■ NK様の質問
管理人様、霊媒M様いつもコメントを有難うございます。上の方のご質問に便乗いたします。霊界の方にお聞きしたいと思います。
いつも思う疑問があります。先の大戦が侵略ではなく、日本国民とアジアの人々の為であったのなら、なぜ日本に原爆が落とされなければならなっかたのでしょうか?しかも2回も。
今も後遺症に苦しんでいらっしゃる方が沢山居られます。どんな理由があったのでしょうか?教えてください。
(後略)
■ 英霊の方の回答
NKさん、はじめまして。
僕は大東亜戦争で一兵士として戦った者です。
これからお話しする事は、あくまでも僕の個人的な考えなので、そこのところは御了承ください。
動機が正しければ実現するための手段は何でも良いのかと言えば、必ずしもそうとは言えないのだと思います。
当時の日本は選択を誤ってしまったのかもしれません。
だからこそ、日本は大きな傷を負い、敗戦に追い込まれる結果となったのでしょう。
どのような結果にも、必ず原因がありますよね。
原爆が2回も落とされ、その他にも多くの街が焼かれました。
大勢の日本国民の命が失われました。
日本をこのような結果に導いてしまった原因は一体何であるのかを、きちんと検証して理解しておく必要があると思います。
動機が何であれ、きちんとした手順を踏まなければ多くの人々が傷つき、苦しむ結果となってしまうのです。
どれだけ立派な大義名分があろうとも、手段を誤ってしまえば結果が大きく変わってしまうのです。
日本が傷ついたのは、選択の誤りによる相応の結果であったというのが僕の考えです。
思うとおりにならない事や、上手く行かない事は皆さんにも経験があると思いますが、そういう場合は必ず何か見過ごされている部分があると思うのですね。
その見過ごされている部分が何であるのかを結果から学び取る事が出来なければ、永遠に同じ事を繰り返してしまう事になります。
人間がやることですから、完璧はありえないと思います。
だからこそ、己を省みる時間はとても大切であると思うのです。
それと同時に、周囲を顧みる事もとても大切ですよね。
独り善がりでは何事も上手く行きませんから。
原爆の影響で大勢の方々が今も後遺症に苦しんでおられるのは、本当に、とても辛い事です。
一日も早く、彼らが抱える後遺症を解決できる医療技術が完成される事を切に望みます。
それでね、僕、思うのですよ、安心を実現する為に日本だからこそ出来る真の解決策があると。
報復合戦をしていたら何時までも解決出来ないけれど、日本人の気質を思えば報復合戦の様な事はあまりありえないですよね。
問題の根本の部分を解決しようと考えると思うのです。
二度と戦争を起こさないために今出来る事を試みると思います。
日本は何に対しても旺盛だけど、欲張りでは無いと思うから、全てを独り占めしようとは考えないでしょう。
だからこそ出来る事があると思うのですよ。
核兵器をいくら保有しても、真の安心には繋がらないと思うのですよね。
逆に、自国すら脅かしかねない代物であると思うのですよ。
だって、そうでしょう?
核兵器の威力を無効化できない以上、保有しているというだけでも常に危険と隣り合わせという事になると思うのです。
それは、例えば原子力発電所のような資源利用している施設でも同じだと思いますが、一度何か不測の事態が起きれば一溜まりもありませんから。
当然、今の技術力で出来る充分な備えをしていると思いますが、それだって人間がやる事、完璧では無いのだから、もしもの事態があるかもしれません。
いつ想定外の事態が発生するとも知れないのですから、核の威力を相殺出来るような技術が必要だと思うのですね。
核の威力を相殺出来るという事は、核兵器が抑止力としての意味を成さなくなる事とイコールなのですよね。
世界中の人々が安心して暮らせるようになるには、核を資源として安心して利用出来るようにするためにも、そういう技術はこれから必要になると思います。
その技術はどこか一国で独占されるべきではないと思うし、そのためにも日本に出来る事があるとも思っています。
日本には真の幸福の為に出来る事がまだまだ沢山あると思うし、また、それだけの度量も備わっていると思うのです。
だからこそ、日本は世界の真の安心と安定を実現するための先駆けとして充分に働けると僕は思います。
これはあくまでも僕の考えだから、神様や仏様には何か違うお考えがあるのかもしれません。
僕には神様や仏様が何を考えて日本に試練をお与えになったのかは皆目見当がつきませんが、それも深いお考えがあっての事であると思うし、日本ならばその試練を見事乗り越えることが出来るとお考えなのかもしれませんね。
(2011年1月17日)
英霊の方は以上の様に述べておりますが、ご覧の皆様はどの様な感想を持たれましたでしょうか。
日本に原爆が落とされた事情については、幾つかの複雑な要素が絡んでいる様な気がします。
それまでの日本の行動に何らかの誤りがあった――その結果として表れた要素もあるのかも知れませんが、もっと別の要素も関係していると思います。
その辺の事情については、現段階では詳細に明かされている訳ではありませんが、私たち日本国民がもう少し冷静に物事を考えられる様になり、安易に脊髄反射的な行動に走る愚を充分に理解したと見える様になれば、もう少し詳しい事情を教えて頂けるのかも知れません。
【Silvercord】管理人
10 件のコメント:
管理人様、霊媒M様ご回答有難うございます。またお若くして英霊となられた方、ご回答を頂き有難うございました。
第二次大戦でも太平洋戦争でもなく大東亜戦争なのですね、(母がその言い方以外使おうとしませんでした)やっと腑に落ちました。
日本に原爆が落とされた理由については、自虐史からやっと抜け出せた私には、日本の行動の手段として何が悪かったのかまだ分かりません。もっと考えてみたいと思います。
あの戦争での日本の被害は、原爆も含めてとても大きなものでした。なぜ日本が?と思うことも止められません。
でもあのままどこに落とされることも無く、開発だけが進んだとしたら、そして臨界点がきていたら、もっと怖かったかな。落とされて良いところなんてありませんものね。
以前のお話の中にも、核兵器の威力の無力化ということが出てきました。そういう物が出来れば、そして日本人がそれを発明できればとても嬉しいですね。
今回は、お時間を取らせてしまい申し訳ありませんでした。
寒い日が続きます。お風邪など召されません様にご自愛ください。
大変興味深いお話をありがとうございました。
核兵器の威力を無効化できる技術、というものは机上の空論でも聞いたことがないですが、核に頼らない大量破壊兵器の構想などはあるそうで、兵器としての使用は徐々に減らせる方向に進めるとは思います。
本気で希求し努力し続ければ、きっと異世界の方たちの後押しも得られて実現できると信じています。異世界間通信だって実現しているのですから、それに比べれば同じ世界での科学的な問題はまだ解決しやすいでしょう。
ただ、何れにせよ日本の中で核保有の有無の議論はどんどん進めるべきです。賛成派も反対派も、とことんまで話し合うべきです。
中川昭一さんも自著で反対派と建設的な議論にならなかったことに触れ、「日本は非核三原則どころか五原則を奉じていることが分かった。『持たず作らず持ち込まず』に加えて『語らず、考えさせず』だ」と批判していましたが、核を祟りか何かのように遠ざけるだけでは一歩も進みません。
以下は、ある時ふと沸いた思いです。
かなり過激なことを書いているので、あらかじめ謝罪します。不愉快に思った方は、どうか妄想の類だと思って読み流して頂ければ幸いです。
日本に核が炸裂したのは、日本人があまり報復合戦をしない傾向があるからこそ、核兵器を滅ぼすための兵士として選ばれてしまった、ような気がします。
他の国で炸裂して多くの死傷者が出たら、おそらく怒り悲しみで我を失い、怨霊化した方たちも巻き込んでの報復合戦に陥り、世界が核の炎に包まれる可能性が高くなったのかもしれません。
人類の過ちは人類が正すしかありません。過ちを正す能力を持つ最適な民族が日本人、という選択だったのかもしれません。
この仮定がもし正しいとすると、選ばれたほうは堪ったものじゃないですが。
自分で書いておいて無責任極まりないですが、どうか妄想の類であることを願うばかりです。
NK様
当時の日本も様々な問題を抱えていたと思います。
私の個人的な意見とお断りして申し上げますが、例えどの様な動機からであっても、本来日本が治めるべきではない土地を領有してしまったのは問題があったと思います。
台湾を統治し、朝鮮半島を併合し、中国大陸に幾つかの権益を持っておりました。
満州国の建国にしても、相当程度の日本の関与は否定できません。
しかも、本来ならその土地の住民が自らの力で作り上げなくてはならない筈のものを、日本は過剰な施しとしてそれらの土地の人々に与えてしまいました。
助けを求める者に手を差し伸べるだけなら良いのですが、過剰な施しは人の成長の機会を奪ってしまうのです。
また、政治の混乱が軍部の台頭を招き、マスメディアが戦争を煽り、それに易々と乗せられてしまう国民も少なくなかったようです。
それらの問題を改める代償として、大東亜戦争の敗戦に伴う犠牲が相応なものであったのかどうかは分かりません。
歴史を調べるほど、当時の日本とは比べものにならない位に、非道な振る舞いを平然と行っている国家が幾つも見受けられたからです。
ですから、単に日本の行動の過ち"のみ"が原因となって、原爆投下を含めた戦争の犠牲があったのではないと考えております。
はつゆき様
核武装のご意見については、記事【核兵器保有を論じる前に】で述べております。
核武装の是非を議論する前に行わなくてはならないこと、今すぐにでも着手できることに取りかかる方が先でしょう。
管理人様 コメントを有難うございます
『歴史を調べるほど、当時の日本とは比べものにならない位に、非道な振る舞いを平然と行っている国家が幾つも見受けられたからです。』 私もそう思うのです。
酷い国はたくさんあるのに、因果応報で世の中が回っているのなら、なぜ日本に? そう思っていました。
でもそうですね、英霊の方やはつゆき様のお話にあるように、神様や仏様のお考えもあるのでしょう。
かっての冷戦時代、いつ核戦争が起こるのか、冷や冷やしたのを思い出しました。
SF小説の『渚にて』を読んで、眠れなくなり、日本を覆うバリヤーが出来ないか本当に願っていました。
日本に落とされた原爆の悲惨さが、今の原爆の抑止力になっている面もあると思います。
NK様
「因果律には寸分の狂いもない」と、霊界の住人は異口同音に述べておりますが、彼らと比べると限られた視野で物事を観察しなくてはならない私たち人間から見ると、果たして本当に因果律が作用しているのか分からない事例は珍しくありません。
そこで、私はこの様に考えます。
確かに、あの時日本は過ちを犯しました。
その過ちを犯した結果として訪れる苦境を乗り越えるだけの資質を備えていたので、比較的早い段階で因果が巡りました。
しかし、欧米諸国はこれまで、ある意味因果の精算を繰り延べにされてきました。
なぜなら、これまでの彼らでは、自ら積み上げた因果の精算に伴う苦境に耐えうる資質を備えていなかったからです。
しかし、この度『霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点』が開かれたことによって、欧州諸国の皆様も因果の精算に耐えうる資質を身につけたと理解しました。
ですから、これからしばらくの間、欧州諸国は因果の精算に伴う苦境を覚悟しなくてはならないと思います。
Sivercord Manager 様
「しかも、本来ならその土地の住民が自らの力で作り上げなくてはならない筈のものを、日本は過剰な施しとしてそれらの土地の人々に与えてしまいました。
助けを求める者に手を差し伸べるだけなら良いのですが、過剰な施しは人の成長の機会を奪ってしまうのです」
上記のようなこと、またそのことによる因果律が働くということを、いわゆる宗教的なことがらとしてではなく、自然の理として広く人々が認識することは、まだ難しいのでしょうか。あくまで一人一人の成長に応じて、個々が日常で体験し学びとっていくしかない…というのが原則だとしても。原因と結果というのは科学的ではあるのに、こういうことだけはそこから外されているように思います。
baseheat様
実は日々の経験を通じて手掛かりを掴んでいる筈なのに、観察力が足りていないので気付かないという場合が多々ある様に思います。
面白い話だなと思いコメントさせていただきます。
核エネルギーに関する研究をど素人ながら考えてみましても、まだまだ人類の手に余るもの、という印象です。
だからこれからどんどん研究が進み、
「戦争の道具に使う!?馬鹿馬鹿しい!いったいどれくらいのエネルギーが生み出せると思ってるんだ!もったいない!」
位のエネルギー効率まで発展した未来を想像し、ドキドキしました。いい意味で。
やはり建設的な考え方をしたほうが何というか力が湧いてきますね。私は29歳になってこれから研究の道へ!なんてなかなか考えられませんが、このドキドキを小さな子供たちの中の何人かに伝えられることができたらそれは自分にできることの一つなのかなと感じました。
23歳で亡くなられた英霊さん(失礼かもしれませんが)とはいっぱい話をしてみたいなと思いました。
2月9日3:33投稿の匿名様
以前投稿した記事【トルーマン霊との対話】には、霊界では世界規模で核廃絶を働きかけているとあります。
一方、記事【核武装を論じる前に】には、周囲の状況次第で核武装を考慮する余地があるとのニュアンスも伺えます。
なお、私の個人的な意見としては、私たちの生活がより豊かに繁栄する為ににこそ、核エネルギーを活かすのがよいと思います。
さて、上記記事の英霊の方とお話をされたいとのことですが、具体的な質問やご意見をお寄せ頂ければ、それについて英霊の方の回答をお願いすることは出来ると思います。
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