2019年6月22日土曜日

[検証]多国籍軍の兵士達は何をしていたのか?

久しぶりの更新となりますが、前回の記事に続いて、今回も朝鮮半島関連の過去記事を検証してみましょう。
今回取り上げる記事は【多国籍軍の兵士達[小ネタ]】です。

https://inside-silvercord.blogspot.com/2015/07/blog-post.html

こちらの記事は二部構成の前編なのですが、事態はまだ進行していませんので、今回の検証は前編の内容のみを対象とします。

では早速、記事の元ネタである霊媒Mの見た夢の内容を振り返ってみましょう。





■ 霊媒Mが見た夢


目の前に、数多くの軍人が集まっていました。
その中には米軍の兵士や、日本の自衛隊員、そして他の国の兵士もいました。
兵士の国籍は様々ですが、自衛隊員以外は全員白人系の兵士です。
多国籍の兵士から構成されている混成軍を、米軍の司令官が率いています。
混成軍の中で唯一人種の異なる自衛隊員は、他の兵士から冷遇されていましたが、司令官だけは日本人の自衛隊員を他の兵士と対等に部下として見ていました。

さて、兵士達の足下に巨大な水槽が設置されていて、その中にクジラやイルカの群れが泳いでいます。
ちょうど水槽の脇に立っていた自衛隊員を、米軍兵士の一人が水槽に向かって突き落としました。
すると、突き落とされた自衛隊員に向かって、水槽を泳いでいたイルカが襲いかかっていきます。
イルカが自分に襲いかかってくることに気づいた自衛隊員は、イルカから逃れようと泳ぎ出します。
その様子を見た米軍司令官は、水槽に落ちた自衛隊員を助けようとして、自ら水槽の中へ飛び込みます。
自衛隊員と米軍司令官は、何とかイルカの襲撃をはねのけて水槽の際まで辿り着き、地上へ逃げることが出来ました。
幸いにも自衛隊員は傷一つ負っていなかったのですが、米軍司令官は顔の左半分に酷い傷を負っていました。
傷の痛みに苦しむ司令官の患部を、自衛隊員が必死に覆いながら、自分を突き落とした米軍兵士に向かって「お前のせいだ、お前のせいだ!」と叫んでいます。
自衛隊員を水槽に突き落とした兵士は、ここで初めて自分の愚かな行為を自覚しましたが、ただその場でおろおろとするばかりでした。
自衛隊員の手では隠しきれない司令官の患部から、何か途轍もなくグロテスクなものがチラチラと見え隠れしていました。
どうやら司令官の左目が抉り取られてしまったようです。





■ 多国籍軍とは北朝鮮の瀬取監視部隊か?


夢の冒頭で、米軍や日本の自衛隊を含む多国籍軍が編成され、自衛隊以外の兵士は全員白人系であると述べています。
彼らの足下には巨大な水槽があるのですが、そこに鯨やイルカの群れが泳いでいるようです。
そこで米兵が自衛隊員を水槽に突き落としますが、その後に米軍司令官が救助に向かいますので、米軍内部に何らかの問題を抱えている様子が窺えます。
また、水槽に落ちた自衛隊員を見て、即座にイルカが襲いかかりますし、救助に入った米軍司令官を傷つけていますので、このイルカは多国籍軍と敵対する存在なのでしょう。
この夢に登場するのは多国籍軍なのですが、その中でも特に自衛隊と米軍に焦点を当てた内容となっていますので、多国籍軍とはいえ日米主導の活動なのか、もしくは日本から見ると日米の動きが目立っていることになります。

こちらの元記事には、ご覧の皆様から様々な考察のコメントが寄せられていますので、詳しくはそちらも併せて参考にしていただきたいのですが、仮に巨大な水槽が日本周辺の特定海域であり、少なくとも日本から見て日米の動きが目立っている(しかも多国籍軍が展開している)問題を示唆しているとすると、思い当たる事例があります。
日本海や東シナ海などにおける、国連制裁決議に基づく北朝鮮への経済制裁と、北朝鮮による制裁逃れの瀬取に対する監視活動です。

現在、該当海域で活動しているのは、日本、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フランスの各軍と聞いています。
それらの国は日本を除くと、いずれも白人系が主導する国であり、国連制裁決議に基づく多国籍軍として、特定の海域で瀬取監視という軍事作戦を遂行しています。
また、日本から見て自衛隊の瀬取監視活動が目立つのは当然としても、対北朝鮮の働きかけとして、米国によるシンガポールやハノイでの米朝首脳会談は注目されましたので、少なくとも日本から見ると日米の動きが目立つ事例と言えるでしょう。
一方、この特定海域には、多国籍軍と敵対する勢力が鯨やイルカの群れとして示されておりますが、北朝鮮の瀬取監視に当てはめれば、北朝鮮、中国、韓国あたりが該当するでしょうか。
韓国は米国の同盟国ではありますが、多国籍軍の動きとは一線を画し、北朝鮮支援と日本への対決姿勢を露骨に示していますので、多国籍軍の敵対勢力と見なせます。





■ 事態は進展していない


とはいえ、この夢と現在進行中の事態との関連性が窺えるのは前項の内容までであり、米軍の一部が自衛隊を陥れたり、その自衛隊を米軍が救出に動く事例は(今のところ)確認できません。
それらの事態は今後現れる可能性があることになります。

夢の後編において、事態の収束に自衛隊が大きな役割を果たし、逆に米軍は不祥事により権威を失墜するが、終始米軍支持を貫き米軍擁護に徹した自衛隊は、米軍からの信頼を得て対等の(讒言にも聞く耳を持つ)パートナーと認められる流れを示しています。
それらの動きが今後表面化するのかどうか、『銀の紐』では引き続き検証作業を続けて参ります。

Silvercord管理人 





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