2010年1月20日水曜日

『要の土地』に関連して、読者の方の質問に答える

以前投稿した記事【神戸の『要の土地』について】で、『要の土地』に関連する質問を募集しましたが、その際にお寄せ頂いたご質問について、霊界の住人の皆様に伺いました。





匿名様からの質問 その1

ひとつは遷都ならびに天皇陛下のお住まいの移動についてです。
皇居はパワースポット、要の土地のひとつであるというお話でしたが、それはその土地だからで しょうか。
それとも、そこに巫たる陛下がお住まいになっているからこそ、パワースポットとなりえたのでしょうか。
これまで日本史上に幾度かあった遷都もま た、要の土地であったが故か否か、気になります。





通信霊
霊界と地上界を繋ぐ拠点自体が移動することはありません。
その時代によって必要となるエネルギー量が異なるので、かつては拠点から離れて暮らしている時期がありました。

管理人
以前は必要とするエネルギーが少なくて済んでいたから、覡(かんなぎ)が拠点から離れて暮らしていた。
そして、今はより多くのエネルギーを必要とするので、拠点で暮らしていることは分かりました。
そこで伺いたいのですが、覡が最初から拠点で暮らしていても、エネルギーの供給量を調整することが出来るのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

通信霊
開放されている拠点を通じて供給されるエネルギー量は、とても莫大な量になります。
常に調整役の人間がその場にいるからこそ、一般の人はエネルギーの良い影響だけを受け取ることが出来ます。
しかし、調整役の人間が、その人にとって強すぎるエネルギーを受けていると、その身を保つことが出来なくなります。
明治天皇以前の覡は、身体の作りが拠点に住めるほどには成長していませんでした。

管理人
そうすると、関連して質問なのですが、日本の拠点はずっと開かれていたと言うことですけれども、霊界から拠点を通じて供給されるエネルギー量は変わっていないのでしょうか。

通信霊
いえ、確実に増えています。

管理人
霊界から拠点を通じて供給されるエネルギー量の大小と、覡としての天皇陛下の住まいの拠点からの距離の関係がよく分からないのですが。

通信霊
この世界が成長するに応じて、仕組みが徐々に変化しています。
人間よりも神々が活発に動いていた頃には、人間の身体にとっては強すぎる。

管理人
と言うことは、今は天皇陛下が覡の役割を担っているけれども、昔からそうだったというわけではなくて、かつては神様がその役割を担っていたのが、ある時期から天皇陛下に覡の役割が移されたと言うことでしょうか。

通信霊
いいえ、違います。
神様と人間の役割がはっきりと分けられて、人間に対しては人間、神に対しては神という形で注がれていました。
ところが、今は、この地上界で活動されている神様のエネルギーも、皆、天皇陛下を通じて供給されています。

管理人
それは、人間の成長と関係がありますか?

通信霊
はい、あります。

管理人
何となく分かってきました。
人間は、何故人間として生まれるかというと、霊的成長を促す為に必要な経験を積む為でしょう。
そして、人間がだんだん成長して行くと、神様の境涯にだんだん近づいてゆく。

通信霊
今までは神が司っていたものを、人間が自らの手で管理できるようになってきたので、その様な関係から、神様に直接エネルギーを流すのではなくて、一旦天皇陛下という肉体を持った存在を介して、全てのエネルギーを供給する形に変化させました。

管理人
ちなみに、変化させたのはいつ頃の話でしょうか。

通信霊
天皇陛下が拠点に移った頃からです。

管理人
やはりそこで急激に変化しているのですか。

通信霊
そして、世界もその頃から急激に発展していますが、それに伴ってエネルギー(供給の仕組み)も変わってきている。

管理人
では、今の仕組みに変わってからは、それ程時間は経っていないのですね。

通信霊
ただ、天皇を介して人間にエネルギーが供給される仕組みは昔からあったけれども、その量が今よりも限定されていました。

管理人
結局、天皇の役割の幅が広がったと言うことですか。

通信霊
人間の成長に伴って、管理する領域が広がりました。

管理人
自由度が上がった。
自由裁量の範囲が広くなった。

通信霊
それだけ成長したと言うことです。

管理人
と言うことで、匿名さん、わかりましたか。





匿名様からの質問 その2

関東の鹿島神宮、香取神宮には要石がありますが、これもいわゆる要の土地に数えられるのでしょうか。
楔を打つという例えが、このふたつの神宮の要石に似ていると思ったので、一度おうかがいしてみたいと書き込ませていただきました。





通信霊
そもそも楔は目に見えるものではないので、要石があるから、そこが要の土地と関係があるのかというと、そういうわけではありません。

管理人
ちなみに、「楔を打つ」という表現を使っていましたが、これは誤解を招きやすい表現だったのではないかと思います。
要はヒーラーですよね。

通信霊
そうですね。
その辺の表現の仕方については、勘弁して頂きたいのですが。

管理人
受け止める立場の方からすると、適切な表現ではなかったように見受けられるので、その点を踏まえて、改めて説明したいと思います。(*注1)
さて、これまでの通信を振り返ると、霊界と地上界を繋ぐ拠点とか要の土地とか、様々な意味合いを持った場所が取り上げられるのですが、それぞれがオールマイティな役割を担うのではなくて、それぞれが個々の役割に応じて、特定の役割を果たす為の土地が沢山ある様に感じます。
で、今ここで言う『要の土地』とは、エネルギーを供給する量を調整する為の、いわばヒーラー役の霊が活動する為の場所だけれども、それとはまた別の活動をする霊が活動する為の場所が、別に色々あるのでしょう。
どうでしょうか。

通信霊
それは、それぞれに意味があります。

管理人
今のところは明らかになっていなくても、その様な場所は沢山あって、そのうち必要に応じて明かされると言うことでしょうか。

通信霊
必要であれば、明かされます。
確かに、それぞれの活動によって、それぞれに必要な場所があります。





はつゆき様からの質問その1

要は須磨ですが、実際に動いた断層は、瀬戸内海を挟んだ淡路島の北淡町です。
須磨と淡路島を繋ぐ架け橋があるのでしょうか?
地震との関連で、以前から神戸と淡路島をつなぐ明石大橋が気になって仕方ないのです。
明石大橋は須磨ではなく数十キロ離れた舞子に掛かってるので関係ないかもしれませんが。





通信霊
そもそも、要というのは広い範囲をカバーしていて、その時によってどの場所に影響が出るのかは変化します。
そして、一番の原因は、その土地を守っている神様と、その土地に暮らす人々の気持ちがすれ違っている場所には、そういう影響が出ます。

管理人
その一つの例が、広島の厳島神社と言うことでしょうか。

通信霊
そうですね。
あそこは、大規模な修復工事を行なわなくてはならないような水害に、度々襲われています。
あれも、神様と土地に住む人の気持ちが繋がっていない為に、神様がせっかくエネルギーを注いでも、そのエネルギーがきちんとその土地で働くことが出来ない、影響を及ぼす事が出来ない状態になっています。

管理人
つまり、エネルギーを注いでいるけれども、それが活かされていないので、ネガティブな影響として現れてしまうと言うことでしょうか。

通信霊
そうですね。
抑えきれなくなってしまう。

管理人
エネルギーが供給されても、それを自分達にとって都合の良い形で活かすのか、或いはうまく活かしきれない為に、自分達にとっては余り都合の良くない影響として現われてしまうのかという…。

通信霊
エネルギーの質としては良いも悪いも無いので――。

管理人
ということは、元々注がれるエネルギーには善し悪しがないのだから、それをうまく活かすかどうかは人間の側の対応にかかっていると言うことでしょうか。

通信霊
心の持ちようが、大きな影響として現われると言うことなので、物理的なものは余り関係がありません。





はつゆき様からの質問その2

強固な要に作り直したそうですが、もう二度と・・・少なくとも、数百年単位で壊れることはないでしょうか?
もちろん、日本人が国土防衛に動いて移民を制限する努力をするのを前提の上の話です。
もう、自分の街が壊れるのを目の当たりにするのは二度と御免です・・・。





通信霊
先ほどもお話ししたように、あくまでも神と人間の気持ちが同じ方向を向いているかどうか、繋がりあっているかどうかと言う問題なので、時間で推し量ることは出来ません。
この先何千年も安定していけるかも知れないし、或いは明日何かが起きるかも知れない――それは人間の側の心の状態によって、どの様にでも変化します。

管理人
今までの話を通して聞いていて思ったのですが、日本は火山国ですよね。
そして台風の通り道でもある。
そういう天災の起こりやすい状態に置かれているのは、まず、日本に霊界と地上界を繋ぐ拠点があって、霊界から大量のエネルギーが降り注がれる場所であるからこそ、ポジティブな意味であれ、ネガティブな意味であれ、そういう影響を受けやすいと。
だから、火山が沢山あったり、台風の通り道であったりという環境条件があるのでしょうか。

通信霊
生命の活動を現わしている。
それはエネルギーの通り道だから当然のことで、逆になると枯れ果てて、生命がそこに生存できなくなるので、そういう意味での影響はあるでしょう。
ただ、そのエネルギーを上手に活用できるくらいに人間が成長できれば、自然災害という形でエネルギーの滞りを解消するような現象は収まってゆくでしょう。

管理人
質問は以上ですが、それに関連して私からも伺いたいことがあります。
今、綱敷天満宮で活動されている楔役の霊は、どういう方なのでしょうか。
元々その土地に由縁のある方なのでしょうか。
そういう質問をするのは何故かというと、以前、霊媒を通じて『平将門の首塚』についての話を伺ったときに、将門の首塚で活動をされている楔役の霊は平将門霊ではないのかという話を聞いたので、綱敷天満宮で活動されている方はどの様な方なのか、とても興味があるのですが。
それに加えて言うと、それ以前の要の場所であった須磨寺の『平敦盛の首塚』で活動されていた楔役の霊は、平敦盛霊だったのでしょうか。

通信霊
『平敦盛の首塚』で活動されていたのは、平敦盛霊ですね。

管理人
では、綱敷天満宮で活動をされているのは?

通信霊
綱敷天満宮に縁の方ではありません。
元々要の場所があった須磨寺に縁のある霊です。
(それより詳しい情報については、霊媒が上手く受け取れないようです)





*注1:
ここで、当Blogで頻繁に使用される用語について、改めてまとめておきたいと思います。

霊界と地上界を繋ぐ拠点
霊界から地上界へ向けて霊的エネルギーが注がれておりますが、霊的エネルギーを注ぐ際の入り口となる場所の事です。
世界に六箇所あるとされ、現在開放されている拠点は『皇居を中心とした東京の拠点』と、最近開放されたばかりの『バチカンの拠点』の二箇所です。
その他四箇所の拠点は、現時点では閉じられておりますが、今後必要に応じて順次開放されてゆく予定になっているようです。
現在は閉じられている拠点のうち、アジアの拠点はチベットにあり、中東の拠点はエルサレムにあることが、既に霊界より伝えられております。
残る二箇所のうち、一箇所はアメリカ大陸に、もう一箇所はアフリカ大陸にあるようですが、現時点では詳細な場所が明らかにされておりません。

覡(かんなぎ)
霊界と地上界を繋ぐ拠点にいて、霊界から注がれる霊的エネルギーを、人間を始めとした生命に反応する性質に変換する役割を担っております。
役割としてはヒーラーと似通っておりますが、取り扱うエネルギー量が桁外れという点で、人並み外れていると言えるでしょう。
ちなみに、大半の人間は、自身の霊的成長を促す為に必要な経験を積む目的を持って、この地上界に生まれますが、覡には既に人間として生まれる必要のないほど成熟した霊が宿っております。
日本の拠点の覡である天皇陛下にしても、バチカンの拠点の覡であるローマ教皇にしても、人間性の面で抜きんでているように見受けられるのは、その様な理由によるのです。

楔(くさび)役の霊
霊界から注がれた霊的エネルギーが、覡を通じて変換された後、更に個々の地方によって求められているエネルギーの質や量を微調整する役割を担う霊を指します。
霊的エネルギーの流れが滞ってしまうと、様々な災害や、人間の感情に殺伐とした影響を与える原因となりますので、活発でおう盛な生命活動を支える上で、楔役の霊は重要な役割を担っております。
楔役の霊も、役割としてはヒーラーと似通っておりますが、覡よりは限定された区域の霊的エネルギーの流れを管理していると考えれば良いでしょう。

要の土地
楔役の霊の活動拠点となる場所を指し、日本国内には七箇所あるとされております。
そのうちの二箇所は、東京にある『平将門の首塚』と、神戸にある『綱敷天満宮』です。
なお、神戸にある要の土地は、元々は須磨寺にある『平敦盛の首塚』でしたが、平成7年の阪神淡路大震災を期に、『綱敷天満宮』に場所を移しました。

霊界の住人 & 【Silvercord】管理人 

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは。そして丁寧なご回答をありがとうございます。また、これまでの記事を誤読、誤解してしまい、申し訳ありません。
ですが今回の記事で、自分のなかでもやもやしていた部分をはっきりと解説していただけたので、嬉しく思います。またいつか、こういった質問の機会をお与えてくだされば幸いです。

管理人様、霊媒様、ありがとうございました。

Silvercord管理人 さんのコメント...

匿名様

霊界の住人の皆様との対話は、全体像の分からない、巨大なジグソーパズルを組み上げていく作業にも似ています。
霊媒や私も、これまでの経験や霊界の住人の皆様の協力を得て、出来る限り正確な情報を皆様にお届けしようと、試行錯誤しております。
しかし、当Blogで取り扱う内容は、誰もが見て触って確認できる種類のものではありませんので、場合によっては誤解を招きやすい説明になってしまうようです。

私たちも、今後折を見て質疑応答の機会を設けたいと思いますが、もし、記事の内容に疑問がありましたら、随時ご質問頂ければと思います。

はつゆき さんのコメント...

この度はお取次ぎありがとうございました。一度ならず二度も明石大橋を疑ってすみません!
拠点がそんなに広範囲とは思わず、とても驚いています。何より怖いのは、神と人の心が離れてしまったから力が破壊的な方向に向かってしまった事実です。
北淡町は何度か車で通ったことがありますが、過疎化で寂しい雰囲気だった記憶があります。全国の地方で過疎化がどんどん進んでいる今、神様を祀る人もいなくなって心が通わなくなるケースは増えているはずです。
防災のためにも、地方の活性化は急務だと実感しました。

神様と心を一にするのが、それだけ重大なこととは知りませんでした。貴重な情報をありがとうございました。

Silvercord管理人 さんのコメント...

はつゆき様

記事の注釈でも改めて説明を加えましたが、『霊界と地上界を繋ぐ拠点』は、世界に六箇所しかないとのことです。
そして、現在閉じている拠点は、拠点としての本来の機能を果たしておりませんので、現時点で実質的に機能している拠点は『日本』と『バチカン』の二箇所です。
つまり、バチカンの拠点が開放されるまでは、日本の拠点から世界中に霊的エネルギーを注いでいたことになります。
それが、現在では二箇所の拠点から、全世界へ向けて霊的エネルギーが注がれております。

また、私たちの思惑はどうあれ、神様は常に私たちの霊的成長が促進される方向性の支援を続けておられます。
その支援を上手に受け止めて活用できるか、或いはせっかくの神様からの働きかけに気付けず、無駄にしてしまうかは、私たちの心がけや行動によって変わってしまうのです。

はつゆき さんのコメント...

管理人様

要と書くところを、拠点と間違えて書いてしまいました。すみません!
拠点は6箇所だけでしたね。
今まで天皇陛下お一人で世界中をカバーされていたことに驚いていますが、バチカンのベネディクト16世聖下も加わって、少しはご負担が減るのかもと安堵しています。何しろご高齢ですし、心労も重なってらっしゃるはずなので。

せっかく神様が支援して下さってるなら、せめて少しでも意に沿った生活を心がけよう、と改めて思いました。言葉は悪いですが、天災すらも「人間の自己責任」になることを忘れないようにします。

Silvercord管理人 さんのコメント...

はつゆき様

天災については、人間の考えや行動が影響している場合と、それ以外の要素が複雑に絡み合った結果として、その様な現象を招きます。
それ以外の要素とは、地球が現在の状態を維持する為に欠かせない『生理的現象』が、人間にとっては天災と受け止められる場合が、一つの例としてあげられます。

ここで、神様の働きかけとは何かと考えてみますと、「ある場所で発生した霊的エネルギーの滞りを解消する為には、地震の発生が避けられない」場合、一つは、「小さな規模の地震を数多く発生させて、少しずつエネルギーを解消させる」方法が考えられるでしょう。
様々な条件によって、どうしてもエネルギーの滞りが抑えきれなくなった場合は、大規模地震が発生することで、一度にエネルギーの滞りを解消させるしかないこともあります。
その様な場合でも、地震が発生する前に何らかの事前現象に気付くなど、何らかの形で被災を逃れる方の中には、神様の働きかけに反応していた為に、事前に防災措置がとれたというケースもあるでしょう。
この様に、様々な段階で神様からの働きかけは続けられているのですが、それに気付く人間は限られているのが現状です。

なお、地震などの大規模災害が発生した際に、天皇皇后両陛下が被災地をご訪問される場合がございます。
それは、被災者の御慰問という目的が一つにあるのは当然なのですが、もう一つの重要な目的として、災害の発生によって被災地周辺の霊的エネルギーがアンバランスな状態となっているので、エネルギーのバランスを回復させるという意味合いがあります。
被災者の方を見舞う天皇皇后両陛下のお姿を、メディアを通じて拝見する機会もあるかと思いますが、陛下のお姿を目の前にして、思わず涙ぐんでしまう被災者の方がおられるのも、覡として発揮されているヒーリングパワーを受けた、敏感な反応の一つといえるでしょう。