2011年6月13日月曜日

日本は米国の属国か?

今回は、記事【首相の仕事とは?】のコメント欄にお寄せ頂いたじたばた様の質問について、『小渕恵三』と名乗る霊の回答を預かりましたので、ご紹介したいと思います。





■ じたばた様の質問

小渕総理、あなた様からご返答を頂戴できるとは思っておりませんでした。戦後の首相の中で「わたくし心」が最も少ない一人であったと、僭越ながらご評価させて頂いております。
私自身は、政治家たるもの、徹頭徹尾わたくし心無く、国家国民のために命を懸けて働く公僕たるべし、と信念に似た考えを抱いております。この意味に於いて申せば、戦後の宰相の何人がわたくし心無き政治家だったのでしょうか。

ご返答に対して申し上げたいことは多々ありますが、こちらをご覧の方々にもお考え頂きたい点につきましてのみ述べさせて頂きます。

私個人は吉田首相がサンフランシスコ平和条約を締結されたこと自体に反意をもつものではなりませんが、その後の日本の道筋を後輩政治家に強く促して頂き、世界に向けても高らかに表明して頂きたかったと思っています。その道筋とは、自主憲法制定と完全独立の将来ビジョンです。その所為かどうかは判りませんが、現在の日本は米国の属国に似た従属国と言わざるを得ません。その上左翼思想の政治家が権力を握っている現状は視るも無惨です。日本を骨抜きにし続ける現GHQ憲法を破棄しない限り、従属国待遇は終わらず、保守国家再建は叶わないと言えるのではないでしょうか。

アメリカという国には表裏があると認識しています。小渕総理が述べられた米国は表面ではないでしょうか。裏面の米国こそは日本を従属させ続けている冷徹な支配者でしょう。それでも、従属国日本が経済的に大国になり、産業技術大国になることは国益に適うと米国が考えていることは間違いないようです。しかしながら、日本が軍事大国になることを絶対に許さないのも米国です。日米安保条約に基づいて日本各地に米軍基地を置いて東アジア全体に睨みを利かせているということは、つまり我が国日本を軍事的に制圧し続ける体制でもあると言えますね。これが独立した主権国家の姿ですか?

吉田首相以降の政治家達がこの路を選んだとするなら、私個人は「何と愚かな未来を我々子孫に遺したか!」と申し上げたいと思います。全員とは申さぬまでも与党政治家達の多くが自主憲法制定や真の自主独立を先延ばしにして、政争や利権獲得に明け暮れた結果が現在である、との私個人の認識は間違っているでしょうか?

また、戦争中とは言え、東京大空襲に於いて10万人以上とも言われる一般人を焼き殺し、二個の原子爆弾を人体実験として投下して30万人以上の一般人を一瞬にして虐殺した上に、従属国として日本の思想文化を破壊し尽くさんとしてきた米国に対し、私個人が敬意を払う意味の「失礼」という認識を抱くことはありません。

皇紀2671年間の中で、他国に支配され或は従属した期間はこの戦後66年間だけではないでしょうか。これから我々日本国民は、真の自主独立に向けて厳しい闘いが強いられるでしょう。英霊となられた政治家の皆様には我々国民が間違わぬよう、是非お導きご助力賜わりますよう。小渕総理にも是非。

もし改めてご返答を頂戴できますなら幸甚です。





■ 『小渕恵三』と名乗る霊の回答

ほんの一部分を垣間見ただけで、全てを悟ったつもりになってはいませんか?
世の中は、あなたが考えておられるほど極端に二極化して成り立っているわけではありません。
もう少し複雑に様々な要因が影響しあい、今が成り立っております。
単純にAという要因を取り除けばBという結果が出るというわけではありません。
Aという要因にCという要因を加え、Dという要因を取り除き、DとAという要因に同時に影響を与えているEという要因は全てを取り除いてはならないというように、最終的にBという結果を出したければ、様々な影響を考慮に入れて考えなければなりません。
それが政治となればもっと複雑になります。
そうなった時、最優先されるべきは何であるのかということも含めて考え、答を出す必要があります。
もし仮に、米国があなたのお考え通りの国であったなら、日本が少しでも不穏な動きを見せれば在日米軍を使って即占拠されるかもしれませんし、そこまで行かないにしても、今以上に締め付けが厳しくなるのではありませんか?
そうなると敵を増やすだけですから日本にとってはデメリットが増えるだけで、せっかく今はご協力いただいているのにわざわざ米国に敵対して日本に一体何のメリットがありますか?
その様な状況下で、一体あなたはどのようにして軍事大国を目指すおつもりなのでしょうか。
クーデターでも起こしますか?
日本の立地条件からして混乱に乗じて強奪を考える国も現れるでしょうから、敵は米国だけでは無いと思われますが?
その無謀な活動の為に、一体どれだけ大勢の国民が巻き込まれ、犠牲になることでしょう。
もし仮に失敗しても、その時点から軌道修正をする事は可能ですが、失敗自体を無かった事には出来ません。
一度失われても取り戻せるものと、取り戻せないものがあるのですよ。
まあこれは、あくまでも仮定でのお話ではありますがね、現実はゲームやアニメとは違うのですよ。
国民の安全が最優先であると考えた時、果たして軍事大国を目指す必要があるのかは甚だ疑問です。
抑止力としての軍事力強化は必要だと思いますが、何も軍事大国になる必要は無いでしょう。
あなたが考える完全独立というものが一体どのようなものかは存じませんが、日本も世界の一員である以上、周囲から全く影響を受けずに過ごす事はまず無理ですし、独善的では生き残れません。
例え鎖国したとしても、必ず干渉してくる国が現れます。
常に周囲から某かの形で干渉を受けますし、その影響を全て排除する事はできないと思います。
今の日本は確かに他国との軍事バランスという意味では均衡を欠いていますから、そこは是正する必要があるでしょう。
しかしながら、(あなたがどの程度に見積もっておられるのかは定かではありませんが)周辺国を黙らせる事が出来る程に圧倒的な力は破壊しか生みません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉の意味を良く考えてみてください。
それにしても、何故米国からの独立という風に捉えるのかが良く分かりません。
日本は既に独立した主権国家でありますし、何を好き好んで日本を属国扱いしたがるのか、本当に訳が分かりません。
それとも、何が何でも日本が米国に現在進行形で虐げられているというような印象でも広めたいのでしょうか?
日本が属国扱いでなければ困る事でもあるのですか?
その様に勘ぐってしまうくらい、あなたは頑なであると思います。
米国も最近では一国で世界に睨みを利かせるのは厳しい状況になりつつありますから、協力できそうな国と負担を分担したがっているように思えるのですが。
近年の様子を窺っていると、日本に軍事力を持って欲しくないのは米国よりも、むしろ中国・韓国・北朝鮮なのではありませんか?
今更日本が米国に敵対しても何も得るものはありませんから、積極的に米国と敵対する心配は考えられません。
ですが、日本の領土を欲している中国や韓国などは、日本が軍事力を強化して充分な防衛力を有する事を望んではいないでしょう。
その証拠に、日本が自衛隊に手を加えようとすると、アジア諸国の抵抗があるという言葉を使って、必死になって抵抗しているではありませんか。
日本国内のみならず世界中いたるところで、様々な偽りの歴史を吹聴して廻っているではありませんか。
アジア諸国と言っても結局は中国と韓国と北朝鮮だけの価値観で、それをまるでアジアの総意であるかのように語っているのですから、米国よりも余程信用なりませんね。
米国はとても強かな国だと思いますし、対日戦略は当然練っているでしょうが、交渉できる国だと思いますので、寧ろ怖いのは条約を守る気が無い中国や韓国、それに日本人を拉致している北朝鮮で、それらの国々はいくら交渉で合意した事でも、いつ勝手な理由で覆されるか分かったものではありません。
その様な環境下にあって米国との関係が拗れるような状態は、今の日本にとってはマイナスではあってもプラスに働く事は無いでしょう。
何を最優先して何を後回しにするのか、この判断一つで国民の命が左右されるのですから、無責任な判断はできないのです。
あなたは米国を危険な存在ととらえているようですが、私は中国・韓国・北朝鮮が今現在の日本にとって最も危険な存在であると捉えているので、それらの国々の脅威から国民を守るためならば、喜んで米国と手を結びますよ。
今現実問題として明らかに日本を脅かしているのは米国ではありませんし、米国と離反しても何も良い事はありませんから。
その状況を喜ぶのは、今まさに日本を脅かしている中国・韓国・北朝鮮だけです。
日本が米国と離反するのは、彼らにとっては、当にウェルカムな状況でしょうね。
何しろ、彼らにとっては邪魔者だった米軍が日本からいなくなるのですから。
日本が正式に自衛隊を軍隊とし、軍備を整えるまでに一体どれだけの時間がかかることか。
それらが全て完了するまでは、今まで通り米軍に協力してもらうしかないのです。
例え日本に充分な軍備が整ったとしても、それで米国との関係が終わるわけではなく協力関係は保たれると思います。
それにしても、今のような状況下で何故米国ばかりを批判するのかさっぱり訳がわかりませんね。
過去の出来事は過去の出来事として確かに清算する必要があるでしょうし、日本にとって今後の課題でもあります。
ですが、何時までも過去に囚われ、現実を見失っているようでは今を生き抜くことなど出来ません。
日本には日本の対米戦略があり、それに伴った世界戦略があるのです。
それらを勘案して、様々な方針が決定されてきたのです。
過去に選択の誤りが全く無かったとは言いませんが、それでも、これまで日本は米国との関係を良好なものに保つ事で安定的に守られ、発展してきた事は紛れもない事実なのです。
己の力量を推し量りもせず大見得切って、一体何が出来ますか?
もう少し現実の世の中を見てください。
そして、実社会においてもっと経験を積んで学んでください。
世の中はあなたが思っておられる程簡単なものではありません。
あなたはご自身の正義を貫く為に、日本国民全員の命を巻き込むおつもりなのですか?
誰かに愚かという前に、ご自身のお考えが本当にそんなに素晴らしいものであるのかをきちんと考えてみてください。
現実はあなたが思うほど甘いものではありません。
それに、後の時代に決定されてきた事案まで吉田首相に責任を問うのは、ご都合主義以外の何ものでも無いではありませんか。
甘えるのもいい加減にしなさい。
あなたには、ご自分で考えて選択出来る頭があるでしょう?
吉田首相以後の歴代首相にも、きちんと自分で考える事が出来る頭はあったし、自分の決定の責任くらいは自分で取ってきたと思いますが。
あなたが仰っておられることはまるで、間違えないように万端に準備を整えておいてくれないから自分が失敗したのだと、駄々を捏ねている子供のようです。
幼い子供が言うのなら可愛いものですが、いい年をした大人が言ったら恥以外の何ものでもないでしょう。
歴代首相や政治家達は、社会経験を積んだいい年をした大人たちなのですよ。
彼らの選択は当然彼ら自身の責任になるのです。
だからこそ、それ相応の地位が約束され、大きな権限を持つことが出来るのです。
私が選択してきたことも、当然私の責任において実行されたものですし、それが吉田首相の責任であるなんて恥知らずな考えは微塵もありません。
どうも、あなたは頭の中だけで理屈を捏ね回し、それが現実になった時の影響を理解しておられないようです。
もう少し現実社会をよく観察して、ご自身が考えている事柄を実践した際の周囲への影響をきちんと詳細に想像できるようになりましょう。
知識は日常に活かしてこそ意味があるのですから、現実社会の中で生きるという事を、実践を通じてもっとよく学びましょう。

(2011年6月13日)





質問者のじたばた様は前回投稿の記事に引き続いてのご質問ですが、今回の『小渕恵三』と名乗る霊による回答は少々厳しい指摘となりました。
また、前回のご質問につきまして、管理人からもコメントを追記しましたが、再度の質問を拝見する限りご理解頂けなかったようですので、改めて転載致します。

政治家とは、選挙を通じた国民の皆様の支持によって議席を得ているのですから、政治家としての資質に問題のある方が議席を得ているとしたら、それは問題のある人物を議会へ送り出した国民の選択の誤りであり、選択を誤った私たち国民が自らの責任を自覚する必要があります。
首相や政治家だけが政治を動かしているのではありません。
彼らはあくまでも私たち国民の代理人であり、国民の意見を集約して一定の方向性にまとめ上げる為の調整役なのです。

そして、これまでに自主憲法制定の動きがなかったのは、日本が抱える様々な政治課題の中で、自主憲法制定に対する優先順位が高くなかったからであり、それを選択したのは他ならぬ日本国民であることを直視しなくてはなりません。
国民の支持を得られない政策を重視していては、選挙で支持を得て議席を得ることは出来ないからです。
ですから、じたばた様が自主憲法制定の実現を望まれるのでしたら、自らその必要性を訴えて支持を広げる行動を起こすべきであり、既に故人となった歴代首相の非を咎めても意味がありません。
また、 日本が米国の属国であるとのご見解も、根拠も示さずに主張されても理解を得られないでしょう。
日本はサンフランシスコ平和条約を経て、敗戦後の占領状態から独立を回復しており、以後現在に至るまでれっきとした独立国であるというのが事実です。
事実としては独立国であるにも関わらず、まるで日本が属国である様に見えるのでしたら、それは日本国民の心の内に巣食う『属国根性』が、事実とは異なるその様な幻を見せている為ではないでしょうか。

【Silvercord】管理人 





6月13日現在回答待ちの質問

記事【ご覧の皆様からお寄せ頂いた質問について】の理由により、下記のご質問につきましては、しばらくの間回答を延期させて頂いております。

49 件のコメント:

N さんのコメント...

近年のアメリカの中では、日本は自衛隊を軍にすべきという声も多いと聞きます。財政が苦しいアメリカは軍事費にお金を出しにくくなっています。
アメリカが軍事的に危機に陥っても、日本は軍隊を出して戦ってくれない。
なら日本を守る必要はあるのか?と財政難に陥っているアメリカから声があります。台湾からアメリカは手を引く方がいい、など日本にとっても良くない話題も出ているようです。アメリカの力が弱まれば、一番に中国は台湾、東南アジア、そして果てに日本を狙うでしょう。中国は沖縄を狙いに定めています。韓国は対馬まで、ロシアは北方領土を完全に自分のものにします。事が動いているのは現在です。私もアメリカには親類の恨みがあります。でも、過去にとらわれ、現在を疎かにし、未来を失いたくはありません。どうしても納得がいかないなら、言葉は悪いですがアメリカを「利用」してやると考えてはどうでしょうか?どうせ国同士はギブ&テイクです。
私は日米の関係を従属関係とは思っていません。利害の一致です。
むしろ、政治などもっとちゃんとして欲しい、同盟国として頼りにできる国となって欲しいと思ってると思いますよ、アメリカは。アメリカは様々な国からその軍事と経済が頼られています。中国との関係、中東への関与、対テロ、アメリカは一人で対処する事に疲れ始めています。
それと、今の日本は、初めての体験をどう受け入れたらいいのかわからない最中なのだとおもいます。初めての敗戦国としての戦後を。大陸の国家は侵略、植民地、戦争、奴隷とさまざまな戦争を体験してきていました。島国の日本は幸いにして他民族による侵略をほとんど受けていません。国として一丸となって精一杯戦って負けた戦後をどのように生きればいいのか、どん底から豊かになる事に必死だった時期を抜け、今やっと国としてのこれからの未来をちゃんと構築する時期なのではないでしょうか。

匿名 さんのコメント...

しかし、霊界の住人がリアリストで現実に生きる人間である質問者が妄想垂れ流しってのはどういう了見かね?ヘタな政治ブログよりここは現実的な見解が多いね。

匿名 さんのコメント...

>霊界の住人がリアリストで

それはそういうものかもしれません。現世を少し離れた位置から眺めることができるのですから。真っ只中にいると見えなかったり、現実的な検証をする前に想像が働いたりするものですね。

匿名 さんのコメント...

私も、小渕様のご意見に賛成です。
今の日本の危機は、中国、朝鮮半島、ロシアが
メインなので、アメリカとの関係は良好な方が
日本にとっては現状好ましいと思います。
ただ、気をつけなければならないのは、アメリカも一枚岩
ではないので、アメリカ内部の情報にもきちんと目を向ける
必要性はあるのは確かかもしれません。
特にユダヤ系の経済人の中には中国よりの方が多いと聞く
ので、政策的に日本は不利に立たされる事もある
かもしれません。

ただ、時間はかかるかもしれませんが少しづつ自己防衛
のあり方も検討する事は大切だとは思っています。
アメリカの負担を減らす意味でも、日本人が日本を守る
と言う基本的な心構えを持つ意味でも、必要だとは感じます。

自分も含めどうしても今現状を見て、一喜一憂してしまうので、広い視野を持つ事がどうしても今後必要になって来て
くるのかな?と思いました。

神様、小渕様、今後この国がどんな苦境に立たされても
見守っていて下さい。
とても未熟ですが、この苦しみが成長の糧になると信じて
います。

じたばた さんのコメント...

 小渕総理、素早い長文のご返答、誠にありがとうございました。早速拝読させて頂きまして、以下の通りご返答申し上げたいと思います。

失礼ながら率直に申して、霊席にあられるあなた様にしては私の言葉を随分と曲解し、位相がずれた底の浅いご返答文を頂戴し少々落胆した、というのが正直な感想です。私が述べたこれまでの質問・返答文を今一度ご覧頂きたく。
私の言葉の何処に、我が国日本は軍事大国を目指すべしとありますか?
何処に、米国や諸外国と敵対すべしと述べていますか?
何処に、米国ばかり批判している言葉がありますか?
何処に、吉田首相にばかり責任を押し付けている言葉がありますか?
何処をどうすれば「甘えるのもいい加減にしなさい」なる言葉が出てくるのか?
申し訳ありませんが甚だ理解不能です。

私がこれまで述べた言葉を要約すると、「政治家はわたくし心無き公僕たれ」「現GHQ憲法破棄し自主憲法制定を急ぐべし」「真の自主独立を目指すべし」の三点を主張し、この観点から霊席の皆様のご意見を頂戴致したいと願ったに過ぎません。このどこかに間違いでもありますか?
尚、私が述べた第二次大戦中の東京大空襲、原爆投下、更には捕虜虐殺、非武装輸送船の撃沈などはすべて戦時国際法違反であることは間違いなく、米国政府はこれまで謝罪する言葉をまったく述べていません。これは対米批判ではなく史実を申しているだけのこと。

さて本論に入りたいと思います。過去及び現状認識に於いて、戦後66年間日本が対米属国或は従属国であり続けていると認識していると述べましたが、これを源流まで遡れば、サンフランシスコ平和条約に於ける吉田首相の、所謂「吉田ドクトリン」に辿り着くと考えます。これは取りも直さず防衛を他国に委ね経済発展に邁進する政策ですが、当時日本が置かれた立場からすれば他に選択肢が多くなかったであろうことはよく理解できます。けれども、その後何年何十年経とうとも与党政治家達は「独立国としての将来ビジョン」を示さず、吉田ドクトリンのレールをひた走ってきたではないですか。それが「社会経験を積んだいい年をした大人たち」の歴代首相や政治家達による政治だったということになりますね。お言葉からすると小渕総理もその一人だったと認識すべきのようです。この日本の政策は米国にとって好都合だったでしょう。米国に防衛を委ねざるを得ない日本がいくら経済大国になろうと、容易に押さえつけられる立場にありますから。つまり問題の本質は米国側ではなく、日本の政治家及び官僚達にあるのです。

ではどのようにして米国が日本を押さえつけてきたか。あなた様も深く関わった件があったでしょうから、当時の状況については私などより遥かに深く理解して居られると思いますが、日米交渉を思い返せば近代だけでも、1985年のプラザ合意、1988年のスーパー301条、1990年の湾岸戦争戦費拠出要請、1993年から始まる年次改革要望書など、すべて米国から日本への理不尽なまで強硬な要求事項ばかり。これらを日本が拒否することは許されなかったと述べた元与党政治家も居ます。

この実態を観ても、あなた様が仰る「日本は独立した主権国家」の姿にはほど遠いではないですか。この状況を憂い「吉田ドクトリンから始まる属国主義」「日本は自ら望んで属国になっている」と述べている記事や著書が少なくありません。また「日本は法理論上も、またその実態も米国の属国だ。戦後日本は、国の自立を先延ばしにしたままずるずると現在に至り、宗主国に搾取され続けている」と述べている元官僚の著書さえあります。何故米国からこれほど軽視され蔑まれる日本になったか。その一因が前回も申した通り、日本の政治家達の精神性の低さだったと言えるのではないでしょうか。

私個人が他者の論を鵜呑みにしている訳ではありませんけれども、つぶさに政治外交を観てこられた識者やジャーナリスト達も同様に指摘されているのです。私の論のどこを観て「もう少し現実の世の中を見てください。そして、実社会においてもっと経験を積んで学んでください。」と仰るのか甚だ理解できません。私が申すことは可能な限り史実・事実に基づいているつもりですが。
管理人殿、まだ根拠が足りませんか? まだ「属国根性」と切り捨てますか?

更には、この度の東日本大震災に於ける所謂「トモダチ作戦」なる米軍の行動について、日本政府への打診や了解があったかと言えば、まったく無かったとのこと。その上福島原発事故の被害拡大を怖れて首相官邸内に米国政府特別室が設けられ、総理以下閣僚に指示(命令)を出しているとの確たる情報もあります。この情けなくもおぞましい従属国待遇がこれからも続けられることに少なくない憤りを覚えることは、国民として必要不可欠な要素感覚でなければならないと確信する次第です。この様なことは私が申さずとも霊界の方であればすべて見通せている筈ですし、私以上に国民を叱咤激励する言葉があって然るべきと考えます。

国防面に於いても、支那共産党政府及び同人民解放軍の動向と併せて、米国がドル暴落などによって国力が著しく衰退し米軍総撤退という事態に至ることをも想定しておかねばならぬ、と考えます。そこまで考えるからこその「現GHQ憲法破棄し自主憲法制定を急ぐべし」「真の自主独立を目指すべし」なのです。それらを実現するために如何なる政治政策を実現せねばならぬか、誰かの論を待つまでもないでしょう。

結局の処、小渕総理の論は「現状日本の状況に大きな問題はない」とのお考えに基づいておられるようですが、総理経験者であり霊席に居られる方のお考えとは到底思えませぬ。生前の小渕総理は思慮深く頭脳明晰なお方だったと記憶しているのですが…。
現状の日本国は、無知無能無責任な腐敗政治によって国家存亡の危機に立っていることは間違いありません。一国民に過ぎない私さえ憂いていることですから、政治家の方々にはもっと真剣に深刻に国の現状と将来を憂いて頂きたい。

ここまで小渕総理と私が述べたことについて諸氏がどのようにお感じになるか、忌憚無きご意見を述べられて頂きたいと思います。
現状日本国内の政治状況は吐き気さえ催すほど無惨と言えますけれども、これも国民有権者の間違った選択の結果。反省しつつ次のより良き時代に向けての産みの苦しみ、と信じたい。私の念いが一人でも多くの方に伝われば幸いです。

またも多くの礼を逸した言葉を返させて頂きましたこと、深くお詫び申し上げます。
これ以上論じても噛み合ないでしょうし、言葉の責任を負う意味もあり、今後私がこちらに何かを述べさせて頂くことはありません。
小渕総理にはどうか我が国日本を然るべくお導き頂きますよう。

Silvercord管理人 さんのコメント...

N様

言い方は悪いかも知れませんが、日本はこれまでにも米国を『番犬』として利用してきたのだと理解しております。
更に、一時期は米国を相手に莫大な経済的利益を上げてきたのではないでしょうか。
さすがかつてより勢いが衰えたとは言え、今でも日本は世界一の対外債権を抱えております。
別に日本が一方的に利用されていたのではなく、日本も自国の利益を得る為に、米国を始めとした他国を利用してきた側面もあるのです。
そうとでも考えなくては、敗戦後50年も経たずに日本が米国に次ぐ経済大国に成長した理由の説明がつきません。
ただ、経済成長を重視してきた代わりに、疎かにしてしまった部分もあります。
現在日本国内で様々な問題が生じているのも、これまで疎かにしていた弊害が無視出来ないレベルにまで悪化してしまったと言うことなのでしょう。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月14日8:28投稿の匿名様

現実的なのか妄想なのかはともかく、この様な物事に関心を持ち、色々と調べたり考えを巡らせようとする姿勢は大切にしたいものです。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月14日10:24投稿の匿名様

霊界の住人であるか、人間であるかに関わらず、成熟されている方程、現実をきちんと見極める観察力を身につけていると思います。

N さんのコメント...

もちろん私は利用されただけでなく利用してきたと認識しています。
それが、利害の一致ですよね。ちゃんと日本が意思を示せば侵入者に食らいついてくれる番犬かの疑念は置いても番犬注意の張り紙の効果くらいには機能は働いていると思います。
また一方でトヨタの社長はアメリカに日本が車を売っていると思っているが、実際は日本人の金で日本の車を買っているのだ、などと言われておりますことも。そのツケが今、まさにアメリカを襲っていますね。
日本が番犬様に任せきりにしていたツケに襲われているのと似ているなあと思いました。

baseheat さんのコメント...

じたばた様は、もう発言することがないのかもしれませんが…。

>その上福島原発事故の被害拡大を怖れて首相官邸内に米国政府特別室が設けられ、総理以下閣僚に指示(命令)を出しているとの確たる情報もあります。

これは、いつの時点の話でしょうか。三月の事故以来、現在までということですか?その結果が、この体たらくだというのは、どういったわけなのでしょう。米国の原子力の知識はその程度だったということ?

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月14日21:07投稿の匿名様

一枚岩ではないのは米国に限ったことではなく、多かれ少なかれどの国にも見られることです。
ですから、一枚岩ではない他国の内情に注意を払う必要性はあるでしょう。
しかし、それにも増して今の日本が重視しなくてはならないのは、私たちは一体何を考え、他国との関わりの中で相手に何を求めるのかという、日本国としての自己主張と、それに伴う行動であると思います。
そこがきちんと出来ていないので、相手国としても日本とどの様に付き合っていけば良いのか、対応の仕方に戸惑ってしまっているのです。
そして、なぜ日本がはっきりと自己主張が出来ないのかというと、その様な『物を言う外交政策』に対する国民の支持が得られないからです。
国民の支持という後ろ盾がなくては、例え政府や政治家が必要であると認識していても、なかなか実行には移せません。
国民の支持を得られない政策に拘っても、選挙を経て議会を追われてしまいます。

Silvercord管理人 さんのコメント...

じたばた様

申し訳ございませんが、じたばた様はどの様な根拠を示されたのでしょうか。
プラザ合意やスーパー301条、湾岸戦争の戦費拠出要請、年次改革要望書などについて、日本が拒否することは出来なかったと述べた元与党政治家とは何方のことでしょうか。
その発言を確認する方法をご教示下さい。
また、「吉田ドクトリンから始まる属国主義」「日本は自ら望んで属国になっている」と述べている記事や著書について、じたばた様が代表的と考えるものを幾つかご呈示頂けますか。
「日本は法理論上も、またその実態も米国の属国だ。戦後日本は、国の自立を先延ばしにしたままずるずると現在に至り、宗主国に搾取され続けている」と述べている元官僚の著書もお示し下さい。
つぶさに政治外交を観てこられた識者やジャーナリスト達とは何方のことでしょうか。
またその方が実際に述べた見解を確認できる手段がありましたら、教えて頂けますか。

その上で「まだ「属国根性」と切り捨てますか?」疑問を呈しておられますので、重ねて申し上げます。
じたばた様が「日本は米国の属国である」根拠として示されたのは、むしろ米国の国力低下を象徴する出来事なのではないでしょうか。
プラザ合意にしても、スーパー301条にしても、日本が莫大な対米貿易黒字を積み上げていた状況に対する米国なりの抵抗であり、むしろ当時の米国にとって日本は経済的な脅威と見られておりました。
湾岸戦争の戦費供出にしても、自衛隊を派遣するのは問題があるので戦費を負担しようという国内の議論があった様に記憶しております。
また、年次改革要望書は日本から米国に対しても出しておりましたし、別に日米間だけで交わしていた訳でもありません。
あくまでも『要望』であり、それに従わなくてはならないという性格の文書ではありません。
それらを指して「従わなくてはならない」とか「拒否出来ない」という発想に囚われてしまう考え方を、ここでは『属国根性』と申し上げております。
ですから、私はそれら日本国民の心に巣食う『属国根性』が問題であると述べているのです。

Silvercord管理人 さんのコメント...

N様

6月14日23:57投稿のコメントについて。

正にご指摘の通りであると思います。

匿名 さんのコメント...

 じたばたさんの国思う故の考察に貪欲な姿は一定の評価を得られて然りだと思います。一方考察を論文として世間に示すのであれば情報をもっと収集し、多角的に精査していくという小渕さんや管理人さんの意見も重要だと思います。
 自分の趣旨に都合のいい情報だけをファイリングしては結論がその様に向かうのは当然だと思います。国の運営を担う政府のまとめ役である内閣総理大臣には望めば国内全ての情報が入ってくる権限が与えられています。この時点で総理大臣と一国民の情報量は雲泥の差である事は明白です。そしてそれを処理してくれるブレインの存在、超エリートの官僚達が情報分析してるのです。これは残念ですがハンデとしては大きすぎます。
 即ち厳しい言い方をすれば国家や政府像を一国民がプロファイリングした論文はほぼ無価値であると言えるでしょう。ただし冒頭に行ったとおり物事を考えるという姿勢はとても大事な事で限られた情報の中でも果敢に真実に辿り着こうとする姿勢こそが国力を担うものである事は間違いありません。そして御自身の考えを対外的に表明する事は他の人の知力を刺激する事になり、考える事の出来る国民が育っていく事に繋がります。
 個人的な見方ですが第二次大戦後の日本は敢えて1番ではなく2番を狙う政策をしてきたと思います。がむしゃらに走って1番になるアメリカと周囲の力を見極め計算づくで2番をとる日本。なんかしっくりきませんか?

匿名 さんのコメント...

じたばたさんは、ご自分の言葉がいかに「評論家的で、現実を生き抜く当事者である自覚が無く、自分の考えこそが正しく、事実は全て自分の思う世界を裏付ける為に存在するもので、アメリカは絶対悪で、上から目線を通り越して相手の頭を押さえつけて地面に擦りつける」という、民主党的もしくは民主党信者、またはサヨク的極端さと、自分の価値観で100点をとれないものはすべて0点。的な強引さを持っていることにお気づきでないようで。
小渕さんが笑顔で皮肉を言い、一刀両断にされる意味と慈悲をまったくご理解されてないのですね。

匿名 さんのコメント...

日本は自国の防衛も出来ないダメな国です。
何とかしなくてはなりませんね。
アメリカの属国という現状から抜け出さなくてはなりません。
戦後66年も経つのにどうしてこんなフヌケのような国に成り下がったのでしょうか?
戦前の日本の方がよほどまともな国でした。
少なくとも自国はもちろん、台湾・朝鮮・満州・南洋諸島の防衛も出来ていたのですから。

匿名 さんのコメント...

左に行き過ぎた政権の後、右に行き過ぎる政権が出来ることが心配です。
私は何事もほどほどに、ちょうど真ん中の政権が出来ることを望みますが、こちらにおいでの皆様はどう思われているのでしょうか?

じたばた さんのコメント...

管理人殿

ご要望にお応えして、今一度述べさせて頂きます。
私が述べた言葉について貴殿が信用できぬ、認識が違うとするなら、それを確認する相手は私であるべきではないと思いますが…?  
文中、私は敢えて「可能な限り史実・事実に基づいているつもり」と記しましたが、この言葉さえ信用ならぬとされている貴殿に、これ以上何かを答える価値を認めませぬ。何を述べようとも、やはり信用ならぬと決めつけられるでしょうし、私の言葉の本質を理解するとは思えませぬ。

とは言え、貴殿の問いに一つだけお答えするとするなら、日米交渉に関して石原東京都知事にでも問い合わせてみられては如何、と述べておきましょう。

専門家でない立場であれば無理からぬことながら、貴殿のお言葉を拝見して感じることは、失礼ながら史実・事実に関するご認識が甘く浅い。曲解も観られる。
であれば、私の言葉に異を唱えられる前に、先ずはご自身で調べられ、事の本質を正しく認識されますよう。今の時代、専門家でなくとも事の本質を正しく認識する術はいくらでもありますから。

或は、貴殿は霊媒殿を通じて霊界の方と会話ができる立場にあられるようですから、霊界の方に私の言葉を一言一句ご確認されるが宜しかろう。別段、返答は要りませぬが。
但し、前二度のご返答文からすると「小渕恵三霊」ではない方が好いであろうと思います(笑

また、こちらのようなサイト運営者であれば尚更、心清らかに謙虚に。「属国根性」のような感情論を述べられる前に、事の本質に基づいた発言を為されるべし、との言葉をお贈りして最後とさせて頂きます。

匿名 さんのコメント...

>2011年6月15日18:27の匿名さま
今は極左ですらない売国ですし、何を持って極右とするかの基準が難しい(日本は保守でもリベラル寄りですから)のですが、国民の多くが政治的にバランスの取れた中庸の考え方ができるほど成熟していなければ、ちょうど真ん中は難しいと感じます。

ですが、極右「軍事」政権という意味でしたら、おそらく成立は難しいのではないでしょうか。とは言えども、子供手当てや高校無償化など目先のニンジンや、耳障りのいいキャッチフレーズに釣られて投票してしまうようでは、ないと断言できないのが悔しいところですけど…。

匿名 さんのコメント...

2011年6月15日18:27投稿の匿名様


私が思うに、左や右というのは所詮政策の相対的な差に過ぎず、日本の繁栄のため状況に合致したものを選んでいけばよいでしょう。手段が目的化することが最も危険です。

そもそも、時の政権の役割とは状況判断と意思決定にあります。
(だからこそ、選挙が数年サイクルで実施され、日本が生き延びる決断を下せる人が誰なのか選ぶワケですね)

政策や主張の右左に拘泥するということは、まさにこの日本が生き延びるという政治本来の役割を忘れていることにほかなりません。
で、結果として私たち有権者の首が絞まるわけです。
ちょうど今、リアルタイムで私たちの身に起きていることですね。

誰かを非難したり主義主張を振りかざすのはヒロイックで、とても心地よい行為です。
でも、それは政治の本質ではない。
私たちが「生き延び、栄える」という目的をしっかり押さえた上で、今後どのような政策が望ましいのか議論を盛んにすることが、今一番必要なことではないでしょうか。

長文による乱筆乱文失礼致しました。
私の意見が、何かの参考になれば幸いです。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月15日10:02投稿の匿名様

ご指摘の様に、政府には様々な情報が集まるでしょうから、情報量では一般の国民とは雲泥の差が出来ているのでしょう。
但し、そこで忘れてはならないのは、幾ら多くの情報を集めても、集めた情報の分析が適切に出来なければ、誤った結論を導きだしてしまいます。
特に、今の政府の挙動を見る限り、集めた情報を上手に活かしているとは言えないと思うのですが、いかがでしょうか。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月15日11:06投稿の匿名様

人それぞれに様々な意見があって当たり前ですので、意見交換を通じて新たな知見を得たり、共有できる意見はお互いに確認し合うことに意味があると思います。
正しいとか間違っているなどと言っているつもりはないのですが…。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月15日16:21投稿の匿名様

日本の防衛に問題があることは認識しておりますが、米国の属国であるとは考えておりません。
また、戦前の日本の方がまともだったというのは、主にどの様な点についてのご意見でしょうか。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月15日18:27投稿の匿名様

左とか右とか真ん中と言うよりは、国民の皆様がもう少し政治に関心を持って、積極的に関与される様望みます。
現在の日本が抱える政治的な問題の原因は、国民が政治を疎んじていると言う一点に集約されると考えております。

Silvercord管理人 さんのコメント...

じたばた様

あなたは私の知人の方でしょうか。
もしくは同じHNで以前から度々コメントを寄せて頂いておりましたか。
私の記憶にはないのですが。
私の認識では、この度二度目の質問を承りましたが、全くの見ず知らずの方と言って良いと思います。
そして、見ず知らずの方がいきなり現れて、私に取っては突飛に感じる持論を示されて、しかしその結論を出すに至った根拠の提示を求めても応じてもらえず、終いには私の言葉が信用できない云々。
じたばた様、あなたは見ず知らずの方が根拠も示さずに「私の言葉を信じろ」と言われたら、言われるがままに信じてしまうのでしょうか。
当Blogでは度々「何事も鵜呑みにしないで、自分でよく考えましょう」と述べて参りました。
私が教えを請うているのではなく、あなたが「こちらをご覧の方々にもお考え頂きたい」と述べておられるのですから、皆様が考える際に参考となる材料を提供されてはいかがでしょうか。
更に、ここまでのお話に石原東京都知事がどの様に関わるのか分かりませんが、私は石原都知事に伺っているのではなく、じたばた様に伺っているのですが、それはお分かりになりますか。

また、『属国根性』という表現を感情論と述べておられますが、正に「実際は属国ではなく、また属国であるという根拠を示せないのに、属国であるかの様な思い込みの為に自らの考えと行動を束縛している心の状態」を『属国根性』と表現したのですから、感情論と言われても仕方がないですね。
現実には存在しないのに、存在するかの様に錯覚してしまう心の動きについて述べたのですから。
表現が不適当であるというのでしたら、上記の様な心理状態を適切に表現する言葉をご教示願います。
史実と事実に関する認識が甘く、曲解が見られるとのご指摘も、何処がどの様に史実と食い違っており、どの様に認識が甘くて何が曲解であるのかが分かりません。
特に史実については検証可能な資料をご呈示の上、ご指摘下さい。
尤も、私が上のコメントで述べたのは、私自身と言うより世間一般である程度共有できる認識であると理解しているのですが、それが曲解というのですから、さぞや明快なご指摘を頂けるものと期待してお待ちします。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月15日19:16投稿の匿名様

私もご意見の通りであると思います。
それを実際に行う為には、日本国民一人一人が「政治が乱れると、私たち有権者の首が絞まる」と自覚し、もう少し政治への関与を強める必要があると思います。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月15日18:51投稿の匿名様

中庸と言いますか、要は右とか左と言った拘りを止めて、国民が一致して国の発展に尽くす。
その結果として、私たちの生活が更に豊かに、そして安全を維持できる事を理解できるかどうかであると思います。

匿名 さんのコメント...

戦後66年間、日本がアメリカの属国状態であったことは事実だと思いますよ。
いくら「日本は独立国家である」と叫んでみてもいろいろな事実が日本は従米国家であるということを示しています。
中国の犬になるよりはましかも知れませんが戦後の日本は全く矜持のない国に成り下がったというのが正直な感想です。
この国も、国民も、皆不幸ですね・・。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月15日23:01投稿の匿名様

上のコメントでも日本が米国の属国である根拠を示して頂く様お願いしているのですが、なかなか示して頂けません。
その色々な事実の中身を示して頂けますか。
「色々な事実」という言葉で誤魔化してしまうのはいかがでしょうか。

霜雪 さんのコメント...

管理人様、神武天皇霊様がもしアドバイスをくれるのでしたら、質問を変えて良いでしょうか?しかし、もしかしたらもう必要ないと考えるかもしれません。
今の新聞配達のバイト約1ヶ月後に辞めることにして興味のある電気工事関係に就職しようと考えています。
バイトは就職しなくても辞めると伝えたので、1ヵ月後には完全に無職になること、経験も資格も無い電気工事関係であることが正しいかどうか考えていることです。
バイトを辞めるのは、仕事と言うものは長くやると慣れて来るし環境の変化が少なくなって自分の成長も遅くなると考え、就職が決まらなくても新しいバイトをして経験を積みたいと思ったためです。
う~ん、これは聞く必要無いかも^^;

匿名 さんのコメント...

>この国も、国民も、皆不幸ですね・・。

そんなことないですよ。

とある名無しさん さんのコメント...

2011年6月15日23:01の匿名さんへ
魔法の言葉を教えてやろう
「お前が終わっているのを国や世界が終わってる事にすりかえるな」
「世界が終っているのではなくお前が終わっている、ただそれだけ」

Silvercord管理人 さんのコメント...

霜雪様

『神武天皇』と名乗る霊のコメントを預かりました。


お返事をお待ちいただいている間に、具体的な目標を決めることが出来たようですね。
あなたご自身が仰っておられるように、本当にあまりアドバイスの必要はなさそうです。
ただ一つだけアドバイスするとしたら、可能な環境であればですが、この機会に本気で資格を取得してみる気はありませんか?
勉強するにもお金が必要でしょうから、就職先かバイト先が決まってからのお話になるとは思いますが、せっかく興味がおありでしたら、一度ご検討されてみてはいかがかと思います。
就職できたとしても、最初は見習いとして働きながら勉強して資格を取得する必要があるでしょうし、もし就職できなかった場合でも、バイトをしながら勉強して資格を取得しておけば就職に有利になると思います。
別に慌てて結論を出さなくても良いと思いますので、よく調べてみて、その上でじっくり考えてみて、それで挑戦してみたいと思えば、その時に改めて資格取得を考えてみれば良いと思います。
いくら私が言った事でも、あなたにその気が無いのであれば無理に実践する必要はありませんから、何を選ぶにしても、ご自身が良いと思った事を実践してみるのが一番であると思います。

霜雪 さんのコメント...

管理人様、霊媒様、神武天皇霊様、お返事ありがとうございます。

>本当にあまりアドバイスの必要はなさそうです
いいえ、とても参考になるアドバイスです。
これからどういう方向性で自分のやりたいことをやっていくのか少し迷ってましたが、ほぼ決まりました。
資格の取得をとりあえずの目標として今は自分を磨き続けます。
何をするにも今の自分では金も能力も人脈も足りない。

匿名 さんのコメント...

こんばんは

今この日本が優れた科学技術と諸制度、そして固有の文化を有する先進国として、そこそこ安定した暮らしができるのは先人の方針が正しかったということでしょう。
何せ戦後間もないころは、食べるものもインフラも仕事もなく復興に100年以上かかると仰せの方もいらしたぐらいです。

アメリカの属国と仰せですが、日本というしっかりした基盤を持つ国があってこそアメリカは先端の航空機であるF22もボーイング787も生産できる訳です。
日本という国は実はかなりしたたかな国のように思えます。
江戸時代は、当時の世界屈指の先進国で覇権国でもあるオランダと交易しておりました。
そして明治時代に入りますと、その当時の世界的覇権国であった英国と同盟する訳です。この同盟がなければ日露戦争の勝利は無かったくらいですから。
そして戦後は米国という超大国と同盟し、冷戦時代の厳しい流れの中で世界が驚嘆するような発展を遂げたのがこの国です。

今あるこの日本の繁栄や豊かさを当たり前に感じてしまうとここまでのいきさつにはあまり視点が行かなくなるかもしれません。
日露戦争に勝利したとき、日本は実は立っているだけでも不思議なくらいでこれ以上の戦争続行は無理でした。しかし勝った割には賠償が少ないなど戦後処理に不満を持つ人が少なくなかったと聞き及びます。
その当時の日本を取り巻く状況をよく理解していなければ、その時の政治判断の何故が良くわからないものです。
226事件も陸軍よりは海外事情を良くわかっていた海軍士官はあまり同調しなかったと思います。
国が良くならないのはあの政治家が悪いからとそういう人を殺めても、結局自分たちがどういう政治を動かしてどう世界と渡り合っていくかというビジョンもないものですから、結果的に迷走してしまい行き当たりばったりの紛争を繰り返していたのが戦前の軍部の状態なのでしょう。

世界が良く見えているかどうか、自分たちに都合の良い情報ばかりを見ているとやがて判断を誤るものです。

あやめ さんのコメント...

こんばんは。

私の質問へのご回答がまだ先になるとのこと、

了解いたしました。

被災者の皆さんが一日も早く、普通の暮らしができるよう祈っております。


質問がひとつございます。

横浜・中華街に『関帝廟』がありますが、

横浜に鎮座されてから、今年で150周年だそうです。

そこに祀られておられる『關聖帝君』は、

現在の問題山積の日中関係をどう見ていらっしゃるのか、

また、中国政府に対してのお考えや、

日本人へのアドバイスなどがおありでしたら、

ぜひ伺ってみたいです。

よろしくお願いいたします。

Silvercord管理人 さんのコメント...

霜雪様

結論が出たようですね。
その取り組みが実を結びます様に。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月17日22:39投稿の匿名様

戦後の日本が集中的に取り組んだ分野については、ご指摘の様に実を結んで大きな成果を得たと言って良いでしょう。
但し、ご意見にもあります様に、衣食住の充実を特に重視してしまった為に、反面疎かにしてしまう分野が出てしまいました。
私の個人的な印象ですが、戦後の復興に取り組み始めた当時の方は、恐らく戦後復興の取り組みがある程度アンバランスになってしまうことを承知の上で、まず衣食住の充実に重点を置いていたのではないかと思います。
それ程戦争の痛手は大きかったと言うことなのでしょう。
そして、復興がある程度進んだ段階で、当初疎かにしていた分野についても徐々に力を注いで行くつもりであったのでしょう。
しかし、時間の流れと共に世代が変わり、また経済成長がとても順調に進んだ為、いつしか「経済さえ成長していれば良い」という考え方が日本社会で支配的になったのではないか、その様に感じております。
しかし、「衣食足りて礼節を知る」と言います様に、経済的に豊かになったことによって、これまで疎かにしていた部分の弊害に関心が向く様になってきた――それが現在であると思います。

なつみん さんのコメント...

こんにちは。

私も、管理人様や2011年6月17日22:39 の匿名さまのように、日本はなかなかに強かでしなやかな国だと思います。

一見、従属国のように見えるのは、戦勝国と敗戦国の関係では少なからず力関係では影響ありますから、仕方のない面だと思います。

では、従属国論を述べる方は何故、アメリカが日本を植民地化しなかったのだと思われますか?
日本を乗っ取るにはまたとないチャンスだったのに、アフリカや東南アジア諸国のように支配しなかったのは、どうしてなのでしょう。

私は「使える」と判断したからだと思います。
でも、欧米諸国の想像以上に使えすぎちゃって、バブルにジャパンマネーで世界を席捲してしまいました。(バブル弾けちゃったけど)
バブルの頃の日本人は自信を持ってて、アメリカの隷属・従属国という意識は薄かったですよ。

たかがバブル、されどバブル、戦後の焼け野原から約40年ほどで、世界トップクラスの経済大国にのし上がるって、半端ないですよ。
アメリカが日本を叩いたり、無理難題を言うとしたら、それは「怖い」からだと思います。
戦時中、核実験を兼ねてとはいえ、アメリカからしたら小さい島国に原爆2回も落とした、というのは、「恐れ」もあったのではないでしょうか。(まぁ、ヨーロッパ諸国に落としたら、ヨーロッパが一枚岩となって黙ってないでしょうから)

日本って、江戸時代は鎖国をし、「キリシタンの人身売買」を防ぎつつ貿易もして、独自の文化を作り上げたり、なかなか面白い国ですよね。

それに今は、食べ物も美味しくて、宗教も自由な国、そうはないですよね。

何か論点がずれてしまいましたが、日本をもっと誇りに思っても良いのではないでしょうか。

それに今は、被災者や原発問題が山積みで、アメリカの従属国に見られようが、形振りかまっている場合ではないと思います。

匿名 さんのコメント...

こんばんは。

40コメントとあるのに、38コメントしかないのは何故???

匿名 さんのコメント...

最初の記事について管理人さんがつけている二つが、コメントとしてカウントされるのではないかしら。

Silvercord管理人 さんのコメント...

あやめ様

霊媒に伝えましたが、しばらくお時間を頂けますか。

Silvercord管理人 さんのコメント...

なつみん様

ご意見ごもっともですが、同時に戦後の日本の発展はバランスを欠いており、それが現在表面化している様々な問題の原因となっていることに目を向けなくてはなりません。
一面では優れていても、反面劣っている部分があり、劣っている部分からいつまでも目を背けているだけでは、かつては優れていた筈の部分にまで影響を及ぼしてゆきます。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月18日21:58投稿の匿名様
6月19日21:09投稿の匿名様

時々コメント数がずれるようですが、Bloggerの仕様ではないでしょうか。
理由は分かりません。

匿名 さんのコメント...

日本という国を大事に思っているからこそ、従米一本槍ではいけないんじゃないですか?
勿論、中韓の犬でも困りますが。

なつみん さんのコメント...

こんばんは。


管理人様、コメントありがとうございます。

某CMではないけど、「バランスが大事」ってことですよね。

戦前にはあり、戦後見失ってしまったものも、あるのだと思います。

それにしても、ここに来る人は多かれ少なかれ、日本のことを思っているのですよね。
意見は違えど、そういうのって何だか嬉しいですね。

匿名 さんのコメント...

>管理人様、なつみ様

6月17日22:39投稿の匿名です。
レスをありがとうございました。政治や歴史を霊的な視点やより広い視野で見直す機会を頂けましたこのサイトに大変感謝しております。
1年ほど前ですと、小生も中川昭一さん霊やいろいろな他の方のご意見の拝見しても当時は表面のことしか見えていなかったと思います。おかげさまで、今は多少なりともご意見の背後にある現実や霊的な法則について少し考えたり調べたりする癖が付いたように思います。

 今月、中国がああいう形でベトナムに無法な行為をして為に、周辺国をはじめ多くの国の方々が安全保障等についても大変大きな懸念を抱いて居られると思います。
軍事力と経済影響力を背景に我侭放題の今の中国ですが、わが国もこの中国が発展するよう経済的援助、技術援助等をこれまでにたくさん与えたにも関わらず結果的に必ずしも良い方向とは到底言えないあり様を目の辺りにして大変悲しくなりました。

もちろんわが国自身も自国の国益を考えたからアジアの経済発展をというもくろみもあったでしょうけれど大きな視点として、管理人様がご指摘の様に余りに経済面ばかりに気をとられ、自分たちの援助が果たして正しく活用されるのであろうかという視点が欠けていたと小生も思います。
中国は今も昔もチベットやウイグルを弾圧する独裁国です。にも関わらず大きな人口を抱えて市場的に有望と考えてそちらを優先させすぎたのではないかと。
南シナ海の現実は、その歪が表面化したものと思います。
もちろん中国はあくまで独立国ですから、中国が選択した結果について日本がとやかく責任があると言っている訳ではありません。その行為の結果の責任はすべて中国にあります。

以上のことがらを考えますと一般的にに人を助けるということ、あるいは日本も他国を助けるということが如何に難しいかを思い知らされました。
日本が朝鮮半島の人々を甘やかしすぎるというご意見もありますし、中国に対して相手の事情や性質を十分熟慮しもう少し節度を持って長期的に段階を追って支援する選択史は無かったのでしょうか。
個人的には、中国にどう対処するかということについては天安門事件がひとつの分岐点であったと思います。
あるいはチベット問題もずっと放置されていることが気がかりです。
日本は海外にもっと積極的に発言していいのではと思いますが、霊界の方々は如何にお考えでしょうか。
多忙のおりに質問いたし申し訳ありません。長文失礼いたしました。感謝いたします。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月26日13:37投稿の匿名様

霊媒に伝えましたが、しばらくお時間を頂けますか。

匿名 さんのコメント...

管理人様

6月26日13:37投稿の匿名です。
了解いたしました。
宜しくお願いいたします。