■ 『竹下登』と名乗る霊との対話
(記事【目に見えない力に対する恐れがある】からの続き)
管理人:
では、今日本との関係でギクシャクしている国の人々について、心理的な側面から見たお話をして頂きましたが、ここでちょっと視点を変えてみたいと思います。
先日初詣に参りまして、その際に「日本は今年の前半に外交関係で選択を迫られる」という話がありまして、日本が抱える外交懸案の中でも、中国については気をつけた方が良いと言うことでした。
そこでギクシャクしていて、余り上手くいっていない中国との関係について伺いたいと思います。
中国が幾ら経済成長著しいと言っても、その状態をいつまでも続けることは出来ないという観測が以前からありました。
ところが最近になって中国経済はバブル状態にあって、バブルが崩壊しているという話も出て来始めております。
経済的に危ないと。
そして経済成長を優先させた為に、行き過ぎた経済活動による環境への負荷が掛かっております。
例えば工業製品を作る際に発生した有害物質を垂れ流して土壌や水質汚濁、大気汚染を深刻化させていたり、干ばつや砂漠化が広範囲に拡大しているようです。
中国の、国を支える土台がかなり深刻な状態にあると思うのですが、竹下さんはどのように見ておりますか。
竹下登霊:
改善の余地はまだ残されていると思うのだけど、それをするには、今の政治のやり方では難しいだろうね。
今の路線で行っても、なるべくしてなるような形に収まるのでないの。
管理人:
「なるべくしてなる」とは、人が生存できない土地になると言うことですか?
竹下登霊:
その問題を解決するように動いていないのだから、しようがないよね。
管理人:
今の政府に問題がある、今のままでは駄目だよねと言うことですが、彼らがその問題を解決する為の方法とは、どのような物がありますか?
竹下登霊:
幻想を捨てるのだね、まず。
変な幻想や野望を捨てるのだね。
現実を見ないで、大きな事だけ思い描いていても実現する訳がないのだから、ちゃんと現実を見なさいよと言う話だね。
大将が敵地に切り込みに行っている間に、本拠地が兵糧攻めに遭っているみたいな物だよ。
自分の本拠地をもっとよく見て、安定させることを考えないと――外ばかりを見て、外の良い物を奪ってきても、本拠地が奪われたら意味がないだろう。
中国は「国内に植民地を抱えている」という様な言い方をされる場合もあります。
民工と言われる工場労働者は安給料で酷使されていると。
それでも都会の工場で働ける人はまだましで、田舎ではそこまでの収入を得られる仕事もないとか……。
竹下登霊:
それは何でかと言ったら、あの人達は何か勘違いをしているけど、国内の人間を養う為に回っているシステムではないからそういうことになっているのではないの?
要するに金儲けの先が外国相手でしょう。
で、今外国はどうなっているの。
それでは上手くいく訳がないでしょう。
余り外国の力にばかり頼っていると、世界情勢が不安定になった時に、真っ先に煽りを食うのだから。
だから今グローバルと言っているけれども、あれはちょっとおかしな話だよね。
何故わざわざ外国の影響を受けやすいシステムを作ろうとしているのかね。
まぁ、鎖国をしている訳ではないから、ある程度影響を受けるのはしようがないのだけど、わざわざ外国の影響を受けやすくなるシステムを作ろうとして、どういうつもりなのかね。
全く訳が分からないね。
管理人:
今の話は、程度の違いはあれども、日本国内にも似たような部分があると思います。
では国内で経済を回すにはどうしたらよいかというと、国民が十分な収入を得て、それを使わないと経済が回りませんよね。
竹下登霊:
だから労働の基本を忘れてしまっているのかね。
労働って何の為にするの? とか。
お金が全ての、お金中心というか。
でもお金だけでは何も出来ないよね。
最終的にはお金で生きて行ける訳ではなくて、水だったり、食料だったりする訳で。
所詮お金はそういう物だけど、そこを勘違いするようなシステムを生み出している連中に上手く乗せられてしまっている。
日本も例外ではないけれども、まぁそんな感じだな。
それが分かっていてそのシステムを利用するのと、見失って、後戻り出来なくなっているのではえらい違いだから。
どうも見失っているような気がするね。
管理人:
では、中国については以上でしょうか。
それでは朝鮮半島の国々についても同様に伺いたいのですが。
竹下登霊:
まぁ、あそこは地理的に中国の影響が強いからね。
管理人:
では、中国の影響が強いと言うことで、北朝鮮から伺いましょうか。
それとも韓国から聞いた方が良いのかな。
経済的な側面から見ると、今の中国と韓国には似たような部分があると思うのです。
通貨の価値を低く抑えることによって、一部の企業が作った製品を安く海外の市場に売る。
一部の企業にとっては、その状態が心地よいのかも知れないけれども、それは国民の利益には直接繋がっていない。
海外から何かを輸入する時には高く輸入しなくてはならないし、生産した物を安く売っているので、給料も上がらない。
竹下登霊:
そもそも「何の為に商売をしているの?」という話になると思うよ。
商売って、サービスや物を提供することで対価を得て、それを元手に生活をしているのでしょう。
生活出来ない仕組みを作っても、しようがないよね。
まぁ、でもこれは日本にも言えることだね。
管理人:
程度の違いはありますけど。
竹下登霊:
ちょっと良くない方向に流れているね。
管理人:
でも、日本の場合はまだ恵まれている部分があるので、実際にその状況を改善する方法はあって、適切な手段をとって、断固とした姿勢でしばらくの間継続して実施すれば、情勢を転換することは出来ると思います。
ただ、韓国はそこまでの、国の基礎的な体力が不足しているので、ちょっと難しいかなと思います。
竹下登霊:
地理的にと言うか、周辺国の事情に巻き込まれているという印象を受けるのだよね。
自分の足で立つ前に干渉を受けてしまうから、なかなか自立出来ない状況が生まれているのではないかという気がする。
自分たちの力で作り上げた物ではなくて、予め用意されている物の上に乗っているだけだから、上手く出来なくて壊れるのは必然だと思うし。
彼らがその事に気づいているかどうかは分からないけれども。
「日本が隣にあるのは幸福だ」と言われることもあるけれども、日本が隣にあるが故に外部からの干渉があったという感じはするよね。
管理人:
ただ、その話を始めると、歴史を遡って流れで追いかけなくてはならないので、一筋縄ではいかないかな。
そして歴史の流れを追いかけてみると、干渉せざるを得ない日本側の事情はあった訳で……。
竹下登霊:
だから地理的に干渉されやすい場所にあって、なかなか自分たちの力でやってゆく意識が芽生える前に、外国の手が入ってしまう。
それが今のような状態を生んでしまっている様な気がする。
管理人:
それは北朝鮮についても同じですか。
見た目で比べるとかなり異なっているようですが。
竹下登霊:
結局、北朝鮮と韓国に分かれてしまったのも、外国による干渉によるからね。
そういうことを考えると、まぁ一緒なのじゃないかね。
それで、まだそれらの干渉してくる国々に対応出来るだけの力を持っていない。
まぁそういうことなのだろうね。
日本が遣ること、これからやるべき事は沢山あるよね。
日本が戦争に突入するきっかけとなった出来事についても、解決されていないよね、まだ。
管理人:
その戦争とはどの戦争でしょうか。
明治以降に朝鮮半島に介入を始めた頃からでしょうか。
霊媒M:
その辺の経緯は私に歴史の知識がないので……。
竹下登霊:
アジアの地域は植民地化されてきたでしょう?
直接欧米が入り込んで、植民地とする事は無くなったのだろうけど、世界全体の構造としてみると、彼らの都合が中心になって作られているという印象を受ける。
そう考えると、当時日本が目指していた物はまだ完成されていない。
実現されていない。
発展途上というか。
まだまだアジアの国々だけではなくて、有色人種の国々の、世界における発言力は低いと言う印象を受ける。
自分たちに有利なシステムで雁字搦めにすることで身を守っている所を見ると、彼らの怯え・恐怖心の現れなのかも知れないけれども、まだあの戦争は続いているのではないかと言う気にさせる状態だよね。
実際に戦闘行為は行っていないけれども、そういうシステムを作り上げている。
管理人:
そして日本もそこに乗っかっていますよね。
乗っかっているというか、その枠の中にいますね。
竹下登霊:
乗っからないことには、どうにもならない。
今でこそ経済大国と言われるくらいに――バブル崩壊以降は宜しくないけれども、それくらいに経済成長してきたけれども、では対等に見られているかというと、決してそうではないと思う。
それは彼らの警戒心とか恐れなのかも知れないけれども、日本の方が格下であると思いたいという心が見え隠れするのだよね。
交渉しているとよく分かるよ。
そう思いたいのだろうね。
日本に取っては上か下かなどどうでも良いのだけど。
管理人:
それは実際に交渉の場に立ち合わないと分かりませんね。
竹下登霊:
だから臆病なのだろうね。
絶対に認めないのだろうけど。
管理人:
認めないというか、口先でどう言おうが、行動が伴っていなければ……。
竹下登霊:
虚勢を張っているのが見え見え。
大口を叩いて脅してくるというのは、虚勢を張っているのだから。
本当に日本が大したことはないと思っているのなら、その様なことはしないで、適当にあしらっているのだろうから。
だから、敗戦したとは言っても、あの戦争はまだ終わっていないのかな。
水面下ではまだ続いているよ。
管理人:
ただ、一見すると彼らの作り上げた枠に乗っているようでも、確実に彼らは拠点を失っていますよね。
今話していてふと思ったのですけど、もし欧米諸国が大まかにそういう心理状態だったとすると、日本と対面した時の中国や朝鮮半島の国々も、姿勢は全く同じですよね。
竹下登霊:
姿勢は一緒だけど、(欧米は)やり方が巧妙だよね。
やり方が巧妙だから、全く見栄えが変わってくる。
こちらとしても中国や韓国、北朝鮮辺りだとストレートだから分かりやすい。
まぁ、臆病だから巧妙になるのかも知れないけれど、常に自分の方が立場が上でありたいという願望が透けて見える。
だから変に挑発しておいて、こちらが本気にして対応したら「待ってくれ」となるのは、まぁそういうことなのではないの?
頭でっかちのガキを相手にしているような感じだよね。
覚え立ての理屈をこね回しているガキ。
中国や朝鮮半島というと、理屈も通らない感じ。
その分分かりやすいけどね。
それで厄介なのは、外交交渉をする時でも、一対一で話し合っているつもりでも、別の国が背後に見え隠れするとか、純粋に一対一ではない場合もあって。
それは多分、日本の背後にはアメリカがいるのと同じ様な物なのかも知れないけれども。
だから交渉と言っても、背後の国との関係を考えながら話をする。
それは皆やっているだろうけど、一筋縄では行かないよね。
管理人:
そんな一筋縄ではいかない隣国について、今年の前半に日本の外交政策上で波風が立つよという話も聞いているのですが、やはりその辺の一筋縄では行かない国々がきっかけになるのだと予想するのですが、それらの国々との間で表面化する外交懸案に対して、日本はどのように対処すればよいでしょうか。
竹下登霊:
妙な構造を作り上げてくれたからね。
グローバルなんていう物を遣ってしまったから、一国の影響が複雑に入り乱れるやり方をされてしまったから、何を遣るにしても面倒くさい。
国の運営という物を考えていない。
管理人:
では、外交以前に政府を何とかしないと駄目だというお話でしょうか。
周りで幾ら何を言おうが、最終的に決定するのは政府なので。
竹下登霊:
政府がしっかりしていなければ、外交どころではないし、外交が出来なければ舐められっぱなしで、日本はどうなるか分からないよね。
本当にもっと危機感を持った方が良いのに、国民は。
「自民党は悪だ」と言っても構わないけど……。
管理人:
その悪と言っている自民党が支えてきた部分は全く無視していますからね。
竹下登霊:
言うのは構わないのだけど、「自分の尻に火がついている」状況で、そんなことを言ってもね。
もう本当にこの辺でいい加減「自分たちの選択が国の未来を左右する」と言うことを自覚して欲しい。
あくまでも政治家は国民の代弁者であって、国民が望んでいないことを形には出来ない。
しようとすると選挙で落とされてしまう。
国民は、それがどういう意味を持つのかを自覚して欲しい。
お父さん・お母さんではないのだから、政治家は。
小さな案件だったら政治的に処理することは出来るけれども、国全体の問題となったら、国民全員でそのツケを払わないとならないことになる。
その辺の認識が足りないのではないかな。
管理人:
今の現職の代議士ではとても口に出せないような本音ですね。
そういうことを言えば、選挙で落とされてしまいます。
竹下登霊:
でもそれは本当のことだ。
(2012年1月4日)
今回は『竹下登』と名乗る霊が携わっている活動に関連して、日本に取って厄介な隣国について、それから今後の日本についてのアドバイスを伺いました。
生前の竹下登氏については、自民党田中派から竹下派(経世会)の領袖となり、またリクルート事件や東京佐川急便事件への関与が疑われるなど、政治家としては余り良い印象はなかったのですが、今回の対話を通じて「やはり首相を務めたのだから、一廉の人物だったのだろうか」と改めて見直すきっかけになったと思います。
ご覧の皆様はどの様な感想を持たれましたでしょうか。
Silvercord管理人
8 件のコメント:
二つの記事を大変興味深く拝見しました。
金銭問題や靖国不参拝については何とも言えませんが、
あの時期に消費税を導入したことは正しかったけれども
同時にふるさと創生事業でインフレ抑制効果を
相殺してしまった事を思い出し、経済以外の面でも
外国との関係に加えて、有権者の意識やメディアの論調が
足かせになる事があったのかなと感じました。
本当は、最後に仰ったような事は言われなくても
有権者自身が理解していなければならないと思うのですが、
それを置き忘れてきてしまったから今があるのですね。
心して自分にできることを地道にやって行きたいと思います。
いいお話をありがとうございました。
TPP賛成派の方々をTVで見かけると、まずTPP参加と言う結果ありきで参加する事の利点や理由を明確に説明できないしない態度に始終していると感じます。TPPは国としての主権を放棄してまで参加するメリットがあるのですか?TPPの枠組み交渉が国益にそって可能との前提で発言をしていますが本心からの言葉ですか?疑問疑惑を感じれば何処までも嘘と欺瞞に満ちていると感じてしまうのは疑いすぎなのか悩みます。これらの事との関連で、今回の竹下登霊のお話はとても興味深かったです。もう、なりふり構わず日本を罠に嵌めにかかっているのかなと。もしそうであるならば、日本人工作員は万死に値しますね。
日本の政治家の方々は、ずいぶん視野が狭いものなのだな…と思いました。
せっかく、国を具体的に司る一端を担う地位に居ながら、目先の利益や自分の立身出世や、現状の名誉ばかりみているのですか・・・サラリーマンみたいですね。
政治家というのは、もっと視野や志を広く、たとえば日本発の世界が和する政策を遂行し、そういう意味で世界を手に入れることを考えるものではないのでしょうか。
「虚勢を張っている」という点について妙に納得してしまいました。
自分達白人が優れている。正義であると大声で何度も繰り返している背景には本当にそうなのか?という頭の片隅での不安と、頭の大部分を占める自分達は正しい!!という強迫概念にも似た思い込む意思が感じられます。
すべてを自分達は把握しているはずなのに、他の人間未満が自分達の理解できない考え方、感情、物事の解決方法を持っている事に、自分達がひょっとすると人間以下の存在に劣る部分があるのではないか。
さぞかし恐怖でしょうね。そういう存在を本当に長い間虐げて来たんですから。無意識にでも罪の重さを感じているんでしょう。
恐怖に駆られて振り上げた手は止められないものです。はたしてどこで止められるでしょうね。バチカンの拠点開放によって、これ以上のキリスト教への冒涜が終わるよう祈ります。
日本には八百万の神がいるといわれてるようにこちらの管理人さんが
通信している神様も認識してない事実があることが分かりました。
死んだ政治家も全て把握できるわけじゃなくて。。。
『嫁が受け取っている神託を話そう』というサイトも神様の
声をそのまま載せていますが、そこはアメリカが地震兵器によって311地震
を起こしたと認識しています。こちらも同じように霊界の人間の言葉を
扱っていますが、ここのサイトに出てくる神様が全てではないという事を
認識した方がいいかもしれません。
管理人様 今日は。
結界が開放されて2年になりますね。
以前から比べると沢山の方が自虐史から解放され、日本を在るべき正しい姿にと
動き始めています。
けれどもまだテレビや新聞しか目にすることの無い多くの方が変れずにいますし、
中国や韓国の工作も世界へ向けてますます酷くなっているように思います。
前にこちらの書き込みで、いずれ日本の憂いが外国からの何かで無くなるとあったように
思いますが、探しても見つかりません。
アメリカの下院議員の方が、ホロコーストの否定をされたとか。
そういう事も繋がっているのかも知れませんね。
地下格爆発がトリガーになって311が起きたのは事実だと思いますが
起こるべくして起こったという側面もあると思います。
知っていても敢えて話さないこともあるかと
すっかり更新がとまってしまいましたが管理人さんや霊媒さん霊界の皆さんは元気にされてるかな?世界がこんなに慌しいのだから当然皆忙しいのだと思います。
世界が変わろうとするのは分かりますが、あまりにもスケールと速度が大きすぎて瑣末の身としては川面に浮かぶ木の葉のように揺さぶられるしかないのかな、何か力になれることは無いのかなと物思いにふけったり、足掻いてみたりしてます。
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