どうやら、徳川将軍家に縁のある方のお招きに預かったようなのですが、この度詳しいお話を伺う事としました。
■ 徳川将軍家の皆様との対話
管理人:
ちょうど大國魂神社へ参拝した日に、東京・上野の寛永寺と芝の増上寺を訪ねました。
どちらも徳川将軍家に縁のある土地なのですが、以前より霊媒から「機会があれば訪ねたい」との話を伺っておりましたので、この度訪ねる事と致しました。
おそらく今回はお招き頂いたという事なのだと思うのですが、どの様な目的でお招き頂いたのかという点から伺いたいと思います。
徳川家の皆様:
代々この日本の地を守ってきた歴史があるので、今の日本の状態はとても気にかけている。
ちょっと気になっているところがあって、その点についてお話をしたいと思ってお招きしました。
それで、何が気になっているのかというと、今危機感を持って活動している方々――そういう方々が大勢現れたのは、自覚する人が大勢出てきたという事なので、とても良い事だと思うのですが、少々先走り過ぎている方がいるように思うので、一度立ち止まって、今の状況を冷静に観察してみる時間を持つ事も大切だと思います。
目標が何であるのかを常に忘れずに、自分の中に持っておく。
そうでないと、良いと思ってやってきた物事が、いつの間にか方向がずれてしまって、全然違う結果に導かれるという結果になりかねないので、そこに気をつけて、冷静に見つめ直してみる時間を頻繁に作ると良いと思います。
管理人:
今、「ちょっと行き過ぎている」というお話ですけれども、例えばどう言う…。
徳川家の皆様:
皆さんが最終的に目指しているのは、安定した生活が送れるように、日本を安定した状態にしたいという事だと思うのですが、最終目的に辿り着くためには乗り越えなければならない障害があって、その障害を取り除く事が目的にすり替わっている人がいる、その様に見られる節がある。
だから、今一度考えて、自分たちの目的をきちんと確認して、その上でどう言う手段でその目的に辿り着くかを、再確認しながら進む。
中にのめり込むと、どうしても少しずつ目標がずれてしまう事が起こりやすいので、常に振り返ってみる。
立ち止まって「このやり方でいいのかな」「この方向でいいのかな」「これが目的だったのかな」と自分に問いかけてみる作業をした方が良い。
立ち止まると時間が掛かるように思えるのだけど、実はずれが生じてきた時には早い段階で修正できるので、逆にスムーズに事が運ぶようになります。
その点に気をつけて、地道に活動をしていれば、必ず目標に辿り着く事が出来ますよ。
だから、目標だけは見失わない様に。
目的は、皆さんが幸せに暮らせるようになる、安心して暮らせるようになる。
人それぞれあるでしょうけれども、そこが目的であって、そこへ辿り着くまでの間にある障害を取り除く事が目的ではないですよ。
障害を取り除く作業は、目的へ向かうための過程でしかないですから、そこを改めて考えてみて欲しい。
「民主党を倒せばいい」という感覚の方がかなりいるようなのですが、実は民主党政権が倒れた後に次の政権が立ったとして、その政権をどの様に支援をして、自分たちが求めている日本を形作って行くのか――そこからが本番です。
今の民主党政権を倒したら終わりではなくて、そこからがスタートですよ。
管理人:
以前の自民党政権について、「自民党は最近酷いのでお灸を据えてやろう」と思って政権交代を実現しました。
ところが政権交代した民主党はもっと酷かった。
目的と手段を取り違えて、「自民にお灸を据えてやるのだ」それが目的になってしまった。
そうではないでしょ?
そういう事ですよね。
徳川家の皆様:
自民党政権に対して不満を抱いて、お灸を据えたつもりが余計に酷くなってしまった。
では今度は民主党を辞めさせよう――それが目的化してしまっている人が、活動している方の中にいます。
本当に大事なのはそこではなくて、その先にある「日本をどの様な国にして行くのか」という所であって、それは皆で作り上げて行くものだから、一部の者を「悪い」と言って済む問題ではありません。
皆で協力して作り上げる。
管理人:
言い方を換えましょうか。
皆が協力するというより、一人ひとりが何らかの形で携わる。
仮に直接手を下す事はなくても、きちんとその状況を知っておく必要がある――という事だと思うのですが。
誰か、少数の頭の切れる人にお任せして、「あの人に任せておけば大丈夫」などという姿勢では、これまでの煮え切らない状況が続くのではないでしょうか。
徳川家の皆様:
幾ら頭の良い人でも、その人が実際に見たり、聞いたり、体験をしないと理解できないのは当たり前なのだから、ちゃんとその人たちに自分たちの言葉を伝える作業は欠かせません。
分からないと対処のしようがないのです。
だからその問題を分かっている人が、現状を改善する力を持っている人に伝える作業を怠ったために、現在の問題が起こっているのだと思います。
国家公務員などが行っている作業は特殊技能を必要とするので、一般の人が代わりに行うには無理があると思いますが、国家公務員などが作業を行う際に「どの様に進めたらよいのだろう」と、方向性を決めるための情報は提供できるので、情報を提供していく事によって、徐々に変わって行くと思います。
「この様に進めて欲しい」という大体の方向性が伝わっていれば、専門知識を持った方が具体化のための作業を進めてくれるので、またその為に専門家の方がいて、お給料を頂いているので、実際の作業の部分は任せてしまってもいいと思います。
ただ、きちんと監視をしておいて、別の方向に進んでいる場合は指摘する必要がありますし、足りていない部分は伝える必要があります。
管理人:
私も以前より度々気にしておりましたので、共感する内容だと思います。
徳川家の皆様:
「脱官僚」というスローガンを掲げている政党がありますが、脱官僚をする必要はなくて、官僚の皆さんの大まかな動きを把握していればよいので、官僚の皆さんの仕事を代わりに行う必要もありませんし、また代わって出来るものでもありません。
管理人:
「脱官僚」と言っていた方々は、官僚の皆様が行っている仕事がどの様なものなのか、代わりに出来るのかどうかを身をもって体験している最中なのだと思います。
徳川家の皆様:
それぞれに役割分担をして、適材適所で働いて成り立っているので、今成り立っている仕組みを壊す必要はないと思います。
管理人:
その仕組みがうまく運んでいるのであれば。
徳川家の皆様:
すべてを取り払って一から作り上げるのは、並大抵の努力ではありませんよ。
生半可な覚悟では出来ません。
現在既にベースとして機能している部分があるのですから、そこは活かして、おかしな部分を見直す必要はあっても、ベースをすべて取り払うのは飛躍しすぎ…。
管理人:
飛躍しすぎというより、理解が足りていないという事でしょうか。
世の中の仕組みとか、組織の成り立ちとか、そういった部分を余りよく理解していない。
そして、ぱっと見で少しでもおかしな部分を見つけてしまうと、「それは駄目なのだから入れ替えるしかない」と短絡してしまう。
徳川家の皆様:
そういう場合は「全てを取り払ってしまうとどの様な影響が出るのか」を考えてみると良いと思います。
自分の中で、あらゆる可能性を想定してみる。
「何もしなかった場合」と、「全てを取り替えた場合」、そして「問題となっている部分だけを改善させた場合」について、考えてみると分かると思います。
管理人:
「脱官僚」と言っている方々は、頭の中で想定してみる作業が出来ていない人たちなのだと思います。
徳川家の皆様:
その様な考え方を楽しみながら身につけられるのが、経営シミュレーションとか戦略シミュレーションなどのゲームがあるけれども、そういったゲームを通じて、例えば町を作るゲームであれば、自分の手掛けている町が発展するためのシステムを考えながらプレイします。
その様な経験が学習になる。
だから今は楽しみながら色々の物事が学べるので、良い環境ですね。
管理人:
その様な話をしたかったのですか。
そうですね。
目的がすり替わっている人がいるようですので、それが気に掛かっていました。
管理人:
ところで、実際に訪ねた時に、霊媒さんはこちらが気に掛かったようですが…。
この奥がお墓になっているようですけど。
霊媒M:
ここがエネルギーの通り道になっていますね。
要するに媒介となっているのですね、徳川家の歴代将軍が安置されているようですので。
管理人:
では、最終的にはこの場所で繋ぎをつけたという事でしょうか。
場所としては最適なところでしょう。
霊媒M:
そうですね。
管理人:
では、徳川家の歴代の将軍の皆様という事ですか…。
霊媒M:
(霊媒の中では)色々な方が入れ替わり立ち替わりしているので、訳が分からなくなっています。
管理人:
ここで一応確認しておきたいのですが、徳川家の皆様という事ですので、皆様の生前の出来事に関連する質問が寄せられる可能性があると思います。
徳川家の皆様:
基本的に霊媒の方が『江戸時代』に暮らしていた方ではないので、『江戸時代』がどう言う状態なのかという知識がないのですね。
そうすると、私たちが幾ら伝えようとしても、(霊媒の方が)適切な言葉に置き換える事が出来ないのです。
映像で見せたり、音声で聞かせる訳には行かないので、申し訳ないのですが、もう少し霊的な現象に対する理解が深まって、科学的な方法で何らかの表現が出来る様な時代が来れば、お伝えする事が出来るかも知れませんが、今の段階では難しいですね。
管理人:
要は、霊媒を通じて霊界の住人と意思疎通をするのではなくて、代わりに何らかの機械を使用して意思疎通を図るという事でしょうか。
徳川家の皆様:
そういう装置が出来れば、誰でも分かる形で伝える事が出来るかも知れません。
例えば写真を見るように、私たちの記憶を映像化して送る事が出来る様になれば、一目瞭然で、どなたにでも分かるように伝える事が出来るのですが…。
ただ、知識の無い方に、意識を通じて物事を伝えようとすると、相手の方が知らない知識に関しては、言葉に置き換えるのがとても難しい作業になってしまう。
言葉に置き換えるには、当時の文献を読んで、ある程度の知識を身につけないと難しいでしょうね。
本当はその時代に通じた専門家の方と通じる事が出来れば、表現できるかも知れません。
(2010年12月22日)
ちなみに、霊界の住人は霊媒の意識を通じて現代の日本に関する知識を入手しておりますので、生前江戸時代に生きた方が経営シミュレーションなどのゲームについての知識があっても不自然という訳ではありません。
『江戸時代』という表現も、私たちにとって理解しやすい表現を選んだのでしょう。
さて、2010年はこちらが最後の記事となります。
当Blogとしては二回目の年越しとなりますが、皆様に取って2010年はどの様な一年だったのでしょうか。
記事【明治天皇霊・大正天皇霊・昭和天皇霊より、年始のご挨拶】では、2010年を"生まれ変わりの年"と位置づけておりました。
果たして、2011年はどの様な年となるのでしょうか。
では、良いお年をお迎え下さい。
【Silvercord】管理人
12月31日現在回答待ちの質問
下記のご質問につきましては、回答に時間が掛かっておりますので、しばらくお待ち下さい。
- 記事【遠征中2】のコメント欄からお寄せ頂いた匿名様の質問「日本の人口減少について」
- 記事【それぞれの立場から見た戦争】のコメント欄からお寄せ頂いたはつゆき様の質問「戦争と虐殺について」
- 記事【それぞれの立場から見た戦争】のコメント欄からお寄せ頂いたNK様の質問「原爆投下について」
4 件のコメント:
今年一年お疲れさまでした。
楽しく読ませていただきありがとうございました。
皆々様に新しい年がよい年でありますように。
明けましておめでとうございます。
今年の益々のご活躍をお祈りします。
徳川家の皆様というのは興味深いです。日本には古代から今日に至るまで長きに渡って安定といえる政権がいくつか出現していると考えているのですが、その中でわりとわかりやすいのが徳川300年という時代です。
一口に300年といっても、紆余曲折あり、とんでもない状況を作り出したこともあったりするようですが、それでも世界的に見て安定した社会であったというのは、そこに生きる庶民の意識が高かったからではないかと最近は思っています。近代のいわゆる高学歴というのとも違う、人として生きることに根差した智慧や協力体制の在り方などを見聞きすると、応用力も想像力もあり、たとえお上がダメでも、庶民が進言したり独自の方法で切り抜けたりと、自主的に場を作ろうという気概、日頃から自分たちの社会に対して関心度が高かったように感じます。
そのあたり、今の状況を切り抜ける参考になると思います。
官僚の話なども、単に官僚が悪なのではなく、やるべきことをちゃんとやってもらうという、日頃からの交流をないがしろにしていたツケでもあり、やはり基本は「餅は餅屋」なのだと思います。いい仕事する人はたくさんいます。
人々が安心し、安全に、活気ある日々をすごせたら、もっと様々なことを成すことができるように思います。
ジョアン様
明けましておめでとうございます。
今年がジョアン様にとって良い年でありますように。
baseheat様
明けましておめでとうございます。
ご指摘のように、徳川家と言えば長年に亘って日本の国政を取り仕切ってきた皆様ですので、その後の日本の行く末に関心を持つのは自然な事と思います。
そして、徳川家の皆様から見ても、今は日本にとって節目の時期と映っているようです。
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