2011年7月28日木曜日

人の考えというものは基本的には異なっている

記事【日本の持つ能力を知らない日本人】のコメント欄に投稿された皆様のコメントを受けて、霊界の住人の皆様のメッセージが届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 霊界の住人の皆様のコメント

様々なお考えのコメントを読む事ができまして、なかなか有意義な時を過ごせました。
皆様それぞれに、ご自身の経験から様々な事柄を学び取っておられるご様子が、一つひとつの言葉からよく窺えます。
これこそ生きた学びの場であり、様々な教訓を得ることが出来ると思います。

『銀の紐を越えて』【言葉を使って意志疎通を図る時に(メッセージ60)】←こちらの記事を是非読んでいただきたいと思います。

上記の記事は以前に伝えられたものですが、そこでも書かれているように、“人の考えというものは基本的には異なっている”という認識を持って周囲の方と接するほうが良いと思います。
同じ言葉を用いていても認識が異なっているという事はよくありますから、もしも認識を共有したいと望むのであれば、相手の真意を探り、ご自身のお考えを根気強く説明する姿勢は大変重要でしょう。
会話を重ねる中で、相手との認識のズレを修正する努力が必要です。
理解を深めた上でより適切と思われる言葉を選ばないと、相手が思い違いをしてしまい、誤解を生む原因となります。
言葉を交わす事は簡単なようで実は大変難しく、とても手間のかかるデリケートな作業なのです。
ご自分の発した言葉が、最初から意図した通りに周囲へ正しく伝わっているとは思わないことです。
発した言葉が、必ずしもご自分の思いを的確に表現できているとは限らないからです。
言葉の選択ミスで、真意が上手く相手に伝わらないという事もありますので注意しましょう。
例え似たような認識を持っている人はいても、全く同じ考えの人は誰一人として存在してはいません。
経験も知識も人それぞれに異なっているのですから、同じ事柄に対しても、多かれ少なかれ認識にズレが生じていて当たり前なのです。
そのズレを解消するために言葉を交わし、会話を重ねる事で共通認識をひとつずつ増やしてゆくのが人間なのだと思います。
それとよくあるのが、言葉が不足しているために真意が相手に伝わっていないというものです。
ご自身のお考えをご自身が理解できているのはよく分かりますが、相手には思い及ばない事ですから、言葉が足りていないとあまりにも唐突過ぎて、一体何を伝えようとしているのか相手には理解出来ません。
面倒に思えるかもしれませんが、言葉は丁寧に伝えるように心掛けましょう。
表情や態度からある程度相手の心情を察する事が出来る方もおりますが、心の内を読み取れる訳ではありませんから、きちんと言葉で表現しなければ、何時までもその思いが相手に正しく伝わる事は無いでしょう。
文章のみの会話であればなおのことです。
相手の真意を探ろうとせず、ご自分の考えを説明することもせず、殻の中に閉じこもってしまうと、結局ご自身が辛い思いをすることになります。
ご自身の意見を正しく伝えたいと思うのであれば、先ず、自分自身が相手の言葉の真意をより正しく理解しようと努力する事が大切です。
相手が何を考えているのか解らなければ、どのような伝え方をすればご自身の真意が相手に正しく伝わるのか判りませんから。
相手の言葉に耳を傾け、解らない事に関しては質問をし、相手の真意を理解できるよう努力し、その上でご自身の考えを正しく伝える努力が必要です。
相手の言葉を理解する過程でご自分の意見を伝え、表現をより的確なものに調整する事は大切ですが、相手の言葉の真意を探ることなく、ご自分の意見を一方的にぶつけるだけでは、その言葉が相手の心に届く事はありません。
それでは一方通行になってしまい、会話は成立しませんので、相手との意思疎通が難しくなってしまいます。
溜飲を下げたいだけならば(あまり感心できる事ではありませんが…)それでも構わないのかもしれませんが、相手との意思疎通を望んでおられるのであれば、ご自身が辛い思いをする事になってしまいます。
これは感情的になった場合によく見られる傾向ですね。
感情が溢れてつい酷い言葉ぶつけてしまったということもあると思いますが、もし失敗したと思ったのでしたら、その時点で改める事が大切だと思います。
一度発してしまった言葉を取り消す事はできなくても、改めて言葉を発する事はできます。
とは申しましても、感情に流されて売り言葉に買い言葉のような言葉のぶつけ合いは、出来るだけ控えた方が良いと思います。
感情的になっている時は、冷静な時には使わないような残酷な言葉を発してしまいやすいものですから、出来るだけ一呼吸置いて落ち着いてから言葉を発するように心掛けましょう。
高ぶった感情のままにぶつける言葉はとても危険なのです。
不用意な一言で誰かの命を奪う結果になる事もあるのです。
ご自分の命が危険に晒される場合もあります。
不満や怒りの気持ちが強い時は特に注意しましょう。
後でフォローできる立場に無い場合は、余計に気を遣う必要があります。
簡単なようで難しい会話ですが、コツさえ覚えてしまえば意思疎通を図りやすくなりますから、是非日常の経験を通じて根気強く上手な会話術を学び取ってみてください。

同じ認識を最初から共有できる相手に出会えるのであれば、それはとても嬉しいものですが、なかなかその様に上手く行かないのが人の世の常であると思います。
共感するのか否かに関しては人それぞれに考えがある事ですから、それを人に求める事は出来ません。
共感できないのであれば、ご自身とは違う考えを持つ人として付き合う必要があります。
相手をありのままに受け止めるとは、そういうことです。
相手を否定したり拒絶したりする事と、賛同や共感を示さないという事は必ずしもイコールであるとは限らないのです。
何れは認識を共有したいと思うのであれば理解を深める努力が必要ですが、だからと言って共感できないという思いを責めることは誰にも出来ません。
ご自身が正しいと思って実践するのは自由ですが、相手の方も同じ様に正しいと思うとは限りません。
ご自分の意見を相手に正しく認識してもらう事と、賛同や共感を示してもらう事は全く別の事であるので、そこのところはきちんと理解しておいた方が良いでしょう。
例えご自分の意見が正しく伝わっていたとしても、相手も必ず同じものを求めているとは限りません。
違う人間である以上、それは仕方の無い事なのです。
相手の話に耳を傾ける事は大切だと思いますが、その話についてどのような感想を持つのかは人それぞれで良いのではないかと思います。
認識が近ければ自然に共感を覚えますし、かけ離れていれば今一つぴんと来なかったり理解出来ないという場合もあるでしょうから。
その先を望むのか否かも人それぞれに思うところがあると思いますので、ご自身が信じる事を実践されるのが宜しいかと思います。

( 2011年7月28日)





一連のコメントの中には私のコメントも含まれますので、この記事についてはノーコメントとさせて頂きます。

Silvercord管理人





7月28日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年7月21日木曜日

日本の持つ能力を知らない日本人

今回は、記事【霊界も地上界も基礎となる法則は同じ】のコメント欄にお寄せ頂いた敷島様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 敷島様の質問

(前略)

上記ご回答の文中の、

「どのような物事でもバランスを保つ事は大変重要であり、偏りは破壊の原因となります。
例え善といわれる事でも同じです。
薬は皆様の病を癒すことが出来ますが、過ぎれば毒にもなり命にかかわります。
善行でも過ぎれば堕落と破壊の原因となり、その行為は悪行と何ら変わりありません。
周囲への影響をよく考えずに思い込みで実践すると、例え善いと思える事柄でも誤った方向へと進んでしまいますので、ご自分の行動を省み、周囲への影響を確認する時間を設けるのはとても重要な事なのです。」

この部分を読んだ時に、ふと、現在ニュースで話題の「脱・原発」「脱・放射能」運動が頭に浮かびました。

原子力や放射能を善だとか悪だとか二元論で語る現在の議論への警告のようだなと。

特に、反原発を唱える方の恐れ方が奇異にみえるというか、大の大人なのに子供みたいというか、ヒステリックというか、そんな今の反原発ムードを違和感をもって見ていましたので。

例えば戦前の日本人はそのようなことはなかったのではと思うのです。

現在の日本に広がる偽善にも似た生命至上主義、かつ、その生命至上主義は実は自分にだけあてはまればよいというエゴイズムの極致の状態が、現代の日本に蔓延してるように思うのですが、これは考えすぎでしょうか?そこには現実的な折り合いを探るような、大人らしい思考力や包容力が微塵も感じられない気がするのですが。

また、あるべき日本人の姿を考えたとき、私はGHQが日本を解体するために戦後行ったことの真逆をやればよい、すなわち、明治の価値観に戻るべきだという考えなのですが、霊界の方達はそのような考えについてはいかがお考えでしょうか?

以上2点、お伺いできれば幸いです。
よろしくお願い致します。





■ 霊界の住人の回答

未知のものに遭遇した時に、人は不安や恐れを感じるものです。
この様な心の働きは、時代や地域、文化の違いなどはあまり関係がありません。
人間にとっての本能ですから。
経験を重ねるうちに不安対象の性質を学び、適切な対処法を知ることで不安そのものが解消されるのです。
放射線というものは医療機器にも利用されているものですから皆様にとって本当に身近なものなのですが、その性質や今現在日本が持つ技術などは専門家の方以外はほとんど知らないのが現状でしょう。
まだまだ一般的に広く知られている知識ではありませんから、数少ない曖昧な情報から判断してしまいがちです。
知らないからこそ恐れを抱き、思い込みで過剰に反応してしまいます。
未知のものに対する恐怖心は自己防衛本能が働いた結果ですから、仕方の無い事なのです。
しかも、日本は原爆による被爆を経験している国ですから、放射能=原爆というイメージが浮かびやすいために、その様な経験が無い国よりも過剰な反応が出てしまうのかもしれません。
また、その経験に付け込み、不安を煽り、恐怖心を植えつけるように偏った編集を施して情報を大々的に拡散している存在もおりますから、不安感に襲われてしまうのは仕方が無いことのように思います。
彼らの不安感は身を守るために自然に湧き上がったものなので、その不安感を取り除いてあげるには不安の原因に対する正しい知識が必要になります。
正しい知識を誰にでも解りやすく纏めた情報を提供する事が、彼らが冷静さを取り戻す唯一の方法でしょう。
それでは、その正しい情報をどのようにして拡散してゆくのかという事が、今冷静に対処しておられる皆様に託された課題であるように思います。
今は過剰反応していても一過性のものなので、最終的には現実を直視する事態に直面する事になります。
ですが、出来れば早い段階で冷静さを取り戻していただけた方が被害は少なくて済みます。
ですから、今からでも出来るだけの事はしておいた方が良いと思います。

これは余談ですが、GHQは日本という国や国民性を完全に読み誤っていました。
今の日本は彼らが思い描いていた日本の姿ではありません。
彼らの思い及ばない感性を持ち、彼らの価値観とは全く異なる価値観を持っていたために、彼らの政策は全て裏目に出てしまったような状態だと思います。
その事を彼らがはっきり自覚しているかは定かではありませんが、彼らの思惑通りにはなっていません。
日本の価値観を完全に破壊する事などできませんでした。
その証拠が今の日本ですね。
今でも日本国内だけでしか通じない価値観が沢山存在し続けているでしょう?
表面的な部分だけを見ていると解らないかもしれませんが、本質の部分をよく観察してみれば良く解ると思います。
昔から日本が持っている価値観は、ほんの少し陰に隠れているから目立たないだけで、今でも立派に健在だと思います。
日本は日本です。
今も昔もそのことに変わりはありません。

あれだけ大きな戦争を経験していながら、皆様は最近まで戦争の可能性を心配してきましたか?
以前から警戒していた方々も居りましたが、より多くの方が危機感を強く感じ始めたのは、中国や朝鮮半島の動きが露骨なほどに活発化してきた最近ですよね。
何故その様に安定した生活ができていたのか、その意味を皆様はもっとよく考えてみる必要があるように思います。
世界を見渡してみても、まだまだ力で問題を解決しようと戦争は繰り返されていますし、地理的にも日本は敵視してくる国と隣接しています。
他国の言いなりでいただけでは、これだけの長い期間戦争に巻き込まれずにいる事は出来なかったと思います。
日本は欧米諸国の事情を利用して、安定を手にしてきたのだと思います。
私から見れば、相当強かでなければ出来ないと思いますね。
何しろ、彼らを盾として利用してきたのですから相当なものです。
ある意味、金や物で全てを解決しようと考える輩よりも性質が悪いかもしれません。
尤も、日本が使えない国であれば彼らもそのような状況を許しはしなかったでしょうがね。
世界情勢の変化と共に、日本もこれまで通りでは安定を手にすることが出来なくなったという事なのだと思います。
自らの手で盾を持ち、太刀を振るわなければならない時期が来たのかもしれません。
私が示したのはプラスに捉えた場合ですから、マイナスに捉えれば違う評価になるのでしょうね。

彼らも同じ人間であるという事を忘れてはいませんか?
完全無欠の超人たちという訳では無いのですから、彼らのやっている事でも必ず見落としや抜けがあるのです。
当然失敗も沢山しているでしょうね。
そんな彼らに対して過大評価しすぎであるように思うのですが、それこそGHQの置き土産なのかもしれませんね。
日本人は自分たちを過小評価しすぎですよ。

日本は追い詰められるほどその力を発揮する性質を持ちます。
マイナス効果もプラスに転換する方法を必死に考え出し、それを実現してしまうパワーを持っています。
勤勉な上に団結力があるからこその性質だと思います。
日本を無力化したいと考えるのであれば、日本にある程度の水準の安定を約束しておいた方が懸命だと思いますね。
利用するつもりならば、その方が良き金蔓として利用できますよ。
ただ、環境に応じて予想外の方向に成長を遂げるのが日本ですから、何時までも大人しく金蔓でいてくれるとは限りませんが、しばらくの間はいい夢を見られるんじゃないですかね。
それはともかく、どのような形でも日本の安定を乱すのは寝た子を起こすようなもので、逆効果であるということです。
中国や朝鮮半島、ロシアなどの動きも全くの逆効果。
日本の民主党政権がやっていることも全くの逆効果です。
日本人の我慢の限界を超えるまでおいたを遣らかしたら意味が無いのに。
今の日本の状況は、まさに反作用が生じる一歩手前まで来ていると思います。
いや、もうその兆候は表れ始めているかな?
あまり日本を追い詰めると、それまで辛抱強く様々な試みをしている分、今までに蓄積されたものが全て還って来ますから、短絡的思考の国を相手にするよりも余程後が怖いと思いますね。
必ずしも単純に暴力的な形で現れるわけでもないところが、明らかな結果が出るまで判り辛くて本当に怖いところです。
気付いたころには手遅れという場合もあることでしょう。
これは日本人特有の反応ですので、他国に対するのと同じ対応では対処しきれません。
これは米国が嫌というほど味わったのではありませんかね?
日本の反応に翻弄され、米国が右往左往していたように見えるのは私だけでしょうか。
性懲りも無くまたちょっかいかけようとしているみたいですが、彼らの思惑通りにはならないと思いますがね。
上手く行ったと思うのもほんの一瞬で、いつの間にか違う方向に逸れていくのが関の山という経験を何度もしていると思うのですが、まだ理解できないのでしょうか。

日本はきちんと外国との違いを自覚して、自らが持つ能力をもっと効果的に発揮できる方法を考えた方が良いと思いますね。
せっかく力を備えていても自覚が無ければあまり効果が発揮されませんから、必要な時に能力を発揮できるようにきちんと制御する術を覚える必要があると思います。
未熟な部分を自覚するのは良いですが、自分の持つ能力を自覚できていないようでは今以上の発展は見込めません。
自覚が足りないから今一つコントロールが出来ていないんですよね。
ここぞという大事な時に思うように発揮出来なかったり、少し控えた方が良い時に思いっきり発揮してしまったり、そんな事の繰り返しのような気がしますよ。
無自覚に垂れ流される力というものは結構有害なものです。
日本を安定させたければ、日本が持つ能力を正確に把握する努力が必要だと思います。
今まで出来なかったのであればこれから遣れば済む話ですから、日本国民は日本の持つ能力をもっとよく知る努力をした方が良いと思います。
今の日本は民主主義で成り立っているのですから、一握りの人間だけが理解しているのではあまり意味がありませんからね。

「能ある鷹は爪を隠す」という言葉が示すように、実力がある者は簡単に自分の力を周囲に見せびらかしたりしないものです。
本当に優れた者ならば、例えどんな事態に陥っても対処できるだけの実力が充分に備わっているのですし、自らの手の内を無闇矢鱈に明かすほど愚かな事はありません。
年がら年中しつこい程に自慢をしたり、強がる者ほど見掛け倒しで実力は伴っていないものです。
見せ掛けだけのただの張りぼてです。
その様な者はとても臆病で卑屈な精神の持ち主だと思いますね。
本物は力が必要な時意外は静かに暮らしているものです。
例え力が必要な時でも、必要以上のものは発揮しません。
紛い物は大した実力も無いのに声も態度も大きいものです。
しかも、自分では上手く立ち回っているつもりなのですが、意外と無防備です。
わざわざ力を誇示するような種類の人間に惑わされる必要はありません。
適切な対処さえしていれば、大して害はありません。
害があるという場合は適切な対処をしていないということですから、そこを改める必要があります。
冷静に観察する事さえできれば適切な対処法も見えてきます。
声が大きい者ほど実力は口程にも無い事を良く覚えておきましょう。

(2011年7月21日)





なお、この回答に先立って、冒頭に紹介した記事【霊界も地上界も基礎となる法則は同じ】のコメント欄にて、管理人からも意見を述べておりますが、上記回答はそれらのやりとりを踏まえた内容となっているとのことです。

Silvercord管理人 





7月21日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年7月20日水曜日

己を知り、相手を知ること

今回も前回に続きまして、記事【日本は米国の属国か?】のコメント欄にお寄せ頂いた匿名様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

(前略)

以上のことがらを考えますと一般的にに人を助けるということ、あるいは日本も他国を助けるということが如何に難しいかを思い知らされました。
日本が朝鮮半島の人々を甘やかしすぎるというご意見もありますし、中国に対して相手の事情や性質を十分熟慮しもう少し節度を持って長期的に段階を追って支援する選択史は無かったのでしょうか。
個人的には、中国にどう対処するかということについては天安門事件がひとつの分岐点であったと思います。
あるいはチベット問題もずっと放置されていることが気がかりです。
日本は海外にもっと積極的に発言していいのではと思いますが、霊界の方々は如何にお考えでしょうか。
多忙のおりに質問いたし申し訳ありません。長文失礼いたしました。感謝いたします。





■ 霊界の住人の回答

そうですね、あなたが仰っておられるように日本は海外にもっと積極的に発言しても良いと思います。
日本人同士であれば理解できる事でも外国人には理解できませんから、そこのところを考慮に入れて外国との付き合い方を考える必要があるでしょう。
日本という国を改めて理解するのと同時に、世界の国々を知る努力をする必要があるでしょう。
日本人が持つ価値観のみで考え、行動してきた結果が現状であると思います。
己を知り、相手を知る事が適度な距離を保つ秘訣であると思います。
近付きすぎても離れすぎても偏りが生じてしまいますから、適度な距離を保つためにも知る努力というものは欠かせないのです。
中国に関して言えば、日本が中国について無知であったための結果としか言いようがありません。
無知であったために、現在の結果を想像できなかったことが全ての原因でしょう。
ですが、日本は結果を通して学ぶ事ができました。
これらの経験を今後に活かす事が出来るか否かは、日本国民の皆様のお考え次第です。

(2011年7月19日)





こちらの記事は、内容的にも前回投稿の記事【中国に取って日本は有害、日本に取っても中国は有害】と同様に、「日本と中国は適度な距離を保つ必要がある」と述べております。
また、日本が海外に向けてもう少し積極的に発言するのでしたら、その発言の裏付けとなる行動が伴っていなくてはなりませんし、きちんと言行一致を貫く為の環境整備が必要であると思います。

Silvercord管理人 





7月20日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年7月19日火曜日

中国に取って日本は有害、日本に取っても中国は有害

大変お待たせ致しました。
今回は、記事【日本は米国の属国か?】のコメント欄からお寄せ頂いたあやめさまの質問について、『關聖帝君』の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ あやめ様の質問

(前略)

質問がひとつございます。
横浜・中華街に『関帝廟』がありますが、
横浜に鎮座されてから、今年で150周年だそうです。
そこに祀られておられる『關聖帝君』は、
現在の問題山積の日中関係をどう見ていらっしゃるのか、
また、中国政府に対してのお考えや、
日本人へのアドバイスなどがおありでしたら、
ぜひ伺ってみたいです。
よろしくお願いいたします。






■ 『關聖帝君』の回答

未来に何を求め、何の実現を目指しているのかは、今の日本と中国では全く異なっていると思われます。
その全く異なる目的を共に実現する事は難しく、共に何かを成す事は、今はまだ夢物語でしかありません。
日本が中国に譲歩する事はできても、中国が日本に歩み寄ることができない以上、まだ協力関係を築く事は難しいでしょう。
日本が持つ価値観は日本だけのものですから、中国には理解できません。
これ幸いと付け入るだけです。
日本の善良さは、中国にとって毒以外の何ものでもないのです。
今の中国は日本中毒になっているといっても過言では無いでしょう。
それ程、今の日本は中国の成長にとってとても有害な存在なのです。
現状を見れば、日本にとっても中国は有害な存在でしょう。
日本は謙虚に学ぶ事を知っているので、中国との間で起きた問題を切っ掛けに成長することができますが、自らの過ちを決して認めようとはしない今の中国には成長の見込みはありません。
今の中国は政府自らが成長の切っ掛けを握りつぶし、多くの可能性を手放している状態なのです。
日本と中国の価値観の隔たりは、あなた方が考えておられる以上に大きいものであり、現状での歩み寄りは難しいと思われます。
歩み寄りが難しい以上、適切な距離を推し量り、そこから外れる事がないような付き合い方をするしかないでしょう。
日本が望んでも中国は望みませんから、そのつもりで付き合う必要があるのです。
中国は日本のように安定した社会ではありませんから、日本の常識は通用しないのです。
日本では当たり前のルールも、中国では全く意味を持ちません。
中国の常識は日本の非常識であるという認識をきちんと持って付き合い方を考えないと、日本は今後も中国の食い物にされるだけになってしまいます。
今現在山積している問題を解決したければ、日本と中国の違いをきちんと理解するところからはじめましょう。

(2011年7月19日)





当blogでは、中国に縁のある方として『鄧小平』と名乗る霊が度々登場しておりますが、両者の回答を見比べてみるのもなかなか興味深いのではないかと思います。

Silvercord管理人 





7月19日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年6月22日水曜日

霊界も地上界も基礎となる法則は同じ

今回は、記事【日月神示の信憑性】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問について、『バチカンの拠点開放に携わる霊団』の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

何かに向かって成長するために行動して、間違って、間違いに気づいて、見直して、行動してをずっと繰り返してるものだと思います。
この対象を現世のみで見ると正直者が馬鹿を見るだけで一生を終えてしまうこともあり、それなら欲望のまま生きたほうが得だと考える者もいます。
でも永遠に学び続けるの魂の一過程として人間としての生活を経験してるのだと考えると現世だけの価値観で欲望に走ると死後必ず後悔すると思うのです。
このように視点によって価値観が180度変わることを学ぶ事も学びの一つなのでしょうか。
前提が正しければ現世においても魂の視点で日常を過ごすことの方が正しい事だと思いますが、それは時として人間の慣習と相反する行動を伴う場合があり時として生命の危険に及ぶこともありそうなのですが(ナザレのイエスのように)そのあたりの解釈をどのようにすればいいのか、何か日常にヒントを得ることが出来るのでしょうか。





■ 『バチカンの拠点開放に携わる霊団』の回答

先ず押さえておきたい事は、善であれ悪であれ、ご本人の欲望が具現化したものであるということです。
人それぞれに、関心の赴く先にある事柄に応じた事を実践しているだけなのです。
一般的に善行といわれる事を実践していたとしても、それも一つの欲望の形です。
世の中を観察する視野が広いために、自分の行動の結果が与える周囲への影響を予測できるだけの経験と知識を兼ね備えているだけに他なりません。
一方、悪行といわれる事を実践してしまっている人は、世の中を観察するための視野が狭く、自分自身の行動の結果が与える周囲への影響を予測できるだけの経験も知識も足りていないだけなのです。
例え同じものを観察したとしても、人それぞれに理解できる範囲には違いがあります。
より広い視野を持ちたければ、日常生活の中での経験を通して地道に知識を蓄積する他には方法がありません。

霊界でも地上界でも基礎となる法則は同じです。
私どもも経験から得た知識に基づいた視野で地上界を観察しているので、皆様と違う視点からも観察できるという事は、それだけ多くの経験を積んで知識を蓄えてきたという事になります。
正直者が馬鹿を見ると仰いますが、その正直者自身は本当に馬鹿を見ていると感じているのでしょうか?
イエスに関しては聖書を読んでいれば分かる事であると思うのですが、死後に復活した姿を人間に示す事もなすべき作業の一つであったので、そのことに関して馬鹿を見たとはお考えになってはおられません。
ご自身の成すべき事を全うされ、立派にお役目を果たしたのですから、馬鹿を見たと評するような要素は何も無いのです。
正直ものは馬鹿を見るというのは、あくまでも周囲の人間が自分自身の考えに基づいてその様に評しているだけであるのです。
本人が感じていることと、周囲の人間が感じている事が必ず一致しているというわけでは無いのです。
正直者は馬鹿を見ると考えるという事は、その人自身の経験が乏しく知識も浅いため、その行動の先にある事柄を予測してみることができないだけの話です。
その様に考える人は、例え死後に霊界へ来たとしても、急に視野が開ける事はありません。
何しろ、それだけの経験も知識もまだ無いのですから、180度価値観が変わってしまうなどということはありえません。
環境が変わることは確かに学びに影響を与えますが、その環境から学び取るのか否かはご本人の考え次第なのです。
どんなに環境が整っていて周囲に促されたとしても、関心のない事柄に関しては心を閉ざしてしまいますので、そこから学び取る事は至難の業なのです。
人がそれぞれに持つ価値観は、あくまでもご本人の経験に基づいた知識を基準にしておりますから、霊になれば価値観が変わると考えるのは間違いです。
地上界にいる間は確かに制約が多く、霊にとっては必ずしも居心地の良い場所ではありませんが、いくら制約が多くても霊として持つ知識を全く認識できないわけではありません。
元々持っている知識であれば、例え肉体に宿る過程で忘れてしまったとしても、経験を通じですぐに思い出すことができます。
学ぶ速度が早い人は、元々知識として持っていたものを改めて再確認しているだけなので理解が早いのです。
一方、一から学んでいる人は同じ事でも学ぶ速度が遅くなります。
一度経験しただけでは理解できない事の方が多いからです。
自分を省みず周囲も顧みない人生を送る人は、それだけ経験が乏しく知識が浅いということなので、痛い目を見て後悔してみるまでは学ぶことができません。
又聞きしただけの単なる知識を、実践を通じて確信へと昇華させる作業を経なければ、確かに学んだとはいえないのです。
学べなければ以前と同じ選択を繰り返してしまいますから、学べるまで何度でも同じ経験をする事になるでしょう。

霊的な視点から観察したとしても、前提の正しい事柄が地上界の慣習と相反するという事はありません。
それは、人間の思い込みに他なりません。
上手な利用法を知らないために相反していると感じ取れるだけです。
全く無意味な必要の無い概念を維持し続けるほど、私どもは暇ではありません。
それらの慣習もすべて学びの要素として必要であればこそ、その状況が維持されているのです。
やっとひらがなを覚えた人に漢字で書かれた文章が理解できないのと同じ様に、何事も学ぶためには段階が必要なのです。
一つひとつ課題をクリアしていく過程でいかに学び取るのかが重要なのであり、一足飛びに何でも事が成せるわけではありません。
どのような物事でも、地道に実績を上げる努力が重要なのです。
一見相反すると思われるものが、実は学びのために大変重要な役目を果たしているものなのです。
相反すると思われるという事はそれだけ経験が乏しいということであり、相反しているわけでは無い事を学び取るために、皆様は今まさに経験を通して学んでいるのです。
どんなに前提が正しくても理解が足りないために方法が間違っているという場合は間々ありますので、それらの事柄が上手く運ばなくてもそれは何も不思議なことではありません。
どのような物事でもバランスを保つ事は大変重要であり、偏りは破壊の原因となります。
例え善といわれる事でも同じです。
薬は皆様の病を癒すことが出来ますが、過ぎれば毒にもなり命にかかわります。
善行でも過ぎれば堕落と破壊の原因となり、その行為は悪行と何ら変わりありません。
周囲への影響をよく考えずに思い込みで実践すると、例え善いと思える事柄でも誤った方向へと進んでしまいますので、ご自分の行動を省み、周囲への影響を確認する時間を設けるのはとても重要な事なのです。

イエスは特殊な使命を持って地上界に生まれてきましたので、一般的な学びを得るために生まれてきた皆様と同じ規準で比べる事は出来ません。
地上界に生まれた時点で積み重ねてきた経験も持ち合わせている知識も、イエスと皆様は比べられるものではありません。
ご自身の行動の先にある死を知りながらもイエスが成すべき事を実践し続けたのは、ご自身の行動が周囲へ与える様々な影響をきちんと理解しておられたからです。
当然、命とはどのようなものであるのかも充分に理解しておられましたから、徒に命を懸けたわけではありません。
これは皆様の学びの経験とは異なる目的のために実践されたものなので、イエスの事例を基準に考えてはなりません。
イエスの姿はあくまでも皆様が将来的に行きつく姿であり、今すぐに実践できるものではありません。
無理に背伸びをする必要はないのですから、今はご自身の日常生活を大切にして、その経験からより多くの学びを得られるように努力しましょう。

(2011年6月22日)





『ナザレのイエス』については、記事【ナザレのイエスとキリスト教会】や、『銀の紐を越えて』掲載の記事【複数の霊能力を発揮する霊能者は現代には存在しない(メッセージ85)】でも取り上げておりますので、合わせてご覧下さい。

【Silvercord】管理人 





6月22日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年6月18日土曜日

日月神示の信憑性

今回は、記事【音楽を司る神】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問について、霊界の住人の皆様の回答が届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 匿名様の質問

(前略)

質問があるのですが、
最近、日月神示という神様の言葉を記した
予言書を読みました。
もし、神様がこの神示をご存知なら、
信憑性は高いものなのでしょうか?
部分的に、人間が付け足したり、
低級霊の部分もあるのではないか?
など、色々な諸説があるようなのですが。
内容がマヤの予言とかなり類似している感じが
して気になってます。
個人的には今の日本と神示の内容は
かなり一致していると感じます。





■ 霊界の住人の皆様の回答

私どもに信憑性を尋ねるよりも、あなたご自身の目で世の中を具に観察され、それらの書物に記されている事柄の真意が一体どこにあるのか、何を言わんとしているのかを読み取ってみましょう。
あなたの目の前で現実に起きている事こそが真実ですから、その現実の出来事と書物の内容に重なるものを感じておられるのであれば、それらは何の為に記され、一体何を伝えようとしているのかをそこから読み取る事で、今までは見過ごされてきた何かが見えてくるかもしれません。
ご自分の目で確かめてみる事が一番確実な方法ですから、書物の内容が今の日本の状態と一致していると感じておられるならば、これからも観察を続け、その書物が記された意味を考えてみましょう。

(2011年6月17日)





質問者様は、霊界の住人の皆様の回答について、どの様な感想を持たれましたか。
こちらの書物は、霊媒の方が自動書記で記されたようですので、霊界通信の一種と考えて宜しいと思います。
そして、当Blogや【銀の紐を越えて】も霊界通信の紹介を目的としておりますので、霊界通信に接する際の注意事項や心構えについて、これまでにも度々述べて参りました。
そこで伺いたいのですが、質問者様が当Blogをご覧になる理由は何でしょうか。
様々な掲載記事をご覧になった上で、ご自身で「得るものがある」「参考になる」など、幾つかの感想を持たれたからではないでしょうか。
上記の書物の信憑性についても、基本的には同様の方法で判断なされば宜しいでしょう。
霊界の住人の皆様の回答は、一言で述べると「私たちの回答を鵜呑みにするのではなく、ご覧の皆様がご自身で観察されてはいかがでしょうか」という問いかけなのだと、私は受け取りました。

【Silvercord】管理人 





6月18日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

2011年6月13日月曜日

日本は米国の属国か?

今回は、記事【首相の仕事とは?】のコメント欄にお寄せ頂いたじたばた様の質問について、『小渕恵三』と名乗る霊の回答を預かりましたので、ご紹介したいと思います。





■ じたばた様の質問

小渕総理、あなた様からご返答を頂戴できるとは思っておりませんでした。戦後の首相の中で「わたくし心」が最も少ない一人であったと、僭越ながらご評価させて頂いております。
私自身は、政治家たるもの、徹頭徹尾わたくし心無く、国家国民のために命を懸けて働く公僕たるべし、と信念に似た考えを抱いております。この意味に於いて申せば、戦後の宰相の何人がわたくし心無き政治家だったのでしょうか。

ご返答に対して申し上げたいことは多々ありますが、こちらをご覧の方々にもお考え頂きたい点につきましてのみ述べさせて頂きます。

私個人は吉田首相がサンフランシスコ平和条約を締結されたこと自体に反意をもつものではなりませんが、その後の日本の道筋を後輩政治家に強く促して頂き、世界に向けても高らかに表明して頂きたかったと思っています。その道筋とは、自主憲法制定と完全独立の将来ビジョンです。その所為かどうかは判りませんが、現在の日本は米国の属国に似た従属国と言わざるを得ません。その上左翼思想の政治家が権力を握っている現状は視るも無惨です。日本を骨抜きにし続ける現GHQ憲法を破棄しない限り、従属国待遇は終わらず、保守国家再建は叶わないと言えるのではないでしょうか。

アメリカという国には表裏があると認識しています。小渕総理が述べられた米国は表面ではないでしょうか。裏面の米国こそは日本を従属させ続けている冷徹な支配者でしょう。それでも、従属国日本が経済的に大国になり、産業技術大国になることは国益に適うと米国が考えていることは間違いないようです。しかしながら、日本が軍事大国になることを絶対に許さないのも米国です。日米安保条約に基づいて日本各地に米軍基地を置いて東アジア全体に睨みを利かせているということは、つまり我が国日本を軍事的に制圧し続ける体制でもあると言えますね。これが独立した主権国家の姿ですか?

吉田首相以降の政治家達がこの路を選んだとするなら、私個人は「何と愚かな未来を我々子孫に遺したか!」と申し上げたいと思います。全員とは申さぬまでも与党政治家達の多くが自主憲法制定や真の自主独立を先延ばしにして、政争や利権獲得に明け暮れた結果が現在である、との私個人の認識は間違っているでしょうか?

また、戦争中とは言え、東京大空襲に於いて10万人以上とも言われる一般人を焼き殺し、二個の原子爆弾を人体実験として投下して30万人以上の一般人を一瞬にして虐殺した上に、従属国として日本の思想文化を破壊し尽くさんとしてきた米国に対し、私個人が敬意を払う意味の「失礼」という認識を抱くことはありません。

皇紀2671年間の中で、他国に支配され或は従属した期間はこの戦後66年間だけではないでしょうか。これから我々日本国民は、真の自主独立に向けて厳しい闘いが強いられるでしょう。英霊となられた政治家の皆様には我々国民が間違わぬよう、是非お導きご助力賜わりますよう。小渕総理にも是非。

もし改めてご返答を頂戴できますなら幸甚です。





■ 『小渕恵三』と名乗る霊の回答

ほんの一部分を垣間見ただけで、全てを悟ったつもりになってはいませんか?
世の中は、あなたが考えておられるほど極端に二極化して成り立っているわけではありません。
もう少し複雑に様々な要因が影響しあい、今が成り立っております。
単純にAという要因を取り除けばBという結果が出るというわけではありません。
Aという要因にCという要因を加え、Dという要因を取り除き、DとAという要因に同時に影響を与えているEという要因は全てを取り除いてはならないというように、最終的にBという結果を出したければ、様々な影響を考慮に入れて考えなければなりません。
それが政治となればもっと複雑になります。
そうなった時、最優先されるべきは何であるのかということも含めて考え、答を出す必要があります。
もし仮に、米国があなたのお考え通りの国であったなら、日本が少しでも不穏な動きを見せれば在日米軍を使って即占拠されるかもしれませんし、そこまで行かないにしても、今以上に締め付けが厳しくなるのではありませんか?
そうなると敵を増やすだけですから日本にとってはデメリットが増えるだけで、せっかく今はご協力いただいているのにわざわざ米国に敵対して日本に一体何のメリットがありますか?
その様な状況下で、一体あなたはどのようにして軍事大国を目指すおつもりなのでしょうか。
クーデターでも起こしますか?
日本の立地条件からして混乱に乗じて強奪を考える国も現れるでしょうから、敵は米国だけでは無いと思われますが?
その無謀な活動の為に、一体どれだけ大勢の国民が巻き込まれ、犠牲になることでしょう。
もし仮に失敗しても、その時点から軌道修正をする事は可能ですが、失敗自体を無かった事には出来ません。
一度失われても取り戻せるものと、取り戻せないものがあるのですよ。
まあこれは、あくまでも仮定でのお話ではありますがね、現実はゲームやアニメとは違うのですよ。
国民の安全が最優先であると考えた時、果たして軍事大国を目指す必要があるのかは甚だ疑問です。
抑止力としての軍事力強化は必要だと思いますが、何も軍事大国になる必要は無いでしょう。
あなたが考える完全独立というものが一体どのようなものかは存じませんが、日本も世界の一員である以上、周囲から全く影響を受けずに過ごす事はまず無理ですし、独善的では生き残れません。
例え鎖国したとしても、必ず干渉してくる国が現れます。
常に周囲から某かの形で干渉を受けますし、その影響を全て排除する事はできないと思います。
今の日本は確かに他国との軍事バランスという意味では均衡を欠いていますから、そこは是正する必要があるでしょう。
しかしながら、(あなたがどの程度に見積もっておられるのかは定かではありませんが)周辺国を黙らせる事が出来る程に圧倒的な力は破壊しか生みません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉の意味を良く考えてみてください。
それにしても、何故米国からの独立という風に捉えるのかが良く分かりません。
日本は既に独立した主権国家でありますし、何を好き好んで日本を属国扱いしたがるのか、本当に訳が分かりません。
それとも、何が何でも日本が米国に現在進行形で虐げられているというような印象でも広めたいのでしょうか?
日本が属国扱いでなければ困る事でもあるのですか?
その様に勘ぐってしまうくらい、あなたは頑なであると思います。
米国も最近では一国で世界に睨みを利かせるのは厳しい状況になりつつありますから、協力できそうな国と負担を分担したがっているように思えるのですが。
近年の様子を窺っていると、日本に軍事力を持って欲しくないのは米国よりも、むしろ中国・韓国・北朝鮮なのではありませんか?
今更日本が米国に敵対しても何も得るものはありませんから、積極的に米国と敵対する心配は考えられません。
ですが、日本の領土を欲している中国や韓国などは、日本が軍事力を強化して充分な防衛力を有する事を望んではいないでしょう。
その証拠に、日本が自衛隊に手を加えようとすると、アジア諸国の抵抗があるという言葉を使って、必死になって抵抗しているではありませんか。
日本国内のみならず世界中いたるところで、様々な偽りの歴史を吹聴して廻っているではありませんか。
アジア諸国と言っても結局は中国と韓国と北朝鮮だけの価値観で、それをまるでアジアの総意であるかのように語っているのですから、米国よりも余程信用なりませんね。
米国はとても強かな国だと思いますし、対日戦略は当然練っているでしょうが、交渉できる国だと思いますので、寧ろ怖いのは条約を守る気が無い中国や韓国、それに日本人を拉致している北朝鮮で、それらの国々はいくら交渉で合意した事でも、いつ勝手な理由で覆されるか分かったものではありません。
その様な環境下にあって米国との関係が拗れるような状態は、今の日本にとってはマイナスではあってもプラスに働く事は無いでしょう。
何を最優先して何を後回しにするのか、この判断一つで国民の命が左右されるのですから、無責任な判断はできないのです。
あなたは米国を危険な存在ととらえているようですが、私は中国・韓国・北朝鮮が今現在の日本にとって最も危険な存在であると捉えているので、それらの国々の脅威から国民を守るためならば、喜んで米国と手を結びますよ。
今現実問題として明らかに日本を脅かしているのは米国ではありませんし、米国と離反しても何も良い事はありませんから。
その状況を喜ぶのは、今まさに日本を脅かしている中国・韓国・北朝鮮だけです。
日本が米国と離反するのは、彼らにとっては、当にウェルカムな状況でしょうね。
何しろ、彼らにとっては邪魔者だった米軍が日本からいなくなるのですから。
日本が正式に自衛隊を軍隊とし、軍備を整えるまでに一体どれだけの時間がかかることか。
それらが全て完了するまでは、今まで通り米軍に協力してもらうしかないのです。
例え日本に充分な軍備が整ったとしても、それで米国との関係が終わるわけではなく協力関係は保たれると思います。
それにしても、今のような状況下で何故米国ばかりを批判するのかさっぱり訳がわかりませんね。
過去の出来事は過去の出来事として確かに清算する必要があるでしょうし、日本にとって今後の課題でもあります。
ですが、何時までも過去に囚われ、現実を見失っているようでは今を生き抜くことなど出来ません。
日本には日本の対米戦略があり、それに伴った世界戦略があるのです。
それらを勘案して、様々な方針が決定されてきたのです。
過去に選択の誤りが全く無かったとは言いませんが、それでも、これまで日本は米国との関係を良好なものに保つ事で安定的に守られ、発展してきた事は紛れもない事実なのです。
己の力量を推し量りもせず大見得切って、一体何が出来ますか?
もう少し現実の世の中を見てください。
そして、実社会においてもっと経験を積んで学んでください。
世の中はあなたが思っておられる程簡単なものではありません。
あなたはご自身の正義を貫く為に、日本国民全員の命を巻き込むおつもりなのですか?
誰かに愚かという前に、ご自身のお考えが本当にそんなに素晴らしいものであるのかをきちんと考えてみてください。
現実はあなたが思うほど甘いものではありません。
それに、後の時代に決定されてきた事案まで吉田首相に責任を問うのは、ご都合主義以外の何ものでも無いではありませんか。
甘えるのもいい加減にしなさい。
あなたには、ご自分で考えて選択出来る頭があるでしょう?
吉田首相以後の歴代首相にも、きちんと自分で考える事が出来る頭はあったし、自分の決定の責任くらいは自分で取ってきたと思いますが。
あなたが仰っておられることはまるで、間違えないように万端に準備を整えておいてくれないから自分が失敗したのだと、駄々を捏ねている子供のようです。
幼い子供が言うのなら可愛いものですが、いい年をした大人が言ったら恥以外の何ものでもないでしょう。
歴代首相や政治家達は、社会経験を積んだいい年をした大人たちなのですよ。
彼らの選択は当然彼ら自身の責任になるのです。
だからこそ、それ相応の地位が約束され、大きな権限を持つことが出来るのです。
私が選択してきたことも、当然私の責任において実行されたものですし、それが吉田首相の責任であるなんて恥知らずな考えは微塵もありません。
どうも、あなたは頭の中だけで理屈を捏ね回し、それが現実になった時の影響を理解しておられないようです。
もう少し現実社会をよく観察して、ご自身が考えている事柄を実践した際の周囲への影響をきちんと詳細に想像できるようになりましょう。
知識は日常に活かしてこそ意味があるのですから、現実社会の中で生きるという事を、実践を通じてもっとよく学びましょう。

(2011年6月13日)





質問者のじたばた様は前回投稿の記事に引き続いてのご質問ですが、今回の『小渕恵三』と名乗る霊による回答は少々厳しい指摘となりました。
また、前回のご質問につきまして、管理人からもコメントを追記しましたが、再度の質問を拝見する限りご理解頂けなかったようですので、改めて転載致します。

政治家とは、選挙を通じた国民の皆様の支持によって議席を得ているのですから、政治家としての資質に問題のある方が議席を得ているとしたら、それは問題のある人物を議会へ送り出した国民の選択の誤りであり、選択を誤った私たち国民が自らの責任を自覚する必要があります。
首相や政治家だけが政治を動かしているのではありません。
彼らはあくまでも私たち国民の代理人であり、国民の意見を集約して一定の方向性にまとめ上げる為の調整役なのです。

そして、これまでに自主憲法制定の動きがなかったのは、日本が抱える様々な政治課題の中で、自主憲法制定に対する優先順位が高くなかったからであり、それを選択したのは他ならぬ日本国民であることを直視しなくてはなりません。
国民の支持を得られない政策を重視していては、選挙で支持を得て議席を得ることは出来ないからです。
ですから、じたばた様が自主憲法制定の実現を望まれるのでしたら、自らその必要性を訴えて支持を広げる行動を起こすべきであり、既に故人となった歴代首相の非を咎めても意味がありません。
また、 日本が米国の属国であるとのご見解も、根拠も示さずに主張されても理解を得られないでしょう。
日本はサンフランシスコ平和条約を経て、敗戦後の占領状態から独立を回復しており、以後現在に至るまでれっきとした独立国であるというのが事実です。
事実としては独立国であるにも関わらず、まるで日本が属国である様に見えるのでしたら、それは日本国民の心の内に巣食う『属国根性』が、事実とは異なるその様な幻を見せている為ではないでしょうか。

【Silvercord】管理人 





6月13日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。