2011年2月21日月曜日

イジメに対処する方法

今回は、先日投稿した記事【日本には「弱い者イジメ」が蔓延っているのか?】の補足として、『日本の神様』からのメッセージが届いておりますので、ご紹介したいと思います。





■ 『日本の神様』からのメッセージ

ご質問者様は先の回答でご納得いただけたようでございますが、中には冷静に受け止められない方もおられると思いましたので補足させていただきたいと思います。

いじめというものは確かに存在しておりますが、皆様の考え方と行動次第で状況を改善することが出来ます。
いじめには大きく分けて二通りのパターンがあると思います。
意図して悪意を持っての所業であるならば、いじめる側が改めるべき要素を持ち合わせているのは当然の事ですし、それが犯罪であるならば罰せられて当然のことです。
意図してした事ではなくても、意思の疎通が上手く諮れないために誤解が生じ、いじめに思えてしまうという場合は意思疎通を諮る努力をする必要があるでしょう。
後者の場合は意思の疎通を諮る方法を考え、丁寧な対応を心掛ければ問題は何れ解決出来る事でしょうが、前者の場合は明確な悪意があっての行動であるため、相手の方と意思の疎通を図って問題を解決するという事は難しくなります。

いじめがどちらのパターンであったとしても、解決したければ先ずやらなければならない作業があります。
それは、自分自身の気持ちを整理し、目標を定める事です。
いじめを受けたショックから、心に渦巻く感情で頭が一杯になってしまい、自分の目標を考える事が出来ない方が殆どであるようです。
今の環境から逃げ出したいとは思っても、具体的にどうなりたいのかを冷静に考えられなくなってしまうようです。
目標が定まらなければ、何をすれば問題を解決出来るのか分からないために、具体的な対応策を練る事が出来ません。
こうなりたいという理想の自分像を先ず思い描く事が、いじめから脱する第一関門であると言えるでしょう。
上手く気持ちの整理がつかないのであれば、文章にする事で気持ちが整理し易くなりますので、今の自分の気持ちを書き記すという作業をして見ると良いでしょう。
それらの文章を後で読み返してみると、今までは見えなかった何かに気付くきっかけになる事でしょう。
相談出来る方が側におられるのであれば、共に考えていただけるように援助を頼むのも一つの方法でしょう。
一番大切なのは冷静な心を取り戻すことですから、とにかく焦らない事です。
それから、苦しいという思いは溜め込まない事です。
何らかの形で表に出してしまった方が良いでしょう。
その際は八つ当たりで周囲の方を傷つけてしまう事がありませんように。
それではいじめている人間と何も変わらなくなってしまい、本末転倒になってしまいますから注意が必要です。
何か趣味などがあるのであれば、それで気分転換してみるのも良いでしょう。

目標が定まったら次にする事は、いじめが発生した際の状況分析です。
どのような場面でいじめが起こったのかを客観的に受け止める事が出来なければ、悪意あるいじめなのか、すれ違いにより生じた誤解なのかを判断する事が出来ません。
先にも述べたように、すれ違いによる誤解の場合と悪意あるいじめの場合では対処法が異なりますから、どちらが原因であるのか見極める事は大切な作業なのです。
それに、自分に足りていない部分があるのも事実ですから、たとえ相手が悪いと思われる場合でもきちんと自分自身を理解する作業は欠かせません。
この際も文章に纏める作業は有効でしょう。
後で読み返してみることでより客観的に受け止める事が出来るでしょう。

状況分析が出来たら、いよいよ対応策を考えます。
目標と置かれた状況によって対応策は変化してきますので、詳細な方法までアドバイスすることは出来ませんが、原因と目標が分かっていれば答えは自ずと見えてくるでしょう。
相手との関係改善を考えているのであれば相手を知る努力が必要ですし、環境を変えるつもりなら変えるなりにやるべき事が沢山あるでしょう。
誰かに援助を頼むつもりなら、それも考慮に入れて計画を立てる必要があるでしょう。
いくら解決法が分かっても、自分自身の今現在の力量をはるかに上回る作業は出来ませんから、最終目標へ辿り着くまでには何段階にも分けて計画を立て、一歩ずつ目標をクリアする必要があります。
最初の段階で定めた目標は最終目標であると思ってください。
きちんと計画表を作っておくと後で確認出来るので便利でしょう。

策が分かれば後は実行です。
先にも述べましたが、実行に移す際に注意しておきたいのが、いきなり高いハードル設定をしないということです。
今現在の自分が普通に出来るレベルよりも少しだけ高い目標を設定するようにして、目標を一つクリアするごとに成長している自分を自覚しましょう。
出来ていない事ではなく、出来た事に目を向けるのです。
いじめられているという意識からか、マイナス面には関心が向きやすいのにプラス面を見ることが難しい傾向にあるという事を自覚しましょう。
目標を一つクリアするごとに記録するようにすると、後で自分の成果を見る事が出来るので励みになることでしょう。

もし仮に途中で行き詰ることがあってもそこで慌てず、今までにしてきた事を振り返って見ましょう。
そして、何が原因で行き詰ってしまったのかを分析してみましょう。
もしかしたら、自分の力量よりも目標設定が高すぎたのかもしれませんし、出来る事が増えた為に新たな望みが生じてきたのかもしれません。
どちらにしろ、今一度自分の気持ちを確かめ、目標を明確にし、一歩ずつ前進するために計画を見直す必要があるでしょう。
とにかく感情に流されて自分を見失わないよう気をつける事です。

私たちは、自ら努力しておられる方を支援する事は出来ますが、諦めてしまったやる気の無い方を救う事までは出来ません。
救う事は皆様の世界の存在意義を脅かす行為だからです。
皆様は、今の環境下で様々な経験を通して世の理を学ぶことが目的ですから、皆様が学ぶための教材である障害を事前に取り除く行為は、私たちのお役目に反する事であるのです。
自力で解決してこその障害であり、そうでなければ皆様の成長には繋がらないのです。
どのように小さく思える成果でも、それが皆様の努力の結果であるならば、私たちはその成果を共に喜ぶ事でしょう。
大切なのはその心のあり方です。
諦めて行動を起こさない方は、残念ながら私たちがどんなに力を注いでいてもその力を活かす事が出来ません。
私たちと皆様の心が一つになってはじめて私たちの注ぐ力が皆様の中で活きてくるという事を忘れないで下さい。

さて、これまで個人へ向けてのアドバイスという形でお話をさせていただきましたが、基本的には団体でも国でも同じ事です。
冷静に状況を分析し、判断できる力が我が身を助ける結果へと繋がります。
感情に振り回され、冷静に対処する思考力を奪われてしまえば事態を改善することは出来ません。
場合によっては悪化するばかりでしょう。
問題解決の鍵は、自分と周囲をどれだけ冷静に観察できるかに掛かっています。
今現在、自分の身に何が起きているのかをより正確に把握しておく事が、解決策を探る上でもとても大切なことなのです。
冷静に状況判断が出来れば、自ずと自分の成すべき事が理解できるでしょう。

(2011年2月21日)





このメッセージは、特に「イジメの状態を改善する方法」について述べておりますが、広く人間関係全般に応用できる考え方ですので、ご自身の置かれた状況や目的に応じて参考にされてはいかがでしょうか。

【Silvercord】管理人 





2月21日現在回答待ちの質問

下記のご質問につきましては、回答に時間が掛かっておりますので、しばらくお待ち下さい。

  • 記事【狡さと賢さは別物】のコメント欄からお寄せ頂いたはつゆき様の質問「欧州と中国で、行動の中心にある概念が異なる理由」について

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