■ 霊媒Mによる補足説明
この度は、私の力不足で配慮に欠いた表現をしてしまい、被災者の皆様をはじめ、読者の皆様には大変申し訳なく思っております。
ご不快に思われた方もおられる事でしょう。
神様の真意とは異なる形で伝わってしまった側面もございますので、改めまして補足説明をさせていただきたいと思います。
神様方は決して被災者の皆様やお亡くなりになられた皆様の思いを軽く考えているわけではありませんし、人間的な感情の部分を無視しているわけでもないのですが、その御心が上手く伝わるような表現が出来なかったのは私の力不足としか言いようがありません。
神様方は、被害の規模を単純に人数のみで判断しているわけでもありませんし、お亡くなりになられた方々がご家族にとって掛け替えのない命である事も当然承知しており、震災の影響をとても憂いておりました。
それと同時に、被災者の皆様が一日も早く安心して暮らせる生活基盤を築く必要性も強く感じておられるようでした。
被災者の皆様が自分達で努力するにも限界があります。
とてもではありませんが、自力で全てを支える事は出来ません。
これから先もずっと生きていく為にはどうしても助けが必要です。
そして、被災者の皆様を支える事が出来るのは、被災地域外に暮らす国民の皆様だけなのです。
そのためにも、被災者の皆様を周囲で支えている国民の皆様まで、被災者の皆様と共に嘆き悲しんで共倒れしてしまう事だけはどうしても避けなければなりません。
被災者の皆様が、一日も早く安定した生活を取り戻せるように支え続ける必要があるのです。
そのためには、日本国民自身が自分達の持つ力を総動員して復興へ向けて動き出す必要があります。
折角、日本には支えられるだけの体力があるにも関わらず、気力が伴わずに押しつぶされてしまっては元も子もありません。
様々なネガティブな情報が飛び交う中で、曖昧な情報に振り回されて疑心暗鬼になっていても事は解決しません。
今目の前に提示されている課題を一つひとつクリアしてゆく必要があります。
そのために大切な事は何であるのか、目を向ける必要があるのはどこであるのかを、神様方は私たち日本国民に伝えたかったのだと思います。
私自身には充分すぎるぐらいに、そのお心遣いは伝わってきていたのです。
対話中にも私自身が「上手く表現ができていない」と言っているように、今回お話したテーマに絡めて、神様の御心をどのような言葉に置き換えて良いか分からずに表現しきれなかったのです。
いくら私には神様方の御心が伝わっていても、上手く表現できていない以上、文章を読んで判断するしかない皆様には分かるはずも無く、本当に皆様にも神様にも大変申し訳なく思います。
神様方も私たち人間と同様の経験を経て今があるお方なので、人間の思いは痛いほどに理解しておられます。
ご自身のお考えを貫く為に人間の気持ちを無視するような事はありません。
ですから、そこのところだけはどうぞ誤解なさらないでいただきたいのです。
今回のお話で垣間見えた一面だけが神様方の全てではありませんし、私の力不足がそもそもの原因でありますから、そこのところをご理解いただけるとありがたく存じます。
(2011年5月24日)
これまでにも折にふれて述べて参りましたが、『霊界通信』には多くの困難が伴います。
霊媒は、霊界の住人の皆様の意思を、可能な限り忠実に伝えようと努めている様ですが、人間同士の意思の伝達の際にも度々勘違いや行き違いがある様に、時と場合によっては霊界の住人の皆様の意向を上手く受け取れない場合もあるようです。
また、『霊界通信』によってもたらされる情報には、私たちが使用している言葉に翻訳する事が難しい部分が含まれている場合もありますので、霊媒の理解度や表現力によって随分と異なった印象となる場合もあります。
霊媒も未だ成長途上でありますし、『霊界通信』とはその様な物なのだとご理解頂き、これからもお付き合い頂ければと思います。
【Silvercord】管理人
5月25日現在回答待ちの質問
記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。
- 記事【狡さと賢さは別物】のコメント欄からお寄せ頂いたはつゆき様の質問「欧州と中国で、行動の中心にある概念が異なる理由」について
- 記事【日本は法治国家である】のコメント欄からお寄せ頂いたたらこ様の質問「三島由紀夫氏が死後霊界でどの様に過ごしたのか」について
- 記事【Vocaloidと音楽作り】のコメント欄からお寄せ頂いたあんず様の質問「音楽を司る神様」について
- 記事【Vocaloidと音楽作り】のコメント欄からお寄せ頂いたしゅうなす様の質問「政治家の方への霊界からの働きかけ」について
- 記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】のコメント欄からお寄せ頂いたあやめ様の質問「霊的な視点から見た『東北地方太平洋沖地震』発生の理由」について
- 記事【パニックによる人災を防ごう】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問「『東北地方太平洋沖地震』による、記事【『国境を管理する霊団』からの警告】への影響について」
7 件のコメント:
霊媒M様
いつも、大変な作業をありがとうございます。お疲れさまです。
今回とりあげられていた、先の書き込みですが、私は補足の部分の内容で読んでいました。そういう読者もいるわけですので、あまり恐縮されずに、のびのびと作業されますよう、お祈りいたします。
ちょっと思ったことなんですが、
ありがとうございますという感謝の言葉も過ぎれば害となると言う事は無いでしょうか?
霊界の方々に伺いたいのですが
baseheat様
霊媒のコメントが届いております。
baseheat様
お気遣いいただきまして、ありがとうございます。
様々なお考えをお持ち方がおられますので、少しでも分かりやすいようにと思い、改めまして補足説明をさせていただきました。
私自身も対話中から説明不足であると感じていたので、今回はとても良い機会であると思ったのです。
元々、霊界通信自体が不安定なものですので、安定して確実に皆様へお伝えできる性質のものではありませんし、限られた言葉の裏側にある意図を読み解ける方ばかりでもありませんから、どんなに言葉を尽くして説明しても丁寧すぎるという事は無いと思っております。
それに、説明の為に文章にまとめる事で、私自身も内容をより深く理解する機会をいただいているようなものですから、自分の成長に役立っているという側面もあります。
神様方のお話について、一人でも多くの方が、少しでも理解を深めるためのお手伝いが出来れば、それは私としてもとても嬉しい事ですし、これらの情報をお伝えする事が私のお仕事であると思っておりますから、私自身の素直な気持ちを表したもので、そんなに深刻に思い悩んでいるわけでは無いのですが、恐縮してばかりのような表現になってしまいましたね。
自分の限界は一応心得ておりますから、マイペースで作業しておりますのでご安心下さい。
それにしても、やはりお心遣いは嬉しいものですね。
心がほっこりとして、とても和みました。
本当にありがとうございました。
5月26日10:25投稿の匿名様
ご質問の趣旨がよく分かりません。
以前投稿した記事【霊媒より皆様へ(その2)】なども参考に、もう少し具体的にご説明頂ければと思います。
なお、上記にもあります様に、ご覧の皆様からお寄せ頂いたご質問につきまして、霊界の住人の皆様からの回答を延期させて頂いております。
回答を頂けるのがいつ頃になるのかも分かりませんので、その点は予めご了承下さい。
管理者さんへ 5月26日10:25投稿の匿名のものですが
質問はやはりやめておきます。自分で考えますわ。ごめんなさい
このたびは大変厳しいコメントを書いてしまい、本当にすみません。決して恐縮させたくて書いたのではないのです、どうかこれからも自身が感じるままに書いて頂ければ幸いです。
被災地域外の人間までが共に嘆いて共倒れ、ということはまず起こらないと確信しています。
心理的な傷はむしろ復興後のほうが深刻なので、たとえ街が復興しても長期間支援する心構えが必要かと思います。もちろん、今はそんな未来の心配より街の復興が第一です。
そして阪神地区より、いや、大津波すら負けない、それ以上に進化した復興が成されることは確実です。日本にそのような力がなければ、神戸はとっくに廃れています。
商業地区で比較的狭い区間の街の震災と、広範囲が被災した上に原電事故まで抱える今回の被災を単純に比べるのも乱暴ですが、時間をかけても支援し続けたいと決めています。
神ほどに進化した存在がどれだけ人間の感情を理解されているか分からない面がありましたが、人間的存在だった記憶も感情も持ちながら進化されたと知って安心しました。
子供のころのことを忘れてしまうように、神も人だったころの記憶が薄れているのではないか…そんな心配をしていましたが、まったくの勘違いでした。
このたびは貴重な補足説明をありがとうございました。私ももう少し表現を和らげる努力をしなければならない、と痛感しました。
はつゆき様
霊媒のコメントが届いております。
はつゆき様
早速コメントをいただきまして、ありがとうございます。
人それぞれに様々なお考えをお持ちでしょうし、他にもはつゆき様と同様に複雑な思いを抱いた方もおられたと思います。
そこのところは私の配慮不足が原因ですから、どうぞお気になさらないで下さい。
言葉が足りていなければ伝わるはずの御心も伝わりませんから、そこのところは改めてご説明させていただいた方が良いと思いましたので、ちょうど良い機会ですから補足説明をさせていただきました。
今回の神様との対話については、はつゆき様のお言葉を一つの切っ掛けとして補足説明をすることにはなりましたが、元々神様との対話中から私自身が説明不足であると感じていたものなのです。
逆にお気遣いいただく形となってしまい、かえって申し訳ないような気もいたしますが、これからも今まで通りにお付き合いいただけると嬉しく思います。
被災地域外の国民の皆様も共倒れの可能性について言及したのは何故かと申しますと、身動きが取れないように雁字搦めにされ、国民の心が挫けてしまいかねない状況を、政府自ら率先して作り出しているように思われる場面が多々あるので、さすがに気に掛ける必要性を神様も感じておられたようなのです。
国民の皆様の心が挫けてしまわないように、持てる力を存分に発揮出来る体制を一日も早く整える必要性を、神様も感じておられるようでした。
被災者の皆様を支え続けるためには、国民自身がしっかりと未来を見据え、活気に溢れた生活を送っている必要があります。
それは、物理的な面でも心理的な面でも同じ事です。
国民自身が復興へ向けて強い意志を持ち、前を向いて歩き続ける決意が必要です。
復興が遅れればそれだけ心理的に受けるダメージも大きくなりますから、神様方もそれを心配しておられるようです。
その一方で、日本国民には充分に力が備わっているので、持てる力を充分に発揮できるよう自信を持って取り組む事が出来れば、必ず復興を成し遂げる事ができるとお考えのようです。
国民の意識が変われば世の中が動き出すと神様はお考えのようですから、私たち国民一人ひとりがそれぞれの立場で出来る事を実践し、それらの力を結集すべく尽力してゆく事が大切なのでしょう。
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