霊界の住人の皆様からの回答が届いておりますので、早速ご紹介したいと思います。
■ 匿名様からの質問
こんにちは、いつも興味深く拝読しております。今回、輪廻転生や魂の修練といった興味深い記事に便乗して質問させていただきます。
まず第一に、すべての魂が前世を持っているなら、人口増加などに対して、前世を持つ魂の絶対数が足りないのではないかと言うことです。つまり当初は世界に百人しか人類がいなかったと仮定して、その百年後には千人くらいの人口になっていた場合、残り九百の魂はどこからやってくるのでしょうか?
第二に、今生の人生が魂を修練する場であるなら、性犯罪や殺人事件の被害者となり、また自殺に追い込まれるような苦境を送る人々の人生には、なんの意味があるのでしょう? 犯され、殺されるためだけに生まれるならば、むしろ最初から生まれないほうが幸せではないかと思うのです。特に生まれたばかりの赤ちゃんや、まだ幼い女児などがそういう事件に巻き込まれるのが個人的に許せないのですが……そういう事件ですら、魂の修練であると納得しなくてはいけないのでしょうか?
第三に以前、とある新興宗教信者から『ドナーやバンクに登録して、他人に臓器を譲り渡すと、来世では生まれつき内臓を失って、身体が不自由になる。だから、そういうの(臓器提供)はやってはいけない』と言われたことがありました。個人的には信じがたいのですが、そういうタイプの因果は起こりうるのでしょうか?
最後に、これはブログ記事を読ませていただいた時に湧いた疑問ですが、世界が複数あって、それぞれの世界を選んで転生しているというように読み取れます。では、この記事における複数の世界とは、たとえばSF小説のように同じ地球が複数あって、似たような歴史が流れる平行世界でしょうか? それとも、この地球以外の世界は、たとえばファンタジー小説やメルヘン童話のように、まったく違う世界観、価値観の地球があるとか、そういうことなのでしょうか?
これらの質問に輪廻転生という事象に対して、根本から否定する意図はありません。ただ個人的に疑問に思っていたので、もしも答を得る機会がありましたら、管理人さま、霊媒さま、よろしくご回答お願いします。
■ 霊界の住人の回答
「何も、命ある存在は人間だけではございませんから、皆様の世界に生きる全ての命もいずれは人間として経験を積む道を選ぶ事になりますので、人口が増えるのは何も不思議なことではありません。
その代わりに絶滅危惧種のような存在も増えてしまいますが、それらの現象は霊的成長の証であるとご理解いただければと思います。
それともう一つ、皆様の暮らす世界は数限りなくある多くの世界の中の一つですから、他の世界での経験を踏まえた上で、皆様の暮らす世界で経験する事を望む霊も大勢いるのです。
これらの事は今の皆様には知り様がないので、理解出来ないのは仕方のない事だと思いますが、地球という環境は、霊から見たら学びの為に数多くの存在する選択肢の内の一つであるという事をご理解いただきたいと思います。
光があるからこそ闇がそこにある事を理解出来ますし、その逆もまた然りです。
人は、悲しみや苦しみに遭遇して、初めて喜びや楽しみを強く意識出来るようになります。
逆に、喜びや楽しみを経験して、初めて悲しみや苦しみの意味を理解出来ます。
幸せは人から与えられるものではなく、自ら感じ取るものであり、感情の一つの形です。
辛い事を避けていたら、いつまでも、喜びや楽しみ、幸せという感情を覚える事は出来ないでしょうね。
いつも安定して安心出来る生活を送っていたら、いつしかそれは当たり前のものになり、幸福を感じ取る事は出来なくなってしまいます。
幸福と不幸は表裏一体であり、切り離して考える事の出来ない大切な要素なのです。
何事もバランスですから、光だけがあれば良いというわけでもないのです。
闇にも役割があり、そこから学べる要素は決して少なくは無いのです。
だからと言って、犯罪行為をしても許される理由にはなりませんが…。
全てはご本人が何を学ぶ事を望むのかに掛かっているので、現世で臓器提供をしたから来世で身体が不自由になるという事はございません。
身体が不自由な状態で生まれてくる方は、その状態で生活する中から学びを得たいと考えて自ら選んだ境遇です。
その新興宗教団体の方は、因果律に対してまだあまり深い理解を得られてはいないのかもしれません。
臓器提供をする決意をしておられる皆様は善意から申し出ているのですから、その『誰かの役に立ちたい。助けになりたい』という思いが無視されてしまう事はございません。
皆様の世界の現在の科学技術ではまだまだ出来ない事がたくさんありますし、その限られた数少ない治療法の中で、臓器移植によって命を助ける事も有効な治療方法の一つです。
その事実を無視して助けられる命を助けないのも確かに一つの選択かもしれませんが、そこに助けられる命があるのなら助けたいと思うものではないのでしょうか?
皆様の生活環境ですと、どうしても地球を中心にして考えてしまいがちになってしまいますね。
先ほども述べましたように、皆様には確認出来ない事ですから仕方ないのですが、地球も無数にある世界の中の選択肢の一つなのです。
皆、経験を基に世界を築き上げるので似たような要素は数多く存在しますが、それぞれの世界にはそれぞれに個性があり、例え似ていたとしても、それはやはり別の世界なのです。」
(2010年6月15日)
輪廻転生については、私もこれまでに霊界の住人から断片的な知識を得て参りましたが、正直なところ「一度死んでみなくては分からないだろう」と思います。
肉体を纏っている為に制約された五感や視野の狭さが、人の生涯を越えた事態への理解を妨げているからです。
霊界の住人の皆様は、私たちの身の回りで観察できる現象に例えて説明して頂けるのですが、「何となく~の様なものだろう」という、漠然とした印象を思い描くのが精々だからです。
私にとっては、この問題は死後に探求する楽しみとして取っておくことになりそうです。
【Silvercord】管理人