本題はもちろんのこと、現在の日本が置かれている状況についてなど、今回もなかなか興味深い話を伺うことが出来たと思います。
この時は、中川昭一霊以外にも、『中川一郎』と名乗る霊や、『松岡利勝』と名乗る霊の話を伺っておりますので、順次公開していきたいと思います。
文中の( )内は、文章を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。
では、2009年12月8日収録の『中川昭一霊との対話(その2)』をご覧下さい。
管理人:
この度は、中川昭一さんから、是非お話ししたいことがあるとのことですが。
中川昭一霊:
今、自分がいるのがどういう場所なのかをお話ししたい。
まず、霊界通信を送る時には、分かりやすく『霊界』と言う表現をしているけれども、実際には純粋に霊の世界ではなくて、地上界よりは成熟しているけれども、やはり肉体と霊体が融合した形で存在している世界。
管理人:
その肉体を構成している要素は、地上界の肉体とは…。
中川昭一霊:
それよりも、もっと細かい。
地上界はもっと荒い。
管理人:
では、ここから順番に伺っていきたいのですが、人間が生まれるのと同じような形で、今の境涯に生まれ変わったという捉え方でよろしいのでしょうか。
中川昭一霊:
それが、地上界とは違って、『人が子供を産んで育てる』という感覚というか、システムはない。
そして、地上界とは違って、記憶を持ったまま存在できる。
管理人:
では、当然のこととして、生前にどの様な目的を持って生まれてきたか――とか、それ以前の事も今では分かっていると言うことですか。
中川昭一霊:
そういう記憶を持って活動する中から学び取る、そういう世界。
細かいシステムはまだ分からないけれども、地上界と表面的には殆ど変わらないような雰囲気。
ただ、科学がもの凄く進んでいる。
管理人:
では、科学が進んでいると言う部分で、何か事例を紹介して頂けますか。
中川昭一霊:
例えば、地上界では『仙人は霞を食べて生きる』というけれども、その様な形でエネルギーを取り込めてしまう。
その仕組みが解明されている。
それで、生きる為に働くのではなくて、自分のやりたいことの為に働くのが、この境涯では当り前だ。
管理人:
やりたい事というか、働くことの中に自分の関心の矛先が向いている?
「身体を維持する為」ではなくて、「自分の知的好奇心を満足させる為」に働くというか…。
中川昭一霊:
身体を維持することを、それ程重視しなくても暮らせる世界。
管理人:
それ程重視しなくてもと言うことは、何かしらの制約はある?
中川昭一霊:
地上界と比べれば全然縛りはないように感じられるけれども、この境涯にはそれなりの縛りはあるのだろう。
ただ、自分にはまだ詳しくは分からない。
それは、今後その世界で色々と体験を重ねる中で、学んで行くのだろうと言うことですね。
では、話を先に進めましょう。
これまでにも、生前人間とした暮らした方が亡くなった後に、「今いる境涯はこの様な世界ですよ」という情報を伝えてくれた方は沢山いて、そういった情報が書物になって残されていますけれども、それらの書物を通じて、ある程度の予備知識を持っていると言うのが、現在の私の立場だと認識しております。
その前提に立った上で質問をしますけれども、まず、現在の境涯についての話の前に、中川さんが亡くなられた直後の時には、歴代首相の霊団の方が出迎えにこられたという話は、以前伺いました。
その後、中川さんの、いわゆる『守護霊』の方には会いましたか。
中川昭一霊:
『守護霊』という存在なのかはよく分からないけれども、案内役の方はいた。
管理人:
では、亡くなられた後、首相霊団の方と別れてから、案内役の方はいると。
色々面倒を見てくれていると。
こちらで聞いている限りでは、「霊として地上界に向けて働きかける為の技術を習得する為に、現在は修行を重ねている最中だ」と認識しておりますが、その活動に案内役の方はどの様に関わってきているのでしょうか。
中川昭一霊:
案内役の方は、死んでから、新たな世界へ送り出す為の間の期間に、お世話をしてくれた。
管理人:
あの、バーバネルさんが、新たに亡くなった方の世話をしていると言う話がありました(*注1)けれども、それと似たような活動をされている方と捉えればいいのかな。
では、守護霊さんとは別の方のようですね。
未だに会っていないと言うことですか。
そちらの方面には余り関心がないのかな。
中川昭一霊:
明確な目的があって、そこに向かって動いてしまっているので…。
管理人:
特に、その目的が地上界に向けて働きかけることでしょ。
ですから、守護霊が出てくる場面ではないのかな。
本人が迷った時とか、行き詰まった時に手を貸してくれる。
管理人:
人によって違うとは思いますけど、死んだ後に、守護霊の方が――教師というか、教え諭す役割を担ってくれて、修行を重ねて行く方もいると伺っておりますけれども、その様な関わり方はしていないと言うことですか。
中川昭一霊:
多分、そういう関わり方をする人は、自分の中に迷いを持っている人だろう。
そして、自分には迷いはない。
やるべき事が見えていて、着々と準備を進めている。
管理人:
とりあえず、こちらから伺っておきたいのはその程度なのですが、ここまでで話し足りないことはありますか。
中川昭一霊:
これは自分のいる世界のことではなくて、地上界のことなのだけど、今の日本の置かれている状況を分かりやすく説明すると、
『巨大なネズミ取りがあって、その中にチーズが置かれています。
そのチーズには虫が集っています。
そのチーズを狙っているネズミが、チーズの前にいます。
そのチーズをネズミごと狙っている猫が、ネズミの背後にいます。
そのチーズを表しているのは日本で、ネズミを表しているのが朝鮮半島で、猫を表しているのが中国です』
管理人:
それで、その巨大なネズミ取りの入れ物を表しているのは?
中川昭一霊:
それは、巨大な罠ですから、中国と朝鮮半島…中国と繋がりがある所を一網打尽にしようとしている。
そういう巨大な罠がある。
中国が手を出したら、自らの手が挟まれて、傷を負うことになります。
ちなみに、チーズに集っている虫は在日(=在日韓国/朝鮮人)です。
管理人:
あぁ、はい。
そういうことですか。
中川昭一霊:
分かりやすく表現すると、そうなります。
管理人:
その罠が気になる所ですね。
(中略)
中川昭一霊:
北朝鮮という国を見てきたのだけど、あの国は国民がまるで家畜扱いされている。
これほど酷い国はないのではないか――という、酷い怒りを感じた。
それで、拉致被害者の方の様子も気になったので見てきたのですが、現段階では口にすることは出来ません。
管理人:
出来ません?
中川昭一霊:
影響が大きすぎると言うことですね。
管理人:
それでは、どの様な影響が大きいのかは分かりませんが。
とにかく、今は口にする段階ではない。
一応、「見てきました」という報告まで。
でも、本当に、あれが人間の住んでいる国とは思えない。
ましてや、かつては日本国民として過ごした人々が築いた国とは思えない。
それ程酷い。
管理人:
では、拉致被害者の方については、今は話す段階ではないと言うことですが、北朝鮮の酷い現状について。
今の中川さんは、生前よりはかなり視野が広まっているだろうから、何故北朝鮮の方がその様な状況に置かれているのか、その因果関係についてある程度分かるのではないかと思うのですが、その点について話して頂けますか。
中川昭一霊:
これは、政治家だったら容易に想像がつくことだと思うのだけど、国は国民一人一人の意識によって形が出来上がっているから、国民が求める必要がある。
結局、あの様な形で成り立っているのはどうしてかというと、色々あるだろうから一概にはいえないのだけど、個々の責任において活動するという感覚が目覚めていないのだろう。
管理人:
まだ、自我が弱いと言うことですか?
中川昭一霊:
だから、支配されることに甘んじてしまう。
そういう人の割合が大きいのだろうと言うのが、結論。
管理人:
これは、北朝鮮の内情について、外側に漏れ伝わってくる情報の断片から推測したものでしかないのだけど、今の北朝鮮が置かれた状況は、日本が併合する以前の李朝時代の状況をそのまま再現しているのではないかという意見があって、私もその様に思う一人なのですが、いかがでしょうか。
中川昭一霊:
それは全くその通りで、日本人として暮らしていた経験や知識が全く生きていない。
非常に残念なことだけれども、全く生きていなくて、まだ韓国の方が少しは、何某かのものがあるのかなという気はします。
管理人:
そうですね。
中川昭一霊:
やはり、自ら努力して得たものではなくて、他人から与えられたものだから、成長がなかったのだろう。
やはり、自ら試行錯誤して作り上げて行く経験は重要である。
管理人:
そうですか。
では、ここで話題を変えます。
先日霊媒から、中川一郎さんからのメッセージを受け取ったという風に伺って、そのメッセージも拝見したのですが、実際にそちらの世界に行かれてから、お会いになりましたか?
中川昭一霊:
はい。
会いました。
管理人:
その中で、差し支えのない範囲でよろしいのですが、どの様な話をされたのかを聞かせて頂けますか。
中川昭一霊:
プライベートな話は控えさせて頂きたいのですが、政治的なものに関しては、ほぼ同意見だった。
管理人:
同意見というのは、生前の中川さんが取り組んでいた様々な政策について、同意見だったと言うことですか?
中川昭一霊:
政策に留まらずに、心構えについても共感できるものだった。
管理人:
では、生前の政治活動について、お父さんはどの様に言っておられましたか。
例えば「よく頑張った」と労っていたとか…。
中川昭一霊:
「苦労をかけた」というのが一番に来た。
(中略)
管理人:
まだ、お父さんが亡くなられた時も、政治家として脂が乗っていた時期じゃないですか。
まだまだこれからという。
その様な時期に、人間としての活動にピリオドを打たなくてはならなくなってしまった。
やはり、やり残した無念な思いもあっただろうし、それがあったので、後継という形で昭一さんが急遽選挙に出られたじゃないですか。
そういう意味での「苦労をかけた」と言うことなのでしょうか。
中川昭一霊:
そういうことでしょうね。
管理人:
ご自身としては、急にお父さんの跡を継ぐという形ではなくて、政治を志す可能性はあったのでしょうか。
政治家の前には銀行員をされていたそうですが。
中川昭一霊:
いずれはそういう可能性もあったのだろうけれども、まだ先の話だと思っていた。
管理人:
それが、突然その様なことになったという印象なのでしょうか。
この頃のことは、自分にとっては余りよい感情がない。
余り話したくない。
管理人:
では、その話はここまでとします。
こちらとしては以上なのですが、言い残したことはあるでしょうか。
もっとも、今後も折に触れてこの様な機会を持ちたいと思いますが、今日はこのくらいでよろしいですか。
中川昭一霊:
はい。
管理人:
では、今日はこのくらいで終わりたいと思います。
どうもありがとうございました。
*注1:
『シルバーバーチの霊訓』でお馴染みのシルバーバーチ霊が、霊界通信を行なう上でのパートナーとなった霊媒として有名な、モーリス・バーバネル氏の事。
これは未公開ですが、以前霊媒を通じてバーバネル氏の現状について伺ったところ、「死後しばらくの間は霊界の様々なところを転々とした後、現在は『死んで肉体から離れたばかりの霊のお世話をする』役割を担っている」との話を聞いておりました。
中川昭一霊 & 【Silvercord】管理人
4 件のコメント:
管理人様
以前コメントを書かせていただいた匿名のものです。
昭一さんとの通信内容を更新してくださってありがとうございます。
昭一さんとは、住む世界は違いますが
力強く、頑張っておられ、
またメッセージにふれることができて
とても心強くうれしく思っております。
昭一さんの住んでおられる世界では
身体の痛みなどは感じないのでしょうか?
つらい腰の痛みから解放されておられるのでしたら
よかったな。と思います。
私は、何も力のない人間ですが
署名活動に協力させていただいたり
平沼さんや安倍さんにメールを送らせていただいたりしています。
小沢一郎氏の言動をめぐって
「保守」の考え方など特集する番組も
放送されるようになりました。
でも、まだまだ物足りなさを感じます。
民主党の危なさ・小沢氏の危なさを
もっと多くの国民に分かってもらいたいと思います。
私は、昭一さんが地上界からいなくなっても
ずっと支持支援致します。
亡くなったという事実があっても
生きておられるような感覚が消えないのは
昭一さんが上にいかれても日本のために頑張ってくださっているからなんでしょうね。
本当にありがとうございます。
これからもメッセージをください。
よろしくお願いします。
管理人様、いつも更新ありがとうございます。
ついに昭一さんの近況報告ですね!お待ちしておりました。亡くなった先で新しい身体で生きる、というのが実に面白いです。
亡くなったと同時に新しい身体を得るのか、何らかの過程を経てそうなったのか気になるところではあります。
こちらの世界でも1日に青汁1杯で元気に暮らす仙人みたいな方を知ってますが、それがさらに進んだ世界のようですね。とても興味深いです。
某スレの駄・菓・子さんが仰る半・島真空パック(※検索避けのために点を打ってます)
天界からの中華真/空パック(勝手に命名しました)、そして昭一さんの仰る巨大な罠。
こちらとあちらの世界を繋いで、壮大な戦略が垣間見えます。これだけ大きな動きがあるなら、必ず乗り越えられる、私ら最前線の名無したちは充実して自分のペースでしつこく動けば絶対に大丈夫、そんな確信が持てました。
劣悪極まる北に誘拐された方々を取り戻すためにも、必ずこの難局を抜けねばと思います。
恐らく生前から真空パック計画に参加されていたであろう昭一さんが、最前線から参謀に下がって戦って下さる。なんて頼もしいことでしょう。見ていて下さい、必ず生きて生き延びて、勝ち抜いて見せます。
お父様や松岡氏のメッセージも楽しみにしてます。安倍内閣時は松岡氏をとても応援していたので、どんな内容なのか期待が膨らみます。
匿名様
中川昭一霊の身体の痛みについて心配されておりますが、生前の肉体的な不調からは解放されたと考えて良いと思います。
実際の所はご自身に伺わないと何とも言えませんが。
匿名様のように、中川霊の呼びかけに賛同され、自主的に活動される方の声を伺って、きっと中川霊も心強く感じ、今後の活動へ向けた準備にも一層励んでいることと思います。
そこで、匿名様、そして当Blogをご覧の上、中川昭一霊の呼びかけに応えて活動されている皆様に、是非お伝えしたいことがあります。
それは、活動される際には必ず合法的な手段を取って頂きたいと言うことです。
それから、誰かを従わせたり、思い知らせてやろうなどという考えを起こさずに、自分が幸せに暮らす為の方法を考えて実行して頂きたいと言うことです。
皆様が活動をされる際には、是非とも気をつけて頂きたい点として、中川霊から伺っておりますので、よろしくお願いいたします。
今後とも、折を見て中川昭一霊との対話の機会を持つつもりですし、中川霊からのメッセージが届くこともありますので、当Blogにて随時公開する予定でおります。
はつゆき様
中川昭一霊の現在いる境涯については、私もとても興味深く感じているのですが、中川霊自身の理解が追いついていないようですので、いずれ折を見て、もう少し詳しい話が伺えたらと考えております。
某真空パックの話については、ノーコメントとさせて頂きたいと思います。
それから、この件に付いては単なる勝ち負けで判断できる問題ではなく、もう少し複雑な要素が色々と絡んでおります。
特に、日本の場合は周辺国との関係の問題よりも、国内事情に関する問題の方が深刻で、問題の解決を妨げる原因になっていると思います。
だからこそ、はつゆき様始め、中川霊の呼びかけに賛同された方の、日頃からの地道な活動の積み重ねが重要だと思うのです。
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