2009年11月27日金曜日

中川昭一霊からのメッセージ(その2)

先日ご紹介した【中川昭一霊からのメッセージ(その1)】はいかがでしたか。
霊媒によると、中川霊が霊界通信の技術を身につける為の練習として送られたメッセージですので、送られた情報が上手く受け取れていないかも知れないとのことでした。
私の見るところ、細かな表現が受け取れていない様にも見えますが、話の概要を理解する上では問題ないレベルではないかと思います。

実際にメッセージをご覧になった皆様は、どの様な感想をお持ちでしょうか。

さて、前回に引き続いて、『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージ第二弾が届いておりますので、早速ご紹介しましょう。





■ 『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージ(その2)


やたらとアメリカ陰謀説を広めたがっている人がいるけど、それは少々違うな。
確かにアメリカは付き合い方を間違えれば厄介な存在となるが、適切な距離を保って上手に付き合っていれば、これほど心強い味方はいない。
ある程度警戒して付き合う必要はあるけど、むやみやたらに恐れて距離を置かなければならない程、彼らは万能な存在では無いよ。
彼らにも弱点は当然あるし、恐怖心なんかは半端じゃないね。
何しろ、彼らの歴史の中で敵がいなかったことなんて無かったくらいだから。
少しでも手を緩めたら“どこから攻められるかわからない”といった恐怖はいつも持っているだろうね。
それ故の強硬姿勢であると理解している。
だから、敵であると認識されなければ大丈夫だろう。

それと、中国とアメリカが手を組んでいると言って、やたらと警戒している人がいるけど、アメリカにとって中国は対等な存在では無いよ。
せいぜい、自分達の手駒程度にしか思っていないだろうね。
とにかく自分達のいいように利用することしか考えてないだろうから。
中国がどれだけ賢く立ち回って、アメリカとの適切な距離を保てるかが、今後の中国にとって鍵となるかもね。
下手をすれば潰されるよ。
アメリカからすれば中国の戦略なんて赤子も同然だから。
中国側の工作活動をアメリカもただ手を拱(こまね)いて見ているわけではない。
然程害が無いものや、後々利用できると思うものに関しては放置し、好きにさせているだけ。
それを見抜けていないのだとしたら、中国側の力も高が知れているということ。
日本相手に上手く行っていると過信して、アメリカに対しても同じ感覚でいると痛い目を見るかもね。

アメリカって言う国はやたらと孤独な国だと思う。
多分、どこも信用できないだろうから。
だからこそ、世界の中で第一位の力を保持し続けたいんだよ。
自国が脅威に晒されない為にはそれしかないからね。
それが例え虚像であろうと手放せないだろうね。
虚勢を張ってないと自国を守れないと思っているんだろうな。
今のところはまだ力を保っているけどね。
それがいつ失われるかと気が気じゃないだろうね。

後一つ、日本の力を日本人が見くびり過ぎている。
日本はそんなに甘くないよ。
少なくとも、日本政府はそこまで甘くは無かった。
ちゃんと自国の利益と世界との距離感を考えながら動いていた。
ただそれが国民には見えていなかっただけ。
もちろん満足の行く結果か出ていたとはいえないけどね。
それでも効果は発揮されていたんだ。
現政権のお陰で今はとんでもないことになっているけどね。
官僚が何かと頑張ってくれているみたいだけど、その効果もどこまで持つことか…。(了)

(2009年11月24日)





大国であるが故に、他の国が当り前に行っている政策を実行しても、周囲へ及ぼす影響力の大きさから、批判や反発も大きくなる――別に米国の立場を擁護するつもりはありませんが、少々悪く言われ過ぎの側面もあるようです。
かつての日本は、米国と直接矛を交えて酷い目にあったという経験を積みながら、その後60年余に渡って、概ね良好な日米関係が続いております。
一旦焦土と化した日本が、ほんの数十年で再び今日のような繁栄を築き上げたのは、太平洋を挟んだ日米間の良好な外交関係が基軸となって、太平洋一帯の秩序が安定的に保たれてきたからです。
もちろん、戦後の復興に尽力された先人の皆様の苦労や努力の賜物ではありますが、米国との良好な関係が現在の日本を作り上げた要素の一つである事について、もう少し好意的に捉えても良いのではないかと思います。

とはいえ、先の大戦で日独が一方的に罪を被った上に築かれている偽りの秩序が、そう長続きするはずがありません。
因果は巡るのです。

【Silvercord】管理人 

2009年11月23日月曜日

中川昭一霊からのメッセージ(その1)

『中川昭一』と名乗る霊が、国民の皆様へ向けたメッセージを残して、死後に行うべき作業を実行する為に霊界へと旅立ってから、ほぼ一ヶ月が経過しました。
そして先日、旅立つ前の約束通りに、中川霊と霊媒Mとの通信が再開した事は、【中川昭一霊と歴代首相の霊団の言葉】で報告致しました。

そして、早くも中川霊よりメッセージが届いておりますので、ご紹介したいと思います。




■ 『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージ


世代間対立なんて言ってやたら煽っている人がいるけど、それはなんか違うと思うんだ。
冷静に考えている人はとっくの昔に気付いている事だけど、問題なのは一定の世代の人ではなくて、事実を直視できない人達なんだよな。
事実を直視できない人は問題の核の部分を理解できないから、解決する手段が分からない。
分からないなら積極的に学べば良いことなのだが、そういう人に限って学ぶ努力をしないんだよな。
そういう人は肩書きに弱くて、自称専門家などに専門用語なんかを散りばめて最もらしいことを言われると、例えその人の口が語ることに内容が無くてもコロッと騙されてしまう。
分からないから周囲の人間の良い様に利用されるし、挙句の果てには自らの意思で活動していると錯覚すら覚えてしまう。

話が脱線したから戻すけど、世代間の対立感情なんてものは感覚的な問題で、いつの時代も存在している。
ただ、それが全てではないし、互いの利点を活かして協力している人たちも大勢いる。
協力できる人同士が協力していく体制を築く事が、今一番必要とされている事なのではないのだろうかと思う。
年寄りは経験や知識が豊富だからそこを活かせばいいし、若者は発想が斬新で豊かだからそこを活かせばいい。
その二つの利点を組み合わせて協力すれば、大抵の事は実現可能だろう。

どうあっても協力できないという人たちには申し訳ないが、今は共に活動する事を考えるのは無理な話だろう。
だから、協力できる人たちが率先して活動し、現実の社会の中で体現して見せるのが一番の方法だと思う。
そこまでやっても気付けない人たちは、気付けないなりの結果を受けることになるだけだ。
それは個々人の問題だから、他人が強制する事はできない。
もちろん政治的に介入する事もできない。
それをやってしまえば独裁国家と何等変わりがなくなってしまうから、あくまでも個人の意思で活動する事が必要なんだ。

『全ての人を救い上げる』なんていう離れ業を実現できる人はこの世界にはいないし、仮に出来る人がいても、それでは依存体質を生むだけだ。
一人ひとりが自ら働きかけてゆく事の結果として繁栄を享受できる社会というのが、国の安定に繋がるのでは無いだろうか。
自らの意思で働きかけている時点で社会に対する参加意識が高い証拠だし、そういう人はモラルが高いから不正で混乱する事も少ない。

どんな人間でも自分なりの正義や理想を持っていて、それを基準に活動する。
だが、それが全ての人にとっての理想であり、正義と言う訳ではない。
自らの考えが曖昧で、他人の言いなりに動く人間すらいる。
不正をやらかす人間は、大抵の場合は優柔不断で意志薄弱だ。
そういう人間は、本当に自らの意思で活動しているのか判断できないから、周りの状況に流されている事が大半だ。
そんな状態だから、自らの行いが不正である事にすら気付いておらず、さらに恥の上塗りをし続ける。
自分では判断できないのだから当然だろう。
それでも恐れを知っている人はまだマシで、恐れる事も知らない人は始末に終えない。
恐れを知らないから、結果も考えずに無謀に振舞える。
それがどのような結果を招くのかは、思慮深い人であれば少し考えれば分かる事だ。
未知のものに対する恐れは唯一の身を守る術であるのだから、その恐れを知らないというのは本当に恐ろしい事だ。

臆病過ぎては何も出来ないが、無謀に突き進む事と試みる事とは全く異なる。
そこを勘違いしてはいけない。
無謀は勇気でも何でもないし、賞賛されるようなものじゃない。
そこの所を見誤ってはいけない。

現政権は、今、正に無謀を体現しているように見える。
日本が崩壊してしまう前に、何としても阻止しなければならない。
その為には、国民の皆さん一人ひとりの協力が必要だ。
日本を支えているのは国民の皆さん一人ひとりの力だ。
その事をもっと自覚して欲しい。
日本を守るためには国民同士で争っていてはいけない。
協力できる人が一丸となって立ち向かう必要がある。
日本を守るのは何も軍事力だけじゃないんだ。
国民の意識こそが大切なんだ。
どうかその事に目を向けて欲しい。
そして、それぞれの立場でできる事を考えて実行して欲しい。

日本を守る為にどうぞ国民の皆さんの力を貸してください。
そして、共に日本を守りましょう。(了)

(2009年11月20日) 




霊媒の話によると、中川霊は霊界で行うべき最初の作業を終えて、次の作業に取りかかったようです。
最初の作業とは、生前の人生を振り返って、反省・評価を行う事です。
その結果を踏まえて、次のステップとして今後の霊的成長に向けた目標を立て、その目標を達成させる為になると考える作業に取り組みます。

中川霊の場合は、亡くなってから半月程度(当Blogで紹介した【中川昭一霊より、国民の皆様へのメッセージ】が公開されるのを見届けるまで)地上界に留まり、その後霊界で一ヶ月程度をかけて生前の人生を振り返っていたようです。
中川霊自身は、既に今後の活動についての明確な目的を持っていますから、一連の作業を迅速にこなせるのでしょう。

そして、これからしばらくの間は、霊が人間に対して働きかける為の方法を学び、習得する為の時間を過ごすようです。
その中には、霊が人間と意思疎通を行う手段である『霊界通信の技術』を、実践を通して習得する事も含まれます。
ですから、霊媒が今回メッセージを受け取ったのは、中川霊が霊界通信の技術を会得する為の訓練としての目的があるようです。
「まだ練習の段階なので、中川さんが送った通りの内容を受け止め切れていないようだ」と、霊媒は述べておりますが、メッセージをご覧の皆様はどの様に感じられましたでしょうか。

以上の理由から、今後も中川霊からのメッセージが度々送られてくるようですので、これからも随時ご紹介したいと思います。

【Silvercord】管理人 

2009年11月22日日曜日

『国境を管理する霊団』からの警告

今回のメッセージは、今年(2009年)の9月に、本家サイト掲載用の情報収集目的として、青森県の恐山を訪れたのですが、その際足を伸ばして本州最北端の地、大間岬へ辿り着いた時に、今回ご紹介する霊団からの接触がありました。
便宜上、『国境を管理する霊団』と呼ぶ事にします。

なお、霊媒自身に対しては、その少し前に同霊団からと思われる情報がもたらされておりましたが、今回、彼らの活動拠点に近い場所へ赴く事で、霊媒との通信の繋がりが調整された様で、より詳細な情報を受け取る事が出来るようになったのだと思われます。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年9月4日収録の『国境を管理する霊団からの警告』をご覧下さい。





■ 『国境を管理する霊団』からの警告


(前略)

管理人
海の向こうを警戒しているのはどなたですか。

霊媒M
警戒というか、警告というか、何だろう。
暗雲が迫っている…抽象的だな、表現が。

管理人
暗雲が迫っている?
その送り手は、どういう方でしょう。

霊媒M
誰だろう。

管理人
それは分からないという事で。
では、とりあえず言いたい事を言ってもらいましょう。
暗雲が迫っているの続きを。

霊媒M
暗雲が迫りつつあるが、眼前は晴れ渡って見えているので、その暗雲が連れてくる嵐の凄まじさに気付かず、準備をする間もなく、被害に遭う。
――という、ちょっと詩的な表現をしてくるのだけど。

管理人
その暗雲とか、嵐とか、晴れ渡っているという言葉は、何かもっと具体的な別の言葉を、比喩として置き換えているのだと思うのですが、別の言葉に置き換えて表現することは出来ますか。

霊媒M
混乱が起きようとしている事態が、海の向こうで着々と進められているのに、目の前は――要するに、今の自分の生活は安全で平和的なので、海の遙か向こうで起きている事など想像もしていない。
その為に、備える間もなく、被害に遭う
――というようなことを言っている。

管理人
その、被害に遭うのは誰ですか?

霊媒M
被害に遭うのは、日本国民

管理人
では、その海の向こうで、混乱を起こす為に着々と準備を進めているのは、誰ですか。

霊媒M
何となく北朝鮮のような気がする。

管理人
海の向こうとは、北朝鮮ですか?

霊媒M
そんな印象がある。
だから、目の前の事だけしか見ていないから、一体何が起きようとしているのかを想像すらしていない。
警戒もしていない。
全く無防備な状態だから、例え一時的だとはいえ、被害が大きくなる。


管理人
それに対しての、個人的な印象なのですが、今の日本国民は確かにその通りだと思います。
それで、私が見る限りでは、ある程度痛い目を見ないと分からないなと。(*注1)
なので、痛い目を見るのは仕方がないでしょう。
ただし、それなりに見る目のある人、関心を持っている人に対して、それなりの手段を駆使して探せば、必要な情報に辿り着けるだけの目印は用意しておけるけれども、それ以上の事をやろうとしても、その努力は実らないし、他にやるべき事は幾らでもある。
痛い目を見ないと分からない人には分からないで、しょうがない事でしょう。
そこで痛い目を見て初めて分かったのだったら、それはそれで良かったじゃないですか。
今までは分からなかった事を、その時点で理解できたのだから――という、前向きな捉え方をしたいと思います。
個人的には、そういう印象を持っています。

霊媒M
一時的に酷い目に遭うのは、全体ではない。
ごく一部。


管理人
もし、その混乱を起こそうとしている相手が北朝鮮なら、日本全体を混乱に陥れる力はないですね。
ただし、日本のどこか一部に焦点を絞って、何らかの策を弄する事で、日本全体を動揺させる事は出来るかも知れない。
それを受けて、日本国民はどう判断するのか、どの様な反応を返すのかは、実際に物事が起きてみないと分からないですね。
もの凄く分かりますけど、どうしようもないかなと思います。
いかがでしょうか。

霊媒M
かなりの衝撃を受ける事を、覚悟しておいた方がいい。
特に直撃を受ける人達は。


管理人
大まかで構わないのですが、その事態は切迫しているのですか。
いつそういう事態が引き起こされてもおかしくないと見ていますか。
それとも、今その準備をしている最中だけれども、このままでは準備が終わって…。

霊媒M
嵐の中心にいるから安全だと思っているけれども、結果身を滅ぼす。
抽象的なので、余り詳しくは分からないが、嵐をまとってやってくる印象。

管理人
その、今警告された方は、どういう方でしょうか。

霊媒M
それぞれの国の国境線を守っている霊団からの警告。


■ 日本列島と大陸を隔てる霊的な壁


管理人
では、先ほどの話だけれども、日本列島と大陸の間に霊的な壁というか、ベールで覆われている(*注2)という話があったじゃないですか。
あの、台湾もそういうベールで覆われていると。

霊媒M
台湾も日本の側。

管理人
そういうベールを作ったり、維持・管理している霊団の方ですか。

霊媒M
余り外からの干渉が強すぎると内部のバランスを欠くから、干渉される事を許すにしても制限を加えないと日本自体を維持できなくなる――だから、民主政権になると決まった時に、すぐに壁が築かれたから。

管理人
では、何らかの形で、関心のある人に情報が伝わるようにしておかないと行けませんね。

(中略)

管理人
国境線を守る霊団の方は、陸の国境は明らかですけど、海の場合はどうなるのですか。

霊媒M
海の場合は、日本人が船で自由に行ける範囲内。

管理人
と言う事は、領海ではなくてEEZ(=排他的経済水域)という認識でよいのですね。

(中略)

管理人
国境を守る霊団の方に伺いたいのですが、急遽作った厚い壁と、もう一つの薄い、北海道は覆っていない薄い壁があると霊媒が言っているのですが、何故北海道は薄い壁で覆われていないのですか。

霊媒M
北方領土が北海道に入る。
北方領土は返ってきていないので、本州側とは別の働きをする必要がある。
本州とは別に、特別の働きをする必要がある。
霊界から見ると、外国人が日本の領地内に入り込んでいる様な構図になる。
だから、本州と一緒には出来ない。
連携はしているけれども、別の形で管理する事になる。
日本人と外国人が半々だから、別なのだ。

管理人
半分は北海道だけど、もう半分はロシア領北海道なんだ。
では、人間界の側で北方領土というのは、いわゆる北方四島を指しているのだけど、歴史的な経緯を見ると必ずしもそうではないのですね。

霊媒M
海を境にして、大陸側と島が分かれている感じ。
半島はあちら側だけど、島はこちら側。

管理人
例えば、樺太(=サハリン)とか、北方四島の北側にも千島列島(=クリル諸島)と言って島が連なっているのですが、それについては…。

霊媒M
綺麗に大陸と島が分かれている。

管理人
と言うと、霊界側の認識では、本来なら日本が管轄する領域だけれども、ロシアが占拠している状態だと。
そして、いずれは本来の状態に戻るという事でよろしいですか。

霊媒M
はい。

(中略)

霊媒M
そもそも、大陸の東側(=シベリア)は白人系の人達が司っている土地ではなかったので、今の状態の方が不自然。

管理人
では、いずれロシアの領土はウラル山脈の西側に縮小されてしまう?

霊媒M
それはロシアの事だから…。

管理人
日本の国境を管轄する霊団には管轄外?

霊媒M
知っていても言えない。
もし手放す事になっても日本の事ではないので。

管理人
逆に、日本は今のままで十分だという印象があるのですね。
長い間自分の元から引き離されていると、余計なものだという認識が芽生えてしまう。
でも、それって良くないのだけどね。
竹島の例を見るまでもなく。

霊媒M
他の人が支配しようとしても、その土地と、そこに暮らす人間との波長が違うので、なかなか根付かない。

管理人
それなら、日本は『北方領土はまとめて返還しろ』と延々と繰り返していれば、そのうちに返ってくるね。

霊媒M
自然に返ってくる状態になる。

管理人
そうすれば、必要以上にロシアと関係が深まる事もないから、シベリアの資源開発で金と技術を提供させられて、やっと資源が採掘できる段階になってから総取りにされる心配もないし。

霊媒M
霊的に見ても、その島は、大陸に向かう為の架け橋になっている土地だ。
霊的な流れとして。(*注3)
そういう部分で、ロシアがなかなか栄えなかったり、少し良くなっても長続きしないのは、霊的な流れの滞りというか、弊害が出ている。
本来なら、島を通って豊富に入るはずのものが細々としか入らない。

管理人
本来なら日本が管轄すべき土地を占拠しているから、その道が閉ざされているのでしょ。

霊媒M
完全に閉ざされているわけではなくて、例えば、日本が管理していれば窓が全開になるのだけど、今は窓が目の細かいフィルターで覆われているので、通気が悪いし、有効成分がフィルタで除去されて、窓の反対側へは殆ど届かない状態。

管理人
でも、それは日本にとっては良いのではないの?
本来ならロシア側に流れるものが日本側に留まっているのだから。

霊媒M
どんなものでも淀むのは良くない。
今国境と言われている場所が落ち着かないのは、本来の国境でないので淀みが出ている為だ。

管理人
要は、日本人は貯金が好きで、沢山貯めるのはよいけど、それではお金が回らないから、そのうちお金のない人とか仕事のない人が増えてくる事と同じようなものですか。
それって、お金の流れが滞っているわけだから。
持っていても役立てていない。

霊媒M
バランスを取る為のエネルギーだから、両国間のバランスが微妙になっている。

管理人
でも、そういう北海道から、今回あの様な人が首相になるかも知れないのだから、ある意味象徴的な気がする。
ところで、国境線についてもう一つ聞きたいのですが、日本から見ると大陸側の日本海から東シナ海にかけて、霊的な厚い壁というか、ベールが築かれているとの事ですが、反対側はどうなっているのですか。
太平洋側は。

霊媒M
そちらにはない。

管理人
ない?
薄い壁もない?
薄い壁は、EEZを囲うようにしてある?

霊媒M
太平洋側は、カーテンのように薄い。
そちらが脅かされる事は、今のところ確率が低いから…。

管理人
『ここからは日本だよ』という標識程度の意味合いですか。

霊媒M
そうですね。
でも、入る時は『ルールを守ってね』という程度で。

(後略)





*注1:
私の意見に対して、「冷たい」とか、「他人事のように言う」と思われる方もおられるでしょう。
しかし、もし警告の通りに北朝鮮が何らかの行動を起こしたとしても、私たちにとっては既に予測可能な事態であり、事前に適切な対処を施す事で、事態の発生を防止できたはずです。
北朝鮮は、今になって突然私たちに牙を剥き出しにした訳ではありません。
数十人とも数百人とも言われる日本人拉致を実行し続け、核爆弾や弾道ミサイルの開発に必要な資金や資材が、日本から北朝鮮へ流れているのを認識していながら、長年に渡って放置してきたのは、他ならぬ私たち日本国民なのですから。

*注2:
2009年8月30日投開票の衆議院議員選挙の結果が明らかになるのとほぼ同様のタイミングで、日本列島(+台湾)と、ユーラシア大陸(中国、朝鮮半島、ロシア等)との間の海上に、霊的な厚い壁と言うか、ベールのようなものが築かれたと、霊媒が述べております。
その霊的な壁は、大陸諸国への融和的な姿勢を示している政権与党に対して、ある程度影響を緩和して日本の内政の混乱を抑制する為に築かれたようです。
つまり、現政権は大陸諸国にとってそれ程都合が良く、日本の存続を危ぶませる存在であると、霊界側でも認識している事になります。
しかし、 その様な政権に国家の舵取りを委ねたのは日本国民の判断であり、たとえその結果として日本が大きな困難に見舞われたとしても、彼らに全ての責任を押しつけて済む話ではありません。
何故この様な選択をしてしまったのか、今後繰り返さない為にはどうすればよいのか、日本の有権者の皆様、一人ひとりがよく考えてみる必要があると思います。

*注3:
ここで、『霊的な流れ』と言っているのは、霊界からもたらされる霊的エネルギー(いわゆる生命力)を、覡(現在は日本の天皇とバチカンのローマ教皇)が地上界の生命に馴染む形に返還した後、地上の全ての生命に行き渡るまでの、霊的エネルギーの流れの事を指します。

この点については、【出雲の神様からのメッセージ(解説編)】に関連する記述がありますし、現時点では未公開ですが、いわゆる『平将門の首塚』が霊的エネルギーの流れに重要な役割を果たしている話を伺っておりますので、いずれ機会を見て公開したいと思います。

国境を管理する霊団 & 【Silvercord】管理人 

2009年11月17日火曜日

中川昭一霊と歴代首相の霊団の言葉

『中川昭一と名乗る霊』より、国民の皆様へ向けたメッセージを預かり、また様々な興味深いお話を伺ってから、約一ヶ月が経過しました。
国民の皆様へのメッセージは、【中川昭一霊より、国民の皆様へのメッセージ】として、また、霊媒を介した、中川霊と私の対談の模様は、【中川昭一霊との対話】として、既にご紹介しております。

しかし、上記の対談が終わり、中川霊のメッセージがBlogで公開された事を確認してから、中川霊が次の目的地に旅立つ間際に、もう一つのメッセージを残してくれておりました。

中川霊が、死の直後から『日本の歴代首相の霊団』から手厚い支援を得ていた事は、【中川昭一霊との対話】の中でも若干触れましたが、中川霊が国民の皆様へのメッセージを残して旅立つまでの短い間に、歴代首相の霊団の皆様とも色々な話をされたようです。

では、早速ご紹介しましょう。

2009年10月23日付で、中川霊と歴代首相の霊団の皆様より預かったメッセージです。




国民の皆さんが、普段の当たり前の生活をする事、実はこれが一番重要なことで、皆さんが生活を営む事で国は成り立っている。
当たり前の事だけど、働いて、食べて、寝て、遊んで、と言う生活そのものが国の活性化に繋がる。
生活すると言う事は、消費すると言う事。
消費するには生産が必要。
生産するには労働者が必要。
労働すれば収入を得ることが出来る。
収入があれば消費できる。
――と言った具合に、皆さんの生活そのものが国を活性化させる。
一番困るのは、働かない事と消費しない事。
これでは経済がまわらず、国が寂れてしまう。
そこで問題なのが、生活保護と年金。
これらの制度は、自力では暮らせない人々への保護処置であり、充分な収入がある人や、健康で働ける人には本来必要のないものだ。
だが、実際には偏りが生じており、必要のない人にまで分配されているのが現状である。
特に生活保護に関しては、働けないからではなく、働きたくないからと言う理由で申請する人も少なからずおり、本当に困っている人たちがその恩恵に与れない場合があることも、紛れもない事実である。
そのような人間が増えてしまうのは、非常に大きな問題となるのでそれだけは何としても避けなければならない。
そうならないために政府がすべき事は、国民が労働する場所を提供し、労働する事で満足感が得られるような制度や仕組みを作る事である。
お金をあげれば済む話でも無ければ、格差を無くせば良いといった単純な事でもない。
労働に見合った賃金を国民が手にする事の出来る制度作りが必要なのである。
労働に見合った賃金を国民が手にするには、雇用が増える必要がある。
雇用を増やすためには仕事を増やす必要がある。
仕事を増やすためには、消費意欲を高める必要がある。
消費意欲を高めるには、将来に対する確かな安心が必要になる。
確かな安心を得るには、安定した雇用の確保や治安維持のための制度作りが不可欠となるだろう。
安定した雇用や治安維持を実現させるには、外国との関係も大きく影響する。
今のような微妙な時期に、足元を見られるような軽率な態度や発言は慎むべきである。
雇用が増えるまで、失業者に対する臨時の保護処置は必要不可欠であるが、これらの制度が生活保護受給者予備軍を生み出すような、中途半端なものであってはならない。
努力しない者が苦労するのは当たり前である。
努力している者と、いい加減な者は篩い分ける必要がある。
ルールを守って努力した者が恩恵を受けるのは当然である。
そういう意味で、失業者のための保護と、生活保護は明確に分ける必要がある。
生活保護は、労働が困難になった者たちが受けるものであり、今後、労働する可能性が無い以上、基本的な営みが出来れば充分なのである。
贅沢できるほどに支援する必要は無いのだ。
最初から働く事が困難と思われるような者の場合は、状態別に制度も整えてあるから、それを利用すれば問題は無いだろう。
問題があると思われる場合は、国民自身が声を上げる必要がある。
どこが足りないのか、何が必要なのかは、当事者にしか解らない事であるから。
これは、保護制度に限った事ではなく、全て同じである。
大切なのは、仕組みを作る側に伝えることだ。
仕組みを作る側は、要望に応じて設計し、組み立てるのが仕事なのだから。





私は、このメッセージを読んで、『いかにも政治家らしいなぁ』と思いつつ、『今の国会で、この様な認識を共有できている国会議員はどの位いるのだろうか』と、暗澹たる気持ちに襲われてしまいます。
さて、皆様はどの様な感想をもたれましたでしょうか。

ところで、このメッセージの公開を今まで差し控えていたのには、ある理由があります。
霊界の住人から受けたメッセージを伏せておく場合、メッセージの送り主である霊自身の意向を尊重した結果である事が大半を占めます。
しかし、今回については、首相霊団より公開の催促を受けましたが、事情をお話しして、今まで公開を延期しておりました。

そして、今日、公開する為の条件が揃いましたので、満を持しての公開とさせて頂きました。
昨日、『中川昭一と名乗る霊』と霊媒Mの通信が復活したようなのです。

2009年11月14日土曜日

ヒトラー霊との対話(その3)

さて、【ヒトラー霊との対話(その1)】【ヒトラー霊との対話(その2)】に引き続き、今回も『アドルフ・ヒトラー』と名乗る霊との対話記録より、第三弾を公開したいと思います。

さて、ヒトラーと言えばかつてのドイツ総統であった人物として、また第二次世界大戦を引き起こした人物として知られております。
しかし、実際にヒトラー霊と対話を行った印象としては、一般的に知られているヒトラー像とは少々隔たりを感じました。
記事をご覧の皆様は、果たしてどの様な感想を持たれるでしょうか。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2008年11月16日収録の『ヒトラー霊との対話(その3)』をご覧下さい。





(前略)

ヒトラー霊
自分が政権を取っていた当時に、余り良い関係を築けなかった人についても、死後に霊界で会って会話とすると、生前の時とは印象が違う。

管理人
では、その具体例を出してもらえますか。
生前と死後で、もっとも大きなギャップを感じたのは誰ですか。

ヒトラー霊
(霊媒Mのコメント:誰かは分からない。)
その人なりの理想があって、その人なりにドイツを考えていた。
そういう話をしてくれた。
だから、目指しているものは違っていたけれども、思う気持ちは同じだった事を知って、印象が変わった。

管理人
右でも左でも、目的を達成させる手段に違いはあっても、国家を永続的に繁栄させようという理想に変わりはなかった。
ただ、それを達成させる為の手段については、人それぞれに違ったのだろうけど…と言う事なのかな。
それはそれで結構な事ですね。
日本の場合はそうではない人が沢山いますけど。

ヒトラー霊
彼らは見えていないだけじゃないか。
自分のした事の結果が。

管理人
そうなのでしょうね。
でも、見えている人もいるような気はします。
見えていても、今更「私達がこれまでにしてきた事は全て間違いです、ごめんなさい」とは言えないのですよ。
で、こっそり宗旨替えする人もいるでしょう。
半ば諦めて、行けるところまで行くしかないと思っている人もいるでしょう。

ヒトラー霊
どうでも良いプライドに振り回されて、せっかく気づいても修正できない様に、自分自身で追い込んでいる。
自分の信念よりも他人の目を気にし過ぎると、自分の間違いに気づいてもすぐに方向転換できない。

管理人
自分の意識が変わっても、周りの見る目が変わる訳では無いからね。
周りが変わらなければ、周りの目を気にして、心を入れ替える事が出来ない訳だ。

ヒトラー霊
他人を基準にして物事を判断するのは、生きていく上でとても窮屈な事だ。
だから、常に自分がどう思っているのか、自分がどうしたいのかを基準に考えて、行動した方が良い。
他人がどう見るか、どう考えるかではなくて。
そうしないと、大きな過ちを犯してしまう。
そうやって、無念の死を遂げた人達を大勢見てきている。

管理人
それは、ヒトラーさんの生前の話ですか?

ヒトラー霊
そうではなくて、死後に人間界を観察していて。
死んだ後の良いところは、過去の記録も閲覧できるから、それを見て学ぶ事が出来るのは、とても為になる。

管理人
その過去の記録について伺いたいのですが、人間にとっての過去の記録とは『歴史書』とか、特定の個人の『手記』などが当て嵌まると思います。
一方、霊界においての過去の記録とは、例えば『西暦何年にどこで何がありました』という記録ではないという情報を聞いています。(*注1)
そこで、過去の記録の断片から、実際に起こった物事の全体像を把握するには、それを読み取ろうとする人自身の洞察力がもの凄く求められると思うのですが、いかがですか。
読み違えてしまう場合もあると思いますが。

ヒトラー霊
それは当然ある。
ただ、人間が歴史を学ぶ場合と違って、自分が『こういう事を知りたい』と思ったテーマに対して、記憶を引っ張り出す様な形で引き出しを開ける感覚に近い。
人が何か記憶を思い出す時に。
だから、人が歴史書を読むような感覚とは違う。

管理人
具体的な例を挙げると、ヒトラーさんがポーランドに向けて進撃を開始しなさいという命令を出した時に、その『ヒトラーさんが命令を出した』という部分が歴史書に残っているのだと思うのだけど、その場に居合わせた人によって、その個人が受けた心理的インパクト――その時どう思ったかが違っていれば、ある程度内容のズレが生じると思うのですね。

ヒトラー霊
これは言葉で表現するのは難しい。
どういう切り口からの物事を知りたいのかという、自分の意図に相応しい記憶庫の引き出しを開く事が出来る。
例えば、戦闘中の記憶を知りたい場合、指揮官の記憶とか…。

管理人
後は、実際に戦場で戦っている一兵卒の記憶とか?

ヒトラー霊
それから、その戦闘に巻き込まれて亡くなった一般庶民の記憶とか、自分が知りたいと思った目線からの記憶を引っ張り出せる。
だから、そこで自分が何を望むかだ。
あらゆる人のその時の感覚を知りたければ、それぞれの立場のものを自分が引き出しから引き出せばいい。

管理人
では、ある事件の全体像を知りたいと思った場合に、どういう引き出しがあるのかを自分なりに想定する部分が、一番問われてくるのかな。
例えば、ある戦闘の全体像を知りたいと思った場合に、戦闘する軍の司令官が何を考えて戦っていたかを知りたい、或いは戦場で戦う一兵卒は何を考えて戦っていたかを知りたいと。
一方、戦場のすぐ脇で取り残された一般庶民がいたとしても、そういう人々がいるという所に考えが行かなかったので、その人達の記憶の引き出しがある事すら気付けなかった。
そういう事はあり得ると思うのですが。

ヒトラー霊
それは地上界でも一緒じゃないか。
どれだけの立場の人を想像してみるかによって、一つの事件などの全体像を把握する幅は、人それぞれに変わってくるものじゃないの?
それと一緒だよ。
自分がどれだけ広い視野で物事を捉える事ができるのかは、指摘の通り一つの鍵になっている。

管理人
あともう一つあげるとしたら、そういった情報の断片を繋ぎ合わせた時に、どの様な全体像が描かれているのか。
人によって情報の断片の繋ぎ合わせ方が違ってくると思うので、物事の全体像の印象は変わってくるのではないか。

ヒトラー霊
当然片寄りは出るし、例えば戦争の時代についてなら、相手国の事すら、敵国の事すら想像できない人もいる。
自分の所属する国の中の事しか分からなくて、公平性が成り立たない――そういう状況は普通にある。
それは地上界と一緒じゃないか。
だから、出来るだけ多くの視点で物事を観察できるか、考える事が出来るかが、物事の全体をより真実に近い形で把握する上では重要だ。
その為には、自分自身が多くの経験を積んで、色々な事を想像できるだけの下地を作っておく必要がある。

管理人
ところで、ヒトラーさんが亡くなって、今までの間にある程度の時間が流れているのだけど、きっと亡くなった時点から今までの間に学んだ事もあると思います。
やはり、その間に自分は変わったと思いますか?

ヒトラー霊
当然、地上界にいた時には考えようもない視点から物事を見る事が、私の今いる境涯では出来る。
そういう新たな視点から観察する事で、自分に足りなかった部分や見えていなかった部分に気づく事はある。

管理人
ちょっと下らない質問をしてよろしいでしょうか?
ヒトラーさんが隠居生活を送っていた時(*注2)には、エバ(=エバ・ブラウン)も一緒にいたのですか?

ヒトラー霊
自分は一人で、協力してくれる人の手を借りて、一人で暮らしていた。
エバは、自分と一緒にいても幸せにならないと考えたので、彼女に対しても自分は死んだ事にしておいて、自分の事を諦めてもらって、新たな人を探して幸せになってもらいたいと考えた。

管理人
では、エバがその後どうなったのかは分からない?

ヒトラー霊
わからない。

管理人
それはそれで、なかなか辛いものがありましたね。
今となっては過ぎ去った話ではあるけど。

ヒトラー霊
でも、その選択が間違っていたとは思っていない。

管理人
と言う事は、その結果も知っているのかな?
別に、敢えて表に出す必要がない、プライベートな話ではあるけど。

ヒトラー霊
彼女と一緒にいても、彼女自身が幸せになれないという思いはあったけれども、自分自身も一人で、自分のしてきた事について考える時間が欲しかった。

管理人
確かに、エバが一緒にいると、じっくり考える事の障害になったかも知れないね。

ヒトラー霊
それから、一緒に暮らすとなると田舎に縛り付けてしまう事になるので、そんな生活には満足できなかっただろうし。

管理人
なるほど。

ヒトラー霊
世間的には“死んだ者”だから、亡霊のような生活を送る事になってしまう。
多分、その様な状況には耐えられなかっただろう。

管理人
ある程度悟っていないと、難しいだろうね。

ヒトラー霊
そうすると、彼女が元で、自分の計画が明るみに出る危険があっただろうから、あの時はあの選択をしておいて良かったのだろう。

管理人
それは言えるね。
そのおかげでヒトラーさんは隠居生活を無事終えられたのだから。

ヒトラー霊
そういう事を考えると、自分には何かの役割があって、ドイツ人として暮らしてきたのだろう。
だから、誰か“家族を守りたい”というものとも別の感覚によって動いていたのだろう。

管理人
そうだろうね。
そういう感覚を持っていたら、恐らくヒトラーさんのやっていた事は遂行不可能でしょう。
家族や身近な人に傾ける時間を、別の事に費やす必要があったのでしょうね。
例えて言えば、理解されない、孤独な天才と言ったところですか。

ヒトラー霊
理解してくれる人はいた。

管理人
シュペーア(=アルベルト・シュペーア)とかでしょう。

ヒトラー霊
だから、どちらかが女性だったら結婚していた。

管理人
シュペーアは、ニュルンベルクの裁判を受けてますよね。
それで、結局禁固刑になったようですけど、ヒトラーさんも既に生前から得ていた情報なのではないかと思いますけど。

ヒトラー霊
結局、色々と最後まで動いてもらっていたから。

管理人
でも、ヒトラーさんがシュペーアに依頼した極秘の計画については、裁判にかけられても漏らさなかったでしょう。
いかがですか。

ヒトラー霊
漏らしたところで、彼ら(=連合国)の満足いくようなものではないから、その様なものは要求されない。
如何に自分達に都合の良い結果に導いていくかが、彼らの考えだったのだから、真実がどうであったのかはどうでも良かったのではないか。
都合良く悪者になってくれたのだから、それはそれで満足だったのではないのか。
実際の所を語ったら、それはそれで自分達の偽りが暴かれる事になるのだから。
その様なものは受け入れもしなかっただろうけどね。

管理人
ただ、これは東京裁判の例なのだけど、ニュルンベルクの裁判と同じように、日本を悪者に仕立て上げて、そういう悪い奴に対して『かくも寛大な裁きをしたのだ』という体裁を取り繕おうという思惑が垣間見えるのですが、その中でも日本なりの弁明をしているんですね。
それは日本人の弁護人だけではなくて、弁護を依頼されたアメリカ人の中にも、むしろ連合国のやっている事の方がおかしいという指摘をしている人もいました。
尤も、それは裁判当時は受け入れられなかったのかも知れないけれども、そうやって残された裁判の公式記録が後世に伝えられて、今になって日の目を見つつあるように思います。
当時の連合国の意図はどうあれ、そういった裁判の公式記録が残されている事には、ある程度の意味があったと思います。

ヒトラー霊
日本とドイツでは地理的な問題が全然違っていて、そこで変に反発すると、逆にドイツを追い詰めかねなかった。

管理人
あと、時期の違いもあったのかな。
ドイツの方が先に降伏しているから、裁判の手続きも先に行われているでしょう。
日本でそういう裁判を行っている段階では、既に米ソの対立がかなりはっきりした形で見えていたから、そこで裁判を余り拗らせるよりは、『日本は悪い事をしましたよ』という体裁は繕いつつも、余り過酷な刑罰を与えずに、見せしめ的に指導者の首を刎ねて終わりましょうと。
そして、さっさと復興してもらって米国陣営に引き込みましょうという思惑があったのだろうから、それよりも先に手続きが進められていたドイツとは、少々異なる事情があったのでしょうね。
尤も、日本は拠点だから、ドイツのように国家分裂の憂き目を見るのは拙かったのでしょうね。

ヒトラー霊
それでは、なぜそれ程ドイツの事を思っているなら、裁判を受けて処刑されなかったのかと、疑問に思うのではないだろうか。
自分が犯罪人として処刑されたと言う事実が残るだけで、ドイツ人の依存心が強くなってしまう。
“悪として処刑された”と言う事実が残るので、『ヒトラーが悪いのだ』という意識が余計に強くなってしまう危険があった。

管理人
それは今でも余り変わらないような気もします。
ただ、一方でネオナチのような人もいますから、一概に『ヒトラーは悪』『ナチスが悪い』とは言えないのかな。
今のドイツ人の認識としては。

ヒトラー霊
そのネオナチと言っている人が何を目指しているのかにもよる。
ただ、過激な思想で、今のドイツに反発しているだけなら、余り良い事には思えない。
その口実の為にナチスを名乗っているなら。

管理人
恐らく、そういう事ではないかと思いますが。

ヒトラー霊
それでは、余り意味がない。
もっと明確な思想があって、その実現の為に動くのであれば、それは身のある事として残っているのだろうけど。

管理人
今はネオナチの人達は、余り根拠のない反発心からネオナチを気取っているとは限らない側面があって、ドイツに限らず、欧州諸国で移民に関するトラブルが深刻になっているのですね。
これはドイツの話ではないのですけど、いわゆる極右系と言われる政党が、国会における議席数を伸ばしているなどの動きがあるのですね。
そういう、移民への対抗勢力の核として、ネオナチに対する支持が広まって行くと、今後殺伐とした状況になって行くのではないかとの懸念があります。

ヒトラー霊
ユダヤ人とトラブルがあって、あの様な事態になったのに、何故その経験から学べなかったのか。

管理人
それは、彼らが当時の体験を自分自身の問題と受け止めていなくて、全ての責任をヒトラーとナチスの指導者に押しつけて良しとしてしまったからでしょう。
それ以外にどの様な理由があるのですか。

ヒトラー霊
移民とのトラブルは、当然考えられただろう。

管理人
現状を見る限り、恐らく考えられなかったから移民を入れたのでしょう。
一方、一部の見る目のある人に言わせれば、「当然なるべくしてそうなってしまったよね」と感じているのではないですか。

ヒトラー霊
結局、植民地化を押し進めていた時と意識が変わっていないから、そういう事をしたのではないか。
手段が変わっただけで、意識が変わっていないから、その様な事を平気でしたのではないか。

管理人
まぁ、変わっていないのでしょうね。
彼らは、自分達の行ってきた植民地支配の正当化を行ってきたけれども、「それには問題があったよ」という反省の姿勢は示してこなかったように思う。

ヒトラー霊
だから、どちらも対等に見ていないから、その様な事をするのだ。

管理人
日本から傍観者的に観察すると、確かにその点は言えていると思う。
移民の側については「俺たちは貧しくて、今まで苦労してきたのだから、多少恵んでもらっても当り前だ」と言う意識があるのでしょう。
また、移民を受け入れるドイツ国民の側も、「俺たちは恵まれない人々の為に慈善活動をしているのだ」という側面もありつつ、一方「彼らは今まで貧しい生活を送ってきたのだから、多少安給料でこき使っても喜んで働くだろう」という意識もあるのでしょうね。
だから、対等ではないですよね。

ヒトラー霊
そういう互いのエゴが摩擦を生んで、トラブルに発展している。
要するに貧しい人はぶら下がって当然という意識があって、一方支援する側もやってやるのだからと裏で権利を主張したり、それでは当然トラブルが起きる。
お互いの甘えが出ている。
それが反発しあっているから、上手く行かないのだ。

管理人
そういう移民問題の実例が欧州には沢山あるのだから、日本もそういう豊富な実例に見習えばいいと思うのに、「欧州は人口の10%は移民が当り前なのだから、日本も移民を受け入れるべきだ」という人もいますから。

ヒトラー霊
『因果律』というものを理解していないから、そういう事を平気で言ったり、考えたりするのだ。
それが分かっていたら、とてもその様な事は出来ない。

管理人
だから、外国人にはその国に生まれた理由があるのに、それを日本に入れてしまおうと…。

ヒトラー霊
要するに、“善”とはどういうものかを理解していない。
自己満足――こういう自分は素晴らしいという状況に酔っているのではないか。
良い事を行っている自分が素晴らしいからやる。

管理人
でも、そういった道徳観念を植え付けているのはキリスト教会ですよ。
キリスト教会の教えで、そういう事をしましょうと盛んにPRしてきた経緯があるから、そういうチャリティしましょうという意識が根底にある。
そこで伺いたいのですが、キリスト教会と、イエスの教えとは、違うじゃないですか。
キリスト教会の言い分ではなくて、イエスの教えそのものについて、自分なりに考えてみた事はありますか。
そして、もしその様な作業をしていたら、自分なりにどの様な結論を出しましたか?

ヒトラー霊
イエスが暮らした当時の世界からしたら、特別に思えたかも知れないけれども、霊界から見た時は、別に特別でも何でもなくて、真理が人間に分かる形で表現しただけだから、まず特別意識のようなものが、宗教団体では神秘性のようなものが邪魔をしている。
何でもない、ごく当り前の日常生活の中から導き出せるものを、明らかに分かる形で表現したに過ぎないのに、それを神秘というベールで覆い隠す事で利用しているのが、宗教団体ではないのか。
自分は、隠居生活で世の中のありのままの、自然の営みを見た時に、イエスの語った言葉はそういう営みをそのまま語った言葉ではないかと感じていた。

管理人
と言う事は、ヒトラーさんもその時に何らかの結論というか、実感を覚えたんだ。
ヒトラーさんについて書かれた記録の中には、キリスト教会に対して余りいい印象を持っていなかったと言う記録が残っているのですよ。
そういう記録が残されている背景として、イエスの教え云々と言うよりは、当時のキリスト教会が信者を上手く騙して扇動しているというか、彼らはイエスの信徒を装いつつ、実際の行動は全くかけ離れている部分に気づいてしまって、強い嫌悪感を持っていたという印象があります。

ヒトラー霊
人々に依存心を抱かせる。
自分が目指していたのは、人々の自立した考え方だから、全然反対の事をしていた。
そういう意味で、宗教団体は良くないのではないか。
人々を盲目にする。

管理人
私もその考え方に賛成します。

ヒトラー霊
一部の人間の特権にしておきたいという意識がありありと見える。

管理人
逆に聞きたいのですが、ヒトラーさんがドイツで活動していた当時だけではなくて、今でもキリスト教会にその様な側面は残されていると思うのです。
しかし、この度バチカンの拠点が開かれる事になって、今のローマ教皇がバチカンにおける覡の役割を担う事になったじゃないですか。
そういう事情を知る事によって、キリスト教会に対する印象の変化はあったのですか。

ヒトラー霊
死んでしまった後に、霊界から地上界を見ると、いわゆる宗教施設が霊的エネルギーの通り道になっていて、そういった場所で地球を管理している霊がいると言う状態を見た時に、教会という存在そのものは、まだ人間にとって必要なのだろうと感じた。
ただ、そこを運営している人達の意識が追いついていない。
それは、バチカンが開かれる事で、日本で言う神社のような感覚に変化していくのではないか。
神父さんや牧師さんが、神社でいう宮司さんのような感覚に変化して、人数も減少して行くのではないか。
それから、変な拘りは徐々に薄れて行くだろう。

管理人
変な拘りとは?

ヒトラー霊
誓いを立てて異性とは付き合わないとか、修道院に入ると言った、世間とは離れて、隔離された中で暮らす仕組みは終わりを告げるのではないか。
そして、社会の中でどの様に考えていくかとか、どの様に立ち回っていくかを考える方が重要だという事に気がつくのではないか。

管理人
今チベットが、それを考えるきっかけを与えられているように思います。
チベットの場合は、少々頑なだった為に、現在はかなり厳しい状態に置かれていますけれども。
もっと緩やかな形にならなかったのは何故だろう。

ヒトラー霊
チベットの場合は、場所も関係がある。
一般の場所から入りづらい。
簡単には行けないような地域にある。
もっと簡単に巡礼に行けるような場所にあれば、あの様な強引な形で開かれなくても良かった。
自然に外部からの文化が少しずつ入り込んだだろうから。

管理人
エルサレムのように?

ヒトラー霊
あそこはあそこでちょっと異常だ。

管理人
この前も、ギリシャ正教会とアルメニア教会の信者が殴り合いをしていたようですけど。

ヒトラー霊
聖地なのだから、誰にとっても聖地でいいのではないか。
何故宗派で奪い合うのか。
誰にでも平等の場所だ。

管理人
きっと、彼らは今でも嫉妬する神に囚われている人達なのではないですか。

ヒトラー霊
そこを利用するルールを作って、この日はこの宗派が巡礼する日とか、スケジュールを組んで共に利用すればよい事なのだけど、「俺の場所だ!」と騒いでいるうちは無理でしょう。

(後略)



*注1:
霊界における過去の記録とは、個々の人間の体験や心の動きの蓄積という形で表現されているようです。
対話中にもあるように、その場に居合わせた当事者の記憶や感情の動きを比較、総合する事によって、その出来事の全体像を類推するという方法で行われます。
ですから、視野の広さや洞察力が、物事の全体像を理解する上でとても重要な要素となるのです。

*注2:
一般的には、ヒトラーはドイツの敗戦直前に自殺したとされておりますが、実はヒトラーの自殺は偽装であって、戦後はドイツ近隣の田舎町に身を潜めて、ドイツの行く末を見守りながら静かに余生を送ったと、ヒトラー霊が告白しております。
この件については、【ヒトラー霊との対話(その2)】でも取り上げております。

ヒトラー霊 & 【Silvercord】管理人 

2009年11月3日火曜日

出雲の神様からのメッセージ(解説編)

今回は、【出雲の神様からのメッセージ】の内容が曖昧だったので、メッセージの送り主である出雲の神様に登場をお願いし、先日霊媒が受け取ったメッセージについての解説を求めました。
ところが、このメッセージは神様から直接送られたのではなく、神様の意向を受けた仲介者によってメッセージが送られていた事が分かりました。
しかも、実際に霊媒に向けてメッセージを発信した仲介者は、私たちも予想していなかった意外な方であった様です。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年11月1日収録の『出雲の神様からのメッセージ(解説編)』をご覧下さい。



霊媒M
出雲の神様と書いているけれども、先月は神無月、出雲では神在月とも言うように、日本の神様が出雲に結集しておりました。
だから、日本の神々からのメッセージという形になります。

管理人
そうですか。
そこで、このメッセージを一通り読んで見ますと、言わんとする事の大まかな雰囲気は分からなくはないのですが、かなり曖昧な表現ですので、もう少し具体的な内容を伺いたいのですが。
というのは、メッセージの内容が具体性に欠けていて、読み手の私たちがメッセージの信憑性を判断する際の材料が足りないと、霊界通信の性格上、どうしても疑いの目で見てしまいますので、もう少し詳しく聞かせて頂けますか。
では、メッセージの内容に沿って、解説をお願いいたします。

霊媒M
この『天は開かれる』というのは、バチカン(*注1)じゃないのかな…。

管理人
あの、出雲の神様、お話を聞けますか?

霊媒M
出雲の神様…直接じゃなくて、どうも、松岡さん(元農水相)(*注2)を通しているようなのね。

管理人
では、出雲の神様でなくて、松岡さんから送られているのであれば、松岡さん、お願いできますか?

霊媒M
『天は開かれる』――『天は開かれる』でしょ…。
いや、違うな、バチカンじゃないな、これ。
これね、言葉じゃなくて、イメージで来るから…。

管理人
では、イメージで説明して下さい。

霊媒M
皇居の周りに光の柱が立っているでしょ。
その天界側がね、ぶわっとエネルギーが四方に広がっているようなイメージが来ていて、『天が開かれる』――だから日本の拠点の事だね、これは。
この『天は開かれる』と『天命を全うす』というのは、一組の言葉だね。
天界側の扉――元々、拠点は通じている状態ではあるけれども、天界側の扉を全開にしているわけではないみたいなのね、普段は。
それをするとエネルギーが強すぎるから。
それを今回開くと言っているのだよね。
今回完全解放して、そこにエネルギーを集結する――『世界へ散らばった力が、今一度日本へと集結す』
多分、日本の拠点から世界へ流れているエネルギーを一旦シャット・アウトして、日本だけに注がれる形にすると言う事だね。
バチカンが開いているから、バチカンから注がれているエネルギーで賄うんだね、その間は。
で、『全てを清算す』だから、バチカンが開く事で、日本の拠点も一度区切りをつけて、新たな仕組みで動くというか…、バチカンが開く事によって、作業の仕方が変わってくる。

管理人
うーん。
今までは、日本の拠点のみから注がれていた霊的エネルギーが、拠点が二つになる事によって――今までは一つの拠点から送り出される事でうまくバランスを取っていたものが、二つの拠点から送り出される事によって、アンバランスが生じてしまう。
そこで、二つの拠点からエネルギーが注がれた状態でバランスを取れるように、状態を整える作業と言う事なのかな。

霊媒M
だから、一旦清算して、バチカンとのバランスを考えた仕組みに組み直す。
と言うところが、『全てを清算す』で、『日本が動き出す』――そうすると新たな仕組みで日本が動き出すという事だよね。
その事によって、『世界は驚愕す』――世界は驚愕…日本の仕組みを作り直すという事は、日本に大きな変化が起きる。
そして日本に大きな変化が訪れるという事は、世界にも大きな影響が起こる。
日本の変化が世界に影響を与えるという事だね。
そうすると、多分世界の人達の価値観とか考え方が、新しく動き出したエネルギーバランスについて行けなくて、混乱するという事だね。

管理人
それが?

霊媒M
『世界が驚愕す』というところで、で、『神々の怒り』というのは、多分その辺の関係で、霊的なエネルギーと人間側――要するにこの地上界を治めている神様と人間が、上手く連携を取れなくなる、一時的に。
だから、厳島神社のようになるのですよ。(*注3)
そういう中で、今までのもの、今まで…『過去と決別す』だから、今までの価値観とか仕組みが変わってくるという事かな。
これ、こんな風に書いてあるけど、あの「アセンション」のことじゃないかしら。
アセンション――だから、人々の価値観が大きく変わる。
そのきっかけとなる活動が始まると言う事ではないのかねぇ。
日本発の。

管理人
それは、バチカンの拠点開放から始まっていると読める。

霊媒M
そこで、今までのものにしがみついている様なのは、消え去るという事で。

管理人
そうですね。
いわば既定路線ですね、それは。
と言う事を、神様が正式に宣言したと、そういう受け取り方でよろしいのでしょうか。

霊媒M
今年これを書いているという事は、来年度の計画として、具体的に動き出すよ、今までは準備だったけど、これから具体的に動くと宣言したと、解釈できると思います。

管理人
今のは霊媒としての意見ですか。

霊媒M
ごちゃごちゃです。(*注4)
でも、『天は開かれる』という部分は、明らかに向こう(=霊界)からイメージが来た。
それから、『世界へ散らばった力が日本に集結す』という部分は、受け取った時に、それぞれのルートを通って散らばっていたエネルギーが逆流して、日本に戻っているようなイメージが来ていたから、その時にはもう。

管理人
いよいよ始まりますか。
――と言う事でよろしいでしょうか、松岡さん。

霊媒M
余りよく伝わってこないんですね。
でも、これは練習として送ってきたみたい。

管理人
まだ練習中なんですか。
では、今松岡さんとの間を中継している霊団の方がいると思うのですが、その中継をしている方に聞けばいいのかな。
今、松岡さんからの通信を中継しているのは、どの様な意図からなのでしょうか。
――これは、適任は角栄さん(=『田中角栄と名乗る霊』)かな?

霊媒M
ううん。
それが、松岡さんは亡くなった後で、政治とは余り関わりたくないという意識を持っていたみたいで、政治関連ではない方面から動きたいという希望があったみたい。
それで、政治とかではなくて、日本の土地そのものというか、そういうものに働きかける作業に関わっていきたいと。
だから、神様達の方から繋がったという事なのだけど。

管理人
でも、それを中継している霊団(*注5)がいるでしょ?

霊媒M
中継しているのは…。

管理人
誰でも繋げてもらえるわけではないでしょ?
だから、そこですよ。

霊媒M
ただ、その霊団のルートを通してはいるけれども、別の目的で動いている神様達だから、首相霊団とかと比べると、今は繋がりがそれ程強くはない。
微弱なのですね。

管理人
繋いでいるからには、繋げるなりの理由があって、霊界の側で「繋げてもいいですよ」という何らかの手続きがあるのだと思うのですが。

霊媒M
そうだよ。

管理人
だから、どういう経緯があって、今回そういうメッセージが伝えられる事になったのですか。
そこを聞く事によって、その辺の背景を探る手がかりになるかと思うのですが。

霊媒M
これは元々、本来伝える為に繋げていた霊団の活動を表しているもの…?
まだ慣れていないみたいで、中途半端なのだけど。

管理人
元々この活動はね、霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点が開かれますよ、それに関わる活動ですよという事なのだけど、それに関連した日本における活動と言う事でよいのかな。

霊媒M
だから、そういう意味で、これは本来本筋の活動なのだけど、今は脇道の首相霊団の活動の方が頻繁に繋がっているから。

管理人
そちらの方が緊急性があるという判断なのでしょ。

霊媒M
あと、これは多分松岡さん自身が慣れていないから、上手い具合にピタッと伝わってくるまでには至らなくて、何となくニュアンス的に伝わってくる程度なのです。

管理人
一応伝わってはいるけれども、まだ曖昧ですという事ですね。

霊媒M
だから、はっきり言葉にしようとすると、こういう中途半端な感じになる。

管理人
結構曖昧だよね、表現が。

霊媒M
で、北朝鮮の話題(*注6)とかは、こちらが関心を寄せていたのでピタッと嵌った。

管理人
北朝鮮の話題?

霊媒M
あの、ミサイルの話題。
あれもこちらから伝わってきたのだけど、あれはちゃんとした形で、パッと分かったから。
それも言葉で伝わってきた訳ではないけれども、こちらで変換できるだけの情報だったから。

管理人
まあ、北朝鮮のミサイル関連は、別のルートでその様な情報を掴んでいましたけれども。

霊媒M
だから、練習。

管理人
では、松岡さんにはもう少し練習を積んでもらって。
もう少し話が通じないと、もう少し細かい事柄について詳しく聞くのは難しいかな。
でも、今回送られた事については、大体分かったかな。

(後略)





*注1:
以前の記事でも取り上げておりますが、現在、霊界と地上界を繋ぐ拠点の一つである、バチカンの拠点の開放活動が行われております。
バチカンの拠点開放については、『銀の紐を越えて』でも度々取り上げておりますので、詳しくはそちらをご覧頂ければと思います。

以下『銀の紐を越えて』の該当ページへのリンク
【日本の役割(メッセージ13)】
【メッセージを地上に送る理由2(メッセージ33)】
【バチカンの拠点が開放される理由(メッセージ44)】

*注2:
霊媒によると、『松岡利勝と名乗る霊』との接触は、今回もたらされた『出雲の神様からのメッセージ』が最初であるようです。
対話の中でも触れておりますが、松岡霊自身が霊界通信に慣れていない様です。
また、松岡霊の発信する情報の“癖”(表現方法のパターン)を、霊媒が的確に受け止め切れていない側面があるようで、意思疎通を図る上での齟齬、理解の行き違いが生じている場合があり、対話の最中に話の辻褄が合わない場面もありました。
今後、通信の機会を重ねる事で、その様な行き違いは解消され、より詳細な話を伺う事が出来るようになってゆくと思いますので、いずれ時期を改めて、生前の松岡氏についての話などを伺う機会も設けたいと思います。

*注3:
以前、霊媒と共に広島県の厳島神社へ参拝したのですが、他の神社にはない独特の雰囲気に違和感を覚えた事を思い出します。
詳しくは『銀の紐を越えて』で取り扱っておりますので、以下のリンク先をご覧いただければと思います。

【厳島神社における霊界事情(日本のパワースポット7)】

*注4:
私の質問に対する霊媒の反応を観察しているうちに、霊界通信として送られた情報がどの程度反映されているのかに疑問を抱きました。
霊媒の個人的な思惑がかなり混入しているのではないかとの印象を受けましたので、霊界通信として受けた情報の部分と、霊媒の個人的な思惑の影響を受けている部分を明確にしたいと考えて、その様な質問をしました。
霊界通信の技術的な問題や、霊媒能力の特性によって、通信を受けている最中の霊媒は『どこまでが自分の思考で、どこからが通信として受けた情報なのか』を識別しにくい精神状態になるようです。
『銀の紐を越えて』でも関連事項を取り上げておりますので、参考にして頂ければと思います。

【霊界通信の難しさ(メッセージ34)】

*注5:
霊界と霊媒Mの間を繋いでいる霊界通信のルートは、バチカンの拠点開放に伴う活動を行っている霊団が管理しております。
そして、霊媒Mに託された本来の目的は、バチカンの拠点開放に関連して、霊界から地上界へ向けて情報を発信する為の、地上界側の窓口としての役割であると認識しております。
しかし、現在は本来のバチカン関連の活動が一時停滞し、その代わりに歴代首相の霊団や、今回の松岡霊が属する霊団などに関わる機会が増えております。
それらの活動は、霊媒Mや、このルートを管理する霊団にとっては枝葉にあたる活動となるのですが、同時にそれらは現在の日本にとって重要な意味合いを持つ活動であり、また緊急性の高い活動であると言う事なのでしょう。
霊媒自身が「(様々な活動をしている霊が)皆、自分の所に集まってきてしまう」と述べておりました。

これは管理人の印象ですが、実は現在の霊媒Mにとって枝葉に当たる活動は、本来その活動を担うべき別の霊媒が育てられていたのですが、霊界の住人の活動と連携できる状態に至らないままに、地上界へ向けて具体的な働きかけを開始しなくてはならない段階を向かえてしまったので、窮余の策としてこちらのルートを利用しているのではないかと思います。
霊界側で、地上界へ向けて様々な働きかけを行う為のパートナーとして霊媒を育てても、霊媒能力を持っている、霊界通信を受ける事が出来るという段階で満足してしまう方が多いようです。
なぜ自分が霊媒能力を発揮できるのか、その能力を何に生かすのか、その能力を更に洗練させていこうという意識をもてない為に、現時点で霊界の活動と連携できる霊媒は限られているようです。

現在、何らかの霊媒能力を自覚されている方は、是非それらの点にも関心を向けて頂き、その能力を存分に生かしていただければと思います。

*注6:
先月北朝鮮が日本海に向けて短距離ミサイルを発射したとの報道がありましたが、その件について、松岡霊が以下のように述べておりました。
「北朝鮮が、先日、日本海に向けて発射した短距離ミサイルは、威嚇のためと言うよりは、日米離反工作が成就したか否かを確認するためのものだった。
その結果は、今回の民主政権の反応を見れば明らかである。」

【北朝鮮、短距離ミサイル5発発射】

 【Silvercord】管理人 

2009年11月1日日曜日

出雲の神様からのメッセージ

天は開かれる
天命をまっとうす
世界へ散らばった力が今一度日本へと集結す
全てを清算す
日本が動き出す
世界は驚愕す
神々の怒り露にす
過去と決別す
過去に捕らわれし者滅ぶ
未来を築く者現る

(2009年10月24日)



以上のメッセージは、出雲の神様のお言葉だと霊媒が述べておりますが、ご覧の皆様はどの様な感想をお持ちでしょうか。
私は、このメッセージについて個人的に思うところがありましたので、メッセージのより具体的な解説をお願いしました。

しかし、今回はメッセージのご紹介に留め、日を改めて近日中に解説編の記事を投稿したいと思います。
霊界通信を取り扱う際の参考になるのではないかと思いますので、まずは、ご覧の皆様に想像力を発揮して頂き、このメッセージが示す事柄に思いを馳せて頂ければと思います。

【Silvercord】管理人