今回は、記事
【日本のマスコミは自らの首を絞めている】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の意見と質問について、『鄧小平』と名乗る霊の意見と回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。
■ 匿名様の意見と質問
個人としてのスタンスならば、マスメディアから情報を得ない選択で良いのですが、それのみにとどまりますと、マスメディアの言う事しか信じない人間に困らされる事態が残ることとなり、問題が根本的に解決しないのです。
マスメディアは未だに影響力を行使しており、その害悪もまた無視できません。
なぜならば、マスメディアを握り情報を操ることで、諸外国が日本を侵略する為の強力な武器として行使されているからです。
大多数の国民が正しい判断材料を与えられない中、民主党政権を選択してしまったのが、その最たる結果であるように思います。
マスメディアに関しては、自浄能力やチェックの機能が働いていないことが、非常に問題です。
中国共産党「日本解放第二期工作要綱」が、その事を語っていると考えております。
さて、メディアコントロールのお話が出たところで、お尋ねしたいことがございます。
中国共産党に李克強という人物がおります。
北京閥のナンバー2であり、中国共産党による日本のマスメディアを使った情報工作の責任者でもあるということです。
その戦略には何故か、漫画やアニメなどの日本独自のサブカルチャーを破壊することまで、含まれているようです。
それらのサブカルチャーを潰したところで誰が得をするのか、正直理解に苦しみます。
この人物が戦略として仕掛けている(とされる)情報の操作は、何故行う必要があるのでしょう。
また、潰しを仕掛けてくると言う事は対象に何か重要な役割があるはずですので、漫画やアニメなどのサブカルチャーがこの世界で果たす役割についても、併せてお尋ねいただけたらと思います。
■ 『鄧小平』と名乗る霊の意見と回答
「メディアに関するきちんとした制度を整えるのはとても大切なことであると思います。
それらの制度を今後いかにして実現させるのかを考え、今出来ることから行動を起こすのは大変重要でしょう。
それらの行動は、日本から諸外国へ発する重要なメッセージともなりますので、とても大切なことであると思います。
日本なのですから、日本国民にとって有益な働きをするのが当たり前であるという認識が必要であると思われます。
違法な事をすれば当然相応の罰を受けるべきですし、日本国民にとって不利益なことは改められて然るべきでしょう。
中国による日本のサブカルチャー潰しも、メディアコントロールの一環なのではありませんか?
漫画やアニメなどには、それらの作品を創作した作家達の持つ価値観が反映されます。
日本人が生み出した作品には、日本人にとって当たり前の価値観が溢れていると思われます。
娯楽として純粋に楽しみながら、それらの作品を通して、日本特有の概念や価値観に触れて育つ人が世界中に大勢現れたらどうなることでしょうね。
今現在の世界でのオタクブームを目の当たりにして、戦々恐々としているのではないかと思われます。
それらの娯楽から得た情報は、無理に強制されたものではなく、自ら選択して望んで受け入れた情報です。
喜んで受け入れられ、自然に浸透し、やがては常識となってゆく。
メディアコントロールをするという事は、他の価値観が広まっては困るからです。
中国が意図的に広めようとしている価値観は、窮屈でとても不快なものです。
中国共産党にとって都合の好い価値観ですから、一般の方から見れば不快なのは当たり前です。
そこに、とても愉快で多様な価値観が共に存在していたら、人は自然に愉快で多様な方を選ぼうとするのではありませんか?
それならば、今のうちに潰しておきたいと思うのは、中国からすれば自然な考えなのではありませんか?
世界に日本人的価値観が広がる事を阻止したいのでしょう。
まあ、これは中国だけに限ったことではありませんが…。
何故、中国は日本にここまで執着するのでしょうか?
戦略的な事を考えているだけだと思われますか?
中国から見れば、中国が喉から手が出るほど欲しいと思うものを、日本は難なく手にしているように見えているのです。
弱腰で優柔不断に見える日本が何故あれだけのものを簡単に手に入れているのかと、勝手な嫉妬心や対抗心を抱いています。
彼らは怖いのですよ―――常に自分達の前を行く、穏やかで礼儀正しい隣人がね。
どんな策略にも思うような形で屈する事はない、一見弱そうなのに後一歩のところで思い通りにならない、そんな歯痒さを常に感じていますよ。
中国からすれば、日本は敗戦国でありながら、アメリカの事情を利用して味方に引き入れ、上手にコントロールしているように見えます。
か弱い女性を装い、力強い男性を利用しているように見えます。
自分の力は温存し、他者を動かして身を護り、いざという時に備えているように見えます。
中国は周囲を上手く利用しているつもりでも、結局は敵だらけで常にパワー全開でなければ保てないというのに、日本は周囲を利用して上手くやっているように見えるのです。
中国は日本のか弱さを演出するアイテムの一つとして利用されているような気さえしてくる始末ですよ。
日本の強かさを一番意識しているのが、実は中国なのではないかと思います。
だからこそ悔しいし、だからこそ怖いのです。
それら日本人の姿は、まるで柳に風といった風情で、ますます中国の癇に障るのです。
日本人が当たり前の価値観として普段何気なく考え実行している事でも、その様な要素は常に垣間見えていますから、本当に悔しくて腹立たしいのです。
上手く事が運んでいると思う側から壊されてゆく、正にその繰り返しですよ。
日本にとっては日々の努力の成果であったとしても、中国にしてみれば日本のその努力自体が妨害行為なのです。
だからこそ焦るし、脅し行為を繰り返すのです。
様々な策略で日本を篭絡しようと試みるのに、後一歩のところでその策略が露見する始末です。
日本が弱腰で平和ボケの駄目な国だと考えているのは、案外日本人だけなのだと思いますよ。
実はその無自覚なところこそが日本人の一番怖いところなのですが…。
無自覚にその実力を発揮されると下手をすれば火傷どころでは済まないのですから、日本人はいいかげんに自覚して欲しいというのが世界の本音なのではないかと思います。
知らないことに関して上手く対処できないのはどの国の人間でも当たり前の事ですが、日本人というのは違っていると知った時からすぐ環境に適応する方法を考え出そうとします。
しかも、その考え方が一種独特なので、他国の人間が思いつかないような行動を取ったりします。
だからこそ日本の行動は読めないし、読めないという事は自分の価値観が通じないという事なので、恐怖するのに充分な理由になるのです。
外国の方々が苦心して作り上げた対日戦略が功を奏さなかったなどという事例も、漁ってみれば結構あると思いますよ。
日本の行動が愚かさを示すものであれば取るに足らないものとして受け止めるでしょうが、逆に有能さや可能性を示すものであれば脅威であると考えるのは自然なことです。
一見ひ弱そうなのに、実は強かで複雑で一番厄介な存在、それが世界の日本に対する評価だと思います。
当然そんな事は噯にも出しませんがね。
脅威となりうる国と思えばこそ、策略をめぐらせ自国の安全を確保しようと試みます。
取るに足らないと思えば、適当に利用して、必要なくなればポイ捨てします。
その程度にしか見られませんし、その様な国に何時までも関わっている暇は無いでしょう。
日本に対するしつこいまでの工作活動は、恐怖心の表れだと思います。」
(2010年10月20日)
私たちはこれまでに、当Blogや本家サイトを通じて「霊界通信を安易に鵜呑みにするのではなく、皆様ご自身でよく考えてみましょう」と度々述べて参りましたが、それは私たちがマスメディアに対する際の姿勢にも通じます。
マスメディアに対する問題意識を持っている方でも、「マスメディアが悪い」で思考停止している方が少なくないように思います。(匿名様について述べているのではありませんので、念のため)
しかし、それではマスメディアに関する問題はいつまでも解消せずに残り続けます。
マスメディアの姿勢について問題意識を持っているのでしたら、「その問題をどの様にして解決するか」を考え、実践する必要があるのです。
その際、「マスメディアの問題なのだから、マスメディアに解決を迫る」という考え方は理解できるのですが、これまでの経緯や現在のマスメディアの姿勢を見る限り、余り効果的な策とは言えないと思います。
では、どうするのか。
私は、「自分の身の回りの人にマスメディアの問題を伝え、問題意識を共有してもらう」のが、最も効果的だと思います。
聞く耳を持たない人は後回しにして、まず聞く耳を持つ人を優先して伝えてゆきます。
自分の身の回りの方ですから、効果が上がれば容易に確認する事が出来ます。
一つ一つは小さな働きかけかも知れませんが、自分自身の行動が確実に実を結びつつある事を実感できますし、問題意識を共有する人が増加するにつれて、マスメディアに厳しい視線で臨む人が増えてゆきます。
そうしてマスメディアに対する問題意識を共有した多くの人に取り囲まれた時、マスメディアがどの様に対応するのかによって、彼らの命運が決まるのでしょう。
【Silvercord】管理人