一般に青木ヶ原樹海というと“自殺の名所”と言うイメージも強く、どちらかと言うとネガティブな印象を持っておられる方もいるのではないでしょうか。
しかし、実際はこちらの写真にあるように遊歩道が整備されておりますので、遊歩道から外れなければ特に問題なく、心地よい森林散策が楽しめるのではないでしょうか。
ただし、遊歩道から外れると木々や草が密生して視界を遮り、また地面の所々に窪みや洞穴が散らばっておりますので、非常に危険でしょう。
さて、先日投稿した記事【速報】に掲載した写真ですが、ここはどこなのか分かりましたでしょうか。
下の写真は、ちょうど上の写真にある穴の上から見下ろした所です。
ここは『竜宮洞穴』というのだそうです。
そしておまけ。
さて、今回の目的であった青木ヶ原樹海近辺の散策を終え、一般的に心霊スポットとして語られる樹海の姿とはかなり異なるとの印象を得てこの地を後にしました。
その後場所を変えて、霊界の住人に樹海についての話を伺おうと試みたところ、青木ヶ原樹海一帯を守っている神様の話を伺うことが出来ましたので、続けてご紹介したいと思います。
■ 青木ヶ原樹海を守る神様との対話
管理人:
今回お招き頂いたのはどなたでしょうか。
霊媒M:
どなたか分かりませんが、あの辺一体を守っている神様ではないでしょうか。
管理人:
では、その神様がどの様な目的でお招き頂いたのでしょうか。
霊媒M:
よく分からないけれども、「誤りを正す」と言っています。
管理人:
どの様な誤りを正すと言うことでしょうか。
樹海の神様:
元になっている根本的な部分は、太古からずっと変化無く当り前のものとして存在しているのだけれども、人間の受け止め方とか活用の仕方がずれている。
(霊媒M)はっきりとは分からない。
管理人:
その、何がどうずれているというのが…。
樹海ですので、その場所について、実態と人間の認識がずれていると言うことですか。
霊媒M:
うーん。
管理人:
何故その様な事を言うのかなのですが、実際に青木ヶ原樹海を歩いてみて、霊媒が言うには「青木ヶ原樹海は自殺の名所と言う風に言われるけれども、実はある種の神域ですよ。神社などと同様ですよ」という話だったのです。
しかし人間が実態とは異なった認識をしているので、その点についての話なのかと思ったのですが。
樹海の神様:
樹海に留まらず、全体としてみた時にも、実際に目の前にあるものに対しての受け止め方がずれているというか、偏っている部分があちらこちらで見られる。
管理人:
まあ、そうでしょうね。
それに対して?
その状況を踏まえて、今回こういう目的だったのですよという意図があると思うのですが、そこを教えて頂けますか。
樹海の神様:
むやみに恐れるようなものではない。
管理人:
はい。
樹海に留まらないと言うことですので、霊的な存在全般についてと受け取ったのですが、それで宜しいですか。
樹海の神様:
はい。
管理人:
つまり、人間の霊的存在に対する認識を改めてもらいたいと?
樹海の神様:
分からないから恐れるのではなくて、そこに存在していると言うことはそれなりの役割があって、意味があるからこそそこに留まっているから、むやみに恐れたり、逆に茶化したりするのではなくて、もう少し真摯に向き合ってもらいたい。
そして何故その状態にあるのか、その意味を探ることによって成長してもらいたい。
管理人:
例えば『心霊スポット』として取り上げられて、妙に怖がったり逆に茶化したりという状況について、「ちょっと違うよ」と、何か思うことがあると言うことでしょうか。
樹海の神様:
エネルギー自体には善悪はなくて、そのエネルギーを活用する側がどの様に利用するのかで、人間にとって善と表現されるような結果が現われるのか、または悪と表現する結果が現われるのかが変わってくるので、その点を良く理解してもらいたい。
管理人:
樹海を歩いている最中にも、霊媒から同様の趣旨の話を伺ったのですが、樹海とか霊的なものに対して、私たちが感じているものと実際とは異なりますよと言う部分を訴えたかったと言うことでしょうか。
樹海の神様:
例えばすぐそこに霊がいるとして、その霊自身の意思もあるけれども、その霊が自分にとって好ましい働きかけをしてくるのか、それとも不快な働きかけをしてくるのかは、その人自身の持っている心根の影響があるから、自分自身のものの考え方を振り返ってみると良いでしょう。
特に、霊的な物事についてイヤな体験をした方は。
管理人:
なかなかその辺の理解が至らない人は多いなという印象があります。
物事の善し悪しはともかく、自分にとって迷惑な行為をする人に対して、相手に迷惑行為を改めさせる為に労力を費やすよりは、自分のやり方次第で迷惑行為を避けることが出来るなら、自分一人で対処出来る手段を取った方が手っ取り早いし、そこに掛ける労力も比較的少なくて済む。
相手を思い通りに動かすのはとても大変。
だから、まず自分が動いて、一人で出来ることは自分でやってしまいましょうと。
樹海の神様:
それは生きている人間も(亡くなって霊となってからも)一緒。
管理人:
だからそこがなかなか理解出来ない――酷いことをされた時に「相手が悪い」、それは人間の感情としてはよく分かるのだけど、では悪いことをされない為に何をしましたかと聞くと、「何もしていない」という場合も多い。
確かに相手に問題があるのは当然なのだけど、それに対して自分は何も対策をしないで「相手が悪い」で止まっていては、その後の進展がない。
そこを理解出来る人がなかなかいないと感じていたので、趣旨としてはその様な関連と言うことで宜しいでしょうか。
樹海の神様:
そうですね。
管理人:
そして、その様な話を伝えたいという事で、実際に霊媒がその場所へ足を運んで、「(樹海は)祟ったり呪ったりする霊が彷徨う場所ではないですよ」という点を確認してもらいたいという意図だったのでしょうか。
樹海の神様:
その人の心根で感じ方は変わるし、最初から『心霊スポットである』という意識を持って行くと、その様に感じるは当然で、全て自分が作り出しているのだと言うことを知っておいて欲しい。
エネルギーは上手に活用すると、本当に自分達の生活の役に立つので、是非その事を覚えて頂けると有意義に過ごせると思います。
管理人:
分かりました。
今回の趣旨としては以上でしょうか。
他に何か付け加える事はありますか。
樹海の神様:
物事が上手く運ばない時は、まず自分に足りていないものを見つめ直した方が早く改善することが出来ますよ。
管理人:
それは今私が述べた事ですね。
分かりました。
それも追加しましょう。
樹海の神様:
(霊媒M)多分、分かりやすく、短くまとめたのでしょう。
その辺を勘違いしてしまって、出来ていない人を何とかしようとまず考える人が多い。
相手を動かそうとしてしまうから、そうすると何かと…。
管理人:
出来ていない人や分からない人に何とかなってもらおうとしても、なかなか大変。
本人が気づいて、やる気になって行動するのを待つよりないのですね。
樹海の神様:
周囲から見て「この人ちょっとおかしいね」という事をしている人がいて、その人がいる為に物事が上手く運ばない場合には、その人の立場を何とかしていく。
重要なポストに就いている人なら、何時までも重要なポストに据えておかないとか。
その人自身の考えを変えさせるのは難しい。
周りが動くことで気持ちが動く場合もあるけれども、周りの半分以上の人が同じ方向に動いていないと難しい。
管理人:
でも、周りの人が動くから動くというのでは、理解していない。
樹海の神様:
周りの動きに反応しているだけだから。
管理人:
それは結局又別の機会になったら忘れて、以前と同じ事を繰り返すだけだから、それは余り…。
何度か繰り返しても、いずれ「そういえば今まで同じ過ちを何度も繰り返していたね」と気がつけば、そこから得るものがあるのだろうけど、なかなかそこへ行くまでには時間がかかる。
樹海の神様:
分かっていない人を強引に動かすと言うことは、そういうことだ。
こちら側の動きを変えれば、反応も変わってくる。
(霊媒M)結局、今までに他の霊の方達が言っていることと同じ様な事を言っている。
管理人:
内容としてはそうでしょうけど、特に青木ヶ原樹海に縁のある方の話なので、特に樹海がどういう場所かとか、人間が心霊スポットと言っているところも実態は違うよという所に焦点を当てていますよね。
樹海の神様:
樹海で自殺者が多いというのは、いわゆる悪霊や怨霊が呼び込んでいるのではなくて、その土地自体のエネルギーがもの凄く強くて、特に自我の弱い人は強いエネルギーに引き込まれてしまう。
そういう場所には善悪関係なく引き寄せられる。
その様な影響から、死に場所を求めて訪れる人が大勢いると言うことで、あの土地が呪われているとか汚れているというわけではない。
(2010年8月12日)
ちなみに、樹海を訪ねた当日は台風が接近しているとの情報があり、富士山に近づくにつれて雨足が激しくなって行きました。
目的が樹海散策だけに、雨が降っては断念せざるを得ないかと、内心不安を抱えながら目的地へ向かいました。
ところが、目的地を目前にしてみるみる天候が回復に向かい、樹海に到着した頃には青空も見えるような空模様でした。
しかも、樹海を散策しても暑くなり過ぎない程度の適度なお湿りとなったようで、3~4時間樹海を歩き回っていた割には疲れも残りませんでした。
神様や霊界の住人のお招きを受けた場合は、大抵目的地で快適に過ごせるような配慮があるのですが、特に今回は非常に分かりやすいタイミングでの天候の変化に、呆気にとられながらも神様の働きかけを実感する一日を過ごしました。
【Silvercord】管理人
3 件のコメント:
こんばんは。
かつて青木ヶ原樹海の脇まで行ったことがあるのですが、人の作った小屋などがあるところ以外、普通に森林が続いているところは、特に気味悪さ等は感じませんでした。
樹海とは反対側ですが、かつて修験道の修行場であったという人穴というところがあり、そこは富士山の・・・というよりはそこの歴史にまつわる方々の思いがつのっている感じでした。
樹海の神様との対話、興味深く読みました。やっぱりそうですよね、という内容ばかりで、ほっとしました。
管理人様、お疲れ様でした。
やはりそうですよね。
以前に青木ヶ原が自殺の名所になったのは、誰かの小説で自殺をしたからだと聞いた事があったので納得です。
富士山やら象徴的な山はパワーを秘めていてそれが悪いパワーとは思えませんよね。
私の地元は箱根が近いので、やはり箱根山に漂う空気が神秘的で大好きです。
青木ヶ原も機会があれば行って見たい気がしました。
これからも更新、よろしくお願いいたします。
baseheat様
夜様
霊的なエネルギーに満ちている場所ほど、数多くの霊が集まって参ります。
その様な場所を訪れると、霊媒には数多くの霊が浮遊している様子が見えるとの事なのですが、樹海を散策している時には霊の姿が見えなかったのだそうです。
樹海に満ちているエネルギーが強すぎる為、個々の霊の姿が樹海のエネルギーに飲み込まれてしまって、周囲と見分けのつかない状態になっていたようなのです。
自我の弱い霊が強いエネルギーに飲み込まれてしまうと、自分自身と周囲との区別がつかなくなってしまうみたいですね。
なお、青木ヶ原樹海と同様に、非常に強いエネルギーを帯びている土地の一つに、青森県の恐山があります。
恐山の場合、菩提寺の敷地や宇曽利湖(賽の河原の辺り)は清浄なのですが、三途の川の向こう側にはかなり危険な霊も密集しているようです。
こちらは余り心がけの良くない方が“お持ち帰り”される場合もあるようですので、訪ねられる方は日頃の心掛けに十分配慮され、また現地でも余りいい加減な気持ちで足を踏み入れないよう、気をつけた方が良いでしょう。
コメントを投稿