2011年6月22日水曜日

霊界も地上界も基礎となる法則は同じ

今回は、記事【日月神示の信憑性】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問について、『バチカンの拠点開放に携わる霊団』の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

何かに向かって成長するために行動して、間違って、間違いに気づいて、見直して、行動してをずっと繰り返してるものだと思います。
この対象を現世のみで見ると正直者が馬鹿を見るだけで一生を終えてしまうこともあり、それなら欲望のまま生きたほうが得だと考える者もいます。
でも永遠に学び続けるの魂の一過程として人間としての生活を経験してるのだと考えると現世だけの価値観で欲望に走ると死後必ず後悔すると思うのです。
このように視点によって価値観が180度変わることを学ぶ事も学びの一つなのでしょうか。
前提が正しければ現世においても魂の視点で日常を過ごすことの方が正しい事だと思いますが、それは時として人間の慣習と相反する行動を伴う場合があり時として生命の危険に及ぶこともありそうなのですが(ナザレのイエスのように)そのあたりの解釈をどのようにすればいいのか、何か日常にヒントを得ることが出来るのでしょうか。





■ 『バチカンの拠点開放に携わる霊団』の回答

先ず押さえておきたい事は、善であれ悪であれ、ご本人の欲望が具現化したものであるということです。
人それぞれに、関心の赴く先にある事柄に応じた事を実践しているだけなのです。
一般的に善行といわれる事を実践していたとしても、それも一つの欲望の形です。
世の中を観察する視野が広いために、自分の行動の結果が与える周囲への影響を予測できるだけの経験と知識を兼ね備えているだけに他なりません。
一方、悪行といわれる事を実践してしまっている人は、世の中を観察するための視野が狭く、自分自身の行動の結果が与える周囲への影響を予測できるだけの経験も知識も足りていないだけなのです。
例え同じものを観察したとしても、人それぞれに理解できる範囲には違いがあります。
より広い視野を持ちたければ、日常生活の中での経験を通して地道に知識を蓄積する他には方法がありません。

霊界でも地上界でも基礎となる法則は同じです。
私どもも経験から得た知識に基づいた視野で地上界を観察しているので、皆様と違う視点からも観察できるという事は、それだけ多くの経験を積んで知識を蓄えてきたという事になります。
正直者が馬鹿を見ると仰いますが、その正直者自身は本当に馬鹿を見ていると感じているのでしょうか?
イエスに関しては聖書を読んでいれば分かる事であると思うのですが、死後に復活した姿を人間に示す事もなすべき作業の一つであったので、そのことに関して馬鹿を見たとはお考えになってはおられません。
ご自身の成すべき事を全うされ、立派にお役目を果たしたのですから、馬鹿を見たと評するような要素は何も無いのです。
正直ものは馬鹿を見るというのは、あくまでも周囲の人間が自分自身の考えに基づいてその様に評しているだけであるのです。
本人が感じていることと、周囲の人間が感じている事が必ず一致しているというわけでは無いのです。
正直者は馬鹿を見ると考えるという事は、その人自身の経験が乏しく知識も浅いため、その行動の先にある事柄を予測してみることができないだけの話です。
その様に考える人は、例え死後に霊界へ来たとしても、急に視野が開ける事はありません。
何しろ、それだけの経験も知識もまだ無いのですから、180度価値観が変わってしまうなどということはありえません。
環境が変わることは確かに学びに影響を与えますが、その環境から学び取るのか否かはご本人の考え次第なのです。
どんなに環境が整っていて周囲に促されたとしても、関心のない事柄に関しては心を閉ざしてしまいますので、そこから学び取る事は至難の業なのです。
人がそれぞれに持つ価値観は、あくまでもご本人の経験に基づいた知識を基準にしておりますから、霊になれば価値観が変わると考えるのは間違いです。
地上界にいる間は確かに制約が多く、霊にとっては必ずしも居心地の良い場所ではありませんが、いくら制約が多くても霊として持つ知識を全く認識できないわけではありません。
元々持っている知識であれば、例え肉体に宿る過程で忘れてしまったとしても、経験を通じですぐに思い出すことができます。
学ぶ速度が早い人は、元々知識として持っていたものを改めて再確認しているだけなので理解が早いのです。
一方、一から学んでいる人は同じ事でも学ぶ速度が遅くなります。
一度経験しただけでは理解できない事の方が多いからです。
自分を省みず周囲も顧みない人生を送る人は、それだけ経験が乏しく知識が浅いということなので、痛い目を見て後悔してみるまでは学ぶことができません。
又聞きしただけの単なる知識を、実践を通じて確信へと昇華させる作業を経なければ、確かに学んだとはいえないのです。
学べなければ以前と同じ選択を繰り返してしまいますから、学べるまで何度でも同じ経験をする事になるでしょう。

霊的な視点から観察したとしても、前提の正しい事柄が地上界の慣習と相反するという事はありません。
それは、人間の思い込みに他なりません。
上手な利用法を知らないために相反していると感じ取れるだけです。
全く無意味な必要の無い概念を維持し続けるほど、私どもは暇ではありません。
それらの慣習もすべて学びの要素として必要であればこそ、その状況が維持されているのです。
やっとひらがなを覚えた人に漢字で書かれた文章が理解できないのと同じ様に、何事も学ぶためには段階が必要なのです。
一つひとつ課題をクリアしていく過程でいかに学び取るのかが重要なのであり、一足飛びに何でも事が成せるわけではありません。
どのような物事でも、地道に実績を上げる努力が重要なのです。
一見相反すると思われるものが、実は学びのために大変重要な役目を果たしているものなのです。
相反すると思われるという事はそれだけ経験が乏しいということであり、相反しているわけでは無い事を学び取るために、皆様は今まさに経験を通して学んでいるのです。
どんなに前提が正しくても理解が足りないために方法が間違っているという場合は間々ありますので、それらの事柄が上手く運ばなくてもそれは何も不思議なことではありません。
どのような物事でもバランスを保つ事は大変重要であり、偏りは破壊の原因となります。
例え善といわれる事でも同じです。
薬は皆様の病を癒すことが出来ますが、過ぎれば毒にもなり命にかかわります。
善行でも過ぎれば堕落と破壊の原因となり、その行為は悪行と何ら変わりありません。
周囲への影響をよく考えずに思い込みで実践すると、例え善いと思える事柄でも誤った方向へと進んでしまいますので、ご自分の行動を省み、周囲への影響を確認する時間を設けるのはとても重要な事なのです。

イエスは特殊な使命を持って地上界に生まれてきましたので、一般的な学びを得るために生まれてきた皆様と同じ規準で比べる事は出来ません。
地上界に生まれた時点で積み重ねてきた経験も持ち合わせている知識も、イエスと皆様は比べられるものではありません。
ご自身の行動の先にある死を知りながらもイエスが成すべき事を実践し続けたのは、ご自身の行動が周囲へ与える様々な影響をきちんと理解しておられたからです。
当然、命とはどのようなものであるのかも充分に理解しておられましたから、徒に命を懸けたわけではありません。
これは皆様の学びの経験とは異なる目的のために実践されたものなので、イエスの事例を基準に考えてはなりません。
イエスの姿はあくまでも皆様が将来的に行きつく姿であり、今すぐに実践できるものではありません。
無理に背伸びをする必要はないのですから、今はご自身の日常生活を大切にして、その経験からより多くの学びを得られるように努力しましょう。

(2011年6月22日)





『ナザレのイエス』については、記事【ナザレのイエスとキリスト教会】や、『銀の紐を越えて』掲載の記事【複数の霊能力を発揮する霊能者は現代には存在しない(メッセージ85)】でも取り上げておりますので、合わせてご覧下さい。

【Silvercord】管理人 





6月22日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年6月18日土曜日

日月神示の信憑性

今回は、記事【音楽を司る神】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

(前略)

質問があるのですが、
最近、日月神示という神様の言葉を記した
予言書を読みました。
もし、神様がこの神示をご存知なら、
信憑性は高いものなのでしょうか?
部分的に、人間が付け足したり、
低級霊の部分もあるのではないか?
など、色々な諸説があるようなのですが。
内容がマヤの予言とかなり類似している感じが
して気になってます。
個人的には今の日本と神示の内容は
かなり一致していると感じます。





■ 霊界の住人の皆様の回答

私どもに信憑性を尋ねるよりも、あなたご自身の目で世の中を具に観察され、それらの書物に記されている事柄の真意が一体どこにあるのか、何を言わんとしているのかを読み取ってみましょう。
あなたの目の前で現実に起きている事こそが真実ですから、その現実の出来事と書物の内容に重なるものを感じておられるのであれば、それらは何の為に記され、一体何を伝えようとしているのかをそこから読み取る事で、今までは見過ごされてきた何かが見えてくるかもしれません。
ご自分の目で確かめてみる事が一番確実な方法ですから、書物の内容が今の日本の状態と一致していると感じておられるならば、これからも観察を続け、その書物が記された意味を考えてみましょう。

(2011年6月17日)





質問者様は、霊界の住人の皆様の回答について、どの様な感想を持たれましたか。
こちらの書物は、霊媒の方が自動書記で記されたようですので、霊界通信の一種と考えて宜しいと思います。
そして、当Blogや【銀の紐を越えて】も霊界通信の紹介を目的としておりますので、霊界通信に接する際の注意事項や心構えについて、これまでにも度々述べて参りました。
そこで伺いたいのですが、質問者様が当Blogをご覧になる理由は何でしょうか。
様々な掲載記事をご覧になった上で、ご自身で「得るものがある」「参考になる」など、幾つかの感想を持たれたからではないでしょうか。
上記の書物の信憑性についても、基本的には同様の方法で判断なされば宜しいでしょう。
霊界の住人の皆様の回答は、一言で述べると「私たちの回答を鵜呑みにするのではなく、ご覧の皆様がご自身で観察されてはいかがでしょうか」という問いかけなのだと、私は受け取りました。

【Silvercord】管理人 





6月18日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年6月13日月曜日

日本は米国の属国か?

今回は、記事【首相の仕事とは?】のコメント欄にお寄せ頂いたじたばた様の質問について、『小渕恵三』と名乗る霊の回答を預かりましたので、ご紹介したいと思います。





■ じたばた様の質問

小渕総理、あなた様からご返答を頂戴できるとは思っておりませんでした。戦後の首相の中で「わたくし心」が最も少ない一人であったと、僭越ながらご評価させて頂いております。
私自身は、政治家たるもの、徹頭徹尾わたくし心無く、国家国民のために命を懸けて働く公僕たるべし、と信念に似た考えを抱いております。この意味に於いて申せば、戦後の宰相の何人がわたくし心無き政治家だったのでしょうか。

ご返答に対して申し上げたいことは多々ありますが、こちらをご覧の方々にもお考え頂きたい点につきましてのみ述べさせて頂きます。

私個人は吉田首相がサンフランシスコ平和条約を締結されたこと自体に反意をもつものではなりませんが、その後の日本の道筋を後輩政治家に強く促して頂き、世界に向けても高らかに表明して頂きたかったと思っています。その道筋とは、自主憲法制定と完全独立の将来ビジョンです。その所為かどうかは判りませんが、現在の日本は米国の属国に似た従属国と言わざるを得ません。その上左翼思想の政治家が権力を握っている現状は視るも無惨です。日本を骨抜きにし続ける現GHQ憲法を破棄しない限り、従属国待遇は終わらず、保守国家再建は叶わないと言えるのではないでしょうか。

アメリカという国には表裏があると認識しています。小渕総理が述べられた米国は表面ではないでしょうか。裏面の米国こそは日本を従属させ続けている冷徹な支配者でしょう。それでも、従属国日本が経済的に大国になり、産業技術大国になることは国益に適うと米国が考えていることは間違いないようです。しかしながら、日本が軍事大国になることを絶対に許さないのも米国です。日米安保条約に基づいて日本各地に米軍基地を置いて東アジア全体に睨みを利かせているということは、つまり我が国日本を軍事的に制圧し続ける体制でもあると言えますね。これが独立した主権国家の姿ですか?

吉田首相以降の政治家達がこの路を選んだとするなら、私個人は「何と愚かな未来を我々子孫に遺したか!」と申し上げたいと思います。全員とは申さぬまでも与党政治家達の多くが自主憲法制定や真の自主独立を先延ばしにして、政争や利権獲得に明け暮れた結果が現在である、との私個人の認識は間違っているでしょうか?

また、戦争中とは言え、東京大空襲に於いて10万人以上とも言われる一般人を焼き殺し、二個の原子爆弾を人体実験として投下して30万人以上の一般人を一瞬にして虐殺した上に、従属国として日本の思想文化を破壊し尽くさんとしてきた米国に対し、私個人が敬意を払う意味の「失礼」という認識を抱くことはありません。

皇紀2671年間の中で、他国に支配され或は従属した期間はこの戦後66年間だけではないでしょうか。これから我々日本国民は、真の自主独立に向けて厳しい闘いが強いられるでしょう。英霊となられた政治家の皆様には我々国民が間違わぬよう、是非お導きご助力賜わりますよう。小渕総理にも是非。

もし改めてご返答を頂戴できますなら幸甚です。





■ 『小渕恵三』と名乗る霊の回答

ほんの一部分を垣間見ただけで、全てを悟ったつもりになってはいませんか?
世の中は、あなたが考えておられるほど極端に二極化して成り立っているわけではありません。
もう少し複雑に様々な要因が影響しあい、今が成り立っております。
単純にAという要因を取り除けばBという結果が出るというわけではありません。
Aという要因にCという要因を加え、Dという要因を取り除き、DとAという要因に同時に影響を与えているEという要因は全てを取り除いてはならないというように、最終的にBという結果を出したければ、様々な影響を考慮に入れて考えなければなりません。
それが政治となればもっと複雑になります。
そうなった時、最優先されるべきは何であるのかということも含めて考え、答を出す必要があります。
もし仮に、米国があなたのお考え通りの国であったなら、日本が少しでも不穏な動きを見せれば在日米軍を使って即占拠されるかもしれませんし、そこまで行かないにしても、今以上に締め付けが厳しくなるのではありませんか?
そうなると敵を増やすだけですから日本にとってはデメリットが増えるだけで、せっかく今はご協力いただいているのにわざわざ米国に敵対して日本に一体何のメリットがありますか?
その様な状況下で、一体あなたはどのようにして軍事大国を目指すおつもりなのでしょうか。
クーデターでも起こしますか?
日本の立地条件からして混乱に乗じて強奪を考える国も現れるでしょうから、敵は米国だけでは無いと思われますが?
その無謀な活動の為に、一体どれだけ大勢の国民が巻き込まれ、犠牲になることでしょう。
もし仮に失敗しても、その時点から軌道修正をする事は可能ですが、失敗自体を無かった事には出来ません。
一度失われても取り戻せるものと、取り戻せないものがあるのですよ。
まあこれは、あくまでも仮定でのお話ではありますがね、現実はゲームやアニメとは違うのですよ。
国民の安全が最優先であると考えた時、果たして軍事大国を目指す必要があるのかは甚だ疑問です。
抑止力としての軍事力強化は必要だと思いますが、何も軍事大国になる必要は無いでしょう。
あなたが考える完全独立というものが一体どのようなものかは存じませんが、日本も世界の一員である以上、周囲から全く影響を受けずに過ごす事はまず無理ですし、独善的では生き残れません。
例え鎖国したとしても、必ず干渉してくる国が現れます。
常に周囲から某かの形で干渉を受けますし、その影響を全て排除する事はできないと思います。
今の日本は確かに他国との軍事バランスという意味では均衡を欠いていますから、そこは是正する必要があるでしょう。
しかしながら、(あなたがどの程度に見積もっておられるのかは定かではありませんが)周辺国を黙らせる事が出来る程に圧倒的な力は破壊しか生みません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉の意味を良く考えてみてください。
それにしても、何故米国からの独立という風に捉えるのかが良く分かりません。
日本は既に独立した主権国家でありますし、何を好き好んで日本を属国扱いしたがるのか、本当に訳が分かりません。
それとも、何が何でも日本が米国に現在進行形で虐げられているというような印象でも広めたいのでしょうか?
日本が属国扱いでなければ困る事でもあるのですか?
その様に勘ぐってしまうくらい、あなたは頑なであると思います。
米国も最近では一国で世界に睨みを利かせるのは厳しい状況になりつつありますから、協力できそうな国と負担を分担したがっているように思えるのですが。
近年の様子を窺っていると、日本に軍事力を持って欲しくないのは米国よりも、むしろ中国・韓国・北朝鮮なのではありませんか?
今更日本が米国に敵対しても何も得るものはありませんから、積極的に米国と敵対する心配は考えられません。
ですが、日本の領土を欲している中国や韓国などは、日本が軍事力を強化して充分な防衛力を有する事を望んではいないでしょう。
その証拠に、日本が自衛隊に手を加えようとすると、アジア諸国の抵抗があるという言葉を使って、必死になって抵抗しているではありませんか。
日本国内のみならず世界中いたるところで、様々な偽りの歴史を吹聴して廻っているではありませんか。
アジア諸国と言っても結局は中国と韓国と北朝鮮だけの価値観で、それをまるでアジアの総意であるかのように語っているのですから、米国よりも余程信用なりませんね。
米国はとても強かな国だと思いますし、対日戦略は当然練っているでしょうが、交渉できる国だと思いますので、寧ろ怖いのは条約を守る気が無い中国や韓国、それに日本人を拉致している北朝鮮で、それらの国々はいくら交渉で合意した事でも、いつ勝手な理由で覆されるか分かったものではありません。
その様な環境下にあって米国との関係が拗れるような状態は、今の日本にとってはマイナスではあってもプラスに働く事は無いでしょう。
何を最優先して何を後回しにするのか、この判断一つで国民の命が左右されるのですから、無責任な判断はできないのです。
あなたは米国を危険な存在ととらえているようですが、私は中国・韓国・北朝鮮が今現在の日本にとって最も危険な存在であると捉えているので、それらの国々の脅威から国民を守るためならば、喜んで米国と手を結びますよ。
今現実問題として明らかに日本を脅かしているのは米国ではありませんし、米国と離反しても何も良い事はありませんから。
その状況を喜ぶのは、今まさに日本を脅かしている中国・韓国・北朝鮮だけです。
日本が米国と離反するのは、彼らにとっては、当にウェルカムな状況でしょうね。
何しろ、彼らにとっては邪魔者だった米軍が日本からいなくなるのですから。
日本が正式に自衛隊を軍隊とし、軍備を整えるまでに一体どれだけの時間がかかることか。
それらが全て完了するまでは、今まで通り米軍に協力してもらうしかないのです。
例え日本に充分な軍備が整ったとしても、それで米国との関係が終わるわけではなく協力関係は保たれると思います。
それにしても、今のような状況下で何故米国ばかりを批判するのかさっぱり訳がわかりませんね。
過去の出来事は過去の出来事として確かに清算する必要があるでしょうし、日本にとって今後の課題でもあります。
ですが、何時までも過去に囚われ、現実を見失っているようでは今を生き抜くことなど出来ません。
日本には日本の対米戦略があり、それに伴った世界戦略があるのです。
それらを勘案して、様々な方針が決定されてきたのです。
過去に選択の誤りが全く無かったとは言いませんが、それでも、これまで日本は米国との関係を良好なものに保つ事で安定的に守られ、発展してきた事は紛れもない事実なのです。
己の力量を推し量りもせず大見得切って、一体何が出来ますか?
もう少し現実の世の中を見てください。
そして、実社会においてもっと経験を積んで学んでください。
世の中はあなたが思っておられる程簡単なものではありません。
あなたはご自身の正義を貫く為に、日本国民全員の命を巻き込むおつもりなのですか?
誰かに愚かという前に、ご自身のお考えが本当にそんなに素晴らしいものであるのかをきちんと考えてみてください。
現実はあなたが思うほど甘いものではありません。
それに、後の時代に決定されてきた事案まで吉田首相に責任を問うのは、ご都合主義以外の何ものでも無いではありませんか。
甘えるのもいい加減にしなさい。
あなたには、ご自分で考えて選択出来る頭があるでしょう?
吉田首相以後の歴代首相にも、きちんと自分で考える事が出来る頭はあったし、自分の決定の責任くらいは自分で取ってきたと思いますが。
あなたが仰っておられることはまるで、間違えないように万端に準備を整えておいてくれないから自分が失敗したのだと、駄々を捏ねている子供のようです。
幼い子供が言うのなら可愛いものですが、いい年をした大人が言ったら恥以外の何ものでもないでしょう。
歴代首相や政治家達は、社会経験を積んだいい年をした大人たちなのですよ。
彼らの選択は当然彼ら自身の責任になるのです。
だからこそ、それ相応の地位が約束され、大きな権限を持つことが出来るのです。
私が選択してきたことも、当然私の責任において実行されたものですし、それが吉田首相の責任であるなんて恥知らずな考えは微塵もありません。
どうも、あなたは頭の中だけで理屈を捏ね回し、それが現実になった時の影響を理解しておられないようです。
もう少し現実社会をよく観察して、ご自身が考えている事柄を実践した際の周囲への影響をきちんと詳細に想像できるようになりましょう。
知識は日常に活かしてこそ意味があるのですから、現実社会の中で生きるという事を、実践を通じてもっとよく学びましょう。

(2011年6月13日)





質問者のじたばた様は前回投稿の記事に引き続いてのご質問ですが、今回の『小渕恵三』と名乗る霊による回答は少々厳しい指摘となりました。
また、前回のご質問につきまして、管理人からもコメントを追記しましたが、再度の質問を拝見する限りご理解頂けなかったようですので、改めて転載致します。

政治家とは、選挙を通じた国民の皆様の支持によって議席を得ているのですから、政治家としての資質に問題のある方が議席を得ているとしたら、それは問題のある人物を議会へ送り出した国民の選択の誤りであり、選択を誤った私たち国民が自らの責任を自覚する必要があります。
首相や政治家だけが政治を動かしているのではありません。
彼らはあくまでも私たち国民の代理人であり、国民の意見を集約して一定の方向性にまとめ上げる為の調整役なのです。

そして、これまでに自主憲法制定の動きがなかったのは、日本が抱える様々な政治課題の中で、自主憲法制定に対する優先順位が高くなかったからであり、それを選択したのは他ならぬ日本国民であることを直視しなくてはなりません。
国民の支持を得られない政策を重視していては、選挙で支持を得て議席を得ることは出来ないからです。
ですから、じたばた様が自主憲法制定の実現を望まれるのでしたら、自らその必要性を訴えて支持を広げる行動を起こすべきであり、既に故人となった歴代首相の非を咎めても意味がありません。
また、 日本が米国の属国であるとのご見解も、根拠も示さずに主張されても理解を得られないでしょう。
日本はサンフランシスコ平和条約を経て、敗戦後の占領状態から独立を回復しており、以後現在に至るまでれっきとした独立国であるというのが事実です。
事実としては独立国であるにも関わらず、まるで日本が属国である様に見えるのでしたら、それは日本国民の心の内に巣食う『属国根性』が、事実とは異なるその様な幻を見せている為ではないでしょうか。

【Silvercord】管理人 





6月13日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年6月10日金曜日

首相の仕事とは?

今回は、記事【己を知らないということ】のコメント欄からお寄せ頂いたじたばた様の質問について、『小渕恵三』と名乗る霊の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ じたばた様の質問

(前略)

政治面について少し厳しい見方をしてみたいと思います。
日本という国の政治体制は何故こうなってしまったのか、を私なりに調べていくと、民主党だけの問題ではなく、自由民主党創設の頃より既にその病理が始まっていたことが解ってきました。
古くは国際的に日本の独立と復権を目指した吉田首相によるサンフランシスコ条約締結。これはその実、アメリカの属国で居ることを許諾した条約。
またその後の政治家達、特に岸・田中・中曽根諸氏は諸外国に阿(おもね)り利権獲得に奔走した、政治家というより政治屋でしかなかった。結果的に彼等は政治家という職業を卑しいものに貶めたと言える気がしています。

そこで、天皇陛下を擁する神国日本が、何故このような政治状況になってしまっているのか。英霊となられた政治家の皆様のご意見や、霊的に視た場合のご意見を頂戴できれば幸いと思います。





■ 『小渕恵三』と名乗る霊の回答

はじめまして。
私が正式な形で回答するのは、今回が初めてになりますね。
どうぞ、よろしくお願いします。

あなたのご意見を拝見して、「なるほど、そういう意見の人もいるのだ」というのが、私の率直な感想です。

あなたは、首相の仕事は一体何だと思いますか?
私はね、「国民の不安を取り除き、安心して精力的に活動できる基盤を作り、維持すること」だと思います。
それを実現するためには官僚の働きが大変重要ですね。
彼らの協力があってこそ、政策の実現が可能になるのです。
行政が出来るのは基盤を作って、それを維持するところまでです。
その基盤を活かして日本を豊かにするためには、国民一人ひとりの働きが必要不可欠ですから。
国民にやる気を出してもらえなければ、行政がいくら頑張っても日本は元気にはなれません。
だから、国民にやる気を出してもらえるように、いろいろと工夫を凝らす必要があります。
首相は権限が大きい分孤独な存在だと思いますが、周囲の人間から信頼されなければ仕事になりませんから、人間関係をきちんと構築できるスキルは必要不可欠だと思います。
これは、あくまでも私個人の意見ですがね。

まあ、それはいいとして、あなたがもし彼ら歴代首相の立場であったとしたら、一体どのような判断を下していたのでしょうね。
歴代首相の悪いと思う部分については触れられているのですが、それでは一体何がより良い選択でありえたのかという、あなたのお考えが示されていません。
そこは是非お伺いしてみたいところではありますね。

過去の政治家達が私利私欲の為に日本を駄目にしてしまったようにあなたは思っているようですが、果たして本当にそうなのでしょか?
あなたは、彼ら歴代首相が生きた当時の世界情勢と国内情勢、そして世界各国の力関係とその中においての日本の位置付け等をきちんと考慮に入れた上で考えてみましたか?
吉田首相の当時、もし仮に不服としてサンフランシスコ講和条約を受け入れなかったとして、果たして国民が安心して暮らせる国を再構築できたのでしょうか?
独立が遅れ、何時までも米国の統治下に置かれ、日本が追い詰められる一方となってしまうだけだったのではありませんか?
当時の日本は、米国相手に有利に交渉を進められる立場には無かったのですよ。
戦後で国力は疲弊し、余力も残されていなかったと思います。
大勢の国民が亡くなりました。
戦争で国民は心身ともに傷つき、疲れ果てていたと思います。
現在の日本からは考えられないほどに苛酷な環境であったでしょう。
日本は敗戦国で、彼ら米国は戦勝国でした。
米国にとって日本は対等ではありませんでした。
そうした状況下にあって、導き出せる選択肢は僅かであったと思います。
国民全員の命を預かっているのですから、首相の決断に伴う責任は大変重いものです。
敵対しない旨を示すことで米国の協力を獲得し、国力回復に力を注ぎ、その間に信頼関係を構築し、世界の中での日本の位置付けを信頼の置ける国として確固たるものにする方が現実的であるように思うのですが。
戦争で疲弊していた当時の日本が米国の保護下に入る事は、ソ連の脅威に対抗するには妥当な判断であったという事も考えられます。
一番大切なのは国民が安心して暮らせる事ですから、当時の日本が置かれた状況を考えれば、必ずしもこれらの選択が誤りであったとは言えないと思います。
理想だけでは国民のお腹は膨れないし命も守れないのですから、何を最優先するのかという判断はとても大切に思いますね。
限られた選択肢の中でベターな選択をした結果であると思います。
徒に米国に逆らう事が、果たして国民を生かす決断になり得たのかどうか、もう少し良く考えてみる必要があるでしょう。

後の首相に関しても外国に阿っていると仰いますが、徒に軋轢を生むのが良いことであるとも思えませんし、最初から敵対するよりも協調関係を構築する努力をした方が後々国益に繋がると思います。
日本としての意思表示を明確にする事が重要なのであり、他国と無責任に敵対する事が首相のすべき事ではありません。
阿っていると考えるよりも、周辺国との妥協点を模索しつつ将来的な可能性の拡大を図っていたと考える方が妥当でしょう。
阿っているのだという先入観にとらわれてしまうと、観察眼が鈍ってしまい、物事を観察した際に判断を誤る要因になってしまうと思いますので、あまり賢い検証方法とは言えません。
歴史を検証する際に大切なのは、今目の前にある情報が現実に起きた事象そのものを記したものであるのか、それとも情報発信者自身の予測であるのかを見極める事です。
情報発信者の思い込みで記されているという場合もありますから、さまざまな方面から検証してみる必要があります。
予測に関しては一つの可能性としての参考意見とはなりますが、何に基づいて予測を立てているのかで可能性の確率も変化してきますし、あくまでも可能性の話で事実を裏付けるものではありません。
確証が得られるまでは一つの可能性として捉え、判断を保留にした方が良いでしょう。
それは、私の話も同じ事で、無闇矢鱈に鵜呑みにするものではありません。
実際に起きた事象を基に他の可能性を探り、より良い選択肢があったのではないかと再検証してみる事には大きな意味があると思いますが、先入観にとらわれていては、問題解決は疎か原因解明も難しいでしょう。

サンフランシスコ講和条約は米国の属国である事を日本が許諾した条約であるとあなたは仰いますが、今現在の日本が米国の属国であるという証拠を裏付けるような事実でもあるのですか?
属国という事は日本が米国の支配下にあるという意味になると思うですが、これまでの日本の発展振りを考えると、米国は何と徳のある素晴らしい国かと思いますね。
日本の権利は維持されていますし、巧妙に策略を巡らせて属国にした割に米国は随分とお優しい慈悲深い国なのですね。
サミットへの参加を容認され、主要国の首脳たちと肩を並べて同じテーブルについて発言する権利を認められているなんて破格の待遇だと思います。
米国は属国である日本を世界の主要国として認めてくださっているという事でしょうかね?
普天間基地問題やTPPにしても属国の為に時間を割いて交渉する必要は無いでしょうに、わざわざ選択権を与えてくださるとは何と慈悲深いことでしょう。
なんて、そんな事は現実にはありえませんよね。
日本は米国の属国などという世迷言を真剣に論じているのだとしたら、本当に米国に失礼だと思います。
米国との関係も現状にあわせた再調整の必要があるとは思いますが、日本はあくまでも独立した主権国家です。
表向き独立国を装って実は属国というのでは、これまでの日本の発展の説明がつきません。
常に米国に有利に事が運んでいたとも思えませんし。
米国は条約に基づいて日本と外交交渉をしているだけだと思いますよ。
日本の主権は日本のものです。
外国は自国の立場や意見を主張する事はできても、日本の主権を脅かす事は出来ません。
だからこそ、より自国に有利に事を運ぶ為に戦略を練り、彼是と交渉するのではありませんか。
そして飴と鞭を巧みに使い分けながら、自国により有利な回答を相手国から引き出そうとするのでしょう。
確かに、米国の主張は日本に影響があるでしょう。
ですが、それはあくまでも影響があるという話であり、米国が日本を支配しているわけではありません。
それに、日本の主張や方針も米国には影響があるでしょうし。
今現在の日本は米国と協調関係にあるのだと思います。

今の政界の混迷は、日本を取り巻く状況の変化に伴い過去に構築されたシステムでは新たな事態に対応し切れず、不具合が生じていると考えるのが妥当では無いでしょうか。
あるいは、元々不具合を抱えていたのだがそれに気付かず、最近になってようやく誰の目にも明らかになったという事も考えられます。
そうであれば、先ずやる事は不具合の原因を解明し、適切な対応策を練り、それを迅速に実行に移す事であると思うのです。
過去からの影響が無いとは言いませんし、過去の選択に誤りが無かったとも言いませんが、現状に適した対応は今現在政治を司っている方にしか出来ません。
今国民を守れるのは、今現在の政治家の皆様なのです。
過去の事例を教訓とし、今何をするのかが重要なのではありませんか。
今最優先されるべきものが一体何であるのかをはっきり意識した時、自ずと問題の核心部分が見えてきます。
核心部分が見えれば必然的に解決策も見えてくるでしょう。
後はそれを実践するのみです。
過去に学びたければ、過去のどの選択がどこにどのような形で影響を与えてきたのか事実関係をきちんと検証し、考えられる他の選択肢についても実行した場合の影響をシミュレートし、その上で何がベターであるのかを再検討してみましょう。
善悪論に陥ってしまうと問題の焦点がぼやけ、核心がどこにあるのかを読み誤るので、最優先事項が何であるのかを見失う事が無いようにしましょう。

(2011年6月10日)





『小渕恵三』と名乗る霊から丁寧な回答がありましたので、補足しなくてはならない事項も余りないのですが、一点だけ述べておきたいと思います。
政治家とは、選挙を通じた国民の皆様の支持によって議席を得ているのですから、政治家としての資質に問題のある方が議席を得ているとしたら、それは問題のある人物を議会へ送り出した国民の選択の誤りであり、選択を誤った私たち国民が自らの責任を自覚する必要があります。
首相や政治家だけが政治を動かしているのではありません。
彼らはあくまでも私たち国民の代理人であり、国民の意見を集約して一定の方向性にまとめ上げる為の調整役なのです。

【Silvercord】管理人 





6月10日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年6月6日月曜日

【散歩道】高知巡りで訪ねた所

今回は、先月の高知巡りの番外編として、何枚か写真を撮ってきておりますので、そちらをご紹介したいと思います。





まず、立て続けに四枚並べましたが、こちらは国指定史蹟天然記念物の『龍河洞』です。
この日は残念ながら雨に降られてしまいましたが、その分人出も疎らで、じっくりと時間をかけて鑑賞できました。






同日午後、まだ雲の垂れ込める中、板垣退助像の脇を抜けて『高知城』の天守閣へと向かいました。





そのまま海辺にまで足を伸ばし、桂浜でしばしの散歩。
やはり余り天気が良くないですね。







こちらは翌日、足摺岬の近辺を散策。

そしてささやかなお土産のお裾分けです。



【Silvercord】管理人 





6月6日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年6月2日木曜日

政に携わる方を支援する条件

前回に引き続きまして、長らくお待たせ致しました。
今回は、記事【Vocaloidと音楽作り】のコメント欄からお寄せ頂いたしゅうなす様の質問について、『神武天皇』と名乗る霊からの回答を預かりましたので、ご紹介したいと思います。





■ しゅうなす様の質問

(前略)

このところ、現政権のひどさが目に余る状態ですね。
何をやっても上手くいかない、八方塞がり、四面楚歌だな、と感じます。
もともと政権担当能力もなく、霊界には民主党を支援している方々はいないと仰っていたことの影響もあるのでしょうか。

1日も早い解散総選挙を希望していますし、今回こそ間違った選択をしないようにしたいです。

国政の場に復帰して頂きたい方がいます。
西村慎吾さん、西川京子さん、赤池誠章さん
他にもいらっしゃるかもしれませんが、
これらの国思う方々を霊界から支援を受けているのでしょうか?

ふとした疑問ですが、教えて頂ければと思います。
宜しくお願い致します。





■ 『神武天皇』と名乗る霊の回答

大変お待たせいたしました。
前回のご質問に引き続き、こちらのご質問に関しても私がお返事をさせていただく事になりました。

神々や霊たちが皆様をご支援する方法として、二通りのパターンが存在しております。
万人に等しくその力を注ぎご支援する方法と、特定の目的を達成する為に、その目的に適った人物や団体をご支援する方法です。
ご質問にある、国を思う方々(この場合は政に携わる方になりますね)をご支援するというのは、ご支援する範囲が特定されておりますので後者に当てはまると思います。
この場合、日本国の安定と繁栄を願い、国民の為に政を行う体制を築く、その目的を達成する為に尽力しておられる霊界の住人がご支援する形になると思いますが、霊界側と心を同じくして日本の為に尽力しておられるのであれば、ご支援を受けることが出来るでしょう。
特定の方をご支援するというよりは、皆様が霊界からの力を受け止めて発揮出来る条件が限られており、ある程度の経験と知識が必要になるという方が正しいかもしれません。
どのような場合もそうなのですが、霊界の住人と心が共にあり目的が合致していること、実現できるだけの力量を兼ね備えているという条件が揃うことがご支援いただいた力を発揮出来る最低条件になりますので、これらの力を発揮出来る人物や団体は限られてしまいます。
万人に等しく注がれている力と同じように、これらの力も常に皆様へ向けて注がれているものなのですが、その力を受け止め発揮出来る条件を揃え持つ状態の人物や団体は限られているのです。
霊界側としては目的を達成する事が最重要事項となるので、その力を発揮出来る条件はどうしても厳しくなってしまいますね。
力量に乏しい中途半端な人物がそれらの力を利用出来るようでは破壊を招くのみとなってしまいますから、発揮出来る条件が厳しくなるのは必然と言えるのです。
政に携わる者を支援する力は、それだけ強力なものであるという事なのです。
それら限られた条件をクリア出来ているのであれば、誰でもご支援を受けることが可能です。

政に携わるという条件をつけてしまうと霊界からご支援を受けられる方は限られてしまいますが、一国民として日本の安定と繁栄を願い、日々出来る事に努めておられる皆様をご支援している者も霊界にはおりますので、それらの力であれば比較的誰にでも発揮しやすい状態であるでしょう。
国民の皆様がそれぞれに持ち合わせた資質を活かして暮らすことは日本が日本として繁栄することに繋がってゆくのですから、皆様ご自身の日常生活を大切に送ることこそが重要であるとも言えるのです。
日々の積み重ねが人を成長に導きますので、日常の中にある些細な出来事も大切な経験として真摯に受け止める姿勢はとても大切なのです。

(2011年6月2日)





この度は、回答をお待たせしている他の質問についてもコメントを頂いております。
はつゆき様の質問と、たらこ様の質問は、回答して頂ける予定の方が現在多忙につき、もうしばらくお待ち頂きたいとのことでした。
また、あやめ様の質問については、まだ答える時期ではないとのことですので、震災の影響がもう少し落ち着くまではお答え頂けないとのことです。
匿名様の質問についても、ちょっとはっきりしないのでお時間を頂きたいとのことでした。
以上、簡単ですがご報告まで。

【Silvercord】管理人 





6月2日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。