2018年1月15日月曜日

[検証]夢の中まで追いかけてみた

少々遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

現在霊媒Mが活動休止中ですので、昨年末の記事で述べたように、管理人による過去記事の検証を進めて参ります。
今回は検証シリーズ第一弾として、匿名様のご希望により、記事【夢の中まで追いかけて[小ネタ]】を取り上げます。
元記事を未読の方は、先に元記事をご覧下さい。





■ 霊媒が追いかけた女性とは?

この夢の中で、霊媒はとある女性の後を追いかけています。
この時、霊媒は「あと五分くらいで地震が来る」と認識していて、わざわざ震源地と思われる方向へ走って行く女性を引き止めようとしたのですが、女性は「子供の様子が心配だから」と、霊媒の声を無視します。
女性は狭くて薄暗くて壊れかけた通路から朝鮮半島に渡り、更に断崖絶壁のように立ち塞がる国境を越えて、その先に向かいました。

この女性の行動を見ると、幾つか不可解な点があることに気がつきます。

  1. この女性は日本から朝鮮半島を通って、その向こう側の境界線を越えて行きましたが、何故その様なルートを辿ったのでしょうか。
  2. この女性が日本から朝鮮半島へ渡る際に、正規のルートと思われる整備された道を通るのではなくて、わざわざ狭くて朽ちかけた未整備の道を通ったのでしょうか。
    また、どうしてその道を知っていたのでしょうか。
  3. この女性は「子供の様子が心配だから」と話しているので、子供の元へ向かったと想像できますが、この親子が日本と朝鮮半島の向こう側に分かれて暮らしていたのは何故でしょうか。

まず、この女性は、日本から朝鮮半島を縦断して、反対側の境界線を越えてその先へ向かいました。
地図を見ると、北朝鮮の北部は中国とロシアと国境を接していますが、その大半は中国と接しています。
そして、国境の中国側には、吉林省の延辺朝鮮族自治州があるなど、一定数の朝鮮系住民が暮らしていますが、ロシア側の国境付近では、スターリンの時代に中央アジアへの強制移住が行われており、北朝鮮との国境付近に朝鮮系の住民は殆どいないようです。
ですから、この女性が向かった先、この女性の子供がいると思われる場所は、北朝鮮と中国との国境付近の朝鮮族自治区界隈である可能性が高いと思います。

次に、この女性が延辺朝鮮族自治州辺りへ向かったとしたら、何故朝鮮半島経由で向かったのでしょうか。
ご存じのように、北朝鮮の核開発・ミサイル開発とそれに伴った度重なる挑発行動に対して、国連安保理において制裁決議が為されており、日本も制裁措置を実施しています。
そして中国も、実効性はともかくとしても制裁措置を実施していると述べており、それに伴って中国国内の北朝鮮人労働者が解雇され、母国への退去を迫られている旨の報道もありました。
また昨年末頃には、中国と北朝鮮の国境付近に中国人民解放軍の部隊が動員され、緊急時にはいつでも国境を封鎖できる準備を整えている旨の報道もありましたので、それ以前と比べて中朝国境の通過は困難になっていると見ていいでしょう。

更に、日本からわざわざ朝鮮半島を経由して中国領内へ入るなら、日本から直接渡航した方が早くて安全だと思うのですが、この女性は正規の手段で日本から出国できないのでしょう。
朝鮮半島へ渡る際にも、あえて整備された正規のルートを避けて、非正規と思われる細くて薄暗く、壊れかかった裏道を通っているのですから。
そして、この女性が非正規ルートを知っていたのも、最初に日本へ入国する際にこのルートを使ったからで、密入国であるからこそ正規ルートで日本から出国するにも制限がかかると考えると、辻褄が合うのではないでしょうか。
今の日本でそれらの条件に当て嵌まる者は、特別永住者の在日朝鮮人くらいでしょうね。

では、何故この女性の親子は、日本と中国領内で離ればなれの生活を送っていたのでしょうか。
元記事から、その辺の事情を推測することはできません。
その他にも、朝鮮半島に建っていた学校から何が読み取れるか、とか、南北に分断されている朝鮮半島を一体として示しているのは何故か、など、気になるけれど現時点でははっきりしない要素が幾つかありますが、その辺はいずれ判明することを期待しつつ、観察を続けましょう。





今回は、過去記事検証シリーズの第一弾として、コメント欄にお寄せいただいたご要望に応えましたが、いかがでしたでしょうか。
『銀の紐』には、今後の行く末について述べた記事がありますが、今回の元記事も一部現状に符合する部分はあるものの、現在進行中で不確定な部分が多々含まれており、とても検証できる段階ではありませんので、ご覧のように中途半端な内容になってしまいました。
ですので、こちらの元記事については、更に事態が進行してから、改めて全体の流れを検証することになると思います。
今はまだ時期尚早ということで、ご了承願います。

同じく、ご要望にあった記事【炎に包まれた人々】【収穫の時が来た】についても、日本から退去しなくてはならない人たちが日本から立ち去る動きが目立つようになってから、ようやく検証を始める条件が整うと見ていますので、検証するには時期尚早ということで、よろしくお願いします。

引き続き、検証をご希望の過去記事がありましたら、コメント欄からお知らせください。
できるだけ皆様のご希望に沿いたいとは思いますが、検証できる段階にない記事については保留とする場合もありますので、その点はご了承ください。

Silvercord管理人 





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