今回はそれに引き続きまして、いよいよ本題に入って参ります。
■ 皆様にとって道標となるような知識を伝えたい
管理人:
では、話を先に進めたいと思います。
実は、橿原神宮を参拝した時に、実はお招きを頂いていたと伺いました。
そして今回霊媒との繋ぎをつけたとのことですので、今回繋ぎをつけられた目的についてお話を伺いたいと思います。
神武天皇霊:
今は世界的に新たな段階に入りつつある時期となっておりまして、その流れに伴って、私たちも今までとは活動内容が変化してくるので、そういった事情もありまして、いつでもお話ししたい時に出来るように、繋がりを作っておきたかったと言うことがございまして、お越し頂きました。
管理人:
ということは、今すぐ霊媒を通じて活動をされる訳ではないと言うことでしょうか。
霊媒M:
直接サポートをしたいというようなことを言っています。
色々な人の話を聞いてそれに答えたり…。
管理人:
それでは、私たちの運営しているBlog(【銀の紐】)がありますが、そこに何か質問が寄せられた時に、お話をして頂けると言うことでしょうか。
霊媒M:
ただし、以前『女系天皇』について取り上げていました(記事【皇位継承の女系容認論について】)が、そういった制度や過去のことに付いてではなくて、今後をどの様に考えていったらよいのだろうかとか、どういうことが役立つだろうかとか、未来に繋げることについて答えたいようです。
場合によっては答えられないこともある様ですが。
管理人:
私たちにとっては協力して頂けると言うことですね。
霊媒M:
そうですね。
管理人:
今、「世界の状況が~」というお話がありましたけれども、今私たちは「霊界と地上界を繋ぐバチカンの拠点開放」に伴う活動の一部に携わっていることになるのですが、それに伴う変化によって、今もそれなりに混乱があるし、これからもしばらくは混乱状態が続くと思いますが、「アドバイスをして頂ける」という形を通して支援をして頂けると言うことでしょうか。
神武天皇霊:
今の時期は霊界側でも大きな動きがあるように、人間の世界にとってもとても大きな変化を伴うものなので、それこそ「世紀が変わる」という程度とは比べられないほど大きな変化があります。
人間の力だけでは限界があるので、その限界を超えない程度で自分たちの力で立って歩いて行けるように――と言うことで、少しでもお役に立てることがあればと思います。
管理人:
今、「人類の限界を超えて~」というお話でしたが、これからの変動・変化の時代を迎えるに当たって、「私たちの力では乗り越えられないのではないか」という事態も、可能性としては想定されるのでしょうか。
神武天皇霊:
力としては備えていても、気持ちがついてこない。
管理人:
これは私の認識ですか、基本的には私たちが乗り越えるものであると。
その中で時と場合によって、神様や霊界の住人の皆様はそれなりの思惑で活動されていると思いますが、それとは別に、私たちは私たちの力で出来る限りの手を尽くして、これからの時代の変化を乗り越えてゆくものだと思っております。
そして、過程の段階でどの様な混乱に見舞われるのかは想像が付きませんが、結果として乗り越えることは出来るだろうと、結構楽観視しております。
神武天皇霊:
力は十分備えているのですが、ここ(御神籤)にも書かれておりますように、心が不安定であるために十分な力が発揮できない可能性があるので、一歩踏み出す気力が保てるように助けになれればと思います。
今は、変化することに抗っている状態が世界の姿だと思いますので、変化の波に乗ろうというように気持ちが動いていけるように。
抗うことによって自らを追い詰めてしまう。
管理人:
言っていることはわかりますが、今の日本の状況を見ていて思うのですが、「変化の波に乗る」と言われてもわからないと思うのですね。
そして、先ほど他の神様との話の中でもありましたが、今までの自分たちの取り組みが、ある方法でこれまでうまくいっていたものが、ある日突然うまくいかなくなってしまったのが現在だと。
そして、うまくいかなくなってしまった理由もわかっているのですよね。
尤も、理由がわからない人もかなりいますけれども。
神武天皇霊:
「今のままではどうにもならなくなった」と言うことに気付くことは出来たのですが、他の方法に考えが向くまでの間が不安定なので、そういった方のお力になれれば。
もう気付いて動き出している人は、自分で何をすればよいのかをわかっている。
管理人:
そういう人は自分のやるべきことがわかっているので、その方の意志と行動に任せると言うことですか。
では、ちょうど今私たちが取り組んでいる【銀の紐】をご覧になっている皆様が対象になると言うことですね。
神武天皇霊:
そこの「一歩踏みだそう」となるまでが産みの苦しみで、気持ちの定まらない時期が続いてしまう。
管理人:
これは私の経験を踏まえてなのですが、色々なアドバイスを受けるのは参考になるのですが、結局傍から何を言われても、それだけではわからない部分はあります。
最終的には自分の経験や、自分自身で観察している中から「これって、そういうことだよね」と気付くしかないのではないかと思います。
神武天皇霊:
それはいいのです。
とにかく、「知らない」と言うことは、何の道標もなくて手探りの状態なので、とても不安なのです。
そこに「もしかしたら、これは何か参考になるのかも知れない」というものが示されているだけでも、その時は理解できなくても、その様な道標的な知識があるだけで全然違います。
だから、伝えられた時は一向に理解できなくても構わないのですよ。
管理人:
それは頭の片隅に残っていますね。
そして「あれ?」と疑問に思った時に、予備知識があるのと無いのとでは全然違いますね。
神武天皇霊:
飛行機が夜に滑走路に着陸する時のことを想像すると、分かり易いですね。
明かりが灯っていないと、道がわからない。
少々脇に逸れてしまったとしても、「違う!」と思ったらまた目安の部分に戻ってくればよい。
上手に使えば、迷って深みに嵌ってしまうことはない。
霊媒M:
凄く繋がり方が強いです。
こんなにスラスラ言葉が出てくる。
管理人:
他の神様は、元々繋がる意図がなかった所を強引にお話を伺っているので、仕方ない部分があると思います。
その点、神武天皇様は繋ぎをつける意図があって、お招き頂きましたので。
霊媒M:
古い時代の方なので、もっと違う雰囲気を想像していたのですが、とても気さくな方です。
とても話しやすいというか、馴染みやすいというか、安心できる。
管理人:
では、これまでにも歴代天皇の方にお話を伺いましたが、霊媒から見てそれぞれの方の印象はいかがですか。
霊媒が受けるイメージの違いは。
霊媒M:
昭和天皇はとても穏やかで、温かみのある雰囲気の方です。
明治天皇は穏やかなのだけれども、凛とした雰囲気のある印象です。
大正天皇はそれほど深く繋がってはいませんので、余りよくわかりません。
それから応神天皇は、男らしいというのか、明治天皇とは違った“キリッとした”感じ。
管理人:
明治天皇とは違った“キリッとした”系と言われても、余りよくわかりませんが。
霊媒M:
それで、多分とても生真面目なタイプではないかと。
そういう雰囲気からすると、(神武天皇は)かなり気さくなイメージ。
管理人:
では、どちらかというとお友達感覚に近い?
霊媒M:
感覚としてはお友達ではないのだけど、初めて会ったのに、昔からよく面倒を見てくれていたおじさんとか、そういう印象を受ける。
だから、多分他の人もこれを感じ取れたら、天皇陛下に対するイメージが変わってしまうと思いますよ。
もっと身近に感じると思う。
そんな『崇め奉る』というのではなくて、もっと身近に感じると思う。
管理人:
それは私も、以前武蔵野陵を訪ねた時に『昭和天皇』と名乗る霊の話を伺いましたが、その時から「天皇陛下を崇め奉る人が一部にいるけれども、それはちょっと違うな」と思います。
(中略)
霊媒M:
(神武天皇霊は)とても人間的な感覚を持っていながら、人間を超越している。
そういう感情的な部分が豊かで、表現も豊かなのだけど、人間を超越している。
そういう感情を超越している存在。
管理人:
感情を完全にコントロールしていると言うことですね。
今ふと思ったのだけど、今生きている人間にとって、「そうあったらいいな、そうありたいな」と目指す目標のような感じでしょうか。
霊媒M:
確かに。
凄く近づきやすい、触れやすい、声を掛けやすい。
でも、自分よりも遙かに大きい存在。
とても成熟しているのだけど、距離を感じさせない。
気さくと言ったのはそういうことですね。
本当だったら相容れないほどかけ離れている存在なのに、その距離を感じさせない。
管理人:
ちょっと余談になってしまいましたが、神武天皇様のお話に戻りたいと思います。
霊媒はその様に言っております。
私には霊媒能力がないので、ちょっとわからないのですが。
神武天皇霊:
皆様のことを我が子とのように感じて、接することが出来ないと、この様な役目は務まらないのですよ。
自分の感情を優先してしまう様な状態だと、霊自体が自分の成長にしか関心が持てないから、もし生まれてくるとしたら、今あなた方がおられる地上界とか、それ以外でも似たような世界に生まれてきて学ぼうとするでしょう。
知らないから、知りたいと思います。
もう知っている私たちは、それとは別のことに関心がある。
その関心事を学ぶ為に、人間と接する環境を選ぶ。
管理人:
ちょっと、その関心事とは何なのかがわかりませんが。
神武天皇霊:
これは、この世界の価値観では説明仕切れないから…。
管理人:
私たちの理解の限界を超えてしまっていると言うことですね。
神武天皇霊:
だから、詳しいことはお話出来ないのですが。
(2010年9月24日)
(【『神武天皇』と名乗る霊の目的(その2)】へつづく)
霊媒が「とても気さくな方だ」と、『神武天皇』と名乗る霊についての感想を述べておりますが、つい話が長引いてしまいました。
続きは次回の投稿とさせて頂きたいと思います。
【Silvercord】管理人
2 件のコメント:
こんばんは。
神武天皇の霊からのメッセージを読んでいて、ふと、今年の3月に鶴岡八幡宮に招かれていただいた、応神天皇の霊からのメッセージを読み直しました。あの一連は、今再び読み直すと改めて合点がいきます。
政権が変わり、いろいろな不利益、余計な心労や具体的な負担が一層増えてしまっている感のある昨今ですが、体内に膿をもったままでやっていくのには限界があります。きちんと根本的に治さないといけないのだな・・・と自分の身体のこともからめて考えています。(苦笑)
baseheat様
「皆様が苦悩するような事態が起きるという事は、成長の兆しが見えていると判断する」と、『神武天皇』と名乗る霊が述べておりますが、現在はまさにその時期であると思います。
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