ルーズベルト霊については、以前投稿した記事【トルーマン霊との対話】にて、『ハリー・トルーマン』と名乗る霊が近況を述べておりましたが、その後新たな進展があったようです。
実は、「直接話したいことがある」とのルーズベルト霊の意向を受けて、今回の対話が実現しました。
私たち日本人にとっても思うところのある方ですので、一体どの様な話が伺えるのか、非常に楽しみに今回の対話に臨みました。
■ 第二次世界大戦の真実を広めたい
管理人:
では、まずルーズベルトさんの言いたいことを先に述べて頂いて、それを受けて私から質問させて頂きたいと思います。
ルーズベルト霊:
死んでから長い間、ずっと自分のしてきたことを悔やみ続けてきましたが、悔やんでも仕方がない。
悔やむくらいなら、自分が犯した過ちを繰り返さない為に活動をした方が良いと思うようになったので、今は第二次大戦時の真実を広める為の活動をしています。
管理人:
以上ですか?
ルーズベルト霊:
取りあえず米国を中心に活動しておりますが、いずれは仲間を増やしたり、バラバラに動いている方と合流して、連合軍側であった欧州諸国にも広く伝えるために連携してゆくように務めるつもりです。
そして、カーチス・ルメイ氏を協力者として声を掛けたところ、本人も決心して手伝うという風に気持ちを固めたので、今彼は自分の人生を振り返る作業をしております。
管理人:
取りあえずは以上でしょうか。
では、ここからは質問に答えて頂きたいと思います。
まず、冒頭に「生前行なったことに気づいて、とても悔やんだ」と言うことですが、いつ頃気づかれたのでしょうか。
ルーズベルト霊:
死後に目覚めてから、自分の人生を振り返っている時に、「あぁ、何て事をしてしまったのだろう」と。
死んだ後は視野が広まって、自分のしたことの意味がよく分かるのですが、「自分は戦う必要のない相手と戦う決断をした」と思って、しかもその国の人達を追い詰める形にしてしまったので、とても、とても悔やんだ。
結果的に、自分が大統領であった時ではないにしても、原爆を投下するきっかけを作ってしまったし、やっぱり自分がしたことで世界の秩序を乱したのではないか――もう少し早く安定させることが出来たものを、混乱に導くきっかけになってしまったのではないかという思いがあった。
管理人:
では、それに対して「どうしたらよいか」と考えた結果、今回その様な活動をされる決断をしたと。
それで、既に活動を始められているのでしょうか。
ルーズベルト霊:
そうです。
今は大規模には動けていなくて、別の地域で活動している方は調整中だったり、上手く連携が取れていない状態ですが、私は私で動いています。
管理人:
では、動いていると言うところの、もう少し具体的なところへ踏み込んでいきたいのですが、「第二次世界大戦の真実を伝えたい、広めたい」と言っても、色々なやり方、方法があると思います。
ルーズベルトさんはどの様な方法で働きかけているのでしょうか。
ルーズベルト霊:
どのような方法で…。
管理人:
もしくは、ターゲットとして誰に対してと言うことでも良いのですが。
ルーズベルト霊:
米国国民は、自分達の親や祖父達のしてきたことを、やはり知る必要があると思うので、それが善悪と言うことでは語れないけれども、自分の国が周りの国々に与えた影響はちゃんと理解して欲しいので、今は米国政府に働きかけている。
管理人:
米国政府の…。
霊媒M:
そういう情報を管理しているところではないかな。
管理人:
歴史的な…。
ルーズベルト霊:
まず政府が認めて公開しないことには国民の気持ちが動かないから、そこから正す必要があるように思う。
また、この問題を抱えたままだと取り残されてしまう。
管理人:
「取り残されてしまう」と言うのは何から?
ルーズベルト霊:
時代の流れというのか、米国は戦後から抜け出せない、米国は戦後から前に進めない。
だからやっぱり改めるべきは改めて、ちゃんと新たな気持ちで前に進む。
日本とは今色々あるけれども、関係としてはそんなに悪くはないので、ちゃんと清算をした上で、これからの未来にどういう形で協力してゆくのかを、改めて話し合う必要があるように思う。
管理人:
それでは、今の話の中で、自分が直接行なったわけではないけれども、日本に原爆を落とすきっかけを作ったというお話でしたが、実は以前、日本に原爆を落とした当時の大統領、トルーマンさんの話を伺ったことがありますが、そちらでは実際にお会いになられましたか。
ルーズベルト霊:
核兵器廃絶の運動は、第二次大戦時の真実を知らせる作業と深い関わりがあると思うので、ご挨拶をしてきました。
だからお互いによく知っている。
意思の疎通が取れています。
管理人:
以前トルーマンさんの話を伺った時には、ルーズベルトさんは色々と悩んでいるようだとの話でしたけれども、今は自分なりに踏ん切りがついて、新たな目的に向けて頑張っていきましょうと言うことですね。
では、今私はBlogを利用して、霊界の住人の皆さんの話を、その様な話に関心のある日本国民の皆様に紹介しているのですが、Blogをご覧になっている日本の皆様に向けて、何かコメントとかメッセージはありますか。
ルーズベルト霊:
一時の考えに囚われて決断を下すと大きな過ちを犯すので、時間をおいて考えて見る癖をつけると良いと思います。
これは自分が失敗した経験から、時間をおいてから決断をすることが必要だと感じています。
あと、違う意見を持っている人の言葉にも耳を傾けることには、一人では限界があるので、違う考えを持っている人の意見を聞けるようになると、より良い選択が出来るようになると思います。
管理人:
選択の幅が広がる。
視野が広がると言うことですね。
やはり思い込みで、自分の考えだけで決断してしまうと、後で周りに大きな影響が出てしまうことが――自分の経験の中で、それがとても痛い経験なので。
管理人:
でも、その経験の中から得るものがあったのだから、それはそれでねぇ。
ルーズベルト霊:
だから、一時の感情に流されないで、時間をおいて冷静になってから考える。
違う意見を持っている人の言葉にも、良く耳を傾けるという作業が、これから日本が安定して発展して行く為に必要になって来ると思います。
日本のことわざで『急がば回れ』と言う言葉がありますが、時間を惜しんで大切な工程を飛ばしては、失敗してしまいます。
そういう時こそ、きっちり詰めて事を為すようにしていった方が良いでしょうね。
管理人:
概ね同意ですね。
私たちも常にそうありたいと思います。
では、こちらからは以上ですが、何か付け加えることはありますか。
ルーズベルト霊:
今自分達の手の中にあるものをちゃんと観察して、よく知っておくと、余計なものに目が向かなくなるので、必要以上に周りに求めることをしなくなります。
管理人:
それは、『足を知る』という言葉がありますけれども、そういうことでしょうか。
ルーズベルト霊:
ちょっとニュアンスが違いますね。
自分自身をよく知っておくと、無意味な無い物ねだりをしなくなる。
自分自身をよく知っておくと、必要以上のものをかき集めなくなるので、まずは己を知ることが重要なことのように思います。
(2010年8月11日)
今回の対話の相手、フランクリン・ルーズベルトという方は、私たちの国にとって因縁の人物であり、或いは複雑な思いを抱えた方がおられるかも知れません。
しかし、かつて米国大統領を務めた方が、これまで歪められてきた第二次世界大戦の真実を伝える活動を始めたというのですから、非常に興味深い変化なのではないでしょうか。
当Blogでも、以前から『日本を覆っていた結界が開かれる』と述べ、日本の近代史の見直しが始まると述べて参りましたが、日本の動きに呼応するように、米国でも今後注目すべき動きが徐々に現われてゆくのかも知れません。
また、以前投稿した記事【カーチス・ルメイ霊の言い分】に登場した『カーチス・ルメイ』と名乗る霊が、ルーズベルト霊の活動に協力するべく準備を進めているとのことなのですが、準備が一段落した時点で、再び何らかのコメントを得ることが出来るかも知れません。
【Silvercord】管理人
3 件のコメント:
フランクリン・ルーズベルトの霊にお話を伺ってから暫く経ちましたが、あの頃と比べて、僅かながら状況が変化してきているように感じます。最近は、ケント・ギルバート氏やマイケル・ヨン氏などの米国人の方々も、第二次世界大戦の真実を英語で発信して下さっています。まだ少数派だとは思いますが、日本にとってはありがたい代弁者であり、また米国人の考え方を理解する上での参考にもなり、感謝しています。今現在、ルーズベルト氏の第二次世界大戦の真実を広める活動はどのような状況になっているのか、大変興味があります。ヨーロッパから米国へサタンが移ったとのお話がヨハネの黙示録の中でありましたが、それがどのように活動に響くのか、懸念もしております。
あやめ様
記事【改めて、ご覧の皆様へのお願いと連絡事項】にもあります様に、特定の名を名乗る霊のご指名にはお応えしておりませんので、ご了承下さい。
その上で、匿名のとある霊界の住人の話として、概ね以下のように述べておりました。
基本的には、ヨハネの黙示録を解読する記事で述べた筋道の通りに物事が進んでいますので、「計画通り」というところでしょうか。
中国や韓国が「日本の歴史的な罪」を言い立てる一方、あやめ様のご指摘にもある様に、米国の中からも過去の歴史を見直そうとする流れが始まっています。
もちろん、それは日本にも、そして欧州にも同じ事が言えますが、過去数十年とか、百年程度の、自分の国が辿った歴史について、改めて振り返る良い機会です。
振り返った時にどの様な結論を導き出せるのか、当事国の人々の見識が問われてきます。
黙示録的な言い方をすれば、「根拠のない妄言と、説得力のある根拠を伴った説明のどちらが正しいと判断するのかを、イエスはじっと注視している」のではないでしょうか。
サタンが移った影響という意味では、欧州の人々の方が理解が早く、やや遅れて米国の人々も同様の理解に達することになるでしょう。
管理人さま、霊媒Mさま、そしてお答え頂きました霊界の方、いつもありがとうございます。
先の大戦の戦勝国では、戦後の教育の影響もあると思いますが、第二次世界大戦時の自国の行動に非があるという考え方自体、今までではなかったのではないかと思います。国内を二分するような論争になると思いますが、特に米国は、戦後の歴史修正主義が、国民を誤った道に誘導してしまったように見えるので、早めに国民がそのことに気付くといいなと思います。
どこでどうボタンを掛け違えたかが分かれば、今後の同盟関係がより強固なものになり、お互いに心からの信頼を置く事ができると思います。
そういう意味では、日本側も進んで真実の発信をしていくべきなのかも知れません。
ルーズベルト氏の活動がこのまま順調に進むことを祈念しています。
お答えいただきまして、ありがとうございました。
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