■ はつゆき様の質問
疑問に思う点が一部上手く伝わらなかったので、改めて設問させて頂きます。時間のある時で構いませんので、お返事頂けると嬉しいです。
「今現在の欧州諸国と中国を単純に比べる事は出来ません。
何故なら、その行動の中心にある概念が全く異なるものであるからです。」
というお答えを頂きましたが、欧米と中国では何故「中心にある概念が全く異なる」のでしょうか?
古代ローマ帝国も、古代中国も、それぞれ人類の叡智と讃えられるほど素晴らしいものでした。そして欧州も中国も戦乱が絶えない地域です。(西のEU圏は安定してますが、東側の一部地域は平和とは言い難い状態だと聞いてますので、あえて現在形にしました)
なのに欧州では古代ローマからの叡智を受け継ぎ、中国は何もかも潰して奪うだけです。
拠点の閉じた過酷な地域・偉大な歴史という共通項があるのに、この差はいったい何故だろう?と疑問に思っています。
何千年もただ奪って壊すだけを繰り返す中国には、美しいものを愛する心や、心の繋がりという概念が育たない理由があるのでしょうか?
■ 霊界の住人の皆様の回答
長い間お待たせいたしまして、大変申し訳ございませんでした。
回答する予定であった方はまだ都合がつかないそうですので、代わりに私どもがお答えさせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
個々の人々を観察してみれば、美しいものを愛する心や、心の繋がりを大切にしておられる方々は、中国にもおられると思います。
ですが、国として観察した時に、それらの概念は失われてしまうようです。
伝統や文化などを継承する事の意味を理解していないと、破壊することに疑問を感じません。
どんなに素晴らしい伝統や文化が目の前に繰り広げられていたとしても、それらの価値を理解していなければいとも簡単に破壊してしまうことでしょう。
一体何に価値を見出し、大切に継承してゆくのかという事が一つの転換点になると思います。
価値を見出す基準になるのは、やはり生まれ育った環境が大きく影響します。
いつも奪って壊すことを繰り返していると、その環境の中で育った人たちには奪って壊すのは当たり前の事として認識されるようになるでしょう。
一方、素晴らしい伝統や文化は継承する事が当たり前の環境で育った人たちは、素晴らしいと思ったものは大切に守り、後の世代にも伝えようとする事でしょう。
長い時間をかけて繰り返されてきた人々の営みが、国家を形作るという事なのだと思います。
今の中国は、奪って壊すという概念を継承していると考える事が出来るかもしれません。
中国が、破壊を繰り返すのではなく、素晴らしいものは継承し後世に伝える国になるためには、国策として取り組む必要があると思われます。
その取り組みを継続させることが出来れば、或いは変われるのかもしれません。
ですが、大変残念な事に今の中国には国家意識が薄いようですので、国策として取り組むこと自体が難しいかと思われます。
民間レベルでは後世に伝わるものもあるかと思いますが、国としては難しいでしょう。
(2011年10月21日)
はつゆき様の質問の中で、「欧州では古代ローマからの叡智を受け継ぎ、中国は何もかも潰して奪うだけ」とありますが、欧州でもルネサンス以前とその後ではかなり状況が異なるのではないかと思います。
他にも、過去の叡智を後の世代に順当に受け継いでいるとはいえない地域は多々あるように思います。
尤も、最近の数百年については、その点欧州地域はうまく対処してきたといえるのかもしれませんが。
Silvercord管理人
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