さて、ヒトラーと言えばかつてのドイツ総統であった人物として、また第二次世界大戦を引き起こした人物として知られております。
しかし、実際にヒトラー霊と対話を行った印象としては、一般的に知られているヒトラー像とは少々隔たりを感じました。
記事をご覧の皆様は、果たしてどの様な感想を持たれるでしょうか。
文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。
では、2008年11月15日収録の『ヒトラー霊との対話(その2)』をご覧下さい。
(前略)
ヒトラー霊:
何でも、自分にとって都合の悪い事の責任を他人に押しつけようとするから、問題が起きる。
管理人:
それの理由を一言で答えてしまうと、因果律が理解できていないからでしょう?
『自分が蒔いた種をいつかは刈り取らないといけない』という事が分かっていれば、一時的に誤魔化しても意味がないとわかる筈。
ヒトラー霊:
それを、連合国側が世界レベルでやった。
管理人:
だから、連合国はこれから痛い目を見るのでしょう。
連合国が過ちを犯してしまって、その責任を全てドイツや日本に押しつけておいて、『自分達は正義の味方』のような顔をしてしまった。
では、なぜその後60年もの時間が経っても、連合国がその報いを受けないのか、と言う点について、個人的にはこう思います。
その戦争(=第二次世界大戦)が起こるまでは、植民地の状態に置かれていた国々の人々が、植民地の状態から解放されて、自分達で国を作り上げてゆく課程で、ある程度の成長が促されるまでの時間が必要だったという事なのでしょう。
だから、欧米はある意味停滞状態に置かれて、植民地から開放された国々を底上げする方向の働きかけが集中的にあった。
その結果、今や新興国と言っても、G20など、今後の世界について話し合う場に席をおけるくらいに影響力を持つ国が増えてきた。
かつて植民地であったところの人も、かなり成長してきた。
で、連合国の人々が自分達の蒔いた種の、育った成果を刈り取る時期がようやくやってきたのだと思います。
その刈り取りの始まりの象徴が、今回のサブプライム問題かなと、個人的に分析するのですが、いかがでしょうか。
ヒトラー霊:
まあ、その様なところでしょう。
ただし、皆が思っているほど酷い状態にはならない。
皆が不安を抱きすぎている。
自力で対処できる国もたくさんあるし、そんなに心配するほどではないのに、大騒ぎのし過ぎ。
管理人:
ただ、一つ気になるのは、現在の彼らが気にしているのは、経済や物質的な側面での影響なのだけれども、むしろ精神的な衝撃の方が大きいのではないかと思います。
なぜかというと、精神的な側面での質的な転換が行われるのがこれからの時代だと考える(*注1)ので。
そうならないと、今後日本と欧州諸国が連携して行く方向には向かわないでしょう。
これから彼らの価値観が大きく変わる時期…。
ヒトラー霊:
欧州の場合は他の国と違って、EUで統一していて、通貨もユーロという共通通貨にしてしまったから、そういった点が原因となって他の国にはない問題で苦労する。
自分の国だけの問題ではなくなってくるので。
管理人:
例えば、今のドイツにとって必要な経済政策と、今のオランダにとって必要な経済政策とは異なるはずなのだけど、EUとして統一してしまった以上、同じ経済政策を適用するしかないのですね。
例えば通貨のユーロなんて、加盟国が独自に発行しているわけではないから、それぞれの国が経済状態に応じて制御する権限を持っていない。
ヒトラー霊:
それが、(EUが)分かれる要因に繋がるのではないか。
ちょっとした意見の相違がきっかけとなる。
(中略)
ヒトラー霊:
今の若い世代が中心となって国を動かす時代になると、大幅に価値観が変わる。
今“常識”と言われているものが大幅に変化する。
管理人:
それは、その若い人達が人格形成される時期に過ごした経験から得た結論でしょうね。
ヒトラー霊:
いつの時代でもそうなのだけど。
管理人:
で、いつの時代でも、それより年上の世代が『今時の若い奴は~』と文句を言うのですね。
でも大抵若い奴の方が、遙か後の時代まで生きるのだから、死活問題として『時代の変化に早く対応しよう』という意識が強いと思います。
ヒトラー霊:
年齢を重ねれば重ねるほど謙虚さが失われて行く。
管理人:
人にもよると思いますけど。
ヒトラー霊:
分かっている人は、経験を重ねる事によって謙虚さが増す。
管理人:
経験をすると言っても、実際に経験する中で何を見て、何を聞いて、何を感じたかが重要なのでしょうね。
ヒトラー霊:
だから、本来年を重ねた人ほど経験を重ねているはずなのだから、『最近の若い奴は~』などと言う言葉は出ないはずだ。
経験を重ねて色々な事を知るようになると、誰とでも対等に付き合えるようになる。
例え相手が子供でも、敬意を表して付き合う事が出来るようになる。
見た目に惑わされては駄目だよ。
管理人:
経験の部分になるのかな。
霊が肉体に宿る時に、ある肉体に宿った状態は精々50~100年程度のごく限られた期間なのだけど、その肉体の本質である霊体の部分はそれ以前から延々と経験を積み重ねているので、霊的な成長度と人間としての見た目の成長度は一致しないのだけど、その見た目に惑わされてしまうと本質を見誤ってしまうのかなと思う。
身近な例えで言うと、いい年をした団塊世代の親爺が、道路を渡る時に赤信号でも堂々と渡っている姿をよく見かけるのですね。
いい年をして、物を買う為に並んでいる列に脇から割り込んだり。
そういう様子を見掛ける度に、『この人は今まで一体何を学んできたのだろう、何を経験してきたのだろう』と、不思議に思うのですね。
ヒトラー霊:
そういう人に限って、自分が横から割り込まれると大騒ぎをするのですね。
管理人:
そうなんです、その通り。
ヒトラー霊:
それは自分しか見えていないからですね。
管理人:
物事の本質って、そういった一見下らないかに思える日常の一場面からでも、教訓として得られるものは幾らでもあるのですけど、その辺に気付かない人が多いですね。
今の年齢で、まぁ、実践では至らない部分があるにしても、そこに気がついただけでも「自分はラッキーだ」と思います。
そういうところを蔑ろにして、「神様のお告げ」だとかに惑わされる人がいるじゃないですか。
ヒトラー霊:
大事な事は、意外と自分の身近な生活の中から垣間見えるものだ。
管理人:
それが、どの程度早い段階で気付けるか、あるいは死ぬまで気付けないのかという点は、一つのポイントだと思います。
ヒトラー霊:
特に生き物相手の仕事をしている人なら、毎日目にしている。
管理人:
そういう意味では、ペットを飼うのはいいのかな。
ペットの世話をする。
ヒトラー霊:
日常生活の中から感じ取れる事は、意外と大きな意味を持っている。
余生を過ごした田舎町での、自然に囲まれた生活はとても大きかった。(*注2)
そういった自然の営みをじっくりと観察できたからこそ、自然の中に神の技というか、神の存在を感じる事が出来た。
だから、新しく作られる物も霊的な知恵が生きているのだけれども、地球そのものを形作っている物とか、地球に自然に生息している生物を見る事で根本的な…。
管理人:
なるほど。
結局、科学技術の進歩に意味があるという点は抑えておくとして、それは何なのかというと、その後の霊的成長段階の一つとして『物質を自在に操れるテクニックを身につけましょう』と言う段階があるけれども、そこへ向けた試行錯誤の流れがある。
では、『この世界はどうなっているの?』と言う疑問に対して、物質を自在に操る為の試行錯誤の中からも見えてくる物はあるのだけど、それ以前に既に存在している物の中からでも、『この世界はどうなっているの?』という疑問を解くヒントになる物を幾らでも見る事も感じる事も出来る。
ヒトラー霊:
それを誰の目にも明らかに分かるように表現しているのが科学だから、そういう感性の鋭い人は、自然の中に見いだす事は幾らでも出来る。
管理人:
大槻教授のセリフとかを見たら笑っちゃいますねw(*注3)
ヒトラー霊:
でも、それは仕方がない。
霊的な物と科学を切り離して考えるのが、今の世の中の常識のような面があるから、どうしてもそうなってしまう人はいる。
管理人:
そうなってしまう人はいるとしても、その根本を考えてみると、科学には『ブレイクスルー』というのがあるじゃないですか。
今までは「無理だ」と思われていた事が、ある時発想の転換をして、これまでになかった手段を取る事によって、不可能であったはずの事が可能になってしまう。
では、発想の転換なり、不可能を可能にしたきっかけはどこからやってきたのかを考えると、ただ単にこれまでの科学研究の蓄積だけでは説明しきれない要素が残るのですが、科学者はその点を一体どの様に理解しているのでしょうね。
ヒトラー霊:
キリスト教信者は、聖書を読めば――聖書は宗教的な書物として扱われているけれども、皆が『大地は平らだ』と思っていた時期でも、聖書には『地球は丸い』と書いてあったのじゃないか。
そういう事を考えれば分かる。
管理人:
まぁ、でも、それはしょうがないのでしょうね。
昔から、イエスの言った言葉、もしくは聖書に書かれている内容を、キリスト教の神父さんなり牧師さんなりが、ちゃんと理解していたわけではないでしょう。
情報の送り手――この場合、イエスの発した言葉の真意を、聖書を通じて受け取った神父さんなりが、正確に汲み取れる訳ではない。
ヒトラー霊:
それはそうかも知れないけれども、例えば、今の時代ならば誰でも読める。
それに、科学者の中には(キリスト教の)信者もいるでしょう。
だから、そこを関連づけて考えられないのか。
管理人:
そこを関連づけて考える発想自体が思い至らないのでしょう。
ヒトラー霊:
それはそのままの言葉で書かれているのに。
管理人:
それは、イエスがその言葉を発した状況を、その言葉を目にした神父さんがそのまま体験している訳ではないのだから、体験が伴わない以上分からない事も出てくるでしょう。
その、体験が伴わない部分を補う為に、今私たちは人間としてここで日々体験を積んでいるのではないでしょうか。
だから、「そのまま書いてあるのだから、関連づけられないのはなぜか」と言えば、それは経験がないから、そこに関連性があるという事に思い至らない。
だから、実はほんの些細なきっかけによって、それに気付く人はいますよ。
そこに気付く事によって、彼らの価値観が大転換するのではないですか。
――と言う事なのだと思います。
(後略)
*注1:
なぜ管理人が、特に今後の欧州にとって『精神的な側面の質的転換が行われる』と考えるのかというと、当Blogでも度々触れている『霊界と地上界の接点としてのバチカンの拠点開放活動』が現在進行中であり、バチカンの拠点開放に伴って、欧州の皆様がいよいよ霊的な側面の成長において重要な時期を迎えるからです。
バチカンの拠点開放については、
以下
【日本の役割(メッセージ13)】
【メッセージを地上に送る理由2(メッセージ33)】
【バチカンの拠点が開放される理由(メッセージ44)】
*注2:
ヒトラー霊との対話の中の、現時点では公開していない部分において、以下のような告白を受けております。
歴史上ヒトラーはドイツの敗戦直前に自殺したとされておりますが、実はヒトラーの自殺は偽装であって、ヒトラー本人は密かにベルリンを脱出、ドイツの近隣(もしくは国内)の僻地で静かに余生を送りつつ、ドイツの行く末を見守っていたのだそうです。
この点について、現時点ではヒトラー霊の証言を確認する手立てがありませんので、何とも判断のしようがありません。
ただし、その証言の信憑性を明らかにするヒントを同時に与えられており(この点は現時点では公開しないように、ヒトラー霊より強く言い渡されております)、いずれ世間に明らかにされるようですので、その時を待ちたいと思います。
*注3:
早稲田大学名誉教授で、マスメディアへの露出も多い『大槻義彦』氏のこと。
文脈から、「なぜヒトラー霊が大槻教授のことを知っているのだ?」と疑問を持たれる方もいると思いますが、霊媒の記憶から情報を得ていると思われます。
霊が霊媒を通じて意思疎通を図る際に、霊媒の記憶を利用するメカニズムは、マイヤースの『永遠の大道』などに詳しい説明がありますので、参考にされてはいかがでしょうか。
ヒトラー霊&【Silvercord】管理人
2 件のコメント:
いつも読ませて頂いております。
勇気や希望を頂いております。
ありがとうございます。
試訳:ホロコースト講義
ゲルマール・ルドルフ
http://revisionist.jp/lectures/000.htm
ネット検索をしながらたどり着いたサイトです。
管理人様ならご存知かもしれませんが
ふとこのエントリーを思い出し、お知らせに寄りました。
日本に蔓延していた(あえて過去形にします)自虐史観とドイツの事情が妙に似ているような気がしてなりません。
これら戦勝国に作られた歴史も、やがては真実が明らかになる日が来ると信じます。
2月21日16:07投稿の匿名様
ご紹介頂きありがとうございます。
現代社会では常識的とされる歴史観とは異なる視点を提供してくれるという意味で、とても興味深く思います。
しかし、内容の詳細については慎重に検証する必要がありそうです。
コメントを投稿