その際に、小國神社の神様からお話を伺っておりますので、ご紹介したいと思います。
■ 小國神社の神様との対話
管理人:
今回は夏に引き続いて小國神社に参拝しましたが、その際に霊媒が御神籤を引いておりますので、話を始めるきっかけとして御神籤の解説をお願い致します。
第37番 運勢|末吉
他人と合わずあらそいがおこります。
自分の心を和やかにもち交際すること。
だんだんに運がひらけて行くでしょう。
あせらぬことです。
小國神社の神様:
これは来年、年が明けてからの心構えとしてお伝えしたいのですが、今年は日本では大変大きな災害があって、その後にも各地で災害が起きて、何かと困難が多い年であったと言えると思います。
その影響で気持ちに余裕を無くしてしまって、目の前で起きている現象を正確に捉えることが出来ていないように見受けられます。
そのままでは、物事を改善したいと思っても、問題に対する正確な認識が出来ていない為に、的外れな事を行ってしまう可能性があるので、ここで一呼吸置いて、落ち着いて世の中を観察することが大切だと思います。
その上で今後の対策をしっかりと考えるようにした方が良いでしょう。
管理人:
仰ることはご尤もだと思いますが、実際に現状を見ると、原因は色々とあると思いますが、本当に一呼吸置いて観察していても大丈夫なのだろうかと言うような、切迫した状況が色々と見えてきてしまっていると思うので、焦りが見えてしまうのは仕方ないと思うのですが、いかがでしょうか。
小國神社の神様:
それはとてもよく分かるのですが、落ち着いていられないからと言って「どうしよう、どうしよう」と頭の中がパニックになっていると、本当に大切な物が見えなくなってしまう。
結果として自分たちが望まない結果を生み出してしまうことになるので、追い詰められている時ほど、ちょっと立ち止まって自分を落ち着かせる、そう言う作業はとても大切だと思います。
そして、それを遣ることによって、その後の作業が捗るので、結果としては迅速に動けることになると思います。
管理人:
まあ、言われることはご尤もですね。
では、その次についてはいかがでしょうか。
「言」
徳ある者必ず言あり。
言ある者、必ずしも徳あらず。
仁者は必ず勇あり。
勇者必ずしも仁あらず。
小國神社の神様:
これは人を見る時と言うか、判断する時に注意したいことですね。
一番大切な物、一番重要な部分は何でしょうか――と言う部分を見ておくことが大切です。
何が一番大切なのかを、まず自分の中で把握しておく。
その上で人と接する機会がある時に、その大切なことを中心において、しっかり見極めると良いと思います。
管理人:
では、裏についてはいかがでしょうか。
まずおしえですね。
教え
礼儀とは、尊敬や親愛の気持ちを素直に形にあらわすことである。
小國神社の神様:
これは周囲の者と付き合う時の基本ですね。
変に誤魔化そうとしたり、何か装うことで実際よりも大きく見せるような姿勢は余り宜しくないですね。
自分自身がそう言う人と出会った時にどう思うかを考えると分かると思います。
管理人:
これは読んだままですね。
では、天のみこえはいかがでしょうか。
天のみこえ
くろがねの 的いし人もあるものを
つらぬきとほせ 大和だましひ
小國神社の神様:
これは、今自信を失っている方がとても大勢居られるのが気になります。
皆様が築いている社会は人間同士の付き合いなので、皆人間であって、怪物である訳でも無ければ神である訳でもないので、皆様の力で解決できる方法はあるし、またそれだけの力が日本には備わっているので、自信を持って自分たちの望みを叶える為に励んで欲しいと思います。
管理人:
今年は特に震災があって、気持ちが塞ぎがちになるので、強く意思を持って、目的を持って復興の為に頑張りましょうと言うことでしょうか。
では、御神籤については以上でしょうか。
ここで話は変わりますが、そもそも小國神社に初めて参拝した時に、『年明けと共に日本の夜が明ける』というお話を伺っておりまして、それから一年が経ちました。
そこで日本の夜明けの状況を、小國神社の神様がどのように見ておられるのかを伺いたいと思います。
小國神社の神様:
予想されていたことが誰の目にも明らかに見える状態になった。
これは予め分かっていたことで、それがただ覆い隠されて見えていなかった、闇に隠れて見えていなかっただけなので、夜が明けて、闇に隠されていたあらゆるものが明らかになったので、ではこれからどうしましょうかと言う話なのだと思います。
管理人:
それではまず一年前の話から始めると、まず夜が明けたばかりの状況は余り良くないというか、色々と問題があるのだけれども、時間が経つにつれて物事が改善に向かいますよという話だったと思います。
これは私の個人的な印象なのですが、確かに夜が明けることによって、日本が抱える色々な問題が目の前に明らかになったと思います。
ただ、明らかになってしまったことによって、問題を解決しようという方向に向かうのではなくて、こんなに酷いのかと逆に落ち込んでしまうと言うか、慌てふためいてしまってどうしたらよいか分からないというか、せっかく問題点が明らかになってきたのに、その後改善する為の手段をなかなか打てないでいると思うのですが、どの辺が上手くいっていないと思いますか。
小國神社の神様:
上手く行っていないというよりは、全体の内の極一握りの方が改善する方法を模索して実行に移されている状態ですね。
それに対して、改善の為に尽力されている方を支援するのではなくて、「大変だ、大変だ。どうしよう」というパニック状態に陥っている方が大半という状況である為に、改善策を一所懸命試みている方々の成果が現れにくくなっている。
やはり、より多くの方々の支援があって、そう言う改善策は初めて功を奏するので、そこが一つの原因であると思います。
管理人:
そうすると御神籤の解説の最初に同じような話をされていたので、それがここに繋がるのですね。
そして七月に参拝した折には、「今の日本には明確な目的が示されていないので、努力をする方向性をはっきりさせる必要がある」という話を伺っておりますが、その努力をする方向性をはっきりさせて改善に取り組む方が極少数に限られているので、それ以外の慌てふためいている方がもう少し何とかならないと、なかなか物事は上手く改善して行かないという話は今伺ったのですが、ここでちょっと話を変えます。
つい先日『霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点』が完全に開放されたという話を伺いました。
それとちょうど時期を合わせるようにして、今欧州では経済的な混乱が起こっています。
そしてこのままではEUが分裂するのではないかというような話も出てきております。
今後世界的な混乱が予想されるのですが、そうすると日本も大きな影響を受けるでしょう。
その様な現状を踏まえて、小國神社の神様は来年一年間の日本の見通しをどのように見ておられますか。
小國神社の神様:
国民の意思に左右される部分が大きいと思うのですが、現状をきちんと把握して、将来的な目標を見据えて動けるようになれば、今国民が振り回されている問題も改善する可能性が広がって行くでしょう。
物事は「どうしよう、どうしよう」では進まないので、「これを実現したい」という意思を一人一人がしっかり心に持っていること、そしてその為に出来ること、今の自分に出来る範囲でよいので、今出来ることをしっかり行っていくのが重要だと思います。
管理人:
今我々が抱えている問題をきちんと把握して、改善に向けて働きかけている方が極一部にいるという話を伺いましたが、その極一部の方から見て、どうして良いかよく分からない人々が結果的に足を引っ張ったり、上手く結果に結びつかない状況を作っていますよね。
そうすると改善に取り組んでいる方から見ると、なかなか物事が上手くいかない焦りや苛立ちも募ってくると思うのです。
そこで「どうしよう、どうしよう」という方の自覚を待つというのでは時間も掛かるし、それだけでよいのかと言う疑問もあるのですね。
最終的にはその方が気づくしかないとは思うのですが、そこでその方達はしようがないからと放っておく訳にもいかないと思うので、とりあえず問題点をきちんと分かっている方が、そこまで気づいていない方に対してどのように働きかければ、自覚を促すきっかけが作れると思いますか。
小國神社の神様:
慌てている人達、パニックになっている人達は、やはりパニックになる原因があるのですから、その原因を取り除ける方法があるよと示すことで、少し気持ちが落ち着くのではないかと思います。
そう言う方法があるなら協力しようという方は大勢出てくると思いますよ。
管理人:
「この方法が効果的だよ」という、何かしらの結果が示せればいいのですが、今はそこまで行っていないですよね。
その結果が出ればと言うよりも、その結果を導き出す前の段階だと思うのですね。
小國神社の神様:
やはり方法を示そうとしている方々が焦ったり余裕がない様では、なかなか結果に結びつきません。
分かって活動されている方は、なかなか思うように事が運ばないという焦りがあると思いますが、焦るとやはり見落としが出てきますので、如何に冷静さを保てるかが一つのポイントになってきます。
(後略)
(2011年12月27日)
実は、この対話には続きがありまして、管理人が「慌てふためいてパニックになっている方の自覚を促す為に、何か良い方法はないのか」という趣旨で更に尋ねてみましたが、小國神社の神様から上記の内容を越える回答は得られませんでした。
但し、霊媒が「話の後半については、小國神社の神様の言葉を受け止め切れていない」と述べておりますが、現在の日本が抱える問題を改善に導く為には避けられない点であると思いますので、機会を改めて話を伺えればと思います。
Silvercord管理人
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