2010年10月2日土曜日

長谷寺の観音菩薩様から皆様へ(その1)

前回投稿した記事【大神神社の神様から皆様へ】でご紹介しましたように、奈良県桜井市の『大神神社』を後にした私たちは、いよいよこの旅の目的地である『総本山長谷寺』(奈良県桜井市)へと向かいました。







本堂に鎮座するご本尊様にご挨拶申し上げ、そのまま境内を散策して回りました。
その後、宿に引き上げてから改めてお話を伺うこととしました。





■ 長谷寺のご本尊(十一面観世音菩薩立像)に宿る観音菩薩様との対話

長谷寺の観音菩薩様
人の世は移ろいやすく、非常に不安定なものだ。
その不安定な世の中にありながら、変わらないことを望む。
変わらないと言うことは、この世界ではあり得ないこと。
そうであれば、変化する世の中に如何に順応していくかを考えて、今までの経験の上に更に積み重ねることで、変化しないことを望むのではなくて、変化する中で自分がどうありたいのかを考えた方がいい。

管理人
うーん。
まだ余りよく伝わっていないようですが。

霊媒M
話しているうちに伝わりやすくなると思います。

管理人
では、こちらから質問をします。
今回、京都・奈良の霊的スポットを訪ねて回ったのは、そもそも霊媒から「長谷寺に行きたい」との話があったので、首都圏に住む私たちとしては、せっかくのチャンスなので、京都・奈良の気になる霊的スポットを訪ねて回ろうということになりました。
そこで伺いたいのですが、今回長谷寺にお招き頂いた理由というか、目的について教えて頂けますか。

霊媒M
イメージで伝わってきたのですが、「手の中で蓮の花が開く」イメージ。

管理人
手は誰の手でしょうか。

霊媒M
手は、長谷寺のご本尊ですね。

管理人
では、蓮の花は?

霊媒M
蓮の花は、「大切に育ててきたものが花開く」と言っています。

管理人
では、「大切に育てられてきたもの」とは何でしょうか。

霊媒M
「人の心」と言っています。

管理人
人の心といってもかなり曖昧ですので、それは何かしらの心の状態のことでしょうか。
喜怒哀楽とか色々ありますけど、何か特定の心の状態を示すのでしょうか。

霊媒M
そうですね。

管理人
では、それはどの様な心の状態を示すのでしょうか。

霊媒M
「確信に満ちた揺るぎない思いが、もうすぐ花開く」と言っているので、これからそういう風に人の気持ちが動いていく。
それを大切に、「人の気持ちを大切に育ててきた」ということのようです。
ここの場所から…長谷寺は全国にあるから、各地の長谷寺からエネルギーを発していたと言うことだと思いますが。
長い時間を掛けて、人の心を育ててきたそうです。

管理人
――育ててきましたと。
それが実を結ぶ所まで来た今、霊媒と…私も含めてだと思いますが、お招き頂いたのはどの様な理由があるのでしょうか。

長谷寺の観音菩薩様
心を合わせることで、より効果的な援助というか支援が出来る。

管理人
では、私たちが今行っていることが、今長谷寺で活動を行っている皆様とも関係があるので、私たちの活動についても支援をして頂けると言うことでしょうか。

長谷寺の観音菩薩様
支援という表現はちょっと違っていて、元々お寺などに興味のある人は進んで訪れるので、そういう人とは心を合わせやすい。
でも、そうではない多くの人たちとのきっかけ…。

管理人
関心があるとかないと言うことでしょうか。
元々関心を持っている人であれば、比較的すんなりと意思の疎通――話が通じ合えるけれども、関心のない人に幾ら話をしようとしても、まずその話を理解する為の基礎知識がなかったり、そもそも関心がないのだから聞く耳すら持たないと言う状況もあるでしょうね。

長谷寺の観音菩薩様
だから、そういう人たちとの縁を繋ぐ為のきっかけを持ちたかった。

管理人
では、Blog(=【銀の紐】)で紹介することによって、「長谷寺の観音菩薩様は私たちをその様に見ているのだな」と、それを予め知っているのと知らないのとでは受け止め方が全然違っていて、予めそういう話を聞いていれば「では、今度長谷寺へ行ってみましょうか」という話になりますね。

長谷寺の菩薩様
ですから、ご支援させて頂くと言うことではなくて、私たちの思いを遂げる為にご協力頂きたかった。

管理人
だから窓口というか、繋ぎの役割を期待されていると言うことでしょうか。
やはり現時点では霊媒能力を発揮している人が限られているので、どうしても集中してしまう印象があります。

長谷寺の観音菩薩様
そして、冒頭に話していたことですが、変化することを恐れている限り、心の平安は訪れません。

管理人
まあ、そうですね。
もともと変化するものですからね。

長谷寺の観音菩薩様
ですから、変化を恐れるのではなくて、変化する中を如何にして生きるのかを考える。

管理人
変化に順応しましょうと。

長谷寺の観音菩薩様
そうすることで、自分自身が揺らぐことは少なくなるでしょう。

管理人
それはわかるのだけど、今の世の中、それがわかる人は少なくて…。

長谷寺の観音菩薩様
変化するのが当たり前。

管理人
変化するしないに関わりなく、自分自身が流れを作り出す位に考えていてちょうど良いような気もしますが。

長谷寺の観音菩薩様
それは時と場合に因ります。
やはり外からの影響で、流れにうまく乗る方法を考える。
たとえば同じ変化でも、激しく変化している部分と緩やかに変化している部分があるから、そこを見極めて自分が乗り越える方法を考えてみる。

管理人
だから、その変化を見極められると言うことは、その変化を見極めることを前提として、では自分にとって都合良く変化を利用するにはどうしたらいいか。

長谷寺の観音菩薩様
サーファーは波を読んで、その波に乗ります。
乗り損ねるとひっくり返ってしまう。

管理人
ただ、サーファーが自由に波を作り出すことは出来ないので、来た波に乗るのだけれども、その波に乗った中でも技術が上達してくると、「あちらへ行きたい、こちらへ行きたい」と、ある程度の範囲内で自分で制御できる様になります。
自分でどうしようもない部分はどうしようもないけれども、まず「自分で操れるのはどこからどこまでなの?」という部分を掴む必要がありますね。

長谷寺の観音菩薩様
自分自身の力量をちゃんと理解しているというのは、基本ですね。
その上で、「自分の力なら、このくらいなら出来そうだ」という基準があると思いますから、それを基準にして「どの程度だったら出来るのか」という部分を見られるようになると…。

管理人
人生変わりますね。
有意義な人生が送れますね。

(記事【長谷寺の観音菩薩様から皆様へ(その2)】へつづく)

(2010年9月24日)





今回は記事の長さの関係上、(その1)と(その2)に分けてお届けいたします。
(その2)は明日の投稿を予定しておりますので、お楽しみに。

【Silvercord】管理人 

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