霊媒によると、初詣の最初に靖國神社へ参拝することに意味があるようなのですが、場所を変えて『靖國神社に集う英霊の皆様』に話を伺うことと致しました。
■ 靖國神社の集う英霊の皆様との対話
管理人:
本日は靖國神社へ初詣に参りまして、その際に霊媒が御神籤を引きました。
そこで話の始めとして、御神籤の解説からお願いします。
第四十四番|吉
このみくじにあう人は
碁に黒白の石が 置いてあるように 吉凶はないが
心づかいと 努力があれば
後にはすべて良くなる
物事先ずれば良く おくれゝば利なし
神仏の御加護を信じ 熟慮断行すれば 幸せ来る
英霊:
今の日本がやるべき事は決まっているのですが、思うように事が運んでいないようです。
遣るべき事が決まっているならば、その遣るべき事が行える状況を作る必要があります。
その状況を作る為に、今必要なこと、今遣るべき事が何であるのかをよく考えて、一つ一つ確実に事を成し遂げて行くように努力してみて下さい。
管理人:
遣るべき事は決まっているとのことですが、何でしょうか?
英霊:
去年大震災があって、その事によって日本国内に色々な影響が出ていますので、それらの影響を解消する為に遣ることは決まっていると思います。
分かっているにもかかわらず、状況が余り変化しているようには見えない。
改善されているようには見えないので、ではなぜ改善されているように見えないのか、一体何が遣るべき事を妨げているのかをきちんと見極めて、その妨げを取り除く必要があるでしょう。
その妨げとは何であるのかをよく観察して、そこを解決すれば、本来遣らなくてはならないことがスムーズに運ぶようになるでしょう。
管理人:
分かりました。
では、裏側についてはいかがでしょうか。
みおしへ
たとへば、秋の夕暮のけしきは、色もなく音もなし。
いづくにいかなる故あるべしとも覚えねど、すずろに涙こぼるるがごとし。
これを心なきつらの者は、さらにいみじと思はず、ただ目に見ゆる花紅葉をぞめで侍る。
(花も紅葉も、また鳥のさえずりも、限りなく美しい。大きな価値だ。しかし、その美しいものも、やがてははかなく色とかたちとを失なってしまう。
われわれの心をうち、心を洗い、心をなぐさめ、はげますのは、決して目や耳に直接うったえる美しさのみではない。そのいわくいいがたいものを“もののあわれ”という。)
鴨長明
英霊:
ものの本質を見極めるには、表面的なものではない、本質的な部分を見極める目を持つことで、世の中の状況やその中にある自分自身の立ち位置がはっきりと見えてくる。
派手に見える分かりやすいものに振り回されてしまうと、目が曇って、色眼鏡越しに世の中を見るようになってしまうので、どんなものでも本質を探って見極める作業は大切です。
管理人:
そうですね。
その点はとても大切ですね。
では、御神籤については以上でしょうか。
それでは、今回の初詣で靖國神社に参拝したのは霊媒の指示があったからなのですが、何か「今年の日本の成り行きに関係がある」と聞きました。
その点についてのお話を伺いたいのですが。
英霊:
去年は、自然の営みと人々の働きによる影響が顕著に表れた年であったと思われますが、今年は人と人の関わりによる影響――個人と言うよりは国同士という様な影響が現れる年になると考えられますので、是非こちらの方に、靖國神社の方に先にお出で頂きたかった。
管理人:
国と国との関係と言うことですが、今日本の抱える外交関係は、今までは比較的上手くいっていたものが、最近になって問題として表面化して部分があると思うのですが、その問題が今後の日本にとって好ましくない方向に進展する可能性があると言うことでしょうか。
英霊:
今年の皆様の選択により、吉にも凶にもどちらにでも変わる可能性がある。
何を選択するのかが非常に重要になってきます。
何を望むのか。
政治的な問題は人間同士の関わりなので、人と人の関わりというものをよく考えて、今までよりももっと丁寧に扱う必要がある。
政治に携わってきた人々は、直接そう言う現場で働いてきたので、多少意識が違うのだけれど、一般の国民にとっては遠い世界のことというか、余り意識していない、軽く考えている印象があるので……。
管理人:
今までは、国と国との間で情報を伝達する手段が限られていたので、外交関係を取り扱う政府の当局者間では、密な情報交換がされていたとしても、その国に住む国民の間では必ずしもそうではなかった。
しかし最近になって、ある国の国民が他国に住む人々について、内輪で「○○国の人々は××だ」という話をしていても、その話が○○国の国民に直接伝わるようになってしまった。
互いに、相手の国民が何を考えているのかが容易に知ることが出来るようになってしまった。
そう言う環境の変化にきちんと適応できていないと言うことでしょうか。
そうすると、相手国には知られたくないのだけど、自分たちの内輪の話として交わされていたような物事が、相手の国の人々に知られてしまった為に、思わぬ反発を招くといった様な事柄なのでしょうか。
英霊:
そう言うケースもあると思いますが、それ以前に、外国なら外国と日本の関わりを意識していないから、何を推し量るにしても自分の感覚で「こうだろう」という判断を下してしまうが、実は相手の国の人々は全く別の感性を持っていて、違うことを考えている。
管理人:
自分の国の人々と他の国の人々とでは、物の感じ方や考え方が違うのは当たり前なのだけど、自分たちの仲間内で話すのと同じような感覚で相手に接していると、意図している訳ではなくても相手に誤ったメッセージを送り、誤解を招いている場合があると言うことでしょうか。
英霊:
誤解を招いている場合もありますし、自分たちが相手の言葉の意図を誤解して受け止めていたりと、お互いの認識の違いの為に衝突するような現象かあると思われます。
人間同士で付き合う基本は「相手と自分自身は違う」という所をしっかり認識しておく事なのですが、国同士の付き合いでも、相手を知り、己を知り、そうして初めて安定した関係が築けるのですが、その点の認識がまだ甘いのかなと思います。
「違うことを認識する」というのは差別などと言う話ではなくて、上手に付き合う為の基礎となりますので、良く相手を知った上で付き合うことが大切だと思うのですが、まだまだ――やはり外国へ行ってみないと分からないと言うことなのかも知れませんが。
管理人:
ただ、かつてと比べると日本を訪れる外国人の数は増えていますし、日本に永住する方も増えていますので、日本国内にいても外国人と接する機会は増えていると思います。
そうすると、今年は外交関係で波風が立ちそうな可能性があるので、予めその点を強調しておきたいと言うことでしょうか。
英霊:
最終的に行き着く先は同じでも、その時の選択によって、比較的安定して最終目的地に辿り着く事も出来れば、散々乱れて大変な思いをして最終目的地に辿り着くこともあるので、出来れば比較的安定した道を選んだ方が安心して過ごせると思いますので、こうしてお話ししているのですが、経験しないと分からないこともあるので難しいですね。
管理人:
実際に経験してみなくては分からなくても、予めこういった話を聞いているのといないのとでも違うと思いますので、この様な話を伺うこと自体には意味があると思います。
それでは、他に何か付け加えることがなければ、本編の話としては以上としまして、ここからはおまけの話を伺いたいと思います。
以前、新潟県の弥彦山の要の土地で、神様のお務めをされていた霊の方の中で、靖國神社に活動拠点を移された方がおりましたが、その後の状況についてお話を聞かせて頂けますか。
靖國に集う弥彦山の霊:
非常に有意義な時間を送らせて頂いております。
これまではずっと戦後を引き摺って来た状態だったので、靖國のあり方もこれまでのままで良かったのですが、戦後の精算を済ませたら一歩前進して、一段階段を上って、もう一歩成長するというか、前に進む必要があると思います。
管理人:
戦後の精算はこれからだと思いますが、今は今後を見据えた準備を進めつつ、現在の靖國での作業にも携わっていると言うことでしょうか。
靖國に集う弥彦山の霊:
靖國神社の作業と言うよりは、新しい体制を作る為の準備に専念しています。
管理人:
分かりました。
それでは、戦後の精算にある程度の目処が立った段階で、またお話を伺いたいと思いますので、その時にはまたよろしくお願いします。
それからもう一つ別の話を伺いたいのですが、これは英霊の皆様の方が宜しいのでしょうか。
先日、靖國神社の神門が放火されるという事件がありましたが、何かコメントはありますか。
英霊:
(放火をした)ご本人がどういう思いでされたのかは分かりませんが、一歩踏み出す前の膿を出すというか、悪い物が表に出る、それを象徴する事件だったのではないかと考えております。
良くなる前は必ず酷くなりますので、そのままどんどん悪くなるとは思わないで下さい。
信仰の対象となっている場所は、例え壊されてもすぐに再建されるので、壊すという行為には余り意味がないと思います。
(2012年1月1日)
当Blogをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
本年も昨年同様にお付き合い下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、上記記事の中で補足しておいた方が良いと考える点について、この場で簡単に追記致します。
まず、御神籤の表面に『物事先ずれば良く おくれゝば利なし』とありますが、これは「私たちがこれから行わなくてはならないことは既に明らかになっており、やるべき事を先に進めてこそ事態が改善に向かう。これ以上何もせずに先送りを続けていても、事態は悪化する一方だ」と読むのだそうです。
また、今年の日本は外交関係で波風が立ちそうだとの事ですが、特に今年の前半に外交上の問題で選択を迫られることになるようです。
そして、今年の後半については、次回投稿予定の記事で取り上げますので、少々お待ち下さい。
Silvercord管理人
2 件のコメント:
靖国の放火には心を痛めていたので、英霊の方のコメントをお聞きして、ほっとしました。
神社への放火も増えていると聞いて心配していたのですが、それも良くなる前の膿出しと考え、冷静になろうと思います。
たらこ様
特に多くの人々の信仰の対象となっている場所で不実な行いに手を染めた者は、いずれそれなりの報いを受けます。
また、仮に破壊されてしまっても、速やかに再建されるのであれば、神社としての役割には余り影響はありません。
しかしそれらとは別に、靖國神社などの信仰の対象となる施設が、簡単に放火されないような対策を考える必要があるのかも知れません。
コメントを投稿