便宜上、『国境を管理する霊団』と呼ぶ事にします。
なお、霊媒自身に対しては、その少し前に同霊団からと思われる情報がもたらされておりましたが、今回、彼らの活動拠点に近い場所へ赴く事で、霊媒との通信の繋がりが調整された様で、より詳細な情報を受け取る事が出来るようになったのだと思われます。
文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。
では、2009年9月4日収録の『国境を管理する霊団からの警告』をご覧下さい。
■ 『国境を管理する霊団』からの警告
(前略)
管理人:
海の向こうを警戒しているのはどなたですか。
霊媒M:
警戒というか、警告というか、何だろう。
暗雲が迫っている…抽象的だな、表現が。
管理人:
暗雲が迫っている?
その送り手は、どういう方でしょう。
霊媒M:
誰だろう。
管理人:
それは分からないという事で。
では、とりあえず言いたい事を言ってもらいましょう。
暗雲が迫っているの続きを。
霊媒M:
暗雲が迫りつつあるが、眼前は晴れ渡って見えているので、その暗雲が連れてくる嵐の凄まじさに気付かず、準備をする間もなく、被害に遭う。
――という、ちょっと詩的な表現をしてくるのだけど。
管理人:
その暗雲とか、嵐とか、晴れ渡っているという言葉は、何かもっと具体的な別の言葉を、比喩として置き換えているのだと思うのですが、別の言葉に置き換えて表現することは出来ますか。
霊媒M:
混乱が起きようとしている事態が、海の向こうで着々と進められているのに、目の前は――要するに、今の自分の生活は安全で平和的なので、海の遙か向こうで起きている事など想像もしていない。
その為に、備える間もなく、被害に遭う――というようなことを言っている。
管理人:
その、被害に遭うのは誰ですか?
霊媒M:
被害に遭うのは、日本国民。
管理人:
では、その海の向こうで、混乱を起こす為に着々と準備を進めているのは、誰ですか。
霊媒M:
何となく北朝鮮のような気がする。
管理人:
海の向こうとは、北朝鮮ですか?
霊媒M:
そんな印象がある。
だから、目の前の事だけしか見ていないから、一体何が起きようとしているのかを想像すらしていない。
警戒もしていない。
全く無防備な状態だから、例え一時的だとはいえ、被害が大きくなる。
管理人:
それに対しての、個人的な印象なのですが、今の日本国民は確かにその通りだと思います。
それで、私が見る限りでは、ある程度痛い目を見ないと分からないなと。(*注1)
なので、痛い目を見るのは仕方がないでしょう。
ただし、それなりに見る目のある人、関心を持っている人に対して、それなりの手段を駆使して探せば、必要な情報に辿り着けるだけの目印は用意しておけるけれども、それ以上の事をやろうとしても、その努力は実らないし、他にやるべき事は幾らでもある。
痛い目を見ないと分からない人には分からないで、しょうがない事でしょう。
そこで痛い目を見て初めて分かったのだったら、それはそれで良かったじゃないですか。
今までは分からなかった事を、その時点で理解できたのだから――という、前向きな捉え方をしたいと思います。
個人的には、そういう印象を持っています。
霊媒M:
一時的に酷い目に遭うのは、全体ではない。
ごく一部。
管理人:
もし、その混乱を起こそうとしている相手が北朝鮮なら、日本全体を混乱に陥れる力はないですね。
ただし、日本のどこか一部に焦点を絞って、何らかの策を弄する事で、日本全体を動揺させる事は出来るかも知れない。
それを受けて、日本国民はどう判断するのか、どの様な反応を返すのかは、実際に物事が起きてみないと分からないですね。
もの凄く分かりますけど、どうしようもないかなと思います。
いかがでしょうか。
霊媒M:
かなりの衝撃を受ける事を、覚悟しておいた方がいい。
特に直撃を受ける人達は。
管理人:
大まかで構わないのですが、その事態は切迫しているのですか。
いつそういう事態が引き起こされてもおかしくないと見ていますか。
それとも、今その準備をしている最中だけれども、このままでは準備が終わって…。
霊媒M:
嵐の中心にいるから安全だと思っているけれども、結果身を滅ぼす。
抽象的なので、余り詳しくは分からないが、嵐をまとってやってくる印象。
管理人:
その、今警告された方は、どういう方でしょうか。
霊媒M:
それぞれの国の国境線を守っている霊団からの警告。
■ 日本列島と大陸を隔てる霊的な壁
管理人:
では、先ほどの話だけれども、日本列島と大陸の間に霊的な壁というか、ベールで覆われている(*注2)という話があったじゃないですか。
あの、台湾もそういうベールで覆われていると。
霊媒M:
台湾も日本の側。
管理人:
そういうベールを作ったり、維持・管理している霊団の方ですか。
霊媒M:
余り外からの干渉が強すぎると内部のバランスを欠くから、干渉される事を許すにしても制限を加えないと日本自体を維持できなくなる――だから、民主政権になると決まった時に、すぐに壁が築かれたから。
管理人:
では、何らかの形で、関心のある人に情報が伝わるようにしておかないと行けませんね。
(中略)
管理人:
国境線を守る霊団の方は、陸の国境は明らかですけど、海の場合はどうなるのですか。
霊媒M:
海の場合は、日本人が船で自由に行ける範囲内。
管理人:
と言う事は、領海ではなくてEEZ(=排他的経済水域)という認識でよいのですね。
(中略)
管理人:
国境を守る霊団の方に伺いたいのですが、急遽作った厚い壁と、もう一つの薄い、北海道は覆っていない薄い壁があると霊媒が言っているのですが、何故北海道は薄い壁で覆われていないのですか。
霊媒M:
北方領土が北海道に入る。
北方領土は返ってきていないので、本州側とは別の働きをする必要がある。
本州とは別に、特別の働きをする必要がある。
霊界から見ると、外国人が日本の領地内に入り込んでいる様な構図になる。
だから、本州と一緒には出来ない。
連携はしているけれども、別の形で管理する事になる。
日本人と外国人が半々だから、別なのだ。
管理人:
半分は北海道だけど、もう半分はロシア領北海道なんだ。
では、人間界の側で北方領土というのは、いわゆる北方四島を指しているのだけど、歴史的な経緯を見ると必ずしもそうではないのですね。
霊媒M:
海を境にして、大陸側と島が分かれている感じ。
半島はあちら側だけど、島はこちら側。
管理人:
例えば、樺太(=サハリン)とか、北方四島の北側にも千島列島(=クリル諸島)と言って島が連なっているのですが、それについては…。
霊媒M:
綺麗に大陸と島が分かれている。
管理人:
と言うと、霊界側の認識では、本来なら日本が管轄する領域だけれども、ロシアが占拠している状態だと。
そして、いずれは本来の状態に戻るという事でよろしいですか。
霊媒M:
はい。
(中略)
霊媒M:
そもそも、大陸の東側(=シベリア)は白人系の人達が司っている土地ではなかったので、今の状態の方が不自然。
管理人:
では、いずれロシアの領土はウラル山脈の西側に縮小されてしまう?
霊媒M:
それはロシアの事だから…。
管理人:
日本の国境を管轄する霊団には管轄外?
霊媒M:
知っていても言えない。
もし手放す事になっても日本の事ではないので。
管理人:
逆に、日本は今のままで十分だという印象があるのですね。
長い間自分の元から引き離されていると、余計なものだという認識が芽生えてしまう。
でも、それって良くないのだけどね。
竹島の例を見るまでもなく。
霊媒M:
他の人が支配しようとしても、その土地と、そこに暮らす人間との波長が違うので、なかなか根付かない。
管理人:
それなら、日本は『北方領土はまとめて返還しろ』と延々と繰り返していれば、そのうちに返ってくるね。
霊媒M:
自然に返ってくる状態になる。
管理人:
そうすれば、必要以上にロシアと関係が深まる事もないから、シベリアの資源開発で金と技術を提供させられて、やっと資源が採掘できる段階になってから総取りにされる心配もないし。
霊媒M:
霊的に見ても、その島は、大陸に向かう為の架け橋になっている土地だ。
霊的な流れとして。(*注3)
そういう部分で、ロシアがなかなか栄えなかったり、少し良くなっても長続きしないのは、霊的な流れの滞りというか、弊害が出ている。
本来なら、島を通って豊富に入るはずのものが細々としか入らない。
管理人:
本来なら日本が管轄すべき土地を占拠しているから、その道が閉ざされているのでしょ。
霊媒M:
完全に閉ざされているわけではなくて、例えば、日本が管理していれば窓が全開になるのだけど、今は窓が目の細かいフィルターで覆われているので、通気が悪いし、有効成分がフィルタで除去されて、窓の反対側へは殆ど届かない状態。
管理人:
でも、それは日本にとっては良いのではないの?
本来ならロシア側に流れるものが日本側に留まっているのだから。
霊媒M:
どんなものでも淀むのは良くない。
今国境と言われている場所が落ち着かないのは、本来の国境でないので淀みが出ている為だ。
管理人:
要は、日本人は貯金が好きで、沢山貯めるのはよいけど、それではお金が回らないから、そのうちお金のない人とか仕事のない人が増えてくる事と同じようなものですか。
それって、お金の流れが滞っているわけだから。
持っていても役立てていない。
霊媒M:
バランスを取る為のエネルギーだから、両国間のバランスが微妙になっている。
管理人:
でも、そういう北海道から、今回あの様な人が首相になるかも知れないのだから、ある意味象徴的な気がする。
ところで、国境線についてもう一つ聞きたいのですが、日本から見ると大陸側の日本海から東シナ海にかけて、霊的な厚い壁というか、ベールが築かれているとの事ですが、反対側はどうなっているのですか。
太平洋側は。
霊媒M:
そちらにはない。
管理人:
ない?
薄い壁もない?
薄い壁は、EEZを囲うようにしてある?
霊媒M:
太平洋側は、カーテンのように薄い。
そちらが脅かされる事は、今のところ確率が低いから…。
管理人:
『ここからは日本だよ』という標識程度の意味合いですか。
霊媒M:
そうですね。
でも、入る時は『ルールを守ってね』という程度で。
(後略)
*注1:
私の意見に対して、「冷たい」とか、「他人事のように言う」と思われる方もおられるでしょう。
しかし、もし警告の通りに北朝鮮が何らかの行動を起こしたとしても、私たちにとっては既に予測可能な事態であり、事前に適切な対処を施す事で、事態の発生を防止できたはずです。
北朝鮮は、今になって突然私たちに牙を剥き出しにした訳ではありません。
数十人とも数百人とも言われる日本人拉致を実行し続け、核爆弾や弾道ミサイルの開発に必要な資金や資材が、日本から北朝鮮へ流れているのを認識していながら、長年に渡って放置してきたのは、他ならぬ私たち日本国民なのですから。
*注2:
2009年8月30日投開票の衆議院議員選挙の結果が明らかになるのとほぼ同様のタイミングで、日本列島(+台湾)と、ユーラシア大陸(中国、朝鮮半島、ロシア等)との間の海上に、霊的な厚い壁と言うか、ベールのようなものが築かれたと、霊媒が述べております。
その霊的な壁は、大陸諸国への融和的な姿勢を示している政権与党に対して、ある程度影響を緩和して日本の内政の混乱を抑制する為に築かれたようです。
つまり、現政権は大陸諸国にとってそれ程都合が良く、日本の存続を危ぶませる存在であると、霊界側でも認識している事になります。
しかし、 その様な政権に国家の舵取りを委ねたのは日本国民の判断であり、たとえその結果として日本が大きな困難に見舞われたとしても、彼らに全ての責任を押しつけて済む話ではありません。
何故この様な選択をしてしまったのか、今後繰り返さない為にはどうすればよいのか、日本の有権者の皆様、一人ひとりがよく考えてみる必要があると思います。
*注3:
ここで、『霊的な流れ』と言っているのは、霊界からもたらされる霊的エネルギー(いわゆる生命力)を、覡(現在は日本の天皇とバチカンのローマ教皇)が地上界の生命に馴染む形に返還した後、地上の全ての生命に行き渡るまでの、霊的エネルギーの流れの事を指します。
この点については、【出雲の神様からのメッセージ(解説編)】に関連する記述がありますし、現時点では未公開ですが、いわゆる『平将門の首塚』が霊的エネルギーの流れに重要な役割を果たしている話を伺っておりますので、いずれ機会を見て公開したいと思います。
国境を管理する霊団 & 【Silvercord】管理人
6 件のコメント:
この記事はもう8年も前の物になってしまったのですね。
当時読んだ記憶がありますが、月日の流れは早いものです。
そして、コメントが全く付いていないのも今となっては新鮮です。
そして、このように改めて読み返してみますと驚いてしまうところがあります。
今読むと嵐はミサイルかな?などと具体的な事件をあてはめてイメージできますからね。
それが正しいかはさておき、今現在北朝鮮は日本に対してしきりにミサイルを使って恫喝していますから、当時と比べれば危機的状況が何かをイメージし易く感じます。
この記事を読んだ当時、私は「潜伏工作員が何かやらかすのか?」くらいにしか想像できませんでした。
このように危機が現実の物となって明確に表れてくるまでに、警告から8年も要しました。
となると、このブログの情報は現在起きている事象に強く関連付けられた記事を容易に検索できて、それを改めて読み解くことにも大きな意義があるなあと感じました。
霊界から発信された情報の中身を即在に読み解ける洞察力も重要ですが、過去に発信された情報を再確認して、当時抽象的に感じられた情報を現在の事情を当て嵌めることで範囲に絞りをかけ、その情報はどのように解釈すべきだった検討する重要な題材になると思います。
この十年程の間、このブログの記事はかなり膨大な物となりました。
霊媒様も暫くお休みされるようですし、ここは過去の情報を振り返ってみる良い機会なのかもしれません。
匿名様
過去記事を読み返すことはとても重要で、記事の投稿時点では理解できなかった内容が、それから事態の進展した今になって理解の捗る場合がありますので、コメントのご意見はおっしゃるとおりだと思います。
ただし、現在進行中のテーマについては、事態の終局に目処がついてからでないと、なかなか検証しにくい部分がありますし、今ちょうど事態が動いている時でもありますので、こちらの記事関連については、もうしばらく事態の推移を見守りたいですね。
それに加えて強調したいのですが、こちらの記事の様に、未来の行く末について何らかの情報がもたらされる場合に、神様や霊界の住人がどの様にして人間に働きかけるのか、何故人間に働きかける場合とそうではない場合があるのか、など、神様や霊界の住人の動きも注視した方がよいでしょう。
その辺の理解が深まると、「ヨハネの黙示録」を解読する際に理解が進みます。
baseheatです。
お久しぶりです。
中国のコロナウィルスの広がり方は、かなり異常だな~と思っています。
第一報があった時に、えー、ウィルス実験かなんかのサンプル感染じゃないの?とか思ったのですが、本当にそういう可能性もありそうな感じですね。
思い出したのが、↑この記事でした。北朝鮮ということになっていますが、今の北朝鮮と中国(もうすでに韓国もそうかもしれませんが)は同体と考えてもいいようにも思います。すでに、直接的被害も出てますが、間接的な被害がぼちぼち出てくるころかと。製造業やら、観光業やら、対応に追われているようですし。マスクなどの感染防止対策グッズを日赤経由で中国に送るボランティアが始まっていますが、日本で販売されているマスクの大半は中国産ということを考えると、なんだか皮肉な話ですね。
私もbaseheatさんと同じ考えでここ数日は記事を読み返しておりました。
神様が作ったシナリオだという事なので、日本人も耐えるしかなさそうです。
baseheat様、匿名様
中国の新型コロナウイルス事案は、この記事の内容とは別件ではないかというのが、管理人の見立てです。
理由は単純で、「コロナウイルスの感染に北朝鮮が主導的な役割を果たしていない」からです。
そこで注目したいのは、記事【霊媒Mが見た三つのイメージ(その2)】です。
https://inside-silvercord.blogspot.com/2017/01/m_20.html
特に、コロナウイルスの感染を押さえ込むために、中国国内でも、中国と他の国々との間でも、渡航者の行動を制限する方向で推移していますが、この記事の内容が示唆的に思えます。
現時点では検証記事を書ける段階にはありませんが、継続して注視していきます。
あげていただいた記事を再読しました。
なるほど、現状をあらわしているようにも思えます。
黄色い房・・・について、香港の近況で、街中の店などが、黄色か青色かということが
現在とりざたされているという記事をネットでみかけました。
親中派は青、デモ派は黄色だそうです。そういうことで考えると、黄色の房の荒くれものは、デモ派を象徴していることになり、この話の筋からは、香港がきっかけで、中国からの独立を果たす国々が今後出てくるということになります。
コメントを投稿