前回までの対話では、将門の首塚の役割や、日本全国に点在する“要となる土地”についての話を伺いましたが、今回はそれらの話を補足するような内容となります。
文中の( )内は、文章の意味を補う為の注釈として追加しました。
文中の(*注1)などは、文末に注釈文を追加しました。
では、2009年11月2日収録の『将門の首塚の役割(その3)』をご覧下さい。
(『将門の首塚』の役割(その2)のつづき)
管理人:
それから、将門の首塚の土地そのものが担っている役割について、直接の関わりはないかも知れませんが、何故この場所が将門の首塚として祀られるようになったのでしょう。
平将門とどの様な関わりがあったのでしょうか。
霊媒M:
あそこ(=将門の首塚の敷地)に由来が書いてあったでしょう?
管理人:
由来は書いてあったけれども、霊界から見てそういう意味合いのある土地なら、別に将門ではなくてもよかったのでは?
歴史を辿れば、将門でなくとも同様の役割を担える人物はいるでしょう。
霊媒M:
将門がその土地を管理していると考えたら?
管理人:
そうなのですか?
逆にそこを聞きたいのですが。
霊媒M:
――そういうものだと思っていた。
管理人:
そういうものと思っていたではなくて、そこを確認しておきたいのですが。
霊媒M(通信霊):
楔(くさび)自体が、エネルギーと言うよりは霊。
人柱ではないけど、霊が楔としてその場に留まっている。
管理人:
では、将門さんが人柱として留まっているのでしょうか。
霊媒M:
はっきりとはしないけれども、そういうことではないか。
管理人:
はっきりしないと。
何か、隠しておきたい事情があるのでしょうか。
霊媒M:
分からないけれども、はっきりとは伝わってこない。
そこから解放されるまでは、その場に留まっている。
管理人:
解放されるまで、とは…。
その役目が終わる時まで。
途中で交代することはあるかも知れないけれども、人間が住んでいる間は解放されない。
管理人:
別にその様なことは知らなくてもいいよ…と言うことなのかな。
霊媒M:
そうかも知れない。
管理人:
でも、知らなくてもいいよと言われても、その仕組みがどうなっているのかを理解しているのと、理解していないのとでは、大きな違いがあると思う。
一を語るときに、一を知っていれば良いというのでは、理解の程度が限定的になるけれども、一を語るときに十を知っていれば、より多くの視点から様々な知識を援用できるので、同じ一を語るにしても理解の程度が変わってくるのではないか。
霊媒M(通信霊):
楔となる霊というのは、その霊自体がその身にエネルギーを浴びて調整している。
地震(=阪神淡路大震災)が起こった時に交代しているかな?
管理人:
地震については後ほど聞きます。
――と言うことは、霊界から送られた霊的エネルギーを受けて変換しているのが天皇じゃないですか。
そして、天皇が変換したエネルギーを更にその後で、いわゆる覡(かんなぎ)の様に調整する役割の霊がいる。
霊媒M:
それが、将門なんじゃない?
多分。
管理人:
多分?
どうなのでしょう。
霊媒M:
将門なのでしょう。
多分。
管理人:
多分?
――楔という意味はそういうことなのですね。
何となく分かってきた。
霊媒M:
元々こちら(=霊媒)が知識を持っていることではないから、対話を通じて徐々に意味合いが分かって来る。
管理人:
でも、そう考えてみると、仕組みとしては入れ子構造の様になっている。
つまり、霊界から送られたエネルギーを変換する存在がいて、そこで変換されたエネルギーを更に細かいレベルで調整する存在がいる。
それで、役割としては双方共似通っているのだけど、それぞれの役割に応じて受け持っている範囲が異なる。
電気で例えると、発電所と変電所があるでしょう。
霊界からドンと霊的エネルギーが送られるのが発電所だとすれば、天皇はその先にある生物が霊的エネルギーを受けやすい性質に変換するのだから、役割としては変電所に近い。
そして、更に流れていった先に、例えば家庭に入る少し手前には、電柱の上に変圧トランスがついているけれども、それがそれぞれの要になる土地に宿っている楔の役目を担った霊と言うことになる。
その様なイメージに近いのでしょうか。
霊媒M(通信霊):
はい。
それで、さっきの神戸の地震についてだけれども、今まで楔としての役割を担っていた霊では、許容範囲を超えてしまった。
管理人:
つまり、需要が増えすぎたので、対処しきれなくなってしまった?
霊媒M(通信霊):
その霊では対処しきれなくなったので、“ドンッ!”と来た。
その後、もっと強力な別の霊に入れ替わっている。
管理人:
ちなみに、日本でも巨大地震の発生しやすい場所があるのですが、その場所の近くに要となる土地、楔となる霊のいる場所があるのでしょうか。
必ずしも地震という形で現れるかどうかは、何とも言えないのだろうけれども…。
霊媒M(通信霊):
これは、調整役の霊だけの問題ではなくて、その土地に住む人とその土地を守る神様との関係もあるし、一概にそういうことは言えない。
例えば、広島の厳島神社では、神様とその土地に住む人の関係がうまく行っていない(*注1)為に、よく水害に見舞われて神社が被害に遭うけれども、地震が発生しやすいから近くに楔となる霊がいるかというと、一概にそういうことではない。
複雑な仕組みがある。
管理人:
その複雑な仕組みは、人間に説明しようとしても、理解の範疇を超えている?
霊媒M(通信霊):
発しても、器側(=霊媒)が受け止められるようになるまでに時間差がある。
例えて説明することは出来るけれども、元々そういう仕組みを理解していない場合には、その例えに辿り着くまでに時間がかかる。
管理人:
今の段階で適切な説明をするには、例えようがないと言うことでいいのかな。
霊媒M(通信霊):
はい。
管理人:
では、今説明が出来る範囲内ではその様な仕組みだと言うことですね。
そこで、神戸の地震の件ですけど、今まで楔として調整役を務めていた霊では対処しきれなくなった原因は、エネルギーの需要と供給のアンバランスだと言うことなのですが、それは、単純に需要が増え過ぎて供給が追いつかなくなったのか、或いは需要に合わせて供給量を増やそうとしたところ、それに失敗してしまったのかという点については、いかがでしょうか。
霊媒M(通信霊):
例えば、家庭用の電気で電圧が決まっているでしょう。
家庭用が100Vだとしたら、100Vしか通してはいけない所に120V通ってしまったとか…。
管理人:
でも、その120Vはどうして通ってしまうのですか?
100Vしか通さないところには、100V以上通らないようにする為に調整しているのではないですか?
霊媒M(通信霊):
繋ぎすぎると大変なことになる。
制御する方はその状態を維持しようとしても、引き出す側がそれ以上のものを引き出そうとするので、制御しきれなくなる。
管理人:
――と言うことは、今の電気の話に例えると、家庭用の電気の使用契約を、最初は10Aにしていました。
そしてしばらくの間は問題なく使えていたのだけど、ある時新しい家電品を購入して、全ての家電品の電源を入れた時にブレーカーが落ちてしまった。
そのままでは不便で使えないので、新たに20Aの契約にしたところ、全ての家電品を同時に使えるようになったと、そういうことですね。
そして、ブレーカーの落ちた瞬間が地震の発生したタイミングで、その前に新たな家電品を購入するような動きがあったのだと。
霊媒M(通信霊):
はい、そういうことですね。
管理人:
ちなみに、その動きが何かは分かりますか?
恐らく人の動きに連動するのだろうけど。
霊媒M:
あの、トヨタ(=トヨタ自動車)が外国人を大量に雇用したのは、いつですか?
管理人:
それは、調べれば分かると思うけれども、今は分からない。
霊媒M:
もし、それが地震の起こる前なら、関係があるかも知れない。
管理人:
つまり、外国人労働者の流入ですか。
この十年…十年ではきかないかも知れないけれども、中国人の永住者か急激に増えているようです。
それに、永住者でなくとも、外国との間で人の移動が増えれば…。
霊媒M(通信霊):
観光などで一時的に入ってくる場合は、影響がない。
後から日本に入ってきて暮らします――という人が増えすぎる場合は、影響がある。
管理人:
増えすぎるというのは、どの位なのですか。
霊媒M(通信霊):
国内で生まれたり亡くなったりは想定の範囲内なので、どうとでも対処可能だけれども、外国から入ってくる人が急激に増えると、対処しきれなくなる。
管理人:
そうすると、首都圏の場合はどうなのでしょうか。
首都圏は日本人の人口も多いけれども、その分流入する外国人の数も多いと思うのだけど。
割合は分からないけれども、人数としては多い。
――と言うことは、今の政権は外国人を大量に受け入れようとしているけれども…。
霊媒M(通信霊):
沖縄に移民を入れる構想をしている(=【民主党:沖縄ビジョン】)けれども、それを本当にやったら沖縄がどうなるか分かりませんよ。
沖縄の楔が壊れますよ。
米軍の場合は、日本にとって必要だからこそ、存在を許容されているのだから。
管理人:
多分、後の働きの為には、日本は余り手を汚さない方がいいのでしょう。
だから、アメリカが汚れ役を買ってくれている方が、都合がよいのでしょう。
その関係を理解していればこそ、安易な反米をやってはいけないのだけど。
そこは上手くフォローしてあげないと。
(後略)
*注1:
日本でも有名な神社の一つである『厳島神社』ですが、厳島神社に使えておられる方や、地域住民の方と、厳島神社の神様の行き違いにより、厳島神社の神様は本来の力を発揮できずにいるようです。
私たちが厳島神社を訪れたのは今年の5月でしたが、現在でも余り状況に変化はないようです。
このテーマについては、
【厳島神社における霊界事情(日本のパワースポット7)】
霊媒M & 【Silvercord】管理人
2 件のコメント:
いつもお世話になっています。この度は丁寧な御説明とお取次ぎありがとうございました!何故第二拠点がバチカンなのか、すっきり納得できました。詳細は今年中に折り返しお返事させて頂きます。
外国人の数が増えて対処できなくなったから、伝統的に外国人が多い神戸の楔が壊れた・・・というなら、ものすごく納得ができます。明石大橋のせいじゃなかったんですね・・・あんな美しい橋を疑って申し訳ない気持ちです。
法務省入国管理局の外国人登録者統計を調べてみましたが、グラフを見る限り平成3年から急に増加しているのが分かります。(震災は平成7年発生)正規登録でコレなら、不法滞在者も含めると急激に増加したのは、まず間違いなさそうです。
国籍別に分かれていませんが、御参考になれば幸いです。
http://www.moj.go.jp/PRESS/010613-1/010613-1-1.html
トヨタの外国人受け入れ統計は分かりませんが、トヨタほどの会社で雇うなら正規で登録を受けるでしょうし、統計にも表れると思います。
まさか、そんな理由で我が街が壊滅したとは・・・真相はまだ分かりかねる部分もありそうですが、せめてこれ以上被害を出さないために秩序立てないといけないと痛感します。街が壊れるというのは、本当に、辛いですから。
はつゆき様
わざわざ入国管理局の統計を調べて頂いて、ありがとうございます。
上記のページを拝見しましたが、地域別の増加率が分かりませんので、これだけでは何とも判断のしようがありません。
恐らく、神戸の楔が管轄している地域は、近畿・中国地方と、東海・北陸地方の一部と想定されますので、その地域の外国人登録者の増加率が分かればよいのですが…。
ただ、ご指摘のように、全体として平成三年頃から外国人登録者が急増する傾向はあるようですね。
また、トヨタの外国人労働者の件に付いては、霊媒の個人的な憶測として述べたものであり、霊界から得た情報ではありませんので、一言付け加えておきたいと思います。
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