2009年9月17日木曜日

衆議院選挙を終えて4

この記事は【衆議院選挙を終えて1】【衆議院選挙を終えて2】【衆議院選挙を終えて3】の続編となりますので、先にこちらをご覧下さい。

■ 民意が選んだハードランディング

ここからは、少々未来の展望について述べてみましょう。
まだ政権発足前であるにもかかわらず、同じ政党所属の議員の言う事が食い違っていたり、呆気なく前言を翻したりと、余りに天真爛漫というか、組織としての一貫性が見られない次期政権党の体たらくを観察していると、これまでに散々政府・与党批判を繰り返してきた割には、自身が政権を担う立場になった途端、前与党の足元にも及ばない手際の悪さを晒しております。
「自公政権が今後とも与党として政権を担うには問題がある」と、有権者が判断した結果なのですが、それでもこれまでの長年に渡って政権を担当してきたからには、それなりの能力と資質が備わっており、文句は立派だが実績のない政党とは根本的に違う――という事なのでしょう。
いずれにせよ、これまで国政の舵取りを経験した事のない政党が、しかも厳しい経済状況下において、国政の運営を任される事になります。
当面は(それが半年か一年かは分かりませんが)、現状が好転する見通しはないと覚悟を決めるべきです。
民主党の政権担当能力に関わりなく、政権交代とは即ち、政権運営のやり方が変わるという事なのですから、国政の一時的な混乱と停滞は避けられないでしょう。
少なくとも今後半年なり一年なりは、麻生政権下で一端回復の兆しが見えた景気の再悪化と、それに伴う企業の倒産件数や失業率の上昇などによって、一層厳しい生活環境に置かれるでしょう。
しかし、今回の選挙で『言う事は大きいが経験に乏しい民主党に国政を委ねよう』と国民が選択したのですから、その選択がもたらす結果をよく噛み締めましょう。

従来からの民主党(もしくは他の連立与党)の支持者は当然の事ながら、普段は民主党支持者ではない『自民にお灸』派の方についても、今回は民主党の政権公約を支持した事になるのですから、その実現を支援する方向で努力を傾けるべきでしょう。
それが、有権者として行使した権利が認められた者が担う責任です。
また、お灸のつもりが致命傷を与えてしまったかも知れないのですから、『次は自民…』と思っていても、その頃自民党は解党していて、あなたにとっては更に悲惨な事態になっているかも知れません。
結果がたとえどの様な形になろうとも、これは全てあなたの軽はずみで無思慮な判断が招いた結果ですので、決して他の方に責任を押しつけてはなりません。
ちょうど同じ選挙で有権者としての権利を行使しても、意に染まぬ結果になってしまった方もいる事を忘れてはなりません。

そして、 今回の選挙でご自身の選択が民意に反映されなかった方には、なぜ自分の選択が多くの有権者と食い違ってしまったのかについて、原因を深く掘り下げて追求する良い機会でしょう。
もしかしたら、あなたの認識にどこか誤りがあったのかも知れませんし、あるいは他の方が知らない情報をあなたが予め得ていた為に、他の方とは異なる選択となったのかも知れません。
いずれにせよ、あなたの支持する方を国会に送り出すか、あるいはあなたが直接国会に選出されなければ、あなたの意見を国政に反映させる機会はそれだけ限られてしまうのですから、あるいはあなたにとって都合の悪い政策が実行に移されてしまう可能性もないとは言えないでしょう。
その様な事態を防ぐ為に、あるいはその様な状態を少しでも早く解消する為に、あなたは今何をするべきなのか、どうしたらよいのかを考えてみましょう。

また、今回の選挙を棄権された方については、今後の国政についての権利を放棄したのですから、今後あなたにとってどの様に都合の悪い政策が実施されても、文句を言う筋合いではありません。
そして、あなたたちこそ民主主義が健全に機能する上での障害になっている事を認識しましょう。
あなた方が「自分自身の生活と国政は密接に関わっている。他人事ではない」と明確に認識し、それに応じた行動を起こさない限り、あなたにとって居心地の良くない社会であり続けるのです。
何もしないうちから、「どうせ自分一人では何も出来ないし、やるだけ無駄だ」と諦めてしまってはいませんか?
単に、あなたが自分の殻に閉じこもって、身の回りに注意を払っていない為に、実態に合わない孤独感を募らせているだけかも知れません。
ほんの少しだけ、身の回りを気にかけてみたら、あなたの思いに共感できる人が間近に見つかるかも知れませんよ。

■ 鳩山内閣の陣容&etc.

リアルな世界ではしがない労働者に過ぎない私は、仕事帰りの重い足を引きずって自宅へたどり着くと、出迎えたPCの画面には【新政権発足】鳩山内閣の陣容が…。
正直な感想を述べると「げんなりしました」。
この際ですから、いつまでもぬるま湯気分の抜けない国民の目を覚ます目覚まし時計役として、精々やりたい放題暴れて頂きたいと思います。
ただし、その場合、民主政権からの揺り戻しは厳しさを増すと思いますが。

そして最後に、麻生首相には「お疲れ様でした」と、実像からかけ離れたバッシングに耐えたこの一年間の苦労を労いたいと思います。
それから、当Blogは一応スピリチュアル系だということですので、ここで予言らしきものをひっそり残しておきたいと思います。

今後、日本国民にとって特に心理的な衝撃の大きな事件が起こる可能性があります。
その際、民主政権は無責任にも政権を投げ出してしまう可能性が高いのです。
その時、その状況を修復する為に、再度麻生氏が何らかの形で重要な役割を担う可能性があります。
もし、麻生氏が(この度は日本国民の理解を得られなかったが)再度国家の難局に挑む決断をした場合、今度こそ麻生氏の活動が報われる事になりそうです。
そして日本も、これまでの迷走状態から抜け出して、日本が本来辿るはずであった方向へと、歩き始めるようです。

もちろん、別の選択肢も存在します。
その選択を取った場合、現在よりも厳しい状況が長期間に渡って続くという事だけ、明らかにしておきたいと思います。

いずれにせよ、どちらの選択肢を取るかは国民の皆様であり、その結果を享受するのもまた国民であることを、くれぐれも肝に銘じておいて頂ければと思います。(了)

【Silvercord】管理人

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