2010年10月29日金曜日

もっと柔軟な心で世の中を観察しよう

今回は、記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その7)】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問について、『平田篤胤』と名乗る霊の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

失礼いたしました。確かに質問の趣旨が曖昧でしたね。
私が篤胤の著作を読んで感じたことは先にも書きました通り、彼の生きた時代はある意味で(大多数国民と神道との関係において)現代の日本と共通する部分があるのではないかということでした。宗教といえば仏教を意味した時代、神道などにのめり込むのは変わり者か物好き程度にしか見られず、また西洋の学問をかじった人々からは、古事記に書かれているような神話は非科学的で信じがたいと疑義を呈されていたようです。しかしその一方で神道に関心を持つ人々が増えてきていることへの期待の念も示されていたように思います。
篤胤の死後日本には激動の時代が訪れ、明治政府により国家の管理下に置かれた神道は、先の大戦以後米国による洗脳工作の影響もあり再び多くの国民から忘れ去られてしまいました。
もしも篤胤の霊にお話ししていただけるのでしたら、自分自身が生前思い描いていた日本の将来像と今の日本の現実とにどれだけの乖離があるのか聞いてみたいのです。また伝統を重んじ祖先を敬う心を失ってしまった(と私には見える)今日の日本の大衆を見て、篤胤の生きた時代と比較して今の日本人は堕落してしまったと感じられるのか、或いは相対的に見れば日本人は確実に進歩していると思われるのか、そういった点についても意見をお聞きしたいのです。





■ 『平田篤胤』と名乗る霊の回答

「物事の是非を判断する場合は、何を主軸に据え、どこからどこまでの時間の経過を辿るのかで下される判断が180度変化してしまいます。
理想はあくまでも理想であり、現実ではありません―――が、弛まぬ努力により、現実を理想に近づける事は可能です。

さて、それでは本題へとまいりましょうか。
私が生前に思い描いていた日本の将来像と、現在の日本の姿にどれ程の乖離があるのかとお尋ねでございますが、型を第一に求めるのであれば大きく乖離していると判断されるでしょうし、人間の内面に宿る精神を語るのであれば必ずしも乖離しているとは言えないのでは無いかとも思われます。
私から見た現在の日本は確実に進歩を遂げていると思われます。
日本もまだ完成途上の状態ですから、現在の状況を最終到達点へ向かうための通過点と考えれば妥当な成長を遂げていると思われます。
大切な事は、決められた型を変わることなく維持する事ではなく、日々変化する日常生活の中でそれらの精神が活かされていることであると思われます。
そして、その精神には決まった目印があるわけではないので、一見違うように見える場合でもきちんと活かされている場合が少なくありません。
最初から決まった型に当てはめて世の中を観察するのではなく、もっと柔軟な心で世の中を観察してみると、今の日本が持つ素晴らしい面が良く見えるようになると思われます。
どのようなものでも、大切に護り受け継いでゆくには柔軟性が要求されます。
何時までも決められた型に固執し、それとは相容れないと思われるものを弾いていては何れ大切なものまで絶えてしまいますから、基礎を護りたければ護るための努力が必要になります。
そもそも、それらの精神はこの世の最も根源的なものと深く関わりのあるものですから、この世に存在するものであれば相容れないものなど無いはずなのです。
一見相反しているように見えるものであったとしても、どのような現象にも必ず何かの意味や役割が存在しています。
それは相容れないのではなく、皆様の思う反応と違うから相容れないと思っているだけなのです。
思う反応を引き出せないのは、相容れないからではなく知識不足で経験不足だからです。
それを相容れないと思ってしまうのは、人間であるが故の視野の狭さなのでしょう。
こればかりは皆様にはどうにもならない事ですから、意識して広く深く世の中を観察するように努める事が大切であると思われます。
この世の中で起きている様々な現象は全て共通の源へと通じているのですから、注意深く観察していれば多くを知る事ができるでしょう。」

(2010年10月28日)





今回の回答は以上ですが、霊媒によると『平田篤胤』と名乗る霊は「まだ話し足りない」と感じているようです。
しかし、霊界通信というコミュニケーションの方法に慣れていないからなのか、なかなかうまく話が通じていないようです。
とはいえ、今回の回答は、質問者の匿名様にとっては非常に考えさせられる内容となっているのではないでしょうか。

【Silvercord】管理人 

2010年10月27日水曜日

死後の世界と霊界の住人

今回は、記事【『中華思想』蔓延っているから中国は発展できない】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問について、『日本を管理している霊団』の皆様の回答を預かりましたので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

(前略)

あともう少しだけお伺いしたい事があります。鄧小平さんに限らず霊団の方々や神様と呼ばれる方のご意見が聞ければと思う次第です。ただし単純な私的好奇心からの質問ですので管理人様や冷媒様、霊団の皆様の手を煩わせることになるならどうぞ放置して下さい。
まず霊界と呼ばれる世界で生活される方にとって私達現世の人間の命とはどのような位置づけなのでしょうか。動物たちの意見を聞くことは出来ませんが少なくとも人間は死ぬことに対し恐怖を覚えます。私自身も死ぬことへの不安や恐怖を持ち合わせています。ところが霊団の方々のお話を伺っていると特別な事情を持つ方以外は何の苦もなく死を受け入れているように見えるのです。生死の区別がないと言えばいいのでしょうか生前の生活の延長線上を普通に歩んでいるかのように思えます。
それ程までに境界のない世界であればなぜ霊界から中国へのエネルギー支援を止めたり、また日本やバチカンで天皇や法王を置いてエネルギーを与えたりと手間隙かけて人間を成長させようとするのでしょうか。現世においては寿命というものが生命は勿論、物質や宇宙そのものにまで与えられているので限られた時間を有効に使わねばならないのは仕方ないですが、悠久と思われるそちらの世界では事を急く必要もなく地球人類が滅びれば次の星で生命が育まれるのを待てば良いだけではないのかなと不思議に思うことがあります。
もちろん現世に生きる者として支援なんか要らないと言ってる訳じゃないです。どこかで私達を見守ってくれる事への安心感は本当にありがたいです。今後とも宜しくお願いします。





■ 日本を管理している霊団の回答

「皆様の世界と私どもの世界の境界はきちんとあります。
だからこそ、皆様と私どもは物質的に相容れる事はありません。
ですが、皆様の暮らす世界も私どもが暮らす世界も、みな同じ法則の下に存在しているという事に変わりはありませんので、境界を感じさせないのかもしれません。
死を迎えるということは、これまで過ごした世界での学びが終了した証しであり、とても喜ばしいことであります。
死を迎えることは新たな学びへの出発を表しており、死ぬことで全てが終わるわけではありません。
今まで学びを与えてくれた肉体を失う―――それが、私どもの死に対する理解の仕方です。
肉体を失うことで、生きておられる皆様からはその存在自体を五感で感じ取る事出来なくなるために、とても悲しい気持ちになるのです。
ですが、亡くなられた方は肉体という制約から解放されているので、皆様の存在を感じる事ができます。
何れ再び、大きな制約を課せられる肉体を有する世界へと赴かない限りは、その想いは常に皆様と共にあることができるのです。
ただ、何の苦も無く死を受け入れておられるのは極少数の方です。
死を受け入れるまでには、皆様、多くの時間を費やしておられます。
事前に霊界に関する知識を有しておられる方でないと、なかなか死を受け入れることは難しいようです。
私どもが死後の目覚めと表現しているのは、死を受け入れ新たな目標へと活動を始めた方々のことであり、死を受け入れる事ができる状態になるまで意識が無いというわけではありません。
大抵の場合は死後5~10年の間は自分の死を受け入れる事ができず、悩みの時期が続きます。
それまでに過ごしてきた世界を離れるという事は、それほどに大きな決意を必要とするのです。
ですから、すぐに死を受け入れられる方のほうが稀であり、死後すぐに目覚めるという事は、その方に余程大きな目標や決意がなければとても難しいことであるといえるのです。
死に対して、皆様必ずと言ってよい程「理屈としてはわかるけれども感情がついていかない」という悩みを抱えるようです。
一つの学びを終え新たな学びへと歩み出すまでには、皆様それぞれに悩みを持ち、苦労をしておられるのです。
それらの苦労を感じさせないという事は、その方が悩みの中からご自身なりの答えを見つけたからなのでしょう。
悩みの中から新たな目標を見出し、それを成し遂げようと集中しておられるからこそ、簡単に死を受け入れてきたように思えるのかもしれませんね。

私どもも皆様と同じ、多くの学びを必要とする存在です。
皆様が今学んでおられる事をほんの少しだけ早くに学び、知識や知恵を備えているだけなのです。
私どもにも、今以上に知りたいことや学びたい事が数多く存在しております。
それらの学びを得るための一つの経験として、今は皆様の世界を正常に運営するために管理者としてのお役目をいただいております。
私どもは決して完成された存在などではなく、皆様と同じように学びを必要としている存在であるのです。
知っている事よりも知らないことの方が数限りないほどですから、皆様と接する中で多くを学びたいと思うのは自然な欲求であると思います。
皆様よりもほんの少しだけ多くを経験し、ほんの少し多くの知識を有しているだけなので、皆様が思っておられるほどに遠い存在では無いのです。
皆様と共に学び、共に成長する喜びを感じている―――それが私どもの姿なのです。」

(2010年10月26日)





重ねて強調しておきたいのですが、霊界の住人も皆霊的成長を目指しており、それは私たち人間と同様です。
但し、霊界の住人と私たちとでは、現段階の成長度から見た“必要な経験”が異なるために、それぞれが必要な経験を積む際に都合の良い環境に置かれております。
私たちが肉体に宿って物質世界での経験を積むのと同様に、当Blogでご紹介する霊界の住人の皆様は、この世界が私たちの霊的成長を促進するに相応しい状態に置き、また時には直接私たちとの意思疎通を図って、私たちの霊的成長が促進されるように働きかけます。
その活動から得た経験が、彼らの霊的成長を促進させるからです。

また、本家サイト『銀の紐を越えて』掲載の下記記事が参考になると思いますので、合わせてご覧下さい。
【環境問題の本質について(メッセージ54)】(様々な境遇に置かれた動物の命について)
【中絶されてしまう子供たち(メッセージ58)】(生まれてくる事ができない命の意味)
【肉体を失った後(メッセージ59)】(人間としての人生を終えた後について)
【命を尊重すること(メッセージ79)】(命について考えてみましょう)

【Silvercord】管理人 

2010年10月24日日曜日

京都・奈良の旅をまとめてみた(その7)

今回は、記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その6)】の続編となります。
一言コメントは引き続き霊媒Mに依頼しました。





No.17:長谷寺







霊媒Mのコメント:
今回の一番の目的地である長谷寺は、山の上にありましたので結構大変でしたが、頑張って階段を登った甲斐のある場所であったと思います。
足が疲れてしまった事もあり、帰りに転ぶというハプニングもあり、痛い思いもしましたが、軽い捻挫で済みましたし、今回はこちらで「よい厄払いをさせていただけた!」と、喜んでこの場を後にしました。





No.18:橿原神宮









霊媒Mのコメント:
こちらは本当に霊力が強いです。
全てを包み込むような、とても大きな力が働いていました。
最初は予定に入っていなかったのですが、時間が出来たので訪れる事ができました。
どうやら、神武天皇と名乗る霊にお招きいただいたようで、道理で予定よりも早いペースで動けたはずだと思いました。
多分、地元の方だと思うのですが、鳥居の由来についてご親切に説明していただけたりして、こちらでもチョッとした心のふれあいを楽しみながら、とても良い気分で参拝する事ができました。
「こういうチョッとしたふれあいが旅の良さなのかな?」と、つくづく思いました。
とても安心できる霊力が分け隔てなく誰にでも降り注がれており、このような素晴らしい存在を、何故、否定する人たちがいるのだろうかと不思議に思うくらいでした。
天皇陛下という存在を否定するという事は、いつでも誰にでも援助の手が差し伸べられているのに、わざわざその手を振り払っているようなものですから、「本当に勿体無いことだなぁ」と、思ってしまいました。
こちらでも御神籤を引かせていただきました。





No.19:神武天皇陵





霊媒Mのコメント:
こちらは神武天皇と名乗る霊から「あなたとの繋がりをより強化したいので訪れて欲しい」とのご要望がございましたので、橿原神宮とすぐ側ですし、訪れることになりました。
天皇陵ですから、やはり霊力はとても強いです。
とても癒されますし、安心します。
「こちらに訪れるのが実は本当の目的であったのでは無いのかしら?」と、思えるくらい、とても有意義な時間を過ごす事ができました。





これまで約一ヶ月に渡って『京都・奈良の旅』関連記事を集中的に投稿して参りましたが、こちらの記事で一区切りとなります。
今回の旅では、どの様なきっかけからであったにせよ、神社・仏閣を訪ねる機会に恵まれるのは、その施設の管理を司る神様や霊界の住人に招かれている場合が少なくないという事、そして、神域を訪ねた人間は、霊的な側面に何らかの働きかけを受けている事を再確認いたしました。
すぐに目に見える反応が現れなくとも、神様や霊界の住人はあらゆる機会を通じて私たち人間に働きかけているのです。

【Silvercord】管理人 

2010年10月23日土曜日

『中華思想』が蔓延っているから中国は発展できない

今回は、記事【メディアをコントロールしたい心理】のコメント欄にお寄せ頂いた匿名様の質問について、『鄧小平』と名乗る霊の回答を預かっておりますので、ご覧下さい。





■ 匿名様の質問

鄧小平さんは本当に日本の事をよく観察していらっしゃいますね。ご自身の生まれ育った国を愛しより良く育てて行きたいからこそ隣国のいい所や悪い所を見ていらっしゃるのだと思います。冷静で客観的なアドバイスを頂けるというのは成長への近道を教えて貰うような物でとてもありがたく思います。
ところで不躾な質問をさせて頂きたく存じます。鄧小平さんの好きな中国とはどのような所でしょうか。中原と言われる地域は常に王朝が変わるたびに前王朝の文化を破壊し尽くし自身の力を鼓舞する歴史の繰り返しであったように思えます。という事は少なくとも現世幸福の追求にしか喜びはなかったと考えていいのではないかとも思えるのです。ところが鄧小平さんは生前の自己の行いについて反省されるような節も見受けられるのですが、それは一体どのような意味での反省なのでしょうか。鄧小平さんが反省の先に求めるものはやはり中華思想に基づく中国の繁栄なのでしょうか。以前に「世界を制覇するにしても、上手に商売して経済的に制覇するという風に考え方を転換すれば良かったのに、それが出来なかったのは大きな失敗だろう。」と仰られていたので覇道への未練が残っているのかなと思ったのです。

私は現世の日本国民としての意識しか持っていないのですが万邦共栄の楽しみを分かち合う精神に基づいた自国の繁栄を理想としています。そして中華思想は残念ながら人類繁栄の為の手法としては誤りだと中国の歴史や今の中国領内の少数民族の悲劇を見る限り思えてならないのです。本当に悪筆ばかりで申し訳ないと思っていますがこうしてる間にも残酷な仕打ちや迫害を受けている人達がいるのですよね。日本国内も人に文句言えない程残酷な事件が起きてる事も承知しています。日中関係改善ももちろん大切な事ですがそれよりも先ずは何とか中国内の理不尽な人権問題に対して働きかけて頂きたく存じます。





■ 『鄧小平』と名乗る霊の回答

「全然不躾などではありませんよ。
当然の疑問であると思います。

私は中華思想などというものには拘ってはおりません。
その様な考えが蔓延っているからこそ、それが足枷となって中国は発展することが出来ないのですし、逆に、破滅へと突き進む結果となっているのだと思っております。
今の中国に必要なのは、『謙虚・堅実・勤勉・実直』であると思います。

【チベット人とウイグル人の霊団より】


↑こちらでも少しお話させていただいておりますが、ものの考え方を改めない限り、中国が繁栄する事はできないと思われます。
以前に“制覇”などという言葉を使った為に誤解を招いたのでしょうが、あなたが想像されたような意味でその様に表現をしたわけではありません。
誤解を招くような表現をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
今の中国は、極めて基本的なこの世の理でさえ満足に理解できていないのですから、そこを理解するところからはじめる必要があると思います。
中国が侵略し、正に現在進行形で蹂躙している国々であるチベットや東トルキスタンなどの問題も、当然、きちんと清算しなければならないと思います。
身勝手な欲望を満たすために他国を脅かし、多くの命を奪った報いは受けて然るべき事であると思っております。
そこを清算できない限り、中国の未来は無いものと思われます。
因果が巡り、これまでの行いを清算する時期に差し掛かっているのが今の中国であると思いますし、そこを如何にしてクリアして行くのかが中国のこれからの課題なのであろうと思います。

中国が繁栄と思い込んでいるものは夢幻であり、その実態は虚構であると言っても差し支えないような空疎なものであると理解しております。
今の中国は、目の前に突きつけられた現実を認めたくないために必死になって目を覆い隠し、何とか夢から覚めないように慌てふためいているように見えます。
何時までも現実を直視する事ができなければ、中国は衰退する一方であるように思います。
今のまま中国共産党がのさばっている限り、中国に明るい未来が訪れるとはとても思えません。

ここからは霊界の事情となりますが、皆様の世界では中国が勝手に自分達の国土に組み入れておりますが、今現在でもチベットや東トルキスタンなどの国々にはそれぞれにきちんと管理するための霊団が存在しており、それぞれに様々な事情に合わせてきちんと活動しておられます。
霊界では今でもそれらの国々は独立した一国として考えられておりますので、中国を管理しておられる霊団とは別の組織として活動しておられるのです。
そして、それらの霊団の活動にあわせて、中国により被害に遭われたチベットの方々などの霊団も活動をしておられますが、私も彼らとは無関係ではありませんので、今の立場で出来るだけのことをしたいと思い活動しております。
その中に日本に対する働かけも重要事項として組み込まれておりますので、こうしてお話しをさせていただいております。
このような活動がどの程度皆様の世界のお役に立てるのかは分かりませんが、これからも、少しでも何か私に出来ることでお役に立ちたいと思っております。」

(2010年10月23日)





追記として、『チベット人やウイグル人であった方の霊団』より、「鄧小平氏には大変お世話になっております。とても親切な方です。現在は、私たちだけでは働きかける事が難しい場面での活動をお手伝いしていただいております。とても助かります。」とのコメントを預かっております。
霊界では、様々な立場の方が連携しながら、中国が抱える問題を解決するための取り組みを続けておられるようです。
幾ら霊界の住人が中国の問題を解決するために働きかけても、肝心の人間が聞く耳を持たなければ、彼らの働きかけはうまく作用しないのです。
霊界の住人と問題意識を共有する人間の協力が欠かせません。
しかし、本当に遅々とした歩みではありますが、事態は確実に変化しつつあります。

【Silvercord】管理人 

2010年10月21日木曜日

メディアをコントロールしたい心理

今回は、記事【日本のマスコミは自らの首を絞めている】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の意見と質問について、『鄧小平』と名乗る霊の意見と回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の意見と質問

個人としてのスタンスならば、マスメディアから情報を得ない選択で良いのですが、それのみにとどまりますと、マスメディアの言う事しか信じない人間に困らされる事態が残ることとなり、問題が根本的に解決しないのです。
マスメディアは未だに影響力を行使しており、その害悪もまた無視できません。
なぜならば、マスメディアを握り情報を操ることで、諸外国が日本を侵略する為の強力な武器として行使されているからです。
大多数の国民が正しい判断材料を与えられない中、民主党政権を選択してしまったのが、その最たる結果であるように思います。
マスメディアに関しては、自浄能力やチェックの機能が働いていないことが、非常に問題です。
中国共産党「日本解放第二期工作要綱」が、その事を語っていると考えております。

さて、メディアコントロールのお話が出たところで、お尋ねしたいことがございます。
中国共産党に李克強という人物がおります。
北京閥のナンバー2であり、中国共産党による日本のマスメディアを使った情報工作の責任者でもあるということです。
その戦略には何故か、漫画やアニメなどの日本独自のサブカルチャーを破壊することまで、含まれているようです。
それらのサブカルチャーを潰したところで誰が得をするのか、正直理解に苦しみます。
この人物が戦略として仕掛けている(とされる)情報の操作は、何故行う必要があるのでしょう。
また、潰しを仕掛けてくると言う事は対象に何か重要な役割があるはずですので、漫画やアニメなどのサブカルチャーがこの世界で果たす役割についても、併せてお尋ねいただけたらと思います。





■ 『鄧小平』と名乗る霊の意見と回答

「メディアに関するきちんとした制度を整えるのはとても大切なことであると思います。
それらの制度を今後いかにして実現させるのかを考え、今出来ることから行動を起こすのは大変重要でしょう。
それらの行動は、日本から諸外国へ発する重要なメッセージともなりますので、とても大切なことであると思います。
日本なのですから、日本国民にとって有益な働きをするのが当たり前であるという認識が必要であると思われます。
違法な事をすれば当然相応の罰を受けるべきですし、日本国民にとって不利益なことは改められて然るべきでしょう。

中国による日本のサブカルチャー潰しも、メディアコントロールの一環なのではありませんか?
漫画やアニメなどには、それらの作品を創作した作家達の持つ価値観が反映されます。
日本人が生み出した作品には、日本人にとって当たり前の価値観が溢れていると思われます。
娯楽として純粋に楽しみながら、それらの作品を通して、日本特有の概念や価値観に触れて育つ人が世界中に大勢現れたらどうなることでしょうね。
今現在の世界でのオタクブームを目の当たりにして、戦々恐々としているのではないかと思われます。
それらの娯楽から得た情報は、無理に強制されたものではなく、自ら選択して望んで受け入れた情報です。
喜んで受け入れられ、自然に浸透し、やがては常識となってゆく。
メディアコントロールをするという事は、他の価値観が広まっては困るからです。
中国が意図的に広めようとしている価値観は、窮屈でとても不快なものです。
中国共産党にとって都合の好い価値観ですから、一般の方から見れば不快なのは当たり前です。
そこに、とても愉快で多様な価値観が共に存在していたら、人は自然に愉快で多様な方を選ぼうとするのではありませんか?
それならば、今のうちに潰しておきたいと思うのは、中国からすれば自然な考えなのではありませんか?
世界に日本人的価値観が広がる事を阻止したいのでしょう。
まあ、これは中国だけに限ったことではありませんが…。
何故、中国は日本にここまで執着するのでしょうか?
戦略的な事を考えているだけだと思われますか?
中国から見れば、中国が喉から手が出るほど欲しいと思うものを、日本は難なく手にしているように見えているのです。
弱腰で優柔不断に見える日本が何故あれだけのものを簡単に手に入れているのかと、勝手な嫉妬心や対抗心を抱いています。
彼らは怖いのですよ―――常に自分達の前を行く、穏やかで礼儀正しい隣人がね。
どんな策略にも思うような形で屈する事はない、一見弱そうなのに後一歩のところで思い通りにならない、そんな歯痒さを常に感じていますよ。
中国からすれば、日本は敗戦国でありながら、アメリカの事情を利用して味方に引き入れ、上手にコントロールしているように見えます。
か弱い女性を装い、力強い男性を利用しているように見えます。
自分の力は温存し、他者を動かして身を護り、いざという時に備えているように見えます。
中国は周囲を上手く利用しているつもりでも、結局は敵だらけで常にパワー全開でなければ保てないというのに、日本は周囲を利用して上手くやっているように見えるのです。
中国は日本のか弱さを演出するアイテムの一つとして利用されているような気さえしてくる始末ですよ。
日本の強かさを一番意識しているのが、実は中国なのではないかと思います。
だからこそ悔しいし、だからこそ怖いのです。
それら日本人の姿は、まるで柳に風といった風情で、ますます中国の癇に障るのです。
日本人が当たり前の価値観として普段何気なく考え実行している事でも、その様な要素は常に垣間見えていますから、本当に悔しくて腹立たしいのです。
上手く事が運んでいると思う側から壊されてゆく、正にその繰り返しですよ。
日本にとっては日々の努力の成果であったとしても、中国にしてみれば日本のその努力自体が妨害行為なのです。
だからこそ焦るし、脅し行為を繰り返すのです。
様々な策略で日本を篭絡しようと試みるのに、後一歩のところでその策略が露見する始末です。
日本が弱腰で平和ボケの駄目な国だと考えているのは、案外日本人だけなのだと思いますよ。
実はその無自覚なところこそが日本人の一番怖いところなのですが…。
無自覚にその実力を発揮されると下手をすれば火傷どころでは済まないのですから、日本人はいいかげんに自覚して欲しいというのが世界の本音なのではないかと思います。
知らないことに関して上手く対処できないのはどの国の人間でも当たり前の事ですが、日本人というのは違っていると知った時からすぐ環境に適応する方法を考え出そうとします。
しかも、その考え方が一種独特なので、他国の人間が思いつかないような行動を取ったりします。
だからこそ日本の行動は読めないし、読めないという事は自分の価値観が通じないという事なので、恐怖するのに充分な理由になるのです。
外国の方々が苦心して作り上げた対日戦略が功を奏さなかったなどという事例も、漁ってみれば結構あると思いますよ。
日本の行動が愚かさを示すものであれば取るに足らないものとして受け止めるでしょうが、逆に有能さや可能性を示すものであれば脅威であると考えるのは自然なことです。
一見ひ弱そうなのに、実は強かで複雑で一番厄介な存在、それが世界の日本に対する評価だと思います。
当然そんな事は噯にも出しませんがね。
脅威となりうる国と思えばこそ、策略をめぐらせ自国の安全を確保しようと試みます。
取るに足らないと思えば、適当に利用して、必要なくなればポイ捨てします。
その程度にしか見られませんし、その様な国に何時までも関わっている暇は無いでしょう。
日本に対するしつこいまでの工作活動は、恐怖心の表れだと思います。」

(2010年10月20日)





私たちはこれまでに、当Blogや本家サイトを通じて「霊界通信を安易に鵜呑みにするのではなく、皆様ご自身でよく考えてみましょう」と度々述べて参りましたが、それは私たちがマスメディアに対する際の姿勢にも通じます。
マスメディアに対する問題意識を持っている方でも、「マスメディアが悪い」で思考停止している方が少なくないように思います。(匿名様について述べているのではありませんので、念のため)
しかし、それではマスメディアに関する問題はいつまでも解消せずに残り続けます。
マスメディアの姿勢について問題意識を持っているのでしたら、「その問題をどの様にして解決するか」を考え、実践する必要があるのです。
その際、「マスメディアの問題なのだから、マスメディアに解決を迫る」という考え方は理解できるのですが、これまでの経緯や現在のマスメディアの姿勢を見る限り、余り効果的な策とは言えないと思います。
では、どうするのか。
私は、「自分の身の回りの人にマスメディアの問題を伝え、問題意識を共有してもらう」のが、最も効果的だと思います。
聞く耳を持たない人は後回しにして、まず聞く耳を持つ人を優先して伝えてゆきます。
自分の身の回りの方ですから、効果が上がれば容易に確認する事が出来ます。
一つ一つは小さな働きかけかも知れませんが、自分自身の行動が確実に実を結びつつある事を実感できますし、問題意識を共有する人が増加するにつれて、マスメディアに厳しい視線で臨む人が増えてゆきます。
そうしてマスメディアに対する問題意識を共有した多くの人に取り囲まれた時、マスメディアがどの様に対応するのかによって、彼らの命運が決まるのでしょう。

【Silvercord】管理人 

2010年10月20日水曜日

京都・奈良の旅をまとめてみた(その6)

今回は、記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その5)】の続編となります。
一言コメントは引き続き霊媒Mに依頼しました。





No.14:石上神宮







霊媒Mのコメント:
こちらの神社は朝一番に訪れたので、参拝客も少なく静かなものでした。
朝の御勤め中のようでしたので、神様もそちらに集中していたようです。
こうして毎朝、神様方との繋がりを深めているのだなと思いました。





No.15:大和神社











霊媒Mのコメント:
こちらの神社は規模としては大きい方ではありませんでしたし、私たちが訪れた時には参拝客もいませんでしたが、霊力は強く感じました。
地元の皆様に大切にされているのかなと思いました。
ここは結構穴場かもしれません。
こちらでも御神籤を引かせていただきました。





No.16:大神神社













霊媒Mのコメント:
こちらでは、参道をお掃除されている方からにこやかに挨拶をしていただいたりして、チョッとした心のふれあいがあって、とても気分良く参拝できました。
こちらの神様も地元の方にとても大切にされているのですね。





今回ご紹介した神社は、霊媒Mにとっては好印象だったようです。
記事【大和神社の神様から皆様へ】でも述べましたが、特に大和神社は、同地を訪ねる機会があれば是非立ち寄りたい、おすすめの場所の一つのようです。
末社からもかなり強い力を感じるようですので、併せて参拝したいですね。

【Silvercord】管理人 

2010年10月19日火曜日

日本のマスコミは自らの首を絞めている

今回は、本家サイトのメールフォームからお寄せ頂いたはつね様の質問について、霊界の住人からの回答を預かりました。
本家サイトのメールフォームからの投稿は、メールアドレスが記入されている場合はメールでの対応とさせて頂いているのですが、今回の質問については、ご覧の皆様の中にも関心をお持ちの方が居られると思いましたので、質問者のはつね様に転載の許可を頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。

では、早速ご紹介しましょう。





■ はつね様の質問

初めて投稿させていただきます。
10月2日に、渋谷で尖閣問題に対するデモが行われましたが、日本のマスコミは一切報道しませんでした。
16日、中国大使館を包囲するデモが行われ、5800人もの参加者が集まり、戦後最大のデモとなりました。
しかし、同日に中国で反日デモが起こり、マスコミは中国のデモを大々的に取り上げました。
今回の日本のデモに関しては、マスコミも少しは取り上げたのですが、中国でデモが起こったのは日本の反中デモが原因だというような報道内容でした。
私は、こうして日本でデモを起こすことは、まだ目覚めていない人達に呼び掛ける意味でもとても良いことだと考えておりますが、霊界の住人様はどのようにお考えでしょうか。
ご回答いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。





■ 霊界の住人の回答

「この問題については、そんなに心配する必要は無いと思われます。
私どもから見ますと、日本のマスコミの行動は、まるで自分の首を自分で絞めているようにしか見えないからです。
現実に起きている事を、全く無かった事にしてしまうことは出来ません。
報道されない事で、一度に大勢の方に知らせる事はできなくなるかもしれませんが、その一方で、普通に報道されていれば軽く流す程度であったかもしれない人々に、より強い関心を抱かせてしまう事になるかもしれません。
実際にデモの現場に偶然に居合わせた方々は、これらの問題に対するマスコミの対応をどのように思うでしょうか?
あるいは、偶然インターネットでこれらの情報を知った方々は、マスコミの対応をどのように思うのでしょうか?
これらのマスコミの行動は、関心の薄い方々に対し、そこには「重要な何かある」と、わざわざ告知しているようなものだと思うのですが…。
私どもには、わざわざ寝た子を起こすような真似をしているようにしか見えないのです。
故意に隠そうとするほど知りたくなるのが人の性だと思われますので、まったく逆効果になる事をしているとしか思えません。
今回の事が切っ掛けでマスコミに疑念を抱いた方々に対しては、もう今までのような簡単なごまかしは通用しなくなってしまうと思われます。
その様な方が徐々に増えて行き、やがてはどうにもならないところまで発展してしまう手助けをしているとしか思えないのです。
彼らマスコミは、自ら破滅への道を突き進んでいるように見えるのですが、どう思われますか?」

(2010年10月17日)





ちなみに16日のデモとは『【尖閣衝突事件】東京の中国大使館前で2800人デモ、沖縄でも集会(MSN産経ニュースより)』のことですね。
マスメディアについては、当Blogでも折に触れて度々取り上げておりますが、その度に疑問に思うのは、マスメディアの姿勢に不満を漏らしつつも、なおマスメディアに拘り続ける方の多さです。
私は「そんなに不満が募るのであれば、遠ざけて相手にしなければよいのに」と思うのですが、その様な考え方の持ち主は少数派なのでしょうか。
実際に、私は21世紀に入ってから、インターネットを除く従来のマスメディアとの関わり合いは殆どありません。

【Silvercord】管理人 

2010年10月18日月曜日

京都・奈良の旅をまとめてみた(その5)

今回は、記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その4)】の続編となります。
一言コメントは引き続き霊媒Mに依頼しました。





No.12:乃木神社





霊媒Mのコメント:
先日投稿した記事【乃木神社の主は今】にありますように、こちらはまだ神社としては完全に機能していない状態のようでした。
“乃木”神社でありながら、ご本人は今別の場所で学びの最中であるようでした。
ただ、学び終えたら戻る予定のようで、今は留守役の霊にお任せしているようでしたが、乃木氏ご本人とも細々ながらも常に繋がっている状態ではあるようです。





No.13:春日大社















霊媒Mのコメント:
こちらの神様からも特にお伝えしたい事はなかったらしく、霊力は感じられるものの静かなものでした。
折角なので御神籤を引かせていただきましたが、こちらでも大変意義深い内容の籤を引くこととなりました。
こちらに向かう途中で、鹿さんがのんびりと過ごしている様子を観察できました。
とても大切にされている様子でした。





春日大社の摂社・末社には、かなり強い力が感じられるところが多いようです。
また、鹿の毛づやや表情一つとっても、神と人が通じ合っている神域と、神と人との繋がりに齟齬を来している神域とでは、ずいぶんと異なった印象を受けました。

【Silvercord】管理人 

2010年10月17日日曜日

乃木神社の主は今

記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その4)】で述べたように、明治天皇陵を訪ねた折、隣接する『乃木神社』に立ち寄りました。
この神社の御祭神は『乃木希典大人之命』――つまり、日露戦争で旅順要塞攻略戦を指揮した『乃木希典』将軍との事です。
日本の近代史に特別の関心がある方でなくとも、一度や二度はその名前を聞いた事があるでしょう。
但し、私が“乃木さん”についての関心を持つようになったのは、浅野和三郎氏の著書で取り上げられていた乃木さんの様子を拝見した事がきっかけでした。

さて、霊媒と共に乃木神社を訪ねました。

 



境内は静まりかえっていて、また霊媒も乃木さんの存在を殆ど感じ取る事が出来ません。
一体どういうことかと訝っておりますと、乃木さんは現在この場所には居られないご様子。
そうこうしているうちに、乃木さんの代理として、現在乃木神社の留守を預かっている霊の話を伺う事が出来ましたので、ご紹介したいと思います。





■ 乃木神社の留守を預かる霊との対話

管理人
では乃木さんのお話です。

霊媒M
本人ではないですが。

管理人
あ、本人ではないですね。
では、どちらの方なのでしょうか。

乃木神社の霊
あの神社の留守を預かっているものです。
いずれはお迎えする予定ですが、ご本人が納得して「こちらでお仕事をさせて頂きます」と思えるようになるまでは、私が代理を務めております。
先程、明治天皇が崩御された時に殉死をしたというお話をされましたが、後に「これはちょっと違っていたのではないか」という風に気付いたそうです。
崩御されたからこそ、「私は生きて、伝えて、その志を継いでゆくのが本当だったのではないか」と思うようになったので、やはり自分なりにその点をもう少し深く学びたいと思うようになって、修行に赴いていったようです。

管理人
では、今、「霊媒と繋ぎをつけるような働きかけがあった」と伺いましたが、乃木さんはもうすぐ修行を終えられて、神社での本来の仕事に携わる時期が近づいているので、その為の準備という事でしょうか。

乃木神社の霊
やはり、これからの『世界の中の日本』の将来・未来に強い関心を持たれていますが、生前果たさずして自ら命を絶ってしまったという思いがあるので、それを間接的にでも協力したい。

管理人
それは今現在の立場でという事ですよね。

乃木神社の霊
そうですね。
今の日本にとって、今の世界にとって必要と思われる事はよく見えるようなので、それを踏まえて、いずれ近いうちにお戻りになるでしょう。

管理人
では、乃木さんには、修行から戻られたら是非お話をお願いしたいと思います。

乃木神社の霊
お話は、ご本人からちゃんとあると思います。

管理人
では、その日を楽しみにお待ちしたいと思います。

(2010年9月23日)





冒頭で触れた浅野和三郎氏の著書に描かれた乃木さんは、霊界に赴いてから余り時間が経っていなかった為なのか、勝手が分からずに戸惑っていると言った印象でした。
その後、思うところあって修行の日々を過ごされ、それにももうすぐ一区切りが付くようです。
今回、この様な形で繋ぎをつける事になったのも、今後の乃木さんの活動と関連がありそうですので、本人が修行から戻られましたらお話を伺う機会を設けたいと思います。

【Silvercord】管理人 

2010年10月16日土曜日

『バチカンの拠点開放に携わる霊団』の働きかけと霊界通信の受け止め方

今回は、記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その1)】のコメント欄からお寄せ頂いたたらこ様の質問について、『バチカンの拠点開放に携わる霊団』の皆様の回答を預かりましたので、ご紹介したいと思います。





■ たらこ様の質問

ところで記事とは関係のない質問なのですが、宜しいでしょうか。
このブログや本サイトの主旨である
バチカンの開放に伴う霊界との協力体制という活動は
管理人様と霊媒M様のお二人だけで行っているのでしょうか?
この日本の中だけでも、様々なスピリチュアルのブログやサイトがありますが、そのようなお話をしているところを見たことがないので、常々疑問に思っておりました。
また、サイトごと、霊能者ごとに、話している内容が様々で、中には民主党を擁護しているようなものまでありますし、私から見てお花畑なことを言っているなあと思う内容もあります。
・・というよりも、このブログのように、政治や国のことについてこれだけ突っ込んだ内容が話されているブログの方が珍しく、そこが個人的には非常に興味があり、また今一番知りたい情報であるので、とてもありがたいです。
霊界の皆様は、他の霊能者の方達にも働きかけているけれど、今のところそれに協力できる、その意志を受け取ることができるのはお二人しかいない、という状況でしょうか?
もし宜しければ、今の日本のスピ状況も含めて、お答えしていただければと思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。





■ 『バチカンの拠点開放に携わる霊団』の回答

「過去の時代にも、様々な方々を通じて、霊界からの言葉が皆様の世界にもたらされてまいりました。
私どもの言葉を受け止める事が出来る方々は、大抵の場合、スピリチュアルな事柄に対する関心が高く、過去に伝えられた霊界通信にも詳しい場合が多いのですが、そうなりますと、そこで一つの問題が生じてまいります。
一種の“先入観”が出来上がってしまいやすく、そうなると、どうしても物事を判断する際に柔軟性を欠いてしまいます。
その結果として、新たなる知識―――(過去の霊界通信に詳しい霊媒は特に)あるはずの無い情報がもたらされた場合、その“先入観”が霊媒の思考を働かせて邪魔をしてしまい、上手くこちらの意思を受け止める事ができなくなります。
霊媒自身の考え方が柔軟であり、『ありのままを受け止め、後でじっくり検証してみる』くらいの感覚の持ち主でなければ、新たな知識を受ける事は難しいのです。
無意識下での働きのようですが、大抵の場合は霊媒自身が導き出したい結論を予め決めており、それに反した情報は受け付けないようです。
基本的に、自己主張が激しい方は霊媒には向いておりません。
気負わず、決め付けず、ありのままを受け止める心を育てる事が、新たなる知識を受け止める必要最低条件となります。
それ以前に、霊界通信を受けたという事のみに注目して満足してしまい、通信の中身を検証しようともしない方が殆どですので、それではこちらとしても、手間隙をかけて通信網を整え、維持をする意味がありません。
何度か注意を促しても態度が改まらない場合は、手を引かせていただいております。

さて、今回のバチカンの拠点開放プロジェクトは、皆様の世界で大きな出来事であるのと同じ様に、私ども霊界でも“一大プロジェクト”といえる出来事なのです。
ですから、長い時間をかけて、大事に、大事に、一つひとつの作業を丁寧に行ってまいりました。
作業をお願いする霊媒も、こちらで厳選した可能性のある方々に対し、丁寧に働きかけて育ててきました。
ですが、私どもの要望に応えてくださる方は本当に極少数です。
例え応えてくださったとしても、本格的に活動するまでに至らないうちに駄目になってしまう場合も多く、実際に活動をするまでに育った方はこちらの方が最初ですね。
我欲を満たすために霊界通信を利用されるような心がけの方では勤まりませんので、その段階で私どもの方が手を引いてしまう場合が殆どです。
それと、例え私どもが要求する条件を満たしている霊媒でも、既に違う役割を担っておられる方は私どもがもたらす情報を受ける事はありません。
無制限に、無秩序に、誰にでも情報を流してしまうと、この世界に混乱をもたらしてしまうので、霊媒の皆様にもそれぞれにきちんと役割が決まっているのです。

霊界通信は、通信霊媒の素質があれば誰でも受け止められるというわけではなく、霊媒自身が人間として多くの経験を積み、より成長しようと努力を重ねる必要があるのです。
人間として成長すればするほど、より詳細な知識を受けことが出来るようになります。
逆に努力を怠れば、それまで支援していた霊団が手を引いてしまうので、その後釜についた未熟な霊の玩具にされ、徐々に能力も衰えてしまいます。

最も重要なのは、霊界からもたらされた情報であるという事よりも、その“情報の中身”であり、そこで“何が語られているのか”という事の方が余程注目に値することなのです。
霊媒に対して特別意識をもって接する事はとても危険です。
霊媒も皆様と同じ人間であり、霊界通信を行う術を身に付けているだけに他なりません。
皆様の世界にも、あらゆる技能を身に付けている方が大勢おられるでしょう?
国家資格などがあって、その試験にパスすれば特殊技能者として働けるでしょう?
霊媒もそれと同じです。
私ども霊界側で素質のある方に対して霊媒としての資格試験を行い、それにパスした方が活動しているだけなのです。
一度試験にパスしても、役割を放棄し、身勝手な振る舞いを続けるような事があれば資格を剥奪されます。
これも皆様の世界と同じでしょう。
例え霊媒の素質があっても、ご本人が望まないのであれば無理強いする事はございません。
その様な場合は早々に引き上げて、他の可能性がある方に働きかけることになります。

霊媒ごとに話している内容が異なるのは当然のことで、例え源は同じでも、その受け止め方は霊媒の成長度合いに大きく影響されますので、仕方の無い事なのです。
一見すると違いがあるように感じられても、きちんとした情報源から得ている情報には必ず共通するものがございますので、熟読する事で見えてくるものもあるでしょう。
霊媒の成長云々以前に、嘘偽りを広める目的で“スピリチュアル”と称して好き勝手な事を語っている場合もございますので、くれぐれもご注意くださいませ。
その様な場合は一目瞭然で、内容を検証してみればすぐに分かる事です。
辻褄の合わない支離滅裂な事を語っていたら疑ってみた方が良いかもしれません。
上記でも述べた通り、私利私欲に走ってしまった霊媒の場合はきちんとした霊団からの支援が受けられなくなりますので、その隙を突いて未熟霊が入り込んでしまいます。
その様な場合も、辻褄が合わず支離滅裂な事を語っているので、例え巧妙に語られていたとしても注意していればすぐに見分けがつきます。
皆様が何らかの情報を扱う場合に、例えどのような肩書きの方の言葉であったとしても、判断をする際に注目すべきはその中身であって、その肩書きが立派であるからと言って惑わされるわけでは無いでしょう?
例え表面を立派に装ってあっても、その中身が必ずしも立派であるとは限らないのは皆様も良くご存知のことでしょうから。
霊界通信も皆様の世界の情報も、判断する際に気をつけるべき点は何も変わらないのですよ。

霊的真理というものは、皆様の生活をより豊かにするための知識であり知恵なのです。
決して、皆様の世界からかけ離れた突拍子の無いものでもなければ、その意味も確かめずに崇めて言う通りにしてれば良いというものでもありません。
何故、善であると言われているのか、何故、悪であると言われているのか、その意味をきちんと理解する必要があるのです。
その為には、時として無駄に思えるような時間を過ごし、とことんまで経験してみる必要があります。
物事の本当の価値を知るには、時には一度手放してみる必要もあるのです。」

(2010年10月15日)





霊媒については、本家サイト『銀の紐を越えて』掲載の記事【複数の霊能力を発揮する霊能者は現代には存在しない】でも述べております。また、同じく本家サイト『銀の紐を越えて』から【霊界通信の難しさ】も参考になると思います。
さて、たらこ様の質問には「この日本の中だけでも、様々なスピリチュアルのブログやサイトがありますが、そのようなお話をしているところを見たことがないので、常々疑問に思っておりました。」とありますが、だからこそ当Blogを続ける意義があると考えております。
スピリチュアルの看板を掲げつつ、霊的な存在と現実社会が密接な繋がりを持っている現状をお伝えし、霊的知識を皆様の日々の生活に役立つ知恵としてお届けする事を通じて、ご覧の皆様にも霊的な存在との繋がりを実感できるきっかけとして頂ければと思います。

【Silvercord】管理人 

2010年10月15日金曜日

京都・奈良の旅をまとめてみた(その4)

今回は、記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その3)】の続編となっております。
一言コメントは、前回に続いて霊媒Mに依頼しました。





■ No.9:伏見稲荷大社









霊媒Mのコメント:
ここはですね、修学旅行生がちょうど訪れていて、ちょっと騒がしい感じであまり集中できませんでした。
ですが、私自身も学生時代に修学旅行で京都・奈良を訪れた事があるので、学生さんを見ているうちにちょっと懐かしく感じてしまいました。
この地を訪れた事が、学生さんたちにとって楽しい思い出になると良いですねぇ。





■ No.10:伏見桃山城





霊媒Mのコメント:
下から見上げた姿は正に圧巻といった感じで、威風堂々とはこういう事をいうのかなと思いました。





■ No.11:明治天皇陵(昭憲皇太后陵)







霊媒Mのコメント:
天皇陵というのはどこでも霊力が高いですね。
多くの霊が忙しく働いているといった感じで、本当に強い力を感じました。
とても癒されます。
何度でも訪れてみたい場所ですね。





ちなみに、写真の上が明治天皇陵(伏見桃山陵)であり、下は昭憲皇太后陵(伏見桃山東陵)となっております。

【Silvercord】管理人 

2010年10月14日木曜日

京都・奈良の旅をまとめてみた(その3)

今回は、記事【京都・奈良の旅をまとめてみた(その2)】の続編となります。
一言コメントは、引き続き霊媒Mに依頼しました。





■ No.6:八坂神社





霊媒Mのコメント:
こちらでは、拝殿で参拝をしている際に中に引き込まれるような力を感じました。
その一方で、穏やかな霊力に包まれ、癒されているように感じられました。





■ No.7:京都霊山護国神社







霊媒Mのコメント:
ここは凄かったですね。
坂本竜馬の墓以外の場所も力が満ち溢れていました。
きっと、大勢の霊がそれぞれに伝えたいことがあったのでしょう。





■ No.8:清水寺







霊媒Mのコメント:
ここは観光地としてあまりにもメジャーすぎて、ごった返しているような感じでしたので、じっくりと霊力を感じ取る事ができる雰囲気ではありませんでした。
この場所自体には霊力があるのですが、あまりにも人が多すぎて、その力が上手く循環していない印象でした。
かなり歩き回っていたので、疲れていた影響もあったかもしれませんが、それにしても騒々しい感じでした。





今回の旅では注目箇所が盛り沢山でしたので、必ずしも十分にご紹介できているとは言い難い部分もあります。
また、特に清水寺については、本家サイト『銀の紐を越えて』掲載の記事【厳島神社における霊界事情】で指摘した状態に陥らないように気をつけた方が良いのかも知れません。
多くの方が訪れるのは良いのですが、『観光』への比重が過度に高まると、その場所が本来持つ霊的な力が発揮されにくくなってしまいます。

【Silvercord】管理人