2009年9月22日火曜日

キング牧師の霊との対話

皆様は、『マーティン・ルーサー・キング・Jr』と言う方をご存じでしょうか?
一般的に『キング牧師』として知られているこの人物は、米国でプロテスタント・バプテスト派の牧師を務め、また米国における人種偏見を撤廃する為の公民権運動に生涯を捧げた活動家でもあります。
1964年に米国で制定された『公民権法』は、キング牧師の活動における輝かしい成果の一つと言えますが、それでも『米国から人種偏見を撤廃する』という彼の最終目的からはほど遠いものでした。

また、彼の提唱した『非暴力主義』による運動は、当時公民権運動に身を投じていた全ての者の支持を得ていたわけではなく、同時代の活動家である強硬派のマルコムXなどとは一線を画すなど、同じ『人種偏見の撤廃』を目指す人々の間でも、運動の方針や手段についての食い違いが見られました。

その後、ベトナム戦争反対運動にも関わったキング牧師は、1968年に暗殺されてしまうのですが、彼の死から40年が経ち、米国としては初めての白人系以外の大統領としてオバマ氏が就任した事について、どの様な感想を持っているのでしょうか。

文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。

では、2009年2月28日収録の『キング牧師の霊との対話』をご覧下さい。



キング霊
今は、人の感情について研究している。
人の心の動きの仕組みを学ぶ事で、(人と人が)安定した関係を築いてゆく為の下地にしたい。

管理人
つまり、人の心の動きのメカニズムを研究して、その成果を元にして、今後地上界が穏やかになるような形の働きかけをしたいと?

キング霊
そこまでははっきりしていないけれども、今はその様な事を研究している。
(生前の自身の行動を振り返って)何が足りなかったのかという所を考えた時に、人の感情を動きを理解していなかったという結論に達した。
そういう事を理解してもっと上手く立ち回っていれば、別の結果を導き出せたのではないかという思いがある。

管理人
そのキング牧師が生きていた時代からかなり経つのだけど、現在になって当時のキング牧師の意志を継ぐように、有色人種のオバマ氏が米大統領に就任している。
その点について、何か感想はありますか?

キング霊
今大統領になってしまったのは、もったいない。

管理人
もったいないというのは?

キング霊
オバマさんがやりたいと思っている事には、とてもではないけれども手がつけられる状況にはない。
ただ、今の時期だからこそ、有色人種でありながら大統領になれたのかも知れない。
結局、ヒラリーさんの力を発揮する為の人形のような位置づけにある。

管理人
楯代わりというか、御輿に担がれたというか…。

キング霊
今の時期だと、オバマさんには、米国を動かすのは難しい。
だから、ヒラリーさんの力が大きいのは、今の米国には合っているのだけど、良い下地を持っているだけに、もったいない。

管理人
へぇ、評価しているじゃない。
オバマ氏個人については。

キング霊
でも結局は、理想として自分の中に抱いている物には手をつける事が出来ないだろう。

管理人
それはしょうがないのじゃないですか。
まず、日常生活が成り立たなければ、その先の事についてはお話にならないでしょう。
毎日安心して食事がとれるという前提があって、初めてそれ以外の+αの部分にも関心を向ける余裕が出来るのだから。
もしかしたら(明日にも失業して)、日々の食料調達にも事欠く事態になるかも知れない時に、それ以外の部分に関心を持てと言っても無理で、最初にそこを解決しなくてはならない。

キング霊
ただ、政治家としてのオバマさんは力が弱い。
色々な人々との繋がりが足りないから、オバマさんでは今の状況を乗り越えるのは無理。
ただ、ヒラリーさんが正面に立つのも良くなかったから、現在のような歪んだ形でオバマ政権が出来てしまった。

管理人
でも、初めて白人以外の米大統領が誕生したのだから、今後米国が大統領を選ぶ際に人種的な拘りがなくなってゆくと思うのですね。
そういう、これまで米国に残されていた奇妙な拘りが、これをきっかけに払拭されていくとしたら、これはこれで良かったのではないか。

キング霊
時代の流れで、人種に拘っていては収まりがつかなくなるので、一つのきっかけみたいな物だろう。
黒人と白人だけではなくて、色々な民族の人々が暮らしているから。

管理人
一駅移動すると、別の国のような町並みが広がっているという話もありますからね。

キング霊
米国が安定するには時間がかかるだろう。
まだまだ、これから荒れる。

(中略)

キング霊
もう少し後の時代になったら、自分が直接働きかける道を作る予定ではいる。

管理人
やはり、今後も米国を拠点として活動を続ける予定ですか。

キング霊
祖国だから。
自分の国を愛していない人はいないだろうから。

管理人
そこで敢えて言いますけれども、日本には、自分の国を愛しているどころか、貶めて喜んでいる人が沢山いますよ。

キング霊
それは甘えているだけだ。
安心して甘えられる状況がある事に気づけば変わる。

管理人
安心して甘えられる状況?

キング霊
「ここは安心できる場所なんだ」「その様な事をしてしまう自分でも、受け入れてもらえるくらい大きな存在なんだ」という事に気づけば、表現の仕方が変わる。

管理人
そうなんですか?
おかしいなぁ。
今までそういう環境があったにもかかわらず、彼らが…。

キング霊
それは、自分が甘えている事に気づいてないからだと思う。
自分が甘えている事に気づく事が出来れば、変わる。

管理人
それに気がつくには、一度厳しい状況を体験する必要がある。

キング霊
一度手放す必要があるね。

(中略)

キング霊
私たち黒人も、歴史的な流れがあるから色々な苦難にもあったけれども、それでもどこかしらに甘えの部分があるのではないか。
そこに気づく事が出来た時に、白人や他の民族の人々との関係が変わってくる。

管理人
その辺は、民族に必要以上に拘るわけではないのだけど、人によって得手不得手というか、学ぶべき部分と駄目な部分があるので、相手の素晴らしいと思う部分は素直に受け止めて学んで、駄目な部分は「駄目でしょう」と言い合える関係になれると良いですね。

キング霊
個人個人で見ると色々な人がいるのだけど、民族としてみると虐げられてきた歴史があるので、卑屈な部分がある。
個々で見れば対等に付き合っている人もいるのだけど、卑屈に考えてしまう人が圧倒的に多いのは問題だろう。
もっと自分に自信を持っていいのだ。

管理人
日本にも被差別部落の問題などがあって、そういう人々は「かつて私たちは虐げられてきたのだ」といって、「今まで私たちにしてきた事が悪いと思うのだったら、私たちが多少我が侭な要求をしても、目を瞑ってもよいではないか」という人たちがいるのだけど、それと似たような側面が見受けられるのではないか。

キング霊
そういう人もいる。
ただ一つ、日本の場合と違うのは、まだ根深く差別が残っている地域があって、未だに差別的扱いを受けている人々もいるので、(日本の状況を)一概に当てはめる事は出来ない。

管理人
我々が比較的知っているのは、ニューヨークやワシントンDC近辺か、もしくはロサンゼルス近辺くらいで、それ以外の情報は余り伝わってこないので、大陸の真ん中あたりはよく分からないのだけど。

キング霊
だから、反発を覚えている人たちが、必ずしも過去の感情に拘っているだけ――とは言い切れないところが、日本とは違う。

管理人
しかも、米国の場合に更に問題なのは、欧州系の白人とアフリカ系の黒人の間のこれまでの経緯は、かなり昔からあると思うのだけど、それに加えて最近ではヒスパニック系やアジア系――主に中国系や韓国系だけど、そのあたりの人々も増えていって、混迷を深めているように思うのだけど。

キング霊
米国という国が安定できる時が来るとしたら、世界の国々が安定して付き合ってゆく為の良い見本になってゆくのだろう。

管理人
やっぱり、米国は移民を入れ過ぎたと思う。

キング霊
そこには意味があって、(米国は)国境のない世界の縮図のような場所だ。
ただ、今は「駅一つ変わると別の国のようだ」というように、一つの国の中にいながら、国境がある。

管理人
まず、州が違うと別々の国であるように法律も違うし…。

キング霊
それが一つの国としてまとまるにはもの凄く時間がかかるけれども、それが成し遂げられた時の成果は大きい。
それから、オバマ政権について一つ心配があるとしたら、何か問題があってオバマ政権が失脚した時に、「あぁ、やっぱり黒人では駄目だったね」となってしまうのが心配だ。

管理人
その可能性は、かなりあるのではないですか?

キング霊
本当は「黒人だから駄目」なのではないけれども、人の感情の流れとして、その様な形で本質を見誤ってしまうので、それだけが心配だ。

管理人
大体、今のような時代に、国の指導者になって困難に立ち向かうと行ったところで、誰がやってもうまく行くわけがないと思いますけれど。
――誰がやってもうまく行かないというと語弊があるかも知れないけれども、誰にとっても満足できるような結果は得られないと思うのですね。
これを切り抜けられたとしても、誰しもがある程度の被害を負って、苦しい思いを抱えながら乗り越えてゆくようになると思うのだけど、米国の国民を見ると、まだまだ個人個人が応分の責任を担ってゆくような意識はなくて、大統領など一部の権力者に責任を押しつけてしまいがちな状況があると思います。
尤も、これは米国だけではなくて、日本を含めた他の国々でも似たような状況にあると思いますけれども。
だから、オバマ氏が、もし今後米国経済の立て直しが上手くゆかなくて、ブッシュ政権の再末期のように叩かれつつやめた場合に、「黒人だから、大統領として国を取り仕切るだけの力がなかった」と言われる可能性はあると思います。

キング霊
ブッシュ政権は、それ程酷い事はしていない。

管理人
だから、「オバマ民主党マンセー、チェンジ! チェンジ!」と言っていた人たちが、「ブッシュふざけるな!」と言っていたのですね。
個人的には、ブッシュ大統領はそれ程酷くはなかったし、むしろ前任のクリントン大統領の尻ぬぐいに苦労していた印象があるのですけど。

キング霊
政治がどういう物かが分かっていないから、そういう反応が出るのは、どこの国でも同じなのだろう。
国民が、もっと『政治とはどの様な物なのか』を知っていく必要があるのだけれども、米国の場合は日本よりもまだまだ時間がかかるだろう。
他民族が多く入りすぎたので、意識の低い人の人口が増えてしまった。

管理人
何しろ、英語の通じない人が増えているというのだから、米国も困りますよね、言葉も通じないのでは…。

キング霊
それは、その土地で生まれ育ったのに言葉が分からないのなら、その国の問題なのだけれども、後から入ってきた人が喋れなければ、それは後から入ってきた人の問題。
そういう、「豊かな国に行けば何とかなる」という、甘い考えを改める必要があるのだろう。

管理人
まぁ、改める必要があると言っても、自分が貧しい状況にあって、「陸路で国境を越えれば、もしかしたら貧しさから抜け出せる可能性がある」と思えば…。

キング霊
そういう人は勘違いをしている。
貧しさから抜け出せるものを持っている人は、国内にいても抜け出せる。
どこか別の土地に移れば抜け出せるのではなくて、自分の行動とか考え方による。
そこを勘違いしている。
だから貧しい国はいつまでも貧しさから抜け出せない。

管理人
それを一言でいうと、「努力したくない」のだよね、きっと。
努力はしなくても成果だけを得たい。

キング霊
だから、発展途上国は対等の関係を求めるけれども、まだまだ対等につきあえるだけの下地が出来ていない。
対等とはどの様な事なのかについて、もう少し学ぶ必要があるだろう。

管理人
その際によい参考になるのが、かつて日本が明治維新を経て、世界の五大国と言われる様になるまでに、どの様な道筋を辿ったのか。
何をすることによって、当時の列強諸国に認められるようになっていたのか。
その流れを追いかけてゆくと、彼らにとって参考になると思うのですが。

キング霊
日本人は、潜在的に『日本人である』という事に誇りを持っている。
だから、何があっても『自分達で解決して行こう』、『出来ない事はないんだ』という、強い思いがある。

管理人
他の国の人にはそれがないのですか?

キング霊
昔から栄えていた国の人には、その様な意識は強い。
イギリスとか…。

管理人
イギリスじゃなくても…。

キング霊
その国として長く栄えている国の人たちは、自信を持って、自分の国に誇りを持っている人が多い。
そういう国に暮らしている人は、色々文句はあっても、そこの国に対する満足度が高い。

管理人
自分の国に対する満足度の統計を取っても、一番低く出るのは日本の場合が多いのですけど。
結構、悲観的な人が多いです。

キング霊
それは教育とか、マスコミの影響も大きいのだろうけれども、外国を知らないから、今の日本の中に暮らしている事の意味がよく分かっていないのだろう。
だから、そこに気づいた人から、徐々に変化しているでしょう?

管理人
元々日本で生まれて育ったのだけど、ある時事情があって海外に移住しました。
移住すると、日本に対する見方が変わってしまう。
それまでは何とも思わなかったのに、海外に移住して、初めて日本の良さに気がつくという話もよく聞きます。

キング霊
それは、教育の影響が大きいのだろう。
教育は大切だ。
自分の国を愛せるように、大切に思えるように育てる。
強制する事はないけれども、自分の国の良さを見つけられるように、教育をする必要はあると思う。

管理人
そういう意味では、『昔の日本は悪い事をした』としか言わない日本の教育者には問題がありますね。

キング霊
何を持って悪とするかで、モノの考え方・見方は全く変わってしまう。
『日本が悪い事をした』という人は、日本を中心として考えていないから、その様な考え方になるのではないでしょうか。
日本を中心に考えていたとしたら、今多くの国で伝わっている歴史の通りに、悪と言われるような事を行っていたとしても、日本を中心として考えた時に、それなりの理由があるのだろうから、そこまで貶めるような考え方にはならないはずだ。
そういう意味では日本人は読めない。
思考が読みにくい。
他の国ではあり得ない事が当り前に存在するという意味で、興味深い民族だ。

管理人
あの、いわゆるアメリカ人…、アメリカ人と一括りに出来ないと思うけれど…。

キング霊
でも、大体国ごとにカラーがあるから、多少の違いはあっても、大多数の人が似たような考え方をしている。

管理人
言語とか、文化とか、教育とかが同じだから、必然的に似通ってくるのかもしれないね。

キング霊
だから、日本という国は面白い。
それで、普通なら青筋を立てて怒鳴っても良い場合でも黙っていたり、なぜその様な考え方になるのかを理解するのは、もしかしたら今後の世界にとって何かの役に立つのかも知れない。
自分にとっては怒り狂ってしまう問題であっても、日本人にとってはそれ程大きな問題ではないのかも知れないし、その辺りの感情は分からないのだけど、どこか考え方が違うから反応が違うのだろう。

管理人
それについては、日本人の一人として、必ずしも全ての人に当て嵌まるとは思わないけれども、一つの例えとして聞いてもらいたいのだけど、なぜ青筋を立てて怒らないか。
ムッと来たので、その場怒って少し気分が収まったとしても、そこにはまだ問題が残されているんですね。
怒っただけでは問題は解決しないわけで、既に問題を解決する為にはどうしたらよいのかという点に、問題の焦点が移ってしまっている。

キング霊
今分かった。
それは相手に対して自分に合わさせるのではなくて、自ら動いて相手に合わせるという事なのでしょうね。

管理人
それから、もう一つあって、日本人が本当に怒ると、青筋を立てるのではなくて、相手を無視し始めるんですよ。
怒るのではなくてね。

キング霊
それは、最後の最後まで手を尽くして、どうにもならなかった場合のみでしょうね。

管理人
人によって程度の違いはあるでしょうけど。

キング霊
確かに、アメリカ人は周りの人間に対して要求するのが当り前の部分があるので、その点は考え直さなくてはいけない部分なのだろう。

管理人
ただ、アメリカ人が要求する部分はあるけれども、それに応じた見返りを提供しましょうという部分も同時にある。
その要求と見返りの割合が釣り合っているかどうかはともかくとしても。

キング霊
それは、そういうやりとりが当り前な世界だからだろう。

管理人
しかも、その要求と見返りの関係が、双方了解の元に、誰が見ても明確な約束事を定めた上で行われているので、日本人としてもわかりやすい。

キング霊
なぜそういう違いが出るかというと、米国では形に残していないと成り立たない。
日本の場合は、日本人だけにしか分からない、特有の文化なり考え方があるから、日本の中ではそれで回っていたのだろう。

管理人
ただ、これからはそれだけでは駄目でしょう。
なぜかというと、これからは日本国内だけではなくて、外国にも目を向ける必要があるのだけど、外国の人々とのつきあいの中では、予めはっきりとした約束事を決めて、その約束事の範囲内で上手く付き合ってゆく仕組みを作る必要があるのでしょう。

キング霊
今、日本は、身をもってそのことを体験している状態だから、今後改善されてゆくでしょう。
その為に、今、麻生首相が懸命に動いているのではないですか。

管理人
そう思います。
でも、それを理解している人が意外と少ないと思うのですが。

キング霊
少ないと思っているのは、一部の人だけかも知れませんね。
はっきりとまだ麻生首相に対して支持の思いを抱いていなくても、騒がれているほど『駄目だ』と思っている人は、意外と少ないのではないか。

管理人
ただ、それが具体的な形では見えないので、掴みにくいのですが。

キング霊
(支持率が11%という話があるけれども)それ程ではないのではないか。
30~40%はいるのではないか。
だから、マスコミが煽るほど支持されていない、と言う事ではないように見えます。
以上が現在の日本についての観測です。

管理人
なかなか興味深い話で、面白かったです。

(中略)

管理人
今後キング牧師が目指すのは、今は人の感情の動きを研究しているとの事ですが、それを踏まえて、今後米国はかなり混乱すると思いますけれども、その混乱を収めて一つの国家としてまとめ上げる為に尽力するのが、当面の目的でしょうか。

キング霊
それが出来なければ、その先の話は出来ない。

管理人
米国がまず国家としてまとまらなければ、その外側に対して働きかける余裕はないだろうから。

キング霊
日本は、世界の始まりの象徴のような国だ。
一つの民族でまとまっているから。
米国は、世界の終着…最終段階の象徴のような国だ。
だから、米国がまとまる事は、今後世界がまとまってゆく上でとても役に立つ。

管理人
ただ、今後新たな国際秩序を提案して、率先して築いてゆくのは日本ではないかと思うのですが。

キング霊
舵取りをするのは、確かに日本と、何れヨーロッパも担うようになる。(*注1)
ただし、世界が一つにまとまる前に、一つの国で実現される。
それが米国という国だ。

管理人
そうすると、現在の国際秩序は機能しなくなってきているけれども、そこで日本が旗振り役として新たな仕組みを提案して、それに欧州も同調して動き始めるけれども、なかなか世界をまとめ上げるところまでは行かないという事ですか?
苦労すると。

キング霊
国が違う以上、教育が違う、文化も違うので、まとまるには長い時間がかかる。
それを一つの国民として、同じ教育を与えて、同じ文化の中で暮らしてと言う事が出来るのが米国だ。
今はまだほど遠いけれども。
いち早く、ひな形として実現させるのが米国の役目だと理解している。
だからこそ、今まで米国で主導的な役割を果たしてきたのは、最初に米国大陸に入植した白人でしょう?
そういった、移民がその地に根付くという事も、後への布石になっている。
その後、大勢の黒人を連れてきて暮らしているのも。

(後略)



*注1:
ここでは、『霊界と地上界をつなぐバチカンの拠点開放』を前提として、話を進めている。
詳しくは【福沢諭吉霊との対話】の(*注2)参照。

キング牧師の霊 & 【Silvercord】管理人

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