2010年2月28日日曜日

中川昭一霊からのメッセージ(その5)

『中川昭一』と名乗る霊からのメッセージが届いておりますので、ご紹介します。
当Blogをご覧の皆様は、既に中川昭一霊の霊界からの呼びかけについて、十分のご存じのことと思います。
この度初めてご覧になった方は、【中川昭一霊より、国民の皆様へのメッセージ】や、【中川昭一霊との対話】も併せてご覧頂ければと思います。

今回は、中川昭一霊の呼びかけに賛同して、或いは各々で問題意識を持って対応策の重要性を認識され、自発的に『日本を守りたい』との思いから活動を続けておられる皆様へのメッセージです。
霊界の住人の立場から日本を見つめると、一部に暴走気味な様子が伺えるようです。





■ “不正”には“公正”で

最近、日本を守りたい気持ちが暴走気味で、ちょっと過激な方向に思考が流れ過ぎている人がいるみたいだから、そこの所について話しておこうかと思う。
日本の置かれている現状の異常性に気付いている人たちが徐々に増え始めているのは、とても喜ばしい現象だと思う。
だが、その中には思考が少々暴走している人がいるように思えて仕方が無いんだ。
いいか、これから話す事を良く聞けよ。
一番大切な事は、特別永住者などの不正の温床となっている在住外国人を日本から叩き出す事では無いぞ。
彼らに日本のルールを守らせることだ。
ルールを守らせるためにも、不正の出来ない国に日本を成長させる事が必要なんだ。
その為にはやはり、国民が率先して法を守ることが第一の条件だ。
違法行為をする者を咎めるつもりなら、自分達は違法行為に手を染めてはならない。
そういう人間には、他人を咎める資格は無いと思え。
日本人のモラル向上が、在住外国人の不正を抑止する事にも繋がる。
何しろ、相手がどんなにうまい話で釣ろうとしても、当の日本人が乗ってこなければ無意味なんだからな。
そこのところを履き違えるなよ。
不正には不正で返すのではなく、徹底的に公正で返してやれ。
相手に付け入る隙を見せるな。
感情に流されて冷静さを失ったら、それこそ日本は崩壊するぞ。
今のみんなに出来る事は、不正がまかり通る事を許さない雰囲気作りだな。
とにかくこのブログを読んでいる人達の多くは、もう気付いている人たちだろうから、そこのところをよく考えてみてくれ。
鳩山首相や小沢幹事長を追及して不正を認めさせたければ、みんなは公正を貫き通せ。
鳩山首相の影響で納税の義務に対し疑問を抱いている者もいるかもしれないが、ここで「首相が脱税しているのだから自分も」なんて馬鹿な事を考えるなよ。
義務を果たした上で「俺たちは法律を守っているんだから、鳩山首相は法律を守らなかった責任を取れ!」と正々堂々と言ってやれ!
日本には法律がある。
それが機能していないのが問題なら、みんなで機能させてやろうじゃないか。
在住外国人に対してもそうだ。
不当な方法で圧力をかけてくるなら、こっちは正当な方法で出迎えてやれ!
言い訳できない状況に追い込んで雁字搦めにしてやれ!
その為にも、正しい知識を普及する事は大きな力になる。
とにかく認識を共有できる仲間を増やせ。
そして、不正し難い雰囲気を作り上げてやれ!
そうなれば、不当に利権を貪る連中は居心地が悪くなって、自然に逃げ出すだろうさ。

(2010年2月28日)





相手の不正を糾弾する為に、自身も不正行為に手を染めているとしたら、傍から見れば説得力に欠けると言うことは、既に当Blogをご覧の皆様には良くご理解頂いていると思います。
それらの活動を行なう目的は、不正行為を行なった者を追い落とすのではなく、不正行為を行なっても割に合わない仕組みを作り上げ、社会全体としてその様な共通認識を定着させるところにあります。
『公正な社会』は安心して暮らしやすく、『不正な社会』は物騒で不安だという、よく考えれば誰もが辿り着く結論を、一足先に気付かれた方が実践してみせるのです。
そして、日本国内でのこの様な地道な努力の結果は、やがて日本発の『自由と繁栄の弧』を築く際に貴重な経験となって活きるのです。

【Silvercord】管理人 

2010年2月24日水曜日

田中角栄霊が読者の方の質問に答える

先日投稿した【盧武鉉霊、日本を語る】に、匿名様から『田中角栄』と名乗る霊への質問をお寄せ頂きました。
早速霊媒を通じて回答を求めたところ、田中角栄霊からの回答が届きましたので、匿名様の質問を再掲してご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

以前、田中角栄氏のお話が載っておりましたが、田中角栄氏の教え子に当たるハマコー氏が、ツイッターやブログなどで、精力的に保守活動を展開しておりま す。
小沢氏の件も含め、田中角栄氏は、どのように見ておられるんでしょうか?
また、田中角栄氏が総理大臣の折、フランスのジャーナリストからのインタ ビューに際し、首相官邸の外でデモをする当時の学生活動家を、「彼らはハシカにかかってる。いずれこの国を背負っていく大切な人材だ」と答えた経緯を耳に していますが、ゆとり世代やロストジェネレーション、ニート、ヒキコモリなどの現代の若者に対し、どういう目で見ておられるのか、是非お聞きしたいと思う のですが。





■ 現代の若者について

『浜田君には浜田君の信念があって、それに従って活動しているのだろうよ。
小沢君については何度か話しているんだが、今はまだ公開する時期では無いとの判断から保留にしてもらっているんだ。
もう少ししたら公開されるだろうから、それまで待っていてはくれないだろうか?

現代の若者に対しての意見を聞きたいということだが、君が例に挙げているような、言わば苦境に立たされている若者は、これからの日本にとって、未来を担う大切な財産であると思うよ。
どんなに繁栄した社会でも、時間が経つにつれ徐々に歪みが生じてくる。
その歪みに敏感に反応している、あるいは飲み込まれてしまったのが彼ら若者世代だな。
でもな、彼らもただ単にそんな状況に置かれたわけじゃあない。
例えるならば、蛹(さなぎ)みたいなものだな。
沢山の栄養を吸収して成長しているんだよ。
今はじっと耐え、考える時期だ。
考えて、考えて、考え抜いた末に己の殻を破り、突然思い立ったように活動を始める。
これからの新しい社会の枠組みを作る為に、懸命に働くようになるだろうさ。
今は、そのための準備期間であると見ている。
当然のことながら、中には小狡いのもいるだろうし、怠け者もいるだろう。
でもそんな奴はごく少数だ。
殆どの若者が、現状を打破したいと思っているだろう。
彼らは、思うようにならないもどかしさの中で踠(もが)きながら多くの事を学んでいる。
その経験は、今後必ず生きてくることだろう。
むしろ、順調な人生を歩んでいる若者の方が心配だ。
失敗を知らない奴は、心が脆い。
これから大きな変化を遂げるであろう世界の中で、無事でいられるのかとても心配だ。
人は失敗を糧に大きく成長する。
その失敗を経験していない、あるいは失敗から目を背けているような奴らは、これからの世の中の変化に対応できずに取り残される可能性がある。
だから、今の言葉で言うところの“勝ち組”なんて浮かれている奴らの方が心配だねぇ。
苦労して今の地位を築き上げてきた人間は、周りがどんなに騒いでも簡単に浮かれたりしないからねぇ…。
まぁ、そんなところかね。』

(2010年2月24日)





民主党幹事長の小沢一郎氏については、田中角栄霊を始めとした何人かの霊界の住人の話を伺っております。
但し、田中角栄霊の言葉にあるように、現在はまだ時期尚早との霊界の住人の判断により、公開を見合わせております。
小沢氏について、現時点で公開しても差し支えないと判断した部分は、【中川一郎霊との対話】で取り上げている程度ですので、そちらをご覧下さい。

また、現代の悩み多き若者達については、未来への大きな可能性を感じさせるコメントであったと思います。
いつの時代にも、大なり小なり同様の問題は見受けられるのでしょうが、特に現在は“時代の節目”的な大転換期に当たりますので、厳しさが際だつ傾向にあるのかも知れません。
しかし、逆に厳しい環境を上手に乗り越える経験を積まれた方こそ、大転換後の日本を率いていく核となって行くのです。
今後の世界をまとめ上げて行く新たな価値観を体現する方々は、既に私たちの目の前で動き始めていますよ。

さて、ハマコー氏については、気のない一言しか返してもらえませんでした。
今の田中角栄霊にとっては、余り関心のない事柄だったのかも知れません。

【Silvercord】管理人 

2010年2月23日火曜日

ついに結界が開かれます

先日の2月20日より、日本を覆っていた結界の解放が始まったことを、霊媒(=霊界の住人)から伺いました。
この結界の解放作業は、3月10日頃までにかけて進められるとのことです。
そして結界が開かれた後に、これまでは覆い隠されていた様々な物事が、皆様にとっても分かりやすいような形で徐々に明らかになって参ります。

ところで、この『日本を覆っていた結界』とはどの様なものであるのかについて、現時点では私たちの手元にも詳しい情報はありません。
現在までに霊界の住人によって明かされている情報によると、その結界とは日本の近代史の真実を覆い隠すベールの様な役割を担ってきたもので、大東亜戦争の痛手から日本が復興する為の策として、戦後すぐの時期にその様な霊的処置が施されたそうです。
ですから、戦後の日本は国土の復興と経済成長に全力を傾注し、やがて世界で二番目の経済規模を誇る大国へと復活を遂げました。
しかし、日本が奇跡的とも言える復興を成し遂げる為に施された仕組みは役割を終え、この60年に渡って日本が後回しにしてきた物事、見ざる・聞かざるで済ませてきた様々な物事に、いよいよ対峙せざるを得なくなります。
これまでに嘘偽りを重ねて誤魔化しの人生を歩んできた者は、自らの行いの結果を清算する時期が来たと覚悟するべきでしょう。
自我が未成熟である為に自分の意思が希薄で、他人の言葉に流されるばかりの者は、その優柔不断さによって周囲の信用を失うでしょう。
これまでは一部の『見る目のある人』にしか気付けなかった様々な事柄が、今後より多くの人々の共通認識となって行きます。
根拠のない嘘偽りがまかり通る時代は終わります。
実態のない幻想や妄想に惑わされた時代は消え去るのです。

霊界におけるこの動きは、昨年の秋に【中川昭一霊との対話】で、『中川昭一』と名乗る霊が「半年後に戻ってくる」と述べたことに重なります。
その際に、『小渕恵三』と名乗る霊が、「自分が首相をやっていた時代から、徐々に変化の兆しが見えていたと思う。いよいよその変化に決着が付いて、新しい流れになるね。」と述べておりますが、時代の流れる方向の転換が、身に染みて感じられるこの春となるのではないでしょうか。
中川昭一霊の呼びかけに賛同して、自ら行動を起こされた皆様の半年に渡る努力の結果が、これから徐々に現われて参ります。
これまでの経緯を見る限り、余り大きな反響が表われていない――その様な悲観的な見方をされている方もおられるようですが、具体的な結果が目に見えるようになってくるのはこれからですので、この三月、四月、それから夏の参院選に掛けての世間の動向に注目して行きたいと思います。

【Silvercord】管理人 

2010年2月21日日曜日

盧武鉉霊、日本を語る

昨年の10月に遡りますが、前韓国大統領で不可解な自殺を図った『盧武鉉』と名乗る霊からの接触がありました。
霊媒Mを通じて対話の機会を持ち、そこで様々な対話を交わしましたが、これまでは霊界側の「時期尚早」との判断に従って、盧武鉉霊との対話が成立したことを伏せて参りました。
しかし、昨年からの事態の進展に伴い、この度一部の情報を公開しても構わないとの許可を得ましたので、盧武鉉氏の死後、霊となって改めて日本国内を見聞して回った際の感想を残しておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 盧武鉉霊、日本を語る

 『日本は素晴らしい国だ。
何で生きていた時には解らなかったんだろう?
今までは、日本の技術や金にしか関心がなかった。
でも、こうして日本を見ていると、とても住みやすい国だとわかる。
人々の心も温かく豊かだ。
今更ながら、我が国は拝金主義だと思い知る。
特別永住者として日本で暮らしている同胞の生活ぶりを見れば、日本の素晴らしさがよく解る。
全てが丸見えだから一目瞭然だ。
彼らも日本に暮らしていると言う幸福に早く気付けばいいのに…。
我が国も早く日本に様になればいいな。
そのために私には何が出来るだろう?
そんな事ばかりを考えてしまう。
尤も今は日本も大変みたいだけど、同胞たちの影響も大きい様だね。』

(2009年10月22日)





霊媒を通じた対話の後、盧武鉉霊は生前の人生を振り返る為に、霊界へと旅立ちました。
一般的に『成仏した』と言われる状態にあります。
なお、盧武鉉霊が霊界へ旅立つ前に、「自身が生まれた目的を成し遂げることが出来なかった」と反省の弁を述べておりました。
そして、「この次も再び韓国に生まれたい。そして、今生で成し遂げられなかった目的を次こそ成し遂げたい」と述べておりました。

霊媒は、盧武鉉霊について「見た目通りのお茶目で人の良いおじさんという感じです」と、感想を述べております。

【Silvercord】管理人 

2010年2月20日土曜日

カーチス・ルメイ霊の言い分

今回は、【三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その19)】にコメントをお寄せ頂いたはつゆき様のリクエストにお答えして、『カーチス・ルメイ』と名乗る霊からのコメントをご紹介します。
対日戦争で無差別戦略爆撃を立案するなど、日本では『鬼畜ルメイ』とも渾名されたこの人物は、航空自衛隊創設時の戦術指導に功績があったとして、勲一等旭日大綬章を授与されるなど、日本にとっては評価の難しい人物であると思います。
はつゆき様の質問は挑発的な内容ですが、果たしてどの様な返答があるのでしょうか。





■ はつゆき様の質問

聞きたいことは3つあります。
「今はどんな境涯にいて、どんな仕事をしているのか」
「天皇陛下から勲章を頂いて、どんな気持ちだったのか」
そして一番聞きたい3つ目は
「東京やベルリンを火の海にして、無差別大量殺戮をして、楽しかったですか?」





■ カーチス・ルメイ霊の言い分

『今は心静かに、この世界を観察している。
そして、あの戦争の意味を今も考え続けている。

私は決して、殺戮を楽しんでいたわけでは無い。
ただアメリカという国を愛していただけだ。
敵に同情してはならないとの思いから、非情に徹した。
一人の油断が国家の危機へと繋がる。
それだけは避けなければならなかった。
あなた方日本人の立場からすれば勝手な言い草だと思われるだろうが、私たち米国人も国を守る為に必死だった事だけは知っておいて欲しい。
誰も好き好んで人を殺める事など望んではいない。
当時の日本やドイツは米国の敵だったのだから、隙を見せるわけには行かなかった。
私たちがしていたのは、スポーツの試合ではなく戦争なのだ。
一歩間違えれば、自分が命を落とす事になる。
一人でも多くの仲間の命を守る為には、敵に背中を見せるわけには行かない。
徹底して情を排し、敵も人間である事を頭の中から消し去った。
その判断は、今でも間違っていなかったと思う。
私は米国の一軍人であり、大勢の仲間の命を守り抜く事が使命だったのだから。

ただ、時々思う事がある。
あのとき米国は、本当に戦う必要があったのだろうかと。
――他の選択肢があったのではないのかと。
他の選択肢があったにも拘らず、大勢の兵士の命を危険に晒したのだとすれば、それはとても罪深い事なのではないのだろうか?
あの戦争は、一体何だったのだろう?
まだ答は見えない。

勲章の話であるが、もし逆の立場であったなら、とてもではないが考えられない事だと思う。
だからこそ、日本人の考えている事が分からない。
故に、とても恐ろしい。
底が知れない恐ろしさだ。
何を考えて行動しているのか、サッパリ分からない。
だからこそ、あなた方日本人の事を知りたいと思う。
どのように考えたら、あのような結論に達するのかを。
あなた方日本人を観察し初めてしばらく経つが、もう少し観察していれば何かが見えてきそうだ。
結論が出た時に、あの戦争の意味も分かりそうな気がしている。』

(2010年2月14日)





「殺戮を楽しんでいたのではなく、軍人としての責務を果たす為に、非情に徹した」というルメイ霊の主張には考えさせられるものがあります。
なぜなら、大東亜戦争を戦った大日本帝国軍の将兵も、敵対する国家の国民から見れば、今私たちが『鬼畜ルメイ』と思い描いているものと同様の印象を抱いていても不思議ではないからです。
私たちが単純に「ルメイは日本人の殺戮を楽しんでいた」と受け止めて良しとするなら、同様に当時日本と敵対した国の人々が「日本兵は虐殺を楽しんでいた」と受け止めていても、それを咎める立場にはありません。
ですから、私たちが「日本兵は虐殺をしていたのではなく、戦闘行為として敵兵を攻撃していたのだ」と主張するのであれば、当然ながら「私は軍人としての責務を果たす為に、非情に徹した」というルメイ霊の立場についても、よく考えてみる必要があるでしょう。
少なくとも、咎める対象となるのは当時の米国の政策であって、軍人である一個人を咎めるのは少々酷な気がします。

【Silvercord】管理人 

2010年2月19日金曜日

毛沢東霊の近況

今回は、【三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その19)】にコメントをお寄せ頂いた匿名様のリクエストにお答えして、『毛沢東』霊の近況をお伝えします。
今回は残念ながら、『毛沢東』と名乗る霊との直接対話は実現しませんでしたが、霊界の住人の方の協力を得て、毛沢東霊の近況を伺うことが出来ました。





■ 匿名様の質問

毛沢東霊に尋ねてみたいのはやはり今の中国をどのように見られ、この先どうなるとお考えなのか、理想的な中国の統治形態はどのようなものなのかをお尋ねしたいです。





■ 毛沢東霊が考えていること


霊界の住人によると、毛沢東霊は以下のようなことを考えているそうです。

『共産党内部で派閥争いをしているようでは統制が取れない。
不穏分子は徹底的に排除すべきだ。
ただでさえ、愚民を大勢抱えているのだ。
統べる立場の者の意見は統一しておく必要がある。
だからこそ、絶対的権限を持つ者は一人だけで充分なのだ。
その他大勢の無能な輩は徹底的に排除すべし。
利用する事はあっても権力を与えてはならない。
身の丈以上の物を欲しがる輩は混乱を招く。
徹底的に締め上げ、裏切り者を一掃せよ。』



それを受けた、霊界の住人の見解がこちらです。

『彼は、まだまだ古い考えを持っているようですね。
恐怖による支配が正しい政治のあり方であると思っているようです。
優れた者が愚かな者を従え導くことが、国家を保つための唯一の方法であるという考え方をしています。
邪魔者を排除する事で安定した国家を築こうという考え方ですね。』



そこで、追加の質問として、毛沢東霊が現在どの様な状態にあるのかを尋ねた所、以下のような回答がありました。

『彼は今、彷徨っている状態です。
具体的には、そちらの世界でもこちらの世界でもない“世界の狭間”で漂っている状態です。
自分の死はきちんと認識しています。
ですが、まだそちらの世界に対して未練が残っているようですね。
だからこそ、留まる事も離れる事もできないでいるのです。
彼がこの状態から脱するには、納得できるまで考える時間が必要なようです。』

(2010年2月14日)





毛沢東という人物は、ある方向から見れば混乱する中国の統一を成し遂げたという見方が出来るかも知れません。
一方、自らが中国の覇権を握る為に、徒に混乱を煽って戦争を長引かせた張本人であるという見方も出来るでしょう。
ここで注目したいのは、毛沢東氏が中国の統一を成し遂げた後に、自国の民に対して一体何を行なったのかと言うことです。
毛沢東の死後、当Blogにも度々登場する『鄧小平』と名乗る霊が、生前に中国の実権を掌握していた時期と比べてみると、一目瞭然なのではないでしょうか。
生前の鄧小平氏の行いについても、決して褒められることばかりではありませんが、中国を経済成長に軌道に乗せた立役者としての業績は評価できるでしょう。
ただし、経済成長の仕方が急激かつ歪であった為に、現在では別の意味で様々な問題を抱えておりますが…。

【Silvercord】管理人 

2010年2月18日木曜日

ヒトラー霊が読者の皆様の質問に答える(その4)

アドルフ・ヒトラー』と名乗る霊が、【ヒトラー内閣・ナチス党主要人物について】をご覧頂いた皆様からの質問に答える企画の第四弾として、桜様から以下の質問を頂きました。
なお、桜様からは何問かの質問を頂いておりますが、今回はこちらの質問についてご紹介します。





桜様
ある人物が「広島に投下された核爆弾はドイツ製だった」という説を唱えております。
当時の第三帝国において、核爆弾は完成していたのでしょうか。
そして、もし広島原爆がドイツ製だったなら、何故、ドイツ敗戦の前にアメリカの手に渡ったのでしょうか。

この説が単なる法螺話でないと思える理由は以下のとおりです。
  • 広島型はガンバレルタイプのウラン爆弾である。
  • 長崎型はインプロージョンタイプのプルトニウム爆弾である。
    (つまり、広島型と長崎型は作動機構が全く違うものである。)
  • アメリカは新兵器を開発すると、ほとんどの場合、戦争中であっても実戦使用の前に入念なテストを実施する。
    ましてや、核爆弾のように当時量産が不可能な物ならば最低2発製造して1回は実爆発テストを行うと思われる。
  • 長崎型の爆弾は米国内の砂漠で核実験(実爆発)を実施してから使用した。
  • 万が一不発になった場合、超弩級の国家機密が日本側の手に渡ってしまう。
    にもかかわらず、広島型は全く実験することなく使用した。





■ ドイツは核爆弾を完成させたのか

ヒトラー霊
完成されていたら、今のような状態にはならなかっただろう。

管理人
今のような状態とは?

ヒトラー霊
ドイツが敗戦しなかっただろう。

管理人
それは、完成していたら使っていたと言うことですか。

ヒトラー霊
完成していたら、もっとドイツにとって有利な形で核爆弾を利用しただろう。
例えば、核爆弾についての情報を流すとか、投下しないにしても色々とやり様はある。

管理人
脅しの材料に使うと言うこと?

ヒトラー霊
戦争を、ドイツにとって有利な形で運べる。
だから、完成していたら、敗戦して今のような状態になることはあり得ない。

管理人
でも、開発はしていた?

ヒトラー霊
抑止力として、そういう強力な兵器が欲しかった。

管理人
でも、完成はしなかったと。
では、未完成であったとしても、その開発中のものが何らかの形で米国に渡ってしまったのでしょうか。

ヒトラー霊
アインシュタインが開発に関わっていた。
それで、開発途中で自分が考えていた以上の破壊力を持つものであるという認識を持った。
それから、ナチス内部が割れていたことによる不安定さから、その様な強力な破壊力を持つ爆弾を、不安定な状態の人々の手に委ねられる事を恐れたので、資料を持ち出して――。

管理人
アインシュタイン氏がね。
核爆弾そのものではないけれども、開発中の核爆弾の情報を持ち出して、米国に売り渡したのか。
売ったと言うか、提供した。

ヒトラー霊
とにかく、戦争を終わらせる方が良いと考えたのだろう。
どの様な形であれ。
この兵器が開発されて使われることを恐れたようだ。

管理人
でも、実際に使われましたけれども。

ヒトラー霊
そうですね。
米国が使いましたね。

管理人
彼が本当にそう思っていたのであれば、使われたら拙いと思って情報を持ち出したのに、それが使われてしまったじゃない。

ヒトラー霊
米国という国を買いかぶり過ぎていた結果だと、本人は反省したようだ。

管理人
そこで、晩年は反核運動を行なっていたのですか?

ヒトラー霊
開発途中だったので、資料を持ち出されたら開発を続けられない。

管理人
そんなに開発が中断してしまうくらい、ごっそりと持ち出したのですか?

ヒトラー霊
核となる部分の資料は全て持って行った。
枝葉の部分は置き去りにしてあったけれども、重要な部分に関しては全て持ち出した。

管理人
ちなみに、当時アインシュタイン氏が米国に移住するのですが、ドイツ国内でユダヤ人に対する風当たりが強くなったからだと、一般には認識されているのですか、いかがですか。

ヒトラー霊
ユダヤ人に対する風当たり云々ではない。
それは方便でしょう。

管理人
ということは、広島に落とされた原爆は、ドイツで開発していたものと同型のものと言うことでしょうか。

ヒトラー霊
多少、後に改良を加えられているだろうけれども、基本的には同じだろう。

管理人
これはヒトラーさんとは直接関係ないとは思いますが、当時の米国で二種類の原爆が作られています。
広島型と長崎型ですね。
そして、広島型は一度しか使われていないようなのですね。
一方の長崎型は、その後の米国の核戦略の中心になっていくようなのですが、これはどの様に受け取ったらよいのでしょうか。

ヒトラー霊
広島型と言われる核爆弾についての研究資料は、自分のところで研究しなくても7割方完成していた。
結構な量の資料が渡っていただろうから…。
威力に対するコストが――。

管理人
威力に対するコスト――つまり広島型の方が、製造したり維持する為のコストがかかると言うことですか。

ヒトラー霊
後は安定性とか。

管理人
長崎型の方が安定しているのですか?

ヒトラー霊
それはドイツのことではないから分からない。
ただ、そういうことが考えられる。

管理人
考えられるという話ですか。
では、実際に米国で核爆弾を巡ってどの様な動きがあったのかは分からないと言うことですか。

ヒトラー霊
他国のことだから、そこまでは分かりません。

(2010年2月6日)




桜様の質問に対するヒトラー霊の回答は以上です。
質問の内容がドイツ国内に限定されるわけではありませんので、ヒトラー霊にとって不確実な部分もあるようです。
ただし、ヒトラー霊の話を踏まえると、ドイツで開発されていた核爆弾の技術が、何らかの形で広島型原爆に利用されているとの見方は出来そうです。

ヒトラー霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月17日水曜日

ヒトラー霊が読者の皆様の質問に答える(その3)

アドルフ・ヒトラー』と名乗る霊が、【ヒトラー内閣・ナチス党主要人物について】をご覧頂いた皆様からの質問に答える企画の第三弾として、桜様から以下の質問を頂きました。
なお、桜様からは何問かの質問を頂いておりますが、今回はこちらの質問についてご紹介します。





桜様
WW2前期のヒトラー氏の戦争指導はフランス侵攻、ダンケルク会戦、対ソ戦初期(バルバロッサ作戦)など、非常に切れ味鋭いものでしたが、対ソ戦後期(スターリングラード攻防戦)等、大戦後期になると、ヒトラー氏の戦争指導のキレの良さがなくなってきたように思えます。
戦況の不振には様々な要因が挙げられますが、その中に戦争指導(ヒトラー氏自らによる立案や決断が非常に多かったと承知しています)の鮮やかさが目立って低下したように思えるのです。
スターリングラード攻防戦のころ以降、ヒトラー氏は体調を崩されていたのでしょうか?
それとも、何か他の要因があったのでしょうか。





■ ヒトラーの戦争指導に切れの良さか見られなくなった理由

ヒトラー霊
体調を崩したのではなくて、内部での意見の食い違い。
違う意見を持った勢力との関わりがあって、自分の思う形に物事を動かすのが難しくなった。
ヒトラーという人物の影響力が大きくなりすぎたことによって、内部に派閥が出来てしまって、自分とは違う考えを持った人間が出てきてしまった。

管理人
要は、戦争を指導する中枢部分での意見の対立が出てきてしまったので、国として一致して行動することが出来なくなったと言うことでしょうか。
だから、戦争指導における混乱状況が起きてしまって、作戦を遂行するにしてもちぐはぐな形になってしまったと言うことでしょうか。

ヒトラー霊
チグハグになってしまうとか、足を引っ張られてしまうとか、色々な事があった。
だから、独裁なんていうけれども、実際はそんな状態ではない。
もし、今世間で言われているような独裁状態であったなら、自分はもっと色々なことが出来た。

管理人
ちなみに、ヒトラーさんの意向とは離れて独自の動きをする人々が出てきてしまった。
その、独自の動きをする人々のうちの代表的な人物を教えて頂けますか。

ヒトラー霊
ハインリヒ・ヒムラー氏です。
――自分の意に沿わない人を、バサッと切り捨てることの出来る人だ。
そういう部分が全ての面に表われていたので、そういう冷酷さが自分とは合わなかった。

管理人
以上でしょうか。
要は、内部で揉め事が出てきた為に、物事が上手く進まなくなってきたと言うことですね。

(2010年2月6日)





桜様の質問に対するヒトラー霊の回答は以上です。
一般的に、当時のドイツはヒトラー総統の独裁体制下にあったと言われております。
しかし、実際はかなり異なる事情のあったことが、ヒトラー霊の回答から伺えます。
桜様が取り上げた戦争指導の例に限らず、当時のヒトラーとドイツを取り巻く状況について、一般的な認識と実態がかなり異なっていると、ヒトラー霊は度々指摘しております。
さて、幸いにもこの様な形で『アドルフ・ヒトラー』と名乗る霊の言葉に耳を傾ける機会を得た私たちは、ヒトラー霊の言葉をどの様に受け止めればよいでしょうか。

ヒトラー霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月16日火曜日

ヒトラー霊が読者の皆様の質問に答える(その2)

『アドルフ・ヒトラー』と名乗る霊が、【ヒトラー内閣・ナチス党主要人物について】をご覧頂いた皆様からの質問に答える企画の第二弾として、くろりん様から以下の質問を頂きました。





くろりん様
質問をお願いいたします。
ガス室の存在、虐殺されたユダヤ人の数について捏造説が有りますが本当でしょうか?

管理人
なるべく質問の意図に沿う回答を得たいと思いますので、質問事項の具体的な部分について確認させて頂けますか。
ガス室については、『当時のアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に、囚人を殺害する為の施設としてのガス室があったのか』という内容でよろしいでしょうか。
また、ユダヤ人虐殺については、例えば『ニュルンベルク裁判において、“400万人がアウシュビッツ強制収容所で死亡した”と認定しましたが、本当に400万人を殺害したのか?』という内容でよろしいでしょうか。

くろりん様
説明が足りなくて申し訳有りません。
そのような内容でお願いいたします。






■ ユダヤ人を強制収容所に収容した目的について

ヒトラー霊
まず一つ抑えておきたいことは、ユダヤ人を収容したのは一般市民による迫害から守る為であるという所が一つ。
我々が迫害しようと思って集めた訳ではない。
当時の状況として迫害は確かにあったのですが、一つの場所に集めることによって彼らを守る意図があった。
そして、国外に出てもらって、その後ドイツに一切干渉しないでもらいたいと言うことが最終目的だったので、虐殺すると言うことはまずありません。
そして、犯罪者に対しては、罪を罰するという意味での処刑は行なっていました。

管理人
では、虐殺ではないと…。

ヒトラー霊
虐殺は、それをする意味がない。

管理人
例えば、ヒトラーさんが直接指示していなくても、現場サイドの判断でその様なことが行なわれた可能性はありますか。
ヒトラーさんは当時のドイツにおける最高権力者なのだから、本来であればご自身が裁可しない限り、その様な重大な措置は実施されないはずなのだけど、これまでにも政権内部で権力闘争があったという話も伺っているので、ヒトラーさんには与しない別の派閥の人々が、ヒトラーさんの手の届かないところで暴走して、虐殺が行なわれた可能性はないのでしょうか。

ヒトラー霊
『虐殺をする』と言うことの意味を分かっていたので、それはあり得ない。
戦争をしている間柄とはまた違う立場なので、そういう状態の――犯罪者の処刑はしていた。
だから、そういうのをもしかしたら、『無抵抗な人を虐殺した』とすり替えている部分はあるでしょう。

管理人
では、意図的にその様なことはしていないと言うことですね。

ヒトラー霊
自分の知る限りでは、無いと言うことですね。

管理人
それでは、それに付け加えて伺いたいのですが、強制収容所とは、いわば刑務所のような施設ではないですか。
そこで戦争も末期になると、収容所の管理者が自分達の身の安全を考えることに忙しくて、収容所に収容された人々にまで気が回らなくなって、そのまま収容所が放棄された結果、餓死してしまったという可能性に付いてはいかがでしょうか。

ヒトラー霊
もし、放棄された状況であれば逃げ出すことが出来るはずだから、餓死するまでそのままでいる事は考えられない。

管理人
では、更に関連した質問ですが、そもそも収容所に多くの人を集めていた理由の一つとして、安価な労働力を手っ取り早く確保したかったからではないかという話があります。
当時のヒトラー政権で軍需大臣を務めたシュペーアさんも、その辺りの事情を認識していながら、例えば、ある時期までに特定の数の兵器を生産しなくてはならない場合に、求められた要求を満たす為に収容所の人々を兵器工場の労働力として使われていたのではないか。
その際に酷使されたことが原因で、亡くなった方がかなりいるのではないかというのですが。

ヒトラー霊
民族性の為なのか、労働力としては余り役に立たない。

管理人
何故その様な話をするのかというと、ニュルンベルクの裁判でシュペーア氏がユダヤ人虐殺に関与したのではないかと罪を問われた際に、具体的な罪状としてその様な事例が取り上げられた様です。
そこで、ニュルンベルク裁判の内容のどこまでが事実で、どこからが偽りなのかを探りたいと思いました。
100%事実であると言うことはないにしても、100%偽りであるとも言えないと思うのですね。

ヒトラー霊
ユダヤ人と言われている人達は、他人に使われて労働することを嫌う。
だから、余り工場で働くようなことには向いていない。

管理人
では、組織的に工場労働に駆り立てることは行なっていない?

ヒトラー霊
(霊媒Mが「個人的な感情なのだろうね」と前置きして)
とにかく、一切関わりたくなかった。
だから、余計なことをしないで、一刻も早く外に追い出したかった。

管理人
この話については、この程度でしょうか。
人数が何人と聞かれても、何とも言いようがないですよね。

ヒトラー霊
大体、とんでも無い!
無抵抗な人間を殺したなら、罪に問われて当然だ。
だが、犯罪者を裁いて、何が虐殺だ!
(霊媒Mが「怒っていますよ」と付け加える)
処刑された人は、犯罪を犯した人だ。

管理人
では、あくまでも「刑の執行」という目的で――。

ヒトラー霊
それに、犯罪を犯したユダヤ人と一般のユダヤ人は分けて収容していた。
その辺を混同して、虐殺と騒いでいる。

管理人
確かに、虐殺という話を言うと、戦争末期に連合国軍がドイツのドレスデンに無差別爆撃を行なったのは有名ですし、日本も東京を始めとした諸都市を無差別爆撃されております。
この様な大量虐殺を行なっている当事者が、他人の行いを咎め立て出来る立場にはないだろうと思うのですが、この話については以上でしょうか。

(中略)

ヒトラー霊
「ユダヤ人が差別されて、虐殺された」と言われているけれども、差別意識の強い人間の方が「差別、差別」と騒ぐ。
彼ら自身の差別意識が強かった。

管理人
分かりました。
今の日本にも似たような状況があるので、関心のある人は共感できるのではないかと思います。

ヒトラー霊
それから、戦争をしていた当時のドイツはヒトラーの独裁が酷かったと言われるけれども、ではその酷かったドイツの国民――戦後東と西で割れてしまったけれども、今のドイツを見たときに、そんなに差別的なことを平気で支持してきた人達が、あれだけの国を築けるのかどうかをよく考えて、今のドイツを見て判断して欲しい。
一人の独裁的な人がポッと出てきて、「あいつらは邪魔だから」と言って虐殺するような、そんなことをする人を支持した人達が、あれだけの国を築けるだろうか、あれだけの技術力を持って発展できるだろうかという部分を考えて欲しい。
独裁者が築いたような国はそんなに発展できないはずだから。
それは、今の日本にも言えるのじゃないか。
とにかく、そこがどういう国なのか、そこに住んでいるのがどの様な人達なのかをよく見て、聞いて、触れて判断して欲しい。
民族の性質など、コロッと180度変われないから、培ってきた文化などがあるから誤魔化しは絶対に効かない。
今ある姿をよく見て判断すれば、分かって頂けると思います。

管理人
そこの部分が、とってつけたような言葉に惑わされて判断を誤ってしまうようでは、まだまだですねと言うことでしょうか。

(2010年2月6日)





くろりん様の質問に対するヒトラー霊の回答は以上です。
ヒトラー霊の主張としては、「ユダヤ人虐殺など行なっていない」という事ですので、対話の中では明言されておりませんが、虐殺の為にガス室を作ったりしないでしょうし、虐殺した人数を語るなど論外だと言うことなのでしょう。
この点については、ヒトラー霊の見解とは別に、様々な研究者によって「ナチスによるユダヤ人虐殺」説への疑問が提示されておりますので、追々真実が明らかになって行くのではないでしょうか。
少なくとも、ニュルンベルク裁判時点における「ユダヤ人虐殺」の事実認定には誤りがあると判断して良さそうです。

ヒトラー霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月15日月曜日

ヒトラー霊が読者の皆様の質問に答える(その1)

先月投稿した記事【ヒトラー内閣・ナチス党主要人物について】で、当Blogをご覧の皆様から『アドルフ・ヒトラー』と名乗る霊への質問をお寄せ頂きましたが、2月6日に霊媒を通じてヒトラー霊との対話を行い、質問事項の回答を得ることが出来ました。

これから何回かに渡ってご紹介したいと思いますが、今回はその第一弾として、桜様からご質問頂いた人物評についてです。





ヴィルヘルム・カナリス海軍大将(国防軍情報部長) 

特にコメントなし。

(霊媒Mのコメント)
「胸が詰まる感じがする。」



ラインハルト・ゲーレン陸軍少将(陸軍参謀本部東方外国軍課課長、西ドイツ連邦情報庁初代長官)

特にコメントなし。

(霊媒Mのコメント)
「写真を見た瞬間に仰け反る感じがした。その後、首の辺りに違和感を覚える。」



オットー・スコルツェニー武装親衛隊大佐(ムッソリーニ救出作戦指揮官)

特にコメントなし。

(霊媒Mのコメント)
「左側の方から首にかけて重だるい様な違和感を覚える。」



エルヴィン・ロンメル陸軍元帥(ドイツアフリカ軍団司令官)

『彼には、申し訳ない事をしたと思う。』

(霊媒Mのコメント)
「何かと思うところがあるようだが、詳しく話してはくれない。」



レニ・リーフェンシュタール(映画監督  記録映画『オリンピア』『意志の勝利』)

特にコメントなし。



ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮者  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督)

特にコメントなし。





ヒトラー霊の反応は少々大人しい印象を受けましたが、いかがでしょうか。
ヒトラー霊から直接のコメントを得られたのは、エルヴィン・ロンメル元帥だけでしたが、ロンメル氏については思うところがありそうです。
その他の方について顕著な反応が見られないのは、生前のヒトラー氏との関わりがそれ程深くなかったのか、或いは、現時点ではその相手に対する関心が無いと言うことなのかも知れません。
いずれにせよ、現在のヒトラー霊の関心は、現在のドイツを始めとした欧州の動向に向いており、またこの度進行中のバチカンの拠点開放と、それに伴う欧州の人々の意識の変革について強い関心を示しているようです。
ですから、私たちが発する疑問や質問への回答を頂けても、ヒトラー霊自身から積極的に働きかけるタイミングでは無いと言うことなのでしょう。

しかし、これから徐々に、日本の状況とも連動して、ドイツにおける歴史の見直しの動きが明らかになって参りますので、事態の進行に合わせて、もう少し深い話を伺う機会が訪れるかも知れません。

なお、ヒトラー霊の意向の問題とは別に、霊媒が持つヒトラー時代の欧州や世界についての知識に限界がある為、現時点ではヒトラー霊が生前についての情報を霊媒に送っても、霊媒が情報を正しく受け取れない要素があることも付け加えておきたいと思います。
この点は通訳と同じで、元々霊媒が持っていない知識についての情報を受けても、適切な言葉に変換することが出来ないのです。

【Silvercord】管理人 

2010年2月14日日曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その21)

世界人権宣言とは、人権および自由を尊重し確保するために、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」を宣言したものなのだそうです。
詳しくは【外務省:世界人権宣言】などをご覧下さい。

さて、田母神氏は「日本は戦前から世界人権宣言の精神を体現していた」と述べておりますが、『三島由紀夫』と名乗る霊はどの様に見ているのでしょうか。





■ 世界人権宣言の精神を体現していた戦前の日本について

アメリカ云々については何とも言い難いものがあるが、日本が戦前から世界人権宣言の精神を体現していたというのは、ある意味当然の事である。
日本というのはそもそも、礼節を重んじる国である。
太古の昔から脈々と受け継がれてきたそれらの精神を持って作り上げた国家であるのだから、元々、当たり前の価値観として根付いていたものなのだ。
わざわざ宣言などしなくとも、当たり前の考えだったのである。

(2010年1月17日)





歴史的には、既に第一次世界大戦後のパリ講和会議において、当時の大日本帝国が『人種差別撤廃』を提案しており、採決の結果過半数の賛成を得ながら、議長であった米ウイルソン大統領が『重要な議題については全会一致が必要である』旨の言い分を述べ、日本の提案を退けたのです。
その様な経緯により、日本から見れば「今更何を言うか」という話ではあるのですが、当時の米国などの反対派が「人種差別は問題である」との問題意識を持つまでには、『世界人権宣言』へと至るまでの30年ほどの時間が必要だったのです。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月13日土曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その20)

今回のテーマは、日本とも馴染み深い『ダグラス・マッカーサー』 氏についてです。
ここで田母神氏が取り上げているテーマについてばかりではなく、米国から見た対日戦争や占領統治についての意見を直接マッカーサー霊に伺うのは、なかなか興味深い試みではないかと感じました。
いずれ霊媒を通じてマッカーサー霊との接触を試みるとして、とりあえず『三島由紀夫』と名乗る霊の見解をご紹介したいと思います。






■ 「日本の戦争は安全保障のため」と断言したマッカーサーについて

マッカーサー自身も、少なからず矛盾を感じながら本国の指令に従っていたものと思われる。
彼自身は、決して頑なな人間ではなかったというわけだ。
冷静に物事を判断できるだけの思慮を持ち合わせていたのだ。
マッカーサーという人物も、時代に翻弄された一人と言えるのでは無いのだろうか。

(2010年1月17日)





実際に日本と戦った軍の最高司令官であり、なおかつ日本の占領統治における最高責任者であったマッカーサー氏の証言には、非常に重要な意味合いがあります。
【三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その17)】で取り上げたブレイクニー弁護人についても言えるのですが、本来であれば日本と敵対し、日本の行為を咎め立てする動機を充分に持ち合わせている両名が、いずれも「必ずしも日本が悪かったとは言えない」という意味合いの発言を残している事実は重要です。
そこで、日本の非のみを一方的に咎め立てし続けている日本国民の方には、米国国民であり、当時の事情を詳しく知りうる立場にあった両名が同様の発言を残している理由について、よく考えて頂きたいのです。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月12日金曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その19)

今回のテーマは、前回や前々回で取り上げた「東京裁判の真実」との関連で、裁かれる日本に対しては法を振りかざしながら、裁く側の連合国が恣意的に法をねじ曲げても無頓着である姿勢――ダブルスタンダードを厳しく糾弾し、その様な特殊な状況下で形成された現在の日本の国家体制についての疑問を、田母神氏は問いかけております。
それに対して、『三島由紀夫』と名乗る霊は別の角度からの見解を示しておりますが…。






■ 憲法改正や教育勅語、国家神道廃止はすべて国際法違反について

前項でも話したが、GHQによるこれら日本へ弾圧は、アメリカの抱く恐怖心からきていると考えられる。
戦争の記憶も新しい時代に、アメリカにとっては不利な事実が明かされた時、国力を増し、軍事力を強化した日本が報復してくるのではないのかと、戦々恐々としていた事だろう。
だからこそ、一日も早く日本の力を削ぐ事に躍起になったのだ。
これらの行動の裏に垣間見えるのは、アメリカの無知と弱さなのだ。

(2010年1月17日)





ここで、田母神氏が国際法違反と述べる根拠は【ハーグ陸戦条約】によると思いますが、法的な問題については専門外ですので、言及を避けたいと思います。
その上で、この問題は米国が日本に圧力をかけたというよりは、『日本が米国の戯れ言を鵜呑みにしてしまった』という問題の方が深刻であると考えます。
米国による占領統治中に、米国にとって都合のよい仕組みが日本の中に作られたとしても、サンフランシスコ講和条約の締結に伴い、占領統治は終了しました。
米国の占領統治が数十年も継続した訳ではなく、占領期間中に戦前・戦中の記憶を持つ方が日本からいなくなってしまった訳でもありません。
日本の都合で、いつでもどの様にでも、国民の合意を得れば法に基づく憲法の改正は出来ましたし、占領中に廃止された制度を復活させることも可能でした。
それを了としなかったのは民意です。
田母神氏の主張は、心情的には理解できますが、今更米国の非を咎める材料にするのはいかがでしょうか。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月11日木曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その18)

今回のテーマは、東京裁判で重要な意味合いを持つ出来事の行なわれた日付が、天皇や皇太子(昭和天皇と今上天皇)の誕生日であった為、WGIPに基づく自虐史観の植え付けに利用されたのではないかという話です。
具体的に述べると、起訴が1946年4月29日(昭和天皇誕生日)に行なわれ、裁判で死刑判決を受けた7名の刑が執行されたのが1948年12月23日(今上天皇誕生日)なのですが、『三島由紀夫』と名乗る霊はどの様に見ているのでしょうか。





【東京裁判の真実②】
天皇や皇太子の誕生日も自虐史観植え付けに利用について

ここに書かれている事から読み取れるのは、アメリカは天皇陛下の御座す日本という存在を恐れていたという事実だ。
戦闘中に何度も感じてきたであろう恐怖を払拭する為に、わざわざ天皇陛下を貶め、己を慰めていたのであろう。
それと同時に、日本人の意欲を失わせ、天皇陛下を中心として今まで育まれてきた文化を消し去ってしまいたかったのであろうと考えられる。
それ程、日本人の天皇陛下への忠誠心を恐れたのだ。
何しろ、命を賭してまで特攻をかけ、最後の最後まで抵抗したのだから。
当然のことながら、日本兵が守りたかったのは、愛する家族が暮らす日本であったのだが、天皇陛下の存在があればこそ、最後まで一丸となって戦っていたとも言えるのだ。
そういう意味では、天皇陛下の存在は、アメリカにとって脅威であったと言えるのだろう。

(2010年1月17日)





当Blogをご覧の皆様は、霊的な側面に置ける覡(かんなぎ)としての天皇の役割をご存じのことと思います。
まだご存じでない方は、【『将門の首塚』の役割(その1)】をご覧頂ければと思います。
さて、霊的な側面から見ると、天皇陛下とは日本にとってのみではなく、世界にとっても重要な役割を果たしております。
昨年末に行なわれた【天皇陛下と中国国家副主席会見の裏側】の様な露骨な例に留まらず、日本弱体化を目指していると思われる団体が、意識するしないに関わらず、しばしば天皇批判を繰り返している様に感じられるのは、日本に置ける天皇陛下の重要性を認識しているからこそなのでしょう。
しかし、天皇陛下の役割に対する理解が余りに不十分である為に、彼らの「天皇攻撃」が自らの首を絞めている実態に気付かないのです。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月10日水曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その17)

今回と次回は「東京裁判の真実」をテーマとして取り上げます。
そのうち今回は、東京裁判で『梅津美治郎』陸軍大将の弁護を担当した『ベン・ブルース・ブレイクニー』氏についてです。
ブレイクニー弁護人の、米国による広島への原爆投下を例に挙げて、国策として遂行された戦争責任を個人に求める事の誤りを訴えた発言が知られております。
ブレイクニー氏にとっては敵国の軍人の弁護となるのですが、弁護士としての責務を果たす為に尽力されました。

『三島由紀夫』と名乗る霊は、ブレイクニー氏をどの様に見ているのでしょうか。





【東京裁判の真実①】
東京裁判でアメリカの戦争責任を説いた米軍人について

ここで語られているブレイクニー陸軍少佐は、弁護人としての意識の高い人物だったのであろう。
だからこそ、彼らから見れば敵国の人間の弁護であっても、公正な判断を心がけ、議論を展開する事ができたのだ。
このように、公正に物事を判断できる人物がいるアメリカという国は、やはり懐が深いのだろうと思う。
確かに、不公正な裁判により、不当な罪で多くの日本人を裁いた者達もアメリカ人だ。
だが、そのような中にも、ブレイクニー少佐のような人物も同時に存在していた。
そして、その状況を許容していたのだから、アメリカにおける自浄能力も正常に働いていることだろう。
例え、アメリカにとって不利な発言は記録から削除されていたとしても、ブレイクニー少佐が弁護人として働き続けた事実を考えてみれば、アメリカもただ、傍若無人に振舞っていただけだとは言えないのだろう。
ブレイクニー少佐を弁護から外し、アメリカにとって都合の良い発言をする人物に交代させる事も当然可能であっただろうに、それをしなかったのだ。
日本に対して、ここまで矛盾した罪を押し付けたのだから、弁護人の交代くらい大した事では無いだろう。
でも、それをしなかったのだ。
この一つの事実を見ただけでも、アメリカもただ権力を振りかざしている国という訳ではないという事を現わしているのではないのだろうか?
当時の複雑な国内事情も、少なからず関係してはいたのかもしれないが…。
だからと言ってアメリカが犯した罪は消える事はないであろうし、日本が受けた傷が消えて無くなってしまう訳でもない。
アメリカがしてきた事には確かに矛盾があるのだが、懐の深さを見せる一面を持っている事も、また事実なのだ。

ある程度の偏りはどのような世界にも存在しているし、多くの矛盾を抱えてもいる。
だが、大切なのは、偏りに気付いた時点で改善策を打ち出し、安定へと導けるだけの柔軟性があるという事なのだ。
そのような活動を通して、徐々に国家として成熟して行くのではないのだろうか。
そういう意味で考えて見れば、アメリカが大戦後に世界をリードして行けるだけの力を有していた事実も頷ける事なのではないのだろうか。

(2010年1月16日)





三島由紀夫霊の指摘は重要で、敵国の軍人の弁護に最善を尽くしたブレイクニー弁護人の姿勢はもちろんのこと、連合国側にとって都合がよくないはずのブレイクニー氏を解任しなかった米国の姿勢についても、日本としては慎重に見つめる必要があると思います。
実際の裁判時点では成果に繋がらなかったとしても、現代になってブレイクニー氏の発言が見直され、東京裁判についての評価――大東亜戦争についての評価を見直す材料となっているのですから。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月9日火曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その16)

今回のテーマは、日米開戦時点の米大統領であった『フランクリン・D・ルーズベルト』氏についてです。
ルーズベルト大統領については、当Blogでも【トルーマン霊との対話】で、2009年5月時点におけるルーズベルト霊の状態について伺っておりますが、霊的な視点から見たルーズベルト大統領の考えや行動は、とてつもない後悔を反省を招くようなものであったと言うことです。

さて、『三島由紀夫』と名乗る霊は、ルーズベルト大統領をどの様に見ているのでしょうか。





【大東亜戦争の真実⑤】
日本を開戦へと挑発していたルーズベルト大統領について

ここで語られていることに関しては、取り立てて言うことはない。
日本は戦争を回避したかったのに、開戦へと追い詰められたと言うのは事実だからだ。
この事実から言えることがあるとすれば、世界を相手にするには一筋縄ではいかないと言う事だ。
例え正義であると思われることであったとしても、世界が受け入れる価値観であるとは限らないのだ。
日本の価値観が常に通用するわけではないのであれば、世界の事を学び、傾向と対策を考えておくのは当然の事だろう。
それと同時に、日本が持つ強みも弱みも、両方ともきちんと理解しておく必要がある。
己の力量を正しく理解しておけば、あらゆる場面で役立つ事だろう。
自国と世界の力量を同時に知っておく事で、外交交渉をする際に、自国にとって事を有利に運ぶ事が出来るのだ。
相手と己の力の差を正しく理解していれば、対処方法も自ずと分かるものなのだ。
弱い事は決して恥ではないし、必ずしも不利という訳でもない。
己の未熟さを正しく理解しておく事で、適切な対策を施す事ができるのだ。
正しい状況判断さえ出来れば、いくらでも状況を好転させる事は可能なのだ。
逆に、強いからと言って万能と言うわけでもない。
己の過信が災いを招く事は、往々にしてある事なのだ。

(2010年1月16日)





ルーズベルト大統領が日本を挑発して、開戦へと追い詰めたのは事実である。
ただし、日本も相手をもう少し理解する必要があったし、やり方の拙さもあった。
以上が、三島由紀夫霊の評価です。
翻って、現在の日米関係を眺めると、米国の事情はともかくとしても、日本に対する評価は日米開戦当時から全く変化していない――過去の経験から何も学んでいないのではないかと思います。
現政権が対米関係でドタバタ劇を演じておりますが、あれは果たして現首相の個人的な見解に過ぎないのでしょうか。
あるいは、現政権の一部の権力者による特異な認識に過ぎないのでしょうか。
それとも、日本国民の過半数が支持する共通認識なのでしょうか。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月8日月曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その15)

今回のテーマは、日本が対米開戦を決意する原因となった『ハル・ノート』についてです。
ハル・ノートが提示されるまでの経緯や、日米双方の思惑について色々な見方があるのですが、一つだけ確実なことがあるとすれば、日米双方ともお互いをよく知らなかったのでしょう。
一部に、日米開戦を目論む者がいたという痕跡が残されているものの、それが日米双方の政策判断にどの程度の影響が及んだのかという点については、必ずしも断定的に述べることは出来ないと思います。

さて、霊界の住人として、私たちよりも多くの情報を得られる立場にある『三島由紀夫』と名乗る霊は、ハル・ノートについてどの様な見解を持っているのでしょうか。





【大東亜戦争の真実④】
イチャモン同様ハル・ノートはコミンテルンのスパイが起草したについて

先ほどから気になっているのだが、『コミンテルン!コミンテルン!!』と、やたらとコミンテルンを諸悪の根源と決め付け、徹底的にレッドパージした後の現アメリカは無関係みたいな顔をしているように思えて仕方が無いのだが、果たしてこの状態は、アメリカ側の策略に嵌められていないと言い切れるのだろうか?
コミンテルン以外の何かが隠されている可能性は捨てきれないのでは無いのかと思う。
あれだけの大国なのだから、そんなに単純なわけが無いと考えるのが妥当だろう。
まあ、“現時点で明かされている資料をもとに考えるならば”という過程で語っているだけなのであろうが、ここまで確定事項であるかのような書き方をしてしまうと、勘違いする読者も大勢現れるのでは無いのかと少々心配である。

(2010年1月15日)





文面上は曖昧な表現でしかありませんが、現時点では公にされていない米国側の事情が隠されているのでしょうか。
含みのある言い方ですので、田母神氏の認識には欠落している部分があるのでしょうが、いずれ折を見て三島由紀夫霊に伺ってみたいところです。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月7日日曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その14)

今回は「大東亜戦争の真実」の第三弾として、『ヴェノナファイル』について取り上げております。
この文書の存在自体、田母神俊雄氏が自衛隊の航空幕僚長を更迭される原因となった懸賞論文『日本は侵略国家であったのか(.pdf)』で言及され、同論文についてマスメディアで取り上げられるまで、日本国内では余り知られていなかったのではないでしょうか。

なお、ソ連が発信した暗号電文の解読作業を、米国と英国の共同で実施した作戦のコードネームとされる「VENONA(又はVENONA Project)」によって解読された文書が、ここで述べるヴェノナファイルのようですが、当Blogでは文書の内容や、VENONA Projectの真偽については触れないことにします。
NSA(米国家安全保障局)のウェブサイトには、それに該当するページが存在しますので、内容の是非はともかく、VENONAと称する文書が存在することは事実と受け取って良いでしょう。





【大東亜戦争の真実③】
アメリカ国家安全保障局が公開した「ヴェノナファイル」の衝撃について

ここで語られている事は、確かに事実なのだろう――ソ連のスパイとして政府の中枢で働いていたアメリカ人がいた事も。
だが、ここでアメリカ側が語っていることを全て鵜呑みにしてはいけない。
事実の中に、彼らにとって都合の良い嘘が紛れ込んでいる事を、常に考慮に入れておいてちょうど良いくらいだろう。
何しろ機密文章を公開するのだから、幾重にも予防線を張っていると考えて間違いないだろう。
どんな些細なミスから、今の地位を失う事になるか分からないのだから。
ご丁寧に手の内を全てを晒す程のお人好しでは、世界第一位の座を守り続けることなどとても出来ないだろう。
いざという時のスケープゴートを常に用意している事だろう。
アメリカのように癖の強い国を相手にするのだから、疑い過ぎるくらいがちょうど良いのだ。
目に見えるものだけが全てではない。
その裏側を読み取れるようにならなければ、この世界では生き残れない。
大変残念な事であるのだが、それがこの世界の実状なのだ。
日本人は無条件に相手を信用し過ぎるところがあるが、人は皆生来善人であるという前提で物事を考えているのは日本人くらいのものであろう。
相手が必ずしも自分と同じ考えを持って行動しているとは限らないのに、お人好しも良いところだ。
日本人のこのお人好し加減が相手に付け入られる隙を作っているのだから、警戒し過ぎていると思える程度に対策をしているくらいでちょうど良いのだ。
ただ、疑心暗鬼になり過ぎて必要以上に疑い、挙句の果てには敵視して、火種もないのに大炎上してしまうようでは本末転倒だが…。
相手の癖を学び、上手な付き合い方を模索するのが良いだろう。

(2010年1月15日)





『三島由紀夫』と名乗る霊は、ソ連のスパイが米国政府中枢に潜入していたという「ヴェノナファイル」の内容について肯定しつつも、「そのまま鵜呑みにしてしまうのはどうか?」と疑問を呈しております。
霊界の住人の皆様がデリケートな話題に言及する際は、敢えて明言を避けつつも疑問を唱えて注意を喚起する事があります。
事実が私たちの一般的な認識とはかけ離れており、事実を明らかにしても私たちに受け入れる余地がないと判断されてしまった場合や、事実を明らかにすることによって、現在進行形の出来事に影響が及ぶと判断された場合は、霊がその物事についての知識を持っていたとしても、曖昧な表現で誤魔化されてしまったり、情報提供を拒否されてしまうのです。
今回のテーマについても、やり方次第でもう少し興味深い情報が得られそうな予感もしますが、別の機会に改めてと言うことにしたいと思います。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月6日土曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その13)

今回は「大東亜戦争の真実」の第二弾として、『南京大虐殺』はでっち上げであると田母神俊雄氏が論じておりますが、『三島由紀夫』と名乗る霊も同様の見解を示しております。





【大東亜戦争の真実②】
「南京大虐殺」はデッチ上げであるについて


これはもう、話題にするまでもなく、きちんと当時の資料が残されているので、それを検証すれば明らかになる事だ。
問題なのは、事実に即さないファンタジーをデッチ上げ、哀れを装う人間にほだされてしまった事なのだ。
どんなに情に訴えようと事実はその逆を示しているのだから、ほだされてしまう方がどうかしているのだ。
過ちを指摘されて反省できるのは日本人の美点であると思うが、事実ではないファンタジーに踊らされて相手の言いなりになるのは、とてもではないが賢明であるとは言えないであろう。
ファンタジーをデッチ上げた相手を責める前に、まず己の無関心を反省すべきであろうと思うのだが…。
――何しろ、長年に亘りこのような子供騙しに付き合った挙句に、相手を付け上がらせてしまったのだから。
確かに長年に亘り、外国勢力による工作活動や干渉などがあったのは事実だろうが、これはあくまでも自国の問題であり、いつまでも他国に責任転嫁していては、同じ過ちを繰り返すばかりなのだから。

(2010年1月15日)





ここで三島由紀夫霊は、「南京大虐殺は事実に即さないファンタジーに過ぎない」と断じ、その上で事の真偽よりも情によって動いてしまう日本国民の姿勢を問題視しております。
私も、田母神氏の主張にはある程度同意し、理解できる点はあるのですが、今回のテーマを含めた全般について、主に「周辺国の日本に対する内政干渉によって、日本が不当な扱いを受けている」というニュアンスが色濃く感じられます。
しかし、本当に重要なのは、「これまでの日本人は、何故外国人の不当な要求を受け入れてきたのか」と言うことであり、「何故そうなったのかには目を向けずに、今可哀想な状態にあるからと外国人を甘やかしてきたのか」という事です。
三島由紀夫霊は「情にほだされる」と一言で表現しておりますが、現代の日本が外国との関係で抱えている問題の多くは、「情によって理を曲げてしまう」日本人の情緒的な側面に原因があると考えております。
ダメなものはダメと言い、日本人に対して嘘をつくことがとてつもないリスクになると、周辺国の人々に認識を改めてもらうような姿勢を示さなければ、今後事態が悪化することはあっても、「いつかきっと相手に理解してもらえる」時など、未来永劫訪れないのです。
今の日本国民の皆様にとってはとても大切なことですので、三島由紀夫霊の意見に重ねて強調しておきたいと思います。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月5日金曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その12)

今回から5回に渡って、大東亜戦争に関連する歴史的事件や解釈についてのテーマを取り上げます。

今回はその第一弾として、『張作霖爆殺事件』と『盧溝橋事件』を取り上げ、田母神俊雄氏は両事件ともコミンテルンが起こした自作自演であると論じております。
しかし、『三島由紀夫』と名乗る霊は、田母神氏とは少々異なる意見を持っているようです。






【大東亜戦争の真実①】
張作霖爆殺事件と盧溝橋事件はコミンテルンの自作自演について

ここで語られていることの真偽については、歴史的な資料などを調べる事で徐々に明らかになる事だと思う。
ただ、事の全てをソ連主導によるコミンテルンの仕業と決め付けてしまうのは、少々早計ではないのかとも思う。
当時の世界情勢を細かいところまで分析してみると分かると思うのだか、日本を目の上のたんこぶ扱いしていたのは、何も共産主義者だけではなかったことだろう。
他国の、あるいは他勢力の動きを利用して、自らを優位な立場へと導こうと考える事があったとしても、何らおかしなことではない。
部外者面をして、裏で動いていた国も少なくは無いだろう。
『如何にして自国に利益をもたらすのか?』と、常に隙を窺っているのが当たり前の時代である。
どこか一勢力だけの策略で事が動いていたなどとは、とても考えられないのが当時の状況なのだ。
責任逃れをしようとしている国は、軒並み“怪しい”と考えるのが妥当であると言えるだろう。
張作霖暗殺についてもそうだが、当時の状況を踏まえた上で、彼を葬る事で有利な展開が見込めたであろう国を考えてみると、事件の真相が見えてくるのでは無いだろうか?
彼が葬られた事で事態の好転を見込めた国は、果たしてソ連だけであったのであろうか?
『コミンテルン』という存在は、当時の欧米諸国の正当性を演出するためには、とても“都合の良い生贄”であったとも言えるのではないのだろうか?

(2010年1月15日)





コミンテルンとはどの様な組織で、誰がこの組織を運営してきたのか、そしてコミンテルンの活動を支持し、協力してきたのは誰なのかを知ることによって、ある程度までは三島由紀夫霊の意見を理解できると思います。
実は、意外な人物がコミンテルンの活動に関与していたのかも知れませんね。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月4日木曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その11)

この企画も第11段となりましたが、何故『三島由紀夫』と名乗る霊が田母神俊雄氏の『田母神塾――これが誇りある日本の教科書だ』を論評しているのかについては、【三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その1)】をご覧下さい。

さて、今回のテーマは、日本の近代史をネガティブに捉える材料として扱われがちな、日本の植民地政策についてです。
本題に入る前に一言述べておきたいのですが、「日本の植民地支配」を批判される方が、同時代の欧米諸国について同様に批判する声は余り聞こえません。
「日本がアジアを侵略した」と主張される方が、現代の中国によるチベット・ウイグル・南モンゴル侵略には沈黙しているのと同じ構図です。
これらは皆、日本を貶めることによって利益を得る者による、実態に目を背けた印象操作に過ぎないのですが、実態には目を向けずに言葉のイメージによって物事を判断してしまう方が多い為に、この様な偏った主張が社会的影響力を持ってしまうのかも知れません。





■ 欧米列強の搾取型ではなかった日本の植民地政策について

ここで書かれている事は、日本のアジア諸国に対する考え方を如実に現していると思う。
なぜ、欧米のように搾取するのではなく、自国から出資してまでアジアの国々を発展させようとしたのか?
その答えは明白で、当時の日本にとっては、アジア諸国が欧米諸国の好いようにされている状況は、国防の面でも資源確保の面から見ても、とても都合が悪かったからだ。
こう書いてしまうと、日本も欧米諸国と同じで、自国の利益優先かと思われるかもしれないが、日本の場合は立場的に欧米諸国とは少々異なっているのだ。
当時の日本は、欧米諸国に対して、決して対等になる事を許されることが無い―――越えられない一線のようなものを感じていたのだ。
それは、アジア人であるが故だったのかもしれない。
欧米諸国にとって日本は、例えどんなに国力を上げてみたところで、所詮は東の果てにある蛮族の住まう国に過ぎなかったのだ。
日本一国で欧米諸国に抗うのでは非力すぎる。
だからこそ、周辺のアジア諸国に早急に近代化して力をつけてもらうことで、欧米諸国に共に対抗して行ける仲間が欲しかったのだ。
日本が欲しかったのは、搾取できる奴隷ではなく、共に欧米列強に対抗できる仲間だったのだから、対応の仕方が違うのは当然のことなのだ。
本来なら本土に投資すべき費用を、わざわざ満州やら朝鮮半島やらに投資したのも、元はと言えば、アジア諸国が欧米諸国と対等な関係を築ける環境を整える事で自国を守ろうとした結果なのだから。
まあ、中には利権に踊らされた連中も少なからず居たのだろうが…。

(2010年1月15日)





実態があるのかどうか分からない大陸利権に踊らされる方も少なくないようです。
日本と大陸の関わりについての歴史を振り返れば、日本が大陸の国家と深い関係を持っている時期は、日本にとって余りよい時代とは言えないと思うのですが、いかがでしょうか。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月3日水曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その10)

前回のテーマ同様に、今回のテーマについても「当時の実情はどうだったのかを調べてみた」方は、かなりおられるのではないでしょうか。
「創始改名は日本が強制した」と主張される方に限って、ご自身の本名を蔑ろにし、通名を好んで使われる例が多いように見受けられるのも、よくよく考えれば不思議な現象だと思います。





■ 創氏改名は日本の強制ではなかったについて

ここで書かれていることもその通りだとは思うが、やはり前項でも述べたように、受け入れられるだけの器を持たない者に与えてしまったのは、日本が犯した罪である様に思う。
彼らの我侭を聞いてしまった事になるからだ。
考える基準の違う者に同じ権利を与えるというのは、博打もいいところだと思う。
それに、己の出自を現す名前を簡単に変えようと考えられるその精神状態は異常だとしか思えない。
まあ、日本のように家族を大切に考える文化ではないのだとしたら納得できるが…。

(2009年12月18日)





ここで『三島由紀夫』と名乗る霊が「日本が犯した罪」と述べているのは、外国人の人となりについての理解が足りず、また相手の人となりを理解しようという努力も不足したまま、独りよがりな思い込みに縛られていると言うことなのでしょう。
私には、日本が鎖国を解いて以降、現在に至るまで同様の問題を抱えて続けているように見えるのですが、ご覧の皆様はどの様に思いますか。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月2日火曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その9)

今回のテーマについては、本家サイト『銀の紐を越えて』でも【日韓併合に際して抱いた思い】として、 『明治天皇』と名乗る霊からのメッセージをご紹介しておりますので、私たちにとっても思うところがあります。
また、当Blogでも【洪思翊霊との対話】にて、私なりの日韓併合に対する意見を述べましたが、果たして『三島由紀夫』と名乗る霊はどの様な感想を持っているのでしょうか。





■ 日韓併合で朝鮮が受けた恩恵について

ここで語られている事は、正にその通りであり、日本は朝鮮半島の生活レベルの向上に貢献しただけだ。
韓国や北朝鮮が騒いでいるのは日本から金や技術を毟り取る以外に理由は無い。
ご丁寧にその彼らの言い分に耳を傾け、要望を聞いて叶えてあげるというのは何ともおかしな話だ。
もし日本に非があるとしたならば、それら高度な文化や技術を受け入れられるだけの基礎の出来ていない人々に、日本が苦心して作り上げてきた文化や技術を与えてしまった事だ。
それは、あたかも赤子に銃を持たせるようなものだ。
これは確かに日本側の過ちであり、罪であるとも言えるだろう。
何しろ朝鮮半島の人々は、それらの文化や技術を受け入れて使いこなせるほど精神が成長していなかったのだから。
やはり、自力で試行錯誤して育ててきた文化や技術でなければ、上手に使いこなす事は出来ないのだ。
お陰で、依存心の塊に成り果ててしまっただろう?

(2009年12月18日)





三島由紀夫霊の意見はその通りで、この点について理解を深めている方はかなり増えているようです。
さて、ここで日本国民の皆様に求められるのは、「日本に依存して(少々我が侭を言っても)当り前」のお隣の国の方々に自立してもらう為の方法を考え、実行することでしょう。
このまま彼らの我が侭に付き合っていても、お互いの為になりません。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人 

中川昭一霊からのメッセージ(その4)

中川昭一』と名乗る霊からのメッセージが届きましたので、ご紹介したいと思います。

なお、中川昭一霊から日本国民の皆様への呼びかけは【中川昭一霊より、国民の皆様へのメッセージ】で、中川昭一霊が霊媒Mを通じてメッセージを送るようになった経緯は【中川昭一霊との対話】で取り上げておりますので、当Blogを初めてご覧になられた方は、併せてご覧下さい。





■ アメリカと中国の違い

一度ハッキリと、アメリカと中国の違いについて話しておく必要があると思うから、今日はこのテーマでいこうと思う。

何が違うのかを簡単に説明すると、中国は日本の国土を奪う気マンマンなのに対し、アメリカは日本が生み出した富の一部を掠めろうとしているというところかな。
皆さんには、この両者の違いが分かるかな?
中国は日本の国土を脅かす存在だけど、アメリカは日本の国土を脅かす存在ではないということだな。
まあ、「日本がアメリカの敵にならなければ」と言う条件付きだけどな。

基本的に話が通じる相手であればと言う条件付きだが、アメリカは大抵の場合、表面的には強硬姿勢に見えてもポーズである場合が多い。
相手国に揺さぶりをかけて、より自国に有利な条件を飲ませるためだな。
彼らが求めているものは、世界の中心的存在でいる事であって、国土を無駄に広げる事じゃない。
外国と上手にビジネスをして、より優位な位置をキープしたいと思っているはずだ。
そんなアメリカとしては、日本はあくまでも商売相手で、潰してしまう事には何もメリットが無いんだな。
だから、表向き日本には適当に栄えてもらっておいて、その裏で脅威となるほどの差が出来ない程度に搾り取り、自国の利益はシッカリ確保すると。
彼らにとったら、日本がそこそこ安定している状態で、協力関係を築いていた方が何かと旨みがあるわけだな。
何でもかんでも全てを抱え込む事の愚かしさは、20世紀のうちにある程度経験済みだろう。

一方の中国だが、彼らの意識は未だに遠い過去の遺物と化した使い古しの価値観の上に成り立っているわけだな。
とてもじゃないが、信頼して付き合えるところまで思想的にも文化的にも成長していない。
しかも、彼ら自身はその事に気付いていないのだから困ったものだ。
やっとハイハイ出来るようになった赤ん坊が、大人の中で必死に虚勢を張っているようで何とも滑稽だな。
目先の利益を貪るための知識はなかなか豊富なのだが、如何せん、後に及ぼす影響まで考えられない。
経験の伴わない知識は、毒にはなっても薬にはならない。
ほんの一時だけ良くなったように感じられるだけで、後は破壊へと向かうだけだ。
その結果が枯れ果てた今の中国だろう。
将来に備えると言った感覚が皆無なんだよな。
無くなったら他所の土地を奪えばいいと思っている。
そして、今中国が狙っているのが日本だな。
今の日本の繁栄は日本人の自治による賜物なのだが、彼らは自分たちが奪い取った後も同じだけの繁栄を享受できるものと思っているのだろうか?
中国人が入り込んだら最後、あっと言う間に日本は枯れ果てた不毛の土地になるだけだというのにな。
日本の国土は、不毛の土地とならないように、国民自身が維持管理して現状を保ち続けているのだが、彼らにはそれらの現実が全く見えていないようだな。
まるで餓鬼の如く貪りつくす様には何とも言えないものがあるな。
そんな中国に対して規制を緩めようと言うのだから、現政権は日本を崩壊させるつもりなのかもしれないと勘ぐられても文句は言えない状況だな。
まあ、実際そのつもりなんだろうな。
そうじゃなければ、鳩山政権がやっている事の辻褄が合わないからな。
中国が言う友好は口先だけのポーズだから信用ならないのに、利権のためなら何でもいいんだろうか…。

ちょっと話が逸れたな。
まあ、とにかく、アメリカには話し合いの余地があるが、中国にはそれが無いというのが結論だな。
今は日本こそが、中国に対して強硬姿勢に出る必要がある。
ああいう手合いは、ハッキリ言ってやらないと分からないんだよ。
日本人みたいに、相手の考えを推し量るなんてこと出来やしないんだから。
何も攻め込めと言っているわけじゃないんだ。
ただ、不穏な動きがあれば、いつでも動けるだけの備えをしておくことが必要だと言っているんだ。
防衛力を高めるだけで抑止力になるんだから、それをしない手は無いんだがなあ。
それだけで、対外的なメッセージとして周辺諸国に日本の意思が伝わるのに。
関係が良好な国は別に反発する事もないし、大騒ぎするのは都合の悪い国だけだ。
日本を守るのに、何も、日本が遠慮することは無いのだ。
中国は、攻め込んでくる可能性はあっても協力関係を結べる可能性は無いのだから。
中国の言う友好関係は中国側の言い分を全面的に受け入れる形でないと成り立たない。
アメリカも、結構無理難題を押し付けては来るが、それでも交渉の余地はある。
上手に付き合えば、日本にとっても損は無いのだ。
ちょっと極端な表現だったかもしれないが、それ程、中国とアメリカには違いがあるのだ。

(2010年1月31日)





この様なテーマについて語られるのは、現政権の露骨な中国シフトと米国軽視の外交姿勢について、中川昭一霊が問題意識を持っていると言うことなのでしょうか。
上記の見方に、私も基本的には同意します。

中川昭一霊 & 【Silvercord】管理人 

2010年2月1日月曜日

三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その8)

今回のテーマである「対華21ヶ条の要求」とは、第一次世界大戦中に日本が、当時の中華民国の袁世凱政権に突きつけた要求と希望なのだそうですが、これを当時の中華民国に対する不当な要求だとする意見もあれば、田母神氏のように当時の状況を考えれば当り前の要求でしかないと言う意見もあります。
果たして、『三島由紀夫』と名乗る霊は、田母神氏の意見についてどの様な見解を取るのでしょうか。





■ 「対華21ヶ条の要求」では当たり前の主張しかしていないについて

ここで説明されている事は、確かに当時の日本の状況としては当たり前の主張だったのであろうし、同じ事をしてきた国にとやかく言われる筋合いのものでは無いだろう。
だがしかし、これはあくまでも強者の言い分である事を私たちは忘れてはならないように思う。
それを受け入れる立場の国には、そこには様々な思惑があるにしても、やはり屈辱である事は否めない。
その感情は、終戦後の日本が置かれていた立場を想像してみれば容易にわかることだろう。

ただ、西欧諸国と日本では、権益の行使の先に思い描いていた構想が全く異質のものであったという事も抑えておくべき点では無いかと思う。
日本はアジアの発展を願っていたが、西欧諸国は自国の利益を願っていた。
この違いだけは、知っておく必要がありそうだ。

外交交渉は、弱腰では自国の優位を勝ち取る事はできない。
だから強気で交渉に臨むのは当然の事なのだ。
最初は自分たちが要求したいものよりも大きな要求をしたうえで、徐々に自分達が本来要求しているところまで条件を下げていくのが普通の交渉の仕方だろう。
あるいは、本来の要求よりも小さく出て徐々に上げていくかだ。
まあこれは、受身の立場の場合だが。
最初から、自分達の懐具合を有りの儘(まま)相手に見せるような下手な交渉をすれば、相手のいい様に手玉に取られるのが落ちだ。
その後も舐められっ放しで、まともな交渉など出来ない事だろう。
是非、現政権にはこのような愚かな事はしないように努力して欲しいものではあるが、今更もう遅いか…。

(2009年11月6日)





私は日本国民の一人でありながら、日本という国のとても不思議な側面に考えさせられる事があります。
一見、交渉ごとがとても苦手ではないかと思いがちですが、その割には比較的少ないリスクでそれなりの旨みを享受している事も少なくないのではないでしょうか。
狙っているのか、天然なのに運だけが強いのかは分かりませんが、注意深く観察してみると日本外交は意外と強かなのかも知れませんね。

三島由紀夫霊 & 【Silvercord】管理人