2010年6月13日日曜日

輪廻転生について

先日投稿した記事【目の前にある現実に向き合う事】のコメント欄に、匿名様からの質問をお寄せ頂きました。
少々お待たせしてしまいましたが、霊界の住人の皆様からの回答が届いております。
そこで本日は、以下に匿名様からの質問を再掲して、霊界の住人の皆様の回答を紹介したいと思います。





■ 匿名様からの質問

初めまして。
いつも興味深く当ブログを拝読させて頂いております。
簡単に箇条書きで質問を明記致しましたので、拙い文章ですが目を通していただけると有り難いです。
僭越ながらも唐突な質問をご容赦下さい。

①輪廻転生とか生まれ変わりというものは存在するのですか?
②もし輪廻転生が存在するのなら、中川昭一さんのように霊界での自分の役目が与えられている人は、その役目を終えた後にもう一度現世に生まれ変わるのですか?
③それとも、役目を終えた後も霊界での肉体を維持したまま霊界に留まり続けるのですか?
④もし輪廻転生があるのなら、果たそうとしていた志が半ばで亡くなってしまった場合、再びそれを成就させるために生まれ変わったりしますか?
⑤また、同じ志を果たそうとしていた同志や、自分にとってかけがえのない人達と来世で再び出会ったりするのでしょうか?

中川さん個人への質問というよりは、私個人が大切な人を亡くして、自分の中で来世を拠り所にしてしまっているところがあるので質問させて頂きました。
差し支えない程度で構いませんので、回答をお待ちしております。





■ 霊界の住人の回答

「輪廻転生は全ての霊が繰り返し行なうものです。
そこに例外は一つとして存在しません。
ただ、霊が生まれる場所として選べる環境は、皆様が暮らしておられる世界だけではなく、他にも無数に存在しておりますから、必ず以前暮らしていた世界を選ぶというわけではありません。
どの世界で経験を積む事を望むのかはご本人の意思次第でありますから、再び皆様の世界へ生まれる事を望む方もおられますし、別の環境を求める方もおられるのです。
志半ばでお亡くなりになられた方が必ずしも元の世界に生まれてくるとは限りませんが、(生前の志を)成就させようとの思いから、何らかの形で関わろうと考える場合が多いかもしれませんね。
再び皆様の世界へ生まれる事を望むのか、それとも他の形でアプローチしてくるのかは、ご本人の考え次第となります。
同じ志を抱いて共に活動していた方や、掛け替えのない方と来世で再び出会う事はありえますね。
共に過ごす時間が長いと言う事は、それだけで価値観が似通っている事が考えられますから、同じ様な目標を掲げて生まれる環境を選ぶ可能性が高いのです。
『類は友を呼ぶ』という言葉の通りに、人は似たような性質の人間と共に過ごす事を望む傾向にありますから、好ましいと思って側にいるという事実は、それだけで共通する何かを互いに感じ取っている証であると言えるのです。
匿名様が“大切な人”であると思っておられるのであれば、きっと、相手の方も同じ様に匿名様の事を“大切な人”であると考えておられるでしょうから、例え見えなくとも、あなたの支えになりたいという思いから、一日も早く、常にあなたの側に寄り添い、支えとなれるように、今はご自身で出来る精一杯の事をしておられるのではないのでしょうか。
思いは伝わりますから、相手の方も匿名様の思いはきっと分かっていると思いますよ。」

(2010年6月12日)





一般的に『輪廻転生』というと、今私たちがいる境涯(便宜的に“地上界”などと呼びます)に何回も繰り返して誕生する事を指しますが、既に書物となっている先人の残した霊界通信や、今私たちが試みている霊界通信によると、この地上界以外にも『霊体が肉体を纏った状態で生活を送る境涯』が無数に存在するようです。
質問では、『中川昭一』と名乗る霊の場合を例に挙げておられますが、あれは役目を与えられているというよりは、本人が「何とかしたい」と望んだ上の行動であって、自分自身の意思が最初にあると言う点を見逃してはなりません。
そして、今後いずれかの機会に自身で納得できる成果を上げるか、或いはもっと別の物事に関心の対象が移ってしまった時には、新たな関心事に取り組む為に相応しい環境へと移行するのではないでしょうか。
また、志半ばで亡くなってしまった方の例として、当Blogでは前韓国大統領の盧武鉉氏の場合(記事【盧武鉉霊、日本を語る】)も参考になると思います。

【Silvercord】管理人 

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは、いつも興味深く拝読しております。今回、輪廻転生や魂の修練といった興味深い記事に便乗して質問させていただきます。

まず第一に、すべての魂が前世を持っているなら、人口増加などに対して、前世を持つ魂の絶対数が足りないのではないかと言うことです。つまり当初は世界に百人しか人類がいなかったと仮定して、その百年後には千人くらいの人口になっていた場合、残り九百の魂はどこからやってくるのでしょうか?

第二に、今生の人生が魂を修練する場であるなら、性犯罪や殺人事件の被害者となり、また自殺に追い込まれるような苦境を送る人々の人生には、なんの意味があるのでしょう? 犯され、殺されるためだけに生まれるならば、むしろ最初から生まれないほうが幸せではないかと思うのです。特に生まれたばかりの赤ちゃんや、まだ幼い女児などがそういう事件に巻き込まれるのが個人的に許せないのですが……そういう事件ですら、魂の修練であると納得しなくてはいけないのでしょうか?

第三に以前、とある新興宗教信者から『ドナーやバンクに登録して、他人に臓器を譲り渡すと、来世では生まれつき内臓を失って、身体が不自由になる。だから、そういうの(臓器提供)はやってはいけない』と言われたことがありました。個人的には信じがたいのですが、そういうタイプの因果は起こりうるのでしょうか?

最後に、これはブログ記事を読ませていただいた時に湧いた疑問ですが、世界が複数あって、それぞれの世界を選んで転生しているというように読み取れます。では、この記事における複数の世界とは、たとえばSF小説のように同じ地球が複数あって、似たような歴史が流れる平行世界でしょうか? それとも、この地球以外の世界は、たとえばファンタジー小説やメルヘン童話のように、まったく違う世界観、価値観の地球があるとか、そういうことなのでしょうか?

これらの質問に輪廻転生という事象に対して、根本から否定する意図はありません。ただ個人的に疑問に思っていたので、もしも答を得る機会がありましたら、管理人さま、霊媒さま、よろしくご回答お願いします。

匿名 さんのコメント...

輪廻転生はやはりあるのですね。

大好きな家族や友人との関係がこの世で終わるのは悲しいですので、また会える希望があると思うと嬉しく思います。

ありがとうございました。


ブログの内容とは直接関係ない事で恐縮なのですが、先日鳩山首相が辞めて、新たに菅首相になりました。

内閣の組閣人事はほとんど留任で、小沢前幹事長と鳩山前首相が職を辞しただけで、議員辞職もしておりません。
しかも、金銭問題について、彼らは殆ど説明もしていないのではないでしょうか?

しかし、マスコミ報道では、菅内閣が50%以上の高支持率を得ているとの事です。

本当の事なのだろうかと疑わしく思ってはいるのですが、マスコミの持ち上げ方を見てみると、TVを鵜呑みにする人は本当に支持しているような気もして来ますし、参院選で民主党が過半数を得るような事になったらと思うと本当に恐ろしいです。

霊界の皆様は菅直人総理をどのようにお考えになっておられるのでしょうか?また、今後どのように動くと考えられますでしょうか?

回答宜しくお願いします。

質問者です。 さんのコメント...

ご多忙な中での回答、ありがとうございました。
原油バルブや口蹄疫、いよいよ本格的にきな臭くなってきた世界情勢の中で、こういった質問はいかがなものだったかなと思い返しておりましたので、大変恐縮です。

>前韓国大統領の盧武鉉氏の場合(記事【盧武鉉霊、日本を語る】)
未読でしたので是非参考させて頂きます。

>どの世界で経験を積む事を望むのかはご本人の意思次第
今こうして自分がこの世に生まれたのも、自分自身が望んだことなのですね。
今の自分があずかり知らぬだけで、自分の出生や生まれ持った環境も時代も、何らかの意思のために自分自身でそれを選んで生まれてきたのですね。
あずかり知らぬ自分の意思を、どう果たすために生きていくべきか。それがこの世界で生きる自分の課題であり、目標となりそうだと拝読させて頂いてそう感じさせられました。
>「例え見えなくとも、あなたの支えになりたいという思いから、一日も早く、常にあなたの側に寄り添い、支えとなれるように、今はご自身で出来る精一杯の事をしておられるのではないのでしょうか。
思いは伝わりますから、相手の方も匿名様の思いはきっと分かっていると思いますよ。」
来世が存在するとおっしゃられるよりも、今の私にとって励みになる一文でした。ありがとうございます。

ところどころ読解の未熟さを思わせる質問内容でしたが、お付き合い頂き心から感謝致します。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月14日23:15投稿の匿名様

只今霊界の住人に伺っておりますので、しばらくお待ち下さい。

Silvercord管理人 さんのコメント...

6月14日23:15投稿の匿名様

大変お待たせいたしました。
記事【菅直人氏について】を投稿しましたので、ご覧下さい。