』の役割(その1)からのつづき)

管理人
エネルギーが注がれていると言うことと、私たち人間が受けやすい性質のエネルギーに変換する為に、覡(かんなぎ)としての天皇が必要な存在であると――天皇に限らず、覡と言う存在が必要である、要の役割を担っている。
……という一連の話を受けて、その全体的な枠組みの中で特定の役割を担った将門の首塚がある――という全体的な流れについては分かりました。
ここで話を先に進めますね。
今、実際に行ってきたところ、人間側では首塚を信仰の対象として扱っているけれども、霊界側の認識としては、信仰の対象として扱われる存在ではない。
それが今、信仰の対象として扱われていることについて、どの様に見ていますか。

通信霊(霊媒M)
霊界側から見ると、その土地を犯されるとエネルギーバランスを崩す事になるので、それを抑える為に起こしていた現象を、人間の側が“祟り”として捉えて、「この土地は祟りを鎮める為に触らないようにしましょう」とお祀りしているのだろう。
その土地を弄るつもりが無ければ、それはそれで構わない。

管理人
例えば、キリスト教で、キリスト教会は、これまでの人類の歴史で仇となることをかなり行っている。
ただし、2000年くらい前に存在したイエスという人の示した霊的知識が、ある程度原形を残したまま語り継がれていて、その為の媒体となっている。
そういう意味での存在意義はあるわけで、それと似たような位置づけにあると言うことでしょうか。

通信霊(霊媒M)
それから、拠点を守る役目も果たしている。

管理人
そうですね。
実際に行なっている側は意識していなくとも、「結果として役に立っていたね」と言うことでよろしいでしょうか。

通信霊(霊媒M)
はい。

管理人
では、話を先へ進めます。
実は、「将門の首塚と同じような役割を担っている場所が、他にも存在する」と霊媒が言っているのですが、将門の首塚以外の場所について教えて頂けますか。

通信霊(霊媒M)
北海道とか四国のように、日本を構成する大きな島には、一つずつの場所が存在する。

管理人
そこで伺いたいのは、本来は日本が管轄するべきであるのに、現在は他の国に占拠されている土地があるのですが、その土地の扱いはどの様になっているのでしょうか。

通信霊(霊媒M)
その土地は、現在は切り離されている状態。(*注1)
あくまでも、現在の日本が管轄している土地の中に七カ所ある。

管理人
では、今他の国に占拠されている土地にも要となる場所があるけれども、日本を流れるエネルギーを管理する霊団の管轄外であると言うことですか。

通信霊(霊媒M)
日本側にとってもロシア側にとってもグレーゾーンになるので、そこは不活発。
ロシアの東側が寂れてしまうのは、その影響がある。
本来ならそちらの方へ(=日本と北方領土の間で)エネルギーが循環するはずなのに、現在はそちらの方にエネルギーが流れ込めずに、途中の枝分かれの場所で戻ってくるような状態にある。
ロシア側を通っているエネルギーも、その辺り(=北方領土)は迂回してしまうので、滞ってしまう。

管理人
本来ロシアが管轄するべき土地ではないから、そのエネルギーが流れるライン自体が繋がっていないと言うことですか?

通信霊(霊媒M)
そうです。
そういう影響で、(ロシアの)東側は人も少ないし、寂れてしまっている。

管理人
では、今日本が管轄している土地にある、七カ所の要となる場所はどこなのでしょうか。
将門の首塚はその一つとしてあると。
そして、日本の各島に一つずつあるとのことですから、本州・九州・四国・北海道で四つ。

通信霊(霊媒M)
それから、沖縄にもあります。
沖縄本島にある。

管理人
では、沖縄も含めて、五カ所。
それから、本州には将門の首塚以外にも何カ所かあるのかな?
具体的な場所を教えて頂けますでしょうか。

霊媒M
多分、こちら(=霊媒)に知識がないと、向こう(=通信霊)が送っても受け取れない。

管理人
では、地図を見れば分かりますか?

霊媒M
どうでしょう。
いずれ少しずつ明かしてくれると思いますが…。

(中略)

通信霊(霊媒M)
阪神淡路大震災が起こった時は、楔の状態が危なかった。

管理人
ちなみに、楔が危険にな状態になるのは、そうなる原因があると思うのですが、どの様な原因があったのでしょうか。
要は、楔の状態が危なくなって、過剰にエネルギーが噴出したので、その反応として地震が起こったのか、それとも危なくなった楔の状態を元に戻す為の働きかけを行って、その作用として地震が起こったのでしょうか。

通信霊(霊媒M)
楔が抜けかかって、一時的に過剰なエネルギーが噴出してしまった。
その後、再び楔を打ち込んだ。

管理人
そうなるにはそれなりの原因があると思います。
恐らく楔のある土地に何らかの手が加わったのではないかと予想するのですが。

通信霊(霊媒M)
楔のある土地に手が加わったという印象ではなくて、エネルギー供給量以上に人が集まり過ぎた。

管理人
でも、エネルギー供給量以上に人が集まりすぎると、エネルギーが足りなくなるのではないでしょうか。
必要とする量よりも少ない量しか供給できないのでしょう?

通信霊(霊媒M)
徐々に人口が増えるのであれば、少しずつエネルギーの流れのバランスを取ることが出来るのだけど、急激に人が増えたので、上手くバランスを取れなくなった。
要するに楔で栓をしているので、その栓が不安定になった。

管理人
そのエネルギーの需要と供給のバランスを取るのは、どの様にしているのですか。
例えば人が増えると、増えた人の分だけエネルギーの需要が増えるので、その分エネルギーの供給を増やさないとバランスが取れないじゃないですか。
その増えた需要に対して、どの様にしてバランスを取っているのですか。

通信霊(霊媒M)
楔の打ち込み具合で、通る量を増やしたり減らしたり――調整弁のように…。

管理人
では、楔と言うよりは調整弁といった方が正しいのかな。

霊媒M
そうかも知れない。
その時は、その調整弁の具合が良くなかった。
その頃に大量に人が増えたのかは分からないけれども、そういうイメージは伝わってくる。

(中略)

管理人
単純に言うと、人間が増えたのだろう。

霊媒M
移民が流入したとか?

管理人
それは分からないけれども。
しかも、今の話によると、神戸を地震が襲ったからと言っても、神戸でその様なことが起こったとは限らなくて、その周辺を含んだ地域全体としてそういう傾向があったので、バランスが崩れて、要となる土地がある神戸に"ドンッ!"と反応が出た。

通信霊(霊媒M)
そう、その楔が管轄する地域内で起こった。
それで、やっぱりそこは調整する場所なので圧力がかかりやすいから。

管理人
凄いですね。
将門の首塚は大切に扱わないと、東京で地震が起きますね。

通信霊(霊媒M)
あそこに影響が出るようなことをしたら、富士山が爆発しますよ。

管理人
"祟り"とか、そんな些細な問題ではないですね。
まあ、人間の受け取り方で"祟り"などと言っているのだけど、それによって「この場所は妄りに触っては駄目だよ」という社会的な共通認識が出来れば、それはそれで良いことですね。

通信霊(霊媒M)
だから、それはそれで意義がある。

管理人
結果オーライですね。

(『将門の首塚』の役割(その3)につづく)





*注1:
現在はロシアに占拠されている北方領土のこと。
この点については、【『国境を管理する霊団』からの警告】で、詳しく解説しております。

日本を管理している霊団の皆様(霊媒M) & 【Silvercord】管理人

2009年12月8日火曜日

中川一郎霊からのメッセージ

先ほど、霊媒より『中川一郎』と名乗る霊からのメッセージが届いたとの一報がありました。
彼の長男である『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージは、これまでにも当Blogで何回かご紹介しておりますが、この度、中川一郎霊から突如送られてきたとのことです。

果たして、メッセージの送り手は本当に中川一郎霊なのか、そしてこの度突然メッセージが送られた意図はどこにあるのか――疑問に思う点は色々とありますが、まずはメッセージをご覧頂きたいと思います。





■ 『中川一郎』と名乗る霊らかのメッセージ

初めてお話をさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

政治家には、国益を考えて働く者と己の利益の為に働く者と二種類の人間がいます。
そして、必ずと言っていいほど、己の利益を追求する者は国益を考える者を疎んじ、妨害策を講じてきます。
その一例が私の死であり、息子の死なのでしょう。

家族に対する責任すら果たさずに、途中で死を選ぶような心の弱い人間では、政治の世界で生きてゆく事は出来ません。
ですから、政治家の“自殺”報道は、まず疑ってかかる方が良いでしょうね。
責任感を持って働いていた方ならば尚の事、途中で仕事を放り出して自分だけ逃げ出すような無責任な事は出来ません。
あるいは、何かを守る為に自らの意思で死を選ぶ方もおられるでしょうが、それはごく稀な事なのです。

私の死についてご説明させていただきますと、当時の私はある問題である勢力と対立している状況にありました。
妥協すれば命が脅かされる事は無いと分かってはいたのですが、どうしても己の信念を曲げる事だけはしたくなかったのです。
信念を曲げて妥協してしまえば、その時は命を守る事は出来たでしょう。
ですが、それでは国のためにはならないと理解していましたし、何より、私を信じて国政の場へとお送り出して下さった国民の皆様を裏切る事になってしまいます。
ですから、それだけはどうしても出来なかったのです。
ほんの一時、命を永らえさせる為に後悔する事だけはしたくありませんでしたから。
ですから、自殺という事にされているようですが、自殺ではありません。
これは断言出来ます。
私は、それ程いい加減な気持ちで政治家として活動していたわけではありません。

政治家の死の裏側には、必ず、覆い隠したい事実を抱えている人物がいて、その人間が己の利益を守る為に裏切り行為をしている場合が殆どなのです。
そして、そのような人物を見分けるのは簡単です。
過去から現在に至る仕事ぶりを確認するだけで分かりますから。

少々重い雰囲気になってしまいましたので、この話はここで終わりにして、他のお話をさせていただきましょう。

―――民主党政権について少しお話いたしましょうか。

彼らの行動を見ていると、己の身の回りしか見えていないように思えますね。
ですが、彼らが今司っているのは国政です。
経験不足は言い訳になりませんし、自民党に責任転嫁するのもいただけません。
本来なら、政権交代を望んだ時点で、すぐに活動し始めることが出来る程に、前もってある程度準備をしておく必要がありました。
彼らは権力を欲しましたが、何の準備もしてきませんでした。
その上、経験豊富な前与党の意見を聞こうともしていないようですね。
充分な準備が出来ていないのであれば、前政権の政策を受け継ぐのは当然の事だと思うのですが、どうやら彼らには国民の生活が見えていないようです。
このような態度は怠慢もよいところで、政治家としての思慮に欠けているようです。
己の力量を弁えず、口だけは達者で実が伴っていない、スカスカの腑抜けに見えますね。

それに何より、天皇陛下を軽んじているかのような発言や行動は、己の耳や目を疑ってしまうほどです。
日本の政治家なら当然のように抱いている思いが、彼らには欠けているように思えます。
一体、何の為に政治の場へ出てきたのかと不思議に思うほどです。
彼らは己の利益追求に忙しいのでしょうか?
そのような方ばかりで構成されている党というのは、また珍しいですね。
大抵は、志ある者と利益追求派とが程よく混ざっているものなのですが…。
それとも、志ある方は淘汰されてしまったのでしょうかね。
もしそうだとしたら、これほど偏っていることも頷けますね。

後一つ、鳩山首相はとても貪欲な方ですから、外見の気弱さに騙されないように注意した方が良いように思います。
小沢氏の方が余程空疎で、心の中は虚無そのものといった感じですよ。
表面上のイメージだけで判断してしまわないように、冷静に事実を見極める目を養う努力は、皆様にも必要なことですから、この機会に両者をよく観察してみてはいかがでしょうか?

(2009年12月7日)





なかなか興味深い内容が語られておりますが、とりあえずはメッセージの紹介に留めたいと思います。
実は、中川昭一霊のご希望により、近日中に霊媒を通じて中川昭一霊と対話の機会を持つことになっております。
その対話の模様は、後日当Blogにてご紹介する予定ですが、或いは、その際に中川一郎霊からの話を伺う事が出来るかも知れません。

【Silvercord】管理人 

2009年12月6日日曜日

『将門の首塚』の役割(その1)

今から一ヶ月ほど前のことになりますが、皇居のすぐ近くにあり、心霊スポットとしても名の知られている『将門塚』――いわゆる将門の首塚を訪れました。
なぜ将門の首塚を訪れたのかというと、霊媒を通じて何度となく霊的存在と対話を重ねるうちに、『祟り神』といわれる将門の本質に興味を持ちました。
平将門の死から千年以上の時が流れておりますが、それ程の長期間に渡って祟り続ける怨霊など存在しない――との実感があるので、現代において尚祟り神として恐れられ、一方で信仰の対象となっている将門と首塚について、霊的な視点から観察してみたいと考えたのです。

その結果は、当初の私の想像とは異なり、かつ日本にとって非常に重要な役割を担う存在であることが明らかになりました。
将門を関東の守護神として扱うのは、ある意味本質を突いていたのです。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年11月2日収録の『将門の首塚の役割(その1)』をご覧下さい。







管理人
将門の首塚について、霊媒が「その場所に霊が漂っているなどと言うことではなくて、その場所自体に意味がある」と言っているのですが、その場所が持つ意味について教えて下さい。

通信霊(霊媒M)
土地本来が持っているエネルギー…日本であれば、日本自体を循環しているエネルギーがあって、そのエネルギーの流れ道でも、所々に圧力がかかり過ぎて脆くなる地点と言うか、力が加わる地点が所々にある。
その脆くなりやすい地点からエネルギーが必要以上に噴出しないように、霊的な楔(くさび)を打ち込んでいる場所。

管理人
今、その情報を送って頂いているのは、どういう方なのでしょうか。

通信霊(霊媒M)
日本を管理しているといっても、霊界から働きかけるのではなくて、地上界側に降りて管理している霊団。

管理人
以前、皇居にも管理する存在がいるという話を伺ったのですが、それと関係があるのですか。

通信霊(霊媒M)
皇居の場合は霊界から注がれるのだけど、どちらかと言えば土地自体が発しているエネルギーなので、そこには確かに霊が宿っているのだけど、別の枠組みになる。

管理人
それは、いわゆる産土(うぶすな)の神様のことですか。

通信霊(霊媒M)
霊界から送られたエネルギーは、地上界に馴染む形に変換されて、変換されたものが循環しているのだけど、馴染ませた後に循環するエネルギーを管理する必要がある。
滞りなく巡るように。

管理人
では、今の話をもう一度整理すると、皇居にいる神様は、霊界から皇居へ注がれる霊的エネルギーを管理しているのだけど、その後一旦地上界に馴染む形に変換されると。
その変換された後のエネルギーの流れを管理していると言うことですか。

通信霊(霊媒M)
霊界からのエネルギーの流れが動脈とすれば、馴染むように変換したものが静脈に例えられる。
だから、そこで馴染むようにする為に、その土地で必要なものと混じる。

管理人
その様な、管理をする存在がいると――それを踏まえて、首塚からは、そのエネルギーが溢れていると。
仮に、そのエネルギーがパイプの中を流れていると例えたら、その圧力がかかりやすい場所からパイプが破れてしまわないように、特別に厳重な保護が施してあるようなイメージでよいのでしょうか。

霊媒M
保護と言うか…。

管理人
それとも、ガス抜きしているような感じ?

霊媒M
ガス抜きと言うよりは、栓のようにして楔を打っているイメージだから…。

管理人
いずれにしてもその流れを制御する為の要?

通信霊(霊媒M)
そう。
それが抜けると結界が壊れる。

管理人
結界が壊れる…。
ちなみに結界が壊れてしまうと?

通信霊(霊媒M)
エネルギーが噴出するので、そこに力が溜まって爆発するような感じで、他に回る分のエネルギーが細くなるなどの弊害が出る。
爆発したところは噴出しすぎて、エネルギー多すぎると腐ってしまう。
細くなったところは枯れてしまう。

管理人
噴出しすぎると、例えばどの様な弊害が出ますか。
私たちの認識できるような現象として、どの様な影響が現れますか。

通信霊(霊媒M)
人の感情に作用するとしたら、エネルギーが細くなったところは、活気が無くなってやる気を失っていく。
エネルギーが爆発してしているところは、過敏になり過ぎて、感情的になってしまう。

管理人
殺伐とした雰囲気になるのかな?

通信霊(霊媒M)
戦争に突入して行くような時の感じは近いのではないか。
人々の感情が抑えきれなくなって爆発してしまう。

管理人
逆に世間の雰囲気が殺伐としてきた場合は、そういったエネルギーの滞りが出来ていると考えていいのかな。
原因はともかく。

通信霊(霊媒M)
問題がない時は穏やかに流れるので、楔が抜けかけて綻びが出始めると弊害は出る。

管理人
弊害が出てくると不味いと言うことで、祟りではないけれども『そこには触れるな!』というような、注意を促すような働きかけがあるのでしょうか。

通信霊(霊媒M)
原則として、そういう場所を人間が社会生活を営む為の場としてはならない。

管理人
首塚は諸にそういう場所だと思うのですが。

通信霊(霊媒M)
あそこを、お参りをする様な場所としてではなくて、あそこに会社を建てて仕事をしたり、家を建てて暮らすのは良くない。

管理人
今、将門の首塚とは楔のような場所だと言う話なのですか、実際に見てきましたけど、あの狭い面積の、限られた場所の範囲内だけが、周囲から切り離されて特別な空間として存在していれば、それでよいのでしょうか。
実際に、壁を一つ隔てた向こう側には大きなビルが建ち並んでいるので、そういう影響はないのか気になるのですが。

通信霊(霊媒M)
霊的な意味では、その土地が守られていればよいが、そこから噴出しているエネルギーが、周囲のビルで活動している人に及ぼす影響はあるかも知れない。

管理人
そういう意味での影響はあり得ると。
ただ、実際にその土地がそのまま維持されていれば、楔としての役割は保ち続けていられると。

通信霊(霊媒M)
はい。

管理人
今、精神的な影響がどの様に出るのかを伺いましたが、精神的な部分以外ではどのような影響が出るのでしょうか。

通信霊(霊媒M)
土地で言ったら、エネルギーが噴出しているところでは災害が多くなる。
その影響でエネルギーが細くなったところでは枯れてしまう。

管理人
枯れてしまうと言うのは、干ばつじゃないけれども…。

通信霊(霊媒M)
作物が実り難くなったり、雨が降り難くなるといった影響は出る。

管理人
結局そのエネルギーは、言葉を換えれば『生命力』じゃないですか。
だから、それが過剰な場合と、不足している場合ということですね。

通信霊(霊媒M)
世界の流れで見ると、いわゆる先進国では過剰。
それで、途上国はだんだん良くなっているけれども、まだ貧乏で周囲の援助がないと暮らせないところは、エネルギーが弱すぎる。
自力では回っていかないくらい、人の気持ちも土地も痩せている。

管理人
と言うことは、歴史的な流れを踏まえて言うと、ここに来て霊界と地上界を繋ぐ拠点が新たに開放されることになりました(*注1)と。
そうすると、地上に注がれるエネルギーの量が、拠点が増えた分だけ増えますよね。
つまり、そのエネルギーはこの地上に存在する全ての生命が、個々の活動の度合いに応じて消費するという事じゃないですか。
そして、より複雑な生命活動をしている存在ほど、エネルギーの消費量は多い。
そういう生物の数が増えるほど、エネルギーの需要が増えてくるので、需要に合わせてエネルギーの供給を増やして行かなくてはならない。
そこで、徐々にエネルギーの供給量を増やしていく為に、新たな拠点を開放していっているのが現在の状況である――と言うことでよろしいでしょうか。

通信霊(霊媒M)
要するに、(霊的エネルギーを)通しているのは人間の身だから、限界がある。

管理人
今人間と言ったけれども、覡(かんなぎ)としての天皇のこと(*注1)でしょう?
人間として存在しながら、同時にそういう役割を担っているのだから、肉体としての能力の限界があるのでしょう?

通信霊(霊媒M)
そう。

管理人
では、話を進めると、仮に地上界に注がれる霊的エネルギーが過剰になると、地上が全体として災害が頻発すると言うことでよろしいですか。

通信霊(霊媒M)
器の側に受け止めるだけの容量がないと、そうなる。
(過剰なエネルギーが)溢れるので。

管理人
霊が成長することとは、より多くの霊的エネルギーを消費して、より幅広い活動が出来るように進歩して行く過程だと。
――大体大まかな流れは分かりました。

(『将門の首塚』の役割(その2)へつづく)





*注1:
現在、霊界と地上界の繋ぎ目であるバチカンの拠点開放活動が行われております。
世界に六カ所存在すると言われる拠点のうち、これまでは日本の拠点(東京の皇居を中心とする)のみが開かれておりましたが、人間の霊的成長に伴って、新たな拠点開放の必要性が出てきたのです。
なお、霊界から注がれる霊的エネルギーを、人間などの生物に反応する性質に変換する役割を担っているのが、覡(かんなぎ)としての天皇であり、この度開かれたバチカンの拠点では、ローマ教皇が覡の役割を担うこととなります。

詳しくは、本家サイト『銀の紐を越えて』の該当ページをご覧下さい。

【日本の役割(メッセージ13)】
【バチカンの拠点が開放される理由(メッセージ44)】
【覡としての天皇の役目(『昭和天皇』と名乗る霊からのメッセージ1)】
【皇居について(日本のパワースポット3)】

日本を管理している霊団の皆様(霊媒M) & 【Silvercord】管理人

2009年12月3日木曜日

中川昭一霊からのメッセージ(その3)

先日投稿した記事【硫黄島の英霊の皆様より】に関連して、当Blogではもはやお馴染みとなった、『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージが届いておりますので、早速ご紹介したいと思います。





■ 『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージ(その3)

『沖縄に駐留している米軍を硫黄島に!』なんて、馬鹿なこと言ってる人たちがいるみたいだけど、今の日本の状況で、どうしたら硫黄島なんていう発想が出てくるのか理解に苦しむね。
果たして、殆ど攻め込まれる危険が無い太平洋側に米軍に駐留してもらう事にどんな意味があるんだろう?
日本にとって軍事展開しなければならないほど危険なのは、どう考えても中国が欲しがっている沖縄の方で、日本海から東シナ海の辺りの守りを今よりも強化してもいいぐらいだと思うのだがね。
第二次大戦時には確かに硫黄島は日本の防衛の大事な拠点となったけれど、当時はアメリカと戦っていたからこその防衛拠点であって、その時と今では状況が違うしね、どう考えても沖縄の守りを手薄にしたい連中の策略としか思えないね。

民主党が沖縄ビジョンなる構想をぶち上げていたけれど、沖縄が交流拠点になりうる場所に位置しているという事は、当然、外敵の脅威に晒されやすいという事なんだよな。
そこらへんをちゃんと考えていないのが丸分かりだね。
それとも、彼らにとっては日本の方が外敵なのかな?
今の日本にとっては、戦略的にみても沖縄って重要拠点なんだけどなぁ…。
いくらそこから少しでも米軍を遠ざけたいからって、これではあからさま過ぎるよな。
あぁ、もしかしたら、台湾から遠ざけたいという考えもあるのかもしれないね。
それにしても、これではあちらさんの戦略は丸分かりもいいところで、これほどの間抜けもそうそういないけどね。
それとも民主党を掌握しているから安心してるとか?
――でもそれなら間抜けすぎるし…。

民主党やマスコミ、その他各団体を介して戦略が丸分かりで手の内丸見えなのに、その事に気付いていないんだろうか?
本当にこんな手が通用すると思っているとしたら、相当なお花畑脳だね。
これほど無能だと思われているとは、自民党も官僚も舐められたものだと思うよ…。
でもね、国民は騙せても俺は騙せないよ。
当然、こちらはこちらで戦略を練らせてもらっているから。
俺はもう死んでるから彼らの手は届かないしね。
それを覚悟の上でやってるなら受けて立つよ。

それにね、硫黄島は軍事拠点にすべきでは無いと思うんだよね。
ましてや米軍を軍事目的で入れるべきではないと思う。
あの場所にはまだ大勢の日本兵のご遺体が埋まったままなのだから、そこのところは配慮すべきじゃないかと思うね。

後一つ、日米離反工作している連中がいるけど騙されないようにね。
前にも言ったと思うけど、付き合い方さえ間違えなければアメリカは心強い味方になる。
むしろ、無防備な状態で中国や韓国、北朝鮮と近づく方が、日本にとってとても危険であるという事に早く気付いて欲しいものだ。
今の状況でそれらの国々との関係を安定させるためには、こちらもある程度保険をかけておかなきゃね。
その一つが米軍なのになぁ…。
日本一国で防衛できない以上、米軍は欠かせない存在だし、そこのところはちゃんと理解しておいて欲しいね。
アメリカにはアメリカの考えがあって日本に駐留しているけど、いざ有事となれば日本に協力してくれる人たちなんだからね。
今の日本の平和が何の努力も無く築かれているとは思わないで欲しい。

(2009年11月30日)





このメッセージを受け取った際に、霊媒は「送られた内容を受け止め切れていないと思う」とコメントしておりますが、メッセージをご覧の皆様はどの様に感じられましたか。
なお、このメッセージの中には中国についての言及がありますが、以前投稿した記事【鄧小平霊との対話】を見ても分かるように、 中国は中国で色々と複雑な問題を抱えているようです。

【Silvercord】管理人 

2009年12月1日火曜日

硫黄島の英霊の皆様より

沖縄の普天間飛行場移設問題で、最近になって硫黄島への移設案が持ち上がっているのだそうです。

【社民が緊急提言「普天間飛行場の即時閉鎖・返還」「硫黄島やグアムなど県外・国外への移設を」】

 この件を取り上げていたテレビ番組を、たまたま霊媒が見ていた時に、『硫黄島の英霊』と名乗る霊団の皆様からのメッセージを受け取ったようです。
非常に時機を得たメッセージではないかと思いますので、取り急ぎご紹介したいと思います。





■ 硫黄島の英霊の皆様からのメッセージ

『米軍を硫黄島へ』という話が持ち上がっているようですね。
今の日本にとって硫黄島が守りの要になりうるのであれば、喜んで皆様のお力になりたいと私たちも思いますが、どうやら状況は全く違っているようです。
日本に害をなす者の策略の為に利用されたくはありません。
そのような目的なのであれば、私たちは断固拒否します。

出来ればこの地は日本人の手で守りを固めていただきたいものですね。
今は自衛隊ですか? ――に駐留していただくのであれば喜んでお手伝いします。
いくら今の日本とは協力関係にあるとはいえ、米軍が駐留することには、やはり複雑な思いがありますし抵抗を感じます。
日本の土地は日本人の力で守れる日が一日も早く訪れる事を祈っています。

(2009年11月30日)





最近は映画の題材として取り上げられるなど、注目度の高まっている硫黄島ですが、大東亜戦争末期には日米両軍の死闘が繰り広げられた地でもあります。
そして、彼の地がまさに本土防衛の楯となり、それから60年以上経った今でも未帰還の遺骨が多数に上るのだそうです。

その様な土地に、政府が率先して米軍を招き入れる事が果たして好ましいのか、今一度よく考えてみる必要があると思います。

硫黄島の英霊 & 【Silvercord】管理人 

2009年11月27日金曜日

中川昭一霊からのメッセージ(その2)

先日ご紹介した【中川昭一霊からのメッセージ(その1)】はいかがでしたか。
霊媒によると、中川霊が霊界通信の技術を身につける為の練習として送られたメッセージですので、送られた情報が上手く受け取れていないかも知れないとのことでした。
私の見るところ、細かな表現が受け取れていない様にも見えますが、話の概要を理解する上では問題ないレベルではないかと思います。

実際にメッセージをご覧になった皆様は、どの様な感想をお持ちでしょうか。

さて、前回に引き続いて、『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージ第二弾が届いておりますので、早速ご紹介しましょう。





■ 『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージ(その2)


やたらとアメリカ陰謀説を広めたがっている人がいるけど、それは少々違うな。
確かにアメリカは付き合い方を間違えれば厄介な存在となるが、適切な距離を保って上手に付き合っていれば、これほど心強い味方はいない。
ある程度警戒して付き合う必要はあるけど、むやみやたらに恐れて距離を置かなければならない程、彼らは万能な存在では無いよ。
彼らにも弱点は当然あるし、恐怖心なんかは半端じゃないね。
何しろ、彼らの歴史の中で敵がいなかったことなんて無かったくらいだから。
少しでも手を緩めたら“どこから攻められるかわからない”といった恐怖はいつも持っているだろうね。
それ故の強硬姿勢であると理解している。
だから、敵であると認識されなければ大丈夫だろう。

それと、中国とアメリカが手を組んでいると言って、やたらと警戒している人がいるけど、アメリカにとって中国は対等な存在では無いよ。
せいぜい、自分達の手駒程度にしか思っていないだろうね。
とにかく自分達のいいように利用することしか考えてないだろうから。
中国がどれだけ賢く立ち回って、アメリカとの適切な距離を保てるかが、今後の中国にとって鍵となるかもね。
下手をすれば潰されるよ。
アメリカからすれば中国の戦略なんて赤子も同然だから。
中国側の工作活動をアメリカもただ手を拱(こまね)いて見ているわけではない。
然程害が無いものや、後々利用できると思うものに関しては放置し、好きにさせているだけ。
それを見抜けていないのだとしたら、中国側の力も高が知れているということ。
日本相手に上手く行っていると過信して、アメリカに対しても同じ感覚でいると痛い目を見るかもね。

アメリカって言う国はやたらと孤独な国だと思う。
多分、どこも信用できないだろうから。
だからこそ、世界の中で第一位の力を保持し続けたいんだよ。
自国が脅威に晒されない為にはそれしかないからね。
それが例え虚像であろうと手放せないだろうね。
虚勢を張ってないと自国を守れないと思っているんだろうな。
今のところはまだ力を保っているけどね。
それがいつ失われるかと気が気じゃないだろうね。

後一つ、日本の力を日本人が見くびり過ぎている。
日本はそんなに甘くないよ。
少なくとも、日本政府はそこまで甘くは無かった。
ちゃんと自国の利益と世界との距離感を考えながら動いていた。
ただそれが国民には見えていなかっただけ。
もちろん満足の行く結果か出ていたとはいえないけどね。
それでも効果は発揮されていたんだ。
現政権のお陰で今はとんでもないことになっているけどね。
官僚が何かと頑張ってくれているみたいだけど、その効果もどこまで持つことか…。(了)

(2009年11月24日)





大国であるが故に、他の国が当り前に行っている政策を実行しても、周囲へ及ぼす影響力の大きさから、批判や反発も大きくなる――別に米国の立場を擁護するつもりはありませんが、少々悪く言われ過ぎの側面もあるようです。
かつての日本は、米国と直接矛を交えて酷い目にあったという経験を積みながら、その後60年余に渡って、概ね良好な日米関係が続いております。
一旦焦土と化した日本が、ほんの数十年で再び今日のような繁栄を築き上げたのは、太平洋を挟んだ日米間の良好な外交関係が基軸となって、太平洋一帯の秩序が安定的に保たれてきたからです。
もちろん、戦後の復興に尽力された先人の皆様の苦労や努力の賜物ではありますが、米国との良好な関係が現在の日本を作り上げた要素の一つである事について、もう少し好意的に捉えても良いのではないかと思います。

とはいえ、先の大戦で日独が一方的に罪を被った上に築かれている偽りの秩序が、そう長続きするはずがありません。
因果は巡るのです。

【Silvercord】管理人 

2009年11月23日月曜日

中川昭一霊からのメッセージ(その1)

『中川昭一』と名乗る霊が、国民の皆様へ向けたメッセージを残して、死後に行うべき作業を実行する為に霊界へと旅立ってから、ほぼ一ヶ月が経過しました。
そして先日、旅立つ前の約束通りに、中川霊と霊媒Mとの通信が再開した事は、【中川昭一霊と歴代首相の霊団の言葉】で報告致しました。

そして、早くも中川霊よりメッセージが届いておりますので、ご紹介したいと思います。




■ 『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージ


世代間対立なんて言ってやたら煽っている人がいるけど、それはなんか違うと思うんだ。
冷静に考えている人はとっくの昔に気付いている事だけど、問題なのは一定の世代の人ではなくて、事実を直視できない人達なんだよな。
事実を直視できない人は問題の核の部分を理解できないから、解決する手段が分からない。
分からないなら積極的に学べば良いことなのだが、そういう人に限って学ぶ努力をしないんだよな。
そういう人は肩書きに弱くて、自称専門家などに専門用語なんかを散りばめて最もらしいことを言われると、例えその人の口が語ることに内容が無くてもコロッと騙されてしまう。
分からないから周囲の人間の良い様に利用されるし、挙句の果てには自らの意思で活動していると錯覚すら覚えてしまう。

話が脱線したから戻すけど、世代間の対立感情なんてものは感覚的な問題で、いつの時代も存在している。
ただ、それが全てではないし、互いの利点を活かして協力している人たちも大勢いる。
協力できる人同士が協力していく体制を築く事が、今一番必要とされている事なのではないのだろうかと思う。
年寄りは経験や知識が豊富だからそこを活かせばいいし、若者は発想が斬新で豊かだからそこを活かせばいい。
その二つの利点を組み合わせて協力すれば、大抵の事は実現可能だろう。

どうあっても協力できないという人たちには申し訳ないが、今は共に活動する事を考えるのは無理な話だろう。
だから、協力できる人たちが率先して活動し、現実の社会の中で体現して見せるのが一番の方法だと思う。
そこまでやっても気付けない人たちは、気付けないなりの結果を受けることになるだけだ。
それは個々人の問題だから、他人が強制する事はできない。
もちろん政治的に介入する事もできない。
それをやってしまえば独裁国家と何等変わりがなくなってしまうから、あくまでも個人の意思で活動する事が必要なんだ。

『全ての人を救い上げる』なんていう離れ業を実現できる人はこの世界にはいないし、仮に出来る人がいても、それでは依存体質を生むだけだ。
一人ひとりが自ら働きかけてゆく事の結果として繁栄を享受できる社会というのが、国の安定に繋がるのでは無いだろうか。
自らの意思で働きかけている時点で社会に対する参加意識が高い証拠だし、そういう人はモラルが高いから不正で混乱する事も少ない。

どんな人間でも自分なりの正義や理想を持っていて、それを基準に活動する。
だが、それが全ての人にとっての理想であり、正義と言う訳ではない。
自らの考えが曖昧で、他人の言いなりに動く人間すらいる。
不正をやらかす人間は、大抵の場合は優柔不断で意志薄弱だ。
そういう人間は、本当に自らの意思で活動しているのか判断できないから、周りの状況に流されている事が大半だ。
そんな状態だから、自らの行いが不正である事にすら気付いておらず、さらに恥の上塗りをし続ける。
自分では判断できないのだから当然だろう。
それでも恐れを知っている人はまだマシで、恐れる事も知らない人は始末に終えない。
恐れを知らないから、結果も考えずに無謀に振舞える。
それがどのような結果を招くのかは、思慮深い人であれば少し考えれば分かる事だ。
未知のものに対する恐れは唯一の身を守る術であるのだから、その恐れを知らないというのは本当に恐ろしい事だ。

臆病過ぎては何も出来ないが、無謀に突き進む事と試みる事とは全く異なる。
そこを勘違いしてはいけない。
無謀は勇気でも何でもないし、賞賛されるようなものじゃない。
そこの所を見誤ってはいけない。

現政権は、今、正に無謀を体現しているように見える。
日本が崩壊してしまう前に、何としても阻止しなければならない。
その為には、国民の皆さん一人ひとりの協力が必要だ。
日本を支えているのは国民の皆さん一人ひとりの力だ。
その事をもっと自覚して欲しい。
日本を守るためには国民同士で争っていてはいけない。
協力できる人が一丸となって立ち向かう必要がある。
日本を守るのは何も軍事力だけじゃないんだ。
国民の意識こそが大切なんだ。
どうかその事に目を向けて欲しい。
そして、それぞれの立場でできる事を考えて実行して欲しい。

日本を守る為にどうぞ国民の皆さんの力を貸してください。
そして、共に日本を守りましょう。(了)

(2009年11月20日) 




霊媒の話によると、中川霊は霊界で行うべき最初の作業を終えて、次の作業に取りかかったようです。
最初の作業とは、生前の人生を振り返って、反省・評価を行う事です。
その結果を踏まえて、次のステップとして今後の霊的成長に向けた目標を立て、その目標を達成させる為になると考える作業に取り組みます。

中川霊の場合は、亡くなってから半月程度(当Blogで紹介した【中川昭一霊より、国民の皆様へのメッセージ】が公開されるのを見届けるまで)地上界に留まり、その後霊界で一ヶ月程度をかけて生前の人生を振り返っていたようです。
中川霊自身は、既に今後の活動についての明確な目的を持っていますから、一連の作業を迅速にこなせるのでしょう。

そして、これからしばらくの間は、霊が人間に対して働きかける為の方法を学び、習得する為の時間を過ごすようです。
その中には、霊が人間と意思疎通を行う手段である『霊界通信の技術』を、実践を通して習得する事も含まれます。
ですから、霊媒が今回メッセージを受け取ったのは、中川霊が霊界通信の技術を会得する為の訓練としての目的があるようです。
「まだ練習の段階なので、中川さんが送った通りの内容を受け止め切れていないようだ」と、霊媒は述べておりますが、メッセージをご覧の皆様はどの様に感じられましたでしょうか。

以上の理由から、今後も中川霊からのメッセージが度々送られてくるようですので、これからも随時ご紹介したいと思います。

【Silvercord】管理人 

2009年11月22日日曜日

『国境を管理する霊団』からの警告

今回のメッセージは、今年(2009年)の9月に、本家サイト掲載用の情報収集目的として、青森県の恐山を訪れたのですが、その際足を伸ばして本州最北端の地、大間岬へ辿り着いた時に、今回ご紹介する霊団からの接触がありました。
便宜上、『国境を管理する霊団』と呼ぶ事にします。

なお、霊媒自身に対しては、その少し前に同霊団からと思われる情報がもたらされておりましたが、今回、彼らの活動拠点に近い場所へ赴く事で、霊媒との通信の繋がりが調整された様で、より詳細な情報を受け取る事が出来るようになったのだと思われます。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年9月4日収録の『国境を管理する霊団からの警告』をご覧下さい。





■ 『国境を管理する霊団』からの警告


(前略)

管理人
海の向こうを警戒しているのはどなたですか。

霊媒M
警戒というか、警告というか、何だろう。
暗雲が迫っている…抽象的だな、表現が。

管理人
暗雲が迫っている?
その送り手は、どういう方でしょう。

霊媒M
誰だろう。

管理人
それは分からないという事で。
では、とりあえず言いたい事を言ってもらいましょう。
暗雲が迫っているの続きを。

霊媒M
暗雲が迫りつつあるが、眼前は晴れ渡って見えているので、その暗雲が連れてくる嵐の凄まじさに気付かず、準備をする間もなく、被害に遭う。
――という、ちょっと詩的な表現をしてくるのだけど。

管理人
その暗雲とか、嵐とか、晴れ渡っているという言葉は、何かもっと具体的な別の言葉を、比喩として置き換えているのだと思うのですが、別の言葉に置き換えて表現することは出来ますか。

霊媒M
混乱が起きようとしている事態が、海の向こうで着々と進められているのに、目の前は――要するに、今の自分の生活は安全で平和的なので、海の遙か向こうで起きている事など想像もしていない。
その為に、備える間もなく、被害に遭う
――というようなことを言っている。

管理人
その、被害に遭うのは誰ですか?

霊媒M
被害に遭うのは、日本国民

管理人
では、その海の向こうで、混乱を起こす為に着々と準備を進めているのは、誰ですか。

霊媒M
何となく北朝鮮のような気がする。

管理人
海の向こうとは、北朝鮮ですか?

霊媒M
そんな印象がある。
だから、目の前の事だけしか見ていないから、一体何が起きようとしているのかを想像すらしていない。
警戒もしていない。
全く無防備な状態だから、例え一時的だとはいえ、被害が大きくなる。


管理人
それに対しての、個人的な印象なのですが、今の日本国民は確かにその通りだと思います。
それで、私が見る限りでは、ある程度痛い目を見ないと分からないなと。(*注1)
なので、痛い目を見るのは仕方がないでしょう。
ただし、それなりに見る目のある人、関心を持っている人に対して、それなりの手段を駆使して探せば、必要な情報に辿り着けるだけの目印は用意しておけるけれども、それ以上の事をやろうとしても、その努力は実らないし、他にやるべき事は幾らでもある。
痛い目を見ないと分からない人には分からないで、しょうがない事でしょう。
そこで痛い目を見て初めて分かったのだったら、それはそれで良かったじゃないですか。
今までは分からなかった事を、その時点で理解できたのだから――という、前向きな捉え方をしたいと思います。
個人的には、そういう印象を持っています。

霊媒M
一時的に酷い目に遭うのは、全体ではない。
ごく一部。


管理人
もし、その混乱を起こそうとしている相手が北朝鮮なら、日本全体を混乱に陥れる力はないですね。
ただし、日本のどこか一部に焦点を絞って、何らかの策を弄する事で、日本全体を動揺させる事は出来るかも知れない。
それを受けて、日本国民はどう判断するのか、どの様な反応を返すのかは、実際に物事が起きてみないと分からないですね。
もの凄く分かりますけど、どうしようもないかなと思います。
いかがでしょうか。

霊媒M
かなりの衝撃を受ける事を、覚悟しておいた方がいい。
特に直撃を受ける人達は。


管理人
大まかで構わないのですが、その事態は切迫しているのですか。
いつそういう事態が引き起こされてもおかしくないと見ていますか。
それとも、今その準備をしている最中だけれども、このままでは準備が終わって…。

霊媒M
嵐の中心にいるから安全だと思っているけれども、結果身を滅ぼす。
抽象的なので、余り詳しくは分からないが、嵐をまとってやってくる印象。

管理人
その、今警告された方は、どういう方でしょうか。

霊媒M
それぞれの国の国境線を守っている霊団からの警告。


■ 日本列島と大陸を隔てる霊的な壁


管理人
では、先ほどの話だけれども、日本列島と大陸の間に霊的な壁というか、ベールで覆われている(*注2)という話があったじゃないですか。
あの、台湾もそういうベールで覆われていると。

霊媒M
台湾も日本の側。

管理人
そういうベールを作ったり、維持・管理している霊団の方ですか。

霊媒M
余り外からの干渉が強すぎると内部のバランスを欠くから、干渉される事を許すにしても制限を加えないと日本自体を維持できなくなる――だから、民主政権になると決まった時に、すぐに壁が築かれたから。

管理人
では、何らかの形で、関心のある人に情報が伝わるようにしておかないと行けませんね。

(中略)

管理人
国境線を守る霊団の方は、陸の国境は明らかですけど、海の場合はどうなるのですか。

霊媒M
海の場合は、日本人が船で自由に行ける範囲内。

管理人
と言う事は、領海ではなくてEEZ(=排他的経済水域)という認識でよいのですね。

(中略)

管理人
国境を守る霊団の方に伺いたいのですが、急遽作った厚い壁と、もう一つの薄い、北海道は覆っていない薄い壁があると霊媒が言っているのですが、何故北海道は薄い壁で覆われていないのですか。

霊媒M
北方領土が北海道に入る。
北方領土は返ってきていないので、本州側とは別の働きをする必要がある。
本州とは別に、特別の働きをする必要がある。
霊界から見ると、外国人が日本の領地内に入り込んでいる様な構図になる。
だから、本州と一緒には出来ない。
連携はしているけれども、別の形で管理する事になる。
日本人と外国人が半々だから、別なのだ。

管理人
半分は北海道だけど、もう半分はロシア領北海道なんだ。
では、人間界の側で北方領土というのは、いわゆる北方四島を指しているのだけど、歴史的な経緯を見ると必ずしもそうではないのですね。

霊媒M
海を境にして、大陸側と島が分かれている感じ。
半島はあちら側だけど、島はこちら側。

管理人
例えば、樺太(=サハリン)とか、北方四島の北側にも千島列島(=クリル諸島)と言って島が連なっているのですが、それについては…。

霊媒M
綺麗に大陸と島が分かれている。

管理人
と言うと、霊界側の認識では、本来なら日本が管轄する領域だけれども、ロシアが占拠している状態だと。
そして、いずれは本来の状態に戻るという事でよろしいですか。

霊媒M
はい。

(中略)

霊媒M
そもそも、大陸の東側(=シベリア)は白人系の人達が司っている土地ではなかったので、今の状態の方が不自然。

管理人
では、いずれロシアの領土はウラル山脈の西側に縮小されてしまう?

霊媒M
それはロシアの事だから…。

管理人
日本の国境を管轄する霊団には管轄外?

霊媒M
知っていても言えない。
もし手放す事になっても日本の事ではないので。

管理人
逆に、日本は今のままで十分だという印象があるのですね。
長い間自分の元から引き離されていると、余計なものだという認識が芽生えてしまう。
でも、それって良くないのだけどね。
竹島の例を見るまでもなく。

霊媒M
他の人が支配しようとしても、その土地と、そこに暮らす人間との波長が違うので、なかなか根付かない。

管理人
それなら、日本は『北方領土はまとめて返還しろ』と延々と繰り返していれば、そのうちに返ってくるね。

霊媒M
自然に返ってくる状態になる。

管理人
そうすれば、必要以上にロシアと関係が深まる事もないから、シベリアの資源開発で金と技術を提供させられて、やっと資源が採掘できる段階になってから総取りにされる心配もないし。

霊媒M
霊的に見ても、その島は、大陸に向かう為の架け橋になっている土地だ。
霊的な流れとして。(*注3)
そういう部分で、ロシアがなかなか栄えなかったり、少し良くなっても長続きしないのは、霊的な流れの滞りというか、弊害が出ている。
本来なら、島を通って豊富に入るはずのものが細々としか入らない。

管理人
本来なら日本が管轄すべき土地を占拠しているから、その道が閉ざされているのでしょ。

霊媒M
完全に閉ざされているわけではなくて、例えば、日本が管理していれば窓が全開になるのだけど、今は窓が目の細かいフィルターで覆われているので、通気が悪いし、有効成分がフィルタで除去されて、窓の反対側へは殆ど届かない状態。

管理人
でも、それは日本にとっては良いのではないの?
本来ならロシア側に流れるものが日本側に留まっているのだから。

霊媒M
どんなものでも淀むのは良くない。
今国境と言われている場所が落ち着かないのは、本来の国境でないので淀みが出ている為だ。

管理人
要は、日本人は貯金が好きで、沢山貯めるのはよいけど、それではお金が回らないから、そのうちお金のない人とか仕事のない人が増えてくる事と同じようなものですか。
それって、お金の流れが滞っているわけだから。
持っていても役立てていない。

霊媒M
バランスを取る為のエネルギーだから、両国間のバランスが微妙になっている。

管理人
でも、そういう北海道から、今回あの様な人が首相になるかも知れないのだから、ある意味象徴的な気がする。
ところで、国境線についてもう一つ聞きたいのですが、日本から見ると大陸側の日本海から東シナ海にかけて、霊的な厚い壁というか、ベールが築かれているとの事ですが、反対側はどうなっているのですか。
太平洋側は。

霊媒M
そちらにはない。

管理人
ない?
薄い壁もない?
薄い壁は、EEZを囲うようにしてある?

霊媒M
太平洋側は、カーテンのように薄い。
そちらが脅かされる事は、今のところ確率が低いから…。

管理人
『ここからは日本だよ』という標識程度の意味合いですか。

霊媒M
そうですね。
でも、入る時は『ルールを守ってね』という程度で。

(後略)





*注1:
私の意見に対して、「冷たい」とか、「他人事のように言う」と思われる方もおられるでしょう。
しかし、もし警告の通りに北朝鮮が何らかの行動を起こしたとしても、私たちにとっては既に予測可能な事態であり、事前に適切な対処を施す事で、事態の発生を防止できたはずです。
北朝鮮は、今になって突然私たちに牙を剥き出しにした訳ではありません。
数十人とも数百人とも言われる日本人拉致を実行し続け、核爆弾や弾道ミサイルの開発に必要な資金や資材が、日本から北朝鮮へ流れているのを認識していながら、長年に渡って放置してきたのは、他ならぬ私たち日本国民なのですから。

*注2:
2009年8月30日投開票の衆議院議員選挙の結果が明らかになるのとほぼ同様のタイミングで、日本列島(+台湾)と、ユーラシア大陸(中国、朝鮮半島、ロシア等)との間の海上に、霊的な厚い壁と言うか、ベールのようなものが築かれたと、霊媒が述べております。
その霊的な壁は、大陸諸国への融和的な姿勢を示している政権与党に対して、ある程度影響を緩和して日本の内政の混乱を抑制する為に築かれたようです。
つまり、現政権は大陸諸国にとってそれ程都合が良く、日本の存続を危ぶませる存在であると、霊界側でも認識している事になります。
しかし、 その様な政権に国家の舵取りを委ねたのは日本国民の判断であり、たとえその結果として日本が大きな困難に見舞われたとしても、彼らに全ての責任を押しつけて済む話ではありません。
何故この様な選択をしてしまったのか、今後繰り返さない為にはどうすればよいのか、日本の有権者の皆様、一人ひとりがよく考えてみる必要があると思います。

*注3:
ここで、『霊的な流れ』と言っているのは、霊界からもたらされる霊的エネルギー(いわゆる生命力)を、覡(現在は日本の天皇とバチカンのローマ教皇)が地上界の生命に馴染む形に返還した後、地上の全ての生命に行き渡るまでの、霊的エネルギーの流れの事を指します。

この点については、【出雲の神様からのメッセージ(解説編)】に関連する記述がありますし、現時点では未公開ですが、いわゆる『平将門の首塚』が霊的エネルギーの流れに重要な役割を果たしている話を伺っておりますので、いずれ機会を見て公開したいと思います。

国境を管理する霊団 & 【Silvercord】管理人 

2009年11月17日火曜日

中川昭一霊と歴代首相の霊団の言葉

『中川昭一と名乗る霊』より、国民の皆様へ向けたメッセージを預かり、また様々な興味深いお話を伺ってから、約一ヶ月が経過しました。
国民の皆様へのメッセージは、【中川昭一霊より、国民の皆様へのメッセージ】として、また、霊媒を介した、中川霊と私の対談の模様は、【中川昭一霊との対話】として、既にご紹介しております。

しかし、上記の対談が終わり、中川霊のメッセージがBlogで公開された事を確認してから、中川霊が次の目的地に旅立つ間際に、もう一つのメッセージを残してくれておりました。

中川霊が、死の直後から『日本の歴代首相の霊団』から手厚い支援を得ていた事は、【中川昭一霊との対話】の中でも若干触れましたが、中川霊が国民の皆様へのメッセージを残して旅立つまでの短い間に、歴代首相の霊団の皆様とも色々な話をされたようです。

では、早速ご紹介しましょう。

2009年10月23日付で、中川霊と歴代首相の霊団の皆様より預かったメッセージです。




国民の皆さんが、普段の当たり前の生活をする事、実はこれが一番重要なことで、皆さんが生活を営む事で国は成り立っている。
当たり前の事だけど、働いて、食べて、寝て、遊んで、と言う生活そのものが国の活性化に繋がる。
生活すると言う事は、消費すると言う事。
消費するには生産が必要。
生産するには労働者が必要。
労働すれば収入を得ることが出来る。
収入があれば消費できる。
――と言った具合に、皆さんの生活そのものが国を活性化させる。
一番困るのは、働かない事と消費しない事。
これでは経済がまわらず、国が寂れてしまう。
そこで問題なのが、生活保護と年金。
これらの制度は、自力では暮らせない人々への保護処置であり、充分な収入がある人や、健康で働ける人には本来必要のないものだ。
だが、実際には偏りが生じており、必要のない人にまで分配されているのが現状である。
特に生活保護に関しては、働けないからではなく、働きたくないからと言う理由で申請する人も少なからずおり、本当に困っている人たちがその恩恵に与れない場合があることも、紛れもない事実である。
そのような人間が増えてしまうのは、非常に大きな問題となるのでそれだけは何としても避けなければならない。
そうならないために政府がすべき事は、国民が労働する場所を提供し、労働する事で満足感が得られるような制度や仕組みを作る事である。
お金をあげれば済む話でも無ければ、格差を無くせば良いといった単純な事でもない。
労働に見合った賃金を国民が手にする事の出来る制度作りが必要なのである。
労働に見合った賃金を国民が手にするには、雇用が増える必要がある。
雇用を増やすためには仕事を増やす必要がある。
仕事を増やすためには、消費意欲を高める必要がある。
消費意欲を高めるには、将来に対する確かな安心が必要になる。
確かな安心を得るには、安定した雇用の確保や治安維持のための制度作りが不可欠となるだろう。
安定した雇用や治安維持を実現させるには、外国との関係も大きく影響する。
今のような微妙な時期に、足元を見られるような軽率な態度や発言は慎むべきである。
雇用が増えるまで、失業者に対する臨時の保護処置は必要不可欠であるが、これらの制度が生活保護受給者予備軍を生み出すような、中途半端なものであってはならない。
努力しない者が苦労するのは当たり前である。
努力している者と、いい加減な者は篩い分ける必要がある。
ルールを守って努力した者が恩恵を受けるのは当然である。
そういう意味で、失業者のための保護と、生活保護は明確に分ける必要がある。
生活保護は、労働が困難になった者たちが受けるものであり、今後、労働する可能性が無い以上、基本的な営みが出来れば充分なのである。
贅沢できるほどに支援する必要は無いのだ。
最初から働く事が困難と思われるような者の場合は、状態別に制度も整えてあるから、それを利用すれば問題は無いだろう。
問題があると思われる場合は、国民自身が声を上げる必要がある。
どこが足りないのか、何が必要なのかは、当事者にしか解らない事であるから。
これは、保護制度に限った事ではなく、全て同じである。
大切なのは、仕組みを作る側に伝えることだ。
仕組みを作る側は、要望に応じて設計し、組み立てるのが仕事なのだから。





私は、このメッセージを読んで、『いかにも政治家らしいなぁ』と思いつつ、『今の国会で、この様な認識を共有できている国会議員はどの位いるのだろうか』と、暗澹たる気持ちに襲われてしまいます。
さて、皆様はどの様な感想をもたれましたでしょうか。

ところで、このメッセージの公開を今まで差し控えていたのには、ある理由があります。
霊界の住人から受けたメッセージを伏せておく場合、メッセージの送り主である霊自身の意向を尊重した結果である事が大半を占めます。
しかし、今回については、首相霊団より公開の催促を受けましたが、事情をお話しして、今まで公開を延期しておりました。

そして、今日、公開する為の条件が揃いましたので、満を持しての公開とさせて頂きました。
昨日、『中川昭一と名乗る霊』と霊媒Mの通信が復活したようなのです。

2009年11月14日土曜日

ヒトラー霊との対話(その3)

さて、【ヒトラー霊との対話(その1)】【ヒトラー霊との対話(その2)】に引き続き、今回も『アドルフ・ヒトラー』と名乗る霊との対話記録より、第三弾を公開したいと思います。

さて、ヒトラーと言えばかつてのドイツ総統であった人物として、また第二次世界大戦を引き起こした人物として知られております。
しかし、実際にヒトラー霊と対話を行った印象としては、一般的に知られているヒトラー像とは少々隔たりを感じました。
記事をご覧の皆様は、果たしてどの様な感想を持たれるでしょうか。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2008年11月16日収録の『ヒトラー霊との対話(その3)』をご覧下さい。





(前略)

ヒトラー霊
自分が政権を取っていた当時に、余り良い関係を築けなかった人についても、死後に霊界で会って会話とすると、生前の時とは印象が違う。

管理人
では、その具体例を出してもらえますか。
生前と死後で、もっとも大きなギャップを感じたのは誰ですか。

ヒトラー霊
(霊媒Mのコメント:誰かは分からない。)
その人なりの理想があって、その人なりにドイツを考えていた。
そういう話をしてくれた。
だから、目指しているものは違っていたけれども、思う気持ちは同じだった事を知って、印象が変わった。

管理人
右でも左でも、目的を達成させる手段に違いはあっても、国家を永続的に繁栄させようという理想に変わりはなかった。
ただ、それを達成させる為の手段については、人それぞれに違ったのだろうけど…と言う事なのかな。
それはそれで結構な事ですね。
日本の場合はそうではない人が沢山いますけど。

ヒトラー霊
彼らは見えていないだけじゃないか。
自分のした事の結果が。

管理人
そうなのでしょうね。
でも、見えている人もいるような気はします。
見えていても、今更「私達がこれまでにしてきた事は全て間違いです、ごめんなさい」とは言えないのですよ。
で、こっそり宗旨替えする人もいるでしょう。
半ば諦めて、行けるところまで行くしかないと思っている人もいるでしょう。

ヒトラー霊
どうでも良いプライドに振り回されて、せっかく気づいても修正できない様に、自分自身で追い込んでいる。
自分の信念よりも他人の目を気にし過ぎると、自分の間違いに気づいてもすぐに方向転換できない。

管理人
自分の意識が変わっても、周りの見る目が変わる訳では無いからね。
周りが変わらなければ、周りの目を気にして、心を入れ替える事が出来ない訳だ。

ヒトラー霊
他人を基準にして物事を判断するのは、生きていく上でとても窮屈な事だ。
だから、常に自分がどう思っているのか、自分がどうしたいのかを基準に考えて、行動した方が良い。
他人がどう見るか、どう考えるかではなくて。
そうしないと、大きな過ちを犯してしまう。
そうやって、無念の死を遂げた人達を大勢見てきている。

管理人
それは、ヒトラーさんの生前の話ですか?

ヒトラー霊
そうではなくて、死後に人間界を観察していて。
死んだ後の良いところは、過去の記録も閲覧できるから、それを見て学ぶ事が出来るのは、とても為になる。

管理人
その過去の記録について伺いたいのですが、人間にとっての過去の記録とは『歴史書』とか、特定の個人の『手記』などが当て嵌まると思います。
一方、霊界においての過去の記録とは、例えば『西暦何年にどこで何がありました』という記録ではないという情報を聞いています。(*注1)
そこで、過去の記録の断片から、実際に起こった物事の全体像を把握するには、それを読み取ろうとする人自身の洞察力がもの凄く求められると思うのですが、いかがですか。
読み違えてしまう場合もあると思いますが。

ヒトラー霊
それは当然ある。
ただ、人間が歴史を学ぶ場合と違って、自分が『こういう事を知りたい』と思ったテーマに対して、記憶を引っ張り出す様な形で引き出しを開ける感覚に近い。
人が何か記憶を思い出す時に。
だから、人が歴史書を読むような感覚とは違う。

管理人
具体的な例を挙げると、ヒトラーさんがポーランドに向けて進撃を開始しなさいという命令を出した時に、その『ヒトラーさんが命令を出した』という部分が歴史書に残っているのだと思うのだけど、その場に居合わせた人によって、その個人が受けた心理的インパクト――その時どう思ったかが違っていれば、ある程度内容のズレが生じると思うのですね。

ヒトラー霊
これは言葉で表現するのは難しい。
どういう切り口からの物事を知りたいのかという、自分の意図に相応しい記憶庫の引き出しを開く事が出来る。
例えば、戦闘中の記憶を知りたい場合、指揮官の記憶とか…。

管理人
後は、実際に戦場で戦っている一兵卒の記憶とか?

ヒトラー霊
それから、その戦闘に巻き込まれて亡くなった一般庶民の記憶とか、自分が知りたいと思った目線からの記憶を引っ張り出せる。
だから、そこで自分が何を望むかだ。
あらゆる人のその時の感覚を知りたければ、それぞれの立場のものを自分が引き出しから引き出せばいい。

管理人
では、ある事件の全体像を知りたいと思った場合に、どういう引き出しがあるのかを自分なりに想定する部分が、一番問われてくるのかな。
例えば、ある戦闘の全体像を知りたいと思った場合に、戦闘する軍の司令官が何を考えて戦っていたかを知りたい、或いは戦場で戦う一兵卒は何を考えて戦っていたかを知りたいと。
一方、戦場のすぐ脇で取り残された一般庶民がいたとしても、そういう人々がいるという所に考えが行かなかったので、その人達の記憶の引き出しがある事すら気付けなかった。
そういう事はあり得ると思うのですが。

ヒトラー霊
それは地上界でも一緒じゃないか。
どれだけの立場の人を想像してみるかによって、一つの事件などの全体像を把握する幅は、人それぞれに変わってくるものじゃないの?
それと一緒だよ。
自分がどれだけ広い視野で物事を捉える事ができるのかは、指摘の通り一つの鍵になっている。

管理人
あともう一つあげるとしたら、そういった情報の断片を繋ぎ合わせた時に、どの様な全体像が描かれているのか。
人によって情報の断片の繋ぎ合わせ方が違ってくると思うので、物事の全体像の印象は変わってくるのではないか。

ヒトラー霊
当然片寄りは出るし、例えば戦争の時代についてなら、相手国の事すら、敵国の事すら想像できない人もいる。
自分の所属する国の中の事しか分からなくて、公平性が成り立たない――そういう状況は普通にある。
それは地上界と一緒じゃないか。
だから、出来るだけ多くの視点で物事を観察できるか、考える事が出来るかが、物事の全体をより真実に近い形で把握する上では重要だ。
その為には、自分自身が多くの経験を積んで、色々な事を想像できるだけの下地を作っておく必要がある。

管理人
ところで、ヒトラーさんが亡くなって、今までの間にある程度の時間が流れているのだけど、きっと亡くなった時点から今までの間に学んだ事もあると思います。
やはり、その間に自分は変わったと思いますか?

ヒトラー霊
当然、地上界にいた時には考えようもない視点から物事を見る事が、私の今いる境涯では出来る。
そういう新たな視点から観察する事で、自分に足りなかった部分や見えていなかった部分に気づく事はある。

管理人
ちょっと下らない質問をしてよろしいでしょうか?
ヒトラーさんが隠居生活を送っていた時(*注2)には、エバ(=エバ・ブラウン)も一緒にいたのですか?

ヒトラー霊
自分は一人で、協力してくれる人の手を借りて、一人で暮らしていた。
エバは、自分と一緒にいても幸せにならないと考えたので、彼女に対しても自分は死んだ事にしておいて、自分の事を諦めてもらって、新たな人を探して幸せになってもらいたいと考えた。

管理人
では、エバがその後どうなったのかは分からない?

ヒトラー霊
わからない。

管理人
それはそれで、なかなか辛いものがありましたね。
今となっては過ぎ去った話ではあるけど。

ヒトラー霊
でも、その選択が間違っていたとは思っていない。

管理人
と言う事は、その結果も知っているのかな?
別に、敢えて表に出す必要がない、プライベートな話ではあるけど。

ヒトラー霊
彼女と一緒にいても、彼女自身が幸せになれないという思いはあったけれども、自分自身も一人で、自分のしてきた事について考える時間が欲しかった。

管理人
確かに、エバが一緒にいると、じっくり考える事の障害になったかも知れないね。

ヒトラー霊
それから、一緒に暮らすとなると田舎に縛り付けてしまう事になるので、そんな生活には満足できなかっただろうし。

管理人
なるほど。

ヒトラー霊
世間的には“死んだ者”だから、亡霊のような生活を送る事になってしまう。
多分、その様な状況には耐えられなかっただろう。

管理人
ある程度悟っていないと、難しいだろうね。

ヒトラー霊
そうすると、彼女が元で、自分の計画が明るみに出る危険があっただろうから、あの時はあの選択をしておいて良かったのだろう。

管理人
それは言えるね。
そのおかげでヒトラーさんは隠居生活を無事終えられたのだから。

ヒトラー霊
そういう事を考えると、自分には何かの役割があって、ドイツ人として暮らしてきたのだろう。
だから、誰か“家族を守りたい”というものとも別の感覚によって動いていたのだろう。

管理人
そうだろうね。
そういう感覚を持っていたら、恐らくヒトラーさんのやっていた事は遂行不可能でしょう。
家族や身近な人に傾ける時間を、別の事に費やす必要があったのでしょうね。
例えて言えば、理解されない、孤独な天才と言ったところですか。

ヒトラー霊
理解してくれる人はいた。

管理人
シュペーア(=アルベルト・シュペーア)とかでしょう。

ヒトラー霊
だから、どちらかが女性だったら結婚していた。

管理人
シュペーアは、ニュルンベルクの裁判を受けてますよね。
それで、結局禁固刑になったようですけど、ヒトラーさんも既に生前から得ていた情報なのではないかと思いますけど。

ヒトラー霊
結局、色々と最後まで動いてもらっていたから。

管理人
でも、ヒトラーさんがシュペーアに依頼した極秘の計画については、裁判にかけられても漏らさなかったでしょう。
いかがですか。

ヒトラー霊
漏らしたところで、彼ら(=連合国)の満足いくようなものではないから、その様なものは要求されない。
如何に自分達に都合の良い結果に導いていくかが、彼らの考えだったのだから、真実がどうであったのかはどうでも良かったのではないか。
都合良く悪者になってくれたのだから、それはそれで満足だったのではないのか。
実際の所を語ったら、それはそれで自分達の偽りが暴かれる事になるのだから。
その様なものは受け入れもしなかっただろうけどね。

管理人
ただ、これは東京裁判の例なのだけど、ニュルンベルクの裁判と同じように、日本を悪者に仕立て上げて、そういう悪い奴に対して『かくも寛大な裁きをしたのだ』という体裁を取り繕おうという思惑が垣間見えるのですが、その中でも日本なりの弁明をしているんですね。
それは日本人の弁護人だけではなくて、弁護を依頼されたアメリカ人の中にも、むしろ連合国のやっている事の方がおかしいという指摘をしている人もいました。
尤も、それは裁判当時は受け入れられなかったのかも知れないけれども、そうやって残された裁判の公式記録が後世に伝えられて、今になって日の目を見つつあるように思います。
当時の連合国の意図はどうあれ、そういった裁判の公式記録が残されている事には、ある程度の意味があったと思います。

ヒトラー霊
日本とドイツでは地理的な問題が全然違っていて、そこで変に反発すると、逆にドイツを追い詰めかねなかった。

管理人
あと、時期の違いもあったのかな。
ドイツの方が先に降伏しているから、裁判の手続きも先に行われているでしょう。
日本でそういう裁判を行っている段階では、既に米ソの対立がかなりはっきりした形で見えていたから、そこで裁判を余り拗らせるよりは、『日本は悪い事をしましたよ』という体裁は繕いつつも、余り過酷な刑罰を与えずに、見せしめ的に指導者の首を刎ねて終わりましょうと。
そして、さっさと復興してもらって米国陣営に引き込みましょうという思惑があったのだろうから、それよりも先に手続きが進められていたドイツとは、少々異なる事情があったのでしょうね。
尤も、日本は拠点だから、ドイツのように国家分裂の憂き目を見るのは拙かったのでしょうね。

ヒトラー霊
それでは、なぜそれ程ドイツの事を思っているなら、裁判を受けて処刑されなかったのかと、疑問に思うのではないだろうか。
自分が犯罪人として処刑されたと言う事実が残るだけで、ドイツ人の依存心が強くなってしまう。
“悪として処刑された”と言う事実が残るので、『ヒトラーが悪いのだ』という意識が余計に強くなってしまう危険があった。

管理人
それは今でも余り変わらないような気もします。
ただ、一方でネオナチのような人もいますから、一概に『ヒトラーは悪』『ナチスが悪い』とは言えないのかな。
今のドイツ人の認識としては。

ヒトラー霊
そのネオナチと言っている人が何を目指しているのかにもよる。
ただ、過激な思想で、今のドイツに反発しているだけなら、余り良い事には思えない。
その口実の為にナチスを名乗っているなら。

管理人
恐らく、そういう事ではないかと思いますが。

ヒトラー霊
それでは、余り意味がない。
もっと明確な思想があって、その実現の為に動くのであれば、それは身のある事として残っているのだろうけど。

管理人
今はネオナチの人達は、余り根拠のない反発心からネオナチを気取っているとは限らない側面があって、ドイツに限らず、欧州諸国で移民に関するトラブルが深刻になっているのですね。
これはドイツの話ではないのですけど、いわゆる極右系と言われる政党が、国会における議席数を伸ばしているなどの動きがあるのですね。
そういう、移民への対抗勢力の核として、ネオナチに対する支持が広まって行くと、今後殺伐とした状況になって行くのではないかとの懸念があります。

ヒトラー霊
ユダヤ人とトラブルがあって、あの様な事態になったのに、何故その経験から学べなかったのか。

管理人
それは、彼らが当時の体験を自分自身の問題と受け止めていなくて、全ての責任をヒトラーとナチスの指導者に押しつけて良しとしてしまったからでしょう。
それ以外にどの様な理由があるのですか。

ヒトラー霊
移民とのトラブルは、当然考えられただろう。

管理人
現状を見る限り、恐らく考えられなかったから移民を入れたのでしょう。
一方、一部の見る目のある人に言わせれば、「当然なるべくしてそうなってしまったよね」と感じているのではないですか。

ヒトラー霊
結局、植民地化を押し進めていた時と意識が変わっていないから、そういう事をしたのではないか。
手段が変わっただけで、意識が変わっていないから、その様な事を平気でしたのではないか。

管理人
まぁ、変わっていないのでしょうね。
彼らは、自分達の行ってきた植民地支配の正当化を行ってきたけれども、「それには問題があったよ」という反省の姿勢は示してこなかったように思う。

ヒトラー霊
だから、どちらも対等に見ていないから、その様な事をするのだ。

管理人
日本から傍観者的に観察すると、確かにその点は言えていると思う。
移民の側については「俺たちは貧しくて、今まで苦労してきたのだから、多少恵んでもらっても当り前だ」と言う意識があるのでしょう。
また、移民を受け入れるドイツ国民の側も、「俺たちは恵まれない人々の為に慈善活動をしているのだ」という側面もありつつ、一方「彼らは今まで貧しい生活を送ってきたのだから、多少安給料でこき使っても喜んで働くだろう」という意識もあるのでしょうね。
だから、対等ではないですよね。

ヒトラー霊
そういう互いのエゴが摩擦を生んで、トラブルに発展している。
要するに貧しい人はぶら下がって当然という意識があって、一方支援する側もやってやるのだからと裏で権利を主張したり、それでは当然トラブルが起きる。
お互いの甘えが出ている。
それが反発しあっているから、上手く行かないのだ。

管理人
そういう移民問題の実例が欧州には沢山あるのだから、日本もそういう豊富な実例に見習えばいいと思うのに、「欧州は人口の10%は移民が当り前なのだから、日本も移民を受け入れるべきだ」という人もいますから。

ヒトラー霊
『因果律』というものを理解していないから、そういう事を平気で言ったり、考えたりするのだ。
それが分かっていたら、とてもその様な事は出来ない。

管理人
だから、外国人にはその国に生まれた理由があるのに、それを日本に入れてしまおうと…。

ヒトラー霊
要するに、“善”とはどういうものかを理解していない。
自己満足――こういう自分は素晴らしいという状況に酔っているのではないか。
良い事を行っている自分が素晴らしいからやる。

管理人
でも、そういった道徳観念を植え付けているのはキリスト教会ですよ。
キリスト教会の教えで、そういう事をしましょうと盛んにPRしてきた経緯があるから、そういうチャリティしましょうという意識が根底にある。
そこで伺いたいのですが、キリスト教会と、イエスの教えとは、違うじゃないですか。
キリスト教会の言い分ではなくて、イエスの教えそのものについて、自分なりに考えてみた事はありますか。
そして、もしその様な作業をしていたら、自分なりにどの様な結論を出しましたか?

ヒトラー霊
イエスが暮らした当時の世界からしたら、特別に思えたかも知れないけれども、霊界から見た時は、別に特別でも何でもなくて、真理が人間に分かる形で表現しただけだから、まず特別意識のようなものが、宗教団体では神秘性のようなものが邪魔をしている。
何でもない、ごく当り前の日常生活の中から導き出せるものを、明らかに分かる形で表現したに過ぎないのに、それを神秘というベールで覆い隠す事で利用しているのが、宗教団体ではないのか。
自分は、隠居生活で世の中のありのままの、自然の営みを見た時に、イエスの語った言葉はそういう営みをそのまま語った言葉ではないかと感じていた。

管理人
と言う事は、ヒトラーさんもその時に何らかの結論というか、実感を覚えたんだ。
ヒトラーさんについて書かれた記録の中には、キリスト教会に対して余りいい印象を持っていなかったと言う記録が残っているのですよ。
そういう記録が残されている背景として、イエスの教え云々と言うよりは、当時のキリスト教会が信者を上手く騙して扇動しているというか、彼らはイエスの信徒を装いつつ、実際の行動は全くかけ離れている部分に気づいてしまって、強い嫌悪感を持っていたという印象があります。

ヒトラー霊
人々に依存心を抱かせる。
自分が目指していたのは、人々の自立した考え方だから、全然反対の事をしていた。
そういう意味で、宗教団体は良くないのではないか。
人々を盲目にする。

管理人
私もその考え方に賛成します。

ヒトラー霊
一部の人間の特権にしておきたいという意識がありありと見える。

管理人
逆に聞きたいのですが、ヒトラーさんがドイツで活動していた当時だけではなくて、今でもキリスト教会にその様な側面は残されていると思うのです。
しかし、この度バチカンの拠点が開かれる事になって、今のローマ教皇がバチカンにおける覡の役割を担う事になったじゃないですか。
そういう事情を知る事によって、キリスト教会に対する印象の変化はあったのですか。

ヒトラー霊
死んでしまった後に、霊界から地上界を見ると、いわゆる宗教施設が霊的エネルギーの通り道になっていて、そういった場所で地球を管理している霊がいると言う状態を見た時に、教会という存在そのものは、まだ人間にとって必要なのだろうと感じた。
ただ、そこを運営している人達の意識が追いついていない。
それは、バチカンが開かれる事で、日本で言う神社のような感覚に変化していくのではないか。
神父さんや牧師さんが、神社でいう宮司さんのような感覚に変化して、人数も減少して行くのではないか。
それから、変な拘りは徐々に薄れて行くだろう。

管理人
変な拘りとは?

ヒトラー霊
誓いを立てて異性とは付き合わないとか、修道院に入ると言った、世間とは離れて、隔離された中で暮らす仕組みは終わりを告げるのではないか。
そして、社会の中でどの様に考えていくかとか、どの様に立ち回っていくかを考える方が重要だという事に気がつくのではないか。

管理人
今チベットが、それを考えるきっかけを与えられているように思います。
チベットの場合は、少々頑なだった為に、現在はかなり厳しい状態に置かれていますけれども。
もっと緩やかな形にならなかったのは何故だろう。

ヒトラー霊
チベットの場合は、場所も関係がある。
一般の場所から入りづらい。
簡単には行けないような地域にある。
もっと簡単に巡礼に行けるような場所にあれば、あの様な強引な形で開かれなくても良かった。
自然に外部からの文化が少しずつ入り込んだだろうから。

管理人
エルサレムのように?

ヒトラー霊
あそこはあそこでちょっと異常だ。

管理人
この前も、ギリシャ正教会とアルメニア教会の信者が殴り合いをしていたようですけど。

ヒトラー霊
聖地なのだから、誰にとっても聖地でいいのではないか。
何故宗派で奪い合うのか。
誰にでも平等の場所だ。

管理人
きっと、彼らは今でも嫉妬する神に囚われている人達なのではないですか。

ヒトラー霊
そこを利用するルールを作って、この日はこの宗派が巡礼する日とか、スケジュールを組んで共に利用すればよい事なのだけど、「俺の場所だ!」と騒いでいるうちは無理でしょう。

(後略)



*注1:
霊界における過去の記録とは、個々の人間の体験や心の動きの蓄積という形で表現されているようです。
対話中にもあるように、その場に居合わせた当事者の記憶や感情の動きを比較、総合する事によって、その出来事の全体像を類推するという方法で行われます。
ですから、視野の広さや洞察力が、物事の全体像を理解する上でとても重要な要素となるのです。

*注2:
一般的には、ヒトラーはドイツの敗戦直前に自殺したとされておりますが、実はヒトラーの自殺は偽装であって、戦後はドイツ近隣の田舎町に身を潜めて、ドイツの行く末を見守りながら静かに余生を送ったと、ヒトラー霊が告白しております。
この件については、【ヒトラー霊との対話(その2)】でも取り上げております。

ヒトラー霊 & 【Silvercord】管理人