未読の方はこちらの記事より順番にご覧下さい。
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その1)】
『ヨハネの黙示録』第一章~第三章、アジア州にある七つの教会の天使に宛てた手紙について。
(補足)【『アジア州にある七つの教会』が示唆するもの】
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その2)】
『ヨハネの黙示録』第四章~第七章、イエスが神から託された巻物の七つの封印のうち、第一~第六の封印を開いてゆく。
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その3)】
『ヨハネの黙示録』第八章~第十一章、イエスが巻物の第七の封印を開き、神からラッパを与えられた七人の天使のうち、第七の天使がラッパを吹くまで。
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その4)】
『ヨハネの黙示録』第十二章~第十三章、悪魔サタンが天から堕とされた経緯と、地上でキリスト教会に侵蝕してゆく過程について。
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その5)】
『ヨハネの黙示録』第十四章~第十五章、地上が悪魔サタンの支配下に置かれた頃、天で進行していた『神の裁き』の時に向けての準備の様子。
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その6)】
『ヨハネの黙示録』第十六章、『神の裁き』として、七人の天使が地上にもたらす災いの様子と、『神の裁き』の目的について。
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その7)】
『ヨハネの黙示録』第十七章~第十八章、多くの水の上に座っている大淫婦に対する『神の裁き』の様子。
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その8)】
『ヨハネの黙示録』第十九章、大淫婦に対する『神の裁き』に伴うキリスト教会の再生と、獣達の辿る顛末について。
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その9)】
『ヨハネの黙示録』第二十章、悪魔サタンの封印と、イエスと聖なる者による千年の統治、サタンの復活と最後の審判について。
(補足)【『ヨハネの黙示録』を構成する三段階】
【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その10)】
『ヨハネの黙示録』第二十一章~第二十二章、新しい世界と聖なる都エルサレムの様子と、イエスからの忠告について。
■ 『神の裁き』の期間の法則性
既に上記記事でも度々述べてきた様に、『霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点』が開くと共に、黙示録で『神の裁き』と呼ばれる時代が始まりました。
『ヨハネの黙示録』では、これから欧州を中心として進んで行く『神の裁き』の経緯について、可能な限り丁寧な解説を試みていますが、キリスト教会自体が悪魔サタンによる攻撃を受け、侵蝕されるという事情を踏まえると、どうしても曖昧な表現に終始してしまいがちです。
そこで、黙示録には記されていない関連情報について、霊界の住人の方の話を含めて紹介したいと思います。
記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その8)】にて、第二の封印を開いて始まった『神の裁き』の終盤に、かつてのイエスに比肩する精神的指導者が日本に現れる可能性について言及しました。
その際に、その精神的指導者が現れるのはおよそ百年後と述べたのですが、その「百年後」の根拠とは、第一の封印を開いて始まった『神の裁き』の時期が、概ね七十~八十年程度でしたので、今回の『神の裁き』も七十~八十年程度という説が一つ目です。
あるいは、記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その7)】にて、大バビロンに対する裁きを罪に応じて二倍にして返せとありますので、倍の百四十~百六十年程度が第二の説です。
そして、二つの説の中間で切りの良い数字であり、また黙示録の記述より、その精神的指導者が活躍するのは、『神の裁き』の最終盤と予想されますので、およそ百年と述べました。
ところが、解読を終えた後に改めて霊界の住人に伺った所、『神の裁き』の期間にはおおよその法則性があるのだそうです。
それは、『神の裁き』の時期の始まりの時点で、世の中の価値観などについて自分なりの考えを持てる人々(目安として中学生以上)が、大人になって子供を育てて、その子供が社会の一線から退くまでの間なのだそうです。
ですから、『神の裁き』の主な舞台となる場所の事情や、その時代に生きる人々の寿命などによって、期間に若干の前後は生じますが、基本的に『神の裁き』の期間は、概ね八十年~百年程度でしょうか。
第二の封印が開いたばかりの2012年時点で中学生の人が、平均して三十歳で子供を産み、その子供が七十歳くらいで現役を退いたと仮定すると、『神の裁き』の終了予定は今から八十~九十年後くらいで、ほぼ今世紀一杯かかる計算になります。
そして、イエスに比肩する精神的指導者が社会で頭角を現すのは、『神の裁き』の最終盤にあたる二十一世紀末頃と言うことになります。
既に上で述べた様に、人類は一度目の『神の裁き』の時期を乗り越えている様ですから、前回と今回の『神の裁き』の期間が、霊界の住人の述べている条件に当て嵌まるなら、『神の裁き』の期間にはおおよその法則性があると考えてよいのかも知れません。
■ 『神の裁き』の発動条件について
『神の裁き』に関連して、『ヨハネの黙示録』では語られていないのですが、解読の過程で管理人が気づいたことがあります。
それは、『神の裁き』が発動する条件と言いますか、小羊が神から渡された巻物の封印を開くきっかけについてです。
記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その2)】では、それぞれの封印を開く予定の時期を述べています。
そして、既に二つの封印を開いているのですが、第一の封印、第二の封印ともに、悪魔に与する者達の手によって、悪魔の価値観が地上を覆い尽くしたタイミングで、小羊が封印を開いています。
第一の封印は、欧州諸国主導の武力が支配する世界が極まった時に開きました。
第一の封印が開かれる為には、悪魔に与する者達が、世界を股にかけて行動できる環境下で、悪魔の価値観を各地に広めていく必要がありましたので、大航海時代が訪れるまでは悪魔の価値観の熟成に努めて、大航海時代の幕開けと共に、世界中に悪魔の価値観を流布して回りました。
それが極まったのは江戸時代末期で、欧州諸国が日本に食指を動かした頃には、既に周辺国が侵蝕されていました。
第二の封印は、欧州+米国主導の、金と物資が支配する世界が極まった時に開きました。
最初の『神の裁き』では、悪魔に与する者達が、世界を股にかけて行動する環境を維持・発展できたので、武力が支配する世界という価値観から、金と物資が支配する世界という価値観に転換するだけで、容易に世界を悪魔の価値観に染め上げることが出来ました。
しかし、二回目の『神の裁き』を通じて、欧米主導の世界的な自由貿易体制が崩壊して行くと予想されますので、第三の封印が開くまでには、少々時間が掛かるのでしょう。
また、最初の『神の裁き』では、第一の封印が開いた土地である、日本に住む人々が多くの学びを得たのですが、世界に占める人数も影響力も限定的でしたので、悪魔の価値観への耐性が不充分でした。
一方、今回の『神の裁き』を通じて、「何故悪魔の価値観ではダメなのか」を学ぶのは欧州に暮らす人々ですので、今回の『神の裁き』を乗り越えると、欧州の人々と日本の人々が価値観を共有できる様になります。
日本に取っては、仲間が増えることになりますので、それまでと比べるとかなりやりやすくなるのではないかと思います。
反面、欧州の人々に対しては、今までに悪魔的価値観を散々ばらまいてきた反動として、周囲からの風当たりが強くなるのではないでしょうか。
■ 世界の人口増加の理由は『神の裁き』にある
『神の裁き』についての話が続きますが、ここでイエスが巻物の第一の封印を開いた頃に戻ります。
この時代には、世界的に影響を及ぼすもう一つの変化がありました。
時期的には、第一の封印を開く前からになりますが、英国の産業革命を皮切りに、産業の主力を農業から工業へ変化させて行く国が増えて行きます。
この工業化という産業構造の変化に伴って、世界の人口は急激に増加し始めます。
1802年に10億人を越えたとされる世界人口は、1927年に20億人、1961年に30億人、1974年に40億人、1987年に50億人、1998年に60億人、2011年に70億人を越えたのだそうです。
そして、国連では今後も人口増加が続くと予想しているのですが、ご覧の皆様は、この急激な人口増加が起きているのは何故だと思いますか。
霊界の住人によると、人口増加の理由は『神の裁き』にあるのだそうです。
霊が人間に宿った状態では、それ以前の記憶が一時的に封印されているのですが、どうやら霊が人間に宿る前の時点で、『神の裁き』の時代に人間としての生涯を送る意義については、ある程度自覚している様なのです。
もちろん、個々の霊によって成熟度はまちまちですので、『神の裁き』についての理解度にも温度差はあるのですが、少なくとも「『神の裁き』の時代を人間として生きることによって、霊的な成長が促進される」程度には理解しているようです。
そして、最初の『神の裁き』であると同時に、二回目の『神の裁き』の時期も近接しているので、この時代に人間としての経験を希望する霊の数が非常に多いのだそうです。
ところが、人間として生まれる為には、既に人間として生活している者の子供として誕生しなくてはなりません。
ですから、幾ら人間としての経験を積みたい霊の数が多くても、急に人口は増やせません。
そこで、時間をかけて人間が暮らしやすい環境を整えながら、徐々に人口が増えて行きました。
所が今後は、今までとは逆に、「人口が減少して行く」と霊界の住人は述べています。
記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その2)】で述べた様に、第二の封印を開くと、国家間の紛争や国内の対立が深刻化すると予想されます(既に一部は表面化しています)し、記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その7)】で述べた様に、今回の『神の裁き』の過程でグローバリズムが崩壊して、世界の経済活動が減退すると予想されるからです。
更に、第三の封印を開くと、食糧生産の減少する中でどの様に生き抜くかが試されますので、今後は第三の封印を開く三百年後に向かって、全世界的に人口が減少に向かうようです。
なお、世界人口のピークはいつ頃で、何人くらいになるのかははっきりしませんが、霊界の住人の話しぶりでは、そろそろピークに近いとの印象を受けました。
それでは、今後どの様に人口減少して行くのかというと、国によって辿るシナリオが異なるようです。
日本を始めとしたいわゆる先進諸国では、少子高齢化や同性婚の推進などの社会体制に伴う要因により、どちらかというと穏健な形で人口減少が進んで行くでしょう。
一方、現在も人口増加が続いている国では、戦争や内戦、飢餓などの形で、血を流しながら人口減少へと向かうでしょう。
現在の日本でも、政府が少子高齢化を重点課題と位置づけて、中長期的な対策を模索している所ですが、『ヨハネの黙示録』や霊界の住人の話などを総合すると、日本における少子高齢化は不可避の変化であり、積極的な移民受け入れ策による人口維持政策を執ったとしても、結局何らかの形で適正な水準まで人口は減少するでしょう。
予め人口減少を前提とした対策を取っていれば、比較的穏やかな推移で事態に対応できるでしょうが、ここで不自然な人口維持政策を執ってしまうと、その政策によって嵩上げされた人口が逆に徒となり、より過激な(場合によっては血を見る形での)対応を強いられるかも知れません。
尤も、現実の政策判断について、『ヨハネの黙示録』や霊界の住人の話を考慮に入れて考えるのは、如何にも馬鹿らしい話と受け止める方もいるでしょう。
しかし、『ヨハネの黙示録』や霊界の住人の話は抜きにしても、人口の維持を前提としない選択肢もありますので、そちらの可能性についても検討する価値はあると管理人は考えるのですが、ご覧の皆様はいかがでしょうか。
■ 第二の獣と死と陰府
さて、話は一度目の『神の裁き』に遡ります。
記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その4)】では、黙示録の第十三章に第二の獣が出てきて、大きなしるしを行ったと述べました。
一方、二度目の『神の裁き』の際には、記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その6)】にて述べた様に、黙示録の第十六章で第六の天使が鉢の中身を地上に注ぎます。
その時に、竜や、獣や、偽預言者の口から出て来た汚れた霊が、しるしを行う為に出ていって、全世界の王達を集めてきます。
その後、獣と偽預言者の辿った結末については、記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その8)】で示した様に、火と硫黄の燃える池に投げ込まれます。
同様に、竜も火の池に投げ込まれる結末を迎えることは、記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その9)】で述べていますが、一度目の『神の裁き』で第二の獣が大きなしるしを行った後、どの様な結末を迎えたのかについて、『ヨハネの黙示録』には言及がありませんでした。
これはどういう事でしょうか。
第二の獣は『神の裁き』を受けなかったのでしょうか。
そこで、記事【『ヨハネの黙示録』では語られなかったこと】を思い出して頂きたいのですが、『ヨハネの黙示録』では、イエスが神から渡された巻物の七つの封印を開く権限を与えられているけれども、霊界の住人は、イエスが封印を開く権限を与えられたのは第二の封印だけだと述べておりました。
ですから、イエスの名のもとに『ヨハネの黙示録』を通じて地上にもたらされた情報は、第二の封印である『バチカンの拠点』が開かれると共に行われる『神の裁き』についての情報が主で、『神の計画』の全体像については大雑把な断片的情報に限られていると推測できます。
また、記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その1)】では、米国の拠点に該当するペルガモンにある教会には、サタンの王座があると述べております。
更に、黙示録の第十三章より、第二の獣がプロテスタントに当て嵌まるのではないかとも述べました。
以上の断片的な情報を元に推測すると、第二の獣の本拠地は米国なのですが、この度の『神の裁き』の主な対象は『バチカンの拠点』を中心とした欧州諸国と思われますので、第二の獣はこの『神の裁き』を切り抜けるのでしょう。
しかし、今からおよそ三百年後、今回の『神の裁き』を終えてからおよそ二百年後には、第三の封印である『米国の拠点』が開く予定となっておりますので、第二の獣は、南北米大陸を中心とした次回の『神の裁き』において、何らかの裁きを受けることになるのではないでしょうか。
それは、今回の『神の裁き』とは別の出来事になりますので、『ヨハネの黙示録』には第二の獣が辿る結末が記されていないと考えられるのです。
同じく、巻物の第四の封印を開くと共に現れた『死』と『陰府』についても、サタンと共に火と硫黄の燃える池に投げ込まれたという結末を除くと、そこへ至る活動状況が『ヨハネの黙示録』には殆ど記されておりません。
そこで、聖書の記述などを参考に想像を逞しくすると、第一~第三の封印が開くまでの間、地上におけるサタンの代理人として動いていたのは、欧州に現れた第一の獣であり、米大陸に現れた第二の獣でした。
所が、第三の封印を開いて、第二の獣に対しても『神の裁き』が下ってしまうと、地上におけるサタンの代理人がいなくなってしまいます。
そこで、サタンが新たに地上へ送り込んだ代理人が『死』と『陰府』であり、だからこそ最後はサタンと共に火の池に投げ込まれてしまうと考えると、話の筋が通りそうな気はするのですが、いかがでしょうか。
第二の獣が『神の裁き』を受けてしまうと、サタンが地上に働きかける受け皿が失われてしまうので、新たな代理人を立てて、サタンの価値観を地上全体に広げるには時間が掛かります。
その様な事情があると仮定すると、第二の封印を開いてから第三の封印を開くまでが三百年位なのに、第三の封印を開いてから第四の封印を開くまでは二千七百年程度かかってしまう理由の説明がつきそうです。
それでは、第四の封印を開いてから第五の封印を開くまでに、五千年くらいかかるのは何故だと指摘されてしまうと、説得力のある回答は出来ませんが、断片的な情報を頼りに未来予測を試みても、説得力のある詳細な予測は難しいと言うことでしょうか。
そこでもう一度第二の獣に戻りますが、実は、今回の『ヨハネの黙示録』を解読する作業の過程で、黙示録には記されていない、第三の封印を開いてから『神の裁き』が下るまでの経緯を、断片的に伝えている可能性のある物を発見しました。
それは、一般的には『ホピの予言』として知られています。
霊媒の話によると、ホピの族長による解釈が部分的に誤っているなど、一部にノイズが混入しているものの、『ヨハネの黙示録』を補完する内容が示されているのではないかとのことでした。
そこで、今後『ホピの預言』の解読を行うかどうかを、現在検討している所です。
■ 人類に残された時間
記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その2)】にて、イエスが巻物の第六の封印を開くまでの、おおよその目安となる時期を述べておりますが、その後については言及しませんでした。
この度は、補足として霊界の住人に話を聞きましたので、この場を借りて簡単に紹介します。
まず、第六の封印を開くのは、今からおよそ一万二千年後のこととなると、既に述べました。
第六の封印を開いた後、今度は個々の人間が直接霊界と繋がる様になりますが、『ヨハネの黙示録』で述べている様に、特定のタイミングで一斉に繋がるのではなく、第六の封印を開いた後に、早めに開いた拠点が管轄する土地の住民から霊界と直接繋がる人の数が徐々に増えて行くようです。
そして、今からおよそ一万六千年後が第七の封印を開く時期で、この頃になると、地上に暮らしていて、その時点で霊界と直接繋がる程度に成長している人は、皆霊界と直接繋がれた状態になります。
しかし、この時代にも、霊界と直接繋がる程成長していない人は沢山いますので、その人達は引き続き各拠点の覡を通じて霊的エネルギーの供給を受けつつ、霊界と直接繋がる様に精進を重ねます。
その後、記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その9)】で述べた様に、一旦悪魔サタンが復活してから、最後の審判へと向かうのですが、『ヨハネの黙示録』ではこの辺りの事情が大雑把に流されてしまっています。
霊界の住人の話によると、イエスが巻物の第六の封印を開いた後、イエスと聖なる者による千年に渡る統治が過ぎると、今度は第一の拠点から順番に、全ての拠点が閉じていくのだそうです。
その、拠点を閉じていく期間が、『ヨハネの黙示録』の記述では、復活した悪魔サタンが活動する時期に相当します。
霊界の住人は、イエスが第六の封印を開いてから、第一の拠点が閉じるまでの期間が二万三千年くらいだと述べていますので、今からだとおよそ三万五千年後となります。
そして、第一~第六の拠点を閉じて行く期間は、イエスが第一~第六の封印を開いていった期間にほぼ一致するとのことですので、その期間がおよそ一万二千年で、今からおよそ四万七千年後となります。
それぞれの拠点を閉じて行く度に、その拠点が管轄する土地から人の姿が絶えて行きます。
第一の拠点がある日本は最初に人の姿が絶えて、次は欧州……という具合に、およそ一万二千年をかけて人類は徐々に滅亡への道を辿ります。
そして第六の拠点を閉じると、いよいよ地球自体の成長段階がステップアップしますので、地球環境が人間の生存には適さない状態に変化して、新たな環境が安定化した後に、私たちにとっては未知の存在が地上に現れるのではないでしょうか。
『ヨハネの黙示録』と、霊界の住人の話を総合すると、私たち人間が「勝利を得る者」となる為に残された時間は、あと四万七千年程度となります。
そこで人類は滅亡してしまうようですが、『ヨハネの黙示録』に記されている様に、そして霊界の住人が述べる様に、人間とは霊が地上で経験を積む為の乗り物であるなら、人類の滅亡とは、人間に宿って経験を積んだ霊達が、神の計画通りに成長を遂げた証しとも言えるのではないでしょうか。
Silvercord管理人
なお、上記記事は、以下のサイト掲載の新約聖書『ヨハネの黙示録(新共同訳)』を閲覧しながら解読を行いました。
原文の引用という形はとりませんでしたが、解読する原文の場所は可能な限り指定しておりますので、必要な方は記事に指定のある章・節を参照のうえ、ご覧下さい。
閲覧サイト:一般財団法人日本聖書教会
URL:http://www.bible.or.jp/
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6 件のコメント:
管理人様
アホな考えかもしれませんが、疑問に思ったことがあります。
霊が新しく生まれ、様々な動物に宿る経験をした後に人間に宿ることが、現在の地球上の生物の流れとなっていると思います。
霊が人間に宿るための成熟度合いを100とすると、きりんや象などの、次に生まれてくる場合には人間として生まれてくるような動物に宿る霊の成熟度合いを80くらいとします。
しかし、今から4万七千年後に人類が滅亡し、その後に人間よりも成熟した霊にしか宿ることが出来ない生物が出現するとした場合、新人類は成熟度合い150の霊にしか宿ることが出来ないとなると、現在の人類として生まれてくるような成熟度合い100の霊は、新人類が飼育する家畜のような動物に宿ることになるのでしょうか?
それに合わせて、成熟度合い100でありながら、自由意志を行使できない動物も新たに創造されるのでしょうか?
もしそうだとしたら、新人類が生まれてくる世界とは、霊にとっては自由意志を行使可能な生物に宿るためのハードルが上がるということになるのでしょうか?
匿名様
記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その9)】の項目『全ての死者達への裁き』には、天変地異に飲み込まれて、地上に暮らしていた全ての人が亡くなってしまうとあります。
亡くなってしまった人々は皆、自分の行いに応じて裁かれるのですが、この時に命の書に名前が記されていない者は、火の池の中に投げ込まれてしまいます。
これを第二の死と言います。
その第二の死について述べているのが、記事【『ヨハネの黙示録』に託されたメッセージ(その10)】の項目『新しい天と新しい地』です。
簡単にまとめると、地上に暮らしていた全ての者が天変地異で亡くなった後、自分の行いに応じて裁かれるのですが、その際に「命の書に名前のある者」は、天と地が新しくなった後の地球に留まることを許された者です。
一方、「命の書に名前のない者」は、天地が新しくなった後の地球に留まれる程成長していないので、天地が新しくなる前の地球と同程度の成長度の霊が集う別の星(現在の地球に近い環境の星)へ移転させられます。
なお、地球で裁かれた時点で、「このまま経験を積み重ねれば成長の見込のある霊」は、地球で積み重ねた経験値を移転先の星に持ち越すことが出来ます。
地球で裁かれた時点で、「これ以上の成長が見込めない霊」は、地球で積み重ねた経験値を一旦リセットして、生物に宿る霊としては最も未熟な段階から成長し直さなくてはなりません。
匿名様の例えで述べると、現在の人類の平均的な成熟度が100で、今から約四万七千年後の人類滅亡の時までに、「命の書に名前を記される」ボーダーラインである成熟度150を目指します。
もし、人類滅亡に伴って裁きを受けた所、成熟度が150に達しなかった霊は、成熟度150未満の霊が成長する為に相応しい別の星に引っ越して、そこで成長への歩みを再開します。
そして、天と地が新しくなった地球にいる霊は、全員の成熟度が150以上となります。
管理人様
回答頂きありがとうございます。
現在の地球環境は、物質に宿るところから始まり、その後動物に宿って、最終的に人間に宿り、物質世界から足を洗うまで、一貫して地球環境での生活が送れるけれど、4万7千年後の地球では、成熟度100から150の間は別の星で成長する必要がある、断絶を前提とした星になるのですね?
最近良く見かけるヤンキー的志向とか新保守とか言われている、地元志向の霊にとっては現在の地球は良い星のような気がします。
しかし、4万7千年後の地球はグローバル志向の霊にとっては暮らしやすい星に移行するようですね。
語学が苦手な私からすれば、先行き不安が募ります。
しかし、この様な話の流れが小説に似る事は良くあると云いますが、
文明が発達し行き着く処が霊体化とは、半村良氏の妖星伝の内容に
似ています。
霊の器としての肉体の話は漫画で言うなら
『BASTARD!! -暗黒の破壊神』などに詳細が描写して有りますが、
これに限らずある意味色んなメディアを通じて、
上の方は理解させようとしている感じがしますね。
shakko001様
聖書に綴られている物語は、昔から様々な芸術作品の題材として使われてきましたので、似せたのは小説の側でしょう。
ヨハネの黙示録は人間が創作した物語ではありませんでしたので、当時の人間にとっては理解の困難な概念が含まれていましたし、当時の人間の表現力にも限界がありました。
その様な題材について、後の時代に普及した新たな概念を用いて再解釈を行うことによって、元の題材に対する理解が更に進むということだと思います。
コメントで指摘されている小説や漫画についても、かつてはなかったけれども、現代は普及している概念を用いて、遥か昔にもたらされた摩訶不思議な情報を再解釈する試みの一例でしょう。
しかも、小説や漫画という娯楽作品の形態をとることによって、「聖書の物語の再解釈」という試みに取り組み、より多くの人々と認識を共有するためのハードルを下げています。
管理人様の仰る通りです。
私は随分と早くから色々な娯楽作品に触れる事により、このサイトが掲げる理念みたいなものを少しではありますが理解している様に思います。
古くは平井和正、アシモフ、クラークなどのSF小説家辺りからの影響が私は大きく、このサイトが言わんとする事が本当に余り違和感なく、納得できてしまいます。
これもその認識を共有する為のレベルを下げた事による効果なのでしょうね。
昨今は先の話を予言するような映画やアニメーションなどの映像作品も有りますので、(それも日本制作のものだけ)さらなる教育強化を行っているのでしょうか。
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