2012年1月4日水曜日

頭脳が働いていない

前回投稿した記事【『相手と自分は違う』事を認識しよう】にて紹介しましたが、初詣の最初に靖國神社へ参拝した後、霊媒Mと管理人は明治神宮へ参りました。


霊媒によると、「靖國神社と同様に、初詣として明治神宮に参拝するのも意味がある」とのことでしたので、場所を変えてお話を伺うことと致しました。





■ 明治天皇及び昭憲皇太后と名乗る霊との対話

管理人
お話を伺うきっかけとして、初詣の折に霊媒が御神籤を引いたのですが、今回の御神籤は昭憲皇太后御歌でしたので、昭憲皇太后様より御神籤についてのお話を頂けるそうですが。


大御心 昭憲皇太后御歌



おこたりて磨かざりせば光ある 玉も瓦にひとしからまし

(なまけて磨くことを怠ったならば、立派な光をもつ宝石も、瓦や石ころと同じで、何の役にも立たなくなります。)

(知能も熱心に磨かなくては光を発しません)


昭憲皇太后霊
日本についてお話ししたいのですが、日本というのは元々良い素質を持っていて、その素質を活かすことが出来れば、多くの物事を成し遂げる力がある国だと思いますが、その事を意識して活動していないので、上手に活かすことが出来ていない状況だと思います。
元々持っている本来の資質が表に現れることで成果を上げている分野もあるのですが、それらの力を自覚して、力の発揮し時をきちんと見極めて、力を有効に活かして活動することで、もっと大きな成果を上げられる国だと思います。
自分たちの持っている力を良く理解しておくことと、その力を更に磨くことがとても大切だと思います。

管理人
では、御神籤については以上でしょうか。
それでは、ここからのお話は明治天皇様に伺います。
実は、この度初詣で明治神宮に参拝したのは霊媒の指示だったのですが、「今年の日本の成り行きに影響する」という事でしたので、その点についてお話を聞かせて頂けますか。

明治天皇霊
今年の前半に皆様が何を選択するのか、その選択によって、今年の後半の流れが大きく変わります。
今年の前半に、政治的な動きに変化が見られそうですが、その際に何を選択するのかが非常に重要になってくるので、よく考えて選択するように心掛けると良いでしょう。
その際の選択次第で、今年の後半は徐々に安定した方向に向かうことが出来ます。
方向性が見えてきます。
選択する際に判断を誤ってしまうことがないように、自分自身のこととしてよく考える事が大切でしょう。

管理人
別途、靖國神社の英霊の皆様に「今年の前半は、日本を取り巻く外交関係で、波風が立つ可能性がある」という話を伺ったのですが(記事【『相手と自分は違う』事を認識しよう】)、今のお話の政治的な問題とは外交関係の問題なのでしょうか。

明治天皇霊
外交関係もそうなのですが、内政問題への影響も出てきますので、全てを含めてよく観察しておく必要があると思います。

管理人
では、もう少し具体的に伺っても宜しいでしょうか。
今のお話では、日本が主体的にどのような外交政策を決定するか、もしくは政府が決定した外交政策について国民がどのように受け取るのか、どのように判断するのか――と言う意味で、内政にも影響するという意味だと思います。
そこで、今の日本が抱えている外交上の懸案事項が幾つかありますが、この点については特に注意して見ておいた方が良いと言う点がありましたら、教えて頂けますか。
第一は、今日本政府は『TPP』という国際間の経済的な取引の枠組みに参加すると言っておりますが、その問題。
第二は、北朝鮮の支配者が亡くなりましたので、それに伴う混乱と周辺地域への影響について。
第三は、欧州諸国が現在経済的な混乱状態に陥りつつありまして、その影響は日本にも及ぶと考えますので、それに対して日本がどのように捉え、またどのように対処するのかという点について。
第四は、中国の経済状態がかなり深刻な段階に入りましたという話が、マスメディアの報道でも注目されるようになってきました。
経済規模の大きな隣国の話ですので、当然ながら日本にもその影響が及ぶと予想されます。
それに対して、今の内からどのように対処するのかを準備しておかないと拙いという趣旨ですね。
今挙げた国の中で一番注目したいのはどこでしょうか。
もしくは、それ以外で何か注目点がありましたら、教えて頂ければと思います。

明治天皇霊
やはり中国の動向は気をつけておいた方が良いと思います。
影響が大きいので。

管理人
では、他の国についてもそれなりの影響はあるものの、中国ほどの影響ではないと言うことでしょうか。

明治天皇霊
北朝鮮については、あの国は繰り返しているので、今までの経緯をしっかりと把握しておけば……。
ただ、政府が今動ける方々ではないので、そこが心配ですね。
まあ、どの問題に対してもきちんとした判断が出来ないと言うのは、影響が大きい。
日本にとって一番の問題は、外国で何が起きているのかよりも、日本の政治がきちんと機能しているのか、きちんと政治的な判断が出来ているのかという点が一番重要で、外国で起きることは国内の――政治と言えば国を運営する上で要となってきますので、そこが混乱しているのは重大な問題だと思います。
外国の問題は政治が対応して行くのが基本だと思いますので、外国の出来事と言うよりは、国内の政治を安定させるにはどうしたらよいのかと言うところが一番の注目点です。
要するに、日本としては対応できる力を持っていても、政治的な判断が誤ってしまうと、全部が後手後手に回ってしまって、きちんと対処できなくなってしまう。

管理人
つまり、それを遣る能力を持っていても、「それを遣ろう」という判断が出来ないので、せっかく持っている能力を発揮できないと言うことですね。

明治天皇霊
頭脳部分が働いていない。

(以下略)

(2012年1月1日)





霊媒が明治神宮で引いた御神籤は、日本の現状を上手く言い当てていると思います。
一旦「この物事を行う」と決断すれば、きちんと成し遂げるだけの能力を備えているのに、「何をどうすれば良いのか」を判断し、「こうしよう」と決断することが出来ていません。
それではせっかくの能力も宝の持ち腐れですよ――といったところでしょうか。
一方、靖國神社の御神籤には、私たちの今後が吉と出るか凶と出るかは、私たちの心掛けと努力次第であり、物事を進展させれば良い結果に結びつくけれども、進めることが出来なければ状況は悪化します。
思慮深さを備えつつも決断と行動が幸せに結びつくとありました。
こちらはまるで、昨年までに私たちの身の回りに起こった出来事を受けて、「ではあなた方はこれからどうするのですか」と、判断を突きつけられているように感じました。
さて、ご覧の皆様はどの様な感想を持たれましたか。

Silvercord管理人 

3 件のコメント:

baseheat さんのコメント...

明けましておめでとうございます。
新春早々から、ご苦労様です。

実は私もどういうわけか、今年日の出後に最初にお参りしましたのが靖国神社で、その後が明治神宮でした。

靖国神社では昨年に引き続き、お神酒の一升瓶をいただきました。

明治神宮でおや?と思いましたのは、昨年までとは違う雰囲気を感じたことと、大御心が、私がいただいたもの、友人がいただいたものと、全て頑張りなさい、努力しなさいという内容のものだったことです。(ちなみに友人の大御心は霊媒M様と同じものでした) 
ああ、まだ余り日本の人々の心と行動が薄く、バックアップも活かせていないんだなと勝手に思っていたのですが、当たらずとも遠からずですね。 心しているつもりの者でもこのお言葉ということは、相当の努力と実行がないとならないのかな、心があっても行動にうまく反映できていないのかな…と考えているところです。

Silvercord管理人 さんのコメント...

baseheat様

明けましておめでとうございます。

友人の大御心が霊媒と同じものであったとのことですが、上記『昭憲皇太后』と名乗る霊の解説にあります様に、本来持っている資質を活かす為に適切な方法を用いているかどうかが重要です。
努力を傾けてもなかなか実現に結びつかない場合は、本当にその方法が適切であるのかを検証してみてはいかがでしょうか。

匿名 さんのコメント...

中国の文化革命に匹敵する明治の暗黒時代、廃仏毀釈を発令したのは、明治天皇と、天皇に擦り寄る明治政府。

大政奉還により実権が天皇に戻ってきました。しかし長い期間、国民を統治してこなかったので(簡単に言えば)自信が無かった。国民の支持と天皇が一番偉いという威厳を神道に求めました。ここで神仏習合されていると、誰が一番偉いのか曖昧になってしまうので、それで廃仏毀釈をしました。

明治天皇は勅文の中で「今まで皇室が仏法を信仰してきのは、時代の流れの中でしかたなかった。それは、あやまちであった。今後は正しい本来の道に戻すことにする。」 と述べています。

可愛そうに、ゴミのように海外に捨てられた国宝級の美術品 (平安時代から江戸までの仏教美術)が、東京国立博物館140周年 特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」で6月まで公開中。


今の皇室のゴタゴタの原因は、このような天に唾吐くような行為をしたことが一因。